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星山博之はなぜ『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!!」を嫌っていたのか?(大河内一楼論も兼ねて)

2013/09/12 00:08|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 星山博之はなぜ『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!!」を嫌っていたのか?(大河内一楼論も兼ねて)
 機動戦士ガンダム。今でこそ35周年も続いた一大シリーズですが、35年前の1979年では、単なる毎年流れる新しいロボットアニメの一つに過ぎませんでした。

 それでも、『機動戦士ガンダム』は第1話からすでに非凡なオーラを出していた。

 壮大な宇宙戦争の物語。宇宙を背景に流れるザク。コロニーに潜入した兵士と、アムロ、フラウ・ボウなど避難する民間人。ザクの奇襲と、苦戦する連邦軍と、死亡する民間人。アムロが悲憤に駆られてガンダムに乗り、発動させ、ザクを撃退する。

 そして、最後は突然に出てくる謎のマスクマン神秘感溢れる謎の軍人が赤い軍服を着て、一言を呟いたことで結ぶ。「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」、と。

 富野喜幸が提示した世界観と洗練した演出、星山博之が書いた丁寧の脚本、安彦良和が描いた絶品の画面、そして他のスタッフが苦心の末に作り上げた第1話、「ガンダム大地に立つ!!」。その出来はエヴァの庵野秀明氏をして「何もかも敵わない、完璧の1話だった」とまで言わしめたもので、今なお日本テレビアニメの頂点の一つとして崇められています。

 しかし、意外にも、その『ガンダム』においてもっとも重要なスタッフの一人、メインライターの故・星山博之氏はこの第1話が嫌いだったという

 そして彼が嫌いと言ったのは、まさしくあの視聴者の我々に深い印象を与えた、シャアが第1話の最後で呟いた台詞でした。それだけが、星山氏の脚本に存在しなかった要素だったからです。

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 ここだけ読むと、「星山博之ってケツの穴が小さい人だなぁ」と思う人もいるかもしれません

 しかし事実は、まったく逆です。

 星山博之という人は、アニメ制作が分業されていなかった頃の旧虫プロ在籍だったためか、脚本がアニメ制作における役割を熟知し、「脚本が完成稿になっても、演出段階で直されても仕方ない」というスタンスの人間です。

 脚本は実際の画面構成をする前段階のものなので、絵コンテを画面作りの計画書とすれば、脚本がその計画書を作るための計画書です。大きな話の運びを作れても、作品もしくは現場の状況に合わして、実作業のなかで常に修正される必要があるものです。

 そうはいっても、一度完成したら、曲がりにも自分の「作品」になるわけですから、程度にもよるけど、自分の手によらない修正をされては、当然脚本家にとっては良い気分がありません。

 しかし、星山氏にとって、修正はまったく平気のようでした。彼は修正の必要性と必然性を認めつつも、なお「直されても直されても、1%くらい自分の匂いが残っていれば良い」という信念をもって脚本を書く、実にしなやかな足腰を持つお方なのでした。

(余談ですが、同じく脚本家の故・首藤剛志氏なんかは、富野の著書である『映像の原則』を絶賛しながらも、脚本の修正を非常に許せなかった人でした。首藤氏は富野と仕事したことがなかったが、ある意味星山氏と真逆なタイプの脚本家なので、ここで紹介させていただきました)

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 では、なぜ星山博之氏が脚本の修正に関して、非常に理解かつ寛容を示している脚本家であるにも関わらず、シャアの「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」というセリフに対して不快感を示したんでしょう

 その原因は、一点だけに尽きます。あのセリフは、「話の流れをぶつ切り」したものだからです。

 第1話「ガンダム大地に立つ!!」を振り返してみると、全体の流れは非常にスムーズです。また、大胆に飛ばした部分もあれば、非常に丁寧かつ細かい話の運びもあります。いいえ、むしろ壮大な話だからこそ、丁寧でなければなりません。「神は細部に宿る」という言葉であるように、嘘八百の物語を支えるにはリアリティが必要という考えもまた星山氏のモットーなんです。

 しかし、「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」は違います。これは第1話の展開と遊離していて、まったく関係ないものです。もっと言っちゃえば、単に第2話を繋ぐために、とってつけたようなものに見えなくもありません。

 なので、あのセリフに含まれているニュアンスが、星山脚本の段階ではどこにも存在していなかったのは当たり前です。全体の話とはまったく関係ない要素ですから。そのセリフはスムーズかつ丁寧な脚本に対して、突然その調和を破壊したように唐突に入れたものなんですから、例えるならば、「らあめん清流房」が作った上品のラーメンに胡椒を入れたようなものです(いきなりマニアックなネタですみません)。

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 では、シャアのあのセリフは間違いだったのかといわれれば、まったくそうではありません。

 むしろ、大正解といってもいい


 単に「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」を見れば、確かに唐突でわけが分かりません。劇中の何かを言っているわけでもないし、説明もされていない。しかし、そのような演出は逆に意外性を引き出し、視聴者の好奇心を釣り、第2話ひいては作品全体に対する期待感をかもし出すことができた。

 アムロという主人公は確かに今までとはちょっと違う。ガンダムとザクのデザインも素敵だ。宇宙世紀という舞台は説得力あるし、富野演出・安彦作画・星山展開も冴えている。しかし、それだけでは「よく出来ている丁寧な作品」に過ぎません。これらより一歩先に出て、尖っている要素が必要です。

 その尖っている要素はシャア・アズナブルという謎のマスクマン仮面を被っている敵だった。そしてシャアというキャラを一番象徴したセリフは、なんといってもそれだった。そのセリフがあるから、この作品には突出な要素が持つようになっている。そのセリフがあるから、他の要素はより一層光るように見えてくる

 言い換えると、「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」がシャア・アズナブルというキャラクター、『機動戦士ガンダム』という作品を作った、といっても過言ではありません。「らあめん清流房」の上品のラーメンに胡椒を入れることは確かに野暮なのかもしれません。しかし胡椒は全体の味に対する良いスパイスになり、繊細さを多少損なうことがあっても、全体の鮮烈さを引き出せる役割を達成できます。

 これによって、ガンダム第1話「ガンダム大地に立つ!!」の完成度は100%から120%になり、伝説的な一話となっているわけです。

 事実、星山氏も後年に振り返ると、「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」というセリフに違和感を覚えつつも、それがインパクトを出して、結果的に作品を成功に導いたと認めました

 「意外性を出す」という演出は、富野由悠季という作家が各方面において多用している技法なので、シャアのこのセリフも同様だと考えられますが、『機動戦士ガンダム』が後に後世に対する影響を考えれば、この第1話のラストで視聴者に意外性を与える演出は、おそらく一番成功だったんでしょう。

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 故・星山博之氏は確かに非常に素晴らしい脚本を書くお方なのでした。『ガンダム』だけ見ても、1話「ガンダム大地に立つ!!」、13話「再会、母よ……」、27話「女スパイ潜入」、34話「宿命の出会い」、43話「脱出」など素晴らしいエピソードを作ったことで、その脚本の力量を窺い知れます。

 とはいえ、我々が『ガンダム』で見かけているパッション溢れる話のニュアンスは、実は富野由悠季監督本人による部分が大きい比重を占めています。この第1話でもそうですし、名作の名作と言われている13話「再会、母よ……」で見せた、あの親子の悲しいほどのすれ違いは、実は富野が付き加えたテイストが多いです。そういうテイストは演出段階の修正によるものなので、必ずしも脚本家の意図と合致することに限りません。

 そうはいっても、シリーズの大きな流れは富野が提示したものだとしても、1話1話の話運び、その骨子を作り出したのも、間違いなく故・星山氏なのでした。そういう意味でも、富野由悠季という演出家も、星山博之という脚本家も、互いの力量を認めつつ、己の我(エゴ)を抑え、自分の役割を最大限に発揮してきた偉大なアニメクリエーターなのだ



 以上は今回記事の主旨でしたが、以下ではこの話を受けて、大河内一楼氏について少しだけ論じたいと思います。


 数年前までひっぱりだこだった大河内一楼氏は周知のとおり、もともと編集者だったんです。

 アニメ兼富野ファンである彼が富野由悠季監督の『∀ガンダム』で脚本をデビューした以前、小説を書いたことあれど、アニメ脚本の経験は一度もなかったそうだ。そこで、彼が参考したのはほかでもなく、星山博之氏の脚本だったのです。大河内氏曰く、本当に文字通り脚本を「100回読んだ」そうです。

 そういう意味では、大河内氏のアニメキャリアにおいて、一番影響を与えた人は富野由悠季監督と星山博之氏の2人だったと言えます

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 事実、大河内シナリオは、この2人の作風からの影響を多く伺えます。

 1話1話をできる無難にこなし、そして最後に視聴者を驚くような展開に持っていける。これは、近年の大河内脚本の定石とも言えるパターンなのです。編集者キャリアからの影響も考えられますが、なにより『∀ガンダム』で星山脚本を勉強し、『OVERMANキングゲイナー』で富野作品を担当した後、この傾向が加速度に増大することは見逃せません。

 そして、この「ちゃぶ台返し」がもっとも顕著に表したのは、大河内のキャリアハイとも言える『コードギアス 反逆のルルーシュR2』でした。このビックリ箱の構造があまりにも頻繁だったので、すでにこの作品の芸風にまでなったといっても過言ではありません。

 ひっぱりだこだった大河内一楼氏の脚本に関していろいろな評判があると思いますが、それでも彼が富野と星山両氏から多くの影響を受けたことだけは、否定しようがない事実です。彼のこれからの活躍を見ておこう。

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コメント
100万アクセスおめでとうございます。
これからも富野関連の情報・分析よろしくお願いします。

kaito2198さんが頑張っていると思うと、こちらもやる気でますしね。とりあえず『Gレコ』放送を目標に、お互い頑張りましょうね。
坂井哲也 #-|2013/09/12(木) 19:59 [ 編集 ]
…と思ったら、記事本文に対する感想じゃないですかい!(笑)

それはともかくとして、ありがとうございます。
こちらこそ、坂井さんの記事を読めば嬉しいです。
Gレコ放送は早く来てほしいものですね。
kaito2198 #L2WcHO2o|2013/09/14(土) 10:16 [ 編集 ]
私にとって、機動戦士ガンダム(ファーストガンダムと言うらしいけど)と宇宙空母ギャラクティカ(映画になってた昔の)はスターウォーズよりも大きかった
ガンダムにしても、ギャラクティカも、普通に暮らしていた人たちが巻き込まれていく過程が有った。
どちらも敵に追われて逃げまわる、一見地味すぎるようで食料とか補給とかを見せ。見ている子供たちに単に派手なシーンだらけにしないで同じ人間として見せてくれた。
最近マンガで『ガンダム』の食事のを読んで(食事をとられた子に自分の分の食事をあげる)かつての場面は本当はこうだったのか!と驚いています
森 和正 #SFo5/nok|2017/07/28(金) 15:17 [ 編集 ]
丁寧なご返事ありがとうございます。
メカデザインに関しては、kita082という方はリストを作成しておりますので、少しでもご参考になれれば幸いです。
http://k82.html.xdomain.jp/library/library.htm
kaito2198 #-|2017/08/15(火) 15:16 [ 編集 ]
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