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熱愛だった富野監督はいかにして「非あまちゃんファン」になったのか? -富野由悠季『あまちゃん』発言まとめ-

2013/10/20 12:54|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 熱愛だった富野監督はいかにして「非あまちゃんファン」になったのか? -富野由悠季『あまちゃん』発言まとめ-
 先日、富野由悠季監督はウェブマガジンでいきなり「非あまちゃんファン宣言」をして、多くの人をビックリさせました。

 もともと高人気を誇っていて、有名人を含めてたくさんのファンを持ち、なおかつ先月に終わったばかりの『あまちゃん』なだけに、このあまりにも早い転向宣言に興味を持つ人もいるでしょう。

 もともと話題性抜群の『あまちゃん』ですが、なぜか「富野監督もあまちゃんファン」というネタがいやに各種なメディアに取り上げられていますが、端から見れば実に妙な感触がないわけでもありません。

 まぁそれはいいとして、今日は、そんな富野由悠季監督が『あまちゃん』についての発言をまとめて紹介したいと思います。



1、いきなりガンダムトークショーで「あまちゃんラブ」を告白

 そもそも富野監督が「『あまちゃん』が好き」と発言したのは、7月15日のことでした。NHK渋谷アニメランドの公開録音の席上で、富野監督はいきなり発動しました。

富野新作Gレコの正式?タイトルは「Gのレコンギスタ」--あまちゃん言及部分 - シャア専用ブログ@アクシズ

富野 別にこの番組がNHKだからあまちゃんを持ってきたわけではなくて。この1、2ヶ月、僕にとってそれこそ、今ここで話たような事を、年寄りにとって息をつかせるようなお話だからです。お話だけじゃなくて、テーマ曲も、なるほどツボにはまった時はこれかよー、作り手はコワいところにくるよねー、って見事にハマってるっていう意味で、要するに、ものをつくる・作品を作るって時に一番憧れるところに今あるのが、あまちゃん。
(中略)
公共に向けて語られる・オンエアされるものってものは、こうでなくちゃいけないってことです。どういうことかと言うと、だって陰らないでしょ、あまちゃん観てて。
(中略)
観てない人にもうちょっとお話しなくちゃいけないのは「単純に視聴者に対して元気を与えているから、朝の連ドラとして」だけではないんです。これは宮藤官九郎さんの作劇論が優れているのもあります。
(中略)
このくらい好きな場合ってのは(自分のアニメ作りが)絶対に影響されます。イヤでも影響されます。

 どうでしょうか。以上の話を読んだだけでも、富野監督にしては饒舌だなぁと思っている人はいるかもしれません。全部の話は長いですので、リンク先で読んでください。

 しかし驚くべきなのは、この「あまちゃん」に関する長話自体は、完全に富野監督個人によるアドリブで、まったくの脱線でした。この公開録音は、そもそもガンダムがテーマでした(実際、オンエアではカットされたようです)。

 ここ数年、富野監督はなぜか一部のメディアでは辛口評論家にされていることが多いようですが、このようなイメージに反して、実際の富野監督はあまり他人の作品の良さ悪さを口にしない人です。いいえ、他人の作品を言及すること自体を避けている気配さえあります。

 にも関わらず、他人の作品を評論したがらない富野監督がたった1作のために、ここまでの時間を割ったのは、ひょっとしたらここ10年では「あまちゃん」が唯一でした。これだけでも、富野監督の「あまちゃんラブ」ぶりを分かるはずです。

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2、いきなり寄稿を寄せる

 しかし、これだけでは物足りないためか、富野監督はいきなり予告なしで、本にも寄稿を書きました。

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 ラジオではなく書籍であるためか、この寄稿に関しては、メディアにも取り上げられました。

富野由悠季監督:「あまちゃん」を異例の大絶賛 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親で“毒舌”で知られる富野由悠季監督がNHK連続テレビ小説「あまちゃん」を絶賛している。富野監督は、書籍「あまちゃんファンブック おら、『あまちゃん』が大好きだ!」(扶桑社)に寄稿し、「(脚本の)宮藤官九郎の構成の組み立て方も巧妙」「この番組がすごいのは、現代の地方と東京の関係性というものをテーマとして据えているということ」などと異例の絶賛の声を送っている。

 富野監督はさまざまな作品に厳しい意見を持つことでも知られており、「あまちゃん」に対しても「NHKの番組がAKB48をなぞってどうする」と一部、苦言を呈す一方で、「劇の面白さがそのような大人の事情を忘れさせてくれています。このあたりの組み立て方には、さすがテレビドラマの名手の腕の冴えを見ることができます」と制作陣を称賛。また、クリエーターならではの目線で作品の魅力を分析している。

 どうでしょう、このような大絶賛ぶりを得られるのは、おそらく近年では『風立ちぬ』くらいしかないでしょう。というか、『風立ちぬ』でさえ「技術と時代性を描いた点」のみに評価された感触です。

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3、いきなり「非あまちゃんファンになった」と宣言

 とはいえ、9月放送後の角川「ちょくマガ」配信では、富野監督はいきなりビックリの「非あまちゃんファンになった」と宣言しました。

富野由悠季/トミノ流のトミノ vol.015 非あまちゃんファンになった - ちょくマガ|KADOKAWA

ずっと『あまちゃん』ファンを公言してきましたが、
最終回まで見て考えが変わり、

非あまちゃんファン

になりました。

 上の話自体は有料ウェブマガジンの内容なのでこれ以上紹介できませんが、その理由は、同じく角川の出版物である「東京ウォーカー」では説明されています。

富野由悠季監督が“非あまちゃんファン”に転向? (東京ウォーカー) - Yahoo!ニュース

 発端は、自身のメルマガ「トミノ流のトミノ」(ちょくマガ、KADOKAWA)で公開された「非あまちゃんファンになった」という最新号の配信。「『あまちゃん』ファンを公言してきましたが、最終回まで見て考えが変わり、非あまちゃんファンになりました」と宣言しているのだ。

その中で監督は、ヒロインに加えその母親の青春時代をシンクロさせる『あまちゃん』の展開に言及し、バブルに沸いた“空白の80年代”をあぶりだしつつ、“3・11以後の東北”を描き出す、ことを期待していたことを表明。最終回まで見て、“主人公たちが震災後の現実にどう立ち向かっていくか”の方向性を、抽象的な表現ではなく示してほしかった、と綴っている。

一方で、視聴者の心に強く残る登場人物の描き方や、物語を締めるテクニックへの感動を表明し、「これは年寄りの言い草です」と締めており、期待と愛情が大きいからこその苦言、と言えそうだ。

 なお、ちょくマガでの考察は、まだまだ続きますので、気になる方は「ちょくマガ」を購読するか、このブログの続報を読んでくださいね。

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4、いきなり「ぼくのかんがえた『あまちゃん』最終回」を考え出す。5000字で

 それでも、富野監督はそれでも気が収まらずに、さらに宇野氏編集のファンブックにも寄稿を寄せたのです。

 また、上掲の雑誌記事によりますと、さらにこんな内容まであるようです。

ちなみに富野由悠季監督は、宇野常寛さん編集の『あまちゃんメモリーズ』(文藝春秋社、2013年10月31日発売、税込1365円)に、視聴者がこういうラストを期待していたのでは、という具体例を寄稿しているとのこと。また、メルマガでもさらに『あまちゃん』を考察するとのことなので、期待したい。

 非あまちゃんファンになったと言いつつも、理想的な最終回まで考えたとは微笑ましいものですね。

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まとめ

 『あまちゃん』の影響力は実に大きいものです。最近の「ごちそうさん」とか見ると、数字で見ればそれほどでもないようですが、「隠れあまちゃんファン」は数多く存在し、『あまちゃん』の続編を望んでいる声も多数あります。事実、それを頼って地域起しをするところもあります。

なるか、三陸鉄道の脱「あまちゃん頼み」 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

■ 「あまちゃん」効果で観光客は23倍に! 
 今年7~8月、小袖海岸の「海女センター」には7万5700人の観光客が訪れたという。前年同期は3250人というから、実に23倍も増えたことになる。
 小袖海岸では地元のボランティアが、ドラマに使われたあちこちの場所について詳しく説明してくれた。そのにぎわいを楽しんだ後は、バスで再び久慈駅前に戻ってきた。
 今回の旅の目的は、三陸鉄道の「お座敷列車」に乗ることだ。三陸鉄道はドラマでは「北三陸鉄道」という名前で、主人公や主人公の母親が東京へ旅立つシーンをはじめ、数々の重要な場面で登場している。

 一方、富野由悠季監督のように、自分のなかではすでに一区別をついた人もいるようです。富野監督は同じく映像作家で、今でも新作「Gレコ」を作っている最中なので、いつまでも他人の作品に捉われてもしょうがないと理解できます。

 それゆえに、富野監督が考えた「あまちゃんの最終回」にはとても興味あります。東日本大震災を経て、いかにフィクションで乗り越えるのか。本発売されたら、またここで紹介したいと思います。

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コメント
理想の最終回を考えたのは、最後だけが本当に許し難かったからとちょっと邪推。
昔好きだった仮面ライダー龍騎の最終回見たい時今まで楽しんでみてた思い出が吹き飛ぶ最終回で自分だったら絶対こんなにしないよと思った、あの日の思い出を思い起こしました。
#-|2013/10/21(月) 01:05 [ 編集 ]
そうですね、それはファンならばよくある思いです。
私も十二分分かるつもりです。
kaito2198 #L2WcHO2o|2013/10/21(月) 01:36 [ 編集 ]
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