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ガンダムエースに富野由悠季監督の新ガンダム小説を連載する提案【修正再掲】

2010/12/18 12:41|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ガンダムエースに富野由悠季監督の新ガンダム小説を連載する提案【修正再掲】
 この記事は一度掲載しましたが、富野由悠季監督がガンダムエース2010年12月号にて『はじめたいキャピタルGの物語』を緊急発表したことを受けて、修正して再掲することにしました。もしご意見ご感想があれば、どうぞ気軽にコメントしてください。




 今年3月、角川書店から5000枚を越える大ボリュームを誇る『リーンの翼』新装小説版が発売されました。また今年10月で、富野監督がガンダムエース2010年12月号にて『はじめたいキャピタルGの物語』を緊急発表しました。わずか8ページの作品ですが、宇宙世紀の千年後の時代を舞台に、宇宙エレベーターを使った構想で、ファンに驚かしただけでなく、宇宙エレベーターの専門家たちにも一石を投じたすばらしいコンセプトだったのです。
 アニメ監督として有名な富野監督ですが、21作・70冊の成果を上梓した小説家でもあります。今年の『リーンの翼』や『はじめたいG』の発表をきっかけに、世間に再び富野監督のクリエーターぶりを知らせてくれれば、ファンとしても非常に嬉しいことです。

 そこで、小説『リーンの翼』の発売と『はじめたいG』の発表をうけて、「ガンダムエースにて富野監督により新ガンダム小説の連載」を提案したいと思います。前回の記事を書いた時点では、まだ『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』の連載は始まってもいないのですが、『ガンダムW』の連載が実現され、単行本としても出版される今、この提案の具体的なイメージも以前よりグッと鮮明なはずです。新ガンダムと言われてもいまいちピンとこない方もいるでしょうから、ここでは富野監督がつい2ヶ月前に発表した『はじめたいキャピタルGの物語』で例えましょう。




 衆知のとおり、『はじめたいキャピタルGの物語』は8ページしかないプロローグみたいな小説で、富野監督本人も今のところ正式に営業(=連載)に繋がるかどうかはわからないといいましたが、逆にいえば、人気があれば連載になれるかもしれない意味です。ガンダム新作を待ち続けているファンから見れば、是非実現してほしいものです。
 しかし、原作者の考えとは別に、『はじめたいキャピタルGの物語』をガンダムエースにて月刊連載させるメリットは5つにあります。以下は順次に紹介しましょう。


1.ガンダム小説はロングセラーになりうる

 ご存知のとおり、『ガンダム』シリーズの小説はもともと売れる部類なものです。第1作『機動戦士ガンダム』で例えすると、世に出て32年目(スニーカー文庫なら24年目)にも関わらず、未だに売れ続けている超ロングセラーである。また、ほかのガンダム小説も一冊も絶版していないというくらい売れ筋な商品ですから、出れば売れるのが保障されるのも同然です。
 富野監督のガンダム小説でいえば、最低でも20刷、最高は60刷以上という実績が厳然に残っていますから、かなりリスクが少ない企画というか投資になれるはずです。

機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
(1987/10)
富野 由悠季

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2.ガンダムエースにはすでに小説連載の先例がある

 角川書店の『ガンダムエース』は漫画雑誌ですけど、すでに『機動戦士ガンダムUC』『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』という小説連載の実例がありましたから、漫画雑誌で小説を連載しても読者に受け入れる証拠でもあります。実際、毎月30~60Pの連載量となれば、読者も読みやすいですし、書き手にも過度なプレッシャーを与えることがなく、雑誌連載と単行本という実に一粒で二度おいしい企画です。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 1 贖罪の輪舞 I カドカワコミックスAエース

著:隅沢 克之 原作:矢立 肇 原作:富野 由悠季

出版社名 角川書店
発売予定日 2011年2月25日
予約締切日 2011年2月8日
予定税込価格 819円

隅沢克之×あさぎ桜によるガンダムWの続編! 冷凍カプセルに眠るのはヒイロ・ユイ…!? 数十年後の月日を経て、ヒイロは再び「任務」に就くべく立ち上がる…!!シリーズ構成・脚本の隅沢克之が書き下ろす「ガンダムW」衝撃の続編!!



3.いつかアニメに転用できる企画として備える

 かつて、94~97年には『機動戦士クロスボーンガンダム』という漫画連載があります。テレビで「アナザーガンダム」が放映されるなか、宇宙世紀の家系を残すというか「いつかアニメ企画に転用できるものとして備える連載作品」という性質があったと思われます。『はじめたいキャピタルGの物語』もそうしたように、ただの記念号寄稿や富野監督の単なる構想としてとどまっていてはもったいないので、まず小説として世に出させるほうが、実現性が高いのです。
 その上、その人気を計りつつ、ストーリーを練り、スタッフを探し、アニメにできる可能性を模索するのもいいでしょう。ここ数年高橋良輔監督の『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』だってそうしてきたし、小説からアニメになるというケースもあったくらいですから、かなり地についてる企画と言えるはずです。

機動戦士クロスボーン・ガンダム (1) (角川コミックス・エース)機動戦士クロスボーン・ガンダム (1) (角川コミックス・エース)
(1995/02)
富野 由悠季長谷川 裕一

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4.「ガンダム欠」のサンライズと「連載欠」のガンダムエースの両方に利益がある

 ご存知のとおり、ガンダムシリーズはバンダイグループに莫大な利益をもたらすため、その子会社であるサンライズには常に「ガンダム」を作らばければいけないプレッシャーがかかっています。今年は『ガンダム00』劇場版とOVA『ガンダムUC』とテレビ『SDガンダム三国伝』があるとはいえ、やはり長期的見ればガンダム作品が欠けてるままです。
 一方、『ガンダムエース』もまた別の問題に直面しています。富野監督と並ぶカリスマ安彦良和氏の超ビッグタイトルであり、ガンダムエースの一番手連載でもある『ガンダム・オリジン』が長期連載の末、ついに「光る宇宙」に突入し、来年中にも終わる勢いで、『ユニコーン』小説連載も去年に終わった今、そろそろ次なる目玉連載を見つからなければいけない事態です。
 となると、富野監督にガンダム小説の連載をやらせるのは、一気にサンライズとガンダムエース両方の問題を解決できるのではないでしょうか。サンライズ側にとっては使えるかもしれない企画を手にできたことですし(さらに極端でいえば、富野さんの原作であるけれど、必ずしも富野さんに監督をやらせる必要がないです。たとえば『クロスボーンガンダム』と重田敦司氏という組み合わせも相性がいいです)、ガンダムエース側にとっても、原作者・もっもと多いガンダム作品を監督した富野監督がやる小説連載となれば、あとは脇のスタッフ(キャラデザインやメカデザインなど)を固めれば、反響もきっと少なくないでしょう。
 これはわりと手間かからないで両方に利益もたせる企画ですので、実現性も期待値も高いはずです。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20)  ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20) ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)
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安彦 良和

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5.新しいガンダムシリーズを開く可能性

 上でも言いましたが、ガンダムは今や慢性的企画不足に陥っています。原因はいろいろありますが、そのうちのひとつは、宇宙世紀を背景としたガンダムシリーズはすでに袋小路に入ってることです。宇宙世紀作品がもっとも人気があるシリーズである反面、そのスペースコロニーを背景とした設定はもうすでに鮮度が落ちていた。ですので、今すぐ実現せよとは言いませんが、長期的いえば、シリーズの軸として新しい要素の導入も必要だろう。
 そこでこの『はじめたいキャピタルGの物語』です。周知のとおり、『はじめたいキャピタルGの物語』はスペースコロニーの代わりに、ここ数年実現性が検討され、まさに未来な可能性を秘めている宇宙エレベーターを導入した作品です。宇宙エレベーターは『ガンダム00』にも出てきたファンがお馴染みな要素ですので、スペースコロニーの代わりになるガンダム第二シリーズの軸になってもおかしくありません。
 そのうえに、『はじめたいキャピタルGの物語』は没実写企画案『リアルGガンダム』や30周年記念作『Ring of Gundam』にも繋がる内容ですので、これを成立させれば、新たなる一シリーズを開くことも可能であろう(これに関して、一番下の『はじめたいG』に関する記事を読んでください)。長期的いえば、「SEED→SEED-D→00」という方向性のほかに、もう一つのシリーズがあればいいのですが、宇宙世紀ものがなかなか作れない今、もう一つのシリーズを備えるほうがいいでしょう。それを作れる人は、今のところまず富野監督ほか考えられません。ですので、まず富野監督に作らせてもらうのがガンダムシリーズのためになるでしょう。




 以上の5つはガンダムエースにて富野監督による新ガンダム小説を連載するメリットです。この提案を読んだファンの方々はアンケートハガキを送り、そしてガンダムエースさんは真剣に検討していただけないでしょうか。


 『はじめたいキャピタルGの物語』について、以下の記事を参照ください。

富野由悠季監督最新作小説『はじめたいキャピタルGの物語』プロローグ公開!
宇宙世紀以外の「G」の物語 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その1
『リアルG ガンダム』、それは戦乙女の物語 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その2
銀河旅行を目指す『Ring of Gundam』 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その3
ガンダムを「火の鳥」化する作品『∀ガンダム』 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その4
はじめさせたい『キャピタルG』を物語 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その5
UCガンダムは宇宙エレベーターの夢を見るのか ~富野由悠季の新たなる挑戦~

コメント
キャピタルGはダムエーが依頼してきたんですね。なら富野監督次第ということですね。考えてみたら、ガンダムの本物の生みの親である富野監督の新作ガンダムを独占できるなんてダムエーにとっては良いことでしかないわけで。連載させない理由なんてないんですよね、ダムエーにとっては。

ダムエーは富野ガンダムの新作をほしがってると思います。ガンダムに関係ないリーンの翼をダムエーに載せてくれた雑誌だし。



2号連続でキャピタルGの連載をとお願いするアンケートを出しましたよ。ただ富野監督に書く気がないなら、だす意味はないのかなぁ。




かかし #-|2010/12/18(土) 21:08 [ 編集 ]
今考えてみると、『ガイア・ギア』という苦い経験がありましたから、サンライズも入れて考えないといけないですね。ですからかなり複雑だと思います。ガンダムじゃないって言い張る手もありますが、理想的なのはやはり『閃光のハサウェイ』みたいに、後でガンダムシリーズに繋げるような立ち位置がいいですね。

>2号連続でキャピタルGの連載をとお願いするアンケートを出しましたよ。
それはよかったですね。私も出しました。もう一回読みますと、富野監督ご本人が拒絶してるわけじゃないので、すべて読者の反応次第といったところですから、これからも毎号アンケートを出すつもりです。
kaito2198 #L2WcHO2o|2010/12/19(日) 09:57 [ 編集 ]
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