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富野「AKB48はアマチュアリズムだから人気が出た」

2012/06/15 00:15|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:8
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 ブログを一週間も放置してすみません。本格的に更新を再開するのは来週明けになると思いますので、今日はガンダムエース2012年7月号の「教えてください。富野です」で、富野由悠季監督と東京シティ・バレエ団評議員石井清子氏の対談中に出てくるAKB48について紹介したいと思います。


富野
 先ほどAKB48という名前を出しましたが、僕はあのグループに日本のエンタメが席巻されたままではいけないと思っています。いっぽうで、プロデューサーの秋元康氏の戦略の巧みさには舌を巻いてもいます。

 クラシックバレエがつまらないのはテクニック見せ、要するに行き過ぎたプロフェッショナリズムが原因だと言いましたが、AKBがやっているのは完全にその逆です。彼女たちはアマチュアリズムを追及することによって、あれほど多くの支持を得ている。詳しい人間に聞いて驚いたんですが、彼女たちの中にももちろん歌える子もいるし踊れる子もいる。でも、そういう子たちは決してフロントメンバーにはなれない。秋元氏はそこまで徹底してアマチュアリズムをコントロールしているわけです。つまり、エンターテイメントというのは、ただ歌がスゴい、踊りがスゴいというだけで人気が出るような簡単なものではなく、今の聴衆が何を求めているのか、時流はどこにあるのかをつかむ”目”のようなものが必要で、クラシックにしてもコンテンポラリーにしても、自分の技や世界観にこだわっているだけじゃ、何十年経ってもAKBに追いつけるわけはないということです。

 個人のAKB観は控えてもらいますが、富野監督が言った「アマチュアリズム」という概念に結構感心です。商売や宣伝の仕方云々以前、人を何か引き込む要素がないと、まずヒットすることもないですから。今までそれが何かは分かりませんでしたが、この話を読んですっきりしました。

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 AKBはよく分かりませんが、一応話題に絡むものとして、とりあえず商品を置いてきます。
コメント
アマチュアリズムといえば、「ターンエーの癒し」の中で宝塚歌劇団についても同じようにアマチュアリズムを指摘してましたね。
子犬 #HL3aOXhs|2012/06/15(金) 05:24 [ 編集 ]
AKB48は「アマチュアリズムだから」人気が出たというのは
解釈をちょっと間違えるとあぶない感じですかねぇ。

時流と乖離しすぎた「行き過ぎたプロフェッショナリズム」の弊害が
そういう世界を狭いものにしているというのはその通りだと思いますが

それとAKBのアマチュアリズムとというのはこの場合はきちんとした「対」になってないんじゃないかと思うんです。

いまの時流がアマチュアリズムを求めているから、人気が出たというのであれば、
次の時流の時にプロフェッショナリズムを求められたら、そちらが人気が出るということになるはず。

でも「何十年かかっても」ということは流行のサイクルとは別にした「何か」があるはずです。
それが上手い下手とは別のものとしての「何か」、つまり
エンターテイメントとして成功するために必要なのが「時流をつかむ目」でありますが、
「時流をつかむ目」=AKB的な「アマチュアリズム」ではないと思うのです。
どうもこの記事はそこがごっちゃになりやすい気がします。

まぁ秋元氏はそれこそ、80年代のおにゃん子クラブからこの「アマチュアリズム」を
全面に押し出したプロデュースで一度成功をおさめた方ですからその辺はお手のものなんでしょう。
抜きんでた能力がある人よりもコントロールしやすいというのは絶対にあるのでしょうし。

しかし、最初の成功からは20年近い時を経ているわけですし、
それまでの間のプロデュースはここまでの成功と言えるほどのものはありませんから
時流が巡っているだけではないかいうことも伺えます。

もうひとつ。
聴衆の評価はつくられるものだということ。
上手下手も、美醜も。
思っているよりも一般の多くの人がAKBを上手い、キレイ(かわいい)と思っている(信じている)のが現実。
(まぁこれはAKBだけじゃなくて、「TVに出てればみんな」というレベルですけど)。
マニアじゃない限りそんなにアマチュアっぽさなんて意識してません。

あ、もちろんアマチュアリズムの良さも分かっています。
(身近な存在であるとか、育てる感覚とか…)

ただ何しろ、言いたいことは分かるのだけど
ちょっと例がずれているなぁと思って(普通の会話の中ではよくあることですが)
上手くまとめられてないまま
ダラダラと私見を述べさせていただきました。
大変失礼いたしました。


まそきぃ〜 #-|2012/06/15(金) 11:43 [ 編集 ]
?「ターンエーの癒し」の中で宝塚歌劇団についても同じようにアマチュアリズムを指摘してましたね。
まったく忘れました。が、監督の口から聞いて、すんなり納得しました。
KAITO2198 #-|2012/06/15(金) 20:42 [ 編集 ]
こんばんは。二度目の書き込みになります。

個人時にパンクムーブメント、つまりプロフェッショナルに対するアマチュアイズムの反逆を富野監督がどう思うのか聞いてみたいと、ずーーっと考えてました。
勿論監督がDIYであるパンクを認めるなど微塵も思っていませんが、不本意ながらAKBという資本がコントロールするアマチュアイズムを通じて、監督が「行き過ぎたプロフェッショナルのつまらなさ」をきちんと理解してると分かったのは思わぬ収穫でした。
RP #-|2012/06/18(月) 01:36 [ 編集 ]
まそきぃ〜さん、コメントありがとうございます。長い文章なので、どう返事するのに悩みました。

確かにそこらへんの話は難しいですね。富野監督が言ってた話はまったく正しいと思いますし、
まそきぃ〜さんが指摘したように、AKBは「時流をつかむ目」を持っていますけど、
だからといって「アマチュアリズム」を重視する時代の代表格とはなっていないとも思います。

ですから時代全体に対する話ではなく、
あくまでその時代その時代に対する一時的なアンチテーゼみたいなものとして考えれば、すっきりすると思います。

後半でおっしゃった話は、まそきぃ~さんが仰った「感じる」よりもっと感覚的なことななんじゃないのかなと思っています。
確かに「テレビはウソつかない」的なメカニズムは働いていると思います。
しかしそれ以上、大半の人はやはり無意識ながらプロかアマかを分かっているのではないか
と思っていますし(その対談記事の場合、バレーなどに対して)、
そういう時代性やパフォーマンスの仕方に対する選択するのではないかと思っています。

それこそ、富野監督のいうアマチュアリズムが受けるという話なんじゃないかなっていうのが愚見なんですが、
今回まそきぃ〜さんの話を聞いて、いろいろ勉強させられました。ありがとうございます。
kaito2198 #L2WcHO2o|2012/06/18(月) 22:54 [ 編集 ]
そうですね、RPさんほど音楽に詳しくないのですが、今回の話は自分にとっても勉強になりました。
kaito2198 #-|2012/06/18(月) 23:14 [ 編集 ]
ご返信ありがとうございました。
お忙しい中長い文章で申し訳ございませんでした。

アマチュアというだけで監督的には関係ない話かもしれませんが、
以前遠藤周作のエッセイかなにかで
男には「プロの女性の中にも素人がいると思いたい」という心理があるというようなことが
ありました。

プロの女性というのはもちろん、あの手のプロですね。水とか風俗とかです。
まぁそういう商売についてるんですから、もうなにが素人でプロなんだかわかりませんが、
(そういう意味で援助交際ももうなにがなんだか)
でも、まぁそういう「素人性」(もしかしたら処女性ともいえるかもしれませんね)
というのを求めるが男なんだな。と。

そのあたりがAKBとかにももろに当てはまるんでしょうね。
風俗関係も昔からそういうのがポコポコあるわけですし。
(先日ある落語家が「秋元がやってることは女郎屋のおやじと同じだ」と言ってました)

しかも、そういう素人性が歓迎される商品はほとんどが「男性向け」。
逆に素人性を売りにした男性アイドルとかがトップになることはまずありません。
(強いてあげれば「高校野球」くらいかなぁと考えてます。男女問わずのファン層ですが)

下世話な話ですが、このあたりの下世話な部分がエンターテイメントには
必要だというのは意外と監督好きそうですよね(ちょっと強引に監督に繋げすぎですか?)

※宝塚についてはちょっとこのあたりの話は当てはまりそうにもありません。
ファン層が女性ですもんね。
でもターンエーの癒しを再読しましたが、宝塚についてはアマチュアだからいい!とは
あまり言及していないような気もします。

他のエンターテイメントより突出して母から娘へというファンの世襲が行われてる傾向や
低学年からの初観劇が多いなど、やっぱりかなり特殊なんですね。
「あこがれ」のアマチュアリズムとでもいうのでしょうか。

また長くなってしまって申し訳ございません。
しかもあまり監督とは関係ないですし。
ちょっと考えが浮かんでしまったので、言いたくなってしまったのです。すいません。
返信はご無用にございまする。
まそきぃ〜 #-|2012/06/24(日) 11:45 [ 編集 ]
なるほど、いろいろ興味深い指摘ありがとうございます。とても勉強になりました。

うーん、なんというか、一応これでも日本にそれなり詳しいですので、仰った現象や例はまったく分かるつもりです。
が、やはり感覚的に日本人ほど知っていないと思います。
ですからとても頷ける話だと思いますが、これ以上私の感想を述べても仕方ないと思います。
ごめんなさい。

うーん、ただまあ富野監督はこれがアマだ!これがプロだ!と大雑把に言ってた気がしないでもないですけどねw
kaito2198 #L2WcHO2o|2012/06/24(日) 13:11 [ 編集 ]
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