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富野小説搾り出し(仮題)を読む その8

2009/01/29 22:13|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野小説搾り出し(仮題)を読む その8
富野小説搾り出し(仮題)
  『富野小説』即ち『血と精液100%!』


 新年の疲れる帰省から、ただ今戻りました。4日間、何故か何度も親父とお袋の実家の間に往復した。親戚が何十人もいるからしょうがないけど、一々顔合わせしなくちゃ大変だった。いつの間にか出てきた名前も覚えてない姪や甥が一杯いるしな。まあお年玉を与えなくて済むだけでもマシかな。それにしても、ネットができない環境なので、ここ数日まったくパソコンを使わなかった。ネット中毒なIT奴隷なので最初は気にもしましたが、いざ慣れてみると意外に快適だったな。ニュースはテレビで済むし、富野関連情報などは別に逃げたりしないし、ちょっとした転換でした。

 …と、そんなのどうでもいいとして、今日は上原マリ男さんの文章を語る記事の最後です。この一連の記事を追い続けてくださってる方ならご存知でしょうけど、上原さんの文章が一番特徴なのは、長かろうと短かろうと、必ずどこか正鵠を射る指摘を下すことです。富野以外でいえば、押犬監督関連記事では一番それを発揮しています。押井監督の重厚な語りに騙されず(貶す意味ではない)、直接彼の作品の問題を指摘できるのは、押井ウォッチャーのなかにはなかなか出来ないことです。そこからも上原さんの凄さが伺えます。
 何故こうも的を得る指摘が下せるかというと、それはおそらく上原さん自らの鋭い鑑賞眼によるものだと思いますが、それだけでは、これほどの論述を得ることができません。では、一体どこからそれを得たのかと聞かれたら、それは、おそらく、ファン目線から好きな監督から意識的に離れることと、いろんな角度から作品を語れることだと思います。言葉にすると簡単ですが、実際やるには、とても難しいことです。ファンならどうしても信者贔屓が出てくるから、好き好き目線を抜きでいう客観っていうのは、基本的アニメ評論界?では、殆ど存在していません。でも、それをやろうとしてるのは、上原さんです。そして、彼がやろうとしているのは、富野作品を好きだけの段階から出して、その価値を搾り出すということです。そのブログの右側に載ってる「富野作品と富野本人の評価を分離することが目的のブログ」のは、彼の志です。
 好きだけで語るのではなく、価値があると思ってるから語る。好きだけで話しても個人の好みにしかなりませんが、そのなかから価値を見出せたら、ひょっとしたら共有なものになるかもしれません。これが一番大事なことだと思います。
 また、一つの作品を既存な視点から語らなく、きちんと一つ一つの部分から細かくて検証をし、結論を下す。そうしたことによって、新しい視点と語れる可能性を持ち込む。そこが非常に重要だと思います。上原さんのリーンの翼関連記事から見れば分かるとおり、まさに多角度でいろんな観点から『リーンの翼』を攻める、本当の意味の「解析」です。これを最初読んだとき、賛辞抜きで、本当に参りました。同時に、その単に富野節云々より、よっぽと建設的で広い論述に魅せられました。戯曲との親和性も尺も話の構造も舞台の設定も問題点もキャラデザもカメラワークなどを一遍に指摘する『リーンの翼』の分析、いまのところ上原さんのブログしか見れません。もちろんそれが『リーンの翼』のマイナーさにも関係ありますが、一番の原因はやはり大勢な人が富野節に取り付かれて、富野を見た途端、思考停止したからと思っています。問題もありますが、『リーンの翼』はすごい作品だと確信しています。このへんは、おそらく見てた大勢な人も同感でしょう。では、何が『リーン』をすごい作品にしたのか、それが決して富野節じゃなくて、もっといろんな要素のためなんです。それを掘り出してないと、いい所も見れなくなっちゃうし、いつまでも「なんとなく」レベルに留まっちゃ、あまりにもったいないです。
 上原さんのそうしたスタンスを、一番象徴するのが、この記事です。
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作家論

結構つらい。正直なところ富野小説をさっさと搾り出して、残ったものを論じたい。「血と精液」以外が重要だし、富野作品と富野本人の評価を分離したいのは、作家論をやめたいから。

 これは本当にそうだと思ってます。作家としての富野由悠季はよく語られているけど、ほかの部分が逆にあまりにも語られていなさ過ぎてるような気がします。イデオロギーだけで富野を語るなんてつまらないし(いや、実際面白いけど)、限界もある。富野由悠季の作品が見て圧倒されるのは、決して「富野由悠季という人がすごい」ではなく、必ず何か理由があるはず。
 『イデオン』のあのラスト。映像としては「魂が転生する」、結論としては「皆が死んじゃった」という極めて簡単なものでしかないけど、多くの人があの映像とあの結論以上の「何か」を感じているはず。それもきっと理由があります。それと同じく、『ザンボット』も『ダイターン』も『ガンダム』も、『ザブングル』も『ダンバイン』も『エルガイム』も、『Z』も『逆シャア』も『F91』も『V』も、『ブレン』も『∀』も『キンゲ』も『リーン』も、もし感動させてくれるのなら、きっと原因があると、僕は信じています。それを富野がすごいという一言で済ませたくない。いや、富野由悠季という作家だからこそ、シャーマン的な作り方を否定したい。確かにそういう部分もあるのですが、富野はそんなタイプな人じゃない。彼は『映像の原則』という本を出るほどの「演出家」です。
 覚えて欲しいのです。作家性を、作家としての富野由悠季を一番否定するのが、富野由悠季本人。もちろん本人が謙虚のつもりですが、褒められたがり屋の富野が、何故執拗までその面に向かって「富野さんが作家です」という人にそれを言い出してるのというと、それはおそらく、実体に伴わない作家と呼ばれて欲しくないからです。演出技能があってこその作家。作家性は、そういった特定な構築によって引き出されるものなんです。人の心を触れるモノを構築するには、技法がいります。だからこうして、語る必要があります。
 …と、長く書いちゃいましたけど、富野論については、上原さんのこっちの記事を読んでください。こっちが話したいことを全部代弁してくれました。いや、こっちが勝手に啓蒙された記事だからオリジナル的発想の元だというべきか。

富野小説搾り出し(仮題)
ガイアギア ラジオドラマ(ネタバレなし)
谷口監督の意図を読み違えた 失礼!


 また、作家論については囚人022さんが主宰するだからtominoは・・・のグループ内日記『だからtominoは・・・』ライナー・ノート(仮)を読んでください。個人的には考えさせる記事です。

だからtominoは・・・
『だからtominoは・・・』ライナー・ノート(仮)
「作家性」って何なんでしょうかね?



井荻麟とキンゲ
 これがまた大変厄介な記事なんです。世界で非常に珍しく井荻麟と富野由悠季の関係について語る優れた記事なので、是非一度読んでください。そこから入った『キングゲイナー』論はすごく明快です。
 また、補足として、こっちも一緒に読むのをオススメします。未熟な拙文ですが、一応それなり読めるものですから、読んで頂けると嬉しいです。

■ときめくの1句(1)
(一応続編のもありますが、1と比べるとちょっと劣るかも)

 井荻と富野については、これからも語るつもりですから、もしご意見がありましたら、どうか教えてください。


ブレンパワード

Bプレートは帰ってこない宇宙戦艦ヤマトのこと。しかも超反り返ったチンポ形です。

 よく…わかりません。すみません。


新作まだ?

オレにとってはこの1分1秒がもはや悪意ある倦怠

 自分も同感です。まさにこういう感じです。つか今年見れなかったらアニメをやめるぞ!まあ、元々見れるアニメなんてそんなに多くはないですしね。


関連記事
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その1
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その2
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その3
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その4
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その5
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その6
■富野小説搾り出し(仮題)を読む その7


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