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井荻麟作詞論 第17回「ビギニング」

2016/08/01 15:46|井荻麟関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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 井荻麟作詞論の記事は100回予定です。今日は第17回で、劇場版『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』の副主題歌「ビギニング」について語りたいと思います。



 今回取り上げる作詞において、その短さは語る上欠かせないポイントなので、どうかご自分で歌詞を検索してください。

ビギニング
作詞:井荻麟/作曲:井上大輔/編曲:井上大輔/歌:井上大輔

いつか触れて
いつか泣いて

 さて、『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』でも、井上大輔と井荻麟のコンビが続投することになったが、この曲「ビギニング」は二人がガンダム劇場版において共に作った三目曲だ。媒体の違いによって主題歌だったり副主題歌だったりと表記も異なるが、ここでは「副主題歌」として統一。

 この曲の最大な特徴は、なんといってもその短さだ。歌詞カードに掲載される歌詞を数えてみれば、なんとわずか71字だけで、驚異的な短さである。これだけ短い詞で詩の世界を立ち上げた井荻麟はさすがといいたいが、実際に歌詞がすごく簡単な分、大半は曲と歌声の力によって支えられているのだろうといっても過言ではない。

 曲調が美しく切ない旋律で展開されて、儚い印象を与える一方、歌詞を見てみると、ものすごくストレートでシンプルに「人の邂逅」を歌うものになっていて、実をいうとかなり映画らしく甘い曲。ニュータイプを描く歌詞なのではないかと疑問を持っている人もいるかもしれないが、監督の富野由悠季が後年に書いた劇場版ノベライズに当たる小説『密会』を読めば、アムロとララァの「ビギニング」も案外一種の恋愛話と帰結できるかもしれない。



 とはいえ、この曲の憎いところは歌詞そのものにではなく、むしろ歌詞と曲のイメージを承知するうえ、劇中での使われ方にある。

 映画のなかで、「ビギニング」は二回使われていた。一回目はアムロとララァが雨天で出会うシーン、そして二回目はアムロがララァを殺した瞬間、二人が精神交感するシーン。どちらのシーンも同じ曲を使われてたのにも関わらず、シチュエーションとしてはまるで天と地の差ほどあった。しかし、この曲はどちらのシーンにも恐ろしくハマっている。

 歌詞は素直に「愛の芽生え」を描くものだとすれば、愛の芽生えで「新しい何かの獲得」という寓意を借りてニュータイプに当てるというメタファーは十二分想像できるが(実際にそれが成功している)、もし監督の富野が言おうとするのは「出会い」も「別れ」も人にとって一種の「ビギニング」だとしたら、それはもう美しいまでの残酷以外の何者ではない。出会いであれ別れであれ、必ず喜びと切なさを伴うものだ。だからこそ残酷なのだが、それゆえに美しいでもある。

 一つの言葉からアンビバレントな感情を同時に伝えるという意味では、「ビギニング」はテレビシリーズの挿入歌「きらめきのララァ」に似ていると言えるのかもしれない。



 余談だが、作曲・歌の井上大輔によると、「ビギニング」はもともと井上氏のなかでは主題歌として作られたものだった。でも実際の映画では「めぐりあい」のほうがかえって主題歌として使われて、びっくりしたという。曲と歌詞がこんなにシンプルなのに、主題歌という意図で作ったぐらいだから、井上氏にとってもよほどの自信作であろう。

 実際に、この曲は劇中の二回以外、スタッフリストにも主題歌「めぐりあい」の後に流されているから、まさに副主題歌という名に恥じない名曲だ。

2016年8月1日追記 本記事は2013年作成した既存記事の修正です。ご指摘を受けて、引用を修正したと共に、旧記事の公開を停止いたしました。ご了承ください



▽続きを読む▽

2016年8月初の所感

2016/08/01 11:04|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 2016年8月初の所感
 皆さん、こんにちは。8月になりましたし、何かを書きます。



1、Gレコの劇場版の話

 まずは、皆さんが一番気にしているアレの話です。

Gのレコンギスタ劇場版アフレコ実施か|シャア専用ブログ@アクシズ




 先月初のことと、ついに先日の話です。これで、『ガンダムGのレコンギスタ』の劇場版が制作されている事実を信用してもいいでしょう。そもそも富野由悠季監督も言いましたしな。

 では、アフレコが7月末でしたのに、上映は今年が厳しいってのはどういうことだろう? そりゃ「ジブリがいっぱい」ならぬ「ガンダムがいっぱい」でしょうね。順番待ち状態とでも言えるのだろうか。

 そのぶん、十分に仕掛けを用意できると考えてもいいかもしれませんよね。前も話していましたけど、やはりガンダムならば新しいプラモがほしいですし、テレビアニメも漫画もいいし、映画や小説だってあっていいと思います。

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2、バイストン・ウェルの話

 バイストンウェル物語シリーズとは、『聖戦士ダンバイン』をはじめとした、富野由悠季監督が作った一連のアニメと小説のことです。

『聖戦士ダンバイン』富野監督が今だから語れる真実とは? | アニメイトタイムズ

だからオーラバトラーも、もう1回くらいやらないと形ができてこないのかなという思いはあります。


サマーコンファレンス2016 富野由悠季発言メモ - シャア専用ブログ@アクシズ

富野 赤信号ってのは人工的なシステムでしょ。津波ってのは人工的なシステムではないでしょ。どっちを大事にするって価値論を、我々は語ったことがあるのか。ものすごく僕良い例を話してる。自分でも感動してる。規則だルールだって言ってるけど、ここまでシステムが完璧になってくればなってくるほどなんです。我々はそれに捕らわれていて津波がくるってわかってても、だけど今は……って。足跡がついてるじゃないですか、ってじっとしている子たちをあなた方は育ててませんか。って時に、生命力とか耐久力とかくそ食らえですよね。そういう話です。そういうようなテーマでオーラバトラー戦記を作りたい。


 どうやら、監督はまだBWに意欲があるようです。極論で言いますと、Gレコよりこっちのほうを作ってほしい!と言い出す人もいるかもしれません。確か、「どんどん新作を作ってください!」というお気持ちは分かりますし、同感する部分もあります。

 しかし、何にせよ待つしかありません。そしてどんどんGレコを支持してほしいです。それが次へとつなぐ唯一の方法です。

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3、菱田正和監督が語る富野由悠季

アニメ監督・演出家 菱田正和|クリエイターズ・セレクション│バンダイチャンネル

 今、「キンプリ」こと「King of Prism」のときめく監督である菱田正和さんのインタビューです。素晴らしい経歴と同時に、とても富野由悠季監督のことを語っているのです。ぜひお読みください。

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 もともと気になる一作ではありますが、菱田監督が「Gレコに参加しなければキンプリはなかった」と明言した以上、見ないわけにはいきません。海外では上映されていないのは残念ですが、私もブルーレイを買いましたので、最近見る予定です。



4、ガンダムXの真実


 普段このブログで扱う話題ではありませんが、正しい経緯を伝えるのは大事なことだと思いますので、ここで紹介させていただきます。



 最後、少しだけ自分のことを…。

 レコカツの旅はまだ続きます。レコカツはどういう意味か?と分からない方は、同じくサンライズ制作の『アイカツ』を見てください。最近劇場版が上映されますが、Gレコでおなじみな作画陣も見れるようですので、見てください。

 それから、中国に向けて文章を書いています。実名で、すでに何篇も発表されていますので、検索したらすぐ発見できると思います。日本語ではたぶん書けない、もしくは富野警察に取り締まられる話題を思いっきり書かせてもらっています。いつか日本語で皆さんに伝えればいいと思いますが、とりあえずそれもトミカツの一環です。いつか、いつかなんらかの形で実るといいと思っております。

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