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井荻麟作詞論 第45回 「愛の輪郭(フィールド)」

2014/11/07 01:12|井荻麟関連TRACKBACK:0COMMENT:14
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 井荻麟作詞論の記事は富野由悠季監督の作詞を語るもので、全部がとにかく100回以上という予定です。今日の第45回では、テレビアニメ『ブレンパワード』のエンディングテーマ 「愛の輪郭(フィールド)」について語りたいと思います。



愛の輪郭(フィールド)
作詞:井荻麟/作曲:菅野よう子/編曲:菅野よう子/歌:KOKIA

愛し合う心を 育てていった あなたが
その腕(かいな)を枕に お眠りと 耳にささやく

 『機動戦士Vガンダム』より4年の潜伏を経て、富野はWOWOWのスクランブルアニメ『ブレンパワード』で再び帰ってきた。この小休止の時間を経て、作家・富野由悠季の作風の移り変わりはよく取り上げられるが、その変化が井荻麟の作詞からも伺える。

 OPがタイアップであるため、富野の作詞はEDに留まっているが、それがかえってこの作詞の密度を高めて、オープニングを受けて、『ブレンパワード』のテーマを受けて、そしてかの『新世紀エヴァンゲリオン』に代表・象徴される時代の雰囲気を受けての、かつてないくらいほど濃密な内容にさせた。



 ぼんやりと歌を聴くと、子供に対する願いかけを囁いているように聞こえる。

父とその母が 歌えなった唄が
弾む free fly free fly 愛をまさぐる唄
信じあって 語りつげば もっと心 滑らかになる

子供たちの心の 灯になって欲しいと

 歌詞からは、母になろうとしている少女が、将来生まれるであろうわが子に対する思いを伺える。このように親が子を成す、子供を慈しみたいという次世代への思いに関しては、『Vガン』以来のテーマを引き継いでいるとは言える。

 しかし、その思いが宿すものは、『Vガン』の挿入歌などで聞こえるように爽やかなものではない。

欲深なまどろみ 身を任せて 夢見る

夢に見る銀河を まどろんだまま 旅する
その瞳と唇 それだけで何もいらない

 歌詞をよく聞けば感じられるとおり、この歌は非常に強い性的なニュアンスが込めている。しとねの上で相手の耳元にささやく言葉なだけに、お互いの体温と体臭を感じ取れるかを錯覚するほど、その性的な匂いがあたり一面に立ち込めている。そしてOPソングの内容と、エンディングの映像の被写体と色合いを相まって、その官能さがより一層強くなっている。

 つまり、この性愛と親愛が入り混じっている歌のなかには、女の「女性」と「母親」の視点が同時に存在している。相手を受け入れる、性としての愛から、子供を慈しむ、親としての愛。女性にとっては、この両方の共存はすなわち成長であり、母性の芽生えでもあり、それがある意味必然な帰結ではある。が、 『ブレンパワード』という作品がそもそもあの『エヴァ』一連の作品をまつわる現象のアンチテーゼであることに加え、この作品テーマが「親なし子の自立」だということを考えると、この「若い世代が親になろうとしている」というモチーフは非常に重要で、この作品のテーマ、そして富野由悠季という作家のターニングポイントを象徴するものだと分かる。



 歌詞をよく吟味すれば、この曲は少し前ではまだ少女だった若い女性が、連れ添いの男性とベッドで抱擁し合いながら、そのパートナーに対して「子供に対してそうでありたい」「自分が親として間違うことを恐れている」という戸惑いと不安を纏いながら、「あなたの子供を産みたい、私たちの子供を育てたい」という愛の言葉を囁いている。メッセージとしては、これ以上ないシンプルなものとなっている。しかし、問題は伝える対象のことだ。

 今までの富野作品は、『逆襲のシャア』みたいな例外を除けば、全部子供に向かって作られていた。しかし、この歌詞は「親になろうとしている若い世代」を対象に描くものだ。となると、このようなメッセージをすぐに受け取ってくれる視聴者もまた、明らかに「子供」から離し、「大人」になろうとかならないかくらいの年齢でなければならない。

 一人立ちを模索し続けて、道を分からない孤独感。ようやく連れ添ってくれる相手を見つかっても、なお払拭できない不安。それでも、大人になるためには、相手と愛を育ち、子供を産み、愛しようとする決意。確信と自信は無いけれど、だからといってやるしかない。そんな決意をしながら、とりあえず眠りましょう。これはまさに性の自立が始まり、大人になろうとする世代ならではの気分で、特に女性だとなおさらだ。まして、親なし子が親になろうとしている。この不確さはカオスそのものだ。

 大人と子供の合間にいる世代たちに対して、この歌詞で訴える意味は明瞭だ。作者である富野が大人たちを代表して、自分の過ちを反省し、大人になろうとする子供の自立を願うほかない。 「だからみんな死ねばいいのに…」という世間の巨大な絶望に対して、「生きろ」と大人はいう。しかし、そうではなく、本当に声を出すべきなのは子供であり、「頼まれなくたって生きてやる」、と



 子供が親を振り切って大人になる唯一の方法は、自分も連れ添いを作り、性からの愛を描くことによって、子供を産み、育てるという親としての愛を模索するほかない。その真意は世代を重ね、子供たちが親になれば初めて分かるかもしれない。それを強制できないと分かりつつも、せめて自分の子供たちの自立を見守りたい。それが、この歌詞が訴えているものであり、『ブレンパワード』のテーマであり、そして『エヴァンゲリオン』の時代像に対するアンサーの一つでもある

 この方向性は極めて重要なもので、『ブレンパワード』という作品のみならず、富野由悠季という人の作品に表している。『ブレンパワード』以前の富野作品は「作品そのものが子供に伝えたいメッセージ」というものであったが、『ブレンパワード』以降、それに加えて、「あなたたちには作品のメッセージを子供たちに伝えてほしい」という子供より年上の観客に対して訴える、もう一つのニュアンスが浮上している

 歳による目線の変化か、それともマイナーな放送媒体に追い込まれたからの無力感か、それを我々は知りようがない。それでも、この「愛の輪郭」にも表した二重となるメッセージが、間違いなく『ブレンパワード』以降の富野作品(もちろん、最新作『Gのレコンギスタ』を含む)をより重層的にさせていく。そしてそれはいわゆる「白富野」以降の作品を分かりづらくする一面がある

 作品自体を見れば、この二つのメッセージが両立できている。しかし、今までのメッセージが一つでストレートだっただけに、この二重のメッセージが一見客の集中力を分散するリスクを持っているのもまた否めない事実なのだ。それで物足りなく感じる人も、逆にそれをスルメ味だと感じる人もいる。しかしどのように受け取るであれ、この富野由悠季の作劇上のはっきりとした変化を、我々はもっときちんと認識すべきなのではないだろうか。



 最後、タイトルについて少し語ってみたい。

 「愛の輪郭(フィールド)」という表記に関して、おそらく長年困惑している人も多いだろう。何せ、フィールドの意味をただの領域にすれば、輪郭とはまったく異なる別物にしか見えないのだ。しかし、上の解説を読めば、なんとなく理解できるはずだ。

 要するに、自分の内なる「輪郭」を描いて、他人をも抱擁する外なる「フィールド」にするということではないだろうか。自分で愛の形を確立(連れ添いとの結合=小さいな性の愛)しつつ、そのうえ愛の領域(子供を受け入れる場所=大きな親の愛)を作ることを言っているのだ。大きな愛も、小さな愛から育てなければならない。だから愛というものは輪郭であり、領域としてのフィールドである。そのうえ、子供を大きく包み、慈しむ野原(フィールド)でもあるかもしれないが、それはさすがに考えすぎるかもしれない。


 今回の話はとても重要です。どうか皆さん読んでください。

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コメント
待ってましたよ。

監督の近作からは、子供を持つであろう世代、既に持っている世代に向けて作品が作られているのを感じますね。リーンの翼とかはそうでした。まあ、監督からすれば団塊世代も子供ですから、子供たちに向けて作るっていうのは変わってないんですよね。

愛は人と人の間にあり、子供を持つ事でその領域が広がるんですよね。だから愛のフィールドだと。あのEDは荒木経惟の写真の印象が強いですね。あれがあることで、ただ甘美なだけではない凄みが出てました。
藤林 #-|2014/11/07(金) 05:27 [ 編集 ]
ブレンパワードの製作中、ターンAの構想も練っていた監督が娘の演劇を見に行った時に出会ったのが、カナン役の朴さんだったんですよね。あんまり関係ないけどw
仮面ライダーアギト #-|2014/11/07(金) 07:01 [ 編集 ]
藤林さん、コメントありがとうございます。
領域に関するお言葉は本当に素晴らしいです。どうして私にはこういう簡単な解釈もできず、ただただ文字数を重ねたんだろうと思わず嘆きますし、藤林さんのご意見にはまったく賛同です。
kaito2198 #L2WcHO2o|2014/11/07(金) 13:25 [ 編集 ]
仮面ライダーアギトさん、コメントありがとうございます。
そうですね、朴さんは当時同じ演劇集団の人間だったんですので。
kaito2198 #L2WcHO2o|2014/11/07(金) 13:26 [ 編集 ]
どうもです。

この曲は私が小学生の頃は初めて耳に入った富野さんの曲で、思い入れが深すぎる分うかつには聴けない曲です。もしかするとコスモスに君とより聴いてて切ない。

ここから私の根拠のない妄想を延々と述べますが、シンプルに考えてこの曲は、一番目が母親になろうとしてるヒメの歌で、二番目は母親になれないオルファンの寂しさを歌った曲だと解釈できます。

しかし、これの前の「いくつもの愛かさねて」と連続する感じの「死の匂い」がどことなく漂っている印象があります。この感じは歌詞なのか、メロディーから来るのかよくわかりませんが(汗

人の生に置いて「死」は着いて廻る問題で、母親の胎内から「生」を受けてやがて「死」が訪れる際に還る場所もまた母親の胎内でしかない。と誇大妄想めいたことをこの曲を聴いてると考えてしまい、あまりの寂しさに思わずボロボロと涙ぐんでしまいます。

長文失礼しました。
千秋クリストファ #-|2014/11/07(金) 17:05 [ 編集 ]
>>『ブレンパワード』以降、それに加えて、「あなたたちには作品のメッセージを子供たちに伝えてほしい」という子供より年上の観客に対して訴える、もう一つのニュアンスが浮上している。
>>大きな愛も、小さな愛から育てなければならない。だから愛というものは輪郭であり、領域としてのフィールドである。

というのは、この歌に対する大きな作詞全体の論としては同意できます。
ただ、もうちょっと各論に踏み込んでもいいかな、という気もするんですね。
と、言うのは、ブレンパワードという作品での女性キャラクターはは非常に多種多様だからです。「母」や「母になろうとする女」や「母にはなれなかった女」はオープニングテーマで乱舞する女性たちとか、他にもオルファンやネリーやアノーア艦長や直子おばあさんたちが登場して、色んな女性の生き様を描いています。
「戦闘が合コン」と座談会で面出明美さんに言われたくらい、恋愛関係も様々です。

まあ、僕が独り身だから、というやっかみだけなのかもしれませんが。

>>子供が親を振り切って大人になる唯一の方法は、自分も連れ添いを作り、性からの愛を描くことによって、子供を産み、育てるという親としての愛を模索するほかない。

と断言されちゃうと、ちょっと「子供を作れたから、親が子の上なのか? 」と、劣等感じみた感覚も覚えてしまいますね。

で、ブレンパワードって言う作品はその上記のクィンシィ・イッサーの言葉とかオルファンのためらいとか、色んな女性的な生き様が描かれていると思います。なので「愛を手に入れて子供を作れて幸せになりました」というだけの一面的な価値観とは違うと思います。ブレンパワードではむしろ「親になれない」とか「家族関係が上手く行ってない」という色んな女性たちの葛藤とか怒りとか哀しみとか、それに混じったしがらみにも近い愛情とか、ものすごい多重的に描かれていると思うんですね。
で、「やっぱり子供を作るのが一番だよ」という一つの価値観ではなく、そう言う色んな愛憎が入り混じって子供を作れない人や家族に失敗した人も含めた様々な人生をふわっと包み込むように許していくのがブレンパワードと言う作品の持ち味だと思っています。そういう重層的な所がブレンパワードだと、私は思ってます。
kaito2198さんも「女の「女性」と「母親」の視点が同時に存在している。」として、「この「愛の輪郭」にも表した二重となるメッセージが、間違いなく『ブレンパワード』以降の富野作品(もちろん、最新作『Gのレコンギスタ』を含む)をより重層的にさせていく。」とお書きになっているのでご承知だと思います。いろんな視点が交錯しているんですね。

で、この「愛の輪郭」という歌の作詞についての私の意見ですが、千秋クリストファさんも書いてらっしゃいますが、どうも歌い手の視点が一つではないのではないか?と思うんです。
この歌は荒木経惟さんの写真や曲調もあって、「腕を枕に」「耳にささやく」「昼の言葉など忘れていいから」と、性愛的な雰囲気があります。
しかし、比瑪と勇は一応恋愛関係になったようですが、(本編中では)濃厚な性的なニュアンスは無かったです。むしろ、ラッセとカナン、ナンガとコモドの年長者ペアの方が性的なニュアンスがあります。ジョナサンの周りのやや頽廃的な性の臭いもあります。いろんな恋愛が作中で描かれました。
だから、歌い手の視点や歌のメッセージや考えも一つや二つではなく、歌の小節ごとに視点がスイッチしているんじゃないだろうか?との推測もできます。「愛し合う心を 育てていった あなたが」と歌う人と「父とその母が歌えなかった歌」との人と「夢に見る銀河をまどろんだまま旅する」と歌っている視点はそれぞれ別なんじゃないだろうか?などと思うんですね。KOKIAさんが歌ってらっしゃいますが、仮面演劇的に、一人の演者が複数の視点を演じるような雰囲気もあります。
それで、ブレンパワードって言う群像劇でもあり寓話でもある作品のエンディングテーマとして、グランチャーの母のオルファンから現在の母の翠、未来に母になるであろう比瑪まで、多くの色んな女性的なものや人の思いや要素を包括的に、「詩」の単語と単語の中に圧縮して取り込んで、総体としては作品全体を象徴するようなテーマソングとして仕立てたのではないかなあ、と思います。歌としても、聞きながら作品全体と同時に、個々の言葉から個々のキャラクターやドラマを飛ぶように回想できるように感じます。
そう言うわけで、私の意見としては「輪郭」は「母子」の繋がった一つではなく、むしろいろんな意見や視点があって、それが触れ合う、こすれ合うという境界線を意識させるために「輪郭」という言葉を使ったんじゃないだろうか?って思ってます。
玖足グダ #mBXzNQfM|2014/11/07(金) 19:29 [ 編集 ]
千秋クリストファさん、正直困っています。
なぜならば、今すぐにでもその視点を取り入れたいからです。

ただ死の匂いに関してはそう言えてますけど、
その深い眠りに落ちてゆく感じは私もものすごく感じていますけど、死を暗示するかと言えばちょっと躊躇します。
死とか再生とか、生と死は切っても切れないものですので、それは確実にありますけど、
やはり次の世代を生む願望を持っている限りでは、すぐには死に切れないと思います。
すみません、言葉にするのは難しかったんです。
kaito2198 #L2WcHO2o|2014/11/08(土) 01:54 [ 編集 ]
二度目の書き込みです。さきのGレコ6話の記事ではお返事ありがとうございました。

ブレンパワードという作品の重大な構成要素の一つとして、伊佐未勇と伊佐未依衣子の(半ば近親相姦的な)姉弟愛があること、そしてジョナサンと伊佐未翠のようにベッドを共にしても子供を作らない男女関係もあることなどから、「愛の輪郭」における性愛の意味を「子作り」とだけ捉えることには同意できません。
それではブレンパワードにおける多様な性愛関係のありようを矮小化しているように思えます。
(さらに言えば、異性間のみにとどまらない性愛もあるとも言いたいのですが、こちらはブレンパワードの主題のなかには含まれていないので置いておきます)

反論だけでは何なので、少し自分の意見も書いておきます。

富野作品においてはしばしばコクピットが重要な作劇上の舞台となりますが、とりわけブレンパワードにおけるアンチボディのコクピット(?)は富野作品のなかでも異彩を放っているように思えます。
モビルスーツのコクピットにおいては、パイロットは「個」としての自我を強く発露します。しかしブレンパワードにおいては、コクピットにいるときでもパイロットは「個」ではありません。コクピットにいる人間は一人であるのに、彼・彼女はまた同時にアンチボディと共にあります。攻撃を仕掛けるときにはアンチボディを励まし、被弾したときにはアンチボディを気遣う。
これもまた、一つの「愛のフィールド」ではないでしょうか?

ブレンパワードにおける人間とアンチボディとの関係は、同じ作品世界における男女関係のありかたを陰に陽に映し出しているように思えます。
そして、「愛の輪郭」を歌っている人物を仮に作中人物のうちの特定の一人であるとするならば、それは伊佐美依衣子がクインシィ・グランチャーを想って歌った詞だと考えます。
強引で極端な解釈だとは自覚していますが、「父とその母が歌えなかった歌が弾む」という節、そして最後の「夢に見る銀河をまどろんだまま旅する」という節をあえて文字通りに捉えるならば、依衣子と彼女のグランチャーよりもこれらのフレーズに良くあてはまるペアを、私は思い浮かべることができません。
通りすがり #-|2014/11/08(土) 21:44 [ 編集 ]
お2人方ありがとうございます。大いにタメになりました。
個別論の部分について、参考しつつ記事に反映したいと思っています。
kaito2198 #L2WcHO2o|2014/11/24(月) 10:50 [ 編集 ]
この曲ってなんとなく
女性の歌というより男性の気持ちを描いていると思います
通りすがり #-|2014/12/10(水) 15:15 [ 編集 ]
DVD-BOX付属のブックレットに
「君たちみんなを親無し子にしてしまった」とあるので、
エヴァが(自分以外の誰かが)そうしたと言うより、
そういう世の中にしたのは自分自身だ、という立場の作品なんじゃないか と思うのです。
遅レス失礼 #6XKf/cCc|2014/12/19(金) 18:40 [ 編集 ]
件の資料、拝読しましたよ。
そのつもりで書いています。

この記事でご意見ご感想をくださった皆さん、ありがとうございます。すべての話は承知しております。
近いうちにそれらのご意見を元に、記事を修正したいと思っていますので、
またご指導いただければ嬉しいです。
kaito2198 #L2WcHO2o|2014/12/23(火) 19:05 [ 編集 ]
ブレンパワードは最近観賞して、まだ飲み込みも足りないのですがキャラクター達の会話がとても好きです。
私は、作中の特徴的な長台詞に出てくる『一つで完全無欠に永遠であるものなどこの世の中にはない、だからこうやって、グチャグチャに生まれてきた』という部分が大好きなのです。
今の社会は、コミュニケーションの手段が発達も多様化もしたけれど、人間はそれによって異質な物との境界を顕在化させる方向にばかり傾いているように見えて、結局自分と同質な物しか受容出来ないのだろうか?と思ってしまうことがあります。
異質な物とのやりとりで前に進むという行為の経過には、当然のようにテロや戦争のような排他的反応も含んでいてひどく残酷なことでもあるのでしょう。
でもやはり、人間性ってそういうことで叩きのめされて無意味化するほどチンケなものじゃないと思うし、お互いの苦しみをあるがままにさらけ出した時の受容、赦しというものも確かにある。
富野監督は、疎外して自分を守ることでなく、そういうものを経て変化していくことが未来に繋がっていくのだと(同時にそれが非常に困難であるとも)考えている人なのかなと思います。
そして富野監督は、ブレンの中でそういう赦しをなるべく綺麗事でなくキャラクター達の苦しみをあるがままにしながら、その中で自分の力で立ち上がる形で描こうとしたのかなと感じるのです。すごく難しいことだと思うけれど、だから好きです。
『子供たち』『父とその母が』などの歌詞から垣間見える【家庭を持ち、子どもを育てる】というラインは、自分と全く違う人間を赦し受け容れる(輪郭からフィールドへ)という人間の持てる性質の一つの形として表されているのかなと思いました。

kaito2198さんの文章の後追い的な部分も多くて、浅い読み方で恥ずかしいですがとても好きな記事でしたのでお邪魔させていただきました。
シワス #-|2015/12/25(金) 20:48 [ 編集 ]
シワスさん、ご感想ありがとうございます。
私のブレンパワードに対する意見と感想はおおむね同じです。
やはり違う立場にある人を感じ取れ、その繋がりを知れるのはものすごく大事なことですし、自分を癒すものだと思っております。
そういう意味では「輪郭からフィールドへ」という形容はとても素晴らしいと思います。
とても勉強になりました。
kaito2198 #-|2015/12/28(月) 09:55 [ 編集 ]
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