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Zガンダム小説メモ

2009/06/20 02:57|未分類TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - Zガンダム小説メモ
 またまた3巻を読んでいる最中ですが、今日ウィキでZガンダムの項目を見たら、こんな一文を見つけました。

元々『Ζ』放映開始前の1984年頃、『逆襲のシャア』のタイトルで「ガンダム」の続編小説が企画されており、『Ζ』製作決定と共にその小説版にシフトしたという経緯がある。

 ??????
 これって本当なのでしょうか? ウィキですからうかつに信じちゃいけませんけど、とりあえず気になる記述です。自分の知る限り、『Zガンダム』のアニメ企画は『ダンバイン』放送中の83年ですでに動き始めていたが、84年で今更ガンダムの続編小説なんてありえないはずと思うのですが。
 (追記:この記事を書いた後、モコさんからのご指摘がありました。とても貴重な話なため、いろいろ追記させていただきました。)

たしかこのあたりの情報はバンダイの模型情報(当時模型屋で売られていた)とかで見た記憶があります。TVでの続編の情報の前に小説版の情報があったのを覚えていますが、単純にTVでの続編の情報はまだ伏せられている段階でもしや、と思わせる小説の情報で期待をあおるというよくある展開だと思いますが、当然後のZの企画はとっくに動いています。


 ……でも、よくよく考えてみれば、もしかしてここの『ガンダム』というのは現在皆知っている『機動戦士ガンダム』じゃなくて、あの小説版の『機動戦士ガンダム』の続編ではないでしょうか? となれば、富野がZ小説のあとがきで言ってたファーストの小説と繋がらない遺憾も頷けます。

2巻か3巻のあとがきにもあると思いますが、富野監督は原作として小説を執筆したかったはずです。結果TVに追いつかれ原作にあるまじきかたちの出版と謝罪していました。



 まあ、とにかく、今日はZ小説の作成時間とアニメ放送のスケジュールと比べたいだけです。

機動戦士Zガンダム カミーユ・ビダン 1985.02.19
機動戦士Zガンダム アムロ・レイ 1985.06.24
機動戦士Zガンダム 強化人間 1985.09.24
機動戦士Zガンダム ザビ家再臨 1986.01.15
機動戦士Zガンダム 戻るべき処 1986.02.19

 ここの出版日を放送日と比べれば、こういう結果になります。

(カミーユ・ビダン 1985.02.19)
1 黒いガンダム 1985年3月2日
2 旅立ち 3月9日 
3 カプセルの中 3月16日

13 シャトル発進 6月1日 
14 アムロ再び 6月8日
15 カツの出撃 6月15日
16 白い闇を抜けて 6月22日
17 ホンコン・シティ 6月29日
(アムロ・レイ 1985.06.24)

27 シャアの帰還 9月7日
28 ジュピトリス潜入 9月14日
29 サイド2の危機 9月21日
(強化人間 1985.09.24)
30 ジェリド特攻 9月28日

42 さよならロザミィ 12月21日
43 ハマーンの嘲笑 12月28日
44 ゼダンの門 1986年1月11日
(ザビ家再臨 1986.01.15)
45 天から来るもの 1月18日


48 ロザミアの中で 2月8日
49 生命散って 2月15日
(戻るべき処 1986.02.19)
50 宇宙を駆ける 2月22日

 ほかのも面白いですけど、一番興味深いのは、第1巻はアニメの第1話放送より二週間早く出版されたこと。これは『逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』や『F91』、『Vガンダム』でも見られた現象ですが、それでも実に興味深い。
 正直、自分にとっては、アニメという本編が出る以前、小説が出版されるのがとても奇妙で不思議なことですが、このへんの感覚はたぶんリアルタイムで味わわないと分からないものですので、なんともいえませんけど、それでもこのモヤモヤをなんとか解決したいところです。

2巻見返し
「このような形で再開させていただいた物語に、かくも多くの方々のご支援をいただいて、心から御礼を申し上げる。これに応えるためには、小生は、小生の思い入れを語るしかないと思う。それは、詭弁だとおっしゃる方がいらっしゃるのも承知している。しかし、個人ができることは、こんなものである。この物語のアムロ・レイ編にあたる部分は、世代交替物語としてボリュームを取りたいと考えた。そのために、発表がテレビに追い抜かれてしまい、原作らしからぬ出版となってしまったこともお詫びせざるを得ない。大人の不様さをこれ以上見せたくはないが、この物語の終巻まで恥をさらすしかないのは、苦痛である。」


ひびのたわごと 講談社版Zガンダム富野コメント

 また、4巻のコメントも一緒に見ますと、このへんの事情をよりはっきりと見えます。

4巻見返し
「原作を書いてみたいと思いながら、結局TV番組のノベラゼイションという仕事になってしまったことをお詫びしたい。だから、ここだけ読んで、この本を買わない方も出てくることは覚悟している。しかし、ここまで書かせていただいて、小説という形式は、良いものだという実感がある。せめて、予定通り、もう一巻書かせていただいて、形にしたいと考えている。それが、偽りのない気持ちであって、自分なりに、せっかくの機会を大切に醗酵させたいと思う。」

 なるほど、原作として書きたかったが、結局ノベライズになっちゃったということですな。おかげさまで、モヤモヤは解消しました。皆さんありがとうございます。

 あと、この出版日と放送日の対比の意味は、3巻の感想とともに書きます。

コメント
2巻か3巻のあとがきにもあると思いますが、富野監督は原作として小説を執筆したかったはずです。結果TVに追いつかれ原作にあるまじきかたちの出版と謝罪していました。
逆襲のシャアは仮タイトルで正式タイトルがZガンダムなだけ、ウィキは間違ってはいませんが書き方が意味ありげなだけですね。
たしかこのあたりの情報はバンダイの模型情報(当時模型屋で売られていた)とかで見た記憶があります。TVでの続編の情報の前に小説版の情報があったのを覚えていますが、単純にTVでの続編の情報はまだ伏せられている段階でもしや、と思わせる小説の情報で期待をあおるというよくある展開だと思いますが、当然後のZの企画はとっくに動いています。
TVで展開するガンダム続編の原作として書こうとしたんですからはなからTV、映画版の続編です。(監督的にはうまいこと小説ともつながるように出来ないかは考えたと思いますが)そもそも小説版だとシャアは最終的に勝利しているので逆襲できません。
モコ #u0p3FOPs|2009/06/20(土) 09:36 [ 編集 ]
今Z講談社版のコメントをチェックしたら、確かにそういう意味ですね。バンダイの模型情報と当時の事情は自分にとって今更知る由もありませんので、モコさんの話はありがたいです。

>小説版だとシャアは最終的に勝利しているので逆襲できません。
ですよね。うかつでした。
kaito2198 #L2WcHO2o|2009/06/20(土) 10:35 [ 編集 ]
当時の状況的には多聞にガンダムへの発言権が
富野>サンライズ>バンダイ
な雰囲気を感じてました。
監督的には「ガンダムやって」に抗しきれず、Zを始めたことに忸怩たる思いがあるでしょうし、現実的にはお金がものを言うので不等号は真逆になるわけですが、当時、富野なくしてのガンダムは全く現実的ではなかった。

そこに作品から商品へとガンダムがシフトしていく過程が見えて少し寂しい思いを感じます。

あとがき嫌いの監督らしく見返しだったんですね。
モコ #u0p3FOPs|2009/06/20(土) 18:14 [ 編集 ]
自分もあの時期の歴史を回顧すれば回顧するほど、「……」という気分になるんです。
kaito2198 #L2WcHO2o|2009/06/21(日) 13:12 [ 編集 ]
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