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『リング・オブ・ガンダム』の由来と変遷

2009/07/09 17:40|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:4
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 さてさて、先日記者デイビー日高氏愛があふれたFCCJ報道昼食会レポートに続いて、真打Business Media誠のほぼ全編起しも来たところで、”あの噂”もいよいよ現実感を浮かび始めてきましたが、今自分の気持ちはまるで思わず月に向かって月に吠えるロランか、年一回月に向かって”ディアナさまーーー!”と吼えるトミノみたいです。富野監督のファンの人たちなら、その気持ち分かるよね?

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富野由悠季監督が語る「ガンダム30周年」 ~ニュータイプの概念から次回作のテーマまで
デイビー日高の日記――裏・富野由悠季監督が語る「ガンダム30周年」
Business Media誠
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 それで、このビッグサプライズ出たところで、やや影うすになってますが、今年8/21~23のGUNDAM BIG EXPOには、富野由悠季監督制作の30周年記念ショートフィルムの上映が決定されました。

ガンダム30周年イベントに富野由悠季監督制作ショート映像
GUNDAM BIG EXPOに富野由悠季総監督制作30周年記念ショートフィルム上映

 で、この30周年記念ショートフィルムの内容も長さもはっきりされていないけど、正式なタイトルはすでに出てきた。名づけて『リング・オブ・ガンダム』。

7月11日追記:30周年記念パンフレットによると、正式なタイトルは「Ring of Gundam」らしい。

 また、このめでたくショートフィルム以外、ほかにも公式パンフレット「GUNDAM 30th ANNIVERSARY OFFICIAL BOOK」の寄稿や古谷徹・池田秀一・潘 恵子の三人とのトークセッションの「GUNDAM 30th ANNIVERSARY」など、一杯楽しめる内容があります。
 …と、情報収集はすでにシャア専用ニュースさんとシャア専用ブログさんの二雄が活躍してますから、これ以上話しても意味ないと思いますから、今日はそのタイトル『リング・オブ・ガンダム』について少し書きます。


 さて、『リング・オブ・ガンダム』といえば、皆さんまず思い浮かぶのは何だろう? これについて、シャア専用ニュースのRandalさんはすでに答えを出してくれました

富野ガンダムファンならご存知の方も多いと思いますが、この「リング・オブ・ガンダム」というタイトルは「∀ガンダム」の企画段階での仮タイトルと同じです。確か富野監督が「『イデオン』みたいな輪廻の物語をやりたい」という意味を込めて名付けたものの、諸事情により採用されませんでした。このショートフィルムの内容を予想するうえで、非常に興味深いです。

 確かにそうです。


以下は、イデオンの伝説から引用。

――以前、LDの解説書で、一〇年後にもう一度『イデオン』を作りたいという話をなさっているんですが、それが『ブレンパワード』に含まれていると。

富野 それは当然含まれていますし、”リング・オブ・イデオン”という続編のようなものがあるとして、そこにつながってくると思う。でも、単に作品論じゃなくて我々の歴史、アニメの歴史というのを認知したときには、”リング・オブ”という形の作品の連鎖は、悔しいけれども『ガンダム』に関してしかないだろうなということを、去年決めました。というのが、ひょっとしたら、来年の”リング・オブ・ガンダム”になるのかもしれません。じゃあ『イデオン』はどうするんだといったときに、それとは別の話で、『イデオン』を最終的にイデそのものとして提供するような作品が作れたらいいなと思う。すごいこといってるね(笑)。


●九二年六月に発売されたLD『伝説巨神イデオン』に収録されたインタビュー「一〇年目の『THE IDEON』には、次のような富野監督の発言が掲載されている(以下、原文まま)。
「一〇年たって(新しいラストシーンの描き方を含めた)新しい劇場版以後の『イデオン』の話が固まってくれば、あるいは、新しい『イデオン』ができるかもしれない」
「『イデオン』を出発点にして、これから一〇年、二〇年という時間の中で考えていかなくちゃいけない問題を、戦争論を含めてのことですけど、見ていきたいな、と思っています。それがネクスト『イデオン』なのかどうかはわかりませんけど、それを僕の仕事にしていいんじゃないかと思いますね」

 これが『リング・オブ・ガンダム』というか『∀ガンダム』のタイトルの変遷の始末。このほか、『∀の癒し』でも多く言及してましたから、気になる方は本を読むのをオススメします。


 それと、リングを聞いて、思いついたのは、いつぞやだから僕は…さんと交わした「円」のことです。

以前に駅のポスターで春休み子供アニメ大会のようなイベントのポスターを見た。
ドラえもん、アンパンマン、ウルトラマン、仮面ライダー等メジャーキャラクターが正面を向いていた。
その中にガンダムも。
そして、明らかに差があることに気付く。
ほとんどが人気を得るセオリー通りの円を基本にしたキャラクター造形。
多分、手塚の流れが脈打っつているのだと思いますが・・・しかし、一転、ガンダムだけがそのセオリーに反して確実に浮いていた。
他と比較してガンダムの造形の刺々しい事。
もちろんガンダムの支持層と何で支持されているのかを知れば、何故ロングセラーな人気があるのかわかりますが・・・
それでも、他のキャラクターがメジャーでもサンライズの前社長の発言、ガンダムはビックマイナーなキャラクターですと
言うのを読むにやはりガンダムってその意味では異端だよなと思う次第。
(中略)
と、ここからはこじつけだけど今回のガンダム像のベースに裸婦像を持ってきたところに女体の円みを導入して、地元の目印として人気を得るための円のキャラクター論を利用したのかなと個人的に感じるし、また上を向いているのも大仏的な威圧がなくて好きだな。
もしガンダムが見下ろしているメカメカしい造形なら生みの親のあの大監督も流石に毎回駅前で辛いとおもいますよ。引越しちゃったんだから(笑)なら一般の方は尚更。
ガンダムマニアのメカ派の方だけじゃないかな嬉しがるのは。
だけど目指しているのはそこじゃないかし、税金投入してんだからやり方は正しい・・・と思う。

 そのときは上井草のガンダム銅像についての造型の話ですが、『∀ガンダム』は概念としての円が含まれています。
 円だからこそ、全肯定かつ全否定ができます。ひたすら前進する直線史観と違って、循環史観は周期的な循環をしつつも、前に進んでる。それが、ロランたちの生き死にに通して、黄金の秋という風景で示している。こういうめくるめく生があるからこそ、人は安心に生きていける。安心に死んでいける。これが、富野監督が『∀ガンダム』で我々に示しようとしたものです。
 そして、おそらく今回の『リング・オブ・ガンダム』もそうだろう。あえて20周年のときのモチーフを30周年に持ち込んだのは、決してただの怠惰ではなく、30年という世代の節目を迎えて、監督の伝えずにいられない思いを、映像に通じて、フィルムに通じて、ガンダムに通じて、我々に教えようとしている。これが、ただのフィルム、ただのアニメを遥かに越える、もっと壮大なものだと感じてます。

オモチャカラーのガンダムは兵器ではなかった。あの色は、政治論や経済論などを超越できる色であり、あの色の上に立って物事を考えられるようになれれば、我々は1万年を乗り越えられます

 面白く深い作品を作ってるし、こういう立派な志をも持っている富野監督ですから、人々に愛され続けます。いや、こんな長者だからこそ、愛せずにいられません。前の富野に訊け!50回記念43回の記事でも書きましたが、自分の時間、いわば命を他人に分けてくれる存在ってのがものすごく貴重ですから、もし皆さんの身近にもそのような人がれば、ちゃんと彼/彼女を大事にしてください。と、いうのも富野作品からのメッセージの一つだと思いますね。



 それから、今度のイベントを含め、今の時点の富野情報を8月まで更新しました。

2009年の富野由悠季総監督情報まとめ

 正直、告知しないで更新した場合が多いのですが、今度の大イベントの情報を載せたので、一応改めて告知させていただきました。
 あ、それと、2chの富野スレが新スレ立たれるたびにこの情報一覧を貼る方がいますが、一番最初のほう以外、すべて私ではありません。富野監督が好きな人たちのために情報をシェアするのはもちろん大歓迎ですが、私本人がご意見番気取りつもりはいっさいありません、あしからず。


コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
#|2009/09/16(水) 22:50 [ 編集 ]
私にとって「絶望するな」はイコール「まだ希望があるぞ」ですから、わりと『ガンダム』からしっかり受け取ったような気がしますけどね。そういう意味では『トリトン』などもそうですが。

それから、そんなことを仰らずに、こちらこそいつもお世話になってるんじゃないですか。前の記事でも。ですから、お互いに頑張りましょう。
kaito2198 #L2WcHO2o|2009/09/16(水) 22:59 [ 編集 ]
リングガンダムは、アムロの意思 をまもるAIみたいなのとか
出てましたよね。
アムロを神格化しているのでしょうか?
もともと、ガンダムって、ララーにはじまり
Zgundamは無敵化するし、サイコフレームが反応して
シャアの隕石押し返しちゃうし、
たしかに、偉人を通り越してますよね。
undergroundman #n63IQ1vs|2010/09/14(火) 22:49 [ 編集 ]
いや、アムロの遺産はどうやらあのRX-78のことらしいですよ。
重要なのはあくまでガンダムで、歴史的いえば、アムロって大したことないですよ。
富野監督本人もそんなに拘ってないと思いますが、
個人の推測で言いますと、たぶんAMR(アース・メモリー・リング)とかってオチだと思います(笑)。
kaito2198 #L2WcHO2o|2010/09/14(火) 23:55 [ 編集 ]
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 富野由悠季監督の待望の新作フィルムであるから。たとえ5分ほどの予告編めいた短編であっても、この目にできることはうれしいし、何度も繰...
囚人022の避難所 2009/09/17(木) 00:44
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