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宮崎駿監督の台湾取材に対する全発言を紹介

2013/09/16 23:11|未分類TRACKBACK:0COMMENT:6
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 宮崎駿監督の台湾取材に対する全発言を紹介
 先日、引退したばかりの宮崎駿監督にめぐって、レコードチャイナが台湾マスコミの報道を事実無根だと指摘した問題は、このブログの検証およびスタジオジブリの正式の発表を経て解決しました。レコードチャイナは未だに訂正しませんが、誤報道をしたことは明らかです。これによって、台湾マスコミの宮崎駿監督に対する報道は真実であることを証明しました。

【検証】台湾マスコミが報じた宮崎駿監督の「オリンピックに協力しない」発言は本当か嘘か



 ということで、今日は改めて宮崎駿監督の今回の取材の全発言を台湾の報道を元にして、紹介したいと思います。

 以下紹介した日本語に書かれた文章の内容が報道記事を正確に翻訳した自信はありますが、あくまで中国語の記事に基づいた話ですので、言い回し自体は宮崎監督本人のそれではないですし、ニュアンスなど細かい差異もやるを得ないのでしょう。何かご意見ご感想あれば、ぜひ寄せてください。



看「風起」 宮崎駿首度為作品流淚 - 華視新聞網

自分がいつも一所懸命なので、自分(の人生)に点数をつけることはできなかったし、悔いもない。

自分がだんだん父親の亡くなられた年齢に近づいてるので、父親の生きた時代に敬意を払いたかった。昔はずっと当時の戦争を起こした日本人が愚かだと思って、その時代を否定したかったが、『風立ちぬ』を制作するためにいろんな資料を読むと、だんだんその時代を理解できるようになり、当時の人たちも一所懸命に生きていたと分かって、改めて敬意を払った。

(戦争美化という批評に関して)影を書くとき、光を描かなければ、影を分かることができない。ゼロ戦自体に罪はない。間違っているのは日本海軍とその連中だった。

庵野は後継者とは思えない。『ナウシカ』のとき、23歳庵野が43歳の自分のところに来て「描かせてください」と言ったとき、同じ映画のスタッフだったので、そっちが年下と意識していなかった。庵野の作品は見たことなかったが、庵野の思っていること、やりたいことを分かるし、庵野が辛く苦しく感じる理由を分かるつもり。庵野は自分の後継者ではない。自分の同業者であり、戦友でもある。

この国は何をやっているだろうと、×をつけたいことを常に思っている。しかし隣の幼稚園の子供を見てると、また元気を出して、まだまだこの国は捨てたもんじゃない、まだまだやらねばいけないぞ、と自分自身を励ます。

(今回の)オリンピックに興味ないし、見るつもりもない。今の試合は金、銀、銅メダルしかないが、鉛とか鉄のメダルとか、なんなら石あるいは紙のメダルがあってもいい。こうすれば皆賞を取れるから(笑)。


宮崎駿拒挺2020東京奧運 - Yahoo!奇摩新聞

1964年の東京オリンピックのとき、ちっとも興味がなくて、試合はまったく見なかった。1970年大阪の万国博覧会のときでも日本全国が騒いていだが、自分はやはり何も感じなかった。ちなみに、プロデューサーの鈴木敏夫も五輪や万博に興味なかった。スタジオジブリはこういう変な人たちの集まりなんだ(笑)。


宮崎駿心疼311受災戶 冷面賞東京奧運 蘋果日報

一部の被災者が未だに家を立て直せないままなのに、政府が大金を使ってオリンピックをやることに対して、家族全員が不満を持っている。

オリンピックに興味はない。自分は1964年の東京オリンピックも、後の大阪万国博覧会も行かなかった、少数派の変なやつ(笑)。

引退を決めたのは、自分がだんだん父親の亡くなった年齢に近づいていてるため、あと何年生きられるか分からないし、5、6年にも及ぶアニメ制作という長丁場に耐えられないから。それならば、あたふた過ごすよりも、今で引退するほうがいい。

撮りたい題材はまだいっぱいあるが、アニメで表現するのが難しいものが多いので、それらの構想をお墓まで持っていくしかない。

これからの土曜日は散歩の日。妻が土曜日では植物考察研究会に行くので、一人だけの時間を享受できる。


宮崎駿 蟬鳴與蚊香中的「工廠大叔」 - 華視新聞網

スタジオジブリは自分にとって緑が溢れる、もう一つの家。疲れると横になってすぐ休められるのは、とても気持ちがいい。

自分はまだ53歳くらいと思った。創作をするとき、周りの時間が止まっていると感じていたから、自分でも11作もの長編アニメーションを撮ったと想像できなかった。

日曜日の朝は友人に会うから、歩く時間が無かった。なので、土曜日は散歩の日だと決めている。小道を歩いていると、このまま京都に行けばいいなぁと常に思っている。永遠に疲れない足がほしい(笑)。


宮崎駿服老退休《風起》向古早年代致意 即時新聞 20130910 蘋果日報

仮に次の新作を制作するにしても、5、6年時間かかる必要があり、その時は今より年を取るし、スタッフもそれだけ年を取るから、体力がとても耐えられそうにないから、引退を決めた。

まだ何年を生きられるかは分からないの。これからやることは、いつか若い人たちの生きる糧になることを願う。また、引退後はジブリ美術館の館長として、館内の展示をリニューアルしたい。


7分半訪談錄音 還原真相|影視總覽|中時娛樂|中時電子報

「原発事故の放射線問題は7年で解決できると言っている人もいるんですけれども、不可能です。これは700年、7000年に関わる問題で、もしかすると10000年以上に必要するかもしれません。地震や放射線問題はこれからどうなるかは分かりませんから。オリンピックをやれば現在日本の不景気を解決できると思うのは、間違い考え方です。」

「スカイツリーが完成したとき、皆がわいわい騒いでいた。次に富士山が世界遺産になったとき、皆もやはり騒いでいた。オリンピックをやるニュースを聞いて有頂天になっている人たちは、やはりいつも同じ人たちだと思います。そういう人はあくまで少数ですから、そういう人たちのための映画は、作りません。あれらはただぎゃーぎゃー騒ぐしかしない人たちですから、そんな人が日本の経済に対して影響力はあると思いません。」

 以上は、今回取材に行った台湾マスコミの記事を基づいて還元した宮崎駿監督の話です。少人数、しかも海外のメディアに対するインタビューであるためか、日本のマスコミに対してなかなか言わない話もすんなり話してくれました。だからこそ、日本の皆さんには知っておきたい話をあると思い、今回の紹介記事を書きました。

宮崎駿祕密基地 二馬力老車伴童趣 - Yahoo!奇摩新聞

館長の中島清文氏に曰く、「台湾からのお客様はいつも短い時間でしか美術館に留まっていない。皆さんにはより多くの時間を費やして、宮崎駿の世界に迷い込んでほしい。」




 以下は、特別に今回の取材映像をテキスト化したものです。


記者「銭子。チャイニーズ(の名刺)です。」
宮崎「はい、わかりました。
 (名刺を見ながら)えー、無線衛星電視台(※BSテレビのこと)…」
記者「SORRY、I CANNOT SPEAK JAPANESE」
宮崎「はい、わかりました」

宮崎「自分の実年齢と、それと自分の感覚の年齢でいうと、2、30年のギャップがあるのですよ。自分が72と思うと、ね、というのはですね …」
(カット入り)
記者「じゃあ、監督は今自分の年齢が40くらいだと思って…」
宮崎「40はさすがに思わないですね、52って言われたら納得するような気がするんですけど(笑)。
 面白くないですね、だから『おまえが72だ』といわれると、いや、僕はそんなに生きた記憶がないんだけれど、と(笑)」

(将来は台湾に来る予定はあるかについて)
宮崎「いまは別にありません。でも、人間というのはどうなるか分かりませんから、絶対に行きませんとか、絶対に行きますとかのことで はなくて、機会があったら行くかもしれませんし、今約束できないということです(笑)。」

(『千と千尋の神隠し』の舞台のモデルについて)
記者「台湾の九份ではないということですね?」
宮崎「ええ、違います。
 映画を作ると、モデルが“自分のとこだろう”って人が、日本にはいっぱいありまして。トトロのときも、僕の家の近所で集めた材料で作ったんですが(笑)、あたかも九州だとかここだとか……同じような風景が、いっぱいあるということです。」

宮崎「今は54があるんですよ、原発が(苦笑)。」
記者「世界中で?」
宮崎「日本に」
記者「え、54?」
(カット入り)
宮崎「どうするんだと思いますよね。だから、本当に今の快楽のために、子孫を抵当に出してると思うんです。本当に愚かなことだと思いますね。原発はもう古い技術です。制御不可能な古い技術だと思います。やめなければいけません。」

宮崎「2020年までも僕は生きているんでしょうかね、分かりません(笑)。」
(カット入り)
宮崎「オリンピックに関心がありません。」
(カット入り)
宮崎「ぼくはイスタンブールでやればいいと思いました。」


コメント
拝見しました。
文字起こしお疲れ様です。
ロラン #-|2013/09/17(火) 01:15 [ 編集 ]
宮崎監督ってスポーツに関することってなにかあったかしら?
と思ってみました。
作品自体そんなにみたわけでもないですが、
そういう描写はまったくに近くないような気も…。

ま、もともとスポーツには興味がない人なんでしょうね。
そういう人がいても、私はいいと思ってます。
それにそう言う人が存在することも、その気持ちも
よくわかるのでまぁ発言自体の不思議はないのですが。

やっぱり多くの受け手が勝手なイメージを押しつけてる
ってことでしょうね。
監督にも、スポーツにも。

スポーツが嫌いなやつなんていない、とか、
スポーツはつねに健全で、平和的なものだとか、
そういうのもイメージの押しつけですしね。

そういうのがこじれて前回の話になったと思います。
まそきぃ〜 #-|2013/09/17(火) 09:45 [ 編集 ]
ロランさん、ありがとうございます。
文字起こしというより、単純な翻訳ですので、ボリュームこそあれど、それほど時間かかりませんでした。
このような話を日本の方に紹介できることに嬉しく思いますので、疲れなんて感じませんでした。
kaito2198 #L2WcHO2o|2013/09/17(火) 21:18 [ 編集 ]
単純にスポーツを運動としか見ていない人でしょうね。
まあ見方はそれぞれあっていいものですからね。
kaito2198 #L2WcHO2o|2013/09/17(火) 21:53 [ 編集 ]
よそでやってください。
次回もやれば削除させていただきます。

アーレント氏の著書もまともに読んだことない人には迂闊に評論してほしくないです。
もちろん、富野監督に対してもね。
kaito2198 #L2WcHO2o|2013/09/18(水) 09:37 [ 編集 ]
スパムメールとして登録したら、勝手に消えました。
もうコメントしないでください。
はっきりいって迷惑です。
kaito2198 #L2WcHO2o|2013/09/18(水) 20:18 [ 編集 ]
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