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富野由悠季と歌

2008/10/07 01:34|未分類TRACKBACK:0COMMENT:4
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関連記事:
■ときめくの1句(1)
■富野由悠季と挿入歌(1)
■富野由悠季と挿入歌(2)
■暴露の快感

前は劇中の挿入歌について語ったが、
今回取り上げた歌はちょっと違う。
劇中の人たちが本当に唄った、あるいは聞いた歌、
つまり劇世界の中に実在する歌
世界観作り、ドラマの一環としての歌について書きたいと思います。


伝説巨神イデオン 発動編
Happy Birthday to You
子どもの誕生と宇宙の再生を重ねるうえの誕生日の祝い歌。
全ての人々は拘りを捨てて、一緒に合唱する。
やがて、一つの「意識」になる。

リーンの翼
リンゴの唄
これは周知の通り、戦後直後並木路子による歌謡曲。
このバカ明るさは、まさしく日本の生命力を象徴するもので、
劇中で迫水を導いて、ふたたび魂の帰るべき場所バイストン・ウェルへ。
個人として「めぐりあい」や「月の繭」並みの使い方。

ファウファウ物語
HOTEL CALIFORNIA
何故この曲を使うのか、未だに考えているが、
もしかしたら、富野はこの曲が好きだけかもしれません。

逆襲のシャア
ネオジオン国歌
スウィートウォーターの民衆がシャアのために歌った歌。
民衆の純朴な思い、宇宙住民の願い、シャアへの慕いや期待を語りつくした歌。
さらに、ちょっと欲張りで映像をも入れると、シャアの複雑さも伺える。
このへんは富野の熱情と高畑の冷徹を混じる感じで、とても素敵なシーンだと思う。

機動戦士Vガンダム
ひなげしの旅のむこうに
シャクティがよく口ずさんでる曲。Vガンのテーマが潜んでる名曲。
彼女にとって、この曲は母さんが伝えてくれた曲だけでなく、故郷の曲でもある。
エンジェル・ハイロゥに乗ってる時でもこの歌を歌い、人々を導いて、戦争を終らせた。
色んな意味を含めての安眠曲です。

∀ガンダム
宵越しの祭り
ビシニティ附近の伝統的な曲。祭りと切り分けない土着な曲。
話展開の関係で、第1話と第2話しか使われていないけど、
明確に∀と富野の性別観を語りつくした曲。

月の魂
レット隊のテーマ曲。いつも歌われている。
月への憧れと土着な雰囲気を表してる曲。
劇中は結構使われていて、どれも上手く作用している。
最後、ムロンとキャンサーがこの曲を歌うのも、
やはり彼らの帰るべきところがこの曲に秘めた記憶ですから。

オーバーマン キングゲイナー
本当かい!
ミイヤの祭り
どれの曲も超素敵といわざるを得ない曲。
シベリアなのに沖縄あたり?な曲調で、人の根源な記憶を煽る。
あと人の生命力と熱力を喚起するような感じ。
∀と違って、使いたければ何時でも使えそうな曲なのに、
脚本家ができなかったため、結局最初のミイヤの祭り以外、
ほとんど使われなかった。残念無念。

キングゲイナー・オーバー!
歌うアナ姫すごすぎれば、
見る観客も恥ずかしすぎる。

リーンの翼
はじめてのおっぱい
ほかの曲と違って、劇中では大した役割を持っていなかったけど、
フィルムの艶というか、瑞々しさを出すのに結構いいだと思う。
おっぱいという赤ちゃんという人の生まれたてな姿を喚起する歌詞も入れてるし。


とりあえず今これだけ。ほかには何の歌があるのかな?

こうしてみると、アニメ作品の劇中での祭り志向は明確見えます。
Vガンは欝時代なので、よくブレン以後の作品と分かて語れるけど、
こうしてると、あとの作品との繋がりは確実いるといえるでしょう。

あと、ガーゼィは”歌”がないのはどうも引っかかるな…。
現実との直接にリンクするバイストンウェルものに歌がないのは、いただけないな。
アニメは観たことないから分からないが、”祈女の唄”は劇中の歌なのかな?

では、何故歌なのかというと、
それはやはり歌は現時点富野が見つけた一番芸能に近いものなのだから。
作品外だけでなく、劇中まで芸能を実践する!という意気込みだと思う。
が、前も言ってたが、ライブ感覚はすでに富野の作品作りの中にあるので、
もっと芸能を内面化できるかどうか、結局使い方によるものなのよね。

最近よく富野とゲームの話をしてるが、
実はもっと気になるのは富野と音楽の関係。
だがこの方面についてはゲーム以上詳しくないので、
どうしても書けないな。
ただ、富野自身はよく音楽を聞かないし、よく知らないと言ってるが、
少なくそんなことは無いだけは言えます。


コメント
「音楽は知らない」と言うのは、自分で「絵が描けない」というの以上に自分で曲は書けないというだけで、その作中での使いこなしはまた、別の話ですよね。

『哀・戦士篇』とか、“オレは音楽も使いこなしてやる”っていう感じが(少し過剰なぐらい)ぶわわっと前面に出ていて、びっくりしたという覚えがあります。(ウン十年前の映画館での鮮明な記憶。)

特に∀以降の歌では、独自のセンスを確信犯的に入れてきているので、並大抵のことでは本人以外には扱いきれないのかもしれません。絵とか物語とかで富野さんが実践してきたスタッフワークに比べ、キャラが井荻さんになる(笑)と個性があふれ出てくるのをとどめようがない感じが・・・。
井荻麟の詩は、これはもう、宮崎駿にとってのアニメーションみたいなものなのであって、「その爆発力で、むしろ作品全体を支配しちゃえ!」と私などは思うほうです。
富野監督としては、“虫プロ流表現主義”(?)的なものに対しては、自分は異端児だという意識があるのかもしれませんが。

ここでkaitoさんが言っておられる『リーンの翼』は小説のほうですか?
囚人022 #TJwDdEqg|2008/10/07(火) 10:20 [ 編集 ]
アドバイスありがとうございます。いろいろ修正しました。あと、もう脚本家さんの悪口を言いません。

井荻麟作詞は時々「作品の何かを提示してくれた詩」と「劇世界に存在する歌そのもの」の両面が含みますので、確かにややこしいですね。今回は試しに前者、つまり世界観作りとしての部分を排除して、単純に劇世界に実在する歌を論じたいです。

支配力としての詩は確かにそうですよね。他人のお言葉を借りますと、まさしく「作品をグリップする力」と言えると思います。ただ、他人(特にスタッフ)にとって、宮崎みたいに絵で全体を支配して何かを伝導するほうがずっと簡単なんでしょうね。詩を理解するのに深さがいりますから。ファンなら長い時間かけて吟味できますけど…。

そうです。小説のほうの「リーンの翼」です。
kaito2198 #L2WcHO2o|2008/10/07(火) 17:59 [ 編集 ]
はじめまして。
ホテルカリフォルニアですが
ホテルをバイストン・ウェルに思わせておいて
実は地上界こそホテルカリフォルニアではないか?
というような比喩に使ってるのではないかと思っています。

まあ元の曲が長年解釈をいろいろされてる不思議な曲ですからね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2

あとアニメのリーンの翼では
「はじめてのおっぱい」
って曲がありますね。全貌は分かりませんが
たんお #GJzF38Bw|2008/10/09(木) 22:11 [ 編集 ]
ごコメントありがとうございます。これからも是非遊びに来てください。

ホテルカリフォルニアについて私も調べたんですが、こんな考え方はしませんでした。確かたんおさんの仰る通り、そういう象徴的な世界の曖昧さを描く曲ですね。こういう比喩はとても素敵だと思います。洋楽についてはあまり詳しくないため、そういう体感は持っていませんでした。リンゴの唄なら分かりますけど…。

今DVDで2話を見直しましたが、確かにエレボスが口ずさんでる曲ですね、はじめてのおっぱいは。残念ながら使ったのはごく数秒ですが、フィルムの艶を出すのにいいですね。
kaito2198 #L2WcHO2o|2008/10/10(金) 01:03 [ 編集 ]
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