富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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富野由悠季2017年上海コミコン質疑応答 全68問

2017/11/09 23:19|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季2017年上海コミコン質疑応答 全68問
 『機動戦士ガンダム』などで著名なアニメ監督である富野由悠季氏は、先月10月6日・7日の二日に、中国・上海にて行われた2017上海コミコンに参加しましたが、普段お目にかかれない富野監督というスペシャルゲストの登場で、会場は大盛況でした。

 特に、元々予定された講演が、監督による鶴の一声で、すべての時間を質疑応答に当てられるため、現場のファンから次々熱烈な質問が挙げられました。二日の間、ファンミーティングおよびプレス取材が合わせて4時間弱という時間の中、富野監督は全部68個の質問を受けていました。これは日本でもなかなか無かったものです。



富野由悠季総監督の講演会&サイン会も大盛況!ポップカルチャーの祭典「上海コミコン」がスタート! | GUNDAM.INFO | 公式ガンダム情報ポータルサイト

講演会は、普段なかなか聞くことのできない話をダイレクトに聴講できる貴重な機会とあって、現地のファンで大盛況。日本語での質問も多数飛んだほか、『Gのレコンギスタ』への熱い要望も。様々な質問に真摯に答える監督の言葉に、会場からは拍手が湧き起った。






 そんな中国ならではの盛況を、日本の皆様にも知りたくて、中国ファンがまとめてくださったレポート、断片的な映像を元に、その内容を翻訳して再現を試みました。以下はその質疑応答の内容です。

 なお、読む前にお伝えしたいのは、以下の内容はあくまでも「中国ファンが中国語でまとめたレポートの日本語への翻訳」というものですので、大まかな正確性は保障できるものの、細かいニュアンスに関しては、実際の発言とは異なる可能性があります

 さらに、一部の質問応答には多少敏感な話が含まれていますが、それらについて、ここでは私個人の自主判断で省きます。ご自分で探してください。どうかご理解ください。

 それでは、スタートです。


(PART1:質問応答会10/6 13:45~15:45)

ニーハオ。
ようやく上海に訪ねることができました。本当にありがとうございます。皆様のおかげです。
一番初めに、ちょっとだけお話をさせてください。
ぼくは、皆様が生まれる前から、20数年間、毎日こういう仕事を日本国の偉い人たちに納得させるために、一生懸命にがんばってきました。なぜならば、職業として認められていないような仕事でしたからです。そして、機動戦士ガンダムという作品は40年前ですが、その時でも職業として認められていませんでしたので、そうですね、10年くらいは本当に貧しい生活をしました。
ただ、その頃で、アメリカのLAでSF大会のようなものが行われるようになって、コスプレみたいなものが行われるようになっていました。その景色を見て、とても羨ましく思いました。
ですから、今日ここにいらした皆様方がこのような景色を見るのは当たり前なものだと思っていますが、僕にしてみれば、とても羨ましく思います。
一番羨ましく思ったのは、日本人のコスプレというのはアニメにあまり似合わないものなんですが、こちらの皆様方のはものすごく格好になっているのは、腹が立つくらい羨ましく思っています(笑)。
これ以降は年寄りが話してもしょうがないと思いますので、皆様の質問を答えるという形でここからの時間を……行きたいと思っています。


Q01:
(自主判断により省きます)


Q02:
監督の作品では、主人公の両親は大抵一定の社会地位のある人たちです。また劇中ではよく親と子の衝突が出てきますが、なぜこのような設定をしたんでしょうか。
A:
いくつかの理由があります。まず、①このような設定はドラマ上の衝突を描きやすいです。それから、②社会通念上、ある程度の社会地位に付いている人間から通して、より社会全体の構造を示しやすいです。それと、③アニメを見ている視聴者は子供たちだけでなく、その親も見るかもしれませんので、親たちに作品の中に描かれたドラマの衝突を見せれば、大人たちも何か感じることがあるかもしれません。皆様にわかっていただきたいのは、親というものは往々にして子供たちの将来の道を決めたがるものですが、子供たちは必ずしもそのレールに沿って歩いてくれるとは限りません。ですから教育的な意味で、そのようなドラマ構造も興味深いと言えます。


Q03:
監督がアニメを作る時、まず主人公を混乱な状況に放り込んでから、断片的な情報を使い、物語の世界観における設定や衝突を少しすつ述べる手法をよく取っていますが、これは制作開始前から構想したストーリーテリングなんですか?監督はいかにして大きな世界観の中から、観客を引き付ける物語のスタートを考えるのですか?
A:
なぜ断片的なストーリーテリングを使うというと、自分を含めて、ほとんどの人は世界に対して表面的な認識しか持っていないからです。人間は、神の視角で世界の隅から隅まで見ることができないと思っています。
正直言いますと、今まで何十年のキャリアでは、最初に作った設定をスポンサーの意見によって改変され、物語のテーマを変更を追い込まれたというような状況は、たくさんありました。この場を借りて、商売の都合でイメージを変更させられたキャラクターに対してお詫びします。まさにそのために、10年、20年を経っても、今のような質問が出てくると思っています。しかし、ある意味、このような合作行為があったからこそ、作品がこうして生き延びることが出来たといえるかもしれません。
作り手にとっては、スポンサーからのプレッシャーで設定やストーリーを変更せざるを得ないのは、確かに敗北感があります。しかし、それは完全な失敗とは言い切れません。一人の視野には限りがありますので、アニメのような多くの人が力を合わせて作る創作では、そのような考え方のぶつかり合いは、自分の視野を広めることができますし、ある意味、自分にとって今後の精神の糧にもなると思っております。


Q04:
アニメの作り手として、もっとも大切なものはなんですか?あるいは、アニメの作り手になるには、どんな素養が必要ですか?
A:先程話していた通り、自分の視野を広げることはとても大事です。もちろん、初心を忘れず、自分の好きなものと視点を堅持するのは正しいことですが、物作りにおいては、学ぶこと、そして嫌いなものやディテールを適応・把握するのも非常に重要なことです。


Q05:
周りの人たちにGレコ、ロボットアニメを薦めていますが、よくロボットアニメはすでに時代遅れだといわれています。このような意見について言いたいことはありますか?
A:
ロボットアニメのすばらしさが分からない人たちに言える言葉は、僕にはありません。もしかしたら、5年後、10年後、その人たちは今よりGレコを理解できるようになるかもしれません。それが僕がここ2年間Gレコの劇場版に作っている理由でもあります。この作品はより多くの人に理解してもらいたいと思っております。


Q06:
中国の一部のメディアでは、放送当時Gレコを「Gの復国運動(国土回復運動)」と訳していましたが、それについて我々は到底納得できませんでした。「Gのレコンギスタ」というタイトルは一体どういう意味が含まれているのでしょうか。また、レコンギスタを漢字に表すと、どんな意味になりますか?そもそもレコンキスタとレコンギスタの違いとは?
A:
仰ったような翻訳がまったく間違っている、とは思っていません。宇宙世紀を経験した人類にとっては、千年も経てば、彼らにとって地球は自分の母国だというふうに思っていますので、「復国運動」に訳すのも、特にいけないわけではないと思います。現実からいうと、現在我々の経済体系は広い面でいうと、地球そのものを資源を搾取しているだけですが、Gレコはまさにこのように、今までのガンダムと違って、宇宙世紀の千年後の世界を描く物語なんです。


Q07:
Gレコの最後では、クリム・ニックは大統領の息子として、父を殺した行為をしましが、その原因については特に説明されていません。そのような異常ともいえる関係は、アニメにおいては適切な表現だと思っているのでしょうか。
A:
個人的にいいと思っています。アニメというものは不思議で、そのような表現でも一般大衆には受け入れられると思っております。


Q08:
1970年代の初め、『海のトリトン』を作るとき、原作に対して大きな変更をしたのはなぜでしょうか。
A:
『海のトリトン』は、原作がそれほど面白くなかったんです。しかも、原作はテレビアニメに不向きなお話でした。それに対し、映画版が最終的に過激な物語に仕上げられていたことに関しては、確かに責任があると感じました。当時、マジンガーZのようなアニメの題材の過激さもしくはデビルマンのようなストーリーには、確実に影響を受けました。

Q09:
Gレコの「クンタラ」はいったいなんでしょう。
A:
申し訳ないですが、これは人種問題に関わりますので、お返事を控えさせていただきます。


Q10:
近年では艦コレなどといったメカ娘のような題材の作品は、アニメ・ゲーム・小説に問わずにヒットしています。この現象に関して、監督はどう見ていますか?将来はこれに類する作品の制作に関わる意欲がありますか?
A:
個人的にいえば、そのような題材は好きではありません。が、そのジャンルの作品を作る可能性を否定しません。メカ、美女、野獣など、いろんな違う要素をミックスして表現するのは、昔からエンターテイメントの基本ですから、これからも続くのでしょう。


Q11:
製作側から一切干渉を受けないとしたら、Gレコの制作後、どんな作品を作りたいですか?たとえばガンダムF91とか、クロスボーンガンダムとか。
A:
申し訳ないですが、Gレコ劇場版の制作だけで、今の自分にとって精一杯なので、Gレコ劇場版の後はしばらく新作ガンダムを作る気がありません。


Q12:
逆襲のシャアという作品について、監督の心の中ではどういう地位を占めているようなものですか?
A:
困惑と感激、それとこの英雄叙事詩的なシリーズを完結させなければならない遺憾など、いろんな気持ちが入り混じっている作品です。


Q13:
振り返ってみると、日本のロボットアニメは大抵戦争の物語という形で展開されていますが、これは日本の文化と関係ありますか?
A:
それは文化と関係ない話で、理由は簡単です。アニメ業界、特に日本のロボットアニメのスタッフは、私を含めて能力が足りないからです。昔、ロボットアニメを制作する時、戦闘のシーンが無ければスポンサーと交渉できないと、我々はずっと恐れていました。


Q14:
監督はいろんな個性を持つ主人公を作りましたが、ご自分が好きな個性というのは?
A:
好みは特にありません。常にいろんな個性を持つキャラクターを作れるように頑張っております。


Q15:
(自主判断により省きます)


Q16:
アニメ監督として、ここ数十年のキャリアの中で、私たちに教えて頂けるような心構えがありますか?
A:
特別なものはありません。ただ、私程度の有名になるには、やはり運も重要だと思っております。もちろん、そのような運にめぐり合わせるためにも、毎日努力しなければばりません。


Q17:
(自主判断により省きます)


Q18:
自分の作品のなかでは、監督が一番好きなのはどの作品ですか?
A:
こういう質問には答えられません。というのは、作っている時にはいつも一番だと思って作っています。作り終わった時に、こういうふうにしか作れなかったという反省しか残りませんので、こういう個人的に一番、というものはあまりありませんし、ファンに向かって喋ってはいけないことだと思っていますので、言いません。


Q19:
日本のアニメ、特にオリジナルアニメが大衆に受け入れられてきた歴史および現状に対してどう思いますか?ご自分に何かの願望がありますか?
A:
僕の願望は宮崎駿監督に勝つことです。これは半分くらい本気な話です。


Q20:
Gレコのテレビ版ではニュータイプの描写は少ししか出てきませんでしたが、劇場版にはもっと出ますか?
A:
えっと、その質問はあまり答えたくないけれども(笑)、むしろニュータイプの話は消えると思います。というのもニュータイプのことを考えるのをやめたからです。もう40年過ぎた今でも、人類はニュータイプになれなかったんです。


Q21:
近年、3D技術はアニメ業界ではどんどん使われますが、この傾向について監督は作り手としてどう思いますか?
A:
試しに接触したこともありますが、少なくとも僕の場合は基本的に手書きをベースにしております。3D技術の持っている、実をいうと映像的にとても危険な問題があって、あまりにも自由に映像を作れるために、絵が動画になっているかどうかかなり怪しい作品が一杯出ていますので、3Dで作ることは僕自身には疑問があります。


Q22:
将来に自由にファーストガンダムのリメイクを作れる機会があれば、監督は設定などを修正するのですか。
A:
機動戦士ガンダムについて40年を過ぎているからといって、付け加える必要性があるのか、という作り直す必要があるかについては、あるとは思っていません。技術的な問題として、多少手直ししないといけないのがあるということも認めます。認めますが、作品というものがすごいと思えるのは、作品が一度作り手から離れてしまいますと、やはり独立な存在になります。作り手であっても、もう勝手に作り直していいというものではないと思います。機動戦士ガンダムはその程度の作品ですが、作り直してはいけないじゃないのと思っております。


Q23:
ガンダムオリジンについてどう思いますか?
A:
オリジンは作品として知っていますが、僕にはよくわかりませんから、見ることができないです。


Q24:
Gレコが完結したら、ガンダムじゃないオリジナル新作を作る予定がありますか?ガイア・ギアはアニメ化する可能性がありますか?
A:
先ほど上げた作品のアニメ化はないと思います。そして次の仕事があるかについては、ありそう、という形でしかいえません。制作するための出資が手に入れられるかどうかが本当に分かりませんので、フリーランスとしてはなにも言えません。ただし、今後少なくもう一本作りたいなぁという思いは、そりゃあります。


Q25:
いかにして∀ガンダムの企画を考え出したんでしょうか。
A:
ターンエーというタイトルを思いついたのは、理工系出身じゃない自分にとって大発見です。∀という記号がすべてという意味の数学の記号なんです。今までのすべてのガンダムを包むような作品を作りたいと考えました。ターンエーに関しては、ターンエーガンダムはターンエーガンダムになったんだろうかというと、実をいうとちょっと狭い作品にしてしまった反省がありますが、未だに多くの人に愛されていることに関しては、とても嬉しく思います。


Q26:
ガンダムシリーズでは、大人と、子供と、両者の間の関係を描く話がたくさん出ていますが、日本アニメの大人と子供に関する描き方についてどう思いますか?
A:
Gレコの前に僕じゃない人の作ったガンダム作品はすでにいろいろありますが、大人向けのガンダムというものは、ある意味「アニメを作る」ということから偏っているのではないかと思っております。先ほどニュータイプの話が出てきましたが、その言葉を作ってから40年に経っても、やはり人類は革新しないという事実もありました。そしてターンエーガンダムを作ったときは、20年以来全部のガンダムを総括したと思ってやったわけですが、失敗しました。
つまり、自分が大人になってから、ニュータイプ的な革新があるとは思えなくなった。そういう覚悟もありますので、Gのレコンギスタを作るのにあたって、どうしょうかと考えた結果、ガンダムワールドの時間を千年飛ばすということを考えました。つまり一度地球というものはもう人類が使えなくなるくらいに荒れた星なんだ、だけどそこから再生する人類がいたんじゃないかというふうに設定した時に、今までのガンダムと違うものが作れるんだろう、と。現代社会に起きた様々な問題を解決するには、現在の大人というものがしても間に合わないじゃないかと思っていますので、子供たちに分かってもらいたい、今の我々の地球の問題を考えてほしいと思って、子供向けの作品にしたわけです。
皆様方は大人になった、大人になりつつあるのですが、現状を皆様の世代で全部解決するとは思えません。だから、それを描くために、1000年後のことを描きながら、現在の問題点を過剰的に並べたというふうに思っています。だから!Gのレコンギスタを見てくれた皆様方のお子さんたちが「なんだ、この変なアニメなんだよね。何が問題なのだろう」と考えながら、現在の問題を解決していくという願いを込めたのは、Gのレコンギスタという作品だと思っています。


Q27:
富野先生は作品のテーマソングのための作詞をよく行われておりますが、僕の一番好きなガンダムの歌はTM NETWORKの「BEYOND THE TIME」です。作詞は小室みつ子先生ですが、その歌詞は監督が決めたものだとインターネットに書かれています。これは本当のことなのでしょうか。また、「逆襲のシャア」は本編では恋愛に関してそれほど描かれていなかったものの、テーマ曲には「YOU BELONG TO ME」や「I BELONG TO YOU」など曖昧な関係を匂わす台詞がたくさん出ています。ここでの私とあなたはアムロとシャアのことですか?
A:
違う違う(笑)! 当時の小室哲哉さんはすでにヒットメーカーでしたので、こちらの意見なんて聞くわけがありません。先ほど仰った内容は、半分くらいは嘘です。


Q28:
あらゆる外の制約がないとすると、一番素敵なガンダムはどれだと思いますか?
A:
1/1ガンダム立像のファーストガンダムです。


Q29:
監督のいろんな作品にはマスクしているライバルが出てきますが、それはなぜですか?
A:
40年前に、安彦というやつが勝手にシャアにマスクをつけた上、絶対キャラクターデザインを変えてくれなかったからです。その後、マスクをしていないキャラも作っていましたが、エンターテイメントというのは不思議で、マスクをしているほうが分かりやすいですので、今はとても好きです。


Q30:
Zガンダム劇場版の時、シャアのダカール演説などといった重要なシーンは削られましたが、それはなぜですか?Gレコ劇場版には同じようなことがありますか?
A:
申し訳ないですが、時間制限のある映像作品では、監督としては取捨をしなければなりません。取捨においてはえり好みをしないつもりだったんですが、その結果は皆様のご覧の通りです。なお、Gレコの劇場版では、重要なストーリーが削られるような状況は起きません。


Q31:
ガンダムZZや∀ガンダムなどの作品では、男性の主人公が女装をする描写が出てきますが、それは監督の趣味ですか?
A:
正直申し上げますと、女装という行為は大好きで、僕自身も女装をしたことがあります。これに関しては、誰の指図も受けません!(笑)


Q32:
監督の作品では、いろんな女性が描かれています。女性に対する見方は、年齢の変化とともに変わるものですか?70歳以降、女性に対しては何か新しい理解や認識がありますか?
A:
基本的に、アニメに限らない話ですけれども、特にアニメ的な作品では女性というものを極めてステロタイプに描かれているのは腹が立っているので、本当に意識して、いろいろなタイプの女性を描くことに心がけました。そして70歳を過ぎてから、女性に対する新しい発見は基本的にありませんが、僕本人は女性の持つ多様性、対応性、それから男性に比べて感性が強いということに、やっぱり男性としては理解できないけれども、とても好きなのです。


Q33:
Zガンダムの劇場版のラストはテレビとだいぶ違いますが、当時はこうした変更ではZZの物語上の繋がりとの矛盾を考えたことがありますか?
A:
申し訳ないですが、そこまでは考えていませんでした。


Q34:
Gレコはこの前にTVシリーズのほか、Gセルフとユニコーン3号機と戦うといった、長さ9分のプロモーションアニメがありました。そのアニメが制作された理由とは?
A:
もちろん、販促のためです。見ればわかるでしょ?(笑)


Q35:
ガンプラやロボットのプラモは単体のほうか、それともジオラマのほうが好きですか?
A:
直接お答えできないのは、プラモデルの歴史を知っている年齢ですので、40、50年前のミリタリープラモデルでも同じようなレベルの、つまりオリジナルキャラものを作れるようになってほしいなと願ってきた人間です。ですから、ガンダムのプラモデルのようなものが出て来ることに関しては、個人的に嬉しく思っています。ですから、現代のモデル、つまりフィギュアはどうもミニチュアモデルとしては完成度がだいたい出来上がってしまったので、これ以上の仕上げは必要だと思っていないという立場です。
勿論、ジオラマを作りたい気持ちはよく分かるつもりですが、長い歴史を持つ日本の鉄道模型の界隈を見れば分かるとおり、あの人たちにとって複雑な模型を作ることは、年齢の成長や結婚を経て、そのような行為自体は、日常生活を地獄にするような体験になるしかないと思います。


Q36:
監督の今までの作品は、だいたい正統派のスペース・オペラに分類されていますが、近年の人工知能の急激的発展は、社会でも広い討論になっています。便利だと指摘する一方もあれば、脅威だと説いている意見もありますが、監督はAI産業の進歩についてどう思いますか?その題材を与えられたら、どう作りますか?
A:
IT産業の進化については、聞き及んでいます。ただ、今の僕にはそのような時代が来るのを想像できません。ただ、今言えるのは、技術の進歩は必ずしも人類全体の幸福に寄与するわけではないです。僕が考えているのは、主に資源の有限性とマクロ経済の運営の間の矛盾ですから、千年後の人類が地球を再興するGレコという作品を描いたわけです。


Q37:
人と人のわかり合いはどこまで進化できると思いますか?
A:
申し訳ないですが、これに関しては、皆様の世代ではまだ無理だと思っております。それはとても残念なことですが、50年、100年以後の世代はどこまでやってくれるかを、見せてもらいましょう。


Q38:
まだ中国に来てくださいますか?
A:
生きていれば、機会があれば訪れたいと思っています(笑)。


(PART2:プレス取材10/7午前の部)

Q39:
監督のロボットアニメでは、ロボットは人が乗って操縦するものですが、AI搭載自律型ロボットが出るようなロボットアニメを作りたいと考えたことがありますか。
A:
今までの日本のロボットアニメは、大半は人間が操縦するものです。自律型ロボットの出現は果たしてどこまで進歩といえるかどうかについて、まだ見極めないといけない問題だと思っています。


Q40:
最近のガンダムシリーズの新作は大抵シリアスもしくは悲劇を題材にしていますが、一般観客はそれほど興味を示してくれませんでした。このような変化について、監督はこれからどう対応するのでしょうか。時代の流れに追うか、それともこれからも反戦を題材とする作品を作りますか?
A:
ここ10数年のガンダムのアニメに関して、私は基本的に参加していませんので、評論することができません。では、自分が作れる新しい作品はどういうものかと考えて、Gのレコンギスタを作ったんです。Gレコが最終的にガンダムにつけたのは、ビジネスの思惑です。ですから、Gレコは最近10数年の他人の作ったガンダムとはかなり違います。今日ここで、この会場にいる若者の皆様を見て、改めて伝えたいのは、私はもう過去の人間です。しかし、皆様はまだ若いですから、皆様の中からは、未来の役に立つ創作者が出て欲しいと思っております。これをあらかじめ伝えないと、Gレコを理解するのはとても難しいと思います。
それともう一つ、先ほど話した内容について、皆様には分かって頂きたいのは、日本のアニメの歴史はすでに50年を越え、当時と今に比べて、状況はすでに大きく変わっています。ですから過去の状況をよく知っていた僕にとっては、今のアニメはまさに宇宙人のような不思議なものに映っています。そういう意味では、今の自分はアニメの作り手としては果たして及第しているかどうか、自分でも多少疑念を抱いています。これからの話も、以上を踏まえて回答させて頂きます。


Q41:
虫プロに入って、手塚治虫先生から受けた一番大きい影響とは?
A:
50年前、虫プロに入って仕事を始めた時に学んだのは、手塚治虫はアニメーションをわかっていない人間ということです。しかしながら、いかにストーリーを創作する、そして創作において自由度に関しては、確実に手塚先生から教われました。


Q42:
ファーストガンダムに触れたことのない若い観客は多くありますが、このような人たち――特に日本の観客にとって、Gレコのストーリーは受け入れやすいものですか。
A:
日本の若い人にとって、Gのレコンギスタはそんなに受け入れやすいものではなく、難しい作品のようです。また、今までのガンダムファンにとってもまったく違う作品であるため、やはり受けやすくなかった。しかしながら、逆に今までのガンダムに詳しくない若者の一部の間から評価され始めているらしいという感触を、おおよそ1年前から感じております。


Q43:
昔、『宇宙戦艦ヤマト』の劇場版が上映された時、人々は徹夜でチケットを購入していたと聞きました。実際に当時を経験した者として、当時そのような話を聞かされた時、どんな気持ちだったんでしょうか。また、その後のガンダムの制作について、何か影響がありましたか?
A:
その時、アニメは完全に青少年に受け入れ、新しい市場がようやく開いてくれたと感じました。あの頃はすでにファーストガンダムの制作が始まった頃で、時代の流れとしてはとてもいいものだと思いました。そして、ファーストを作るとき、意識的にヤマトと違い、ヤマトほど日本人のポピュリズムに迎合しない作品を作ろうと考えました。しかし具体的な影響となると、それはまた難しい話だと思っています。


Q44:
未来については、これから管理すべき、もしくは期待できるものがありますか?
A:
未来の世界を想像するには、現代人の持つ「管理」という概念だけで見るのは、少々視野狭窄だと思いませんか。つまり、今日までの物差しで未来を測るのは、あまり上手なことではないと思っております。ガンダムシリーズの言葉でいうと、それがオールドタイプ的な考え方に留まっていると思いませんか。
ただ、そうはいっても、管理する必要はないとは言っていません。地球という惑星には限界があるため、その上に生きながら搾取する我々にとっては、すでに地球全体を管理しなければならない時代に入ってきていると思っております。そういう意味での管理は、一番大事なのは人口への削減です。そうは言いつつ、今の日本でも2050年くらいになっても、今の日本人は半分以上生きています。こういうマクロ的視点での高齢化社会は、やはり今一番緊迫の人口削減の課題とは、根本的な矛盾を抱えています。でも、今の我々はこういう矛盾を解決する方法論を持っていますか?
こうしたように、過去のガンダムシリーズの方法論で作ると、出てきた作品は、いろんな現実問題を孕んでいるような頭痛くなる内容になるしかないです。それに関して、僕自身もやはり自覚がありますので、先程も、果たして私のような人間は今日みたいな会場に来るべきかについて、やはり考えました。ここは純粋にエンターテイメントを享受する場所だと思っていますので、先程話していた非常に現実的な話題は、ここで話すのは相応しくないと思っております。


Q45:
歴史に名を残るアニメには、どんな要素が必要なのでしょうか。
A:
アニメは娯楽媒体であることを考えると、面白ければいいという言い方があります。どんなジャンルの作品は歴史に名を残るかに関しては、やはり面白ければいいわけですが、ではどんな面白さが必要か? それは説明できるものではありませんので、答えられません。


Q46:
ガンダムが作られてから、いまだに愛されている原因を教えてください。
A:
私が分かるわけないでしょ(笑)! 僕はガンダムシリーズを作った一番の当事者ですが、ここにいる皆様には、どうして今日は私なんかへ取材のためにここに集まってくれたと、逆にお聞きしたいくらいです。


Q47:
ファーストガンダム上映の際、新宿駅の前で2万人の観客に向かって「新世紀アニメ宣言」をした富野監督ですが、当時のご心境はいかが?
A:
正直、そういったビジネス先行のイベントには、とても嫌悪感を持っていました。つまり、商売のためにあれくらいのファンを集めたことに関しては、ものすごく抵抗感があって、とにかく怒りました。とはいえ、こちらもアマチュアではなかったため、司会の進行の下で、「新世紀アニメ宣言」をしました。やはり、自分が道化だと感じましたね。ただ、そうはいっても、今の皆様のように集まってくれた当時の若い人たちが、新宿駅という極めて公的な場で、あのようなイベントをやってくれたという事実に関しては、今でもすごく感激しています。当時は、このようなファンたちは、時代変化の最先端にいた世代だろうと思いました。そういう意味では、当時の自分が道化を演じようと、あのような光景を見せてくれた2万人のファンに対しては、ものすごくありがたく思っております。だから、今日のこのような場面もそうです。上海という大都会でこのようなイベントをやって、皆様のような若い人たちがここに集まってくれたのは、やはり時代が変わったと実感させられました。これはとてもいいことです。皆様の今の年齢は、40年前新宿駅に集まってくれた若者たちとはちっとも変わっていません。しかし、日本と違うのは、上海、そして7年前の北京では、アニメはいまだに広い意味的に大衆に受け入れられているわけではなく、皆様のような一定の知性を持っている人たちに支持されているわけです。果たして、そのような時代はいつか来るんだろうか?


Q48:
富野監督はご著作の『映像の原則』では、アニメ制作においては、強すぎるアニメーターも弱すぎるアニメーターもあってはいけないと述べられていましたが、今までのアニメキャリアにおいては、長浜忠夫氏もしくは板野一郎氏といった天才アニメーターたちとはどうやって仕事してきたんでしょうか。
A:これはとても難しい質問です。アニメの原画アニメーターは、いわば実写映画の俳優にあたる存在です。いかに才能を発揮させるのは、永遠の課題といえます。演出家やプロデューサーにとって、いかに適切なアニメーターを集め、チームとして統合させるのは非常に難しいことです。そういう意味では、個性のある声優やアニメーター、デザイナーは、私にとってはとても素敵な存在だと思っています。アニメ作品を作る時、いかに個性のある人の才能を引き出しつつ、ひとつに纏め上げるのはとても難しいことですが、逆に、アニメや映画というジャンルでは、纏め上げる状況次第でいくらでも違う作品を作ることができる、という考え方もあります。作品というものは時折予想以上の効果を生むものです。そういう意味では、スタジオの中だけでも話せることがいっぱいありますし、そういう視点から見ると、今後の制作に役に立つ方法を見つけ出せるかもしれません。


Q49:
(自主判断により省きます)


Q50:
一般的に、個性がありすぎる作品は、ファン以外の観客にも広められることが難しいと思われます。今の観客の審美眼は、Zガンダムの時代に比べて、どんな変化があったと思いますか?
A:
皆様には気をつけて頂きたいのは、今の皆様はまさにその日本アニメの観客なんです。皆様の世代というのは、小さい頃からアニメに触れて、何の違和感もなく、そのまま大人になったものなんです。これは必ずしもいい方向に進んでいると言えるわけではありません。社会性という意味では、問題を抱えている世代を産んでしまったのではないかと、いつも心配しています。ですから、先程壇上で言っていたように、もうこれ以上好きなものだけを追うのはやめてください。もっとたくさんのことを見て、学んでください。これはとても大切なことです。


Q51:
少し前に、監督のお孫様は『ラブライブ』がお気に入りというニュースがありましたし、監督ご自身も作品について評価しているようです。日常生活では、お孫様に自分はガンダムシリーズの監督と伝えたことがありますか?また、ご自分の監督したガンダム作品を見せますか?
A:
そんなことを言った覚えはありませんよ(笑)。ガンダムは知らないと思います。しかし、それでいいと思います。私程度のアニメ制作者は、常に自分の作品を数千万人が見てくれると期待していますが、それができませんので、それについてはいつも悔しく思っています。悔しく思っているからこそ、この年になっても、アニメを作っています。そういう意味では、アニメという媒体がようやく大衆に認められていることについては、とても感激だと思っております。


(PART3:質問応答会10/7 11:00~11:30)

Q52:
いろんなガンダム関係のアニメやゲームでは、アムロとシャアの関係が描かれていますが、この二人の関係は親友といえると思いますか?ララァとこの二人の関係について、今の監督はどう見ていますか?
A:
確かに、これらのキャラクターは僕が作り出したものです。常にいろんなキャラクターを作るように心がけている僕にとっては、このようなキャラクターを作れたことに対しては、とても満足していますし、感謝もしています。しかし、作品が完成した瞬間、フィクションのキャラだろうと、独自な主体性を持つようになると認めざるを得ません。ですから監督であっても、あの三人の今の関係についてはよく知りません。「千人の読者があっての千個のハムレットだ」という言葉があるように、皆様には個人の理解に留めていただければいいと思います。


Q53:
監督は女性主人公の作品を作ると考えたことがありますか?男女の間の恋愛話じゃなくても。
A:
ファーストガンダム以前は、そのような経験がありました(注:『ラ・セーヌの星』のこと?)。男性として、男の意識を持ちながら、ドラマを通して女性主人公ものを作られるのは、作り手としての性能だと思っております。そうはいっても、40年間もロボットアニメをやってきた演出家として、女性を主人公とする恋愛ものを描ける才能が、自分には足りているとは思っていません。そういう意味では、確かに敗北感を感じました。男女の間じゃないラブストーリーに関しては、それはあまりにも深い話題であるため、ここでお答えできません。


Q54:
監督は過去のインタビューでは、アニメの作り手は大衆に向けて、露骨すぎる形で自分の思いを押し付けてはいけないと仰られました。しかしながら、監督とは同時代の演出家であり、サンライズでの同僚である高橋良輔監督はそのへんについて、やはり富野監督とは違う方法論を取っております。そのへんの差異については、監督はどう思いますか?私見ですが、たとえば『ガサラキ』と「Gレコ」は、ストーリーテリングにおいては一致する所が多く見かけると思いますけど。
A:
申し訳ないですが、この質問はあまりにも複雑ですので、ここで返答を控えさせていただきます。


Q55:
監督は将来ほかのジャンルのアニメを作る予定がありますか?
A:
申し訳ないですが、これは答えられません。40年間もロボットアニメを作ってきた身として、他のジャンルのアニメを上手く作れるとは思っていません。


Q56:
監督のお歳を考えて、ご自分の後継者を指名するつもりはありますか?たとえば創作の理念、あるいは演出・コンテの技法において、とか。
A:
申し訳ないですが、それはどうしょうもないことです。今までは確かに何人かに期待していましたが、やっぱりそのような人はついに現れませんでした。結論からいえば、アニメ監督や演出家の創作における理念や技法といったものは、あくまで一代限りの産物でしかないかもしれません。


Q57:
第二次世界大戦以降の日本の文芸作品では、ゴジラやガンダムなどの巨大存在が現れるようになっていましたが、そのような巨大な存在への憧れは、日本戦後数十年の大衆文化を貫いたと言えます。創作者として、監督はこの現象についてどう思いますか?
A:
日本は多神教の国家であると同時に、昔から多くの日本人が仏教を信じて、たくさんの大仏像を作ってきました。ですから今の質問はおそらく民族性における心理と関わる話で、僕も日本人ですから、ものを作る時はもちろん自分の心に従ています。


Q58:
(自主判断により省きます)


Q59:
アムロとシャアのは、ファースト、Z、逆シャアという3つの時代では、明らか違う関係性を呈していますが、この3つの時期におけるシャアの心境の移り変わりについて、監督はどう見ていますか。
A:
先程もお答えした通り、シャアというキャラクターについては、もう言うことがありません。シャアのイメージに関しては、全肯定でも全否定でもいけません。技術的にこのキャラに関しては、もうちょっとやりようがあったかもしれませんが、結果的にこの程度のキャラクターしかできませんでした。そういう意味では、戯作家としては失敗だと感じています。キャラクターとしてのシャアはすでに独立な人格を持っておりますので、皆様も自分なりに認識、解析してあげてください。


Q60:
富野監督は1975年の頃、『勇者ライディーン』の制作のために『小さなバイキングビッケ』のオファーを蹴ったんですが、今から振り返ると、もしもう一度選ぶことができるなら、『ビッケ』を選びますか?もし選んだら、どうやってこの作品を演出するのですか。
A:
今振り返っても、そのような選択はしません。『ビッケ』は原作ものであるのに対し、『ライディン』はオリジナルの企画でしたので、オリジナルのほうを選ぶに決まっています。


Q61:
∀ガンダムのデザインについてどう思いますか?
A:
最初に∀のデザインを見た時、とんでもないものだと思いまし。でも、ずっと眺めると、このような奇天烈なデザインを受け入れざるを得ないと思うようになりました。∀ガンダムのデザインに関していうと、今までのロボットアニメみたいにSF一辺倒ではなく、むしろ劇中のディアナやロランたちみたいに、人間の感性を体現していると思います。


Q62:
アニメを作る道を選んだ理由はなんでしょう?アニメと実写についてどんな違いがありますか?
A:
アニメは好きで選んだ道ではありません。最初に虫プロに入ったんですが、必ずしもその創作体制を完全に認めるわけではありません。しかし、自分の好き勝手に作っても、必ずしも最善な結果になるとは限りません。嫌いなこと、苦手なことに適応していく過程の中だからこそ、自分の能力を伸ばすことができます。改めて振り返ると、虫プロにいた間、確かにそうでした。アニメも実写映像作品も、複数人によって作られる芸術ですが、両者には優劣がありませんし、正解もありません。ただ、人は自分それぞれの考え、路線で作ればいいと思っております。


Q63:
Gレコでは、監督は次の世代の考え方を拓くための「種子」をたくさん埋めています。一方、現代社会のスピードがどんどん早くなる中、我々も心の癒やしになる作品をより強く求める傾向があります。富野監督のガンダム作品以外、観客の心を豊かにできるようなオススメ作品がありますか?
A:
申し訳ないですが、今の流行については、年寄りとしては本当に理解することはできません。ですから、具体的なオススメはできません。ご自分でお探しください。たとえ一時、間違った選択をしたとしてもかまいません。ちゃんと修正すればいいんです。皆様の中の過半数がこうするだけで、広い意味では、長期的に人類全体の進化にも繋がります。すでに自立した大人として、皆様には自分の評価と基準を持っていただきたい。そして、引き篭もらずに、できるかぎり自分の視野や見識を広めてください。シェイシェイ!


(PART4:プレス取材10/7午後の部)

Q64:
今回の上海コミコンに来てくださあったきっかけは?ここ数日でのご感想を教えてください。
A:
今回のコミコンに限っていえば、話題をガンダムに限定すると、ちょっと狭いと感じています。今回のコミコンはプラモやガレージキット方面の展示を偏重しすぎるきらいがあって、他に盛り上がるところが見かけないことには少し残念だと思っております。そして、大人の立場として少し言わせてもらいますと、ガレージキットはアニメ、漫画界隈から発展してきたとはいえ、基本的に彫刻の一種です。今日のように、会場にはいろんなガレージキットが見かけますが、正直に言いますと、ガレージキットの製作というものには限界があるのに対し、漫画は本当にとても不思議なものです。漫画は一見すると、単純にストーリーを伝えるだけに過ぎません。しかし、読者に対して、ファンに対してメッセージを伝える能力においては、ガレージキットよりも、漫画のほうが圧倒的に強いです。そういう意味では、このようなアメコミが集まっているコミコンでは、もっと賑やかなものに出来たはずなのに、それができなかったことに関しては、少々残念だと思っております。ですから皆様に考えてもらいたいのは、今の彫刻、舞台劇といったアートの形式を、いかにしてより広い大衆に伝えることです。これに関しては、これらの芸術の歴史を振り返っていただければ、ご参考になれると思います。


Q65:
富野監督は昔実写映画に出演し、また作詞もしております。これらの活動はアニメ制作とはどこか違いますか?
A:
もちろん違う所があります。芸術創作のあらゆる形式に手がけるのは、創作者にとって危険で難しいことですので、うかつにやってはいけません。
今の話、テレビアニメ畑から劇場アニメに携わったと話にも共通しています。僕の時代では、このようなことをやった人はいなかったので、試しにやっていただけのことです。そしてそのような試しが珍しくなくなった今では、若い人たちには私を含めた先人の経験をベースに、自分の選ぶ道を熟考してもらいたいです。


Q66:
近年の日本では、アメリカ発のネットフリックス社はどんどん各アニメ会社の有名作品に関する放送権を買い取っていますが、これは日本アニメの新世代が訪れるきっかけになると思いますか?
A:
申し訳ないですが、今のアニメは基本的に見ておりません。このようにインターネットを通してアニメを配信する方式は、私があまりインターネットに触れていませんので、今の状況はよく分かりません。ですから申し訳ないですが、本当に答えられません。ただ、歴史を振り返ると、放送媒体の形式は常に変わっているものです。フィルムがあったから映画が生まれ、地上波があったからテレビ放送があるように、インターネット配信の台頭に関しては、新しいビジネスの市場が開かれたかもしれないと感じています。そうはいっても、放送媒体の変化あるいは市場規模の拡大は、アニメそのものに対しては確実な良い影響も悪い影響もないと思っています。むしろ、このアニメ・漫画が当たり前だった世代に生まれた観客たちにとって、それらの存在が当たり前だと思っているために、そのような芸術形式から新しく生まれるものがあるか?これに関しては、個人的には多少疑問を抱いています。
しかし、それでも、人類という生き物は全体的に見るとすごいというのは。時代の変化と共に、新しい才能を持った人も常に出てきます。ただ、これは時代が自動的に変化するというより、新しい才能を持つ人の出現が、時代に変化をもたらしたと考えています。僕自身の現在の立場でいえば、新しい才能を持つ人の出現を支えるために、今ここにある現状を守りたいと思っています。しかし、才能の誕生はやはり生半可なものではありません。大ヒット作品を作った人でも、芸術において優れた作品を残した人でも、必ずしも才能を持っているとは限りません。いずれにせよ、どんなものに関しても、単一の基準で人の才能の有無を判断できず、必ずみんなの視点から見極めないといけません。才能のある人の出現を支えるためには、きちんと対処しなければなりません。これはとても複雑な問題ですので、これ以上は説明できません。


Q67:
ガンダムシリーズの一般大衆にもたらせているイメージは、なぜメカにだけでなく、脚本やセリフにも波及を及んでいると思いますか?
A:
アニメというものは突き詰めると、映画です。アニメという媒体で映画を表現するのは、正直いうと、創作においてはとても自由なことなんです。そして映画でいえば、演劇・物語の一種ですので、メカだけで、一つの物語を作れると思わないで頂きたい。物語を作り上げる要素は、必ず「人間」でなければなりません。どういうことかというと、観客も人間ですから、ストーリーで楽しませて、共鳴をさせ、支持を貰えるような物語であれば、その物語は絶対単一な印象しか持っていないようなものじゃないです。メカだけ、メカニックデザインだけに熱中する人は、ただのマニアックなオタクですから、オタクだけを相手にすると、ビジネスには成り立てません。
ですから、ロボットがあろうか無かろうか、「キャラ」は絶対必要です。そうはいっても、巨大ロボットアニメが好きな観客から話を伺ったことがありますが、彼らの意中の監督でなければ、ロボットアニメを作れないということもわかりました。しかし、この質問は掘り下げるととても複雑になりますので、ここまでにしときます。


Q68:
監督の作品の世界観においては、いつも不思議なものが登場しています。たとえばスペースコロニー、それからドームポリスなど、このようなアイデアはどこで得たものですか?
A:
僕の作品に関していうと、SFのフィーリングのある設定は、基本的に子供向けの雑誌を参考した上で作ったものなんです。ですから、必ずしも僕が一から作り上げたわけではないです。この話題を語る時、皆様はご自分で1950年代、60年代のSF作品がいかに退屈だったことを体験すべきです。僕が小さい頃、自分の好みだけで選んで見たSF映画は、僕にとって大抵つまらない作品でした。そして中学、高校に入ると、それらの映画がつまらなかった理由は、当時SFを作る映画屋はSFにしか興味がなく、映画を本当の映画として作っていなかったとはっきりと意識するようになりました。ですから、先ほど皆様が言ってたSFのフィーリングのあるギミックは、あくまでドラマに必要であるために入れたものであって、ユニークなSF設定を作りたいがために入れたわけではありません。
ところで、プレスの皆様にお聞きしたいですが、今この場でガンダムシリーズのミノフスキー粒子の設定をご存知している人は何人いますか?……(少し見て)知らない人は大半のようですので、少し解説させていただきますと、宇宙世紀のガンダム作品では、作戦開始前にはミノフスキー粒子というものを散布する必要がありますが、これは当時巨大ロボットを目視距離内に戦わせるための設定です。これがないと、レーダーが作動している状況では、敵味方のキャラとメカを同時にスクリーンに映すことができません。つまり、僕はドラマを作り、衝突を作り、人と人のめぐり合いと殺し合いと愛し合いを描くために、ミノフスキー粒子を設定したわけです。このような方法論の順番は勘違いしないで頂きたい。このことを、ロボットアニメのメカニックデザインをする人もよく忘れます。また、ホラー映画において、このことを忘れて、ひたすら怖い雰囲気を作ることに腐心する製作者もいます。だから、アニメ、漫画だけが好きな人、他のジャンルから学ぶ能力のない人は、作り手にはなれません。今の話は、ぜひより多くの若い人たちに届いてください。






 この全部20000字の長編レポートはいかがでしょうか。ご意見ご感想があれば、ぜひコメント欄か、TWITTERにて教えてください。

富野由悠季監督、76歳のお誕生日おめでとうございます

2017/11/04 23:59|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季監督、76歳のお誕生日おめでとうございます
 今日は富野由悠季監督の76歳のお誕生日です。おめでとうございます。皆さんで歌を歌いましょう。

 ハッピー バースデー トゥー ユー

 ハッピー バースデー トゥー ユー

 ハッピー バースデー ディア トミノ

 ハッピー バースデー トゥー ユー

 うた……うたが……ああ、可愛い歌だこと……。




 来年に何かがあるかは、未知数です。しかし、我々は生き続けないといけません。監督に「頼まれなくたって、生きてやる!」と言われようと、やるべきことはやります。

 

 『ガンダム Gのレコンギスタ』の劇場版なる新プロジェクトは5部作だと判明されましたが、「そんなものよりさっさと新作を作れ!」という声もあるかもしれませんが、まったくその通りだと思います。

 しかし結局、新作企画は劇レコの5部作の後で来るものですから、今出来ることは応援するのみです。

 公式が冷たいなんて言いません。早く発表しろ、は言ってもいいですが、言った所で発表が早めるとは思いません。

 決して挫けずに、今の日常をこなしつつ、来るべき年を待てれば、いつか嬉しい発表はきっと来ると思います。(嬉しくない発表もたぶんありますが)。

 なにがともあれ、富野監督を信じてください。僕も信じています。

2017年富野由悠季情報総まとめ

2017/10/24 16:50|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 2017年富野由悠季情報総まとめ
 来るべきものを備えつつ、とりあえず2017年の富野由悠季監督に関する情報をまとめます。



1月10日 月刊アニメージュ2017年2月号「富野に訊け!」
1月28日 NHKBSプレミアム「クリエイターたちのDNA~ニッポンアニメ100年史~」インタビュー
1月29日 週プレNEWS インタビュー前編(雑誌記事の再掲)→
1月30日 週プレNEWS インタビュー後編→
2月10日 月刊アニメージュ2017年3月号「富野に訊け!」&荒木哲郎監督対談摘録
2月20日 和田昌之と長久友紀のWADAX Radio 特別編「富野由悠季監督×片渕須直監督対談」
2月21日 「富野に訊け!! 〈怒りの赤〉篇」発売
3月2日 宇宙エレベーター協会(JSEA)「GSPECキックオフ」パネルディスカッション
3月5日 ガンダム立像クロージング・セレモニー スペシャルゲスト→
3月9日 産経新聞インタビュー→
3月10日 月刊アニメージュ2017年4月号「富野に訊け!」&片渕須直監督対談摘録
3月10日 映画「この世界の片隅に」 富野監督×片渕監督 特別対談
3月12日 富野由悠季X高橋良輔トークショー「虫プロの遺伝子~ロボットを創った男達」
3月14日 フォーブスWEB版インタビュー→
3月18日 「富野に訊け!! 〈悟りの青〉篇」発売
3月20日 エンタミクス2017年5月号インタビュー 「この世界のエンタメ進化論」
4月6ー9日 イタリアのアニメ・漫画イベント「Romics2017」に参加
4月9日 「ガンダム Gのレコンギスタ」新プロジェクト企画進行発表
4月10日 月刊アニメージュ2017年5月号「富野に訊け!」
4月23日 NHK青山教室講座
4月28日 ダンバインBlu-rayボックス発売に対するコメント
5月7日 NHK「ベスト・アニメ100」(機動戦士ガンダムII 哀・戦士編放送)インタビュー
5月10日 月刊アニメージュ2017年6月号「富野に訊け!」
5月14日 イデオン接触編上映会ゲスト
6月10日 月刊アニメージュ2017年7月号「富野に訊け!」
6月15日 EX大衆 2017年7月号
6月16日 ヤンマー株式会社中央研究所首席研究員と対談
6月17日 安田 朗 ガンダムデザインワークス 帯コメント&インタビュー
6月31日 湖川友謙 サンライズ作品画集 寄稿
7月10日 月刊アニメージュ2017年8月号「富野に訊け!」
7月28日 『聖戦士ダンバイン』Blu-ray BOX I発売
8月10日 月刊アニメージュ2017年9月号「富野に訊け!」
8月13日 読売新聞湘南版インタビュー(上)
8月14日 読売新聞湘南版インタビュー(中)
8月15日 読売新聞湘南版インタビュー(下)
8月26日 C3AFA TOKYO「アニメ聖地88」発表(一般社団法人アニメツーリズム協会会長として)
9月2-3日 なら国際映画祭プレイベント『逆襲のシャア』35ミリフィルム上映&出席予定
9月10日 月刊アニメージュ2017年10月号「富野に訊け!」
9月11日 日本経済新聞「こころの玉手箱」第1回
9月12日 日本経済新聞「こころの玉手箱」第2回
9月13日 日本経済新聞「こころの玉手箱」第3回
9月14日 日本経済新聞「こころの玉手箱」第4回
9月15日 日本経済新聞「こころの玉手箱」第5回
9月16日 グレートメカニックスG 2017年秋号 ザンボット3 インタビュー
9月16日 富山青年会議所創立65周年記念講演会
9月26日 ガンダムエース2017年11月号 アニメツーリズム&Gレコ インタビュー
9月27日 「機動戦士ガンダム Blu-ray Box」先着購入特典インタビューリーフレット
9月27日 『聖戦士ダンバイン』Blu-ray BOX Ⅱ発売
10月6ー7日 2017上海漫控潮流博覧会(Shanghai Comic Convention/SHCC)出席
10月10日 月刊アニメージュ2017年11月号「富野に訊け!」
10月15日 オリコンニュース インタビュー
10月22日 アニメツーリズム特別講演
10月23日 週刊プレイボーイNo.45(2017年10月23日発売号)インタビュー
11月19日 ちちぶ映画祭2017 シンポジウム
11月10日 月刊アニメージュ2017年12月号「富野に訊け!」
12月10日 月刊アニメージュ2018年1月号「富野に訊け!」



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オリコンNEWSによる富野監督インタビューはすごい

2017/10/16 11:55|GのレコンギスタTRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - オリコンNEWSによる富野監督インタビューはすごい
 昨日、今まで比較的に実写に力を入れていたオリコンNEWSは、突如として『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督のインタビューを掲載しました。その内容は自らのキャリア、手塚治虫と宮崎駿への言及、著作権、自作小説、果てに現在製作中の『ガンダム Gのレコンギスタ』まで網羅してて、すこぶる充実な中身で、多くの人に衝撃を与えました。

 

『ガンダム』生みの親・富野由悠季が感じた手塚治虫・宮崎駿の凄み | ORICON NEWS

 日本のアニメ界を創世記から支えてきた巨匠・富野由悠季。日本を代表するアニメコンテンツ『機動戦士ガンダム』の原作者としても知られる富野監督は、『Gのレコンギスタ』を映画化すべく、その制作中であることを公表。奇しくも、同年代のアニメ監督・宮崎駿もジブリ新作映画の制作を発表している。そこで今回、富野監督にライバル“宮崎駿から受けた影響”や“『機動戦士ガンダム』への想い”などを聞いた。

 嬉しいGレコの続報としてもありがたいですが、何よりこのインタビューの充実っぶりには驚かれました。富野由悠季監督に対する取材としては、ここ数年でもトップクラスだと思います。

 なにがともあれ、読んでください!!


ガンダムエース 2017年11月号 No.183
ガンダムエース 2017年11月号 No.183

芸能界ベストセレクション 2017年度版 (oricon CREATEシリーズ No. 17)
芸能界ベストセレクション 2017年度版 (oricon CREATEシリーズ No. 17)

グレメカG 2017秋号に『無敵超人ザンボット3』40周年特集! 富野監督インタビューも掲載!

2017/09/15 13:05|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:3
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - グレメカG 2017秋号に『無敵超人ザンボット3』40周年特集! 富野監督インタビューも掲載!
 タイトルの通り、双葉社より発売されるロボット&メカアニメの季刊誌である「グレートメカニックG 2017秋号」は9月16日発売ですが、そのなかに『無敵超人ザンボット3』40周年を記念して、ザンボット特集が展開されるほか、富野由悠季監督のインタビューも掲載されます。






 そもそも、日本サンライズの初の自社オリジナル作品であり、富野喜幸監督の記念すべき作品である『ザンボット3』が今年40周年を迎えることで、いろんな展開がされています。


 こうして「見る」「読む」「遊ぶ」ことが叶えるのは、まさに幸福です。





 そもそも、富野監督はロボットアニメばかりやってきましたので、取り上げられる機会も必然的に多くなります。事実、6月発売の前号では、『ザブングル』特集および富野インタビューをやったばかりですので、富野ファンとしてはうれしいものです。

 とはいえ、新作がなかなか来ないなか、一抹の寂しさがあります。



 かつて、双葉社は一度予定されたGレコのメカニックムックを予告せず、発売をこっそりキャンセルした出来事がありました。ビジネスを考えたら、ある程度やむをえないことだと承知しつつも、今回の劇場版を仮に、ぜひ復活してほしいものです。

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