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「中国の文化部が日本アニメを有害と指名」についての全文翻訳および解説

2015/03/31 00:00|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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 昨日、日本のアニメーションと関連する出来事は中国でこっそり起きました。中国政府の文化部が、有害アニメを配信している中国のインターネットサイトを取り上げましたが、その発表のなかでは、日本のいくつかのアニメは名指しで指名されました。



 実は、この話は事実ではあるが、ニュアンスとしておそらく一般のアニメ好きの日本人が思ったのはちょっと異なります。加えて、インターネットではちょっとした話題になっているらしいですので、ここで改めてその中国政府の発表を翻訳に経由して、紹介しましょう。

 急いで1時間ちょっとで訳した上、多少眠っている状態で訳したものですので、文法や表現的に不自然なところも多々あると思いますが、内容の正確性に関してはそれほど遺脱することは無いと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。



文化部整治暴恐动漫 多家动漫网站被查(元のソース)

文化部が暴力・恐怖アニメにガサ入れ 複数なアニメサイトを調査

 先日、(中国の)文化部は「第23回違法インターネット文化活動調査および処分リスト」を発表しましたが、「土豆」「优酷」「爱奇艺」「乐视」「搜狐」「酷米」「腾讯视频」など複数のアニメ配信サイトがネット配信を通して、未成年者の違法行為や犯罪を誘導し、暴力・性的表現もしくはテロ活動を美化し、社会および公徳に害を及ぼすアニメコンテンツを提供した疑いとして、調査を受けたことが分かった。

 インターネットにおけるアニメ・マンガ市場の低俗化傾向に対して、文化部は前期ではすでに取り組みを図り、19社のアニメ・マンガサイトを処分を下した。今回の調査で処分の対象となったアニメは主に以下の3種がある。
①暴力や恐怖の内容を含み、暴力で暴力を対処する思想を宣伝し、暴力やテロ・犯罪行為を美化する、もしくは銃器の使用や爆発装置の制作、犯罪行為の行使を過度に描写する内容。たとえば『残響のテロル』では、少年が国家に報復するために爆発などのテロ行為を仕掛けるだけでなく、核兵器の原料を盗んで爆弾を作り、「世界にトリガーを引く」と公言するなどの描写がされていた。
 ②過度のグロデスクや恐怖な描写で、普通の人に極度の不快を及ばす内容。たとえば『Blood-C』では、少女が怪物と戦う際に、流血、肢体損傷、斬首などといった描写が大量にされていて、そのなかでも流血の場面が特にグロデスク的である。
 ③色情に関する要素を視聴者の目を引き、見るに耐えない低俗に満ちている内容。たとえば『学園黙示録』では、法的限界に挑戦するかのような淫蕩な性的描写をされていて、明らかに社会道徳と公序良俗に反している。

 『インターネット文化管理暫定規定』および『インターネット視聴番組におけるサービス管理規定』では、インターネットにおけるアニメ・マンガは未成年者に対して違法行為・犯罪を誘導し、暴力・性的表現・賭博・テロ行為を宣伝し、社会の公衆道徳に害を及ぼす内容を含めてはらないと記されている。
 文化部は前期の取り組んだ成果をもとに、日常におけるネット巡回の強度を上げたが、いくつかのアニメサイトは法律を守る意識が薄く、内容に対する審査がゆるく、内容に対する自主審査の義務を履行せず、インターネットを通じて違法・規則違反のアニメをアップロード・放送・拡散、リンクし、未成年者の心身的健康に極めて悪い影響を及ぼしていることを判明した。
 たとえば、(中国)国内でトップクラスのアクセス数を誇る「土豆」では、12作の「著しく規則を違反するアニメ」が拡散され、そのアクセス数は100万をも超えた。また、低年齢層をターゲットにしている「酷米」では、やはり暴力・恐怖・性的表現を宣伝し、社会の公衆道徳に害を及ぼす、「著しく規則を違反するアニメ」が8作も提供されていて、その影響は極めて重大である。

 以上の問題に対して、文化部はインターネットにおける骨幹となる執法組織を作り、国内のアニメ・マンガサイトに対して全面的に審査し、集中的に証拠を集めることによって、「第23回違法インターネット文化活動調査および処分リスト」を提供した。文化部の文化市場司の担当者によると、上述の案件は事実明白かつ証拠充分なので、関与した企業は自発的に今後の調査に協力しつつ反省することによって、自主審査の制度の健全化を図り、自粛の責任を果たすべきだと述べている。
 また、文化部はこれから重点的に以下のポイントに対して推進すると決めている。
 ①インターネット文化を管理する担当に対して訓練を取り組み、文化部の第22回、第23回の違法案件に合わせて、法規を宣伝し、内容の自主審査義務の履行に対して監督することによって、企業のコンテンツ作りおよび管理のレベルを引き上げ、企業主体の責任感を強化して、業界の自律を推進する。
 ②関連地区のコンテンツ産業に対して法律を執行する機構を作り、法律に従って関与した企業に調査・処分を行い、その結果を公開することによって、インターネットにおけるアニメ、マンガ市場に対する巡回の強度を上げて、その内容を厳しく監督する。
 ③違法アニメ・マンガ関連企業の「ブラックリスト」を作ることに躍起し、インターネットの文化および市場に対する監視を強めることによって、守る者を奨励し、守らない者を罰するだけでなく、法律に従いさらに懲罰を重くする。
 以上の措置を通して、インターネットにおけるアニメ・マンガ市場の運営秩序をさらに規範し、未成年者にとって良好なインターネット文化および環境を作るとしている。

 いかがでしょうか。一見すると、確かに日本のアニメーションをタイトルまで出して、それが有害だとわざわざ名指ししていました。

 しかし最後の段落を読めば分かるとおり、これは単純に日本アニメを槍玉に挙げるというよりも、インターネット規制の一環として取り組むことを目的にしています。また、22回の発表を読めば分かるとおり、対象は何も日本アニメに限定せず、中国のマンガやゲームなども規制対象に入っています。これらのことからも、名指しされているアニメとアニメ制作会社および制作者には気の毒ではありますが、今回の中国政府の動きはいわゆる「日本バッシング」というものではないと考えられます。

 そうは言っても、名指しされたからには、何らかの処分をされるに違いません。事実、試しに「土豆」で上の三つのタイトルをキーワードとして検索しても、以下の結果を得られるだけです。

illegal.jpg


「この検索結果は法律、法規あるいは政策に違反する内容が含まれる可能性があるため、表示することができません」

 
 この出来事は日本バッシングじゃないと知れば、次に考えるべきことは何なんでしょう。海外、とりわけ中国という世界で最大級の市場に向けて、これからも日本発のコンテンツを発信・販売したいならば、明らかに今以上に表現の限界ということに対してもっと敏感にならないといけないことです。表現の自由を論じるつもりはありません。また、中国という国の特殊性も当然承知しています。しかし、表現上の問題は何も中国に対してだけ起きるものではありません。アメリカにおけるタバコ描写なども、実は同質な問題です。その上、単に基準をクリアするだけでなく、大ヒットにしたいならば、当然もっと深層なことを考えないといけないでしょう。

 表現の自由を放棄しろということではありません。しかし、絶えずに規制を押し付けてくる権力に対しては、送り手がやれるのも、所詮自分の創作のなかで戦うことなのでしょう。この問題は何も中国に起きるだけでなく、日本国内でも何度もあった論争であるはずです。となると、表現のことに関しては今回の事件を糧にして、我々はこれからもっともっと真剣に考えないといけないのでしょう。






 ちなみに、現時点唯一の日本語ニュースは以下である。産業視点で見た話ですが、それでも読めば大体の事件を把握できますので、無理して上のリリースを読まなくてもいいかもしれません。

中国、テンセントなどのネット企業を問題動画配信の疑いで処罰へ Reuters

[北京 31日 ロイター] - 中国文化省は31日、青少年の非行をもたらす過激な暴力や性的表現などを含む動画を提供した疑いがあるとして、複数のインターネット関連企業を処罰する方針を示した。

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