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池田秀一と今野敏が対談で語る富野由悠季

2010/07/28 11:42|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 池田秀一と今野敏が対談で語る富野由悠季
 先月のガンダムエース2010年7月号の「池田秀一のガンダム人間探訪記」というコラムに気になる話がありますから、ちょっとだけ紹介します。シャア・アズナブルを演じてる池田秀一氏と、小説家今野敏の対談です。


池田 そうしてハマった『ガンダム』ですが、どこが好きなんですか?

今野 僕は『ガンダム』は、シャアとブライトの物語だとずっと思っているんですよ。シリーズごとに主人公は変わっていますけど、物語全体を俯瞰してみると、シャアとブライトが作っていますよね。そして、その流れの頂点が『逆襲のシャア』なんですよ。あの映画がとても好きで。ラストはどうなったか分からないじゃないですか。あそこでシャアが死んでしまったのかどうかも分からない。あの続きの話を自分で書きたいと真剣に思いましたからね。

池田 そこまで思ってしまうのは、かなり気に入られていますね。

今野 面白いですからね。完成度が高いので。

池田 ガンダムは人それぞれの見方があって、本当に面白いですね。最初の『ガンダム』が好きだという人がいて、『Zガンダム』が好きだという人もいるし、『逆襲のシャア』がいいという人もいる。今野さんのいうように、ブライトとシャアの話だというのは確かに納得できます。

今野 富野監督は、あの2人を動かしたかったんだろうなと思いますね。運命を背負っているシャアと、巻き込まれ型なんだけどそれと戦い続けなければならなかったブライト。だから、『Zガンダム』が好きという人の気持ちも分かるんですよ。ブライトとクワトロが同じ陣営で戦うことになる展開は、ファンには見ていてたまらないですからね。シャアが敵ではなく味方になって、それがまた『逆襲のシャア』で離れて敵になるのは醍醐味がありますから。クワトロ・場ジーナもあのサングラス姿がカッコイイですよね。

 動かしたかったのもあると思いますけど、やはり作劇の上どうしても一般の良識ある戦友としてブライトを、そして富野監督ご自身がおそらく一番思い入れがあるであろうシャアを使わざるをえないでしょうね。


今野 (池田の見直したらにたくさんの再発見があったという話に対して)そこが富野さんのすごいところだと思うんですよね。何年経って見ても、何か新しい発見がある。でも、池田さんがあまりやる気がなかったから生まれた、シャアの退けた感じがちょうど良かったんですね。

池田 そう言っていただけると、不幸中の幸いです(笑)。

今野 いやいや、素敵ですよ。やはりシャアが一番名セリフが多いですよね。富野さんもシャアのセリフには力が入っていると感じますから。

池田 きっと普段自分で言えないことを、シャアにしゃべらせていたんじゃないかと思うんですよね。そして、富野さんのセリフはとてもリズムがいいし。

今野 そうですよね。富野さんは、文章家じゃなくて監督ですよね。しゃべり言葉をよく知っているなって感じがします。

池田 五・七・五になっているわけじゃないけど、セリフとしてはすごく流れに乗りやすいんですよ。ただ、それゆえに下手をすると大変なことになっちゃいますが(笑)。

 富野節のリズムがいいというのは、おそらく富野作品を見たことある人ならば、誰も否定しないことだろう。
 そうしたリズム作りはアニメのセリフに限らず、小説書き、作詞、声優の使い方といった複合的な面でも発揮しています。なので、私見ではありますが、このリズム作りはひょっとしたら作り手・富野由悠季の固有な能力で、そして、もし彼が作家と言えるならば、このあらゆる面に対して備えるリズム感こそ、間違いなく彼が作家と呼ばれる原因の一つであると断言したい。

 ちなみに、富野監督のアニメ作品や小説のリズムについて、外山滋比古氏の日本語関連本を読めばだいたい掴めると思いますので、気になる方にオススメです。


今野 そういえば、道場(注:今野氏主催の空手道場)に押井 守さんが通ってきているんですよ。うちの門下生で、今、黒帯です。

池田 そうなんですか!

今野 押井さんも結構『ガンダム』が好きで、よく『ガンダム』の話をしています。やはり、多かれ少なかれ、アニメに関わる人は『ガンダム』を無理できないんでしょうね。

 『Vガンダム』の時富野監督と対談し、『逆シャア』が大好きと公言し続ける押井監督は、そういや『00』についても発言したことがありますが、やはり少ながらずガンダムに反応しますもんな。

コメント
いつも濃密な情報をありがとうございます。
旧ガンオタ&富野ファンとしては本当に更新が楽しみなブログです。

今回の記事も大変面白かったのですが、
文中で触れられている外山滋比古氏の日本語関連本について教えて頂けませんか?
外山滋比古氏が書籍の中で富野監督の台詞について言及されているのでしょうか。
だとしたら大変興味があるので、是非読んでみたいと思っています。
日本語関連本と言っても山のようにあったので、ご教示頂ければ幸いです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%B1%B1%E6%BB%8B%E6%AF%94%E5%8F%A4

どうぞよろしくお願い致します。
PLAYNOTE #-|2010/07/29(木) 17:48 [ 編集 ]
PLAYNOTEさん、コメントありがとうございます。
どうかこれからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

>外山滋比古氏が書籍の中で富野監督の台詞について言及されているのでしょうか。
いやいや、さすがにこのような恐れ多いことがあるはずもなかろう(笑)。
日本語関連と曖昧に言ったのは、やはり仰るのとおり外山氏の本は数が多いので、色んな本に散見されてますから、どの本ぞってのは自分にも上手く言えません。ごめんなさい。
仮に今ちょうど手元にある一冊『日本語の個性』を例にしておくと、そのなかのトピックである「段落の感覚」「部屋のうち・そと」「五脚の椅子」「女性的言語」などを読んでいると、実に富野監督のアニメの台詞、小説の文章、作詞の優れるところが分かると思います。ほかの本に関しては、機会があれば別々に紹介したいです。

ただ、簡単にわたしの言葉でまとめていただけると、「富野監督の言葉遣いは実に非常に日本的である」というひと言に尽きるのでしょう。
kaito2198 #L2WcHO2o|2010/07/29(木) 20:40 [ 編集 ]
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
そうですよね、さすがにないですよね(笑)。ただ、もし外山滋比古さんのような方が日本語のリズムのひとつの例として富野アニメの台詞回しに言及している箇所があるとしたら、それはさぞ面白いに違いないと思い、舞い上がってしまいました。
ご紹介頂いた本、いずれ読んでみようと思います。ご紹介ありがとうございました。これからもブログの更新、頑張ってくださいませ。
PLAYNOTE #-|2010/07/29(木) 21:33 [ 編集 ]
これからも頑張りますので、もしお気に入る記事がありましたら、どうか気軽くコメントをくださいまし。
kaito2198 #L2WcHO2o|2010/07/31(土) 12:12 [ 編集 ]
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