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月刊アニメージュ「富野に訊け!」第43回〈無駄な人生〉というものは存在するのでしょうか?

2009/03/22 13:15|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:3
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 月刊アニメージュ「富野に訊け!」第43回〈無駄な人生〉というものは存在するのでしょうか?
 突然この回を文字起ししました。人の生命についての相談です。

ニュータイプ人生相談
富野に訊け!!第43回

戦争や貧困など様々な理由で、今日も世界のどこかで名もなき多くの子供たちの命が失われています。彼らの人生の本当の意味とは……!? それでは富野監督、よろしくお願いします!!

QUESTION 47
〈無駄な人生〉というものは存在するのでしょうか?
山口県/藤井将誠さん

 始めまして富野由悠季様。『勇者ライディーン』の頃からのファンです。
 今回私がお尋ねしたいのは、こういう事です。
 例えばどんな人間の人生にも、無駄な人生などないという人がいます。その一方で、世界には母親の栄養失調で母乳さえ満足に飲めずに死んでいく沢山の子供たちがいます。その子供たちにとっての人生の意味は飢えて死ぬことなのでしょうか?
 また、生まれてから死ぬまで病気で苦しみぬいた人は、その苦しむことが人生の意味なのでしょうか?
 私も、先の例ほどではないのですが、病気を抱えていますので気になります。
 どうか御答え下さい。宜しくお願いします。


 「ただ飢えて死んでいくしかない生は、無駄ではないか?」という想いは、おそらくあなたがに〈生きることの空しさ〉ということを考えさせたに違いありません。また、他人の死というものを見取らなければならない、受け入れなければならないという部分の悲しさ、寂しさというものも確かに存在します。
 しかしもっと重要なことに、あなたにまだ気付いていません。飢えて死んでいく子供にとっては〈生きることの意味がない〉と考えられる人生だったとしても、それはあくまで子供一人の視点だけで見た人生に過ぎないのだ、ということです。つまり、その一方で「不幸な子供たちが死んでしまうことが悲しい」と感じる他者が必ず存在している、ということに気づいていないだけの話なのです。
 人が孤独な存在であり続けることは非常に難しいのです。まず母親がいるというだけでも、生まれた瞬間からそこに2人の人間の関係性があります。それからよほど特殊な環境でない限り、「2人きり」ということもありえないでしょう。それぞれ相手がいることで、各自で共有できる記憶というのが持てることから、関係性はさらに濃密になっていきます。
 だから「人はひとりでは生きられない」ということを自覚すれば良い訳ですが、たいがい自分が死ぬことを想定していない人たちというのは、自分ひとりで生きているような気分になっています。グレて「俺の人生だ、勝手にやらせてくれ」という人もいますが、これはまったく愚かな考え方です。例えば悪い大人――刑事事件や証券疑惑、偽造強度計算をやるような人たちの何が愚かなのかと言えば、自分がやることによって他者がどれだけ傷ついたり、不安がらせるのかという想像力が欠如している部分です。他者がいることで自分が生かされていることを想像できれば、そう簡単に他人に対して悪さはできないはずです。
 実際に人が死んでいく中で、「一人で死ぬことは寂しい、辛い」という言葉がよく聴きます。「死んでいくのだから、もう用はないだろう」というのが、物理的な関係でいえば正しいはずなのですが、そんなセリフをあなたは聞いたことありますか? むしろ「(自分の)死ぬ瞬間に立ち会ってほしい、見ていてほしい」という人の方が多いと思います。それは決して自分の死だけを問題にしているのではなく、自分の存在を認めてもらえる他者がいるということを支えにして、すがっているのです。死んでいく瞬間でさえも、自分を覚えてくれている人々の存在を当てにするのですから、むしろ人間の中で無駄な存在と呼べる者はまずいないでしょう。
 ならば、死んでいく子供たちの存在意義とは何でしょう。それは飢えて死ぬことではなく、むしろ飢えて死ぬことでそういう社会を作ってしまった大人たちへの告発を起こしているということです。つまらなく死んでいった彼らがかつて存在していた、ということをまずあなたが認めてあげれば、その命の存在は決して無駄ではなかったと言えます。そのような人をどう見守ってあげたか、という眼差しを記憶を持ってあげることが、決定的に大切なところなのです。他者への想いが深ければ深いほど、逆に死んでいく人の存在はなお一層際立っていくのです。
 またそのような子供たちが存在した意味というのは、実は本人の人生以上に、むしろ周囲の人生に大きな影響を与えているところにあります。判りやすい例で言えば、「死んだあの子のために、私も二倍生きなければならない」とか、「あの子のために、自然に死んでいくまでの私の命を大切にしよう」と思うことなどがそうです。これは言葉の問題ではなく、そういう風に人に思わせる存在のおかげで、あなたは死ぬまでの命の達成感をより大きく得ることができるはずなのです。そして生きている間、全力で自分の命を守っていくことが、結果として彼らを慰めることになるのではないでしょうか。
 質問者は自分が病気の当事者であるために、周囲にそういう人がいないかもしれないという寂しさを抱えているのかもしれません。しかし藤井将誠という存在が、たかがアニメ雑誌かもしれませんが、こういった質問を持ち込んだことをきっかけにして、僕の、そして本誌の読者みんなの心に留まれば、それはあなたの人生に大いに意味があったと言えるのではないでしょうか。


人生とは自分一人のものではなく、関わった他人との関係性そのものである
他人の記憶に残った思い出や人生は決して無駄だとは言えない!


 僕に命の力を分けてくれる人たちがいる……富野監督もその一人ですから、ひとりの人間として好きですし、尊敬もします。


コメント
アニメージュでやっていたんですか?知らなかった
無駄な人生は私自身です
父に「お前なんかがいける大学なんてないんだ」って
大学なんて、偏差値は大学側の希望でしかなく。極端な話、高校出て学費払って単位撮っていればいいって知らなかった
自衛隊に入って4年いたけど残れなかった(当時入隊時から陸曹にするって決まってる曹候補士制度があったから一般入隊は採用する気がなかった)
そのころに制服や小銃は今と同じだったけど、私たちには旧式でね、制服は緑じゃなくて茶色、迷彩服はないし、小銃はゲートってアニメで使ってるやつだった。
予備自衛官になったけど、そのために犠牲にしたものは私には大きい
新しくやりたいとは思うんだ
社会人の入学できる通信制の大学
日本の銃剣道を打ち破ったアメリカ式の銃剣格闘

中学や高校で冨野総監督に、なんて羨ましい
森 和正 #SFo5/nok|2017/07/19(水) 09:22 [ 編集 ]
今の子たちはネットのサイトなんだろうけど、おっさんたちの頃は冨野アニメとか宮崎アニメが大切な存在だった。高校で英語の授業で「有りもしないソ連の脅威」って授業になってない有様だったし、本当に勝負してくれていたのって総監督たちだった。親世代の教えない部分を代弁してくれていたんだ

21世紀になってガンダムが変になった気がした
特にSEED
ザフトは階級章をつけない、あの白赤緑のは何なのか?(今見ると白が中級士官から将軍クラス、赤でエリート兵から下級士官、緑は一般兵?)
サンライズのコメントは「第二次中東戦争のイスラエル軍をモデルに」となっているんですが、中越戦争の中国人民解放軍(階級章なし、階級なし?しかも同時期)の間違いでしょう
白の隊長に赤とか緑の少数の部下というのがあって、隊長が死亡や負傷してしまったら指揮権はどうなるのか?
核兵器を使えなくするニュートロンジャマーにモビルスーツで少人数の部隊、ザフトの編成の資料が見つかりませんでしたが、地球側より少ない人口だし相手の3~4を基本にした編成でなく5以上のでネットワーク化しているのか?
モビルスーツの開発は少数の部隊に強力な火力と重装甲と機動力を持たせることで、何とか勝ってきたけど。(番組の冒頭で)戦争は長期化しそうだし、ザフトは、あまり大勢での作戦に向いてないのに地球に占領地を抱えてるし、ガンダムなしでもザフトは停戦を申し入れないといかんような
森 和正 #SFo5/nok|2017/07/20(木) 13:22 [ 編集 ]
いろいろご貴重な身の上のお話は拝読させていただきました。
kaito2198 #-|2017/07/31(月) 10:14 [ 編集 ]
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