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プロフェッショナル・クリエイターの条件

2008/10/30 00:12|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:5
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■あまり意味ないものですが

10月31日更新:IT mediaが(ほぼ)全文を掲載してくれましたから、これで僕が逃げれます。

去る10月27日、東京コンテンツマーケット2008で行われた基調講演でございます。
第1部は小池一夫氏ですが、このサイトは氏の作品を扱いませんのでスルーさせて頂きます。
で、第2部はもちろん我が富野由悠季御大将による講演、今日のテーマです。
熱心な富野ファンがその場に行ったために、ありがたく録音も頂きいていましたが、
残念なことに、音質はあまりよくありませんので、聞き取れない部分もあるから、
この講演については、文字起こしつもりはありません。というか、
今回も相変わらずクリエーターの卵たち向けの話ですから、実をいうと前の講演とダブる上、
言及した範囲も他の大学や台湾で行われた講演に比べてもかなり狭いような気がします。

で、もしかしたら後はもっと詳しいレポートが出てくるかもしれませんが、
とりあえずちょっと軽く箇所書きをします。

★CGから作ったものはみんな同じに見える。
だってコンテンツ(中身)が無い。
技術が発達しすぎることは、皆を自分が特別なことをやってると錯覚される。
が、それがあくまでマネ、コピーに過ぎません。

★プロフェッショナル・クリエイターの第一条件は、「食べられる」ってこと。
若いとき、税務署にアニメ演出家という職業を説明しても分かって貰えなかった。
で、今この道を歩いてる人が多くなってくるため、生き残るにはライバルを潰すしかない。
(あと手塚「社長」についての話も)

★独自性を身につけるには
好きなものは所詮好きなもの。商売になれるかどうかのほうが問題。
ただし、好きだけでも絶対やれません。単に他人のコピーになるだけ。
で、自分の作るものを他人のもののコピーにならないために、
その人が本性的に持っている趣向性、方向性に合致する必要がある。
言い換えると、11、2歳くらいまでに本気で好きなものを拘ること。
その延長線にあるものと、今やってるものにフィットすると、かなりいい処まで行けるはずだ。
高校以後の技術論で手に入れたものは、結局時代に振り回されてるもので、
そこに拘っても、オリジナルを手に入れることができません。
自分がいいと思ってる3つか4つのアイデアを重ねても、あまり上手くいきません。
まぐれ当たりか、本当に今までなかった人との出会いが無い限り、絶対に決することは無い。
自分でいえば、おもちゃ屋さんに通して、安彦というキャラクターデザイナーとアニメーター、
大河原というメカデザイナーと出会って、なおかつそれを許してくれる制作会社がいるからです。
虫プロだったら、そのような出会いも無かっただろう。
そうでないと、子供の頃が持っていた趣味性、嗜好性、方法性、目指すべきものが必要。
それらを18歳以後身につけた技術論とドッキングするようなものを見つける必要がある。
で、会場のブースを見る限り、技術を手に入ることによって、
かなり纏まったものが作れたけれども、力、つまりメジャーになるサムシングが見えない。
そのサムシングというのは、自分が一番作りたいものを作品に反映すること。

★その弊病はまさにCGの怖さといえる。
つまり(作品の)ルックスが良すぎるため、誤魔化されなりやすい。
それらと比べて、一枚を描くのに一ヶ月以上かかったと思わせるような絵のほうが力強い。
コピーコピーだけで済ませちゃうCGは、皮膚感覚を持ってる作品には勝てません。
そういう意味では、客や出資者は完全な素人のため、
初めてはその時代の判定に合うツラの良さに誤魔化されるかもしれないけど、
作品自体は(時代を)突破できません。
さらに、客が素人のため、絶対作り手の好みだけのものを許せはしません。
綺麗な絵、綺麗な姉ちゃん、綺麗なヌード、綺麗なXXXなどは、
一回だけを見て、気持ちいいかもしれないが、
綺麗だけでは、二回、三回も見てくれません。魂は入れてないから。
自分も中学時代まで宇宙旅行をしたい思いがあったからこそ、ガンダムが作られた、
と30代の若いものに教えられた(トミノの出来方のこと)
その編集者たちを中学時代で描いたものを見て非常に感動しましたが、
はじめてそれがわからなかった。だって自分にとって当たり前なことだった。


……って、ここまで半分ですが、面倒くさいーー!長過ぎるよーー!
というわけで、今の時点でネットで見つかったレポを張ります。

日刊リウイチさん
10月27日の日記では、非常に詳しいレポートがあります。

東京コンテンツマーケット2008(かしやまとしゆき)
これはアニメーションスタジオ・ルナのかしやまとしゆき氏による感想です。
ちょっと短めなんですが、現役からの貴重な感想なんです。

そのほか、ミクシィではこの方この方がレポを書いてくれます。

ということで、勘弁してください。
中途半端で申し訳ございませんが、時間があまりいませんので、許してー。


コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
#|2008/10/30(木) 18:38 [ 編集 ]
こんばんは。
深い秋に突入です。

さて、CGについて思う事は...
僕が小さかった頃ってテレビで人形劇がよくやっていたし、糸吊し特撮(笑)も大腕を振っておりました...

ですが、人形劇の無表情の顔や棒、吊し糸なんて何も気にならなかった...

物語りが確かにあった。
物語りに見入っていた。

逆にこうも思う。

中途半端なCGは時代から取り残されて見られたものではない。

トロンが見られるのは、最初のCGオリジナルだからか...

だから...

機動戦士ガンダムのあの画!!でもいまだに語れる。

人には補完する能力がある。
無いものを空想する力が人間にはある一方。
その逆に、あるものを無いように見る力も人間にはある...

そんな気が最近富にします。

ではまた。
だから僕は... #-|2008/10/30(木) 21:32 [ 編集 ]
こんばんは。棒と糸、人形劇の例えは素晴らしいですね!確かそういうことです。別に懐古になったのではなく、物語があるからこそ、昔のものも素晴らしく見えます。逆もしかり。とても大事なことを教えていただいて、ありがとうございます。

>その逆に、あるものを無いように見る力も人間にはある...
妙に人をくすぐる言い草ですね。何かいい例えはありませんか?
kaito2198 #-|2008/10/31(金) 00:49 [ 編集 ]
うまい例がなくて...
書いたものの御恥ずかしい。

ただ、ノイズまじりのラジオや傷だらけのレコード、または映画...

それでも楽しめるのは何故だ。ノスタルジーを越えて。

または、宮崎アニメで何百色使おうが、1stの色合いや発色を相変わらずカッコイイと思えるのはなぜか...

足りる事が物語を向上させる訳ではない。

かと言って手抜きの足りなさは人をなめきっていて...

ぎりぎりの修羅場というのは何か溢れ伝わるものなのです。

それは御大も言っている通り、条件が創作のモチベーションを高める。

穴埋めの効果。

どこかが足りなきゃ、ど
こかで補う。

その中心にあるのは物語で。

それが足し算を越えて掛け算になるとき、不必要にあるものさえも見えなくさせるのではないでしょうか。

こじつけ(笑)ですね~

すいません。
だから僕は... #-|2008/11/03(月) 17:28 [ 編集 ]
とても大変分かりました。ありがとうございます。これだから富野作品はやめられません。
kaito2198 #-|2008/11/03(月) 23:20 [ 編集 ]
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