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富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(1)

2008/10/18 15:49|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(1)
周知の通り、オープニングとエンディングは作品にとって
とても重要なエッセンスなので、監督か凄腕な演出家が手がけるのは一般である。
これは富野作品においても例外ではない。
特に富野作品は富野色が強いだけでなく、
場合によって作詞と連動する部分もかなりあるし、
なかなか他人が手に入れる空間が無いので、結局監督自身がコンテをやるのが多い。
それでも、稀に他人の手に譲るオープニング・エンディングもあるから、
これらも知る範囲限りで示す。


海のトリトン

前期オープニング:富野喜幸
こっちは今となって幻のバージョンなんですが、
エンディング+実写の海の映像で作ったででっち上げ暫定オープニング。
一応音楽との連動が見えなくも無いが、
シーン一つ一つが長く使ってる上に(そのためにカットも少ない、10くらい)、
カットとカットの繋ぎも辛うじて海で繋ぐ以外まったく無い。
あと、かぐや姫と海のオーバーラップのシーンも何故か使われていて、
今見ると、非常にシュールな作りで仕上げられている。
幸いなのは、海の映像自体は見ごたえがありので、なんとか画面を保った感じもある。
あと、稀ではあるが、当時実写のこのオープニングを見て、
却ってこのアニメは特殊だと思った人はいる模様。

この部分について富野はこう発言していた。

作画監督は、羽根さんひとりがしゃかりきになっているような状況がつづき、制作助手も片山秀男君というのがひとりでやっているのではないのかという感じで、制作実体のすべてを旭プロにすがっていた。だからオープニングの作画が間に合わずに、結局、一クール以上にわたってオープニング本編と関係の画を放りこんだカットのまますませたりした。



後期オープニング:富野喜幸

鈴木芳男と黒川慶二郎、それにトリトンの実質的オーナーになった西崎氏の基本方針にのっとって、羽根キャラクターが認められ、その基本方針はトリトンの音楽にも現れて、ハッタリズムに徹したオープニング・ソングとジャズっぽいBGMになった。この部分の指揮権が、西崎氏とスタッフルームのあいだでどのようにとり交わされたのかは知らないのだが、オープニング曲を聞かされたときには、あきれながらも面白いと思った。こちらもどうせハッタリなら、とえらくのってオープニングの画面を創った記憶がある。

富野自身がハッタリズムと言われたとおり、
このオープニング一番面白いのはなんといっても、
マカロニウエスタンみたいな曲調で始まる曲と共に、
噴火から噴出して岩のように並んでいくタイトルだろう。
水面と水中の描写分別、動かす絵と止め絵の相互使用、
スケール感を出すための遠近の対比も忘れず、ロングとアップの切り替えも丁寧。
なかなかの傑作である。

ただ一つ惜しいと思ったのは、オリハルコンの光の処理。
画面では抜いた瞬間だけ光って、後すぐ消えたので、かなり唐突な印象が拭けません。
どう考えてもトリトンの決めポーズの間にずっと光るのはかっこいいので、
もしかしたらその部分は処理ミスなのかも。
それと、ちょっと気になるのは方向性。
トリトンのほとんど左向きなのはどういう意図なんだろう?今でも考えてます。

あと注目すべきなのは、歌詞との関係性。
この唄はまあいわゆる少年の成長を謳歌する歌なので、
映像もそれに乗っ取って、「ひたすら前進」、
「主人公トリトンとルカという乗り物以外誰も出てこない」、
「戦闘シーンは一人だけ」という特徴が見れます。
もちろん、ただの考えすぎかもしれませんが。

ちなみに、個人が一番好きなのはカモメのとこのカメラの揺り方。


前期エンディング:富野喜幸
オープニング+止め絵のでっち上げエンディング。
残念ながら見たことがありませんので、なんともいえません。

 
後期エンディング:富野喜幸 
オープニングと比べてあまり印象が強くないエンディングでしたが、
やはりアニメと実写+アニメの部分があるのは特殊でした。
絵はさほど意味性を持たないし、仕上げも本編と比べてコメディ調なので、
たぶん息抜きの意味がメインと思う。



勇者ライディーン

オープニング:富野喜幸(推定)
このオープニング一番特徴なのは、
いかにも王道なロボットアニメなオープニングをしている所。
ロボットの顔見せ、様々の武器で敵をやっつけるなど、いわゆる古い手法が見えます。
マジンガーとゲッターを仮想敵にするこの作品は、
この部分においては、斬新とはいえなかった。
つまり、富野作品の系譜にいるものというより、
既存のロボットアニメの延長線に居たオープニングの色合いが強い。
その意味では、富野ロボットアニメのプロトタイプとはいえます。
言い換えると、富野が道を踏み外したのは、ザンボットまで待たなければなりません。

それでも、一つユニークな部分があります。
それは「ダブルトウジョウ」。
つまり登場シーンと搭乗シーンなんです。
今までのヤツと違って、ライディーンはオカルトロボットのため、
どうやって出てる、どうやって乗るってのも自然に描写の重点になる。
この部分は確か今までのロボットアニメで誰もやったことないのに、
オープニングに違和感なく出すのは、さすがチャレンジャーの富野としか言いようが無い。
あと、終始スケール感を維持するのも富野長年以来守り続けたこだわりでもある。
それに、その部分をオープニングに出すのは、もう一つの利点があります。
それはバンクに流用できるから(爆)。


エンディング:富野喜幸(推定)
このエンディングはまず人の目を引き付けるのは、なんといっても止め絵でした。
美しい絵、赤と青をメインとした色調、力強い構図…どれも捨てがたい。
動く部分もありますが、その動く絵もあくまで止め絵を繋ぐための印象が強い。
では、何故こういう作り方をしたのかというと、
これはおそらく安彦良和という天才を手に入れたからなのかもしれません。
つかオープニングもそうですが、作画のおかげで、
結果的に高いレベルの仕上げが獲得したのが伺えます。
よく分からない人なら、2年後のザンボットと比べれば明瞭かもしれない。
こういうエンディングの作り方は、ほかの富野作品でも見られませんので、とても貴重。

あと、このエンディングの方向もなんとなく左向きが多いのは気のせい?



無敵超人ザンボット3

オープニング:富野喜幸
つい富野ワールドに突入したこのオープニングは一言いえば、とても富野です。
1.タイトルをいじる。2.手の表現。3.合体のバンクシーンを入れる。
4.最低限の顔見せ(武器を含めて)。5.何かの対比か描写でスケール感を作る。
6.どこか王道から一歩ずれる作り。

これらはすべてほとんどの富野のオープニングに出てるから、
もうこのザンボットで方法を確立したと言っても過言でもない。
もっとも、6は当初長浜さんに拗ねるものかもしれませんが、
今となって富野の「王道を守りつつ、新しいことをやる」という特徴になってたが。

1のピカピカタイトルは面白いし、やはり富野の特有の手法。
これもこのザンボット3から始めたものなので、本当にマイルストーンに相応しい作品です。
と、いうのは、ウソです。実は…。

あと、一部の人の指摘通り、最後の「ザンボット3」の歌の部分は、
確かにどう見てもテンポとずれたよな。あしからず。


エンディング:富野喜幸
このスクリーンをロールする手法は以後よく見られるが、このザンボット3は初めである。
感傷が含んでる曲調に夕焼けみたいな色調。確かに余計な動きがいりません。
シンプル風に仕上げたエンディングは、この作品にとって大正解といわざるを得ません。
それに、全員を見せるのも大変有効な手法なので、
テクニック的な部分も実をいうとちゃんといる。
もちろん、これも一斉に大人数を動かす富野作品こそ相応しい手法ではあるが。



無敵鋼人ダイターン3

オープニング:富野喜幸
この作品に突入すると、作詞まで富野色が染め始めたので(当然ではあるが)、
オープニングの濃度もますます高くなる。
一見ハッタリを徹する作り(いい意味でダンディリズムが溢れてる)だが、
歌詞との連動が半端ではございません。
それに、意味深いシーン(万丈が牢を破るシーンや、
ドン・サウザーとコロスを追うか求めるか、どっちも取れるシーン)も散らして、
とてもとても憎い演出をした。
それでも、最後まで明るい雰囲気を失わず、ダイターンの明るさを貫いた。


エンディング:富野喜幸
これについては意外というか、あまり意見がありませんな。
強いていえばロボットはあくまで道具と未来を新世代に託すところかな?
あと、あのダイターン人形可愛いな。


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