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週刊連載 富野由悠季起用論その5 「富野が使いにくい監督といわれる3つの原因」

2009/08/05 20:48|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:6
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5.富野が使いにくい監督といわれる3つの原因

 富野は長年、サンライズ以外で仕事をしないできました。
 その理由として一番可能性が高いのは、サンライズとの縛り契約が存在しているからでしょう。それによれば、富野のアニメ制作はもちろん、個人活動のスケジュールまで管理されていて、意のままで動けません。もしそうならば、サンライズ以外のアニメ制作会社が富野を使えない訳も明かされるのです
 しかし、ここでは縛り契約が存在しないと仮定して、なぜ他のアニメ会社が富野を起用しないかの可能性を挙げてみます。


 一つ目は、ロボットアニメの専門家と見なされているからです。
 75年の『勇者ライディーン』以来、富野が監督してきた作品といえば、ほぼ例外なくロボットアニメです。70年代後半から今日まで、この間にロボットと関わらなかったものといえば、92年『ママは小学4年生』のオープニングストーリーボード、95年の短編『闇夜の時代劇 正体を見る』、96年のOVA『ガーゼィの翼』といった散発的な作品のみとなっています。
 ですから、ロボットアニメならまだいいですが、仮にロボット以外の演出・監督として頼りようにも、どうしても躊躇します。そしてオモチャ不況の今、極めてマニア向けか、バンダイみたいな大手が付く以外、純然たるロボットアニメなんてまったく作れないのが現在のアニメ産業です。

 二つ目は、今風の演出家ではないと思われているからです。
 21世紀に入って10年近く、若手の演出家が活躍しているなかで、富野年代の演出スタイルは比較的に穏やかな部類に分類されます。画面の演出手法、話の組み方・段取りなどもそうですが、今風のモノとはどうしても多少離れています。
 富野の学習好きや、新しい才能を積極的に作品に採用するのは業界内でも有名ですが、それでも単純に最新鋭の作品と演出の目新しさを比べれば、どうしても地味になりがちな部分があります。

 三つ目は、いかにも気難しい大御所らしいからです。
 風説によれば、どうも富野は非常にエキセントリックな人としか聞こえません。制作現場ではスタッフ間の協調性は非常に大事にされているものですから、いざこざはできるだけ避けたいのも無理のないことです。また、富野は業界のなかでは非常にキャリアがある人ですから、そのへんでどうしても気を遣わざるをえない部分もありますので、会社としての制御しづらさや現場の付き合いを不都合と思う人もいるかもしれません。


 以上は、アニメ制作会社が富野由悠季を使わないと思われる3つの理由です。しかし、少し考えれば分かると思いますが、以上の3つは一面の見方ですぎません。本当の状況を見極めるには、別の視点から見なければいけません。


 かつては「コンテ千本切り」とまで言われるほどジャンルを問わずやってきたものの、ガンダム以後は少数の短編やOVA以外、ロボットアニメばかり作ってきた富野に、(ロボットアニメならまだ安心できますが)ほかのジャンルの作品を依頼するのには、以上のような躊躇いがあるのは、確かに、無理もないことです。

 しかし、よく考えて欲しい。富野作品の評価が高いのは、本当にロボットチャンバラが上手いからなのでしょうか?
 強烈なテーマ、感情の出し方、性的な匂い、生活観がある演出、人と人の関係性など。それらの人の根源的なものを見つけ出すことこそ、富野作品が戦闘描写以上に、評価されているところです
たとえば『ブレンパワード』で一番注目されるのは、もっぱら家庭の諍いと和解や、ハートフルなエピソードですし、『∀ガンダム』もガンダム作品でありながら牧歌的な世界観や、生き生きとしたキャラクターを生み出したことが、単にガンダムを描いた以上に評価されているのです。また、『新訳Z』新画部分のヴィヴィッドな肉弾戦や『リーンの翼』のパワフルな画面構成など、こういった緩急を付ける場面転換、シリアスとユーモアの作風の使いこなしは、ロボットアニメという枠を超え、一般ジャンルのアニメにも通用するものです。
 こうしてみれば、演出面での富野は他のジャンルを描く能力も備えており、ロボット戦闘一辺倒などではありません


 今風の演出じゃないことについて、異論はありません。が、よく考えてほしい。その今風にスタイリッシュな演出によって売れた作品は、果たしてどれほどあるのでしょうか? 最先端と謳われる作品のなか、売り上げ的に富野作品より低調なものはいっぱいあります。ともすれば、今風の演出が作品作りにおいて最重要事項ではないことも自明のことはずです。
 それに、たとえば『キングゲイナー』で提示したスタイルと作風は、ボンズ2004年の『絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク』、2005年の『交響詩篇エウレカセブン』、2008年の『亡念のザムド』に受け継がれ、未だに途切れていません。この点から見れば、今風の演出家ではないにせよ、今の視聴者の目にも耐えうる作品作りは、いまだに健在です。


 最後に、大御所すぎるというのは、以前も触れましたが、同年代のアニメ監督がいまだに数多く活躍していますから、それだけで不都合では無いはずです
 個性に関しては、確かに短気な面も見られますが、しかし、物事は一面だけで判断してはいけません。しばしば富野と反りあわないスタッフの話が見かける同時に、それとまったく逆の証言もまた沢山あります。特に近年のスタッフによると、富野は現場では物腰が非常に低い人で、隅から隅まで気を遣ってくれて、決して他人をぞんざいにしませんし、いいアイデアがあればなんでも作品に取り入れ、才能がある人材への信頼感も非常に大きい監督です
 スタッフとどう協調を取るのか、どうスタッフを使いこなすのかは、監督として非常に重要なことです。そのへん、少なくとも富野とともに仕事してきたプロデューサーや現場スタッフの経験を聞く限りでは、十分スタッフワークを生かせる人であり、(ややスパルタ教育という一面は確かあるにせよ、)昔からそのもとで修業を積んだスタッフから多くの才能が輩出しているのもまた、無視できない一面です。





『∀の癒し』(角川春樹事務所、1999年)、サイゾー2008年10月号など。
また、今回富野3年ぶりの新作である『RING OF GUNDAM』にはCG制作会社ロボットが制作を参加してるが、やはりサンライズ経由である。
月刊『ニュータイプ』2007年4月号(角川書店、2007年)。
たとえば今年富野が第62回ロカルノ国際映画祭で受賞した名誉豹賞する際、主催者側は「富野監督はロボットアニメの表現に、ペーソスやドラマ的な要素も折り込み、革命を起こした」という授賞理由を残した。Locarno International Film Festival│09.08.2009 Leopard in Honour of Yoshiyuki Tomino and Manga Night
また、富野は『闇夜の時代劇』(1995年)の巻末インタビューや『機動戦士ガンダム ジオンSIDE』(竹書房、2006年)では、自分が別のジャンルや萌えアニメにも上手く演出できるという旨の発言をしていた。
この点は、それらの作品の中枢スタッフを初め、アニメーター、演出、脚本など大半が『キングゲイナー』からそのまま受け継がれたという現象からでも伺える。
週刊連載 富野由悠季起用論その3 「サンライズはもう富野世代に頼るべきではない?」の持論を参照。
『オーバーマンキングゲイナーエクソダスガイド』(メディアファクトリー、2003年)の吉田健一、森邦宏、宮地昌幸、笹木信作など、『Z BIBLE』(講談社、2005年)の松尾衡など、『リーンの翼オフィシャルガイド』(ホビージャパン、2007年)の工藤昌史などの発言を参照。
『劇場版∀ガンダム』や『キングゲイナー』、『リーンの翼』のプロデューサー河口佳高が立てた裏トミノブログなどを参照。
週刊連載 富野由悠季起用論その3 「サンライズはもう富野世代に頼るべきではない?」の脚注を参照。





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コメント
はじめまして。
富野作品を、そして監督本人について真摯に考察していくブログとして、いつもROMしていました。
今回の一連の記事も、とても楽しく読ませて貰っています。以前からコメントしようか迷っていたのですが、気になる記事だった事もありコメントさせて頂きます。

富野作品のオーディションを受けた経験を持つ某声優さんが、「周りのスタッフが”この声優を起用すれば作品もきっと売れますよ!”と意見するのに対して、富野監督は“いやだ!俺は作品を声優に売って貰おうとは思わない!!!”と言っていた。自分はそういう姿勢を支持したい」というエピソードを話していました。
その数年後に放送された、同じスタッフが参加していたであろう某反逆するアニメに人気声優さんが多数起用されていて尚且つある程度のヒット作となったを見ると、そのスタッフも富野監督に対して「ほら見ろ!」という思いがあったんじゃないかと邪推してしまいます(勿論その程度のヒットで富野監督が満足(もしくは嫉妬)する人だとは全く思いませんが)。

ニュータイプ誌での水島精二監督の対談で「自分ほどスポンサーの要求に応えてきた作り手はいない」と言っていたらしいのですが、もしも偉い人達が「資金も出す。ロボットを出すも出さないも自由だ。しかし絶対条件として、1.今大人気のキャラクターデザイナーを起用する。2.今人気の声優を沢山起用する。3.“萌え”描写を1話ごとに必ず入れる事」といってきたら、きちんと要求に応えてくれるのかな?とふと疑問に思いました。

長々と大変失礼しました。週間連載の続き、そして今後の記事も楽しみにしています。
RP #MnVnp622|2009/08/11(火) 23:29 [ 編集 ]
 はじめまして、RPさん、大変興味深い意見ありがとうございます。どうかこれからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

 その声優に関するエピソードは、RPさんがご本人から聞いた話ですか。声優に関しては、自分はそれほど深く研究したことありませんので、たぶん当てになりませんけど、声優さんを使って作品の脇を固めるのは、確かに今のアニメ制作の常套ですね。RPさんが仰ってるあのへんの事情も、決して邪推じゃないと思います。

 さて、富野監督の声優に対する態度、萌えアニメに対する態度ですが、まず、監督はいわゆる萌え系や人気声優さんを拒絶しているわけではありませんね。『新訳Z』ではゆかな、『リーンの翼』では堀江由衣を使い、また男性の人気声優も使ってるあたりから見れば、実力さえあれば、富野監督は満遍なく取り入れると思います。つまり、RPさんが仰った話の問題は単純に使うか使わないかのではなく、以下の二点にあると思います。

 一は、いかにも受けそう「使い方」をする/できるかどうかの問題です。以下は竹書房の『ガンダム連邦SIDE』から富野監督の話を引用します。
富野 (前略)「パンチラを本気でやってください!」と言われれば、それをうまく見せる自信はあります。美少女物のオタクにならずに作るという手法を知っているからです。ですから、美少女マニアより面白い作品を作れるのではないかと思います。」
――美少女アニメ、いわゆる「萌え系アニメ」というものは、パターンを踏襲する作り方なんでしょうか?
富野 パターンではなく、「萌える」という視聴者の心に寄り添って作ってあげればいいだけのことなのです。先程例に挙げた「パンチラ」で言えば、そのシーンに行くまでに、ちゃんと視聴者の心の準備をさせてあげるのです。準備させて初めてパンツを覗くシーンをやり、場合によってはその先の場面を展開します。視聴者の性的欲求を満たすための、脈略あるシーンの積み重ね…その呼吸をきちんとやるだけでいいのです。
一人だけの部屋で、こっそり見るものを作るノウハウだって知っているつもりです。萌え系アニメを、物凄くあからさまにもできるし、ほのかな雰囲気で作ることだってできます。パターンというより、すべて「タイミング」なんですよ。そのタイミングも、物語が作りやすいからという自分の都合のタイミングではないんです。「どうしてもそうならなければならない」という必然的な設定を物語の入り口に作り、物語の流れに脈略を持たせることが重要なのです。
(中略)
そのことは、演じる声優さんの側でも感じているようです。ある女性の声優さんから「セリフがいつも同じなんです」と相談されたことがありますから。同じような声、同じような演技、同じような話の展開、同じようなシチュエーション。3カットも見れば先がわかってしまうような作品は、面白くもなんともないでしょう。萌え系アニメの作り手には、「どうか、マニアになる前に人を楽しませてくれ」と言いたいですね。

 引用は長くなりますが、要するに富野監督の思考は声優起用にいるのではなく、どう使うことにいますね。問題は、一般的売れる(と思われる)ような使い方をしなければ、はたしてその声優さんは売りの一つになれるんでしょうか? となれば、問題は「パターンに沿ってない起用」ではなく、「パターンに沿ってない使い方」になります。

 もう一つは、富野監督はあくまで作品中心論な人間ですから、ああいう声優が嫌いじゃなくて、「作品を声優に売って貰おう」のが嫌いですね。人気はあくまで一時のものですから。しかし、上も言ったとおり、問題はここではありません。なぜなら、富野監督も以前子安や福山みたいな人気声優を使ってますから。
 本当の問題はむしろ「周りのスタッフが”この声優を起用すれば作品もきっと売れますよ!”」というところにいるだと思います。なぜかというと、もしそのスタッフ(というより制作ではかなり上の人間だと思われます)が富野監督の性格を熟知しているのなら、そういう言い方を避けて、もっとオブラートに包むような言い方、もっとぶっちゃけ言いますと、富野を騙す、富野を誤魔化す、富野を黙らせるような言い方をするべきだったと思います。それは何も作品論ではなく、単にコミュニケーションの問題です。
 当然、あそこまで言い切った富野監督だからこそ、今の売れ線から外れてるところにいるのは事実ですが、その件に関しては、「富野由悠季」を必要以上持ち上げて、一番大きい売れ線として売れようとするあのスタッフの責任だと思います。

 最後、RPが挙げたスポンサーのたとえ話ですが、監督自分の主義によっぽと抵触しなければ、受けると思います。萌えアニメや美少女キャラ自体に周りが想像してるほど抵抗がないですし。ただし、もし何もかも監督が許す範囲外でしたら…という設定はさすがに無意味ですし、やはり他のスタッフやプロデューサー次第じゃないでしょうかね。
kaito2198 #L2WcHO2o|2009/08/12(水) 07:14 [ 編集 ]
私は富野監督の作品は非常に評価していますが、商売の面では他の人が作ったガンダムに比べると、各段に落ちると認識しています。
私たち富野ファンには何が面白いのか分かりませんが、SEEDや00は若い人達にはある程度のヒットをしています。

確かに富野監督は常にスポンサーの要求を受け入れてきました。
例えばGファイターとの合体シーンを毎回入れろ、Vガンダムではガンダムを5体出せ、と言われて確かにその通りにしました。
ですが、クリスマス商戦前にGファイターを壊したり、Vガンダムは量産型だから何体もいて弱いなど、
指示通りにやってはいますが、「おもちゃが売れるようにしてくれ」という真意を曲解して受け取っています。
スポンサーは売り上げが下がると頭を抱えたのではないでしょうか?

現在では、富野監督には自由にやらせた方が面白い作品、売れる作品を作る、どうせこっちの指示を聞いているフリしかしないのだから、とスポンサーは認識していると思います。

また、富野監督の作品は放送終了後にヒットする傾向があります。
サラリーマンの人は基本的に、その月の売り上げ、3か月後の売り上げの事しか考えられません。
担当者は、来年は売り上げが上がります、と言われても、来年は自分は入れ替わっているかもしれないのですから、手柄にはなりません。
ですから、長期的な売り上げを評価できません。
バンダイ全体で見ても、ガンダムの5年後、10年後の事など考えているとは思えません。
そんな事はない、我々はガンダムを永続的に稼げるコンテンツに育てたいと思っている、と彼らは発言することもありますが所詮ポーズにすぎません。
どうせその時には、今の社長も変わっています。

ガンダム00では恐らく放送前に、登場する全てのMSをリストアップして、どれをどの時期に商品化するのか、半年以上先まで分かっている、それぐらいの芸当はやっていると思います。
バンダイにとってガンダムは絶対に失敗が許されないコンテンツです。
バンダイグループの総力を挙げてその年のガンダムを応援します。
必要以上のリスクは冒せません。

近年のガンダムは、SEED、00、と狙ってヒット作・儲かる作品を作れました。
∀ガンダムが終了して10年経ち、TVシリーズ発の富野ガンダムの間隔が空きすぎたという認識はバンダイ・サンライズ共にあると思います。
今まではネガティブな事を書いてしまいましたが、来年は富野監督がガンダムをやるチャンスは十分あると思います。


ここからは話題が変わりますが、kaitoさんは富野監督と組むプロデューサーにかなり拘っているように感じましたが如何でしょう?
私は河口プロデューサーは、作品に良いアイデアを出してくれる人と認識しています。
ですが彼はお友達感覚で富野監督と付き合っているように見えてしまうので、ジブリの鈴木プロデューサーのように営業の才に富んではいません、多分。

富野ガンダムの最終目標はアカデミー賞を取る事です。
宮崎駿監督の作品は、彼の全盛期に比べると、近年は明らかにクオリティが下がっていますがアカデミー賞を受賞しました。
それは、ジブリは毎回クオリティの高い作品を作る、という国内での評価を足場にした受賞だと思います。
そしてその評価を作ったのは、プロデューサーが良い仕事をしたからです。
ロボットアニメにすぎないガンダムは、ジブリ作品のような社会的評価を得るのは難しいです。
素人考えなので、正確な分析は出来ませんが、作品の面白さで勝負するのが王道であり、ガンダムにとっても近道かなと、私は考えています。
ザコソルジャー #mQop/nM.|2009/08/16(日) 01:35 [ 編集 ]
他人のヒットを否定するつもりはありませんけど、若い人の作品のほうがヒットするという話は、まさに自分がこの一連のシリーズで反論したいところですね。
なぜなら、近年富野監督の作品が与えられた条件はどれも大ヒットに至るには難しいけれど、結果的どれも比較的数字が出るものです。この場合、ガンダムと比較するまでもなく、サンライズや他の制作会社の作品を比べれば明確なはずです。

スポンサーの要求は、確か困ったものですね。仰るとおり、ガンダムやVガンダムはああいう使い方をしました。しかし、それはあくまで二つの例でしかありませんし、ガンダムにいたってはそもそも作品カラーにそぐわないから排除されたという話(映画ではわざわざちゃんとした代替品のコアブースターを出したし)ですし。それに、MSの登場時期などを契約で明記するのは昔からの話で、何も種や00からの話ではありません。その点については、やはり富野監督も同じ経験をしたんです。ですから、富野監督はそこまで天邪鬼でもないと思います。バンダイの責任者や上層と懇意したいと何度も仰いましたし、両方どうコラボするのか、やはりコミュニケーションの話だと思いますね。

サラリーマンの話は、まったく仰るとおりだと思います。IGの押井監督への庇い方、マッドハウスの今敏監督への庇い方を期待するのは、そもそも難しいかもしれませんけど、それでも利益があると力説したいのは、今回の考えです。

河口Pプロデューサーについての話は、彼は制作プロデューサーですから、制作設定上がりの彼のアイデア面からの貢献を、否定するわけではありません。ですが、サンライズの制作体制でいえば、プロデューサーはそれ以上の権限も責任も持っていますから、どう作品を売るのは、それ以上大事なことだと思います。それに尽力したほうが、よっぽと作品に貢献することになります。

実を言いますと、私が気になってるのもただ一つ、それが面白い作品です。賞や評価は二の次です。
kaito2198 #L2WcHO2o|2009/08/16(日) 02:24 [ 編集 ]
アニメーションの制作において、プロデューサーは何をする仕事なのか私は詳しく知りません。
ですので河口プロデューサーに過剰な期待はしていませんでしたが、kaitoさんのお考えが判って良かったです。
これからは、そういった視点も持って作品を観賞してみようと思います。

ソースはありませんが、Gファイターとガンダムの合体モデルはクローバー社の主力商品であると認識していますので例にあげました。
スポンサーの要求は表面的に聞いて見せれば、後は何をやってもよいというのは、ガンダムの成功体験に根差したサンライズの体質であると思います。(おそらくガンダム者で、吉井社長が仰っていたと思います。)
近年のガンダムではそのような作り方はスポンサーに形容されないのではないでしょうか?
バンダイ側は、富野監督のように高齢で実績もある人とコミニケーションをとるのは、おっくうであり、なら若い人の監督の方がコントロールしやすく、逆らうようなら首をチラつかせ、必要ならば首にすれば良いと思っているでしょう。

ブレンパワード以降、(強いて言えば劇場版Zを除くと)富野監督は商業的な要求は大きくない立場で作品を作られています。
そして、それらは良質な作品になったと思います。
ですから、多少監督を任されるチャンスは減るかもしれませんが、今まで通りスポンサーの縛りが少ない所で、作りたい物を自由に作らせてあげた方が良いと私は考えています。
ザコソルジャー #mQop/nM.|2009/08/16(日) 22:54 [ 編集 ]
スポンサーと制作会社と監督の関係は残念ながらおっしゃるとおりです。でも、別にバンダイ発でなくてもいい、なんなら近年の作品のように、バンダイビジュアルから企画出すのも可能ですね。


kaito2198 #L2WcHO2o|2009/08/17(月) 10:24 [ 編集 ]
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