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宇宙世紀語り――『ガンダム』と『Zガンダム』の場合

2008/12/18 21:51|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
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 順番逆にしましたが、今日はついにガンダムの第1作と第2作のナレーションにたどり着いた。しかし、今更気付いたが、タイトルは別に「宇宙世紀語り」にする必要もなく、もしかしたら「ガンダム語り」にしちゃってもいいじゃない?そうすれば別の作品だっていれるし、ちょっとした比較をしても面白いじゃないのかとも思ってますね。まあ、ウチは「ガンダム」を扱うブログじゃないからどうでもいいが…。


これは超~有名な『機動戦士ガンダム』の第1話のナレーション。

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、八ヶ月あまりが過ぎた

 これは地球と宇宙の対立姿勢という、ガンダム全体のバックグラウンドを語り尽くしちゃってる名文です。富野の思考と、ガンダムの世界観は、すべてここから始まる。後にニュータイプという方向性が出来ても、物語の基盤はやはりこの人と人、人と環境の争いから離れていません。
 じつを言うと、これを語るには、映像も欠かせないですが、今ちょうど持っていませんので、思い出すことができないのが玉に瑕。


 一歩、これは『機動戦士Zガンダム』のナレーションですが、次回予告の「君は刻の涙を見る」と比べて、意外にもあまり有名ではないような気がします。俺でも覚えてないけど…。
 これは第5話のナレーション。

この中にあった魂が、神の国にたどり着くことはないだろう。その向こうには知的生命体が住む惑星があり、人々はここで子を産み、育てる事を、当たり前の事としすぎていた。


 これは第8話:

それは、かつて魂を持ったものかも知れない。しかし、今は、それが神の国にたどり着くことはないだろう。そこには、人と名乗る知的生命体が住む惑星があった。人々はここで子を産み、育てる事を、当たり前の事としすぎていた。


 そしてこれは第10話:

この中にあった魂が、神の国にたどり着くことはもはやないだろう。その向こうには、人と名乗る知的生命体が住む惑星があった。人々はここで子を産み、育てる事を、当たり前の事としすぎていた。

 ガンダムシリーズの第2作ということもあって、「神の国」というある意味SFとかけ離れてる言い回しと、「知的生命体」という『イデオン』から引きずってるような名詞を使うけれども、基本はやはりガンダムシリーズベース。
 しかし、『ガンダム』と一番違うのは、『Zガンダム』が語る規模はバーンと大きくなってること。地球の見方と扱い方を含めて、『ガンダム』は人類の愚かさを嘆くものとすれば、『Zガンダム』は人類という生物の愚かさを嘆くもの。この『Zガンダム』の思考は、後からずっとガンダムシリーズを支配していて、ある意味(『ガンダム』ベースの元に)『ガンダム』より影響力があるかもしれません。


 面白いのは、『ガンダム』と『Zガンダム』の小説には、序がありません。これはどういうことかというと、おそらくこの二つだけが格別だからです。『ガンダム』小説は元々ガンダムシリーズから独立してるハードSF調で書かれてる小説ですし、『Zガンダム』に至って細部は違うけれど、もう完全なノベライズでしかありませんから、おそらく『ハイ・ストリーマー』や『閃光のハサウェイ』みたい、ガンダムから分離したい野心作ではあらず、単に業務としてこなしていたと捉えたかもしれません。
 明日は番外編に当たる部分。最初のガンダムの企画書のアレもいつか語りたい。


コメント
こういう角度から眺めてみる富野的宇宙世紀俯瞰図も面白いですね。
エルガイム最終話のあとのZの予告で言ってた「人類の意識の源には戦いを好む癖があるのか…」みたいなのにも規模の広がり始めの一端が垣間見れて面白いです。
えみりお #/d4JJU.o|2008/12/19(金) 05:02 [ 編集 ]
あ、そうですね、新番の番宣もあるんですね、すっかり忘れました。

とまあ、ガンダムはジャンルというかシリーズになりうる所為は、間違いなくえみりおさんの仰るとおり、その規模の広がり始めにいると思います。『Z』が始めた時は、ニュータイプという要素だけを軸にするんですから、富野監督もかなり苦しい思いを残っていたはずです。
kaito2198 #-|2008/12/19(金) 19:11 [ 編集 ]
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