富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

TOMINOSUKI / 富野愛好病
http://kaito2198.blog43.fc2.com/

プロフィール

kaito2198

Author:kaito2198
台湾人。
ただのファンです。

twitterは@kaito2198です。

仕事やブログ関係のご連絡は
kaito2198@hotmail.comまでお願いします。

給華文圈之富野由悠季愛好者的一些話
關於本站文章的轉載聲明

富野監督関連資料一覧

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

グーバーウォーク

富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(3)

2008/10/23 23:46|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(3)
関連記事:
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(1)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(2)


聖戦士ダンバイン

前期オープニング:富野由悠季
富野色を全面的打ち出すオープニング。
というか、まるで世界観を作るための第0話のようなオープニング。

イントロと共にダンバインの顔見せ、ゲートを通り抜ける、ダンバイン天に飛ぶ、
光と共に落ちた主人公、光の中で出るお城、妖精らしきもののウィンク、
戦士となって剣で戦う主人公、ダンバインに乗って戦艦から発進する主人公。
さらに馬とドーメ、炎と雷と駆け出すダンバイン、光と雷が大地に注ぐ、
主人公とダンバインから発するオーラらしきもの、剣と主人公で最後を締める。

これらは何か意味性があるというより、ひたすら世界観を紹介するシーンの色合いが強い。
実際、歌詞との連動性も完璧で、
「オーラロードが開かれた」と共にショウが落ちたシーンに心打たれてるファンも多いはず。
あれはすべてファンタジーというまったく新しい世界を日本に導入したい富野が、
ファンタジーの見せ方をいかにオープニングというわずか1分強の短い時間で
観客に伝えるのを考案した末できた傑作だと思います。
実際、ダンバインの1話は秀逸で、新しいことをやろうとしてる意志が感じた優れモンだが、
世界観の提示は明らかにオープニングに劣るといわざるを得ません。

あと、意外というか、ブレンパワードと並ぶ唯一ならぬ唯二の
人物で最後を締めるオープニングである(もちろん後期もそうだが)。
ほかのは全部ロボットで終っちゃうのにね。
2008年11月18日追記:間違っちゃいました。ZZの前期もそうだった。

後期オープニング:不明

前期オープニングは完成度が高いので、ダンバイン→ビルバイン、
前期キャラ→後期キャラ程度の処理だけで、十分適用なものとなってる。
もっとも、新作カットが多いのもポイントだけどな。
ザブングルの前期と比べると、富野がいかに進歩してるのが見えてる見本みたいなもの。
ザブングルとギャリアみたいな不自然さはまるで感じられなく、
むしろダンバインとビルバインが共闘するのでさえ感じられる。
あと、演出処理は多少に早くなってるが、全体のニュアンスは前期と同じ。

最後はビルバインじゃなくダンバインが出るのはさすが富野というか。


エンディング:不明
こっちはオープニングと違って、バイストンウェルのもう一面、
つまりメルヘンな部分の色を出すもの。
花びら、泡、回る大地、裸婦生まれたての姿で走るフェラリオ、繭などの描写は、
やはりどれもファンタジーな要素が含んでいるもの。
こういう世界観を作るというか補強するようなオープニングやエンディングの作り方は、
後でも∀でしか見れないから(それもチラッとだけ)、非常に特殊だと思う。

あと、あの走るポーズは真のエロを習得したものでしか描けないエロの極みと断言できる。
あの足の伸び方といい、あの足先で走る姿勢といい、
腹がちょっと前に突き出す様子といい、女の子の手の置き方といい、
そのすべてはまさにエロスの体現としか言いようがありません。



重戦機エルガイム

前期オープニング:湖川友謙?
先に言いますが、エルガイムのコンテを切ったのは湖川先生の証拠は、
持ってませんし、確認しようもありません。
ソースはひとえ2chの湖川スレで湖川先生が講演会で自ら告白したという書き込み。
それで当然困ったなと思っていますが、
実際このオープニングは幾つか富野コンテに似てないところがあります。

動きのテンポはリズムに完璧に乗ってるし、
エルガイムが無機質ながら意識を持ってるような演技をしてかっこよかったし、
SFファンタジー(まあ、スターウォーズみたいなもの)の雰囲気が出てるし、
非常に秀逸なものだと思う。
が、タイトルのいじる方といか、エルガイムは後半で動き出すと人との絡みが無いとか、
ロボットで締めるじゃないところとか、アップ気味がやや強いとかは、
ちょっと富野らしくないところもチラチラと見えます。
第一、作画に頼りすぎる感じがしないでもない。
(長持ちカットとか、ロボットの大げさな演技とか)
ただ、エルガイム本編は見たことないので、これ以上言えません。

ダンバインと比べると一番顕著になってたのは、人が並ぶカットはあきらかに優れるところ。


後期オープニング:湖川友謙?
こっちのコンテマンもやはり不明だが、前期と大体同じ処理方法。
かなり綺麗な声と演出処理で好感度高い。
後半のMk2変形のスクリーンらしき演出とダバ、リリス、Mk2の一連は非常に好き。
が、演技の意味性は作品を見ないと分かりませんので、
とりあえずここまで。


エンディング:不明
しんみる型のエンディングというか穏やかなエンディングでした
ほかのスクロール型のエンディングと比べても、あまり変化がないというのは、
長い長い寂しい旅を暗示するものなのだろうか?



機動戦士Zガンダム

前期オープニング:斧谷稔
前半はなんというか、Zガンダムのオープニングというより、
ガンダムパート2のオープニングの感じが強い。
ダンバインと違って、(新しい世界を作るという意味の)世界観を示す必要がないというのに、
延々とカミーユ、MK2、戦艦、シャア、MSをひたすら出す。
カミーユの出発サインもほかならぬ観客に示すものの意味が見える。
(まあ、歌詞からすでに何かの作品を超越してる含みが供え始めるし)

そうは言っても、Zガンダム色が出て始めるのは後半から。
カミーユが背中を向けて歩き出すシーンとか、
シャアとカミーユの位置と関係性を仄めかすシーンとか、
カミーユの叫びながら戦うに向かうシーンとか、
そこらはやはり魅力的ですね。

ホワイトベースの連中が顔見せをするシーンはただの同窓会でしかないのでノーコメント。


後期オープニング:今川泰宏
あらゆる部分が前期を超越するオープニングである。
もちろん、ベースは間違いなく前期オープニングだけど、
今川演出力の凄さが伺える傑作である。

まずは、前期オープニングの最後に繋ぐシーン。
カミーユを背中から入って、さらに振り向かせる演出。
人物追加によって奥行きを作る整備庫のシーン。
旧カットながら完全に新オープニングソングの雰囲気に溶け込んだ使い方。
同じようなニュアンスであっても、梅津泰臣の鬼作画力によってさらに効果アップ。
一番怖いのは、前期の陽気さを完全に無くして、ひたすら悲壮感を漂うものになった所。
まあ、こんな曲調と歌声の下で、さらにフォウを出すと、どうしてもこの方向に向かうと思うが。
とにかく、かっこよさとZらしさを同時演出する、超~優秀なものだと思います。

あと一つ欠点にはならないけど、人によって違和感が感じる部分がある。
それはカミーユがフォウにサインを示すところ。
まあ、そうはいっても、ただ作画が違うだけ。意味性が繋がってるし。


前期エンディング:斧谷稔
本編と比べると明るいエンディングなんですが、
やはりなんというか、富野のエンディングに対する演出というか好みは
オープニングと比べて割と変化が乏しい(悪い意味じゃなくて)のかな?

ハロは完全に画面を豊かにするトリッキーな存在なんだから、
ファほど意味性が強くないというか、ほとんど意味がない。


後期エンディング:斧谷稔
前期と違ったところはファの服の色、背景処理、あとテンポが変わるところくらい。
でも、後期の色は明るめにしたのは、本編の暗い色を中和するため?

あと、この二つのエンディングの方向性を注目してほしい。
走るエンディングと言ったらダンバインのフェラリオもそうですが、
エル・フィノがごく自然に緩やかで走るのに対して、
ファの走りはどこか無理を感じられます。
つまり、左半側というより左3分の1という極端な位置におけて走らせることによって、
その何かをやろうという意志を出す。
では、その何かはどういうものかというと、
それは歌詞でも示したとおり、ファがカミーユをひたすら待ってるということ。
テレビ版や映画版でも見られるように、
形はどうあれ、最後はカミーユを待るのは常にファだし、
Zはファにとって、まさにカミーユを追いつつ彼を待ってる物語ではないでしょうか。


コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://kaito2198.blog43.fc2.com/tb.php/236-04c9cd45

ブログ内検索

なんとなく富野商品

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

まともに機能しなくてすみません。これからゆっくりペースで直します。

RSSフィード

FC2カウンター

富野監督作品一覧

  • 海のトリトン
  • しあわせの王子
  • 勇者ライディーン
  • ラ・セーヌの星
  • 無敵超人ザンボット3
  • 無敵鋼人ダイターン3
  • 機動戦士ガンダム
  • 伝説巨神イデオン
  • 機動戦士ガンダム(劇場版)
  • 機動戦士ガンダムⅡ 哀戦士編
  • 戦闘メカ ザブングル
  • 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
  • 伝説巨神イデオン・接触篇 -A CONTACT-
  • 伝説巨神イデオン・発動篇 -Be Invoked-
  • 聖戦士ダンバイン
  • ザブングル グラフィティ
  • 重戦機エルガイム
  • 機動戦士Zガンダム
  • 機動戦士ガンダムZZ
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
  • 機動戦士ガンダムF91
  • 機動戦士Vガンダム
  • 闇夜の時代劇 正体を見る
  • バイストンウェル物語 ガーゼィの翼
  • ブレンパワード
  • ∀ガンダム
  • 劇場版∀ガンダムⅠ 地球光
  • 劇場版∀ガンダムⅡ 月光蝶
  • OVERMAN キングゲイナー
  • 機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-
  • 機動戦士ΖガンダムⅡ A New Translation -恋人たち-
  • リーンの翼
  • 機動戦士ΖガンダムⅢ A New Translation -星の鼓動は愛-
  • RING OF GUNDAM
  • ガンダム Gのレコンギスタ
  • 富野参加作品一覧

  • 鉄腕アトム
  • 戦え!オスパー
  • リボンの騎士
  • 巨人の星
  • アニマル1
  • 夕やけ番長
  • 海底少年マリン
  • どろろ
  • 紅三四郎
  • 巨人の星対鉄腕アトム
  • おらぁグズラだど
  • 男一匹ガキ大将
  • ムーミン
  • シートン動物記
  • 赤き血のイレブン
  • アタックNo.1
  • あしたのジョー
  • 男ドアホウ!甲子園
  • 昆虫物語 みなしごハッチ
  • さすらいの太陽
  • 天才バカボン
  • ふしぎなメルモ
  • 新・オバケのQ太郎
  • 国松様のお通りだい
  • いなかっぺ大将
  • 正義を愛する者 月光仮面
  • アニメ・ドキュメント ミュンヘンのへの道
  • モンシェリCoCo
  • ハゼドン
  • ど根性ガエル
  • けろっこデメタン
  • ワンサくん
  • 山ねずみロッキーチャック
  • 侍ジャイアンツ
  • 新造人間キャシャーン
  • アルプスの少女ハイジ
  • ゼロテスター
  • 昆虫物語 新みなしごハッチ
  • 小さなバイキングビッケ
  • 宇宙戦艦ヤマト
  • 破裏拳ポリマー
  • フランダースの犬
  • 母をたずねて三千里
  • アンデス少年ペペロの冒険
  • 超電磁ロボ コン・バトラーV
  • ゴワッパー5 ゴーダム
  • ろぼっ子ビートン
  • あらいぐまラスカル
  • 合身戦隊メカンダーロボ
  • 超電磁マシーン ボルテスV
  • シートン動物記 くまの子ジャッキー
  • ヤッターマン
  • ペリーヌ物語
  • 闘将ダイモス
  • 未来少年コナン
  • とびだせ!マシーン飛竜
  • まんが日本昔ばなし
  • 宇宙魔神ダイケンゴー
  • 赤毛のアン
  • 科学忍者隊ガッチャマンⅡ
  • ザ・ウルトラマン
  • 宇宙大帝ゴッドシグマ
  • ルパン三世(TV第2シリーズ)
  • 新世紀GPXサイバーフォーミュラ
  • 銀河漂流バイファム
  • ママは小学4年生
  • GUNDAM EVOLVE 5
  •  |  富野作品感想 | 富野由悠季関連 | 井荻麟関連 | 富野情報 | 富野雑談 | レビュー | ブログ運営 | 日常話 | 未分類 | 給華文讀者 | Gのレコンギスタ | 
    Copyright(C) 2007All Rights Reserved. TOMINOSUKI / 富野愛好病
    Powered by FC2ブログ.
    template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.