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ダイターン3のメッセージ

2008/09/07 10:15|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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■ザンボット3のメッセージ


昨日のと同じく、
「無敵超人ザンボット3&無敵鋼人ダイターン3オリジナルサウンドトラック」より。
文章自体はおそらくレコード時代のアルバムの再録だが、詳細不明。

当時はまだ「ガンダム」でメジャーにならなかったため、
書いてる文章もかなり軽いで、いい具合でふざけている。
が、そのテーマ、作品論、キャラの見方など、やはり真面目さが滲んでいるのが伺える。

フラストレーション・ユーモア

 一体なにが残ったんだろうって時々思うんだよね。そして、いつもフラストレーションだったんだよね。で終わるのがダイターン。
 そりゃ破嵐万丈って名前を思いついた時は、こりゃ全面的に行けるって自分つけちゃって周囲の人に言いふらしたものさ。
 けど、ラッシュ(音声の入っていない画だけのフィルム)がつなぎ上がってきて見るたびに、自己嫌悪に陥ち入るのよね。ドーッとさ。
 ぼくの立場は、若い連中に向かって”お前等のセンス悪いのよね”って喚いてりゃ済みますよ。でもサ、そんなことやっててごらん。いつの間にか、若いスタッフが力をつけてきてさ、こっちが落ちこぼれ組になるなんての真底いやだから、自分でもいろいろ実験してみるわけ。
 で、自分の手をくだしたものが”うわ!これ違うのよね!!”となると、モロ悲惨!何しろ、なんて違うのか判らなくなるのですよ。一応、一所懸命やっているわけで、フィルムになって手応っていうのが、創ろうとしているものと違うっていうの、これ、死んじゃう気分なのよね。

 秘やかな演出家の狙い目としては、ダイターンの制作基本テーマっていうのはユーモアの創造!(赤面!!)なのです。
 で、第1話のビューティとデューセンバーグのからみと、「この日輪の輝きを……」っていう科白を思いついた時、万丈は元気に活躍させたれますよって、うねぼれたのよね。
 1話ごとのシチュエーション・アイデアなんて文芸担当の鶴見君がいなければ、絶対的アウトだったのよねェ。でも、それを思いついたからって、画は創れないの。
 で、次にギャグでないユーモアの会話っていうのを必死で探したわけ。このアルバムに収録されているコロス対万丈の科白廻しだってシリアス発想じゃないのよね。ユーモアとして捉えて、かつドマジメっていうの考えたあげくの展開なのよね。ぼくとしては……。
 そのぼくなりの結論が、実を言うと後半になって書いた予告コメントなんだけど、気がついてくれたかしら?
 一見、ギャグとかパロディっていうのは、他人はよくやっていると思うけど、ダイターンの言葉いじりっていうのは違うのよねって思ってんだ。独断と偏見だけど、ユーモアの発生っていうのが目標だったわけ。
 だけど、三条レイカなんかは、モロ失敗なの。大体、インテリだったはずなのが、インテリゲンチャア・ユーモアって方にいかなくって、ギャッグっぽい方ののめりこむか、シリアスっぽく迫ってくれちゃったでしょ? 参るんだよね。あの子、嫌いよ。
 ビューティってのは白痴美人のマジメさってのに迫っていけば良かったんだけど、そうはいかなかったのね。これも甘かったんだよね。変なところにインテリっぽいって匂いが顔を出すのよね。これ、ぼくが元々真面目でしょ? だから、いけないの。
 それよりもなによりも、ぼくは湖川君(ジャーン!あの敵方のキャラクター・マンは実は湖川友謙君)が描くところのコロスにゾッコンって具合いに
なっちゃってさ、信沢さんの声ともビッタシでしょ? もうメロメロ。今でも、コロスを最後までにもち上げて終わればいいのよねンて、演出家にあるまじき私情がモロ入ったの。ンだもんで、最終回、ああなのよね。コロス、可哀想。ビューティやレイカはいいのよ。トッポもね。
 それで、つきる処、ダイターンの話っていうのはギャリソン時田に集約されるっていう結果論を、万やむを得ず認めざるを得ないってのが口惜しいのよね。全くさ。
 じゃあ、メガノイド話とか、万丈の父親話って一体何なのさっていう人いるでしょ。あれはね、シリーズを飾る小道具なのね。
 嘘だァーっていう人いるでしょ? だけどさ、考えてもごらんよ。人ってワン・パターンじゃないでしょ? 裏の人生を隠しているからこそフザケルってのあるじゃない? そういうの恰好いいよね。生きざまとして、
 ぼくなんて、全部をドロドロ吐き出してさ(吐き出すものなくって吐き出そうとするから、ドロドロっていうのね)みっともないったらありゃしないけど、これ、小さい人のやることね。真似すると本当に吐き気してくるからやめなさい。
 だから「ぼくは……嫌だ」て科白、よく聞かれたけど、ある万丈の本音なのよね。多分。で、過去話やなにかにもってかなかった最大の理由っていうのが、メガノイド・シリアス版なンての過去にもあったような話じゃないのかなって思ったkら、やらなかったわけ。
 鈴置君はカタルシスになるからいいって言ってたし、奴だけなのよね。いい思いをしたっての。この辺が残念なことで、井上さnにも水野さんにも白石さん、北村さんにも、もっとパアーッとさ、してもらいたかったンよ。でないと、フィルム全体もパアーッてならんのね。その辺ね。ダイターン操縦してまくいかないって話があるんだけどあれ好きなのよね。
 最後には、皆さまおそろいて「サン・アターック」っていうのね。ストーリーの構造がパアーッとしているわけ。で、キャラクター達もまあまあで、ね。最終話は、ちょっと考えすぎでさ。やっ、アハハッて思っちゃうけど、あの昔のフランス映画っぽいのいいのよ。パロディじゃない処がまた、いいンよ。
 で、さ、ダイターンっていうより、破嵐万丈で、もっとこうつっこんでね、パアーッてわけにいかないのかね、って真剣に悩んでみるわけ。
 あのとんがり緑色の髪ってシャープ・ペンシル的でサ、こう、いいのだわさ。
 しかし、なんだね、これにアニメーションの流麗佳麗さと、豪華なイラストッっーのが加わってさ、バン!!なんてね。ハハハ!
 真面目なんだよ。だからサ、あれはフラストレーション・ユーモア。ユーモアにかすめていない口惜しさって、本当に、口惜しいのよね。
 10年たってもやってみたいのよね。10時間35分って奴で……。ア!!ちょっと蛇足。

また、あまり詳しく話してなかったけど、この文章では珍しく「セリフ回し」に言及。
周知のとおり、ダイターンのセリフは芝居めいたところが特徴ですが、
実は富野作品の共通な特徴でもある。
何度もしつこくセリフなぞ意識したことはないと言ってる富野監督だが、
この文章を見る限り、どうやらそうでもないらしい。


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