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山嵐という技をご存知?

2011/10/15 23:56|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 山嵐という技をご存知?
 柔道をやっている方ならきっとご存知でしょうけれど、山嵐は柔道の投げ技の一つです。今では使っている柔道家はほとんどいませんが、柔道草創期ではれっきとした柔道の技で、柔道の創始者・嘉納治五郎氏の高弟・講道館四天王の筆頭・西郷四郎六段の得意技といわれてる。

 そして、時間が経つに連れて、山嵐は黒澤明監督の『姿三四郎』において必殺の技と描かれていることに加えて、講道館は一時この技を除外することから、どうも世間に山嵐は「あまりにもすごすぎて封印された禁断の必殺技」というイメージをもたされたようです。もっとも、嘉納先生は西郷が亡くなった際に送った「西郷の前に山嵐なく、西郷の後に山嵐なし」「其ノ得意ノ技ニ於テハ 幾万ノ門下未ダ其ノ右ニ出デタルモノナシ」という言葉も、このイメージに一助をしたといえます。

 このように、山嵐のイメージこそ一人歩きで今日まで来られたが、実際、山嵐という技はコントロールによって(柔道のどの技にもいえることだが)マジで人を殺傷しかねる勢いと体制なので、「上手く使いこなせないと怪我させやすい」=「破壊力が高い」=「禁断の技」というイメージも、あながちウソとはいえないかもしれません。



 で、実際の山嵐はどういう技かというと、これもまた諸説ありますが、「片手背負い投げ」+「払い腰」という説明はいちばんよく聞いています。実際、講道館の公式サイトでもこう解説されています。

講道館柔道 山嵐(やまあらし)

 では、実際に映像で見てみましょう。




Yama Arashi 发布人 jujiujb

 やや柔道を知っているのみの人しか知らない内輪話ですみませんが、なるほど確かに片手背負い投げの手に、払い腰の足を加えるのに似ています。しかし、自分が習っていた山嵐はこれらと似て非なるものなのです。

 以下の動画を見てください。動画では安全のために動きをわざと遅くしたが、このように、山嵐においての手の入り方はむしろまったく逆、つまり逆手で入るのです。



 この技を使っている人は黄印銘という方です。現在柔道七段で、政治大学(文系において台湾大学に次ぐ台湾二番目の大学)の柔道師範を勤めている同時に、軍隊や警察関係の教官もやっています。国際審判の資格はもちろん、柔道整復術や天神真楊流師範の資格も持っている。また、若い時は漫画を描いたこともあるとか、現在でも絵を描いてるアマチュア画家でもある。まあ、履歴を並ぶだけでもしょうがいないけど、黄印銘師範が何より凄いのは、柔道の師範でありながら、柔術の技をマスターしていることに尽きるでしょう。その技の精妙さは、台湾の柔道界で「業師」と呼ばれるほどのものである。

 実際、師範の解説によると、山嵐は入り方と引き方によっては、相手を下でなく前に飛ばすこともできますので、その場合、相手はペンシルロケットのように頭から着陸するので、結果的に相手に大きな傷害を与える技になる、ということだそうです。動画をもう一回見ると、最後の投げる方によっては、確かに相手をもっと前に飛ばすことができるのである。

 ネット上では山嵐についての動画はいまいち見つからない上に、もしあっても上の二つのように、ただの「背負い投げ+払い腰」がほとんどなので、このような映像は世界でも貴重なものなのではないかと思います。

 今回はなぜか柔道だけの話題になりました。実際富野由悠季監督が高校のときでも柔道部に入社したことがあります。やっていた時期は長くとはいえませんけれど、のち「教えてください。富野です」でも関連の対談を行われたので、身体性をあれだけ謳っている富野監督としても、きっと忘れがたい思い出なのでしょうね。

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