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あと1週! みんなで『リーンの翼 COMPLETE』を買いましょう!

2010/01/21 13:57|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:4
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あと3週! みんなで『リーンの翼 COMPLETE』を買いましょう!1話と2話の話
あと2週! みんなで『リーンの翼 COMPLETE』を買いましょう!3話と4話の話

 皆が待ち望んでいる『リーンの翼 COMPLETE』の発売日も、ついに1週間を切りました! まだ予約してない方なら、早く予約しましょう。今回のスペシャルプライズ版は本編6話の全話以外、新たに富野由悠季総監督の新録インタビューも入ってます。値段は前のバラ売りに比べてなんと30000円以上安くなりましたので、是非今回でゲットしよう! 初回限定版なら、さらに特製スリーブがついていますよ。

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 というわけで、先々週と先週の話題に引き続き、今日はラスト2話の話をします。




第5話「東京湾」
日本の記憶、エイサップの記憶。日本の痛み、サコミズの痛み

 さて、この第5話から、ついに『リーンの翼』という作品のいちばん特異なところに入りました。リーンの翼の発現によって、バイストン・ウェルの住民たち一行は地上界に放り込まれたが、エイサップとサコミズ王というと、オーラロードに入ったままで、いろんな時空に入り、いろんなものを見てきてから、地上界に出た。しかしその時のサコミズ王はすでに怒りのあまりに我を忘れ、ついに地上界に対して武力行使を決意したのである。
 大まかな流れは以上の言葉とおり簡単のストーリーだが、実際の話の構造はとてつもなく複雑なものです。なぜならば第5話では、地上界(つまり我々がいる現実世界)とバイストン・ウェル(異世界)以外、さらにもう一つの時空が描かれたからです。
 あの時空が示したものが、全てエイサップとサコミズ王の二人だけが見えたもので、あのオーラロードに通じて現代の日本人たる代表であるエイサップ過去の日本人たる代表であるサコミズに見せたものこそ、『リーンの翼』がもっとも観客に伝えようとしたものである。

 そこで、二人が見た光景は、以下のものです。

1.東京大空襲
2.広島の核爆
3.(エイサップパパ・アレックスとエイサップママ・敏子の若い頃)
4.沖縄戦

 3以外、すべて我々が教科書などでよく知ってる「史実」で、現実に起きていた出来事です。日本の実写・アニメを問わず、一気に太平洋戦争終期のこれらの戦役をストレートに描いたのは、おそらく『リーンの翼』以外に無いだろう。当然これができたのも、間違いなくアニメだからです。
 ここで特に注目すべきなのは、これらはエイサップの目線に通して観客に伝わったことですが、我々観客にとっても、間違いなく「かつて現実に起きていた出来事」ということです。それらの光景を受け止めたとき、我々はどうしても自分の記憶のどこかに潜んでいる思いを抑えることができません。なぜならば、我々が覚えているからです。覚えているからこそ、たとえアニメでスクリーン越しでも、我々は思わず自分の歴史観を駆使させ、「現実に起きていた出来事」と認識してしまうのです。
 だから、エイサップの記憶は我々の記憶でもあります。エイサップの必死の叫びもまた我々の叫びでもあります。

 そして、もう一人であるサコミズですが、こちらは逆に年齢的でも物語での立ち位置でも観客と距離感があるため、エイサップみたいに直接我々とリンクするのではなく、エイサップに通じて我々に訴えかけるのです。
 だから、エイサップが見た光景(上の2と3)は対話もなく直接に観客に伝えるが、サコミズが見た光景(上の1と4)はありのままの光景以外、エイサップとサコミズの対話によって、同時にサコミズの無念さも伝えるのです。エイサップが見た光景(上の2と3)は会話がなくそのまま流れたが、サコミズが見た光景(上の1と4)は二人の対話が起すという構造はその証拠である。

 エイサップ経由のため、サコミズの本心を知るのが、エイサップ(=我々)の思いを知るほど簡単ではありません。サコミズは一体どう思っているのかというのは、まさに『リーンの翼』のテーマの一つであり、一番吟味すべきところでもあります。
 それでもこの第5話を見た人ならば、誰でも一つのものを感じ取れるはずです。それがサコミズの「痛み」です。そして、その無念さが起す「痛み」もまた、現実に生きている我々のどこかに潜んでいるものです。

 第5話では、エイサップが受け止めているのはエイサップが感じた思いと、サコミズから受けた思いという二重の構造をとっていたため、一見ややこしそうですが、実際はそれほど複雑ではありません。このへんの話を見てるときはだいたい万感胸に迫る状態なので、まともに思考を働くのが難しいかもしれません。それでも思考が働けないくらい万感胸に迫るからこそ、もっと考える必要があります。
 大事なのは、よくエイサップは第5、6話で主役交代させられたと言われますけど、富野作品の主人公が出番や物語に置ける重さより「目線」として働いてるということを意識していれば、主人公はあくまでもエイサップだっていうことを分かれます。


演劇的な第5話

 それにしても、いままでの富野作品もそうですけど、セリフといい、画面での動きといい、どれもどことなく芝居かかってるのが特徴です。しかし、そういう「演劇的な要素」一番顕著的なのは、やはりこの『リーンの翼』の第5話です。
 一番はっきりとその演劇性を示したのは、エイサップとサコミズが一緒にオーラロードに迷い込んだときの「場面の転換」です。

 大体の映像作品において場面転換の主体は登場人物の「行動」にあります。しかし『リーンの翼』の第5話では、基本的にサコミズとエイサップの行動は場面転換に主体的には働きかけられません。ここでの2人は戦場の光景を見せられて反応する事しかできません。ある種の「思考」(つまり上で述べた感情や対話)だけが、場面転換の「動機」(きっかけ)になります。
 もちろん、演劇でも登場人物は行動(あるいは行為)を行いますが、それは行動をシミュレートしたものではなく、キャラクターの「思考」を、直接行動させているのです。
 ですから、エイサップとサコミズがここらへんの場面においては、いつもの裏には裏があるという曖昧さがなく、すべて観客が見たままである。そして「すべてが見たまま、聞いたまま」というのが、演劇の特徴の一つでもある。

 この時期富野が芸能的な要素に心酔してたが、この部分の声優の使い方もあからさま他の部分と違うのが、紛れなく富野が意図的にそれを導入した証です。演劇ですから、エイサップもサコミズも大声で叫ぶ必要があります。特にサコミズは、「広島に原爆が落ちた朝ぁ!!」「そんなことでぇ!日本国を狂わせたかぁ!?」「夢、幻は、泡の如しぃぃ! でやぁぁ!!」「無残なり!おんな子どもまで火薬の中に、放り込むとはぁあ!!」と野太い声で叫ぶのが、まさにそのためにあるものです。

 しかしそうはいっても決して忘れられないのは、こういう演劇的な場面が成立できたのは、富野が「地上界」(限りなく我々の現実に近い世界)と「バイストン・ウェル」(もう一つの世界)以外、地上界ともバイストン・ウェルとも性質が違う「第3の世界」を描き出したからです。性質が違うのですから、別の表現法も許容されるのです。
 この方法論はいずれ別の記事を語りますが、こういうところがまさに『リーンの翼』という作品がエポック・メイキングたる訳です。

(注:このへんの話に関して、富野小説搾り出し(仮題)を読む その1も一緒に参照してくださるとありがたいです。また、このトピックの話の一部は、富野小説搾り出し(仮題)の上原マリ男さんの論点を借りています。上原さん、ありがとうございます)


もっと戦争映画っぽく、もっと災難映画らしく

 前も話しましたが、『リーンの翼』にはひょっとしたらもっと凶暴的な画面描写が必要かもしれません。もっと具体的にいうと、このサブタイトルのとおり「戦争」と「災難」という面で強化すべきです。

 まずは、戦争。
 戦争の景象は、人に戦争の無残さと人が人を殺すという理不尽さを伝えます。『リーンの翼』が今まで他のアニメ作品と一線を画してるのは、ストレートに「かつて実在した戦争/人々の記憶に残っている戦争」を形にして描いてたことですから、もっと人の心に抉り刺すような痛みが必要です。
 第5話でいえば、前述の東京大空襲と広島核爆と沖縄戦ですが、直接的に伝えようとするならば、マイルドにする必要はまったく無くて、あえて戦争映画みたいにもっと血・肉・死をアピールすることがいいでしょう。多少の反則気味な演出ですが、「戦場ではないところの戦争」「戦争ではない戦争」「おんな子どもまで火薬の中に放り込む無残さ」となると、それに伴う画面・演出の強度も必要なのでしょう。

 それから、災難もそうです。
 災難の景象は、話の緊迫感を増やし、全体の危機感を煽ることができます。「バイストン・ウェルという訳分からん連中が空中でドンパチをやってる」ではなく、「東京(日本)はただならぬことに陥っているぞ!」という状態を、観客に与えるのです。そう、『聖戦士ダンバイン』の第16話「東京上空」の東京がオーラバトラーの凄まじい威力に巻き添えされたのと同じ、ガラリア・ニャムヒーが乗っているバストールの弾が次々東京のあちこちで爆発したのを見て、おそらく多くの観客が思ってるのが「もうやめて! 早く止めて!」だろう。
 ホウジョウ軍が延々と東京を攻撃するのもそうですけど、たとえばロウリと金本の「オーラソード・ダブルディスパッチ」が東京タワーを壊してた時、はっきり言ってタワー内外で少なく1000人以上の死傷者が出るだろうけど、タワーを緩やかに動かして、次のシーンではすでに倒れたのは、どうも災難とは実感させられない。

 しかし大事なのは、これはあくまで『リーンの翼』の物語なので、「もっと戦争映画っぽく、もっと災難映画らしく」と言っても、所詮戦争映画でも災難映画でもないです。ですから今目にしている戦争映画やディザスタームービーみたいな表現を借りそれらの「映画的なスケール=画面表現の強度」を利用しても、あくまで味付けという程度に留まるべきです。


第6話「桜花嵐」
バイストン・ウェルと地上界、サコミズとエイサップを繋ぐためのリュクス

 第1話初登場では気高いヒロインであったリュクスだが、第3話のあたりから気を抜けたのか、だんだん弱々しいお姫様になっていく気がしてなりません。最終話に至って、なんと心細いあまりキス魔になってエイサップと接吻を始めたという始末。私もリュクスとちゅっちゅしたいよー。
 まあリュクスとちゅっちゅしたいかどうかは置いといて、リュクスっていうキャラは途中から物語のメインストーリーに絡まらなくなってたが、実際は先代の聖戦士(そして実質的な主人公でもある)サコミズと、現代の聖戦士(そして狂言回しとしての主人公である)エイサップを繋ぐ存在だったのです。彼女の体内に流れているバイストン・ウェルと地上界の血も、まさにその中間性を示唆している。

 思えば、バイストン・ウェルでは本気にサコミズを思っているのは、結局リュクス一人だった。そして最後で地上人の迫水真次郎を供養してるのも、リュクスとエイサップだけだった。そういうところから見ても、リュクスは物語に置けては誰にも引けない唯一な立ち位置があるはずだった。それが「サコミズがたった一人の血親」という物語にいる立ち位置です。これがなければ、サコミズは本当に一人ぼっちになっちゃうし、サコミズの「バイストン・ウェルに対するこだわり」あるいは「バイストン・ウェルとの絆」も本気になくなっちゃうから、サコミズとエイサップを繋ぐ以前、サコミズというキャラクターを維持するため、どうしてもリュクスというキャラクターが必要です。
 そして、リュクスのこのサコミズとの血親的な「絆」を持って、エイサップが持っている「理」と一緒に出すと、初めて修羅の化身となったサコミズを鎮魂することができます。

 アニメ本編では時間が足りなかったせいで、このへんの描写はきちんとフォローしていなかったけど、漫画版と大森倖三氏のインタビューを読む限り、富野のシナリオと絵コンテにはちゃんとそのへんの描写があります。あくまで予測ですが、このへんの描写は3/24出版の『リーンの翼』新装版小説に出てくるだろう。
 ずっと自分の帰るべきところを探し続けながらも、故郷を失った悲しみと裏切られた怒りのあまりに我を忘れ、横暴を振るうサコミズにたいして、エイサップとリュクスが命の故郷バイストン・ウェルからのメッセージを届く。エイサップの「理」が道理を延べ、サコミズの横暴をやめさせ、リュクスの「絆」がサコミズに自分が一人じゃないことを示し、サコミズの我を取り戻させ、そして命のメッセージでサコミズの想いを浄化し、サコミズを昇華させる。この構図がおそらく『リーンの翼』においては富野が一番完成させたかった構図でしょう。

 サコミズがあそこまでエイサップを好きなのは、エイサップがとても聡明な若い人以外、彼のような若い世代から希望を見出し、彼を「次(の命)を継いでくれる人」と期待しているからでしょう。しかし「命を継いでくれる人」なら、リュクスもまた同じだった。
 ですから、リュクスもまたサコミズにとって次の世代の希望で、自分の次・自分の命を継いでくれる人です。これが、何故彼女とエイサップが連れ添いになるわけです。前も話しましたが、エイサップ一人だけでは最終話のサコミズに敵わないですけど、リュクスとセットして共に戦えば、なんとかなるのですね。そうすることによって、「旧世代と新世代」という対比ももっとはっきり出てきますしね。

 そういや確か放送当時、リュクスは最後桜の花びらと共に消えてゆくことと、リュクスが文金高島田の特攻人形の姿に似てることから、「リュクスは文金高島田人形の化身かもしれない」「リュクスそのものが幻なのでは?」という話が出てきましたけど、皆さんはどう思っているのでしょう?


結局22年経っても、一番悪いのはやっぱり女だった?

 1983年の『聖戦士ダンバイン』の終盤、アの国の王ドレイク・ルフトは突然「全ての元凶はルーザだったというのか」と言い出したとき、その唐突さにビックリした観客もいるでしょう。確かビショットと寝て裏から操っていたし、実の娘であるリムルを殺したけど、全ての元凶というには、ルーザがそんな悪人でもなかった気がしますよね。

 で、今度は2005年の『リーンの翼』。シンジロウ・サコミズの妻、ホウジョウ国の女王、リュクスにとっては義母となるコドール・サコミズが、どこから見てもとても悪い女の気がしてなりません。いつも裏でコソコソ何をやってるし、リュクスに嫌味を言ってるし、サコミズを利用するし(正確は互いに利用してるけどね)、コットゥと寝るし、最後ではサコミズを裏切るし、本当にどうしょうもない悪い女だ! と思う人もたくさんいるでしょう。

 それでも、コドールも所詮小さい人間の一人に過ぎません。あちこちで策略を練るけど、結局念願の地上侵攻も失敗に終わったし、サコミズを排除しようでも無理だったし。野心でいえば地上のガロウ・ランさんことパプッシュ艦隊司令エメリス・マキャベルのほうが強かだし、指導力でいえば、サコミズやコットゥ頼りだし、ひょっとしたらコドールは自分(そして我々)が思ってるほど大した人間じゃないかもしれませんね。
 第5・6話のホウジョウ軍の無秩序ぶりを見ますと、やはりサコミズがいかに国と軍を束ねたのが伺える。コットゥの態度を見てもわかるとおり、コットゥにしたって、コドールの褥の温かさに惑われて彼女の命令で動いても、本心でサコミズを裏切りしたいわけではなく、最後までサコミズへの敬意と畏怖を持っているし、コドールにしても、部族の(元)女王とはいえ、結局サコミズ王の権力を嵩に着るだけで、サコミズがいなければ何もできない女に過ぎません。

 まあ、それでも女の武器を振りかざすその姿に恐ろしいと覚えない男性がいないでしょうね。女性を選ぶなら、乙女のリュクスか、やんちゃなエレボスですもんね、やっぱり。


劇場版『リーンの翼』は可能なのか

 最後、前の記事でも話題にしましたが、もし劇場版『リーンの翼』を成立させようとするならば、一本の映画という呼び声もありますが、理想の構造はなるべく前後編という構造にするほうがいいと思います。

 まず、第1-3話で構成した前編でそろそろキャラクターと世界観を慣れたところで、サコミズの地上侵攻のための作戦はようやく始まる(第4話にあたる部分)。ここらへんは「起承転結」の「起」ですね。しかし、作戦はエイサップ、リュクス、ジャコバ・アオンたちの乱入によって、リーンの翼は発動したものの、一行が地上界に放り込まれて、エイサップとサコミズは別の時空に流れた。これは「承」です。いろんな情景を見て、ようやく地上界にたどり着いたエイサップたちだが、今度はサコミズが横暴を振るい始め、皆の目の敵になっている。これは「転」です。
 そして最後、エイサップが必死に命の手紙を届くおかげで(ここは前述のリュクスも加えればもっと良い)、サコミズがようやく怨念を捨て、自分の故郷を守るために散った。最後はエイサップとリュクスが迫水の墓参り。これは「結」ですね。

 さらに、前編はエイサップとリュクスの出会いから始まって、後編はエイサップとリュクスの別離で終わる。これで前後編で一つの作品としての構造も成立できます。
 また、映画作品のため、映画的な雰囲気を成立させることもできます。前述のとおり前後編にすれば、前編は「ファンタジー映画的な匂い」が仕立てれ、後編は「戦争映画と災難映画的な匂い」にすることができます。一見まったく違うものが一つにまとめられるのは不思議ですが、これもアニメだからできること、『リーンの翼』という作品だからできることで、富野が言ってる「ジャンル分けができないくらいのアニメ作品」というのも、きっとこういうことだったでしょう。




 というわけで、基本的第1話から第6話までの話を一通り話しましたが、「リーンの翼 COMPLETE」発売まではあと少し時間がありますので、来週ももっと全体的な話や小説版との関係を語るつもりです。もしご興味あれば、是非「リーンの翼 COMPLETE」と小説「リーンの翼」を買ってください。

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コメント
こうゆう作品は、愚か者にとって必ずただの戦争肯定作品に見えるんですよね、迫水が日本兵だからそれが駄目だそうですw 今の殆どの日本人は太平洋戦争にすんごいアレルギーを持っている、と言うより植えつけられた。迫水のように命を懸けてこの国のために戦った人たちの子供の世代がそうゆう考え、徹底した日本が悪だったとゆう認識や思想を創り多くの人たちがそれを放置してきた。これってこれから富野が描こうとしている全体主義に近い気がするんですよ。(違うかなw) 
  ダムエース2009年7月号で富野が言っていたアーレントの全体主義「最終的な責任者がいない、政治の消失」。これは今の日本で起きていることなんですよね、小沢民主になったとたん責任取る人いなくなりなしたって。ウイグルやチベットを対岸の火事とみてましたよ僕も、でもまさか自分の生きてるうちに中華政権が日本に誕生するとは思いませんでした。富野がF91の時に言ってた、コロニー同士だけど宇宙空間を挟むだけで対岸の火事と思い込む馬鹿ぶり。海を挟んでいるから安心していたアホ日本人の僕(ほんとに駄目ですね日本人だからとゆう落とし穴)最近の富野作品はより、リアルタイムで楽しめる作品になりつつあるようです「リーンの翼」を見てリングオブガンダムに備えておきます。
 こんな長いコメ邪魔でしかないですよねごめん今度からもっと短くしますww
ヨルダ #-|2010/01/21(木) 15:25 [ 編集 ]
私はアニメ版リーンの翼が必ずしもベストな作品ではないと感じていますが、
それでも第五話に関しては文句無しで傑作だと思います。

時系列的には沖縄戦と原爆投下は逆ですが、
「東京大空襲」→「広島原爆投下」→「沖縄戦」とマクロからミクロへの視点変化があることは見逃せません。
人間爆弾なんかは代表例ですが、徐々にカメラを俯瞰から客観的な視点に変化させることで残虐性を描くというのは富野監督お得意の手法ですね。
沖縄戦で直接的な描写よりも、間接的に「羽が舞い散る」=「人が死んだ」と視聴者に伝えることで、命の儚さが表現できると思ったんじゃないですかね。
どれぐらいの人が初見で気付くか分かりませんが、なんとなくとんでもないことが起こっている雰囲気は伝わるんじゃないかな?
どっちが正しいのか分かりませんが。

私見ですがこの作品は、戦争を否定も肯定もしていません。
ただ、日本人として敗戦濃厚であったにも関わらず戦争続行を決め不必要な死者を出した指導者への怒りと、それを顧みない現代日本人への怨念で動いているのが迫水なのは確かだと思います。

僕はエマさんよりレコアさん派なので、コドールみたいな人は嫌いじゃないですよ。
苛められるのも楽しいじゃないですかw
ザコソルジャー #-|2010/01/21(木) 18:48 [ 編集 ]
私は日本人ではないですけど、ヨルダさんがおっしゃる話は分かりますし、自分なりの考えもあります。F91や全体主義の話については同感ですし、ある意味日本に限らずワールドワイド的な問題です。
別に特定な政権を指すのではないですけど、もしその政権自体が全体主義的な何かを含んでいたら、きっと富野監督の作品に風刺されるでしょう。
しかしながら、創作はそれと別の話で、仮の話ですけど、もし今日本政府が富野監督に金を出してくれるのならば、私は両手を挙げて賛成するんでしょう。

と、富野監督のファンの私からはこういう言い方しかできない事情も、どうかお察しください。
kaito2198 #L2WcHO2o|2010/01/21(木) 22:56 [ 編集 ]
>マクロからミクロへの視点変化があることは見逃せません。
すみません、見逃せました。そういう意図もあるのですね。

沖縄戦というか一連の戦争シーンの最後で白い羽でしめるのは、とてもすごい演出だと思います。しかし直接的な描写と間接的な描写というコントラストを出るほうが、今までニュアンスを損なうことないですし、もっとストレートに伝えるのではないかと思っています。

サコミズのくだりに関してはまったく同感です。ザコソルジャーさんがレコアさん派ってのは知ってますけど、私はそんなひねくれ者(笑)ではありませんので、素直にリュクスを選びたいです。
kaito2198 #L2WcHO2o|2010/01/21(木) 23:11 [ 編集 ]
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