富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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「富野由悠季と弟子たち」をとりあえずリストアップ

2013/07/30 22:52|未分類TRACKBACK:1COMMENT:4
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 何度も挫折して、ただいま大好評難航中の「富野由悠季と弟子たち」という記事はいい加減終わらせたいので、とりあえず現時点網羅した発言者をリストアップしてみました。

 以下のリストは、もちろん不完全なものでしかなく、これからの追加も修正も可能性が高いです。また、一部の人に関してはインターネットに頼る部分もあります。ただ、8割以上は確実な出典がありますし、それらのソースも明示しますので、なんらかの参考になれれば嬉しいです。

 また、このリストに関して異議を持つ、もしくは物足りないと思っている方がいれば、ぜひあなたのご感想を教えてください。また、情報を提供してくださる方がいればありがたいです。


直系、もしくは直系ではないが、富野の下で多く勉強したと自ら発言した人たち
藤原良二
関田修
貞光紳也
谷田部勝義
滝沢敏文
鹿島典夫
今川泰宏
高松信司
川瀬敏文
赤根和樹
福田己津央
森邦宏
宮地昌幸
五十嵐達矢
重田敦司
など

直系弟子ではないが、影響されたと発言したことある人
佐藤順一
池端隆史
岩崎良明
松尾衡
など

発言求む
西森章
杉島邦久
横山彰利
渡邊哲哉

 もちろん、富野監督に影響されたアニメーターもきっといるのでしょうけれど、記事の性質上、演出家偏重のものにしています。ただ、上のリストにも一部アニメーターの方がピックアップされてますので、かなりいい加減なものかもしれません。

 あくまで予定ですが、このリストを元に2/3の発言をアップしたら、一度に記事にしたいと思います。残りの部分は同じ記事のなかで随時に追加する形でやりたいと思います。まあ、やりながら修正しますんで…。

来週日本に行きます

2013/07/29 00:52|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:2
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 突然ですが、来週は日本の東京に行くことになりました。

 月曜日から金曜日までの滞在ですが、残念ながら朝9時から夜9時くらいまでみっちり仕事という鬼スケジュールですので、人に会うのはもちろん、こっそり買い物に行くのもたぶん無理です。

 それでも、とりあえず4年ぶりの日本行になりますので、今からちょっとだけ楽しみにしてます。といっても最近は仕事のプレッシャーがひどいので、ブログ更新もままならない毎日です。

 とにかく仕事の間に余裕を割れそうもありませんので、来週はブログ更新を一週間くらい休ませていただきます。戻ったら、本当にやりたいことを従事すれば幸いと思います。富野監督のGレコの発表を待ちながら…。

少しだけイデオンの音楽の話を ~「コスモスに君と」から「カンタータ・オルビス」へ~

2013/07/25 02:16|井荻麟関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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 今日はタイトルの通り、少しだけ「イデオン」の音楽の話をしたいと思います。特に大した話ではありませんので、あまり長くないですし、まとまりのない話かもしれません。



 周知のとおり、「コスモスに君と」は富野由悠季監督『伝説巨神イデオン』のエンディング曲である。作詞者は、井荻麟こと富野由悠季監督本人です。

 聞けば分かるとおり、この曲は『イデオン』のテーマを包括しているものなので、ただ「アニメ」のエンディングだけではなく、「アニメ作品」そのもののエンディングを歌うものとなっています。

 その証拠に、テレビシリーズ最終話の第39話のタイトルは「コスモスに君と」となっています。また、テレビシリーズの最終話のラストシーンにかかっている曲もまた、この「コスモスに君と」という曲でした。

 つまり、この曲の歌詞が歌っている内容は、すなわち『イデオン』のテーマ、そして最後で表現したい情景そのものなのです。



 とはいえ、曲の構想要素は歌詞だけではありません。音楽を帯びている曲そのものが占める割合は、決して歌詞に勝るにも劣りません。

 そして、歌詞と作曲の両者がセットして一気に視聴者へ伝えると、凄まじい威力を発揮します。

 以上の話はよく音楽を聞く人ならばきっと分かりますので、これ以上の説明がいらないと思いますが、「コスモスに君と」でいうと、静かで美しい旋律に、イビツけどどこか優しさを込めている歌詞という組み合わせで、我々の心を動かしました。

 そして、この歌詞は毎回エンディングにかかることによって、そのイメージが曲に沁みこんで、『イデオン』における不動のモチーフとなっています。だから、視聴者が毎回この曲を聴くと、イデオン全体のイメージを想起します。



 しかしご存知のとおり、「コスモスに君と」の主旋律はすぎやまこういち氏の手によってアレンジされ、劇中ではいろんな形で劇伴として出ています。

 確かに、これらの曲は独自なタイトルに付けられ、そして異なるタイミングで使われていましたが、主旋律となるのは、やはりエンディングテーマの「コスモスに君と」である。だから我々がこれらの曲を聴くと、否応なく「コスモスに君と」を想起せざるを得ません。

 なぜならば、この曲が持っているモチーフは、毎週の放送を経て、すでにこの作品のテーマと一体化し、映像と共に、いろんな形で視聴者の我々を揺さぶっています(ギジェの死とか)。

 この「イメージ」が、「コスモスに君と」がテレビアニメ『伝説巨神イデオン』に働いた最大な作用なのです。もっと言ってしまえば、「コスモスに君と」がなしでは『イデオン』が成立しえないのです。



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 とまあ、以上はテレビシリーズまでの話です。テレビの「エンディング曲」でいえば、「コスモスに君と」なのです。

 しかし、劇場版では違います。『発動編』のテーマ性は間違いなくテレビシリーズの延長にいるものですけど、スケール感にしても表現方式にしても、まるで別物なのです。となると、別の曲が必要となってくるのです。

 そして、生れた曲は「カンタータ・オルビス」なのです。

 (ちなみに、ここでいう劇場版は「発動編」のみを指しています。なぜならば、制作経緯から見れば、『接触編』は当初想定されたラストまでの制作ラインにはいなかった作品なので、ここではあえて無視します。)



 しかし、「コスモスに君と」と「カンタータ・オルビス」は聞けば分かるとおり、そのモチーフがやや異なるものという態様を呈しています。いや、まずなによりスケール感が違います。どっちも独自な良さがあるものの、静かで緩やかな前者に比べれば、後者はあまりにも壮大すぎます。

 両者にシームレスなバトンタッチを果たせるために、すぎやまこういちの手によって出された解決策は、緩衝材の導入でした。つまり、両者の中間にいるような曲を作れば、「コスモスに君と」に慣れた視聴者もすんなりに「カンタータ・オルビス」を受け入れることになります。

 そこで、作られた曲は発動編の冒頭で、タイトルと共にかかる「イントロダクション」という曲でした。



 「イントロダクション」は聞けば分かるとおり、元の旋律はやはり「コスモスに君と」から借りたものです。いわば、後者の多くあるアレンジ曲のうちの一曲でした。

 しかしながら、「イントロダクション」もまた「コスモスに君と」のアレンジ曲のなかで、(旋律が)もっとも激しく盛り上がる曲なのでした。この事実は、無視できません。

 このような壮大なスケール感は、「コスモスに君と」あるいはテレビシリーズでのアレンジには存在しないものです。それを真のエンディングとも言えるべき『発動編』の冒頭に使ったのは、やはりテレビシリーズの存在を意識しているためだと思います。

 つまり、「イントロダクション」という曲は「これがテレビシリーズの続きだよ」ということを示したと同時に、「テレビシリーズよりさらに大きいスケール感が見れるよ」と予め期待させる作用も存在しています。



 そして、テレビシリーズを象徴する「コスモスに君と」のアレンジ曲をあえて劇場版の冒頭に置くことで、一気に観客を映画のスケール感に引き込まれて、そして最後では「カンタータ・オルビス」で真のエンディングを示します

 これが、『伝説巨神イデオン』において、監督の富野、作曲のすぎやまこういち、そして音響監督の浦上靖夫が「コスモスに君と」と「カンタータ・オルビス」で示した音楽および作劇の作法だという考え方です。


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「映像の原則」から宮崎駿『風立ちぬ』の庵野秀明声優問題を見る

2013/07/22 21:46|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:4
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 ついに公開された宮崎駿監督の『風立ちぬ』ですが、上映前からもっとも言われまくっている話題の一つは、なにより「庵野秀明氏が主人公の声を担当」ということでしょう。



 その声についての評価はさまざまで、「自然体でよかった」「いかにもメカオタクっぽい声」という予想外(?)の好評から、「棒読み」「ボソボソ声」「ジブリ史上最悪」という酷評までありました。演技に関しては皆さんそれぞれのご感想ご意見があると思いますので、ここでは特に取り上げません。

 演技が下手というか不慣れなのは当たり前です。庵野氏はまったくの素人ですから。監督がいいと言ってた以上、この声が主人公にとっては「ベストマッチ」でほかありません。

 しかし、予告編を見る限り、庵野氏というか主人公の声当ての問題は演技ではなく、むしろ声が浮いているように聞こえます。そこはやはり一番致命的なところだと思います。たぶん、いろんな方が指摘する「演技が下手」というのも、実はこのことを指しているのだろう。

 予告編をごらん下さい。



 庵野氏の声は冒頭ちょっとでしか出てきませんけれども、それでも「声が遊離している感じ」ははっきりと感じ取れると思います。赤字は、自分が入れたものです。

 これに関して、技術書『映像の原則』のp309~310からちょっとだけ引用して、この話を説明したいと思います。

 演技については、『映画では、舞台の役に化けるということが許されず、自然らしさを要求する。が、アニメ・デジタルでは、再度構築すべき輪郭がある
 この考え方、基本でしょう。
 しかし、”再度構築すべき輪郭”という部分についていえば、”誇張ではないが、白紙から色づけしなければならない要素がある”というしかありません。(中略)

 アニメは、映像がきわめてシンボライズされたものですから、発声はクリアに努めるべきです。そうしないと、絵に食われ(負け)てしまいます。これが前項であげた”輪郭をとること”です。
 タイミングが合っていても、発声が自然体すぎると、声が画面の後ろのほうから出ているように聞こえます。劇中のキャラクターが、画面のこちらに喋っているように聞こえないのです
 そのために心がけなければならないことは、画面に合わせる、キャラクターに合わせて発声することではありません。
 あくまでも”自分ならこのように演技をする”という明確な意識をもって、演技を押し出すようにします。そうしなければ、画面のキャラクターに負けてしまって、声はヒッコンで聞こえて、キャラクターに張り付いてはくれません。一体化しないのです

 このテキストははっきり説明してくれましたので、これ以上の説明はもういらないと思いますが、基本的に今回の『風立ちぬ』主役声優の問題に関しては、「声と画面が一致していない」というアニメの基礎的な技術のことでしかないと思います。

 この問題はなにも今作で始まったものではありませんが、多くの人が指摘したとおり、今回はおそらく一般人もはっきりと違和感を覚えられるキャストだと思います。

 庵野氏はミスキャストかどうかは分かりません。監督の宮崎氏には自分の事情や思惑があるのでしょうけれど、それでもこの部分に関して、やはり観客が再考できる余地が残っていると思います。

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ちょくマガ富野由悠季「トミノ流のトミノ」に対する感想&レビュー、およびこれからの展望

2013/07/19 23:30|レビューTRACKBACK:0COMMENT:2
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 こんばんは。角川書店による新しいウェブマガジンサービス「ちょくマガ」の運営が初めて3週間を経ちましたので、とりあえず富野由悠季監督の配信記事「トミノ流のトミノ」のレビューと感想を書きます。



 7月18日の今日までは3回がありますので、とりあえず記事の価値を損なわないように箇所書きをします。

第1回
●「かわいい」が能率を上がる研究
●生真面目で面倒くさい自分を救ったのはアニメという「かわいい」の仕事
●虫プロで「表現」ということを学び、考えた
●今は「かわいい、美しいもの」という能率を上がるエンジンキーがたくさん。自分を生かすには、拾っておいて損はない

第2回
●虫プロ時代への回想
●当時の虫プロはなりゆき任せだったからこそ、自分程度の人間もやれた。
●逆に、いつまでも下にいるじゃダメだと思った。それで仕事をやりながら、密かに勉強した
●「ロボット・ヒューチャー」のコンテで手塚による抜擢。それで正式に演出になった
●脚本の素養がない(本職に敵わない)ので、演出に徹するしかないと思った
●アトムが終了したのは自分の能力が足りなかった
●社会に認められなかった職業に就く絶望、現実への疑問や怒り、そして食うために仕事を続けるしかない
●「納期厳守」は自分がアニメ業界で生き延びれた最低条件だった

第3回
●アニメを作ること=子供の目を意識すること。だから真面目にやらないといけない
●子供向けに作るには、理詰め=大人の理屈ではいけない。
●漫画的な安易な可愛さが嫌いだが、アニメはその部分を徹底的にくすぐる必要がある
●『オバケのQ太郎』と『ど根性ガエル』で特に実感させられた。
●メカものが必要なのはかわいさではなく、ハードさ。それを強化するためにリアリズムを持ち込んだ
●ダイターン3で一番大事なのは007のお色気だった
●ガンダム以降、セイラさんを超えるキャラを作れなかった=記号の持つかわいさは自分の作品に無かった

 以上の箇所書きは大体の内容です。ニュアンスをだいたい鷲掴みしましたが、細部の話まで紹介しませんでしたので、もとの配信記事の価値を損なわなかったはずです。気になる方は購読してください。

 第3回までの感想を書きますと、まず、第1~4回が一連の話で、内容はおそらく一回のインタビューでとったものでしょう。第5回以降は不明ですが、たぶん別の話に入ると思います。そうなると別のインタビューになるのでしょう。

 内容に関しては、非常にリアルタイム的なものです。最新の「かわいい」話題は去年10月のものでしたので、間違いなく富野由悠季監督の「今」を切り取っている記事になっています。富野監督は色んなメディアでの露出度が非常に高いですが、こういうエッセイ的な話は意外にも少ないものです。なので、ちょくマガの記事が一連のものでかなりのボリュームがあることも加味すると、単に雑誌に載った一遍の記事よりも、遥かに価値が高いのではないかと思っています。

 それから、記事の内容を語ります。

 第1回は導入部みたいなものなのですが、何よりの見所は「かわいい」という話です。ここで富野監督は「かわいい=アニメ」と規定した上、それらが人にとって有益だと言い切った。記憶のなかでは、富野監督は今までも何度かアニメが視聴者に対する影響力を言及していましたが、ここまでアニメのプラス面を取り上げて肯定するのは、今回がおそらく初めてなのではないかと思っています。

 第2回は虫プロ話を中心に展開されます。このへんの話は『だから僕は…』でも読めますので、特に新味がありません。とはいえ、細かいニュアンス的に差異がありますし、そもそも『だから僕は…』は今となって『ターンエーの癒し』と一緒に絶版しましたので、ウェブマガジンでそういう話をよりシンプルな形で読むのもいいかもしれません。

 第3回の話は、非常に貴重です。『オバQ』と『ど根性ガエル』の話はどちらも初出の上、ここから自分の作家性および自作に与える影響を監督本人の口から聞けるのは、おそらくこの記事が最初なので、単独購入でも是非読みたいものです。

 そして、第4回予告はこれです。

★次号予告★

はっきり言います。
僕は天才ではありません――。

「トミノ流のトミノ」、第4回は、
これまでの3回をまとめ上げるような形で、
富野監督の考察が、深く深く、及んでいきます。

天才とはなにか。
個性とはなにか。
そして、個性などない凡人が新しいものを生み出せる唯一の方法は――。
次号「トミノ流のトミノ」、ぜひご期待ください!!

 角川書店さんが今まで富野監督およびファンに対する仕打ちを鑑みて、いまいち不信感を抱いている方もいるかもしれませんけれど(私もそうだった)、今回富野記事配信の第3回までの内容で言いますと、皆さんの期待に沿えるコンテンツであることは私が保証できます

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 しかし、このちょくマガの価値はおそらくそれ以上だけではありません。

 ちょくマガの富野ページの紹介をよくごらん下さい。

富野由悠季のメルマガは「ちょくマガ」で!
ちょくマガでは富野由悠季のここだけ話をメールマガジンで配信中。定期購読すると、富野由悠季の新作や日常が大ボリュームでわかります。富野由悠季の最新情報やニュースをちょくマガで楽しんでください。メルマガだけではなく、EPUBで電子書籍としても楽しめるのが特徴です。公式メルマガを読むならちょくマガで!

 赤字は自分でつけたものですが、これによりますと、ちょくマガ配信は新作――つまりGレコ(Gのレコンギスタ)――の情報を紹介してくれます。富野監督の口を借りる形なので、おそらく断片的な話になるにせよ、今のところGレコの新しい情報が入れる公式なルートは、ここしかありません

 Gレコの放送は2014年春が有力だそうですが、正式なアナウンスが来ていませんし、(GBFのあれ以降)発表もまだ来ていません。将来、正式な発表が来てば、雑誌や新聞などの取材は来るし、ビジュアル的な掲載も多くなるのだろう。しかし今の段階では、ちょくマガが一番の頼み綱であることを否めません。

 ここから憶測ですが、富野さんを放置して数年のサンライズが、今までろくに富野さんをプロデュースも宣伝もしていませんでしたが、それが突然にウェブマガジンを許したのは、角川書店さんの努力の賜物以外、実はサンライズの意向によるものなのではないかと考えられます。つまり、サンライズが富野さんの人身自由を握っているのに、いろんな都合でプロデュース・宣伝をしないので、それらの業務を擬似的に角川書店に委託するのではないかと想像します。

 まあ、以上の話はあくまで想像にすぎませんが、たとえサンライズにそんな意図がなくても、正式な発表が来ない限り、バンダイ・サンライズからの発信はないですので、結果的に角川が発信権を握っていることが事実です。あくまで希望的観測ですが、サンライズに比べれば、角川書店はやはり比較的に富野監督に対する積極的に働きかけをする感触ですので、今回の試みには上手く行ってほしいですし、もし成功すれば、また小説なり連載なりの形に繋がってほしいものです。

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 以上の話をまとめて結論を言いますと、「今すぐ購読しなさい!」という一言です。このちょくマガの「トミノ流のトミノ」がそのままイコール富野由悠季監督への注目度(を測量する指標)、さらに新作にも繋がるかもしれないと確認できた以上、一人でも多くの人に購読してほしいものです。それがGレコ(またはGのレコンギスタ)および富野監督を応援する上、今もっとも有効な方法の一つです。

 ですので、今回は第3回までの記事を箇所書きの形で紹介しましたが、皆さんには是非富野監督の話を直接に読んでもらいたいので、申し訳ございませんが、これからはできるだけに記事を紹介しませんし、あっても今回の半分以下のボリュームにまとめさせていただきます。どうかご了承を。

 とはいえ、Gレコの情報があればガッツリ紹介しますので、この点に関してはご安心ください。


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YOSHIYUKI TOMINO's New Work "Reconquista of G" Coming Spring 2014!!!

2013/07/16 22:29|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - YOSHIYUKI TOMINO's New Work
The famous Japanese animation director Yoshiyuki Tomino, as known as the father of animation MOBILE SUIT GUNDAM(Kidou Senshi Gundam), announce that the title of his latest animation--code name "Gレコ"(G reco)-- would be called as "Gのレコンギスタ"(Reconquista of G), at a public radio recording program on July 15(Japan time).


Since 2011, Tomino has said his new animation project with Sunrise Animation is called "Gレコ"(G reco), and on July 15, Tomino joined a public radio recording set by NHK Radio 1st program named "Tinight is TOMINO festival -- NOW, the message from GUNDAM". In recoring, when MC asked about the thinking of the classic GUNDAM, he slipped the title of his newest animation from the mouth.

"I made the world UNIVERSAL CENTURY(the era in GUNDAM) more than 30 years ago, and now I know it is impossible, so I will make another world in next animation."said by Tomino.

"Can we ask more about the new one?"said by MC.

"The only thing I can say now is that TOMINO WILL MAKE A NEW ANIMATION NAMED Gのレコンギスタ"(Reconquista of G), and I'm sure you guys has known that."

In fact, in a BANDAI announcement campaign of new GUNDAM plastic model animation "GUNDAM Build-fighters" on July 2nd, the vice-president of BANDAI has announced a new animation of Tomino will be shown in 2014, but he doesn't talk about the title of the new one. So it seems Tomino misunderstand that and make a miss to slip the title of his new work.


"Reconquista” is a history noun, which means the Christian countries taked back Iberian Peninsula from Islamic countries. We don't sure why Tomino pick up this word, but we can suggest that maybe Tomino wants to use the meaning of "Reconquista”, which also means "GET BACK THE LOST GLORY OR TERRITORY". The lost glory maybe means his chair in GUNDAM series, and the lost territory maybe means GUNDAM seems to be a synonym for children animation in Japan, and off course it's not anymore now.

Maybe Tomino wants to say "hey! I will make a really new GUNDAM for children" to us, we don't sure. But well, it is just like what Tomino would say to us, and BANDAI, SUNRISE, Japanese Animation, or etc.


However, TOMINO still decide the final title, so "G" maybe mean "GUNDAM" or just simply called "G", and "no"(of) may be deleted or not. However he doesn't make the final decision, so we can only know that the final title may be called as the variation under.

「Gのレコンギスタ」as "Reconquista of G"
「ガンダムのレコンギスタ」as "Reconquista of GUNDAM"
「Gレコンギスタ」as "G Reconquista"
「ガンダムレコンギスタ」as "GUNDAM Reconquista"


And a good news is that Tomino said that he is making storyborad now, and this new work "Reconquista of G" will probably be broadcasted in Spring 2014. It is believed that further news will be announce in this autumn, so let us be expected that!

(Forgive me, I only have poor English as you can see. However if you have any opinion of this article, please send a comment for me, thx. English, Japanese, or Chinese ALL OK!)

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富野由悠季導演2014年新作標題確定――「Gのレコンギスタ」(GUNDAM復興)!!!

2013/07/15 23:25|給華文讀者TRACKBACK:0COMMENT:0
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  今天,NHK舉辦了廣播節目「澀谷動畫園區 機動戰士GUNDAM的訊息」的公開錄音(預計8月16日於NHK第一廣播播放),邀請了富野由悠季導演等人到場,進行了3小時半的收錄。而在今天的公開收錄中,富野導演不小心?透露出了睽違8年(※1)新作的名稱。

  這個早在2011年即以「Gレコ」(G reco)的暫定企畫名公開於世,並在本月7月初隨著《GUNDAM BUILD-FIGHTERS(台譯:鋼彈創鬥者)》公開會一起正式發表的新作,雖然一直以來大家都對其正式名稱議論紛紛,不過在本次藉由原作者富野導演本人,終於為長期的議論劃下一個休止符。

  至於富野導演說出的名稱究竟是什麼呢? 答案便是「Gのレコンギスタ」。


  「Gのレコンギスタ」是什麼意思呢?「G」的意思我們先跳過,「の」的意思是「的」,至於「レコンギスタ」則是一個來自西、葡的外來語,寫成英文字母為「Reconquista」。其意思則為「收復失地運動」,抑或「復國運動」、「復地運動」。以日文的漢字來寫,則是「国土回復運動」。

  換句話說,「Gのレコンギスタ」便是「Reconquista of G」。正式中文譯名我們現在尚無法置喙,不過簡單來說,便是「G的復興」。


  當「G reco」公開之初,從日本、台灣、中國‧香港以及歐美各地都有人在猜測,這個「reco」究竟指的是什麼?有人認為是「record」(紀錄),也有人認為是「recode」。當然,也有人猜到是「Reconquista」(事實上「Reconquista」其實並非第一次披露出來的單字。早在2007年《GUNDAM 00》播放之前,網路上便已經有傳言※2)。

  的確,以目前已公開的部分構想──宇宙世紀之後1000餘年後的故事來看,或許叫「record」「recode」堪稱是正統SF動畫該有的格調。不過刻意選擇了擁有歷史淵源的單字「Reconquista」,除了感受到一種饒富趣味的反差(※3)外,裡頭或許蘊含了富野的意氣──想要為GUNDAM收復失土,取回應有的方向,或著是找回動畫應有的小孩觀眾。


  話說回來,「G」指的又是什麼呢?如果連想力豐富一點的人,八成都會馬上想到:「G就是GUNDAM的G!」(想當然,不會是G GUNDAM的G)。就實際考量來說,並非不可能的事。不過,究竟G指的是不是GUNDAM,或該說G指的會不會是GUNDAM,就連富野本人都還不確定,在今天席上給了一個模稜兩可的回應。事實上,連「的」要不要拿掉似乎也還在考慮當中。

  其關鍵,就在於富野導演之前曾經說過的「這會是一部是GUNDAM卻又不是GUNDAM的作品」(意譯)。而從本初的BF公開會上,我們也可以聽得出來,其實BANDAI、SUNRISE等上層也有點刻意模糊這個焦點的意思。或許只是因為單純還沒決定,然而刻意塑造一種是非撲朔迷離的「想像感」,或許正是富野導演想要達到的效果。

  也因此,我們在這裡繼續臆測下去似乎也沒有太大意義,只能說本次新作目前的最終標題,就是以下的模樣:

日本語:「Gのレコンギスタ」または「G(ガンダム)のレコンギスタ」
    「Gレコンギスタ」または「ガンダムレコンギスタ」
English:「Reconquista of G」、「Reconquista of GUNDAM」
     「G Reconquista」or「GUNDAM Reconquista」
中文:「G的復興」「GUNDAM復興」等


  目前,富野導演似乎正在製作分鏡表的途中。導演同時還提到了或許會是在「明年春天上檔」,不過真正狀況究竟如何,且讓我們拭目以待。


※1:若以《Ring of Gundam》來說則是5年。不過這裡為了塑造悲壯感,總該煽情一點...。
※2:這個消息似乎是有心人士刻意放出,不過與本件無關,故不在此加以說明。
※3:富野最擅長的手法之一,例如F91的「宇宙」「貴族」,TURN A的地球人與月球人等對比。

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ブログは今日お休み

2013/07/15 20:55|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:1
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 記事を準備中ですが、今日は富野監督のラジオ公開収録でしたので、情報収集モードに入るのに合わせて、ブログも一日休みます。明日ちょくマガ配信第三回に合わせて、ちょくマガのレビューを書きます。

 しかし、千尋とポニョ大嫌いとか、風立ちぬが傑作とか、もう聞いただけでワクワクしますね。公開収録も来月の放送も楽しみすぎます。

 あと、ついに「Gのレコンギスタ」が来るそうですね。最終のタイトルにするにはいささか微妙な気がしないでもありませんが、とりあえず頑張ってほしい。富野さん、応援します。

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【検証】「『閃光のハサウェイ』は富野監督が映像化しない前提で書いた作品」という話は、果たして本当なのか?

2013/07/13 16:38|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:18
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 富野由悠季、ガンダムおよびアニメファンならば、きっとどこかで1回くらいこの話を聞いたことあるのだろう。

「小説『閃光のハサウェイ』は、富野由悠季監督が映像化しないことを前提(もしくは条件)に書いた作品だ。」

 この話は、非常に有名なもので、インターネットを中心にあちこちで言っている人たちがいます。



 しかし、いざググると、この話のソースになる資料や発言は、実はほとんど見当たらないのです。もちろん、これは自分が不勉強だから知らないだけかもしれません。しかし、こんなにも語られている話なのに、インターネット上の好事家たち(私を含めて)が一切その資料を提示できなかったのは、やはりどこかおかしいといわざるを得ません。

 どこかにこれを提示すれば資料や発言があればいいのですが、もしそれが嘘であれば、やはり言っちゃいけませんし、撲滅する必要があります。なぜならば、今のどや顔で『閃ハサ』を語っている人たちの大半、ひょっとしたらその発言の根拠は砂上の楼閣に建てているだけに過ぎないかもしれません。それを前提にする話は、初めから間違っているからです。

 なので、今回はこの話題について、少しだけ書こうと思います。



1.インターネット上では、テキスト化したソースが存在しない

 とりあえず、ググりました。

 ソースになる決定的資料は、やはり見つかりません。唯一、それらしきものは、これです。

閃光のハサウェイがアニメ化しない理由3つあげてけ : ガンダムまとめ連邦軍
(注:いわゆるまとめブログってやつなので、嫌う人はご注意ください)

禿がアニメ化嫌がってるってネット発祥のデマなんだよなぁ…

元々は後書きで「映像化は一切想定していなかったので、映像的な制約を考えずに自由に執筆する事ができた」みたいな事を言ってて、また何かの雑誌のインタビューで「閃ハサは映像化を想定して書いていないので、もし映像化するならそのままは無理だろう」とも答えてたのを、
「映像化は想定していない」→「映像化させるつもりはない」→「映像化は許さん」と拡大解釈されていっただけ。
ネットには良くある意図的な曲解って奴。

 もっともらしい書き込みですが、残念ながら『閃光のハサウェイ』にはあとがきがありまえん。この人が、アニメ化嫌いはデマと言っていますけど、実は彼の話もまったくソースがないのは皮肉ですね。

 また2000年の時、富野監督は『∀』文庫完結記念に、全部の小説にコメントを残しましたが、そこではこの小説に対する特別な思いを伺えるものの、やはり「映像化しない」発言はどこでも見当たりません。

ザ・スニーカー00年06月号 スニーカー文庫版「∀ガンダム」完結記念インタビュー たかが“ノベライズ”にかけた富野由悠季の想い - シャア専用ブログ@アクシズ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

人の話を書きたい、と思った時に、ガンダムのレギュラーキャラの中で、ブライトとハサウェイが残っていたから、ちょうどいいと思って書いたんですよ。実はこの作品ではじめて、小説の書き方、作法を勉強したという思いがあります。

 つまり、この話に関する富野の発言も、少なくインターネット上では、テキスト化されたものは存在していないと思われます

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2.富野の「映像化を前提しない」発言はあるが、特に閃ハサを指すものではない

 直接言及したものはありませんが、富野監督は似たような発言をしたことないこともありません。

TOMINOSUKI / 富野愛好病 ガーゼィの翼第5巻あとがき

その愚痴はさておいて、いつも、映像を先行させて企画を考え、ノベルズを書いていましたから、(ノベルズだけで考えて書いたものが、二本しかありません)後から映像を考えながら作品を見ると、ノベルズがどのように見えるか分かったりして、本当に良い勉強になりました。

 1997年時点の発言でしたが、ここでは明確に「2本」を言いました。その2本はいったい何の作品か、我々が知るすべもありませんが、少なくとも『閃ハサ』が含まれている可能性があります。

 しかしながら、この資料をよく読めば分かるとおり、これはあくまで「映像化を前提しない」という話であって、「映像化しない前提」という話ではありません。『ガーゼィの翼』を例でいえば、もともとこれもノベルだけの作品であったのにも関わらず、映像化する企画を振られたとき、富野はやはりそれをアニメにしました。なので、「映像化しない前提」は、あくまでスタート時点の話であって、作品そのものを「映像化しない」を意味するものではありません。

 つまり、富野監督が『閃光のハサウェイ』を指して、「これが映像化しない前提で書いたもの」と言っている発言は、おそらく存在しないと思われます。似たような発言はありますが、内容を吟味すれば別物だと分かります(もっとも、『閃ハサ』の話はこの資料がアップされた前からとっくに存在しているものですので、この資料の延長にいる噂ではないと思われます)。

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3.とはいえ、ソースになりそうな話が無いこともない

 とはいえ、よく探せば、無いこともありません。ニュータイプ1990年8月号のガンダムF91特集では、こんな文章がありました。

nt199008 p15

先ごろ完結した「閃光のハサウェイ」は、映像化を前提としないノベライズオンリーの作品。当然ながら、映像より、さらにシビアな現実がそこには描かれている。

 文章は残念ながらライターの名前が署名されていませんので、誰が書いたものまで特定できません。しかし、富野監督本人の発言ではないにせよ、少なくとも角川書店が公に出した出版物に掲載されている記述である以上、ある程度の取材と事実に基づくことであるはずなので、一応の信憑性があります(余談ですが、90年7月の時点で『閃光ハサ』が「ヒットした」という一応の裏づけも得ました)。

 とはいえ、この記述にしたって「映像化を前提としない」に過ぎて、ネットで言われるような「映像化しないことを前提」ではありませんので、やはり噂の根拠にはなれません

 もっとも、雑誌の文章も入れると、これ以外にも資料が存在している可能性はあります。これに関してはもうこちらの勉強不足ですので、恐縮ですが、もしどなたご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

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4.では、デマはどこから生んだのか

 以上の検証を見ると、むしろ何でこんな噂が生まれたかを疑っていいレベルの話ですが、考えてみると、たぶんファンおよびガノタの想像によるところが大きいと言えるかもしれません。以下はこちらの憶測に過ぎませんが、おおよそこういうものでしょう。

ベルトーチカ・チルドレンの直接的続編(苦笑) →アニメしなかった作品の続編 →アニメしない
立体化を前提しないメカデザイン →アニメ化しないことを前提
富野が同時期のガイアギアの復刊を嫌う →じゃあ閃ハサ改変もきっと嫌う
主人公が死ぬ →アニメにはできない →アニメ化したくない
などなど……

 とまあ憶測に過ぎませんので、これ以上あげても意味がないですが、こうしてみると、一部の人の思い込みもしくは歪曲から生まれた、根拠のみつからない話である可能性は非常に大きいのではないかと思われます。
 
 ちなみに、このデマはどうも2chの旧シャア板の「逆シャア」か「閃ハサ」スレ発祥のものだそうです。

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5.結論:「『閃ハサ』は、富野が映像化しないことを前提に書いた」には裏づけの証拠が存在しない可能性大

 以上の検証を持ちまして、このインターネットを中心に拡散してきた「小説『閃光のハサウェイ』は、富野由悠季監督が映像化しないことを前提(もしくは条件)に書いた作品だ。」は、今のところ根拠に基づいていない話であり、その真偽を大いに疑うべきと、今回の話の結論を下させていただきます。

 あらゆる本や資料に目を通したわけじゃないですので、断言は避けてますけれども、少なくこの記事で掲げたそれらしきソースでさえ提示できない話は、もうデマレベルのものだと言っても差し支えないと思います。ただ、記事の中でも書きましたが、もし別の資料、もしくはこの話題に決着をつけるような発言をご存知する方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。ありがとうございます。。

相原コージ作品のレビュー、準備します

2013/07/11 00:21|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 相原コージ作品のレビュー、準備します
 相原コージ先生の以下三作についてのレビューを書き、近いうち順次に発表します。



 相原コージ最新作、本格派ゾンビマンガ「Z~ゼット~」。

Z~ゼット~(1) (ニチブンコミックス)Z~ゼット~(1) (ニチブンコミックス)
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 相原コージの代表作であり、今見ても色褪せない快作「コージ苑」。

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 そして相原コージ最高傑作、忍者マンガの最高峰「ムジナ」。富野由悠季監督もオススメの一作です。

 購入は以下の新版がオススメです。4巻にコンパクトし、値段も合理的。

ムジナスペシャル 卍衆の巻 (Gコミックス)ムジナスペシャル 卍衆の巻 (Gコミックス)
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ムジナスペシャル 百鬼衆の巻 (Gコミックス)ムジナスペシャル 百鬼衆の巻 (Gコミックス)
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ムジナスペシャル 根切りの巻 (Gコミックス)ムジナスペシャル 根切りの巻 (Gコミックス)
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 とはいえ、旧版の表紙はやはり鬼気迫るものではありました。揃えるのならば、旧版のテンポを求めたい。

ムジナ 1 卍の巻 (ヤングサンデーコミックス)ムジナ 2 百鬼の巻 (ヤングサンデーコミックス)ムジナ 3 観世音の巻 (ヤングサンデーコミックス)
ムジナ 1「卍の巻」
ムジナ 2「百鬼の巻」
ムジナ 3「観世音の巻」

ムジナ 4 同盟罷業の巻 (ヤングサンデーコミックス)ムジナ 5 血盟革命軍の巻 (5) (ヤングサンデーコミックス)ムジナ 6 南無阿弥陀仏 (ヤングサンデーコミックス)
ムジナ 4「同盟罷業の巻」
ムジナ 5「血盟革命軍の巻」
ムジナ 6「南無阿弥陀仏の巻」

ムジナ 7 頓痴気跳梁跋扈の巻 (ヤングサンデーコミックス)ムジナ 8 戦国忍者地獄絵図の巻 (ヤングサンデーコミックス)ムジナ 9 臨兵闘者皆陣列在前の巻 (ヤングサンデーコミックス)
ムジナ 7「頓痴気跳梁跋扈の巻」
ムジナ 8「戦国忍者地獄絵図の巻」
ムジナ 9「臨兵闘者皆陣列在前の巻」


 もっとも、スペシャルは「1コマだけ」の書き直しがあったようなので、できれば旧版もスペシャルのほうも揃えたい。

▽続きを読む▽

今日の富野雑談

2013/07/08 19:12|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 今日の富野雑談
 最近ブログおよび富野界隈に対する雑談。皆さんどうぞ気軽にご意見ご感想を残してください。



1、前回の声優話

 ごく一部ですが、「俳優ヘイト・宮崎disり」の記事だといわれました。しかしその記事はもともとインターネットに転がっている「ジブリ声優嫌い説」を受けての話ですので、別に私が煽っているわけではありませんし、仕事関係上で見ますけど、そもそも宮崎駿に興味を対して持っていません。

 あと、別に私は富野由悠季監督に無批判しているわけではありません。ただ今回の記事の文脈上、富野に非があるとはさすがに思えませんので、富野の作品もしくは作家性に対して苦言を呈する話を読みたい方は、本ブログの別の記事を探してください。



2、何のアニメでしょう

 インターネット上で、こんな画像を拾いました。

1373211086880.jpg

 右の薄い二冊に注目してほしい。明らかに富野監督の『だから僕は…』と『ターンエーの癒し』のもじりです。隠れトミノスキーの仕業かどうかは知りませんが、とりあえず非常に微笑ましいものです。

20130717追記:『ブラッドラッド』というアニメの第1話だそうです。ありがとうございます。



 そんな二つの本ですが、残念ながら今はどちらも絶版している模様です。Gレコの公開に合わせて再販してほしいものです。

ターンエーの癒しターンエーの癒し
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3、Gレコ

 そうそう、新作が発表された以上、Gレコは何よりの本命です。前々回の記事では、「秋発表、春公開」「冬発表、春公開」のどちらも可能だといいましたが、とりあえず現在富野監督が公開されているスケジュールを見れば、情報はまだまだ不透明だといわざるを得ません。

 というわけで、以下はいろいろ妄想してみます。

 ①NHKラジオ第一 渋谷アニメランド「今、機動戦士ガンダムから贈るメッセージ」というラジオ番組があります。放送時期からして「機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス」を宣伝する意味がおそらく一番強いでしょうけれど、Gレコが公開され、しかもガンダムである可能性が高いと判明した以上、富野監督の性格からして、今から贈るメッセージに新作を話をしないはずがありませんので、期待大です。

 ただし、この話はあくまでも「7月15日」という時点までの情報なので、聞ける話もある程度に限られているのでしょうから、過度な期待は禁物。

 ②それから、サンライズやバンダイ系列はやはり公開時期が近づくと何かを動くのでしょう。大きなイベントが無理だとしても、小さいイベントの連動は可能ですし、バンダイチャンネルなども特集を組むくらいの誠意を示すのでしょう。ただしこのような仕掛は比較的に瞬間風速が強いものなので、おそらく発表~公開前の1、2ヶ月前で来るのでしょう。

 ③しかし、ビルドファイターズが放送される以上、これからバンダイによる発表も望めずに、やはり情報公開の第1報はアニメ関連の雑誌になるのでしょう。月初か月末かによっては、ニュータイプ・アニメージュなどのアニメ雑誌か、はたまたガンダムエースなど角川系雑誌が第1弾情報になると思いますが、

 しかしビルドファイターズはつくづく思いますと、非常にサプライズ――悪く言えば一発ネタみたいなものです。そんな作品ですから、放送3ヶ月前公開でもそこそこ持つ(でしか持てない?)けど、Gレコという驚天動地…とまで言わなくても、あくまで正規なアニメ作品となると、3ヶ月前公開という前例があるとはいえ、やはり展開はいろいろ制限されてますので、ここではやはり今年情報公開という説を採りたい(ちょっと願望が入っている)。

 ④また、発表以降となると、新聞や一般誌による取材も来るのでしょう。そのときは、記事も読めるのでしょう。新聞記事などは作品の中身を伝えるのにやや物足りない分、作品のメッセージや作者本人の思いを伺うのが最適ですので、アニメ誌と違うアプローチを期待できそうです。

 ⑤ほかに、xxxxxxとかxxxxxとかから支援射撃に来てほしいですけど、そればかりはサンライズさんの営業がどれほど頑張るのに懸かるといわざるを得ません。頑張れー。

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古谷徹,鈴置洋孝,飯塚昭三,富野喜幸(現:富野由悠季)

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4、NHKラジオ第一「渋谷アニメランド」抽選結果発表

 そういや、今日はNHKラジオ第一「渋谷アニメランド」抽選結果の葉書を受け取った人が出ました。まだ当落のお知らせのハガキをもらってない人はこれからだと思いますが、応募した皆さんはどうでしょうか。私は残念ながら海外に住んでいる人間なので、行くことどころか、聞くことも難しいかもしれませんので、7月15日公開収録のレポート、もしくはそれに類する記録が是非見たい・聞きたいです。



5、7月毎週火曜日にウェブマガジン配信

 しかし、明日はまた火曜日ですが、ちょくマガの第2回配信はまもなく来るそうですね。7月だけとはいえ、毎週富野監督の話を読めるなんて…こんなに幸せでいいのかな。

 で、新作の話は出るかどうか。今のところ、ちょくマガ第1回では昔話の真ん中どころか、まだ虫プロ時代に留まっていますので、4回だけでGレコにたどり着ける可能性はあまり無いと思います。

 とはいえ、ここで油断してはなりません。ちょくマガの紹介をよく見ますと、こういう話がありました。

富野由悠季/トミノ流のトミノ - ちょくマガ|KADOKAWA

富野由悠季のメルマガは「ちょくマガ」で!
ちょくマガでは富野由悠季のここだけ話をメールマガジンで配信中。定期購読すると、富野由悠季の新作や日常が大ボリュームでわかります。富野由悠季の最新情報やニュースをちょくマガで楽しんでください。メルマガだけではなく、EPUBで電子書籍としても楽しめるのが特徴です。公式メルマガを読むならちょくマガで!

 と、「新作情報はある」と明言しています。4回だけで新作がたどり着けないことと、新作解禁にはまだ時期尚早であることを考えると、富野監督のちょくマガは実は4回だけではない可能性が非常に高いです。

 となると、7月からずっーと続くか、はたまた間に休止期間を挟んで連載するのどちらかになると思いますが、少なくとも4回だけで終わるものではないことだけがほぼ確実だと思われます。

 しかし、今回のこのようなプラットフォームは実に興味深いものです。エッセイでもいいですし、普通の雑談でもかまいませんし、もちろん情報の掲載もできます。新作情報となると、サンライズの許諾が必要ですが、それでもやろうと思えば、どういう形の話でも直接に伝えます。しかも有料となると、伝えるだけで直接金銭を得られますし、二次使用もある程度限られますので、上手くやれば実はかなり隙のないプラットフォームになるのではないかと思っています。

声優は悪なのか? 宮崎駿、細田守、富野由悠季のご意見を伺いましょう

2013/07/06 00:31|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:110
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 声優は悪なのか? 宮崎駿、細田守、富野由悠季のご意見を伺いましょう
 最近、宮崎駿監督の新作映画「風立ちぬ」が発表されましたが、我々が本編の内容よりもまず驚かされたのは、なにより庵野秀明氏が主役の声を担当することでしょう。

 それで、例のごとく「ジブリはまた素人を起用するのかよ」という批判があちこち出てきました。そして、例のごとく、ジブリ側からおなじみの反論も来ました。

 宮崎駿が声優の演技を「作為的すぎる」と評するのは周知のとおりで、それを是とする擁護の人もいます。しかし一方、宮崎本人にあまり音に関するセンスがないのは事実である反面、そもそもジブリは「芸能人を起用せざるを得ない」という事情が存在しているわけですから、無闇に是非を批判するようなものではないかもしれません。

 とはいえ、是非を問わないにしても、優劣は明白につけるものなのです。いや、そもそも宮崎駿本人は「画」重視で「声」なんてわりとどうでもいいのくせに、鈴木敏夫氏を初めとした製作側、いわゆる「創作の外野」にいる人たちが勝手にもっともらしい理由を後付けしたりしています。宣伝においてそれが必要かもしれませんが、それに異議を申し立てたい人も少なくないでしょう。

 ということで、以下は宮崎駿と近年の人気監督細田守、そして彼らの声優論に対照的な富野由悠季監督三人の声優についての意見をまとめてみました。記事に多少の意見を付け加えますが、あくまで一個人の意見ですので、どうか自分で原文を読み、判断をください。



1.声優は否定されるべきか否か
 まずは、宮崎駿の意見です。

宮崎駿は、声優のスキルについてどう考えているのか(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース

「映画は実際時間のないところで作りますから、声優さんの器用さに頼ってるんです。でもやっぱり、どっかで欲求不満になるときがある。存在感のなさみたいなところにね。特に女の子の声なんかみんな、「わたし、かわいいでしょ」みたいな声を出すでしょ。あれがたまらんのですよ。なんとかしたいといつも思っている」


 次は、細田守の意見です。

【インタビュー】細田守監督が振り返る『おおかみこどもの雨と雪』 - Blu-ray/DVDが2013年2月20日発売 (2) 作品への思い入れ | ホビー | マイナビニュース

――監督の作品では、いわゆる声優の方でなく、俳優、女優として活動なさっている方がキャスティングされることが多いですよね

細田監督「特に意識しているわけではなく、あくまでもオーディションをやって、キャラクターのイメージの合う方にお願いした結果ですね。声優さん、俳優さん、舞台俳優さん、子役……と、いろんな方に来ていただいていますが、基本的には技術や上手さよりも、声のイメージや人間性が役柄に近い人を選ぶ傾向にあるかもしれません。もちろん上手い方にやっていただくほうがいいのは当たり前で。……あの、声優さんというのは本当に上手いんですよ。ただ上手いがゆえに、オーディションでは人間性が判り辛くなるときがある。休憩の合間に会話をしたりすると、その方のいろいろな面が見えて面白いのですが、いざ本番となるとその人間的面白さがお芝居に隠されてしまうことが多かったりするので……難しいですね」


 最後に、富野由悠季の意見です。

TOMINOSUKI / 富野愛好病 富野由悠季の「萌え」に対する4つの発言 その3 ―― 「萌え系アニメよりも萌えさせる自信がある」

 僕は、文化庁メディア芸術祭などアニメに関するコンペの審査員も務めています。ですから、この1年の作品を大雑把にですが100本ほどは見てきました。それで強く感じたことがあるのですが…「僕が“萌え”を演出するなら、あんな声の声優さんは使いませんよ」。今主流になっている、癇に障るような声よりも、もう少し落ち着いた優しい声の方を探すことから着手するでしょうね。萌え系に癒しを求めている視聴者が、あんなにワンパターンな声とセリフで満足するわけがないのです。僕には、今の作り手が視聴者をナメているとしか思えません
 そのことは、演じる声優さんの側でも感じているようです。ある女性の声優さんから「セリフがいつも同じなんです」と相談されたことがありますから。同じような声、同じような演技、同じような話の展開、同じようなシチュエーション。3カットも見れば先がわかってしまうような作品は、面白くもなんともないでしょう。萌え系アニメの作り手には、「どうか、マニアになる前に人を楽しませてくれ」と言いたいですね。


TOMINOSUKI / 富野愛好病 富野由悠季と声優

 まず僕が声優を選ぶ時のポイントは、作品のキャラクターに合った声を持っている、もしくは演技をすることができる人を選んでいるだけです。そして、他の演出家の考え方は知りませんが、僕の中では「声優、役者という区切りつけずにキャスティング」をするように心がけています。(中略)
 あと、声優さんたちだけでキチンとまとまった作品は、きっぱりと音声がまとまっている印象の作品になるのですが、一方で声優さんの中に半分くらい舞台やテレビで「顔見せ」をやっている役者たちを入れると、そのきっぱり感がなくなり、ちょっとバランスの悪い印象になります。僕の場合は後者のパターンのほうが好きなので、むしろまとまった感じにはしたくないのです。声優だけでやりますと、確かに聞きやすいのですが、物語というものはそんなにきちんとしたものではないはずで、それが面白いものだと思いますから、作品全体が、何かグジュグジュしているような感じが出るようにしています。それが作品の中で「味」になる、ということもありますからね。


 まとめてみると、以上の二人は自分の考え方があるように見えるも、実はなぜ自分の作品に芸能人(しかもわりと賛否両論なばかり)が声を当てた理由を弁解する一面があります(繰り返しますが、基本的にそれは悪いことではありません)。解読の仕方はそれぞれですが、とりあえず声優が起用されてない理由として声優に問題があると言い切ったところは見逃せません。

 一方、富野の場合は、声優と俳優半々くらいの起用をしています。その話を読めば分かるとおり、声優に多少苦言を呈しつつも、声優を一緒くたに否定しませんし、声優の起用についても、ちゃんと自分の作劇に回帰するような内省的な思考をしています。簡単に言うと、声優と俳優の競演を狙うことによって、「音」の意外性と不調和の調和性を醸すのは、富野の方法論です。



2.トトロのお父さんに糸井重里は良いか悪いか
 とはいえ、宮崎駿は声優に対してまったく無定見ではありません。上の話にしても富野と共通しているところはなんだかんだありますし、実際、『となりのトトロ』についてこんな話も残しています。

宮崎駿は、声優のスキルについてどう考えているのか(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース

実際に、父親役の糸井重里の声は、おとうさんっぽくない。教科書的なおとうさんとしては失格っていう感じすらする。ちょっと不安定で、世慣れていない。
「となりのトトロ」演出覚書の父の項には、こう書いてある(『出発点』P405)。
“実生活のバランス感覚に欠けている部分があって、その負担を娘達におしつけているのだが、今はそれに気づかず、仕事に没頭している。”
声優的な巧さよりも、声優ではない不安定さが必要
だったのだ。

 なるほど、そういう意図であえて糸井氏を起用したのならば、あの慣れのなさも納得できますよね。なにより、演出家の狙いを再現できた面では、その起用はたとえ完璧だと言えずも、十分合格点に達したといえるのでしょう。

 とはいえ、ここでもう一つ異議申し立てをします。上のトトロおとうさんと同じく「実生活のバランス感覚に欠けている部分があって、今はそれに気づかず、仕事に没頭している」というタイプとして、たとえば富野の『機動戦士ガンダム』に登場する主人公アムロ・レイの父テム・レイというキャラクターはいますが、両者を見比べると実に面白い発見があります。

 作品の要求があるにしても、声から出す想像の余地の幅に関して、この二つの起用には差があります。そういう意味ではどちらが優劣かは語りませんが、カッチリにハマる声と、想像する余地が残している声はどちらが劇世界を膨らむことに関しては、後者に少し分があるといえるかもしれません。

 宮崎と富野のこの差異はどこから生んだものかというと、やはり「この作品に登場している、そのようなキャラクターをしているお父さん」か、「その作品に生きている人間を書くうえに、その人間がお父さんもやっている」という方針の違いによるものでしょうね。”映画”のトトロの宮崎が前者だとすれば、”テレビシリーズ”のガンダムの富野は後者なのだ。「人間ありき」という描き方に、視聴者は時々困惑しますが、それに熱中してくれるのもまた、我々視聴者です。なぜならば、その曖昧さを持っているからこそ、人間なのではないでしょうか。作品というフィルターを通して人間のありさまを見れるのは、実に気持ちいいことです。

 もちろん、そもそもテムと草壁氏のドラマの要求と密度がそもそも違いますので、単に声優論あるいは演出論としてまとめることができません。声優も突き詰めると、演出の一環ですから。



3.声優を育つか否か
 最後に、もう一つの話を紹介します。上と同じインタビューでは、富野はこんな話も残しています。

TOMINOSUKI / 富野愛好病 富野由悠季と声優

 まず僕が声優を選ぶ時のポイントは、作品のキャラクターに合った声を持っている、もしくは演技をすることができる人を選んでいるだけです。そして、他の演出家の考え方は知りませんが、僕の中では「声優、役者という区切りつけずにキャスティング」をするように心がけています。
 その中でも特に気をつけているのは、これからの成長が期待できる人を見つける努力をしていることでしょうか。それは僕のような年寄りの任務でもあると考えています。また、僕自身にとって重要なことなのですが、「他人を見る目を訓練する」ために、若い人たちに手伝ってもらって、自分の勉強にしているということでもあるのです。

 巨大な資金と宣伝を背負わないといけない宮崎と細田に関して、その作品で声優育成などはもはや望めそうもないことですが、それにしても自分の作品のためなら鬼にもなれると言われている富野が、こんな願いかけを抱いて声優を起用するのを思うと、やはり面白いと言えるかもしれませんね。

▽続きを読む▽

富野由悠季監督完全新作ガンダム「Gレコ」正式発表 2014年公開

2013/07/02 16:35|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:15
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 富野由悠季監督の「Gレコ」企画は、今日の新アニメ「ビルドファイターズ」の披露式に合わせて、正式に発表されました。今まで富野監督は何度かそれらしき発言をしたものの、公式で「ガンダム」だと発表されたのは今回が初めてのことになります。

 そして情報が来ましたので、今回の記事でまとめて紹介します。とはいえ、全部貼ると大変なボリュームになりますので、ここは重要な情報だけを紹介して、副次的な記事は「続きを読む」で紹介します。



富野由悠季監督の新作と『ガンダム THE ORIGIN』は2014年以降に随時発表 | ホビー | マイナビニュース

 人気アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの新作映像発表会が2日、東京・お台場の「ガンダムフロント東京」にて行われ、新作TVアニメーションとして『ガンダムビルドファイターズ』が発表されたが、その中で富野由悠季監督の新作と、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が2014年以降に随時発表されることが明らかになった。

(中略)サンライズの取締役副社長・宮河恭夫氏は「この『ガンダムビルドファイターズ』を皮切りに、ガンダム、ガンプラ35周年の期間中には、いよいよ最終回を迎えます『機動戦士ガンダムUC episode 7』の公開、待望の富野由悠季監督による新作の公開、そして『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のお披露目をしたいと思っております。この3作品を2014年~2015年の中で随時発表をしてまいります」と話している。

(中略)待望の富野由悠季監督の新作は、漫画誌『ニュータイプエース』(角川書店刊)の中で最新プロジェクトとして2011年に明かされており、タイトルは不明だが「Gレコ」というコードネームが判明している


SKE48の松井玲奈も駆け付けた『ガンダムビルドファイターズ』発表会リポート - ファミ通.com

また、宮河氏は、ガンプラ35周年期間中には、最終回を迎える『機動戦士ガンダムUC』エピソード7の公開、富野由悠季監督による新作の公開、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のお披露目をしたい、と今後の『ガンダム』作品の展開について、注目の発言をした。


富野由悠季監督:ガンダム新作を14~15年に発表 「劇場版Z」以来8年ぶり - MANTANWEB(まんたんウェブ)

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が同シリーズの新作を制作中であることが明らかになった。2014年にアニメ放送35周年を迎えることを記念したプロジェクトの一環で、14~15年の発表を予定しており、タイトルなどは今後、発表される。富野監督がガンダムシリーズの長編作品を制作するのは、05~06年に3部作として公開された劇場版アニメ「機動戦士Zガンダム」以来となる。



 で、今回公開された画像は残念ながら1枚のみですが、ここで紹介します。

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 今回の主役はあくまでガンダムビルドファイターズなので、Gレコの情報は決して多くではありませんが、とりあえずこの二つの記事をまとめると、こうなります。

今回の公開で得た新事実
1、富野新作Gレコはガンダム
 今まで富野監督も何度か匂わせる発言をしましたが、サンライズ側からの発表は今回で初めて。

2、順番はユニコーンの後
 上の話はあやふやですが、よく読めばいろいろ分かるはずです。待望な新作『Gレコ』、まだまだ終らない『ユニコーン』、そしてやっさんの『オリジン』ですが、宮河氏の発言のニュアンスを汲みますと、「ユニコーンの『公開』」→「Gレコの『公開』」→「オリジンの『お披露』」ということになります。

 で、ユニコーンは現時点の公式アナウンスによりますと、来年3月くらいになりますので、Gレコはさらにその後ということです。なので、1月放送は間に合わないけど、春の4月放送以降になるということです。

3、公開は2014年。発表は?
 「富野由悠季監督の新作と『ガンダム THE ORIGIN』は2014年以降に随時発表」という話なので、公開も発表も2014年のように読めます。

 しかし、あえて深読みするならば、上のファミ通記事を読めば分かるとおり、「ガンプラ35周年期間中」ってのはあくまで「Gレコの公開」なので、発表は考えようでは今年もありえるのではないかという話になります。こればかりはまだ分かりようがありませんので、とりあえず見守るしかありませんが、ガンダムとは別に、富野を軸に連動するイベントが控えているならば、公開は今回みたいに3ヶ月前ってのはさすがにちょっと遅れている気配がします

4、宇宙エレベーターが舞台で確定。『はじめたいG』つながりか
 今まで、富野監督は「リアルG」だったり、「リングオブガンダム(ROG)」だったり、色んな原案を出しました。しかしそれらは後では未実現の企画になりました。宇宙エレベーターを舞台にする点において、『はじめたいキャピタルGの物語』も「Gレコ」と同じだったんですが、これもただの一構想で終る可能性もありました。
 しかし、今回の発表では、宇宙エレベーターはやはり舞台となっていますので、そうなると『はじめたいG』の延長線にいる物語になってもおかしくないはずです。

前よりの変更点
1、発表時期が2014年にずれ込む可能性があり
 今まで安田朗氏の情報によりますと、Gレコの発表は秋になる模様でした。それで、上ではあのような読み方をあえてしました。しかし素直に記事通りに鵜呑みすると、今回のアナウンスに変更がない限り、発表時期はさらに後にずれ込んだことが分かります。これについて二つの可能性はあります。

 一、発表が延期、公開が予定通り:今回の例で分かるとおり、放送3ヶ月前公開も決してありえない話ではないのです。Gレコがガンダムと宣言した以上、BFさんとの共食いは懸念でしょう。秋だとBFさん始まるばかりですし、さすがにあの時点で観客の関心をそっちに移すわけにもかないですから、共食いを避けるための公開延期だと仮定すれば、前の「秋発表、春公開」にも整合性があります。

 二、発表が延期、公開も延期:Gレコはサンライズの第1スタジオで制作しているそうです。しかしスタジオ現行のユニコーンは延期の嵐なので、もしかしたらユニコーンがスケジュールを食いつぶして、Gレコの制作にまで支障を与えている可能性も捨てられません。となると今回の公開延期は、そのまま放送の延期にも繋がっています。

 二の場合はなんとしても避けたいですが、こればかりは視聴者にはどうしょうもないことですので、静かに見守るしかなささそうです。

 なお、「公開」と「発表」の意味は混同されやすいですが、上の宮河氏がユニコーン7話を「公開」と言ったことから分かるとおり、ここでの「公開」は「放送・放映」に近いニュアンスです

2、宇宙エレベーターのデザイン変更
 前公開された富野親筆のデザイン画と見比べると、今回公開されたデザインに変更があったのは一目瞭然。

 2011年公開されたデザイン画はこうなります。

Greco02.png

 一方、今日公開されたのはこれです。

Greco01.png

 基地のデザイン変更以外、ケーブルやコンドラも気になるところです。あと基地が浮いているように見えますが、果たしては…?



 以上は今回の情報の紹介と今までの情報の分析です。本当はもう一つ気づいたこと(可能性)がありますが、ここであえて説明しません。情報はこれからも入るのでしょうから、それに合わせてまた紹介させていただきます。どのみち、「正真正銘の新作」という意味では、本命は間違いなく富野由悠季のGレコでしょう。みなで応援しましょう。



 ちなみに、前回吉田健一氏が書いたガンダムはこうなります。まあ本職のデザイナーも参加するであろうから、あくまでコンセプトイメージでしょうね。

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富野由悠季監督「ちょくマガ」記事配信開始! 315円で月4回、1回当たりの値段はたったの79円なり!

2013/07/01 14:36|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季監督「ちょくマガ」記事配信開始! 315円で月4回、1回当たりの値段はたったの79円なり!
 というわけで、7月1日になりました。角川書店のウェブマガジンサービス「ちょくマガ」は開始しました。その第1回として持ってきたのは、もちろんわが富野由悠季監督のコンテンツです。

富野由悠季/トミノ流のトミノ - ちょくマガ|KADOKAWA
1350x300px.jpg

富野由悠季「トミノ流のトミノ」
機動戦士ガンダムの総監督、富野由悠季によるオフィシャルWEBマガジン。クリエイターとしての、波乱万丈のエピソードを織り交ぜながら、今だから、そしてメルマガだからこそ語れる、刺激たっぷりの自説を展開します。

 謎のファイティングポーズ(?)と共に読者に届くのは、以下の内容です。

トミノ流のトミノ vol.001
“かわいい”をエンジン・キーにする
発行日:2013年7月1日 12時

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
機動戦士ガンダムの総監督・富野由悠季が、
WEBマガジンでココだけの話を披露!

その独創的なクリエイティビティと鋭い舌鋒で、
多くのフォロワーを生み出してきた富野由悠季監督。
7月1日に創刊する「トミノ流のトミノ」は、
監督初となる定期的な“WEBマガジン”です。

お伝えしたい内容はタイトルの通り、
他の誰でもない“富野由悠季ならではの思考法”。

「アニメ」「仕事」そして「人生」。

監督の波乱に満ちた“クリエイティブ人生”のエピソードを絡めながら、
誌面やテレビなどではなかなか伝え切れなかった監督の思考法を、
「トミノ流のトミノ」としてみなさんにお届けしていきます。

ぜひご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
(担当編集・I)

 正直、タイトルを読む限り、いつもの「富野式発想」という気がしてなりません。富野監督の話はもちろんいつもタメになりますけど、コツさえ掴めば、正直いまさら何回も聞くまでもない気がしないでもありません。

 とはいえ、富野監督の新しい話である。読まない理由はありません。金を落とすことに躊躇ある方がいらっしゃったら、富野監督はキラーコンテンツであることを世間に示すためにも購入がどうしても必要、とでも思ってください。ちょっとイビツな形ですが、富野さんを応援できるならば、それも悪くない。



 それでも、どうしても迷っている方に、ここで朗報を報告します。私は今日でさっそく購入し、明日あたりでレビューをするつもりですので、もし購入の是非に迷っている方がいれば、明日まで待ってください。

GUNDAM A (ガンダムエース) 2013年 08月号 [雑誌]GUNDAM A (ガンダムエース) 2013年 08月号 [雑誌]


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