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「伝説巨神イデオン 接触編・発動編」はヒットしなかったって、本当なの?

2018/06/19 15:48|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:5
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 「伝説巨神イデオン 接触編・発動編」はヒットしなかったって、本当なの?
 巷によくある言説の一つに、「『伝説巨神イデオン 接触編・発動編』はヒットしなかった」というものがあります。しかし、それは本当のことなのか、少し検証してみましょう。



 まず、数字がなければどうしても語れませんので、月刊OUT 1982年11月号に収録されている春夏劇場用アニメーション配給収入に関する資料を見ましょう。

作品名配給(億円)観客動員数(人)
1982春新竹取物語 1000年女王
ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
おはよう! スパンク
ドラえもん のび太の大魔境(他2本)
戦国魔人ゴーショーグン・浮浪雲
10.1
13.0
2.0
12.0
――
180万
260万
40万
300万
15万
1982夏 ヘビー・メタル
伝説巨神イデオン 接触編・発動編
Dr.SLUMP(併映ボーイズ&ガールズ)
わが青春のアルカディア
シンデレラ・わんわん物語
コブラ
――
7.0
10.0
10.0
2.0
4.0
――
140万
170万
170万
60万
80万
作品名配給(億円)観客動員数(人)
1981春ドラえもん のび太の宇宙開拓史
機動戦士ガンダム
じゃりン子チエ
ユニコ
20.0
9.5
4.0
3.6
400万
170万
80万
70万
1981夏さよなら銀河鉄道999
機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編
ドラえもん ぼく桃太郎のなんなのさ
あしたのジョー2
シリウスの伝説
12.0
8.0
6.0
2.1
2.0
200万
140万
120万
40万
40万


インターネット上に他のデータが転がっていない限り、これを頼りにして続きます。



 以上の数字を見ると、ガンダムやドラえもん、松本零士などに敵わないものの、イデオンもまずまずの数字を挙げていることが分かります。参考に、大ヒット前の宮崎駿作品も紹介しますが(まあちょっとズルいよね)、これらに比べて特に遜色していません。

配給収入
ルパン三世 カリオストロの城3億500万円
風の谷のナウシカ7.42億円
天空の城ラピュタ5.83億円
となりのトトロ5.9億円

 しかも、配給収入が約7億円だと、現行の基準として使われている興行収入は約2倍の14億円程度になりますので、意外にも、イデオン劇場版の興行は悪いどころか、いいほうに属しています。

 で、映画ライターの相良智弘氏によりますと、日本映画のヒット基準は以下のようになっています。

映画興収の秘密&宣伝文句の変遷(1)/日本では大半の作品の興行収入が不明! | 映画/DVD/海外ドラマ | MOVIE Collection [ムビコレ]

ヒットの目安だが、日本では10億円。なぜなら映連が総興収10億円以上の作品のみ発表するから。

 また、WIKIPEDIAを引くと、以下の話も読めます。

キネマ旬報によれば、1999年までは配給収入10億円以上が大ヒットの基準だった。


 つまり、いささか時代を無視とした乱暴な考え方ですが、『イデオン接触編・発動編』興行収入が10億円越え、配給収入が10億円未満だと考える場合、『イデオン接触編・発動編』は間違いなくヒットしたけど、大ヒットにまで行かなかった、つまりにその中間にいるくらいの上映実績を打ち出したアニメーション作品なのではないでしょうか。



 最後ですが、当たり前なことで、私はリアルタイムで見た人でもなければ、日本の人でさえありません。なので、以上の資料の調べ方と解釈方法には間違いがあるかもしれません。もし何かご意見ご指摘がありましたら、ぜひコメントを寄せてください。教えてください。




 しかし、そうなると、客観的な数字がなかなか悪くなかったのにも関わらず、「伝説巨神イデオン 接触編・発動編」は未だにヒットしなかったと言われる理由は、果たしてどこから来てたものなのでしょうか。以下にはいくつかの仮説を立ちます。

1、ガンダムほどじゃなかったから

 これは一番ありえるというか、そもそもガンダムと同じ監督の作品ですから、そういう期待があるにしてもおかしくないです。

2、投下した資源に比べて、見合う金が帰ってこなかった

 コストパフォーマンスの釣り合わなさも、理由としては大きいなんじゃないでしょうか。ただ、この場合も「ガンダムに比べて」、という暗黙の了解が大本にあった話なんですよね。

3、監督の富野が言ったから

 これも大きいなのではないでしょうか。しかし、富野監督が言ったから検証せず、信じこむというのはよくないと思います(まあスタッフの人たちも言っているが)。
コメント
「2つ合わせての数字」ってのもあるかもしれませんね。

あと当時をうっすら記憶しているものとしては
TVの本放送はもちろん、広告なども
イデオンは接触機会が全然なかったので
マニアのお兄さんたちは別として
周辺の人間は劇場版の存在もしらなかったと思います。
というか少なくとも自分(当時幼稚園児)はそう。
(ちなみにこの年映画館で見た記憶があるのは、
 ブッシュマン、ドラえもん、東映まんがまつりって感じですので
 映画に触れてないという時期でもない)

でも、1982年のアニメだけでなく映画全体の興行収入ランキングを
見ると、私くらいの年齢の人間でも当時から知っているものがゴロゴロ。

ガンダムだけでなく、映画全体をみてもネームバリューが高い作品が
多かったのでヒットしたとは言い難いのでしょうね。

というか、同じ年にガンダム3やってたんですねぇ。
同年のそれにくらべるとそりゃやっぱり…。
まそ #-|2018/06/20(水) 10:23 [ 編集 ]
 いつも楽しく拝読させてもらっています。

 「『伝説巨神イデオン 接触編・発動編』はヒットしなかった」という言説があること自体知りませんでした。
 TVシリーズを観てから発動編、というのがベストな鑑賞の仕方、という特殊な映画ですから、大ヒットというのはそれは無理があると思いますが、コケたという印象はまったくなかったですね。

 東京だとテレビ東京で放映されていた番組で、もしかしたら、ほかの地域の方とは、そこで印象が違うのかもしれません。地方でも放映されていたのかなー。

 高校に入って剣道部の主将と友達になったんですが、オタク志向ゼロのくせに劇場版『イデオン』は観ていて、発動編について(授業中に)熱く語り合ったという体験があります。

 『ガンダム』→『イデオン』という流れは確実にあって、いわゆる「オタク」とは別人種も巻きこんでいました。

 『イデオン』、普通に面白いものね。

 長文失礼しました。
shiwasu5 #mQop/nM.|2018/06/23(土) 13:20 [ 編集 ]
この時分は主人公たちが死んでしまったり、行方不明になるアニメが多かった気がするんで。イデオンの影響って、大きいと思っていたんで意外です。

ガンダムと違うから、というだけなんでしょう
森 和正 #SFo5/nok|2018/06/26(火) 15:50 [ 編集 ]
1980年頃のガンダムのムーブメントはものすごい状態でした。僕は当時小学生でしたが、日曜日の朝は開店前のおもちゃ屋さんにプラモデルを買う子供達の行列ができ、その子供を狙った恐喝事件が起きたり階段に並ぶ子供が将棋倒しになって怪我人が出る等の問題もありました。
そこまで過熱した人気を得たガンダムという作品を作り上げた富野監督の次回作ということでイデオンは注目され、映画はアニメ好きな人が見に行きました。
しかし作品の内容がかなりハードなものでしたから拒否反応を示す人も多く、すごく良かった素晴らしかったと思う人と、なんだかよくわからなかった面白くなかったという人に分かれてしまいました。
結果的にはそこそこヒットはしたもののガンダムほどに爆発的な人気にはならなかったので、期待したほどの大ヒットにはならなかったというところが当時の印象でしたね。
素問 #-|2018/06/30(土) 20:26 [ 編集 ]
まず、テレビ版「伝説巨神イデオン」の放送局がテレビ東京というローカル局であり、放送地域も限られていた。
とはいえ、インパクトのあるテレビ版の最終回は記憶に残るものであった…のかな。

アニメ雑誌で「イデオンはマイナー」「イデオンはわかりにくい」など強く押し出されていた。
これらの言説を真に受けた読者が、今も信じているから。
…という説。

そもそも公開する当ての無いイデオンpart2(未放送部分)を作り続けていたサンライズにとり、劇場で公開出来ただけでも大勝利。
劇場作品として制作費が出ただけで大儲けですよ。
富野監督は実写のオファーが来なかったので成功とは言いがたいと…

愚痴になるが、昔のアニメを普通の人は知らないし、若いアニメファンも積極的に古い作品は見ない。
自分が知らないからマイナーだと、人は思うので仕方が無い。
アニメイトの店員にも「ここは最新のアニメしか扱わないし、古いアニメは知らない」と言われたし。
「タイトルを知っているだけでもありがたい」と思うしかない。
おおた #LkZag.iM|2018/07/01(日) 02:06 [ 編集 ]
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