富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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グーバーウォーク

今更『はじめたいキャピタルGの物語』が人気だった証拠

2011/10/31 15:58|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
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 いまさらですが、富野由悠季監督がガンダムエース100号記念のために書いた緊急寄稿作品『はじめたいキャピタルGの物語』は、実はとても人気があるのです。ソースは、ガンダムエースの印刷部数公表データです。

 このように、印刷部数が下がる一方のガンダムエースは、なぜか『はじめたいG』掲載の期間だけで10000部以上増加していた。その増加率は、実に10%に近かった。

印刷部数公表 (年4回) - 社団法人 日本雑誌協会

ガンダムエース印刷部数公表
2008年4月~2008年6 180,000
2008年7月~2008年9月 175,000
2008年10月~2008年12月 170,667
2009年1月~2009年3月 164,667
2009年4月~2009年6月 160,334
2009年7月~2009年9月 150,000
2009年10月~2009年12月 144,667
2010年1月~2010年3月 138,334
2010年4月~2010年6月 130,000
2010年7月~2010年9月 128,667
2010年10月~2010年12月 139,000 ←突然の確変。『はじめたいG』は当期12月号掲載
2011年1月~2011年3月 132,000
2011年4月~2011年6月 131,667

 ちなみに、ガンダムオリジン終わったのは2011年6月発売の8月号なので、来期の売上にも響くでしょう。というかオリジンのためじゃないけど、私だって購入をやめたし。あー、ガンダムエースさん、富野小説の連載が無理なら、富野原作の漫画を連載しましょうよ。そしたらGAとNA両方買います。


 富野対談のためだけで、650円という高い値段を払うのは、さすがにもうできません。ほかにそれなり面白い漫画(島本和彦氏のGガンとか)もあるにはあるのですが、「ガンダム漫画」という性質の上、どうしても「わざわざ購入して読む、単行本を購入する」まで至らないのがネックですな…。国文学者の板坂耀子氏と江戸の紀行文を語る対談は見たかったよ。


 一方、今月号のニュータイプエースも先月号と比べてちょっと微妙。先月は「はじめたいG再録(6ページ)」+「Gレコ(7ページ)」であったのに対して、今月の「Gレコ」はわずか4ページですし、次号予告には載っていないですし…。まあ、それでも頑張って購入して富野監督に応援の葉書を送りますけど、ホントにあと2、3ヶ月でめでたく小説連載に結びつけるのかな? ニュータイプエース編集部はこのようにやる気があまりないようですし…。

井荻麟を書くためのメモ

2011/10/29 13:49|富野雑談TRACKBACK:0COMMENT:0
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 最近ネット上でいくつかの富野由悠季監督の作詞家としての活動を取り上げる優れた記事を読んで、なんとかもう一度井荻麟について語りたいと思います。

 以下は、自分用のメモ。だいたい以下の話題をカバーしつつ、上で言った優れた記事をも紹介する形になると思います。



井荻麟作詞についてだいたいの分類

黎明期:ザンボット~ガンダム
歌詞やテーマについての創作を手探りする時期

立志期:ガンダム、イデオン劇場版
メジャーに門を叩く時期

雄飛期:イデオン~エルガイム
世界観を作ることに注力する時期

怒涛期:Z~V
己の気持ちをテーマと同一化して作品を深化する時期

風雲期:ブレン~キンゲ
ポジティブに心性やテーマを訴える時期

円熟期:∀~リーン
風土や文化を意識した作詞をする時期



作曲家など音の関係者たちの井荻麟に対する印象:
井荻麟強化週間(1):富野本人の弁
井荻麟強化週間(2):渡辺岳夫氏
井荻麟強化週間(3):すぎやまこういち氏
井荻麟メモ(ほかの資料)



ときめく1句(1)
ときめく1句(2)
ときめく1句(3)
富野由悠季とレコード会社と作詞と芸能と作品と商売と理想と現実
井荻麟作詞最大の特色である”ざっと心を触れさせる言葉”についての言及。これを膨らませるといろいろな分類をできる。また、阿久悠氏との話などもあり、阿久悠氏の方法論を富野作詞の原点にしている人がいますが、私も概ねそう思っています。そのうえ、宮崎駿氏との比較もいれば、かなり面白くなるんじゃないかなぁと思っています。



富野由悠季と声優
富野由悠季と歌
 別のところから、富野の「声」に対する考え方を伺える。世界観を作る以外、結局井荻麟のいちばん作詞家としての才能は、「美は乱調にあり」という一言に尽き、これを自然的に作ることをできたのはさすがである。



井荻麟の作詞

「富野由悠季と弟子たち」という記事を書きたい

2011/10/27 13:14|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:6
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 この前は中国語で以下の記事を書きましたが、意外にも好評を得たようで、ちょっとだけ嬉しい。

富野由悠季與福田己津央
富野由悠季與押井守

 そこで、今回は「富野とXX」という構図からはずして、主に人物の発言を拾い上げる「富野由悠季と弟子たち」という記事を書きたいと思います。もちろん、富野監督はあまり単独のスタッフに対する発言をしませんので、記事全体の比重はどうしても「弟子→富野」の方向に偏り、「富野→弟子」の話はあまり多くないと思いますが、それでもできるだけ拾い上げたいと思います。たとえば富野の今川評だと「演出が元気」だとか。



 今のところ、記事は以下の演出家を網羅するつもりです。厳密的に弟子じゃない人もいますが、まあ富野に影響与えた人ということで。もし何か漏れた人物があれば、ぜひ教えてください。

貞光紳也
藤原良二
関田修
谷田部勝義
鈴木行
滝沢敏文
加瀬充子
今川泰宏
川瀬敏文
高松信司
池端隆史
森邦宏
重田敦司
笹木信作
宮地昌幸
五十嵐達矢(紫樟)

 また、今は杉島邦久、西森章、渡邊哲也、横山彰利の富野監督に対する発言を探しています。もしご存知の方いらっしゃったら、ぜひ教えてください。



 富野と弟子以外にもいろいろ書きたいですが、今のところ以下のリストに載っている以外の人に関する記事は未定です。

富野と宮崎駿(ほぼ単方向のラブコールなので、記事としては簡単だが面白みがないかも)
富野と高橋良輔(←これはすごく面倒くさいなので、子犬さんに譲りたい)
富野と高畑勲(大師匠の1人ではあるが、富野が下す評価は意外に「高畑・宮崎」をセットにするもの)
富野と手塚治虫(これはまあ簡単)
富野と福井晴敏(あまり書きたくないが、リクエストはあるんで)
富野と庵野秀明(資料が多いので整理が面倒)

 出崎統については書きたくないこともないが、出崎氏はよく知らないし、富野に対する発言も聞いたことないので、たぶん書かないと思います。ただ、なんらかの発言を発見できたら、おそらく「りんたろう、杉井ギサブロー、出崎統」をセットで書きます。

 それから、安彦良和と湖川友謙両氏は共に富野に対する大量な発言をしましたので、わざわざ整理するまでもなかろう。読みたい人があれば話はまた別だが…。あと、永野護氏の発言も別に取り上げるまでもないよな。

『機動戦士ガンダム』第1話に見る映像の原則

2011/10/25 12:25|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:12
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 『機動戦士ガンダム』第1話に見る映像の原則
 最近、あちこちで「映像の原則が~」という声が聞こえています。映像の原則というのは、富野由悠季監督が書いた映像技術指南書のタイトルでもありますが、実際、映像の原則は「あらゆる動く映像の持っている共通な原則」ということを意味し、富野監督の著作もそれについての解説本です。

 映像の原則を使って作家の演出論を語る記事、あるいは映像の原則の正しさについて語る記事は、ネット上ではすでにいくつか存在していますけど、ここではあえてそれらを紹介せず、フィルム(=作品)に戻って映像の原則で語られている「上手・下手」を語りたいと思います。



 まず、上手・下手の説明について、簡単に引用から始めたいと思います。

20111025131132836.jpg
※単純化するために、左右の要素だけに絞っています。
※これらはあくまで原則のイメージであって、状況や流れによって使い分けられますし、例外もあります。


 上手・下手(右と左のちがい)については、メディア(映像・演劇・マンガ・ゲームなど)、歴史、文化によっても色々とややこしかったりしますが、視覚的に物語を進行する際に、方向性に一定のルールを設定することで、スムーズで気持ちよく、理にかなったものになるということは確かで、恐らくそれこそが重要です。
 映像の場合は、作り手がより自覚的に上手と下手を設定して、方向性や、移動の変化などを考える必要があります。それを富野監督がまとめたものが上記の「原則」ということになるでしょう。

落ちるアクシズ、右から見るか?左から見るか?<『逆襲のシャア』にみる『映像の原則』> - HIGHLAND VIEW 【ハイランドビュー】


 そして、今回使っているフィルムは、富野由悠季(当時:喜幸)監督が作った『機動戦士ガンダム』の第1話「ガンダム大地に立つ!!」です。ご存知のとおり、この作品は富野監督の代表作で、今のガンダムシリーズの金字塔なので、その代表的な第1話の戦闘シーンで、少しだけ映像の「上手・下手」原則を検証したい思います。初めての試しなので、画像キャプチャの導入を含めて、内容的にはいろいろ不備があるかもしれませんので、ご指導ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。







 さて、上手・下手の映像の原則はこの『ガンダム』の第1話において、主として5つの方向性があります:

1. ザクの侵攻(上手)
2. ガンダムの起動(上手)
3. 圧倒されるザク(下手)
4. ガンダムとザクとの交戦(2と3の複合)
5. 味方の死に激昴するザク(上手)と、危機一髪に陥るガンダム(下手)

 以下は、それぞれ見てみましょう。



1.ザクの侵攻(上手)
 ガンダムが立ち上がるまでは、ザク(ジーン)はまさに向かうところ敵なしの状態でコロニーと連邦軍を蹂躙する。

1-1.jpg
1-1 先制攻撃をしかけ、敵のMSを破壊するザク

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1-2 シェルターから出たアムロの前に突如現れるザク

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1-3 連邦の反撃の前を物ともせず、攻撃を続けるザク

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1-4 攻撃をますます激しくするザク

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1-5 上の敵もいちころだぜ!

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1-6 ガンダムに気づいたザク

 このように、ガンダムが起動するまで、ザクは完全に上手に立って、その強さを演出されている。その方向性は一貫していて、右向きで立っていて、左から来る連邦軍をことごとく撃破する。
1-7.jpg

 また、アムロが直面しているザクは、だいたい正面向きで来る。これは脅威を表すもう一つの映像の原則だが、ここでは省略。
1-8.jpg



2. ガンダムが起動(上手)
 ここまでザクが圧倒的な強さを発揮したのだが、ガンダムの起動により形勢は一転。

2-1.jpg
2-1 敵の攻撃を凌ぎ、立とうとするガンダム

2-2.jpg
2-2 ついに立ったガンダム

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2-3 目がピキーン

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2-4 バルカンで攻撃をするガンダム。でも当らない

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2-5 バルカンで掃射するガンダム。やっぱり当らない

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2-6 バルカンで追撃するガンダム。なんて攻撃の仕方だ

 ものすごく固い装甲とバルカン以外、まだ何もできないガンダムだが、すでにザクを圧倒しようとしている。画面では、ザクを取って代わり、完全に上手(右向き)に立っている。なお、ガンダムが写っているカットはすべてアオリ気味のカメラアングルがなされて、その画面の安定さによる強さを加味している。
2-7.jpg



3. 圧倒されるザク(下手)
 これまでさんざん猛威を振るってきたザクだが、連邦のMSの驚異的な性能を受けて、一気に弱気になっている。

3-1.jpg
3-1 突然来る反撃に対し、思わず身を竦めるザク

3-2.jpg
3-2 敵が立ったぞ!

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3-3 コックピットから見たザク

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3-4 2-4の攻撃で、さらに怯むザク

 ここからガンダムが上手(右向き)に立ったの受けて、ザクが弱気になっているため、下手(左向き)に回った。安彦良和の柔らかい線と相まって、敵が抑えられっぱなしってのがはっきり読み取れている。
3-5.jpg



4.ガンダムとザクとの交戦(2と3の複合)
 宇宙世紀史上初めてのMS戦に加えて、敵の性能に圧倒されてきたザクだが、ここで敵は戦いに不慣れと気づいたか、反撃の動きを出した。しかし、ガンダムは敵味方も驚くような威力を発揮し、ザクを一刀両断。

4-1.jpg
4-1 圧倒されっぱなし状態を耐えかねて、ついに立ち上げたザク

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4-2 慎重だが一歩一歩と迫り来るザクと、怯んで後退するガンダム

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4-3 緊張のあまりにザクを掴んでしまったガンダムだが、思わぬ力を発揮

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4-4 なんと敵を飛ばした。きっと5倍のエネルギーゲインのおかげだ

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4-5 倒れるザク

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4-6 踏ん張っているガンダム

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4-7 逃げようとするザク

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4-8 追撃するガンダム

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4-9 ビームサーベルを握り、飛び出したガンダム

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4-10 追い詰められるザク

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4-11 切り裂けた瞬間

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4-12 フィニッシュ。日本アニメ史上最高にかっこいいシーンだ

こうして対になる画像を見れば、両方の上手・下手位置はよりはっきりしている。2と3に続いて、ガンダムは強い一方を表す上手側(右向き)で、ザクは弱い一方を表す下手(左向き)で立っている。
4-13.jpg

 また、ここでザクを撃破したガンダムが身近の下手(左側)に移動したことを気づいてほしい。これはイマジナリーライン(想像線)を守るためのキャラ移動だけではなく、次の芝居を繋ぐための移動でもある。
4-14.jpg

 体勢の関係もあるにせよ、爆風に耐えたガンダムに対して、ザクは吹っ飛ばされる。こういう細かい芝居こそ富野演出の真骨頂
4-15.jpg4-16.jpg



5. 味方の死に激昴するザク(上手)と、危機一髪に陥るガンダム(下手)
 ここまで下手に立ちっぱなしのザク(デニム)が、部下(ジーン)の死に激昂し、ガンダムに猛攻する。逆にガンダムは、敵の激昂に加えて、さらにコロニーを守る制約に縛られて、手も足も出せない状態に陥っている。

5-1.jpg
5-1 コロニーの爆発を見て、うかつにザクを撃破できないと悟ったガンダム

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5-2 激昂して襲ってくるザク(広義の上手)

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5-3 押すも引くもできないガンダム

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5-4 大またを開けてジャンプするザク。ちょっとセクシー

5-5.jpg
5-5 必死で敵を迎撃するガンダム

5-6.jpg
5-6 コックピット貫通の必殺一撃。嗚呼デニム曹長。

 前述のとおりガンダムは明らかに強いのだが、いろいろな不利条件により、逆に抑えられている一方となっていて、下手に立っている。逆に、ザクはとにかく攻撃をしかける一方のため、上手に立っている。こういう上手・下手の状況だからこそ、「逆転の一撃」が演出された
5-7.jpg



まとめ
 全体を通して見れば、この第1話で我々が受けた印象は、まず「ザクは強い」ということだ。実際のフィルムを見れば分かるとおり、脅威的で強大な力で戦争を持ち込んで、町を破壊し軍隊を蹂躙するザクは、前半ずっと上手(右向き)に立っていて、ストーリー的にも映像的にも、強い印象を獲得した。

 しかし、ガンダムが登場すると、状況は一転する。「ザクは強い」という印象を受けた上で、ガンダムはさらにそのザクを圧倒する。つまり、第二印象は「ガンダムはさらに強い」になるはずだ。強いザクを上手から下手(左向き)に回って、逆に新たに登場するガンダムを上手(右向き)に立たせる演出は、敵の強さを損なうことがないままに、さらに強いガンダムの強さを徹底的に見させてもらった。

 そして最後、いくつかの設定(コロニーは爆発するので無闇に攻撃できない)を駆使し、もう徹底的に強さを発揮したガンダムをもう一度下手に回して、逆にザクを上手に配置することによって、逆転の必殺一撃を演出する。これで、ガンダムの強い印象を損なうことなく、緊張感を醸すことができた。

 前の印象印象(富野語)と視覚印象を乗り越えて、さらに新たな状況を作り出して観客を与えるのは、まさに映像の原則の何より大切なところだ。以降、ガンダムは様々な敵と戦って、時に苦戦し、時に圧倒されるにも関わらず、我々は依然にガンダムを強いと思っているのは、まさにこの第1話が与えた印象はあまりにも圧倒的にすぎているからではないだろうか。

 さらに、上手・下手で語られている映像の原則によって、我々はこのファーストガンダム第1話のフィルムの端正さが伺える。今まで(当時)ほとんど誰もやっていないストーリーをやっていながら、王道に基いで展開されている。それはきっと『エヴァンゲリオン』の庵野秀明氏をして「ガンダムの第1話にとても敵わない」と言わしめた理由ではあるし、端正な演出こそ、奇抜なストーリー・設定や世界観(=作り手が観客に見せたいもの)を支えている何よりの拠り所であることを証明していた。



 以上は『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!!」を使って、「映像の原則」で語られた上手・下手の映像技法を検証する記事でした。上手・下手の原則は何も戦闘シーンだけに通用するわけではないが、ここで簡略のために、戦闘シーンだけ抜き出して語りました。記事をご覧のとおり、その原則がもたらす視覚印象は深く映像(=フィルム)を支配しており、映像で語られた物語(=ストーリー)の隅々を強化し、観客である我々(=見る側)に伝えた。これこそ映像の原則の作用で、映像はなぜ原則を必要しているわけです。

 映像の原則はただ富野由悠季という御仁の自慢ではないし、まして理屈でもない。厳然に存在しているものとして、人間の視覚印象と映像の機能に深く関わっている原則です。


 反響があれば、これからも『映像の原則』を使って、イデオンやF91、∀ガンダムなどの作品を検証したいと思います。どうか応援してください。

▽続きを読む▽

最近富野監督に関するガセネタや嘘が多すぎない?

2011/10/23 23:27|日常話TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 最近富野監督に関するガセネタや嘘が多すぎない?
 体調が完全に回復したわけではないので、あまりネットをしたくないけど、それでも長くブログを更新しないのはちょっと嫌なので、最近自分が軽くネットサーフィンした感想を書きます。

 最近、コピペや誇張・歪曲を売りにしている、いわゆるまとめブログを中心に、一部のところは富野監督の「Gレコ」の吉田健一氏の寄稿を、「新作キターーー!」みたいなタイトルをつけて、取り上げることをしました。何の説明もなく、明らかに話題先行なそのやり方は、案の定多くの人は食いつきました。テッカマンみたいとか、エヴァみたいとかといわれているらしいが、まあどっちもよく知りませんのでコメントしようがありません。
 しかし、曲がりにもリアルな人々の集まりであるはずのネットではこんな受け取り方しかできないことに関しては、実はひそかに失望しています。

 だいたいこの話題はすでに2ヶ月くらい前なもの(画像は2週間前)だったし、そもそもあの画像は吉田氏が富野監督の新企画をうけて独自に描いたものという説明書きまであったのに、なに今更騒いでてんの?とか言わないまでも、正確な情報をぐぐればすぐに出てくるなのに、まるで脳内反射任せなレスしかしないのは、お里が知れるというか、自分がしてて悲しくないの? いや、ネットをやればきっと誰もかこんなミスを経験したことくらいあると思いますが、それでも程っていうものくらいがあるだろうと、どうしても思わずパソコンの前で突っ込みたい。

 もちろん、全部は全部ネット・リテラシーが低いからじゃないと思います。きっと半分くらいの人は普段の生活の退屈しのぎで、あえてネタを弄んでいると信じたい。しかし、ネタがほしいだけなら、萌えアニメでも見れよ、ピングドラムのオウムネタ叩けよ、AGEでも見て笑えよ、ヤマカンを苛めよ(もう賞味期限すぎか)、と言いたい。なにも富野新作を不正確のままで伝えることもないだろう。
 当然、ネットをやるには別に高尚さがいらないし、所詮グレイゾーンにいる大人のおもちゃみたいなものなので、極端にいえば法に触れなければ好き勝手にやってもいいとも承知してますけど、それでも偽情報の製造については、個人としてはやはり感心しません。
 たとえば最近の富野作品はコケたものばかりだとか、嘘ももっとマシなのをつけ。WOWOW史上最高売上の『ブレンパワード』はもちろん、『∀ガンダム』は『X』より売れなかったのは真っ赤な嘘だし、『キングゲイナー』だってWOWOWスクランブル放送でありながら、全巻売上はアニメノチカラ枠三作の総合より上(念のため、アニメノチカラ枠作品に恨みがあるわけではないと釈明したい)だった。1話6000円とバカ高い『リーンの翼』だって、1巻は5000枚近く売れたから、今の深夜アニメの大半より売れた。

 まあ、それでも富野由悠季監督の新作を注目している人は未だにかなりいると確認できれば、やはり嬉しいと感じちゃう。自分はあまりガセネタに踊らせるタイプじゃないと思いますが、それでもたぶん今週病気による精神状態の低下のためか、こういうのを見るとかなり気が触るというか、やはりあまり愉快じゃないと感じます。
 まあ、かつて自分がネットにこれほど投入するのは富野情報の収集のためですが、作り手や公式の発表は別にして、いまとなって自分は逆に富野情報を積極的にキャッチする一人ですので、それほどああいうタイプのネット話題に気にしないほうがいいかもな。


 正確な富野情報を知りたいなら、これを買え。今号はわずか4ページですが…。

ニュータイプエースvol.2の富野関連部分をレビューする

2011/10/21 00:14|レビューTRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ニュータイプエースvol.2の富野関連部分をレビューする
 体調はまだ回復したわけではないので、今日はニュータイプエースVOL.2の富野由悠季監督に関する部分を簡単にレビューします。



 まず、皆さんがいちばん関心している「Gレコ」の話です。今回の構成は吉田健一氏の起稿の1ページと富野監督のインタビューの3ページによって構成されています。今回は先月号と打って変わって、富野によるイラストやイメージボードはいっさいありません。なので、先月号の「インタビュー&イラスト」の7ページ+『はじめたいキャピタルGの物語』の6ページと比べれば、非常に物足りないものとなっています。

 内容に関しては、シャア専用ブログさんはすでにインタビュー全編の文字起こしをしてくださったので、今更紹介するまでもないですが、今回いちばん気になるのは、「Gレコはすでにサンライズのプロジェクトとして始動し始めた」ということです。

 一応自分知っている範囲内の話では、富野監督は「Gレコ」の前身であった「はじめたいG」よりさらに前にも、すでに何回も企画を提出したことがありましたので、今回は正直それほど意外とは思えません。というか、今のバンライズのガンダム布陣を見れば、OVAとかになる可能性はおそらく高くなく、むしろテレビシリーズになる可能性はあると思えます。なぜならば来年(2012年)小説化して、連載1~2年(~2013年)という形ならば、ちょうど2013年か2014年のアニメ化に繋げられますし、そうすると「AGE」でゲットした子供の視聴者(もし成功した場合)は2、3年後ではそろそろ小学校高学年か中学校に入るから、ちょうど「Gレコ」のターゲット層にも合致します。こういう見方でいけば、「Gレコ」はガンダムシリーズを延命できますし、現在の視聴者を掴む将来のテレビシリーズとして期待することもできそう。

 あと、吉田氏は今回一枚のイラストを寄稿しましたが、私個人としては、西村キヌ女史の参加もほしいです。遥かな未来の話だからこそ、肉体感溢れるキヌ絵で肉体のぬくもりを感じたいな。正統派超イケメンのゲイン・ビジョン以上のメガヒットが見たいですし、『はじめたいG』のノレドが真っ黒な宇宙を背景に、白いダンス服を着てしなやかな胴体で踊っている、儚くも健気なシーンなんか、もしキヌ絵で堪能できたら、きっと至福だろうな。



 また、今月号でも「トミノ伝」が掲載されています。今回はファーストガンダムの小説と早川書店、それから福井ハルトシ少年の話。

”女性の肌”

”乳首”

”バス・タオルを体に巻いて”

「こっこ…これがガンダム…!?」


 編集部に曰く「好評につき第2話掲載」とのこと。確かに今のニュータイプエースはシリアス偏りのストーリーものが圧倒的に多いので、こういう短編なギャグもほしいよな。つか今回は「富野ヨシユキ」の出番は多くなかったものの、やはり面白くて、読み応えはありました。このまま連載になってくれませんかな、毎月8~16ページでいいから。



 ほぼメディアミックス誌ということだけあって、面白いコミカライズ作品はあるものの、雑誌全体はかつてダムエーのオリジンみたい、これといった軸となる連載がなく、やや微妙な雰囲気が漂っています。輻輳のマーグメルドは私がひそかに期待している漫画なのですが、第2回はさっそく微妙な感じになってきましたしな…。まあ、だからこそ富野監督のGレコは早めに正式な連載になってほしい。

 記事のなかでは「vol.3に続く」とされていますけど、来月号の予告はついにGレコの告知が消えたことから、おそらく次回のボリュームはあまり期待できないでしょう。まあ、富野監督を応援するためにアンケートハガキを送られなければなりませんので、とりあえず来月号も買います。発売日は11月10日なので、気になる方はお忘れなく!




 未だにガンダムエース増刊号扱いのニュータイプエース。おかげさまで、こちらの本屋は長期予約を受け付けてくれません(´・ω・`) なので、角川書店さん、早くニュータイプエースを独立させましょうよ。

高熱が止まない

2011/10/18 16:53|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:5
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 昨日の夜から何故か高熱が始まり、今でも一向終わりそうもないので、ブログは何日休ませて頂きます。ゴホゴホ...。

山嵐という技をご存知?

2011/10/15 23:56|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 山嵐という技をご存知?
 柔道をやっている方ならきっとご存知でしょうけれど、山嵐は柔道の投げ技の一つです。今では使っている柔道家はほとんどいませんが、柔道草創期ではれっきとした柔道の技で、柔道の創始者・嘉納治五郎氏の高弟・講道館四天王の筆頭・西郷四郎六段の得意技といわれてる。

 そして、時間が経つに連れて、山嵐は黒澤明監督の『姿三四郎』において必殺の技と描かれていることに加えて、講道館は一時この技を除外することから、どうも世間に山嵐は「あまりにもすごすぎて封印された禁断の必殺技」というイメージをもたされたようです。もっとも、嘉納先生は西郷が亡くなった際に送った「西郷の前に山嵐なく、西郷の後に山嵐なし」「其ノ得意ノ技ニ於テハ 幾万ノ門下未ダ其ノ右ニ出デタルモノナシ」という言葉も、このイメージに一助をしたといえます。

 このように、山嵐のイメージこそ一人歩きで今日まで来られたが、実際、山嵐という技はコントロールによって(柔道のどの技にもいえることだが)マジで人を殺傷しかねる勢いと体制なので、「上手く使いこなせないと怪我させやすい」=「破壊力が高い」=「禁断の技」というイメージも、あながちウソとはいえないかもしれません。



 で、実際の山嵐はどういう技かというと、これもまた諸説ありますが、「片手背負い投げ」+「払い腰」という説明はいちばんよく聞いています。実際、講道館の公式サイトでもこう解説されています。

講道館柔道 山嵐(やまあらし)

 では、実際に映像で見てみましょう。




Yama Arashi 发布人 jujiujb

 やや柔道を知っているのみの人しか知らない内輪話ですみませんが、なるほど確かに片手背負い投げの手に、払い腰の足を加えるのに似ています。しかし、自分が習っていた山嵐はこれらと似て非なるものなのです。

 以下の動画を見てください。動画では安全のために動きをわざと遅くしたが、このように、山嵐においての手の入り方はむしろまったく逆、つまり逆手で入るのです。



 この技を使っている人は黄印銘という方です。現在柔道七段で、政治大学(文系において台湾大学に次ぐ台湾二番目の大学)の柔道師範を勤めている同時に、軍隊や警察関係の教官もやっています。国際審判の資格はもちろん、柔道整復術や天神真楊流師範の資格も持っている。また、若い時は漫画を描いたこともあるとか、現在でも絵を描いてるアマチュア画家でもある。まあ、履歴を並ぶだけでもしょうがいないけど、黄印銘師範が何より凄いのは、柔道の師範でありながら、柔術の技をマスターしていることに尽きるでしょう。その技の精妙さは、台湾の柔道界で「業師」と呼ばれるほどのものである。

 実際、師範の解説によると、山嵐は入り方と引き方によっては、相手を下でなく前に飛ばすこともできますので、その場合、相手はペンシルロケットのように頭から着陸するので、結果的に相手に大きな傷害を与える技になる、ということだそうです。動画をもう一回見ると、最後の投げる方によっては、確かに相手をもっと前に飛ばすことができるのである。

 ネット上では山嵐についての動画はいまいち見つからない上に、もしあっても上の二つのように、ただの「背負い投げ+払い腰」がほとんどなので、このような映像は世界でも貴重なものなのではないかと思います。

 今回はなぜか柔道だけの話題になりました。実際富野由悠季監督が高校のときでも柔道部に入社したことがあります。やっていた時期は長くとはいえませんけれど、のち「教えてください。富野です」でも関連の対談を行われたので、身体性をあれだけ謳っている富野監督としても、きっと忘れがたい思い出なのでしょうね。

富野由悠季監督、70歳誕生日で早稲田大学にて講演!

2011/10/12 18:45|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季監督、70歳誕生日で早稲田大学にて講演!
 富野由悠季監督は来月5日で70歳の誕生日を迎えることになりますが、その当日で、富野監督は早稲田大学の学園祭に合わせて、講演を開くことが決定されました。


早稲田祭2011 富野監督説教大会 特設サイト

富野由悠季監督説教大会~3.11以降を生きる学生に向けて~
早稲田大学ガンダム研究会の企画として、早稲田祭2011に、あの「富野由悠季監督」にお越しいただくこととなりました。
主に3.11以降を生きる学生に向けて、富野監督からのメッセージをいただきます。
是非奮ってご参加ください(入場にはチケットが必要となります)。

イベント名
「早稲田祭2011 富野由悠季監督説教大会 ~3.11以降を生きる学生に向けて~」 

イベント内容
富野由悠季監督をお招きしてのトークショー

ゲスト
富野由悠季(アニメーション監督)

日時
2011年11月5日(土) 14:15会場 14:45開演

場所
早稲田大学早稲田キャンパス 15号館202教室

チケット
入場にはチケットが必要です。チケットはこちらからご購入ください。

主催
早稲田大学ガンダム研究会

 正直、3.11以降の日本がこれからのすべきことに大きな関心を持っている富野監督の講演だから、きっとそれなりタメになる話をしてくれるんだろう。しかし、早稲田のガンダム研究会の大学生たちがこういうタイトルをつけた時点で、もう富野監督をだしにして人気を集めているとしか思えません。はっきりいって、富野監督を悪用する以外の何者でもないです。

 日本に生きている自分たちが何か足りないと自覚してる上の行動ならまだしも、もしただ悪ノリで付けたものとしたら、それは非常に許しがたいことだと思います。こういう捉え方しかできないから、メッセージも正確に受け取ることができません。こういう言い方をしたくないけど、まるで典型的な高学歴ほど頭が悪い例と思えてなりません。

 と、厳しく批判しましたけど、一応これはチャリティイベントなので、主催者の思惑はどうであれ、参加するのはとてもいいことだと思います。ネットでよく見かける面白半分で「ありがたい説教」を聞きにいく心持ちではなく、まじめにニュートラルな道を歩き続けてきた長者の話を聞くつもりで行けば、きっといっぱい得ることがあるのではないかと、私が信じています。

▽続きを読む▽

富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その5 『OVERMANキングゲイナー』『リーンの翼』『はじめたいキャピタルGの物語』

2011/10/12 02:26|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その5 『OVERMANキングゲイナー』『リーンの翼』『はじめたいキャピタルGの物語』
 4ヶ月も放置してて、申し訳ございません。富野由悠季監督の小説の案内記事です。訳があってその4を飛ばして、今回はその5を紹介させていただきます。作品は『OVERMANキングゲイナー』『リーンの翼』『はじめたいキャピタルGの物語』などの三作です。




OVERMANキングゲイナー

OVERMANキングゲイナーsmall(単行本未発行のため、雑誌よりスキャン)

あらすじ
 時代は遥かなる未来。自然保存という大義名分のもとで、ドームポリスと呼ばれる居住ユニットの暮らしを強いられて数百年も経てば、人々は何の疑問もなく今の生活を過ごしている。しかし、いつしか人々は先祖の故郷への想いを思い出し、そしてそこに帰るべく、禁令を破ってまでドームポリスより「エクソダス」することになる――青年革命家ゲイン・ビジョン、通り名「黒いサザンクロス」、いまエクソダスの請負人として、動き出した。

作品解説
 テレビアニメ『OVERMANキングゲイナー』のWOWOW放送に合わせて、月刊ニュータイプにて6ヶ月に渡って連載された富野由悠季監督の短編小説。「ビジュアルストーリー」と銘されたとおり、本作のイラストはキャラクターデザインの一人である西村キヌ女史を迎え、大判で美麗な挿絵が話題になった。

アニメとの関連
 ほかの富野のノベライズと違って、このビジュアルストーリーの構成はアニメとやや違うものの、設定が共有しているなので、ここでしか読めない話もいくつかある。ゲインの過去、ゲインとカリンの馴れ初め、初代ミイヤの話などは、アニメで軽く触れられたけど、実際の小説の地の文で描写されるのは、また一味違う感触が得られる。
 なお、この小説は6ヶ月しか連載されなかったので、話はおおまかゲインの過去、ウルグスクのエクソダスの始まり、ミイヤの遺跡の攻防、シンシアの登場とキッズの暗躍などと4つのエピソードに集約されている。オーバーデビルの出現を匂わせたものの、物語自体はゲイナーとシンシアの初対面のところで第1部終了。

トミノ的必見ポイント!
 タイトルまで「ビジュアルストーリー」と付けられたように、この小説は富野監督の意識では西村絵を主体とした作品なので、そういう意味では、純粋な小説とはいえないかもしれない。しかし、この作品が特筆すべきなところは、なによりも文章、イラストの画面構成、版面のレイアウトまで、すべて富野監督によるものだ。その見事なまでの匠心は、他の小説ではまず見られない。
 また、アニメ版と違い、第1回は本編前のゲインの過去話で、物語がゲイン目線で展開される色がより一層強くなっている。(当時)老年に入りつつある富野監督が青少年主人公であるゲイナーの描写を若いスタッフに任せ、自ら壮年の主人公であるゲインを描くことに専念する跡は、この小説にあり。こういうところを念頭に置いてみると、また異なる趣といえるかもしれない。

連載と各版本の比較
 月刊連載のみなので、版本の差はない。

入手状況
 月刊ニュータイプ2002年9月号から2003年2月号に収録。

イチオシのセリフ

『こんどは本物の恋か……』





リーンの翼(新版)

新版リーンの翼small

あらすじ
 太平洋戦争の末期、大日本帝国海軍の一飛曹・迫水真次郎が敵機に撃墜された瞬間に、異世界バイストン・ウェルへと召喚される。異世界に落ちた迫水は、国おこしを目指す豪傑アマルガン・ルドルや女王リンレイ・メラディを始め、いろんな人との出会いを経て、自立する戦士にまで精神的に成長する。そして、鍛えた直心陰流剣術と、伝説の勇者の証である「リーンの翼」を顕現したことにより、「聖戦士」になり、戦雲渦巻くバイストン・ウェルの乱世を平定する英雄となるのだ。
 やがて、聖戦士サコミズは死線をくぐって、愛する人の死と故郷の喪失をも乗り越えて、再び立ち上って、王として世界を君臨することになる。

作品解説
 富野由悠季がかつて1983年から85年にかけて野生時代で連載された小説と、2005年から2006年に渡って作ったOVAをベースにし、新たに書き下ろした単行本である。「バイストン・ウェルの最終章かもしれない」といわれている本作は、1600ページを越えて、多才作家冲方丁をして「ただ読むだけでも学ぶことが多すぎる」と言わしめたこの超大作は、本当の意味での日本のためのファンタジーだ。

アニメとの関連
 ほぼ周知のことだが、富野由悠季という人はとにかく素直にアニメのノベライズをやらない人だ。このクセは、本作においても遺憾なく発揮した。第3巻はいわゆるアニメの前日談みたいなもので、迫水がホウジョウ国を建てる話と、朗利たちがテロを準備する話で、第4巻はアニメ本編に準じる話。なるほど3巻と4巻は一見にしてアニメ新作に合わせて書いたものに見える。
 しかし、主要人物のキャラ付け、話の展開、キャラクターの結末などを初め、ストーリーが基いた論理まで書き直されたのを見れば、この小説は実際旧版とアニメとかけ離れているものと分かることができる。そういう意味では、この小説はアニメとは関連があるけど、もはや別作品といっていいかもしれない。

トミノ的必見ポイント!
 前項でも言ったが、この小説の前半2巻は旧版のリライト(戦記風)で、3巻はサコミズの建国話と朗利たちのテロに至る話(建国壇と現代小説)、そして4巻はアニメに相当する話(一味違うアニメノベライズ)。それら3つのパートは風格こそ違うものの、全体通して読んでると、一つ芯が通っているテーマを感じられ、なぜか一種のまとまり感が漂っている。。そういう意味では、この一作で3つの風味を味わえる小説は、非常に贅沢な作品と言える。
 また、富野本人が「(小説としての)第二の処女作」と言わしめたように、この小説は今までどの小説にもない要素が秘めている。特に第3巻には、富野監督がここ数年勉強を通して得たありとあらゆる知識と考えを詰め込んだゆえ、それらの現実のものをどうやって作品の要素として消化してゆくのは、本作最大の見所の一つといっても過言ではない。そういう意味では、この作品は小説で展開されたバイストンウェル物語の到達点の一つといえる。

連載と各版本の比較
 前半の2巻は結末以外、旧版の6巻をベースに大幅書き直されたもの。主な改変について、描写がマイルドになっているほか、迫水の口調が丁寧語に変更されたことが上げられる。
 特に迫水の部分では口調を変えただけで、雰囲気が全然違うと感じられるはずだし、実際その迫水の態度の変更こそが、旧版と新版の結末の違いのより所だ。だから、個人的は旧版と新版をただ版本の違いととらないで、ちゃんと違う二つの作品として見て欲しい。
 なお、後半の2巻は完全に新作なので、版本の違いはない。

入手状況
 今でも本屋や角川書店の公式サイトで気軽に買える。ただし、豪華化粧箱とポスターカードを付録した限定版はもう売り切れ。

イチオシのセリフ

「お前は、ここにいてくれると言ってくれたんだろう! いっしょのお墓にはいってくれるって、言ってくれたんだろう!」





はじめたいキャピタルGの物語

はじめたいキャピタルGsmall
(単行本未発行のため、雑誌よりスキャンして修正)

あらすじ
 時ははるかな未来。宇宙世紀より1000年を越えるこの世界は、前大戦の残った最後の宇宙エレベーターを「キャピタル・タワー」と呼び、人類史の新たな象徴をした。そして、人々はいつしかこのキャピタルタワーにまつわり、さまざまな生活ペースや階級を作ることにした。少年ベリル・ゼナムは先輩たちとともに士官大学に進学する試験の最中、突然謎のマンマシーン「G」に乗る宇宙海賊の襲撃を受けた。必死の覚悟で敵を捕獲したベリルだが、その海賊がヘルメットを取った瞬間、なんと美しい少女の姿だった。「G」とは何か? そしてキャピタルタワーにまつわる謎とはいったい?

作品解説
 月刊ガンダムエース2010年12月号の100号にて、富野由悠季監督が緊急寄稿した作品。内容はわずか8ページしかないけど、富野近年の宇宙エレベーターに対する構想を形にしたものなので、新作を予感させる習作なのだ。文章のほか、概念図や挿絵も富野本人によるもの。

アニメとの関連
 この作品は宇宙世紀より千年以後に設定されているため、ガンダムシリーズの一作になるはずだが、実際のどの作品にも特定な関連が無い。
 しかし、実際の設定を吟味すれば、この「キャピタルG」のガンダムクロニクルでの立ち位置が、宇宙世紀シリーズから∀に至るまでの一連の作品群を繋ぐものになるはずだ。詳しくは「宇宙エレベーターで新作を作り、宇宙世紀をも再構築しようとする富野由悠季」「はじめさせたい『キャピタルG』を物語る」を参照。

トミノ的必見ポイント!
 この小説が特筆すべきなのは、8ページでありながら、今までのどの富野小説にも大きな世界観を感じさせてくれる。事実、富野監督の小説にはアニメに劣らない面白さがあるものの、テーマ提起のスケールに比べて、確かにアニメより一段小さい気がする。
 しかし、本作はまったく違う。宇宙規模戦争後の世界なのに、なぜか退廃を感じず、希望ある未来を予感される物語は、∀より一歩進んで、企画案「リアルG」と短編『Ring of Gundam』の流れを汲みながら、読者に人類の可能性を示しようとしている。
 また、この作品で示した方向性は近いうちに、後続の「Gレコ」プロジェクトの一部になる可能性もあって、まずは小説連載、アニメ放送も視野に入っているという展開が予定されているので、どうしても読者の支持がいる。そういう意味では、皆さんにはぜひニュータイプエースを購読して、毎号「Gレコ」を応援してほしい

連載と各版本の比較
 今のところ寄稿した1回きりなので、版本の違いはない。

入手状況
 月刊ガンダムエース2010年12月号に初出。また、ニュータイプエースVOL.1の富野新企画「Gレコ」の発表に合わせて再録されている。また、『映像の原則 改訂版』に載っているサンプルシナリオにも少しだけこのプロローグの続き話が掲載されている。

イチオシのセリフ

「答える必要はない。勝手に想像しろ」





 というわけで、今回は以上の三作でした。次回こそ『アベニールをさがして』『ガーゼィの翼』『王の心』『密会』『ブレンパワード』について紹介します。頑張って書きますから、どうかご感想をください。

▽続きを読む▽

富野、ジブリの仕事、そして運命のめぐり合わせ

2011/10/10 23:34|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
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 自他共認の富野ファンの私ですが、なぜか今まで一度富野由悠季監督と関係ある仕事をやったことがありませんでした(というのはウソ。ちょっとだけ関わったことがある。他人の仕事の手伝い程度だから厳密的いうと仕事じゃないけど)。きっと角川書店とあまり縁がないなのよね。でもそもそも台湾角川はあまり富野監督の作品を出してくれないからな…。

 逆に富野監督のライバルである宮崎駿が主宰しているスタジオジブリ関係の仕事は、なぜかここ数年毎年関わっているのです。しかも関わる度合いはどんどん拡大する気配さえあるという状態。端から見れば皮肉以外の何者でもないですが、これもある種の運命のめぐり合わせなのかもね。

 まあ、将来は富野監督の仕事に関わる機会がないこともないので(楽観的観測)、これからもがんばるおー。




 この二冊だけではないけど、これ以上多く置く気力もないから、二冊だけ。


 本音でいえば、なんとか『映像の原則』の翻訳版を出せないかと画策していますけど、その前にまず出版してくれそうな出版社を探さないとな…。

▽続きを読む▽

富野情報4連発でお送りします

2011/10/08 09:28|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
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 久々の富野由悠季監督関連情報のまとめ記事です。では、行きますぞ。


1、最新プロジェクト「Gレコ」、サンライズ企画として始動! 盟友・吉田健一氏によるイラストも公開!

 富野由悠季監督の最新プロジェクト「Gレコ」は、ついに正式なプロジェクトとして、サンライズのバックアップのもとで始動しました! これは期待大です。今公開された話によれば、さらに『はじめたいキャピタルGの物語』より一転する模様です。正直いまのところ私ごときでは理解できそうもありませんけれど、それでも「吉田健一氏によるイラスト」「小学生高学年から高校生までをコア層にしたい」「テーマは女性が持つ復元力」「男の子と女の子の姉弟話」「時代設定は<西暦→宇宙世紀→「Gレコ」の世紀>」などの構想を見せられれば、もう期待するしかないだろう。

 このへんの話はシャア専用ニュースさんが速報をしましたので、そちらで読んでください。

【速報】富野由悠季監督最新プロジェクト「Gレコ」、サンライズプロジェクトとして始動! 吉田健一によるイラストも公開!│シャア専用ニュース




 発売日はちょうど今日なので、みなさんも早く本屋まで駆けましょう!



2、10/1スカイツリーイベントのレポート

 去る10月1日に行われたスカイツリーのイベント。マイナーイベントなせいか、ほとんどレポート見かけませんけれど、ようやく本格的なレポートも揃え始まりましたので、ここでご報告します。

 まず、イベント全体の流れと雰囲気は子犬氏か彼方氏のレポートを読んでください。

簡易レポ:スカイツリーシンポジウム│ひびのたわごと
第3回「未来のまち」~東京スカイツリーがひらく未来!~│ひねくれ者の駄文

 それから、第1部のプレゼンテーションもやはり子犬さんのレポートを読んでください。これ以上詳しい内容はもうないと思います。

メイキング・オブ・東京スカイツリー~つくりてからの生の声『未来のまち』 第1部:プレゼンテーション

 第2部のシンポジウムに関しては、マイコミジャーナルのレポートを読めば吉です。ちなみにレポーターはおなじみ日高彰氏です。

【レポート】東京スカイツリーは"スペースコロニー実現の教科書" - 富野由悠季監督 | ライフ | マイコミジャーナル



3、亀井敬史氏『平和のエネルギー トリウム原子力2』推薦の辞

 「平和のエネルギー トリウム原子力2 世界は“トリウム”とどう付き合っているか?」という本です。


「フクシマまでの原発は軍事開発の発想、つまりオールドタイプの発想のものです。トリウム型は完璧とおえないまでも、自然再生のエネルギーの実用化までをつなぐ技術としては必要のものと信じます。」




4、早稲田祭2011に参加?

 これは天からの電波を受け取った話なんですが、ひょっとしたら富野監督は今年の早稲田祭に参加するかもしれません
。2009年も一度あそこのガンダム研の協力で杉並区で講演したことがありますが、ひょっとしたら今回はその繋がりかもしれません。なお、これは未確定の話なので、間違ってもがっかりしないように。

ニュータイプエースvol.2は10月8日発売 富野「Gレコ」インタビュー&最新イラスト掲載!

2011/10/07 11:19|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
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 さて、富野由悠季監督の新作プロジェクト「Gレコ」が掲載される角川書店新創刊のメディアミックス誌ニュータイプエースの第2号もいよいよ明日で発売することになりました。



 皆お待ちかねの富野プロジェクトですが、9月26日発売のガンダムエースの広告によれば、独占インタビューが予告されています。

GA201111-2



 そして、昨日公開されたNA VOL.2の表紙によれば、インタビューのほか、最新イラストも掲載とのことです。

NA2-0



 表紙を見る限り、ガンダム、コードギアス、FMP、虎兎、マクロスなどアニメでも大ヒットの作品に次ぐ扱いなので、せめて前号ほどのボリュームが望ましいですが、実際の内容はまだ分かりません。とにかく買って読んで、そしてアンケート葉書を送りましょう。



 とはいえ、フラゲがあれば今日午後で第1報が出てくるから、速ければ今夜情報が出回るかもしれません。とにかく新しい話入る次第ご報告します。私もすでに予約済みですが、残念ながら最速でも来週末まで待たなければなりませんので、ネット情報頼りです。

▽続きを読む▽

ニュータイプエース公式サイト&ブログはもっと頑張れ

2011/10/04 21:42|日常話TRACKBACK:0COMMENT:8
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 世にはいろいろなエンターテイメントがあるが、最近、本ブログの注目しているコンテンツはなんといっても新雑誌で連載予定、富野由悠季監督の新作プロジェクト「Gレコ」だろう。この宇宙エレベーターを使って新しい世界観を展開しながら、宇宙世紀をも繋ぐ新作は、さっそく新雑誌ニュータイプエースのキラーコンテンツとして扱われて、やがてガンダムシリーズの新しい指標にもなるだろう。

富野新企画「Gレコ」はどこまで進んでるの?
ニュータイプエース第2号は富野新作「Gレコ」インタビュー掲載

ニュータイプエース | 角川書店・角川グループ

巻頭カラー/全世界待望!新プロジェクト始動!
「Gレコ」
富野由悠季

富野監督の新作に繋がる幻の未完小説
はじめたいキャピタルGの物語
富野由悠季
ニュータイプエース初号では、富野由悠季監督の新プロジェクトが発表された。それに伴い、以前ガンダムエースに掲載され話題を呼んだ、新作の元となった小説を一挙掲載!

特別読み切り
爆笑偉人伝「ガンダム創世」特別編!
トミノ伝
大和田秀樹
ガンダムを生んだ伝説の男・富野ヨシユキの爆笑歴史漫画。富野監督の初作品である「海のトリトン」映画化の秘話を描いた特別版。


 しかし、連載はいいとして、どうも角川書店&NA編集部はニュータイプエースの公式サイト&ブログに対して、あまりにもやる気がないように感じる。

 上のリンクをご覧ください。第1号発行前はちょくちょく更新しているものの、いざ発売したら、もう1ヶ月近く何も更新しない日々が続いている。別に何も毎日更新するとか、裏情報満載とかを要求するわけではないが、せめて広報として最低限の仕事をやってほしいなぁ、というのはこっちの願いだ。今のままだと、あまりにも中途半端すぎる。これは毎月角川系の雑誌で広告ページを載ることなんかより、よっぽどファンの心を掴む宣伝だ。



 特に富野由悠季監督の新作企画「Gレコ」だ。ほかの作り手と違って、ただでさえブログやtwitterなどをやってない富野監督だから、もし編集部が富野新作に何の宣伝もやらないで、上手くファンの心をキャッチする情報がなければ、それこそせっかくの富野新作も台無しだ。

 実際、NA誌での宣伝文句を見ても、この富野新作プロジェクトはかなり注目を集めていることが伺える。しかし、その鮮度と熱意を保つことができなければ、せっかく「Gレコ」というガンダム系の企画をガンダムエースから移籍するまで、このビッグプロジェクトでニュータイプエースを引っ張る狙いも、有耶無耶になりかねない。

 なので、せっかくNAの公式サイト&ブログを立てたんだから、既存のコンテンツ(虎兎などコミカライズの作品)ではなく、オリジナルコンテンツである「Gレコ」などにも脚光を浴びせるほうが、雑誌全体を盛り上げられるだろう。伝説的な裏トミノブログにいかないまでも、せめて単独の紹介ページが望ましい。ガンダムエース編集部はかつてガンダムユニコーン小説の公式サイトを立ち上げた経験と実績があったくらいだから、それをモデルにして作っていいだろう。

 実をいうと、この雑誌に対して富野新作以外にもひそかに注目している作品があるので、富野新作はもちろん、別の連載に関してもニュータイプエース編集部にはもっと頑張ってほしいだよな。




ニュータイプエース第2号は富野新作「Gレコ」インタビュー掲載

2011/10/02 01:26|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
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 今日はようやくガンダムエース2011年11月号をゲットしましたが、その予告には富野由悠季監督の新作プロジェクト「Gレコ」に関する情報がありましたので、ここでご報告します。

 と、いっても大した話じゃないですので、画像で見させていただきます。

GA201111-2

 他の内容はまだ分かりませんけれど、どうやら第1号に引き続き、第2号もインタビューが掲載される模様です。また、このイメージボードは第1号未掲載のものからして、次号もイメージボードなどが紹介されると予想されます。ウソ煽り広告の前科があるため、油断はなりませんが、「話題沸騰」ということから、一定の反響があるようです。まあ、海外から送り戻したアンケートハガキまであったから、注目されてないことは無いよねw

 なお、第1号の掲載される内容について、以下の記事を参照。

富野新企画「Gレコ」はどこまで進んでるの?



 余談ですが、最近ネットのある界隈には「なぜニュータイプエースを買う必要があるの?」という声がありました。先月ダムエーの予告で騙されたばかり身として、確かにそのような反応を分からなくもないです。しかし、この質問に対する答えは簡単です。買わなければ富野由悠季監督の新作を応援できないから、です。私は第1号の富野関連内容が充実している(インタビュー+イメージボード10枚以上+はじめたいGの再録+トミノ伝)から、買っても全然損しないと思っている人ですが、たとえそう思ってない方としても、やはりニュータイプエースを買って欲しい。別の形の応援もとてもありがたいですが、やはり今のところニュータイプエースを買い続けるのが、富野新作を見れる唯一の機会です。

 ですから掲載される内容にもよりますが、ニュータイプエースを買って、アンケートハガキを送るのが、現時点富野監督の新作に対する最大の応援になります。よろしくお願いします。


 富野新作プロジェクト発表の第1弾。内容は充実してる上、まあTシャツまで貰えるから、買っても絶対損はしません。


 ニュータイプエース2号。今のところ富野インタビュー以外の内容は判明されていませんが、アンケートハガキを送るという意味でも、注目すべき一冊です。


 今月号のダムエー。ぶっちゃけあまり読める内容がありません。せいぜい富野対談と、上の富野情報と、他の人の対談にたまに出てくる富野話くらいです。

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