富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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富野由悠季が自分に課する「一流になるための心構え」

2010/04/28 16:21|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:3
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 今回紹介するのは去年の「THE 21」2009年11月号に収録されている「一流の成功習慣 成長実感!プロフェッショナルの「努力術」」という特集のなか、富野由悠季監督の部分です。話題はやはりファーストガンダムがメインですが、監督の習慣や昔話、さらに阿久悠氏の話なども読めて、それなり面白いものだと思いますので、ここで紹介します。


飽きずにコツコツやることから、金字塔アニメ『ガンダム』も生まれたのだ!
「できない自分」に気づくことが出発点になる

この夏、話題を集めたスポットといえばディズニーランドでもUSJでもない。それは東京・お台場だった。全長18mの”等身大ガンダム”が大地に立ち、四百万人を超える入場者を集めた。一九七九年のテレビ初放映から、人気の衰えない『機動戦士ガンダム』。いまも新作が生み出され、世代を超えてファンを増やし続けるモンスター・アニメーションの創造主・富野由悠季監督に、「一流であるための義務と志」をうかがった。




「一流かどうか」なんて百年経たないとわからず

――今回の各界の一流の方々にお話をうかがっているのですが、アニメ界からは、ぜひ監督にご登場いただきたく、馳せ参じました。

富野 それはありがとうございます。けどまあ、「いまさらくるんじゃないよ!」って思いが一つと、「一流って何だろう?」という思いがありますね。

――監督のお考えになる「一流」の定義はなんでしょう。

富野 ただメジャーだということではなく、「次の時代を指し示す何か」を伝えている人やモノのことじゃないでしょうか。だから、それが産まれて百年くらい経って、次の時代にならないと一流か否かなんて判断できないと思うんですよ。つまり今回の企画は成り立たないから、止めたほうがいい。(笑)

――いやいや。とはいえ、三十周年を迎えてなお新しいファンを増やし続けている『ガンダム』は、きっと百年後にも残ると思います。超一流の作品といえるのでは。

富野 いえませんね。たかだか三十年なんて一過性の人気でしかない。産業や企業のライフサイクルだって三十年程度で変わるものでしょう?

――三十年前に『ガンダム』をつくったとき、「次の世代に何かを伝えたい」とお考えではなかったのですか。

富野 当時はまだそこまで考えられませんでした。ただ、「子供が観るものだからこそ、絶対に嘘はつけない」という強い思いはありましたね。僕のやっているのはフィクションだけれど、「ウソくさい」と思われない、リアルな世界を構築した自負はあります。

――その作品づくりの姿勢が、結果として息の長い作品を生んだのでは。

富野 どうでしょう。ただ、作品に滲み込ませた「リアル感」があるから、大人がガンダムの話をしていても恥ずかしくない状況が生まれたのは確かで、それが三十年間人気が続いたいちばんの理由なんじゃないでしょうか。


オフを気にしていては成功なんてあり得ない

――いまの若いアニメ・クリエイターは、「次の時代へ」という意識で作品づくりをしているのでしょうか。

富野 していないね。個人的な趣味や妄想を描いているだけ。妄想を語ることを、僕は「作品」とは呼びません。

――たしかに、自分の半径一mにしか興味がない若者は、ビジネスの現場にもたくさんいます。何か改善する手だてはないのでしょうか……。

富野 周りが何をやっても無理ですね。クリエイターに限らず、才能というのは育てられないものなんですよ。自分が気づいて改善するしかない。
 僕だって、才能がない人間の最たるものだから、「デキない自分がなんとかいっぱしになるためにはどうすればいいか?」をずっと考えてきたんです。その結果たどり着いた結論は、「飽きずにコツコツやるしかない」ということだった。だから誰より多く、誰よりも早く絵コンテを切るよう自分に課したんです。

――かつて「コンテ千枚切り」の異名をとたれていたゆえんですね。

富野 バカにされていましたよ。「よくあきねえな」って。けど、その仕事を選んだのなら遊んでいる場合じゃない。だいたいの日本人は、コツコツと真面目に働いているんです。でもそのなかで抜きん出ようと思ったら、「両隣のヤツよりもっとコツコツやる」しかないじゃないですか
 あとは意識して、自分の不得意分野の仕事をするようにもしました。じつは、『いなかっぺ大将』みたいなギャグアニメの絵コンテも手がけたこともあります。悲惨な結果でしたけどね。「ヘタクソ!」「笑えない!」と散々にいわれた。でもそれがよかった。

――どういうことですか。

富野 できないからこそムキになれるんです。「じゃあ、どうすれば笑わせられるんだろう?」と一所懸命考えるわけで、そして、自分の得意分野のロボットアニメで実験する。演出のなかにさりがなく笑いの要素を入れて練習する。それが妄想だけでつくっている人には出せない”匂い”になるわけですよ。『機動戦士ガンダム』にだって、登場人物がやたらと「ドーン!」と現れるカットがある。そういう演出は、『いなかっぺ大将』をやらなかったらできなかっただろうと思いますね。

――ガンダムの背景にギャグアニメの演出があったとは、意外ですね。

富野 僕は作品づくりの基本は「異種格闘技」だと思っているんです。つまり、違うモノをどれだけ自分のなかに叩き込めるか。それにはありきたりかもしれないけれど、「見聞を広げる」ことが必要。いろんな場所へ出かけ、いろんなものをみるといい。僕は海外にいったりすると、とにかく周りをみます。街並み、陽の光、人の姿、歩き方、服装……全部演出の手がかりになるから。ただ、みて、みて、みて、みてばかりだから、空港についた時点で、ホトホト疲れちゃうけどね(笑)。

――そんなに気を詰めていては、オンとオフの切り替えが難しくないですか。

富野 作詞家の阿久悠さんと仲よくさせていただいていたんですけどね、亡くなったあとに奥さんに彼の日記をみせてもらったら、どのページも膨大な数のフレーズが羅列されていた。毎日二、三百の言葉を捻り出すのを日課にしていた結果なんですね。それくらい考えに考え抜いて初めて、あの素晴らしい詞は生まれていたんですよ。
 用はね、オンだオフだと切り替えられるほどめでたい人に、成功なんてあり得ないんですよ。やっぱり「飽きずにコツコツとやり続ける」ことからしか、一流の作品なんて生まれやしないということだと思います。




富野由悠季 アニメーション監督
1941年、神奈川県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、㈱虫プロダクションに入社、『鉄腕アトム』などの演出を担当。その後、フリーとなり、『ムーミン』『巨人の星』など数多くのアニメ作品に関わる。79年、原作・総監督を勤めたテレビアニメ『機動戦士ガンダム』が放映開始。現在に続く「ガンダム」シリーズを生み出し、アニメ界に金字塔を樹ち立てる。今年も、ガンダムテレビ放映30周年記念となるショート・フィルム『リング・オブ・ガンダム』を世に送り出すなど、精力的な活動を行なっている。

 安西先生、富野と萌えアニメの異種格闘技見たいです…。


 おまけ。

富野氏の毎日の習慣8

Q1 1日の平均的なタイムスケジュールは?(起床時間、就寝時間、1日の仕事時間など)
だいたい8~9時に起きて、午前2~3時に寝る。1日の仕事時間は決めていません

Q2 よく読む本&新聞は何ですか?
『読売新聞』だけとっています。雑誌は必要なとき以外、読みません

Q3 ひと月に何冊ぐらい本を読みますか?
2冊も読まないでしょう。拾い読みは10冊ぐらいかな

Q4 仕事以外で、大切にしている活動や時間はありますか?
週に2~3回、プールに行く時間。30分で800mを4種で泳ぐようにしています

Q5 いま特別に勉強していることはありますか?
政治哲学者のハンナ・アーレント

Q6 座右の銘(好きな言葉)は何ですか?
ありません

Q7 やる気が出ないときにモチベーションを上げる秘訣は?
秘訣はないですね。やり続けるしかない

Q8 やる気の源は?
『今日まで生かされていることに対しての義務』。それだと思います


コメント
富野さんって結構遅い時間に寝ているんですね。貴重な情報ありがとうございます。
きんにく #GxAO5jdM|2011/03/28(月) 23:20 [ 編集 ]
はじめまして、どうかこれからもよろしくお願いします。
kaito2198 #L2WcHO2o|2011/03/29(火) 01:31 [ 編集 ]
ゆうただよ。
「一生懸命」とかいう馬鹿は大嫌いです。
だから「一所懸命」を使ったこの文は嫌いじゃないです。
ほめてつかーす。
ゆうただよ。 #-|2012/11/19(月) 06:45 [ 編集 ]
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