富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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『戦闘メカ ザブングル』誕生秘話(下)

2012/03/30 22:31|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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『戦闘メカ ザブングル』誕生秘話(上)

 前半に引き続き、富野由悠季監督の文章後半を紹介します。



 この時の状況が尾をひいているのだろう。先に書いた通りにザブングルという作品がダンゴのように感じられるのだ。

 これについては何度か修正しようとしたことがある。話が走りすぎるというより一度走り出してしまったキャラクターとかストーリーというものは、作者がよほどの力を持って(たとえば、ジロン以上のパワーをもって)阻止して、ある日ストーリーのフォルムを変えよと覚悟をして五、六話分頑張ってみせなければ、連中の走り出したパワーをとめることなどは誰にもできないことなのだ、という事の実感である。

 それが、トラントランやらアコンやらエル・コンドルの話だったはずなのだ。ところが不幸にして御存知のような状態で、っ全てはじきとばされて異質なストーリーとして浮き上がってしまっただけで終った。その破れかぶれともいうべきキャラクターがトロンの話であって、本当を言えばカタカムの代りにトロンあたりが頑張るという図式があったはずなのだが、真にトロンこそ僕にとって最後の歯止めのためのキャラクターであったはずなのだ。

 ところが、連中ときたらトロンが死んだ痛みなぞとこ吹く風、作者だけがなぜトロンを殺したんだよ、という非難をうけてしまう材料にしかならず、一体、ザブングルって何なのだろう、というのが今日までの実感なのだ。



 ギャリアにしても、確かにスポンサー要請があったから出したともいえるが、それだけではなく、我々スタッフの中にある、ジロンたちの使うウォーカー・マシンの極めつけをなんとか作りたいという衝動があって作ったものなのだ。

 だから、ギャリアなどはあきらかにザブングルより格好の良いエース・メカになるだろうと思いこそ、ジロンらが作ったとたんにザブングルと同じような道具以上の何ものでもないという具合になってしまっている。

 これらの原因が一夜漬けの設定でっちあげ作業から始まり、ストーリー、キャラクター、世界観というのものをタテ構造にきちんと腑分けせずに強行突破をしようと企んだことに原因しよう。

 ともかく、一話、二話のスタートがいけなかった。ことさらにキャラクターたちの活力を信じて、彼らの肉体のパワーのみをあてにした戯作のあり方という、確かに狙いどころは間違っていたとは思えぬものの、よくもまあかくも続けられた、制作がやっていられたという事の実感である。

 これに関して言えば、本当に日本サンライズの第二スタジオのパワーがあったおかげでとしかいいようがない。

 制作、進行、原・動画家、彩色とまず第一の過酷なブロック。さらに、背景、撮影、特効、音響の各スタッフ。これらのスタッフにとって過去、これほどの物量を週一本ペースの中でこなしていった作品はなかったろう。

 よくぞ保ってくれた、というのは確かに早いのだが本記録全集の中で第一に感謝したい。

 そして、声優さん方、これほどに声を張りあげて怒鳴り散らし、かつ、感情の変化を作ってゆかなければならなかった作品はなかろう。一回のアフ・レコが終ると消耗するという実感を皆さんが持って演じて下さっている。

 それらのスタッフの力が結集されながらも、かくもダンゴで塊に見える作品というのは何だろう。

 本来、バンク・システムにおいて使い廻し画というのはひどく目立つものなのだ。が、ザブングルの場合、各演出家の地味な努力のおかげでかなり前後のカットの中に埋めこまれてしまって目立たない。これは当たり前のことなのだが、かくも、仕事の努力が認められない物量作品にあたって演出家も疲れた。まあ、他作品に比べて差異のないと思われる編集作業にあってさえも、カット数は四百は越えないものの定呎をはるかにオーバーするラッシュを与えられ、しかも動いているために定呎に持ちこむのにどれほどの労力を強いられたことか……。

 にもかかわらず、何度もいう通りザブングルは、ザブングルという塊がTVモニターからとんでくる。

 あれも良ければこれも良く、これがカリオストロの下手な真似ならみんなそうにもみえてしまうという恐ろしさ。

 創り手の顔なぞ全くみえず、みえるのはジロンでエルチでラグでファットマンでチルで……よそう、これら全てが荒地の中に走りまわって何か叫びしている。

 ザブングルの鼻息ノイズが記憶から消えるのはいつのことなのか、と空恐ろしく思う今日であって、記録全集的冷静さを総監督らしく一筆したため給えなどという本書の編集方針なぞにはとうてい給えぬ、というのが本稿。

 さて、無事に終局を迎えられますか?

 それは、ザブングルにのっている連中に聞いとくれ。恐らくオン・エアが終ったって連中のスタミナが切れるわけがないから、終わるかどうか怪しいものだ……。

          オフィス・アイにて
          四十八話のコンテ・チェック前に

 最初に読んだとき、なにこの言い訳だらけの文章?と感じて、正直好きではなかった。前の記事では富野監督が得意するのは世界観創りだと言いましたが、正直以上の経緯を読むまでもなく、ザブングルの世界観はかなりおざなりだったのは、一視聴者でありながら感じ取れるものだった。逆に、富野の力は完全に発揮されなかったともいえるが、そんなのいくら言っても言い訳にしかならないから、この説明的な文章もそうに聞こえただろう。

 それから、記録全集という記録媒体に対してクールであろうとする意識はあったものの、1983年という時点では、富野といえども、ファンとメディアとの距離感を掴め切れなかっただろう(ましてガンダムとイデオンでプチ教祖の扱いを味わった直後)。なので、自分を客観的に分析するスタンスは変らないものの、後年の冷酷なまで自分と作品をバッサリ斬る厳しさは、さすがにまだ無かった(このへんはひびのたわごとの子犬さんの記事を参照してください)。とにかく、この文章のようにキャラクターをさも生きている人物として語ったのは、富野にしてはかなり珍しかった。

 とはいえ、ザブングルがあそこまでパワフルなのは、間違いなくキャラクターの力だった。「掟破り」と言われ、許されるのも、間違いなくそれらを上回る勢いをキャラクターたちがあったためだ。趣味と合致しないため、ジロンのドマンジュウ顔やネジ目に対して最後まで違和感を持つ富野だが、『ライディーン』以来ずっとほぼ100%アニメ企画と原作を自分の手に収めた富野にとって、逆にこういう原作の原案もキャラクターの名前とデザインも自分の好みではなかったものが、珍しいのではないだろうか。

 だから、結論というわけでもないが、やはり『戦闘メカ ザブングル』という作品は異質なのだ。キャラクター中心の作劇はたとえ『コナン』のなり損ないと見られても、面白いものは面白い。ストーリーに関しても、富野は失敗作だと厳しい評価を下したが、文明を再生するというアイデアは、のち『∀ガンダム』でも見られるとおり、むしろ富野にとってもう一度チャレンジする価値があるテーマだった。こんなことから見ても、ザブングルは決して無価値ではなかった。




『戦闘メカ ザブングル』誕生秘話(上)

2012/03/29 00:01|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:8
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 先日の予告とおり、サンライズが出した記録全集より当時の資料を紹介させていただきます。今度は順番を逆にし、『ザブングル記録全集』からはじめたいと思います。今回は富野由悠季監督が記録全集第1冊に寄せた文「ザブングルの塊」の前半を紹介します。これにはザブングル誕生の話が語られています。

 と、まあ、タイトルはご大層に「秘話」と書きましたが、有名な話の上に30年前のことだったので(忘れてる人も多いかもしれませんが、今年はザブングル30周年だよ!)、秘話もくそもありませんが、それでも知らない方もいるかもしれませんので、改めて紹介させていただきます。

ザブングルの塊
特別寄航 富野由悠季

 まず、記録全集の第一巻とはいえども、これがオン・エア中に出版されるということが、不愉快だ、といっておこう。

 どんな営業レベルの思惑があろうとも、良いことではない。

 にもかかわらず、小生がソッセンして原稿を書くということにも嫌悪感がある。

 しかし、ザブングルの出版に小生が全く欠落するのもまた面白くない。だから、書く。

 が、はっきりさせておきたいことは、未だにコンテは全部終わってはおらず、ザブングルが制作途中であり、しかもザブングルは地獄です、といってやめていった原画家もいる。そんな状況で、なにが金儲け主義の記録全集なものか、と思うのだ。

 しかし、こんな体制をサンライズに作らせた張本人の一人でもある小生……申しわけないと思う。

 こんな本をつくらせ、かっていただく……本当に出費を強要することに申しわけなく思う。

 そして、今後は、こういうことをもう書いてはいけない体制が出来上がってゆくのだろう……。それも嫌……これも嫌……しかし、元には戻れない……。

 そういった今日である。

 再度、申しわけなく思う。



 コンテをチェックして、オン・エアを観、各演出家をしかりつけ、嫌がられ、第二スタジオという僕にとって初めてのスタジオで、ザブングルをやってみてつくづく思うことがある。

 それは、ザブングルっていうのは、全く、ジロン・アモスの顔のようにダンゴになった作品なのだな、ということだ。

 その原因とするところはいくつかあるが、映画へとひとつの塊となっておしよせてきたために、シリアスっぽいタッチのものをやりたくなかった。疲れがでていたのだ。

 ストーリーも何もいいからともかく雰囲気だけで勝負のできるものを創ってみたい、と思ったのである。

 同時に、制作的な事情もある。

 ダイオージャの後番組の企画は、矢立肇と別のスタッフですすめられていたらしく、本来、僕が関係すべき作品ではなかった。

 なぜならば、一九八一年の九月といえば、僕にとってはガンダムⅢのまとめ作業と、イデオンの映画の準備がある中で、かなりハードなスケジュールであったため新企画をやれるはずではなかったからだ。(而も、この言い方もかなりウソっぽい。僕の仕事はラッシュの整理とかAR、ダビングの立ち合いぐらいで、テレビ版の仕事ほど忙しくはなかった。かといって、暇とはいいがたいのだが……)

 日時を憶えているのもその日が区切りの良い日だったからだ。九月三十日。

 日中のガンダムだかイデオンの仕事が終わった夕方、矢立から一つの書類袋を貰って一人で新宿プリンス・ホテルに泊った。

 そして、初めて新企画の概要の書いてある設定書を読み、キャラクターを見た。で、一晩、掛け値なしで翌日には企画案の骨子をつくろうというのである。翌日は十月。二月スタート番組のための準備としてはあきれるくらい遅れていたのである。なんとしても、骨格を固めなければならなかった。

 誰が仕事をし残したのかと怒っているヒマはなかった。

 まず、ロボットはすでに上っている二十数メートルのものを使わなければならない。それでクローバーの作業が始まっているというからだ。

 それらの絶対条件のなかで、以前に作られた設定をかえてゆくのが、その夜の僕の仕事だった。それで、まず第一に、キャラクターの名前は、前の設定書の名前を作ることに決める。自分の好みをいってしまうと名前をつくるのも二、三時間かかってしまうからである。

 そして、あとの全ては再考。そのストーリーの骨格の設定――つまり、どういった設定トリックを使うか、ということ。
 この一点さえ決めれば翌日からストーリー作りに入れるということになる。これもスケジュール的に自分の好みを全て捨てて作らなければならないと覚悟をきめて、全て、二十数メートルのロボットの必要な世界の決定…とさぐってゆくわけだ。

 このたった数時間で一年近いアニメ番組が決まるのである。

 さらに、個人的に口惜しかったのは、この作品が自分にとって最長話数の物語となるだろう、という予定であった。ガンダム―イデオンもそれ以前のものでも僕にとって四十五話に届く作品というものはなかったのが、これは多少の特番が入ることがあっても四十八、九話になるだろう、ということである。

 こういう時に限って企画は一晩、いや、半夜もないという皮肉なめぐりあわせに多少おちこみもした。



 ロボット物をらしく創る要素は、ロボットを動かしてもいい世界観をつくることであるという一点に絞り、三時間ほどその事を考えていった。が、先にある企画書を読むだけでヒントはなかった。

 で、いい加減、危機感に悩まされ、風呂に入ってみる、体操をしてみるとやるのだが十二時になっても、ガソリンで動くロボットにする条件しか思いつかなかった。

 アイデアというものはこんなものだ。矢立は西部劇にしろといっていたな、という事を思い起し、場合によってはもう一晩泊まってやろうか、と考えていた時に、西部劇なら荒野、荒野なら地球全てを荒野にしてしまえと思いついた。

 ならば、なぜ地球全てが荒野になったのかを考えてみたが、これはSF的にも不可能らしい……。が、いい、とにかく、一度、全地球的な破壊があって、再生すべく戻った人類がいかに生きてゆくか、生きつづけてゆくのかの活劇にしようと思いついたのだ。

 こうなるとものの二時間とかからずに、基本的な世界設定ができた。

 人類が少なければ、石油も使えよう。乾燥しきった地球上ならば、石油層の深い所も使えるわけだし、もし、地球上が破壊の後ならば、かなりの異変の後であったろう。

 以前の人類がすなおに生きられまい。新しい人類の再生の実験の自大だろう、等々。

 なら、高度なエネルギー・システムは使うまい。

 にもかかわらず、二本脚メカを稼動させるコンピューター・システムなどはシビリアンに与えよう。

 しかし、それらの目かの基礎技術も学力も与えておかなければ、シビリアンはただおしきせのものを使うしかないだろう。たとえていえば、電気に弱い人にラジオの修理をしてみな、というようなレベルの人だけの世界。

 なぜならば、新しい地球の環境に耐性をつけさせてゆくためには、ひらすらタフな人間をチョイスしなければならない。だから、弱肉強食をさせて、生き残り戦をシビリアン同士にやらせよう。

 そのためには、テリトリー争いをさせればいい。ブルー・ストーンのような何の価値もないものの採掘とか販売をさせることによって、経済を教えていきながら……。

 その上でなお、なぜ、二本脚メカなのか?

 そう、弱体化した人類の願望が(イノセントが)二本脚メカをシビリアンに与えたのだろう。

 そういった順列で設定書が出来上がれば、あとは人物ぞろえとストーリーである。これはメインの数人の配置を決めたら、あとはストーリー作りをするだけでいい。

 そんなことが終わったのが午前三時か四時だったか。

 一人、良かったね。さすがにプロと自意識を満足させて寝ると大変良く眠れる。

(続く)

 今まで富野作品の企画書やプロットの公開もさんざんされてきましたが、この文章ほど克明に富野の物作り論の思考を一から語ったものも珍しいだろう。最新企画の「Gレコ」(およびその前身である「はじめたいキャピタルGの物語」と前身の前身であろう「リングオブガンダム」と前身の前身の前身であろう「リアルGガンダム」)で見られたように、富野監督の作品作りはいつも世界観から入っている。しかもその世界観はたとえ絵空事であっても、極めてロジックな理路でシミュレートされている(単に設定されているのではない)。その結果、ガンダムシリーズの宇宙世紀ユニバーサルセンチュリーやバイストンウェルシリーズの異世界バイストンウェルのような、30年以上でも通用な世界観を持つことができた。これははっきり言って富野監督の最大の能力で、今の若い連中が逆立ちしても敵わない魅力だと思います。

 あと、この富野さんの自白で分ったとおり、この企画の発案者はそもそも富野さんではなかった(もともとは鈴木良武氏と吉川惣司氏の企画だった)。そのため、キャラの名前をはじめ、富野の体臭が実はそれほど多くではなかった。だから、骨子は富野監督のものであり、作品の色も富野が決めたものであるにもかかわらず、「富野らしくない」という実質的な賛辞をいただいたわけでもあるだろう。

 でも、逆にそういうわけだから、たとえ富野は監督と演出の行為によってアニメ作品をディレクトできても、キャラクターを100%コントロールすることができない。これも富野はザブングルの小説を書かずに、共同原作とクレジットされた鈴木氏に任せた原因だろう。小説の場合、キャラクターの名前はすでに体臭を篭っているものですから、それらを自分から出さなかったから、富野といえども、彼らを文字で動かすことができない。



 しかし、ザブングルの本当の魅力というか、もう一つのパワーの源は別のところにある。それは「キャラクター」だった。これに関して、文章の後半で明かされる。






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記録全集を発掘

2012/03/25 23:14|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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 最近実家に戻ったので、久しぶりに引き出しから「富野資料」というラベルが張ってある収納ボックスを持ち出した。目当ては『ガンダム記録全集』、『イデオン記録全集』、『ザブングル記録全集』だ。周知のとおり、このシリーズはサンライズ自費出版のもので、内容は話しの紹介、スチール写真、スタッフインタビュー、スタッフリスト、絵コンテ・シナリオなどさまざまな資料が収録されている。

 実は前からずっと「富野由悠季と弟子たち」という記事を準備しているが、その記事が必要しているネタも、これらの資料から抜粋するものが多いんだ。なぜならば、記録全集には各話演出、作画さんのコメントも収録されているんだ。

 なので、最近は時間があれば、これらの資料から必要な部分を書き写しつつ、面白いものを紹介したいと思います。



 あ、ちなみに今更気づいたが、今年はトリトン放映40周年記念だよな。富野監督の実質的初監督作品より40周年経ちましたー。このままガンダム、イデオンなどの40周年を迎えてくださいなー。


なぜ富野作品のソフトは総じてショボイのか

2012/03/21 20:15|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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 最近、5月発売予定の新訳Z三部作のブルーレイボックスについて不満を述べている人は多い。



 リンク先のアマゾンレビューを見てもらえばわかると思いますが、その不平不満は内容そのものより、そのボックスの仕様に対するものです。それもそうだ。詳しい仕様を述べるまでもなく、2005~2006年当初の劇場版DVDよりスケールダウンといえば分るだろう。パンフレットの縮刷版がついているとはいえ、映像特典が大幅削除されたようじゃ、たぶん買う人はそんなにいないだろう。「ああ、これでまたせっかくの商材を無駄にしたなぁ…」というのが、私の感想です。

 新訳Zという作品の不運・不遇は今更いうまでも無いが、実は新訳Zを限らず、富野由悠季監督の作品のソフトは概ねほかの監督の作品よりショボイという感触があります。廉価版はともかく、ブルーレイ化され、主力になるはずだったソフト商品までも、何故か昔の仕様のままで発売された。

『逆シャア』:縮刷版パンフレット以外まったく同じ
『F91』:縮刷版パンフレット以外まったく同じ
『∀ガンダム』:富野インタビューオミットされる

 ブルーレイで綺麗になったとはいえ、もう何回もソフトされたんだから、せめて商品に新味を付加しないと、これで売れると思うのは虫がよすぎると思います。

 この前、『イデオン』の接触篇・発動篇がぼったくりに近い仕様で他社より発売されたとき、バンダイビジュアルの中の人がツイッターで「わが社ならもっと豪華な仕様で発売するだろう」みたいなことを言ったのは、まだ記憶に新しいですが、蓋を開けてみるとこのざまだ。オーディオコメンタリーとかインタビューとか絵コンテ本とかはあるだろ。それを入れるだけで売上アップ間違いなしの簡単な仕事、なぜ誰もやらないだろう。他社ではみんなやってるのに。

 もちろん、殿様商売で売れなくてもメーカーご自分の問題ですが、これで富野監督の作品を「もう売れない」「やはり売れない」とでも思われたら、こちらは大迷惑だ。落ちがない記事になってしまいましたが、とにかく富野新作を早く見たい。


▽続きを読む▽

34年目で発掘された真実 富野由悠季監督は『ダイケンゴー』で絵コンテとして参加

2012/03/18 23:18|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
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 昔「さすらいのコンテマン」として活躍し、「絵コンテ千本切り」とまで言われた富野由悠季監督が関わった仕事は、新たに判明されるものがありました。漫画映画家の越智一裕氏の述懐によりますと、富野監督はかつて1978年で放送された『宇宙魔神ダイケンゴー』に絵コンテとして第2話「孤独の星武者」と第6話「さらばゲリラ星」に参加したとのことです。そのとき使っている名義は「阿佐みなみ」でした。これは『富野由悠季全仕事』でも富野監督の自伝『だから僕は…』でも載っていない仕事だったので、34年越しの新発見とは言えます。



 『宇宙魔神ダイケンゴー』は1978年(昭和53年)7月27日から1979年(昭和54年)2月15日までテレビ朝日より放送されたアニメ作品で、企画は鳥海尽三氏、原作は酒井あきよし氏など、いずれもタツノコプロダクション出身の人間でした。富野監督の参加の経緯は不明ですが、ダイケンゴーのメインスタッフの構成から考えれば、タツノコプロ繋がりであろう。など、この時期の富野は自分原作の『無敵鋼人ダイターン3』を監督しており、多忙な時期であったにも関わらず他所の作品に参加したのは、さすがに仕事人間としか言えないだろう。



宇宙魔神ダイケンゴー - Wikipedia
記憶のかさブタNo52・宇宙魔神ダイケンゴー
越智一裕 - Wikipedia
作画@wiki - 越智一裕
漫画映画家@越智一裕のblog



 以下は、越智一裕氏による本件についてのツィートです。ここで越智氏に深い感謝を申し上げます。

越智一裕 ― Twitter 

ダイケンゴーの第2話「孤独の星武者」と第6話「さらばゲリラ星」の絵コンテは富野さんによるもの。EDでは演出(処理担当)しかクレジットされてないんだよね。時期的にはダイターンのまっ最中な訳で…すごいなぁ。。。僕が目にした初コンテは「さらばゲリラ星」でした。


@cos_nyan はじめまして、とても興味深い話です。富野さんが絵コンテを担当した話ですが、今ネットで調べるとダイケンゴーの2話と6話の演出はそれぞれ古川順康氏と八尋旭氏とされていますけど、 当時の資料に不備でもあるんでしょうか。http://kiokunokasabuta.web.fc2.com/kiokudaikengoh.html

 私の問い合わせに対して、越智氏はさらに以下の返答をくださいました。

@kaito2198 絵コンテと演出が別というのは珍しいことではありません。当時はEDに演出しか名前を表記しない作品も多かったのです。第6話(制作話数は5話)コンテの表紙の表記名は"阿佐みなみ"だったと記憶しています。第2話はコンテの現物を所有していますから間違いないですよ。




 越智氏の指摘とおり、昔は絵コンテ・演出においては演出のほうが重視されたため、クレジットでは演出のみが表記されることも珍しくなかった。今はなんだか「監督>絵コンテ>演出」という風潮になっていますけど、それでも1話の「匂い」、「空気」を決めたのは、やはり演出さんなのです。富野作品においても、面白い話運びと絵面があるにしても、いい演出さんが頑張ってたからこそ、ああいう出来があったからです。



 残念ながら『宇宙魔神ダイケンゴー』は未だに単独でソフト化されなかったのですが、このCDカバーの右上なのがダイケンゴーです。気になる方はネットでググると良い。

▽続きを読む▽

富野由悠季全作オープニング・エンディングの絵コンテおよび演出リスト

2012/03/15 12:27|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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 富野由悠季監督の作品のオープニング、エンディングの絵コンテ、演出について、3年くらい前に一連の記事を書きました。


■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(1)(トリトン~ダイターン)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(2)(ガンダム~ザブングル)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(3)(ダンバイン~Zガンダム)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(4)(ガンダムZZ~Vガンダム)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(5)(ブレンパワード~∀ガンダム)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(6)(キングゲイナー)
■富野作品のオープニング、エンディングと絵コンテ(7)(番外編)


 日本語で本格的にブログをはじめたまもなくの記事だったので、振り返ると赤面もの以外の何もないけど、今読んでも我ながら意外に読めるものに仕上げている。拙い日本語で将来に機会があれば書き直したいが、もしご興味あればどうか一読ください。

 ただ、今回はあくまで昔検証した富野監督の作品のオープニング、エンディングの絵コンテもしくは演出を手がけた人をリスト化したものなので、それらについての説明やソースは省かせていただきました。ソース不明のものについては、本ブログは一概「不明」とします。これらについてもしご存知な方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

 では、以下のリストを見てください。



海のトリトン
 前期オープニング:富野喜幸
 後期オープニング:富野喜幸
 前期エンディング:富野喜幸
 後期エンディング:富野喜幸

勇者ライディーン
 オープニング:富野喜幸(推定)
 エンディング:富野喜幸(推定)

無敵超人ザンボット3
 オープニング:富野喜幸
 エンディング:富野喜幸

無敵鋼人ダイターン3
 オープニング:富野喜幸
 エンディング:富野喜幸

機動戦士ガンダム
 オープニング:富野喜幸
 エンディング:富野喜幸

伝説巨神イデオン
 オープニング:滝沢敏文
 エンディング:富野喜幸

戦闘メカザブングル
 前期オープニング:吉川惣司
 後期オープニング:吉川惣司?
 エンディング:吉川惣司?

聖戦士ダンバイン
 前期オープニング:富野由悠季
 後期オープニング:富野由悠季?
 エンディング:富野由悠季?

重戦機エルガイム
 前期オープニング:湖川友謙
 後期オープニング:湖川友謙?
 エンディング:湖川友謙

機動戦士Zガンダム
 前期オープニング:斧谷稔
 後期オープニング:今川泰宏(演出:高松信司)
 前期エンディング:斧谷稔
 後期エンディング:斧谷稔

機動戦士ガンダムZZ
 前期オープニング:滝沢敏文(演出:高松信司)
 後期オープニング:斧谷稔・滝沢敏文(演出:高松信司)
 前期エンディング:斧谷稔(演出:高松信司)
 後期エンディング:斧谷稔・滝沢敏文(演出:高松信司)

機動戦士Vガンダム
 前期オープニング:富野由悠季
 後期オープニング:富野由悠季
 前期エンディング:富野由悠季
 後期エンディング:富野由悠季

ブレンパワード
 オープニング:富野由悠季
 エンディング:富野由悠季

∀ガンダム
 前期オープニング:富野由悠季
 後期オープニング:富野由悠季
 前期エンディング:富野由悠季
 後期エンディング:富野由悠季

OVERMANキングゲイナー
 オープニング:コンテ/富野由悠季、演出/森邦宏
 エンディング:斧谷稔

リーンの翼
 エンディング:富野由悠季

ガンダム Gのレコンギスタ
 前期オープニング:コンテ/富野由悠季、演出/松尾衡
 後期オープニング:コンテ/富野由悠季、演出/松尾衡
 エンディング:コンテ/富野由悠季、演出/吉沢俊一



~番外~
宇宙漂流バイファム
 オープニング:富野由悠季

ママは小学校4年生
 オープニング・ストーリーボード:富野由悠季

新世紀GPXサイバーフォーミュラ
 (最初の)オープニング:富野由悠季(ノンクレジット)

超電磁ロボ コン・バトラーV
 オープニング、エンディング:富野由悠季(推定)

超電磁マシーン ボルテスV:富野由悠季
 オープニング、エンディング

『わたしが子どもだったころ』単行本 富野監督回収録

2012/03/14 19:19|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 『わたしが子どもだったころ』単行本 富野監督回収録
 2008年6月11日NHK BShiにて初放送以来、何度も放送された「わたしが子どもだったころ」の富野由悠季監督回は、ついに単行本になりました。ポプラ社よりの発売で、出版日は3月12日で、値段は税込み1155円です。



わたしが子どもだったころ ニ! :NHK「わたしが子どもだったころ」制作グ | ポプラ社

「孤独」は、友だち。
つらかったことや、苦手だったことが、
夢の入り口になっている。
十人十色の強烈な原体験。

さて、だれでしょう? 答えは本のなかに。
「嘘の日記を、わざと母親に読ませていた。」
「生のにんじんをまるごとかじったら、おねしょが治った。」
「けがをした子豚をタダでもらって自己流の治療をし、
 焼豚にして売って小遣い稼ぎをしていた。」

○もくじ
はじめに ・・・・・・003
【アルピニスト】
 野口 健 ・・・・・・013
【作曲家】
 岩代太郎 ・・・・・・029
【腹話術師】
 いっこく堂 ・・・・・・045
【元WBA世界ジュニアウェルター級王者】
 平中信明 ・・・・・・059
【詩人・小説家】
 小池昌代 ・・・・・・077
【イラストレーターなど】
 みうらじゅん ・・・・・・091
【エッセイスト・国際ラリースト】
 三好礼子 ・・・・・・107
【俳優】
 佐野史郎 ・・・・・・123
【宇宙飛行士】
 毛利 衛 ・・・・・・139
【デザイナー・プロデューサー】
 山本寛斎 ・・・・・・155
【歌手】
 加藤登紀子 ・・・・・・169
【アニメーション監督】
 富野由悠季 ・・・・・・185
【解剖学者・東京大学名誉教授】
 養老孟司 ・・・・・・197







 放送では子供時代を演じる寸劇や変なアニメを挿入しながら語ったものだったが、本ではどういう形になってくれるのだろう。それは読んでからの楽しみである。私はとりあえず一冊買ってみてから、レビューをさせていただきます。

3月24日出版『出崎統の世界』に富野監督インタビューあり

2012/03/11 12:32|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:6
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 3月24日出版『出崎統の世界』に富野監督インタビューあり
 タイトルで示したとおり、3月24日河出書房新社より出版される『アニメーション監督 出崎統の世界---「人間」を描き続けた映像の魔術師』には、富野由悠季監督のスペシャルインタビューが収録されています。カバーで確認できます。



 インタビューでいえば、NHKが出崎氏の通夜の時で行ったインタビューは未だに記憶に新しい。今回のは新しいインタビューかどうかはまだ不明だけど、とりあえずここでご報告します。



 二人のキャリアは前期以外あまり接点がなかったためか、記憶が覚えている限り、富野はこれまで出崎を多く語らなかった。しかし、己の前半生を振り返る自伝『だから僕は…』を読めば分るとおり、富野は出崎の才能を絶賛している。それも上から目線ではなく、極めてニュートラルかつ正当な評価を下している。いわゆるオタク的な褒め方があまりにも蔓延している一般的な出崎評価にゲンナリする方がいらっしゃったら、富野のこの見方を参考すると悪くないかも。


 一富野ファンの感想で言わせてもらえますと、富野の作風に出崎からの影響は見られないものの、演出手法はやはり少なからず出崎から学んだ(真似た?)ものがあります。ただし富野の使い方やタイミングはやはり出崎と異なるというか、時々シュールながら効果的に使われている。今となってはもう富野流の演出になってますが、これもある意味「出崎フォロワー」なのかな?

塩酸クレンブテロールとか鳥インフルエンザとか(1)

2012/03/09 15:53|日常話TRACKBACK:0COMMENT:11
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 日本の報道機関に何故か取り上げてもらえなかったが、今台湾でもっとも議論に及ばす話題が、まさにタイトルで示したこの塩酸クレンブテロールと、鳥インフルエンザのことだ。今日は前者の塩酸クレンブテロールについて話したいと思う。



 塩酸クレンブテロールは食が安全すぎて食安全ボケ(笑)になっている日本の方々におよそ馴染みのない言葉なので、一応解説させてもらう。台湾と中国では「痩肉精」に呼ばれる塩酸クレンブテロールは、元々呼吸障害の際に充血除去剤や気管支拡張剤として処方される薬物だが、動物に注射すると成長促進作用があり、また食肉の赤身を増やす効果があるので、アメリカなどの畜産大国に愛用されている。

 その後、塩酸クレンブテロールは人体への副作用も多いと発見され、世界では多数の中毒しいて死亡の例もあり、多くの国では禁止されている。しかし、塩酸クレンブテロールを家畜に使うというパンドラの箱を開けてしまった張本人のアメリカは畜産大国であるゆえ、塩酸クレンブテロールをやめてしまえばコストも大幅増えるという思惑のもとで、塩酸クレンブテロール入りの肉は依然として輸出されている。

 でも、当然アメリカのこの横暴さはヨーロッパ諸国にとって許されるものではない。ヨーロッパの国々はこぞってアメリカをバッシングしていたため、今アメリカの公式的発表によると、ヨーロッパ諸国など先進国に輸出した肉は完全にゼロだとしている。しかし、それではアメリカの畜産業はヤバイので、アメリカは魔手をアメリカに対して弱腰外交しかできない国家に伸ばした。そう、大抵アジアの国々だ。

 台湾は昔米国産牛肉の輸入を許していたが、前の政権の時BSEの件もあって、米国産牛肉の輸入を禁止した。しかし今の政権になると、アメリカは貿易協定やビザ免除などを盾にして、再び米国産牛肉の輸入を再開させた。しかも、社会や一般へ情報提供や専門家による意見聴取は一切行われずに、ただお上様の鶴の一声で決めた。これにより、一般大衆から有識者まで一斉に反対の声を挙げ、今はまさにこの騒動の真っ最中なのだ。

 名目上、塩酸クレンブテロール入りはほんの一部ではあるが、実際最近台湾での一連の検査を見る限り、ほぼ全部が塩酸クレンブテロール入りと見なしてもよろしい。しかもそのルートはスーパーマーケット、小売、レストランなどが含まれ、この毒から逃れる術はほぼ存在していない。

 現在、有害とされている塩酸クレンブテロールはアジア諸国に輸出されている。ヨーロッパ諸国はゼロ検出なのに、アジア諸国などはあるというのがどういうことかというと、つまり暗く「おまえらは二等国家」だと言っているようなものだ。一応、アメリカの言い分は「塩酸クレンブテロールなしだとコストが高すぎて、人々に提供することができない」とし、「アメリカでも塩酸クレンブテロール入りが出回っている」と弁明しているが、これはつまり「貧乏人は稗でも食え」「アメリカ様にいちゃもんつけるな!」と言わんばかりの言い方だ。上から目線も極まりない。これがアメリカのダブルスタンダードだ。

 実をいうと、日本も塩酸クレンブテロールが含まれる牛肉が出回っている。一応食品安全委員会は規制値を作って管理しているが。しかし、塩酸クレンブテロールなどは人体に入ると吐き気、目まい、無気力、手が震えるなどの中毒症状が現れる。特に心臓病や高血圧の患者への影響が大きく、長期にわたり摂取すれば染色体の変異をもたらし、悪性腫瘍を誘発することもあるというので、規制値を設けたところで、ただお国様がお得意な数字遊びでしかない。なにより上で言ったとおり、アメリカの基準から見れば、日本も所詮二流の国家としか見なされていない。

 断言していい。台湾や日本のような畜産大国でもないし、食料自給率も低い国にとって、アメリカから牛肉を輸入するのは反対するところで止めるものではないし、無闇に反対するものではない。しかし、アメリカのこのような横暴さ、そしてわが国の政府が国民をバカしているようなマネは、到底許されるものではない。では、どうするべきか。それはこれからの成り行きを見なければ何も言えないことだ。でも、一国民としては見守ってゆきたいと思うし、必要があれば、自分も何かをしなければならないと考えている。



 次回は、最近台湾で起こっている鳥インフルエンザのことを話したい。

これはどういう映画?

2012/03/05 16:05|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
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 ある映画を忘れられません。それは10年以上前の映画だと思いますが、ここ数年ずっと見直したいのですが、あいにく映画のタイトルも役者もすっかり忘れましたので、どうしても見ることができません。



 内容に関して、まだ覚えている範囲で言いますと、主人公は上昇志望が強い、やり手の若い弁護士(それとも検事?)で、同じく弁護士?であるヒロインとはあるケースと組むことになったが、やがて二人がいろんなことを経て、恋仲に。途中訴訟は難航してるが、主人公とヒロインの活躍もあって、最後は勝訴に終わった。

 訴訟が終わって、映画もラストに入る頃、まだ恋に酔っているヒロインはある出来事で、主人公の正体を気づく。表では正義感溢れる主人公が、実際は裏ではいろいろ汚い手段(ヒロインの心理誘導、証拠の捏造など。あと殺人も?)で訴訟を操縦する黒い人。

 この発見に唖然するヒロインの後ろに、主人公が迫り来る。主人公は笑顔でヒロインをなだめようとするが、ヒロインは逃走。通報された主人公は警察に追われて、高層ビルの最上層まで逃げて、最後手にワインを持って「Top of the world, mom~」とか「ママ、私は~よ」みたいな話をつぶやいて、ビルから投身。



 以上のヒントだけでこの映画のタイトルをご存知の方がいらっしゃったら、どうか教えてください。この映画のラストは最後に印象深いものでした。あくまで自分の印象ですが、主人公は確かにトムクルーズみたいな、どこかマザコン系の役者だと思います。

ブログ小更新

2012/03/02 15:54|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:0
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 とりあえず左カラムに「2012年富野由悠季情報まとめ」を置いてきました。最近富野監督の動向まったく聞かなくてつらいのう…。

2012年富野由悠季情報まとめ

1月10日 月刊アニメージュ2012年2月号 富野に訊け!111回
1月20日 オトナファミ2012年3月号 インタビュー
1月26日 月刊ガンダムエース2012年3月号 教えてください。富野です VOL.106
2月1日 ABUデジスタ・ティーンズ出演
2月10日 月刊アニメージュ2012年2月号 富野に訊け!112回
2月11日 ABUデジスタ・ティーンズ 日本代表チャレンジャー特集
2月26日 月刊ガンダムエース2012年3月号 教えてください。富野です VOL.107
3月10日 月刊アニメージュ2012年2月号 富野に訊け!113回(予定)
3月26日 月刊ガンダムエース2012年3月号 教えてください。富野です VOL.108(予定)


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