富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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富野新企画の状況を分析

2011/08/29 23:26|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:5
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 さて、周知のとおり、富野由悠季監督は昨日トークショーをやりました。それについて、角川書店側はガンダムエースで大きな告知で「衝撃発表」「新作プロジェクト」とさんざん煽りましたが、いざ蓋を開けてみたら、富野監督は今やっているのは新作ではなく、あくまで新企画だということでした。

 これの第1報を受けた人はかなり衝撃を受けました(わたしを含めて)。しかし、イベントにも参加したシャア専用ブログさんが全文起こしのレポートを書いてくださったおかげで、ようやく富野監督の全部の発言と細かい言い回しをチェックすることができました。

 以下は自分が読んだ上で、今回富野由悠季監督の発表について分析してみた内容です。個人の思い込みもあるかもしれませんので、もし何かお考えがありましたら、どうかコメント欄で私にご意見をください。ありがとうございます。



1、企画自体は存在。それも雑誌に発表できる程度
 富野監督の新作じゃない発言にがっかりする人は多いですけど、実際はすでに前よりはるかにマシだと思います。9月10日の第2報が来るまで、実際の進行状況を知ることができませんが、雑誌掲載のレベルになると、少なく企画そのものはすでに正式に存在しているということです。
 加えて、富野監督はひどく恥ずかしがり屋で、自分の妄想止まりのものを世に出したくない人間なので、今回の話はライナーノートか、トミノメモか、企画書か、とどこまで仕上げたのは分からないけど、少なくそれなり読めるものになっているんじゃないかという推測も成り立てます。

2、NAはそれなりのページ数を割れてくれている
 さんざん「衝撃」、「新作プロジェクト」を言っといて、「新作」なんて一言も言ってないよーといわんばかりの宣伝は確かにものすごくアレですが、ただの釣りかといわれれば、そうでもない。
 まず、ページ数は不明ですが、とりあえず新雑誌の目玉企画として持ち上げられているのは確かです。それに、大和田氏の「トミノ伝」まで掲載することから見れば、ただの煽りではなく、少なく最初は富野監督の扱いをそれなり大きく作るつもりです(後は分かりません)。トミノ伝のページ数まで富野監督に対する優遇にするのはいささか心苦しいですが、今の角川書店の富野監督に対する扱いから見れば、ある意味仕方ないことです。

3、宇宙エレベーターの様子も使う宇宙ものになるらしい
 トークショーの全文起こしを読んでいただければ分かると思いますが、今回富野監督はやはり宇宙と科学で攻めるらしい。リアリティなどの話も興味深いが、ここでは扱わないようにする。正直宇宙ものは『はじめたいキャピタルGの物語』みたいなガンダムものに任せるべきだと思いますが、今回の発表によれば、新企画はやはり宇宙エレベーターも出てくる模様です。
 これによって、『はじめたいキャピタルGの物語』は習作扱いされて、その提示された世界観も完全に独自なものではなくなりました。もし新企画は『はじめたいG』の設定や世界観を包括するならば、『はじめたいG』はもう企画としての鮮度がなくなります。つまり『はじめたいG』はこれからの展開次第、消滅するかもしれないことです。そして、これにはもう一つの意味があります。それは富野監督が構想する宇宙世紀から遥かな未来(∀)までの一大ガンダム宇宙サーガも、おそらく書けなくなっちゃうんじゃないと考えています。

4、アニメか小説かはこれから。とにかく非ガンダムは確定
 とにかく落胆する人はいると存じますが、しかしニュータイプエースで掲載されることになる限り、基本的な話はやはり代りません。「ニュータイプエース」はコミカライズのメディアミックスがコンセプトなので、この新企画もこれからアニメ、小説、漫画原作のいずれに転ぶ可能性は低くない。
 それに、富野の発言から察すと、富野本人に多少の躊躇いがあるものの、基本的に編集部から誘いが来たそうです。なので、アニメならともかく、小説ならわりと速めに成立できるんじゃないかな?とも思っています。小説だって事前に企画やら原案やら設定やらを煮詰まる必要がありますが、今の進行状況はどうなるかは分かりませんけれど、それでも大河原氏のいつぞやのツィートが本当なら、メカデザインに関してはすでに一定の進行があったということになります。今公開されている資料に限っていうと、旧『リーンの翼』(OP絵コンテ)や『アベニールをさがして』(メカラフデザイン)はまさにそうだったのです。

5、富野個人はいまノベライズを書きたい
 アニメ企画を書いたから、当然アニメもやりたいわけですが、小説と比べていかんせん敷居が高いので、成立させるにも時間がかかります。なので、バックグラウンドが角川書店ということもあって、まず小説か漫画原作でやるのは簡単な気がします。具体的いうと、富野監督は去年以前にもアニメ企画一本、小説企画一本(『はじめたいキャピタルGの物語』より前)を出したことありますが、今考えている話は、やはり小説で行きたいとのことです。そのうえ、さらにアニメ企画を狙って行きたいことになりますが、おそらくサンライズも富野とニュータイプエースとの今回のコンボで水温を測ろうとしているんでしょう。
 もちろん、小説からアニメ化した例でいえば、富野は『リーンの翼』と『ガーゼィの翼』のわずか2つの例しか持っていませんけれど、それでも企画で見せるよりも、まず形になった小説からアニメ化するほうがやりやすいのではないかと思っています。

6、ニュータイプエース版のオリジン商法?
 企画自体がどこまで進んだかわかりませんけれど、それがあまり進んでない場合は、1号2号限りの掲載ならともかく、もし継続的に掲載したいなら、どうしても一定な内容が必要されています。そうういうときの可能性の一つとして、最近ガンダムエースの『オリジン』に対する手法があります。
 『オリジン』は周知のとおりすでに終わりました。これからはアニメ化という発表もありましたが、今のところはまだ何もありません。しかし、ガンダムエースは依然として誌上の「オリジン」の特集を組んで、毎月で情報を小出ししたり、安彦を他人と対談させたりするとか、こういう方法で読者の「オリジン熱」(そしてガンダムエースの価値)を保とうとしています。毎月わずかのページ数で700ページ近い雑誌をおんぶにだっこするこの手法を、わたしは「オリジン商法」と呼んでいますが、もしかしたらニュータイプエースも富野の新企画に対して同じ手法を使うかもしれません。
 これはファンにとって非常にやさしくないことですが(つかムカつく)、もし本当にやらかされたら、たぶんファンは渋々ながらも毎号買うでしょう。だって毎月に富野を見れますから。もっとも、こんなやり方はかなりアレなので、可能性としては低いでしょう。

7、ニュータイプエースに移籍の可能性
 今、ガンダムエースが持っている富野関連コンテンツは代表的な対談企画「教えてください。富野です」と、富野情報が入る時に掲載される「TOMINO WATCHER」だけです。対談は骨に折れるものですが、結局作品とはいえません。だから前も言いましたが、もし富野は本格的にニュータイプエースで企画や作品を展開したら、今のようにガンダムエースで連載を維持することもいささか難しいでしょう。つまり、富野は今までのガンダムエースからニュータイプエースに移籍する可能性はあります。
 また、ニュータイプエースは今のところガンダムエースの増刊号扱いですが、NAはマクロスエースとかUCエースと違って、コンテンツ自体は幅広いものなので、将来は独立な雑誌になるかもしれません。その場合、ガンダムエースとニュータイプエースの展開次第で富野監督の動向もまた変わると思いますので、これも要チェック。



 以上は今回の富野監督の新企画発表を受けて、今の状況を自分なり分析した結果です。実際読んでもらえば分かると思いますが、それほど悲観的な話じゃないです。むしろ、小説なら下手にすれば今年中で成り立てる話さえ思えます。

 もちろん、今回雑誌側で壮大な仕掛けに釣られてたのに、こういう解説は善意的すぎるという批判もあるんでしょう。それは承知します。しかし、それはあくまでも富野由悠季監督に対する善意だけであって、雑誌側に対する善意ではありません。もし雑誌側はこれから全力で富野監督を支援してくだされれば、もちろん私を含める富野ファンも全力で応援しますが、そうでない場合は、やはりファンなりの判断があると思います。これはホントに製作サイドに分かってほしいことです。

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富野監督新企画は9月10日正式発表

2011/08/28 12:16|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:12
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 キャラホビ2011のトークショーによると、富野由悠季監督の新企画は9月10日ニュータイプエースにて正式発表とのこと。

富野自身、企画というよりまだ色々な学識者の話を咀嚼しつつ、どういう企画にするかを考えてる段階のようだ。

実際にアニメどころかノベライズの企画もゴーサインが出ていないらしい。(ガンダムエース編集長苦笑い)

【キャラホビ2011@幕張】富野氏の新企画、9/10ニュータイプエースにて発表!。まだアイデアで、新作というほどではないよ、と監督w (富野氏トークショー) #charahobby #keroro

富野監督の新作は企画段階。気分先行なのでアニメ化等は未定。詳細は9/10発売の新雑誌ニュータイプエースで発表。現実の物理法則を踏まえつつも次世代に向けて宇宙開発の夢を示せるような宇宙ものにしたいとのこと。

富野説法聴了。新作発表というか新構想は数年先。宇宙が舞台の数千年先の物語。東大教授との衛星談義はトークショーと云うより講義。

取りあえず、富野監督の新作情報は今日のイベントではなく、9月10日発売のニュータイプエースでになるとの事が発表された。でもそちらも詳しい情報ではないらしい。本人曰く「あと4年5年、力を貸して欲しい」との事


 なるほど、新企画とか新作プロジェクトとは言うけど、「新作」と言わないあたりからはなんとなく察しがつくけど、どこまで人をコケにしようとするんだ。

今日で発表

2011/08/28 08:18|未分類TRACKBACK:0COMMENT:2
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 今日の11時30分から富野由悠季監督のトークショーが始まりますので、今からパソコンの前で待機します。情報が入ったらさっそく報告します。

ガンダムエース2011年10月号レビュー(富野新作情報併せて掲載)

2011/08/27 00:52|レビューTRACKBACK:0COMMENT:6
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 今まで一度も月刊に対してレビューを書いたことありませんが、今回は特別にガンダムエース2011年10月号のレビューを書きます。といっても、富野由悠季監督に関する部分や自分が興味を持つ話にだけ。


1、まず、表紙はカトキハジメになっている。もう安彦時代じゃないと実感させられた。まあ別に気にしないけど。

2、表紙に北爪ZとSEEDとAGEとオリジンがある。あと「富野対談集Ⅱ絶賛発売中」という広告も。Zは別にして、ユニコーンは無いというのは、やはりユニコーンは今の進行しているガンダムのアニメのなかで、一番新味のないということね。刻(とき)の涙を見た。
※:今進行しているガンダムのアニメ企画はユニコーン、AGE、オリジン、SEEDの4つ。

3、北爪Zは”真のシャアの物語”と言われている。なんじゃそりゃ。

4、今回は1/48のガンダム胸像のプラモがついている。おかげさまで値段も1.5倍に。正直ちょっと迷惑なのよね。

5、雑誌のページのところに2ページに渡る富野由悠季対談集と8/28のトークショーの告知。

新作情報その1

6、Z漫画の前に1ページで北爪を紹介。が、誤字やミスの嵐。以下で紹介。
 ①『伝説巨人イデオン』(しかも二回)→巨神
 ②湖川友兼(しかも二回)→湖川友謙
 ③エルガイムのチャム・ファウ→リリス・ファウ

7、対談は、写真家の川島小鳥氏と。自分もネットで軽く見たんですが、『未来ちゃん』という作品の存在感は半端ない。本当にすごい。しかし、今回はかなり趣味全開な対談ですな、面白いからいいけど。

8、9/10発売のニュータイプエースの告知。例のあれもあります。

新作情報その2



 え、画像小さすぎてよく見えない? よーし、パパ頑張って貼っちゃうよー。というわけで、以下は今回ガンダムエースに載った富野由悠季監督の新作を匂わせる書き方の一覧です。

新作情報その3

 トークショーの告知により。衝撃発言も…!?

新作情報その4

 編集後記により。今のところ、ニュータイプエースにガンダムファンが驚くネタといえば、まあ安彦やら美樹本もいるが、やはり一番の驚きは富野監督のアレですな。

新作情報その5

 ニュータイプエース告知により。大和田氏のトミノ伝。人気があるとはいえ、富野監督がもし新雑誌と何の関係もないなら、まず載らない読みきりなので、これもヒントの一つです。ちなみにこれは第1号の内容。

新作情報その6

 ニュータイプエース告知により。よく見ると、シルエットだけでなく、富野監督そのものが見える。ちなみにこの書き方だとちと微妙ですので、第1号の内容か第2号の内容かはちょっと知りません。まあ、第1報は8/28の時なので、これは改めて誌上で正式に告知か、さらに詳細な情報のどっちですかな。

 ちなみに、現時点の情報で新作について分析する記事は以下のリンクからです。

わが世の春が来た? 富野新作来るらしい
ぶっちゃけ富野新作に旧作のアニメ化は無いよね

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ぶっちゃけ富野新作に旧作のアニメ化は無いよね

2011/08/25 23:11|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:12
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 正式な発表はまだですが、とりあえず富野由悠季監督の6年ぶりの新作が来るそうです。めでたし、めでたし。

 とはいえ、何故かあちこちで富野監督の小説や漫画原作といった旧作のアニメ化を見たい声が上っている。わたしもファンのはしくれなので、あの作品やその作品がアニメになって動く様子を想像したことくらいがあります。しかし、それでも完全なる新作より旧作のアニメ化を望む考えが分かりません。以下は自分の意見です。



『ベルトーチカ・チルドレン』や『ハイ・ストリーマー』:
 新訳『逆シャア』として見たい人はいるらしいですが、『逆シャア』はあれで完璧ですし、もともと富野監督が満足しているラストですから、わざわざ『Z』のように新訳することもなかろう。そもそも「映画」でいうならば、映画として最適化したのはまさに今の映画版なので、いまさらあのラストを変えるという無粋なことをしてて、誰が喜ぶのですか?



『閃光のハサウェイ』:
 シリアスなストーリーや衝撃なラストで多くの人の心を掴んだ一作。ノイタミナのプロデューサーでさえアニメ化したいと発言したこの作品ですが、そもそも富野監督が映像化しないという条件で書かれた一作です。それにこの話のラストは情緒がある素敵なものですが、今の明るい話を作りたがっている富野監督にとっては暗すぎます。こんな状態で作られたものが上手くなるはずがありません。
 それにお言葉ですが、日本のテレビはまだテロリストを主人公とする映像作品を素直に受け入れるほど成熟していないと思います。たとえアニメ化しても、今の状態だとまともに評価されそうもない。



『イデオン』:
 前のファミ通の発言を受けて、イデオンリメイクを望む人もいるらしいです。しかし、そもそも可能性がゼロに近い。なぜかというと、あの『発動篇』のラストはもうアニメ史上最高峰の一つだったからです。『明るいイデオン』を見れば話は別ですが、湖川キャラ、あの声優陣、作画・演出じゃないイデオンを見たいですか?



『クロスボーン』:
 F91の続編にあたるもので、富野監督の唯一の漫画原作なので、これも人気がなかなか高い。しかし一言でいうと「無理」。カトキをメカデザインに迎えたことから見れば、おそらくアニメ企画自体は存在しているはずですが、いまさら長谷川節でアニメを作っても良いものになるとは思えませんし、そもそもあの話じゃ2クールしか持たないので、ガンダム作品としてはありえないな。
 それに、富野監督以外にもやりたい人がいっぱいいますから、鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん。たとえば重田敦司さんは前からずっと監督をやりたいといってますから、そちらに任せるほうがいいと思います(あ、別に重田さんを見下すつもりではない。)



ほかの小説:
 無理。悲しいけど、そもそもビジネスになれません。悲しいけど。



 まあ、自分の意見はだいたいこういうものです。正直今の時点で憶測してもしょうもないので、こちらとしてもあまり書けるものがありません。しかし、強要するつもりではないですが、せっかくの新作ですから、やはりちゃんと新しいアニメが見たいものです。あ、でも自分としてはガンダムはアリですよ。一部の人が「ガンダムはもういいよ」と言っていますけど。

 ついでに言いますと、富野監督は去年から「宇宙エレベーター」に熱中しているので、今回の新作は「ひょっとしたら宇宙エレベーターを使う舞台なんじゃないのかな?」っていう声も出てきました。

 しかし、富野監督はそれと同時に「ガンダムじゃないガンダム的な作品」を作りたいとおっしゃいました。そして、それがとりあえず形になったのは、去年のガンダムエース2010年12月号で発表された『はじめたいキャピタルGの物語』です。あれはガンダムという言葉を一言も使ってないのに、れっきとしたガンダムと関わる世界観です。だから、宇宙エレベーターはガンダム的な作品である『はじめたいG』に任せて、富野監督にさらに新しい世界観を作ってもらいたい。

 なんなら高橋良輔監督がいうように、「ロボットが出ないアニメ作品」でもいいかな。正直可能性としては高くないですが、なんだかんだ富野監督の非ロボット作品も見たいですもんね。

わが世の春が来た? 富野新作来るらしい

2011/08/24 03:04|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:10
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 突然ですが、富野由悠季監督の新作がまもなく来るそうです。媒体はまだ不明ですが、アニメでいえば、『リーンの翼』以来5年ぶり、『リング・オブ・ガンダム』以来2年ぶりの新作になります。ソースはガンダムエースのバレ画像だそうです。いつかは、こういったときが来るとは思っていましたが、いざとなると、手の震えが止まりません。

Newtype-ace-02.jpg

 画像の中の下で、一つ黒いシルエットがあり、そこに「全世界待望! あの巨匠の新作」と書かれています。「全世界」「巨匠」だけでいまいちピンと来ない人もいるかもしれませんが、あのツルツルに見える頭といい、体をちょっとくねるポーズといい、どうみても富野由悠季にしか見えません。こりゃマジわが世の春が来たかもしれません。

 また、よくバレ情報を投下する人によりますと、今月末のキャラホビですぐにも発表が来るとのことです。「8歳と9歳と10歳の時と、12歳と13歳の時も、僕はずっと…待ってた!」「な…なにを…」「富野監督の新作だろう!」しかし、信憑性が高い情報だと思いますが、とりあえず正式アナウンスが来るまで冷静になりたいと思います。でも、とりあえず妄想というつもりで、現時点の情報を整理してみたいと思います。


1、とりあえず富野監督の新作が来るのはおそらく間違いない
2、ガンダムエースで発表じゃないため、非ガンダムの新作の可能性が高い(それに今はUCやらAGEやらオリジンやらSEEDリマスターあるし)。
3、アニメではなく、ただの漫画原作じゃないの?という人もいますが、この新創刊の「ニュータイプエース」のコンセプトは「メディアミックスコミックス誌」なので、基本的になんらかのコミカライズ作品を載る雑誌だと思われます。なのでただの漫画原作はおそらく無いと思います。
4、加えて、もしただの漫画原作ならば、こんなもったいぶる仕方で発表することは無いと思います。
5、作品より先行する漫画ってあるか?と思うかもしれませんが、『ブレンパワード』(少年エース)も『キングゲイナー』(コミックフラッパー)も『リーンの翼』(ガンダムエース)もそうでした。
6、ついでにちゃっかりバレ画像の右上に載っている大和田秀樹氏の読みきり「トミノ伝」だが、おそらくガンダムエースのガンダムさんの人気を受けての続編ですが、これで富野監督をプッシュする傍証になります。
7、ニュータイプエース第1号の発売日は9月10日なので、富野新作プロジェクトを載る第2号はおそらく10月10日での発売になります。
8、しかし、8月27~28日のキャラホビで発表されるそうです。時間的で見れば、おそらく富野監督のサイン&トーク会の8月28日と一緒になります。
9、これは、富野監督対談本のサイン会のはずなのに、なぜわざわざキャラホビという馴染み薄い場所で実施されることからも伺えます
10、しかし、アニメ作品はサンライズは確定として、やはり今回も角川書店が絡む模様です。ニュータイプエース編集部の主体はガンダムエース編集部から異動したものらしいので、結局雑誌での展開はいつも似てるものになるかもしれません。
11、雑誌でいえば、この時期で富野対談を一気に単行本として放出するのは、取材活動はお休みして、創作に専念するフラグなのではないか。なんの告知もないけれど、ひょっとしたら連載終了の可能性もなきにしもあらず。
12、自分の感触でいえば、ここ1年近く、富野対談の科学分野の密度がグッと上ってたが、対談中で富野監督が新企画を構想中と発言したこともありましたので、あえて明言を避けてますが、今思えば新作がすでに近いからの発言かもしれません。これはトーク会はわざわざ科学者の先生を呼んだことからも伺えます。
13、しかし、これで富野監督も主な活動場をガンダムエースからニュータイプエースに転移するかもしれませんな。いっそ富野監督は対談連載をニュータイプエースに移ってはどうでしょうか。
14、しかし、新作アニメが控えているとはいえ、わたしとしてはやはり『はじめたいキャピタルGの物語』も読みたい。なので、角川書店さん、どうか富野監督の小説も連載してください。他社の『ガンダムの家族論』はかなり売れましたし、キネマ旬報社の『映像の原則 改訂版』も予約好調なので、富野監督の本はそれだけ出せば売れる証拠となります。なので連載してください。
15、展開媒体は映画?テレビ?OVA?ネットアニメ?は一切不明ですが、少しだけヒントがあります。ニュータイプエースは大抵それなりの長さを持つ作品をコミカライズするらしいので、雑誌で連載になれるものならば、もしかしたら富野監督の領分であるテレビアニメのほうが可能性高いかもしれません。
16、しかし、またWOWOWとかは無いですよね…。深夜でもいいから、最悪でも地上波くらいがほしいですね。『キングゲイナー』のとき、WOWOWアニメに『SEED』なみの売り上げを期待したほうがどうかしてると思いますし、『リーンの翼』に至って1話22分きっちりなネットアニメ6話分とか、もう罰ゲームとしか。でも、結局『キンゲ』はWOWOWスクランブルアニメ史上売り上げ第3位ですし、『リーンの翼』も無料視聴数だけでいえば『コードギアス』をはるかに越えましたので、なんだかんだ富野監督は価値があるアニメを作れると思いますね。

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『映像の原則 改訂版』、発売あと1週間!

2011/08/22 23:10|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:13
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 富野由悠季監督による映像指南書『映像の原則』の改訂版はまもなく発売されますので、ここでいろいろな映像の原則に関する記事やリンクを集めました。



プロ(表現者)は、富野の『映像の原則』をどう評価しているのか?:富野とかBLOGサイト2:So-netブログ

脚本家 首藤剛志さん
そんなわけで、僕が読んだ映像指南書関係の本の中では、富野氏の書かれた「映像の原則」(キネ旬ムック)が、数多い脚本ハウツー本より、よほど初心者から中級の脚本家には役に立つと思う。
 
漫画家の一色登希彦さん
この方らしいですが、「とにかくモノを考えろ!」というメッセージが基本を貫いています。

アニメ監督の福田己津央さん
演出や企画を目指す人は絶対に読むべし

作家の乙一さん
興味深かったのは「右から左に流れるカットと、左から右に流れるカットを、交互につないだときは、流れる時間が長く感じられる」という原理だ。

出版社「星海社」の太田克史さん
クリエイターの「気持ち」をどう絵コンテに乗せていくかについての決定的セオリーを伝えてくれる一冊。

 などなど、アニメ関係者からいろいろなプロ(押井守監督の義息子さんも!)が語った『映像の原則』の魅力。



映像の原則の目次

総論
第1章 映像の根本
第2章 物語が時間を乗り越える
第3章 映像の特性
第4章 2000年までの現実問題
第5章 映像の原則
第6章 コンテ主義
第7章 ビギナーの実務
第8章 コンテの究極的処理学
第9章 作画の究極的演出処理学
第10章 究極の演出心得
第11章 画以外のこと=音声
第12章 エンタテイメントとは何か
あとがき

 リンク先の記事では各段落の小タイトルまで読めます。新版に改訂されるかどうか分かりませんけれど、とりあえず内容を確認するのに便利です。



「映像の原則」読書メモ | ひびのたわごと
「映像の原則」読書メモ つづき | ひびのたわごと
「映像の原則」読書メモ おわり | ひびのたわごと

 板付きな富野ファンが書いてくれた『映像の原則』の読書メモ。大要をほぼあまねく整理してくれました。



「∀ガンダム」にみる映像の原則 | ひびのたわごと

監督作「∀ガンダム」公開&著 書『映像の原則』発売記念
富野由悠季ロングインタビュー 「∀ガンダム」にみる映像の原則

左右の方向性の原則

動きのスピード感覚が映像の意味を生む

映像とは変化を見せるもの


富野由悠季の絵コンテ演出術

 まず、途中多少不都合があっても構うものかと思って、第一稿を描きます。(中略)描いた後に、シナリオという、文字ではわからなかったことが、絵にすることで見えてきます。たとえば、手前にいる人物の奥にいるキャラクターがどこまで見えているか。それがわかると組み替えを始めます。(中略)そして今いったようなことを踏まえて、絵コンテの第二稿を描いていくわけですが、目標はあるんです。『リーンの翼』のように20分強のフィルムであれば、だいたい2~3分オーバーに收まるように尺を決めていくのです。
 シナリオで論理的に組まれていたものを絵コンテで崩して、自然に見えるようにしてはいるんですが、それでも「絵を描いて、ト書きやセリフを書く」という絵コンテの作業の持つ特性ゆえ、やっぱり場面場面が緻密に組まれてしまいます。(中略)そこで余っている2分が必殺兵器として効いてくるわけです。ダラダラと流れているシーンをカットしていくんです。



 直接に『映像の原則』に関する話ではありませんが、富野監督がインタビューにて『∀ガンダム』と『リーンの翼』を使って自分の演出術を語る内容です。富野監督の作品や演出を分かる上に欠かせない話もあります。



『映像の原則』から見る富野の演出と、『ポニョ』語りから見る富野の手法
映像の原則で見るガンダムとイデオンの「顔見せ」

 はるかに昔書いた映像の原則に関する記事。「ポニョ」とリアリティをコントロールする話と、上手下手で見る『ガンダム』と『イデオン』の第1話が観客に与える印象とか。



芸能のなかには、素朴な楽しみがあるはず:『映像の原則』から見る富野由悠季監督のエンターテイメント観(1/3)
アニメはすなわち「映画」だが、アニメならではの独自性がある:『映像の原則』から見る富野由悠季監督のエンターテイメント観(2/3)
映画とは、初恋のあの子の記憶:『映像の原則』から見る富野由悠季監督のエンターテイメント観(3/3)

 『映像の原則』の最終章で語られた富野監督のエンターテイメント観より抜粋(というかほぼ全文引用だが…)。とても良い話なので、ぜひ読んでください。





 ちなみに、『映像の原則』は映像教育においても教科書として重宝されています。常磐大学や京都精華大学、金沢工業大学などの映像関連学科は、すべて富野監督のこの本を指定教材にしています。映像を作りたい方以外でも、アニメを見る目を養う本としても物凄くタメになりますので、是非一冊買ってあげてください!

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円高はなんとかならないのか

2011/08/21 10:12|日常話TRACKBACK:0COMMENT:13
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 日本のみなさんは貿易関係の仕事以外だと購買力が増えるので、むしろ嬉しいことかもしれないが、海外の人にとってこの円高はまるで地獄だ。今は仕事関係の本や富野もの以外はほとんど買わないが、それでも出費が増えるのは間違いないこと。なんとかならんのかな…。

富野由悠季與福田己津央

2011/08/19 00:46|給華文讀者TRACKBACK:0COMMENT:4
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  在此我們先跳過幾個大人物,轉而看看富野與後進們的關係。



  在這30年來,除了原作者、也是導過最多部GUNDAM的富野由悠季以外,還誕生了不少其他的導演,他們也都各自為GUNDAM系列帶來了一定的功績。這些人大多都是富野的弟子,不過進入21世紀之後卻出現了一個例外,那就是《機動戰士GUNDAM SEED》的導演──福田己津央。身為號稱21世紀以來最賣座GUNDAM導演的福田與富野的關係,想必一定有許多人好奇吧。

  福田己津央,本名福田滿夫,關於他的簡歷在此不多談,總之他於1980年代初期進入日昇(SUNRISE)動畫。以日昇動畫的演出家系譜來看,他算是富野、高橋(良輔)的兩大流派之外,神田武幸導演的弟子。也因此,他一直到1991年的《閃電霹靂車》前,與富野一直都沒有交集。兩人後來的互動,富野本人從來未曾提及,反倒是福田曾經在twitter上面談過,由於是以日文寫成,所以以下就簡單介紹。

  《閃電霹靂車》是福田導演的第一部作品,不過初期卻因為工作時程的延宕,而導致片頭動畫沒有完成,而必須借用第一話的畫面來完成。當福田打算從家到工作室時,卻獲悉富野不知為何,突然在工作室開始自行編輯起OP來了。大為驚訝的福田,只好乖乖在家裡等。一直到六小時後的半夜三點,富野把OP編輯完畢後,這時兩人才第一次見面。福田聽過許多「富野傳說」,本來以為會被責罵,不過富野卻當場給了福田一些演出的建議,而福田對富野的感想則是:「這個人一定熱愛工作,不然不會為了他人的作品還辛苦到半夜三點」。隔天,日昇社長聽到這件事,打算付富野報酬時,富野卻說不用,還說倒不如多灌注一些資源給《閃~》一作。這個編輯版的OP被使用了約三個月,之後才換成正式版的OP。

  《V GUNDAM》開始之初,福田本來想要在富野之下學習,因此打算以演出身份加入。然而當時OVA《閃電霹靂車11》已經決定,福田只好等到V中期,才參與了第29話的分鏡。畫好分鏡稿的福田,在兩天後收到了回應:富野修改過後的分鏡稿、一封信,還有原來分鏡用紅筆改掉的部分。已經身為導演的福田所畫的分鏡,在富野眼中卻是一半以上都不能用,富野所要求的水準之高可見一斑(不過,福田已經算是被修改比較少的人了……)。富野在信中給福田的忠告,據福田本人提到,他拼命修正這些不好的地方,即使到了現在,當自己快要志得意滿時,還是會把這封信拿出來看,以告誡自己。V是福田唯一參加過的富野作品。

  過了近10年,在《SEED》企畫之初,福田以新作導演身份前去拜訪富野。在富野面前,特別又是《TURN A》之後,福田當然是不敢隨便亂說話,至於富野,則是語重心長地對福田提到自己過去的經驗,有關《TURN A》、《V》,以及《Z》、《G》開始時的狀況,並且給了他不少忠告。對於這些話,福田在咀嚼富野的話之後,得出的結論如下:一個創作者不應該隨便屈服於贊助商或是電視台。創作者不是只為了賣玩具或影帶在創作,而是面對每星期在電視機前期盼已久的觀眾。所以,遇到因為商業考量而想要扭曲作品本質的要求,都應該挺身對抗。福田提到,在《SEED D》的時候,他也曾經一度面對類似狀況,如果不是富野的建議,他早就屈服了。在會談之後,富野允諾福田在標題上使用「機動戰士」一詞。自此之後,不同於平成三部作,GUNDAM的電視系列都一律冠上「機動戰士」。

  富野對於福田的關心不僅於話語上。富野除了將當時最新的著作《影像的原則》(講述演出及動畫創作的技術書)送給福田,還將當時正在製作的《OVERMAN KING GAINER》第1話的影片在交給電視台前,就拿給福田參考。甚至後來的《SEED SPECIAL EDITION》,正好也在編輯《新譯Z》的富野,還將總集篇與編輯的方法寫成了幾頁的心得,然後交給福田參考。

  從上看來,福田與富野兩人雖然交集不多,但是相處起來絕對不如某些人猜想的劍拔弩張。外傳富野討厭《SEED》,實際上也完全沒這回事,甚至還對《SEED》有著相當正面的評價。富野一方面提到「不是我做的GUNDAM紅起來,讓我很不爽」、「一部作品不是人眼睛畫得大就好!不是畫面作得鮮艷亮麗就好!不是死很多人就好!(笑)」(亂入《SEED》慶功宴時),但是一方面又提到「我認為SEED就是一部picture program,對於整體發展來說是好而必要的」。富野指的「picture program」是什麼意思或許有些分歧,不過大致來說,指的就是《SEED》是一部「好的電視節目」。

  那麼,又為什麼會有很多人認為福田與富野交惡呢?福田之所以給人如此印象,主要是因為他在《SEED》上獲得巨大成功,因此在行為舉止都開始輕忽起來。除了最為人垢病的循私任用妻子兩澤千晶之外(雖然不能說是100%負面要素),設定矛盾、偏愛角色、製作遲緩、大量流用,都讓觀眾對身為導演的福田感到不滿。再加上,福田曾經對著愛好者做出「SEED是沒有長鬍子的正統GUNDAM」、「一般GUNDAM導演都要在富野導演下面學習好幾年,只有我例外」等發言,這些話雖然在某種程度上是一種無傷大雅的玩笑話(如同富野上面對SEED的發言),然而言者無心聽者有意,就帶來一種「福田目中無人」的形象。現在時過境遷,再論當年是非已無太大意義,不過歷史會留下證明,最後的成敗還是只能留待時間來下定論。

  平心而論,福田身為一位動畫演出家,在某些部分確實是有失其專業,但他絕不如外界所揣測的,只是一個自大驕傲、傍若無人的人,至少福田對大前輩富野,就抱著相當的敬意,這從他現在用的名字也可以看出來(「福田滿夫」「福田己津央」)。而反過來,就兩人共事的經驗,以及富野對《SEED》的評價,也都間接地顯示了富野對福田一定程度的看重。只可惜了,雖然福田因為《SEED》、《SEED-D》兩部作品賺進了鉅額成功酬勞,然而卻因為個人因素而葬送了電影版的製作。倘若真的成形的話,不要說《00》根本沒有問世的機會,或許現在福田己津央已經是GUNDAM系列名符其實的第二號人物了。



  本篇文章並不是想幫福田平反,只是依照可以看到的第一手資訊,對富野與福田之間的關係做一個較為中肯的還原而已。以下為上面提到的福田導演之twitter發言匯總。

福田己津央、富野由悠季監督を語る その1 ≪接触編≫
福田己津央、富野由悠季監督を語る その2 ≪胎動編≫
福田己津央、富野由悠季監督を語る その3 ≪発動編≫

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『ガンダム世代への提言Ⅱ 富野由悠季対談集』カバー公開

2011/08/18 18:35|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
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 8月26日発売の『ガンダム世代への提言Ⅱ 富野由悠季対談集』のカバーデザインが公開されました。




 第1巻で見たとおり、やはり今回3巻ともシンプルデザインで攻めるか。それはとても正しいと思うが、いかんせんこの対談集は角川書店で「コミック本」として扱われるため、本屋さんも結局漫画の本棚にしか並べないわけだ。これはかえって本末転倒という気がする。

『ガンダム世代への提言Ⅱ 富野由悠季対談集』8月26日発売! 第2巻対談者紹介



 まあ、それでも第1巻と並んで眺めれば、なんとなく気持ちよくないこともないが、肝心な内容は正直雑誌対談時の面白さは無かったのは、玉にキズとしかいい様がないな。

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官民出資海外展開支援会社「オール・ニッポン・エンターテイメント・ワークス」は富野由悠季監督を支援すべき

2011/08/17 21:10|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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 今日は、こんなニュースを見ました。

官民出資新会社がアニメ海外展開 米映画化も支援 - 47NEWS(よんななニュース)

官民出資新会社がアニメ海外展開 米映画化も支援

 官民出資の投資ファンドの産業革新機構は15日、日本のアニメやゲームをもとに米ハリウッドで映画化する権利の調整などを進め、関連のゲームやキャラクター商品などの海外展開を支援する「オール・ニッポン・エンターテインメント・ワークス」を設立する、と発表した。

 東宝東和やTBSテレビなど映画やテレビ関連のほか、タカラトミーなどの企業も協力。人材やノウハウを活用し、玩具やキャラクター商品などの海外販売も後押しする。

 新会社は同機構が60億円全額を出資して10月に設立。本社は東京に置くが、米ロサンゼルスにオフィスを設け、映画化などに向けた企画開発を推進する。


アニメなど海外展開、10月に新会社設立へ (読売新聞) - Yahoo!ニュース

アニメなど海外展開、10月に新会社設立へ

 官民共同投資ファンドの産業革新機構は15日、日本発のアニメ、映画などの企画開発を手掛ける新会社「オール・ニッポン・エンターテイメント・ワークス」を10月に設立すると正式発表した。

 日本の企業や個人が持つ有望な原作やキャラクターを発掘し、映画化する権利などを取得する。米ハリウッドから人材をスカウトして海外向けに仕立て、米の配給会社に売り込む。新興国にも販路を拡大する。

 機構が資本金60億円を全額出資し、東京と米ロサンゼルスに拠点を置く。当初の3年程度で30億円を投じて成功事例をつくりたい考えだ。パートナー企業として日活や東宝東和、タカラトミー、フジテレビジョンなども参加し、ノウハウや人材を提供する。


 うーん、せっかく日本政府はこういうプロジェクトを立ち上げたから、海外でも非常に有名な富野由悠季監督を支援してくれないかな。なぜならば、富野監督こそ有望な原作や企画を持っていながら、スタジオに恵まれない代表格の人ではないか。大御所なところはいうまでもなく、宮崎にジブリ、押井にIG、庵野にカラーがあるし、細田にマッドがあるように、すでに恵まれている人を今更支援してもしょうがない。だから、ここで海外に伝える力あるのに、スタジオワークに恵まれない富野監督のような人を支援するのが筋であろう。
 富野監督じゃ不安だと思っている人もいるかもしれないが、むしろ逆。なにせ日本のアニメの論理的方法論も確立してない今では、『映像の原則』という映像技法教科書まで上梓した富野監督だからこそ、確固たる演出論と方法論を持っているでしょう。なにせ富野監督の作品の実績はここ数十年みんな見てきたものだから。制作当時そこそこ売れる、しかも10年、20年にも長持ちできるようなコンセプトとクォリティ。今の中堅といわれている日本のアニメ監督に誰がそれをできる? いるなら教えてください。いないなら、日本政府はこのビジネスを成立させる以上、日本のメディア文化戦略にもかかってるこのプロジェクトを富野由悠季監督に持ちかけるべきだ。

富野由悠季監督トークショー&サイン会8月28日実施

2011/08/16 21:24|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
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 富野由悠季監督の『ガンダム世代への提言』発売記念のトークショー&サイン会の実施日程が決めました。詳しくは以下を読んでください。前置きは省略させて、肝心の情報だけ転載。

富野由悠季監督トークショー&サイン会「キャラホビ2011 C3×HOBBY」会場にて8月28日実施! | 公式ガンダム情報ポータルサイト「GUNDAM.INFO」

■富野監督トークショー
開催日時
8月28日(日)11:30~

場所
キャラホビ2011会場内 メインステージ

内容・参加方法
ゲスト:中須賀真一氏(航空宇宙工学教授/ガンダム好き科学者)
トークショーはどなたでもご参加頂けますが、当日角川ブースにて商品をご購入頂いた方の中から希望者には先着100名様に優先席招待券を差し上げます。

■富野監督サイン会
開催日時
8月28日(日)14:00~

場所
キャラホビ2011会場内 角川ブース

対象書籍
「ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集」I・II
各1,470円(税込)

内容・参加方法
当日10時以降に角川ブースにて対象書籍をご購入頂いた方、先着50名様に整理券を配布いたします。







 うーん、当日の購入者限定のイベントか。まあ、海外に住んでいるわたしは他力本願でしかできませんので、ほかの富野ファンの方を期待するしかないです。ちなみに、今回のトークショーが中須賀真一氏を呼んだことから見ても、まるっきりファン向けのトークショーでもなさそうですね。たぶん2年前日本科学未来館のシンポジウムと似たようなイベントになると思いますが、なにせ富野監督ですから、やはり予測不能ですな。

 科学分野の人だから、たぶん対談集そのものに対する話はあまりなく、技術絡みの話がメインになるかもしれませんが、個人的はやはり新作や最近の動向についての話が聞きたいな…。

 あと、本当に本のサイン会とトークショーなら、むしろ『映像の原則』のほうのが行きたいなぁ。キネマ旬報社さんはあまりこういうのをやらなさそうですが、せめてキネマ旬報で発売記念のインタビューを組んでいかがでしょうかね。

『ガンダム世代への提言Ⅱ 富野由悠季対談集』8月26日発売! 第2巻対談者紹介

2011/08/15 21:28|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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 先日『ガンダム世代への提言 I 富野由悠季対談集』の対談者を紹介したばかりなのですが、気がついたら、第2巻の発売日もだんだん近づいてきました。ここで、ガンダムエース0号の資料を借りて、第2巻に収録されるであろう対談者の一覧をここで紹介させていただきます。



回数収録対談者ステータス紹介チェック!
2006年
343月号田部井淳子登山家2児の母でありながら、女性として初めてエベレスト登頂に成功という偉業を成し遂げた田部井淳子氏に、人生を楽しむコツを聞いた。
354月号平朝彦地球深部探査センター センター長地球深部探査船「ちきゅう」で人類にとって未知の世界である地球内部の探索と研究を続ける平氏に、その魅力と可能性を問うた。
365月号北原照久トーイズ代表取締役・トイズプランニング代表取締役ハイテク玩具が賑わう現代において、ブリキの玩具に代表されるアナログな玩具の販売で成功している北原氏が、玩具への情熱を語る。
376月号清水浩工学博士時速400キロを出せるという最先端電気自動車「Ellica(エリーカ)」の開発者清水氏に、自動車の未来を問う。
387月号入原稚名アフリカ平和再建委員会 子ども兵士プロジェクト担当世界には、なんらかの形で戦争に取り込まれてしまった子供たちが存在する。戦争とともに生きる子供たちの日常と内情を知る。
398月号大塚ひかり作家「源氏物語」や「古事記」のような日本古典は実用書だ、と提唱する大塚ひかり氏。古典から本来の日本人のあるべき姿を探った。
409月号浜野安宏ライフスタイル・プロデューサー東急ハンズのプロデュース等を手がけ、常に時代の最先端で活躍してきた浜野氏に、流行を察知する嗅覚の秘密を問うた。
4110月号神保哲生ジャーナリスト温暖化を初めとして、いくつものの深刻な問題を抱える地球。その実情を知る神保氏に、環境問題の本質を訊ねた。
4211月号毛利衛宇宙飛行士日本人初の宇宙飛行士であり、2回もの宇宙渡航の経験がある毛利氏を招き、これからの宇宙開発があるべき姿を考える。
4312月号森有一メビオール株式会社代表取締役高分子が水に溶けないようにすることで作られるハイドロゲルを始め、様々な商品で使われている高分子化学が日本の農業を変える。
2007年
441月号駿河台日本大学病院眼科富野監督自身の網膜剥離の手術を通して知り合った大学病院で活躍する人たちに、大学病院での医療技術の現状を聞いた。
452月号コンドルズダンスカンパニーダンスカンパニーでありながら、ダンスだけにとどまらず、コントや人形劇を取り入れ、人気を博す彼らに、ダンスの未来を問うた。
463月号福田瑞盟子エンテック創業者40代で事業転換を起こし、画期的な成果をあげた福田氏に
、その行動力の秘密と、未知なる世界へ挑むときの心構えを聞いた。
474月号佐高信評論家経済問題を始め、格差社会等、様々な問題を抱える日本社会。この不透明になりがちな問題を、辛口評論家で有名な佐高氏に学んだ。
485月号岩村暢子株式会社アサツー・ディ・ケィ 200X ファミリーデザイン室 室長主婦の日常生活をまとめたデータから、家庭生活の崩壊がみえる。目の前の忙しさに追われる日本人が心豊かな生活を取り戻すには?
496月号市川染五郎歌舞伎役者古典である歌舞伎の役者として活躍する一方、劇団とのコラボレーションにも積極的な市川氏に、歌舞伎の魅力を聞いた。
507月号川島レイ、中須賀真一大学宇宙工学コンソーシアム事務局長、東京大学航空宇宙工学教授学生が作った小型人工衛星の打ち上げ等、様々な興味深い活動をしている方々に、次世代のための宇宙開発を学んだ。
518月号矢田部英正武蔵野身体研究所所長・哲学博士・体育学博士元体操選手でもあり、身体を軸としたモノ作りの研究家でもある矢田部氏に、人間の動作等の身体性を鍛える重要性を学んだ。
529月号大棟耕介クラウン闘病生活を送る子供たちのもとへ出向き、道化師となって笑いをとり、病院での生活の質を向上させるホスピスクラウンに話を聞く。
5310月号つやまあきひこ漫画家子供たちに地球環境の大切さを広めるために、サラリーマンから漫画家へ転職したつやま氏と、環境問題の一般化の方法について語る。
5411月号枝広淳子環境ジャーナリスト環境問題解決の糸口となる、200年後の地球を考えて生活するシステム。すべては繋がりだという枝広淳子氏に話を聞いた。
5512月号松田忠徳文学博士・源泉学教授火山大国日本では、温泉はポピュラーなもの。心と体を癒し、病気にならない人間本来の体にするという温泉の秘密を学んだ。
2008年
561月号アレックス・カー株式会社庵 取締役会長「日本を目覚めさせるのは破産しかない」と提唱するアレックス氏。日本に惚れこんだ彼が、日本社会の問題点を浮き彫りにした。
572月号岩波敦子慶応義塾大学理工学部助教授アニメ、コミック、メール等、あらゆる言葉が氾濫する現代で、言葉が力強さを取り戻すためには? その方法を岩波敦子氏に聞いた。
583月号小林祟ツリーハウス・クリエーター競争社会に不信感を抱き、流行に流されず、自由を求め続けた末に、自己表現の場へ辿りついた小林氏。そのアウトサイドな人生とは?
594月号小島あずさJEANクリーンアップ全国事務所ディレクターますます深刻化する海洋汚染を解決する糸口を掴むために、海のゴミ問題に20年近く取り組んでいる小島あずさ氏に話を聞いた。
605月号岸本要子先斗町「松本」女将人に接待してもらう遊びを知らない現代人のために、京都のお茶屋さんと芸鼓さんを訪ね、その仕事とプロ意識について学んだ。
616月号石井光太作家日本に住んでいてはみえない世界の現実を目の当たりにしてきた石井氏に、世界のウラ側ともいえる悲しい現実を聞いた。
627月号マット・テイラーFor Movie=Director For GNDF;Executive Directorアメリカ人でありながら、原爆を題材にしたドキュメンタリー映画を作ったマット氏に、核兵器廃絶運動の現状を学んだ。
638月号小林香東宝演劇部プロデューサーショービジネスの世界のエリートコースを駆け上がっている小林香氏に、プロとしての”ライブ”と、その未来について問うた。
649月号吉野隆雄農業田んぼにアイガモを放し、稲と鴨を育てるアイガモ水稲同時作を行っている農家を訪ね、農業の現状と進化を学んだ。
6510月号澤功澤の屋旅館客室稼働率が25年もの間90%を越え、しかも利用者の9割が外国人という日本旅館「澤の屋」を訪ね、その人気の秘密を探った。
 

 第1巻と比べて、第2巻はなぜか嬉しいの2ページ増。対談のフォーマットは全部一つにつき12ページだから、付録の「トミノの出来方その2」(ガンダムエース2009年1月号に収録)が増量としか考えません。しかし、お宝写真満載のその1と違って、その2は富野監督に対する『トリトン』や「さすらいのコンテマン」時代に対するインタビューなので、性質は第1巻に収録されているものと、かなり違うといえるかもしれません。本書のほかの部分に関する仕様について、第1巻に対するレビューでも言及していますので、よかったら下の記事を読んでください。

レビュー:『ガンダム世代への提言Ⅰ 富野由悠季対談集』



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『ガンダム世代への提言Ⅰ 富野由悠季対談集』対談者紹介

2011/08/13 20:52|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
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 先月書いた記事に重大なミスを起してしまいました。ここでお詫びをする同時に、改めて記事を書き直します。



 これまでこのブログはすでに何回も紹介しましたので、前置きはなしにして、この『ガンダム世代への提言Ⅰ 富野由悠季対談集』に収録されている32人の対談者を、ガンダムエース2010年12月号に付録するガンダムエース0号の資料を借りて紹介したいと思います。



 以下の一覧は以前にも載っていましたが、修正する部分もあります。ご注意書きは一覧の下に書かれています。

回数収録号数対談者ステータス紹介CHECK!
12003年6月号森津純子ホスピス医人が決して避けられない”死”という事象について考える。「幸せに死ぬ」ということ。そこへ至るまでの心構えについて語った。
22003年7月号中村好寿軍事アナリストガンダム等、様々な物語のなかで戦争を題材にしてきた富野監督が、急速に変革を遂げる現実世界の戦争の実態に迫った。『軍事革命(RMA)』
32003年8月号千葉すず水泳インストラクター「大人は敵」。ガンダムではそういう表現がしばしば登場する。一体大人の何が”駄目”なのか? 千葉すずさんが現代大人に物申す!
42003年9月号坂村健ユピキタス・ネットワーク研究所所長次世代情報環境”ユピキタス・ネットワーク”の第一人者、坂村氏に、科学技術の進化とコンピュータ社会が目指す未来を問うた。
52003年10月号上妻宏光津軽三味線奏者邦楽という枠組みを飛び越えて、新しい津軽三味線の可能性を追い続ける上妻氏。朝鮮の日々の先に見える新しい世界とは?
62003年11月号かづきれいこフェイシャルセラピストうまれつきのアザや傷などをカバーする”リハビリメイク”の第一人者、かづきれいこがみた外観重視の日本社会の歪みを考える。
72003年12月号出口恭子Johnson and Johnson, Global Leadership Associate東大法学部を卒業後、華々しい経歴を経て、巨大企業経営のトップ層へ若くして登り詰めた出口氏と富野監督が、日本人の個性を語った。
82004年1月号松井誠劇団誠座長アニメと演劇の違いはあるものの、生身の人間同士がぶつかりあう芝居がルーツにある2人が、CG化が加速する映画界に警鐘を鳴らした。
92004年2月号齋藤孝明治大学教授世の中が便利になるにつれ、体を動かさなくなり、身体感覚が衰えてきた現代人に、体を動かすことの意味と大切さを訴えた。『呼吸入門』
102004年3月号加藤陽子東京大学大学院助教授過去の戦争が起こった原因、その結果が及ぼした影響を確認することで、これからの日本が歩むべき道を富野監督が考える。
112004年4月号米濱和英リンガーハット代表取締役社長常に時代に合わせた変化が必須となる外食産業で成長を続けるリンガーハットの米濱社長と、日本人の食について語りあった。
122004年5月号水谷修『夜回り先生』著者”夜回り”と呼ばれる深夜パトロールやドラッグ問題を通じて、多数の子供たちと向き合ってきた水谷氏と、子供たちの未来を考えた。
132004年6月号石崎晴己青山学院大学教授フランス歴史学者マニュエル・トッド氏の斬新な家族制度研究を用いた各国の分析データから、日本が成長するためのヒントを探る。
142004年7月号野口総一宇宙飛行士宇宙飛行士の野口氏を迎え、宇宙開発の現状を徹底討論。富野監督が思い描く、夢の宇宙開発を実現させるために必要なこととは?
152004年8月号赤星栄志生物資源研究開発ドラッグとして広く知られる”大麻”だが、実は次世代エネルギーに変わるほどの可能性を秘めているという。その実態に迫った。
162004年9月号沖大幹東京大学助教授瑞穂の国と呼ばれた日本には無縁と思われていた水資源問題に、もう一度正面から向き合い、そこから千年先の社会津きり
172004年10月号山崖俊子津田塾大学教授年少者の事件が多発する現代社会の歪みを臨床心理学の専門家に問う。自分を肯定し、楽に生きることの大切さを学んだ。『育つ・育てる』
182004年11月号藤井あけみチャイルド・ライフ・スペシャリスト闘病生活を送る子供たちとその家族の支えとして活躍するチャイルド・ライフ・スペシャリストの藤井さんに精神ケアの大切さを学ぶ。
192004年12月号大月隆寛民俗学者民俗学者である大月氏と富野監督が、急速に便利になっていく世の中の弊害と、肥大を続ける”おたく文化”を考えた。
202005年1月号GEN CORPORATION一人乗りヘリコプター開発長年の技術者の夢、1人乗りヘリコプターの制作に成長した技術者たちに、空への重いとヘリコプターの可能性を聞いた。
212005年2月号三沢直子臨床心理士子供たちへの心理調査で導き出された子供たちの心と日本社会の問題点を考え、子育てを行う母親が抱える心の影の正体に迫った。
222005年3月号大和ミュージアム戦艦大和復元プロジェクト呉市のシンボルとして作られた10分の1スケール戦艦大和。その完成度に、富野監督は日本の確かに技術力とプライドを垣間見た。
232005年4月号セーラ・マリ・カミングス桝一市村酒造場取締役小布施町の作り酒屋を驚くべき企画力と実行力を駆使して、強引に再建したアメリカンガール。その底なしのパワーの秘密に迫った。
242005年5月号山折哲雄国際日本文化研究センター所長かつて日本には、平安時代と江戸時代に長期的な平和な時代があった。その平和維持の秘密を問い、現代の平和への近道を探った。
252005年6月号伊藤比呂美詩人・小説家物語の作り手である2人が、昔のファンタジーと現代ファンタジーの違和感を探り、自分自身のファンタジー世界を模索する。『日本ノ霊異ナ話』
262005年7月号川勝平太国際日本文化研究センター副所長自発的に他国の文化を取り入れて活用することで発展を遂げてきた日本。そんな世界文明の博物館ともいえる日本での生き方を考える。
272005年8月号宮坂宥洪岡谷市照光寺住職意味は知られていないが、存在が万人に知られている”般若心経”への理解を深めるべき宮坂氏と対談。精神の極みへの道は拓けるか?
282005年9月号山崎バニラ活弁士サイレント映画の上映中に、語りや音楽で内容を表現し解説する活弁士。CG映画があふれるこの時代における活弁士の活躍とは?
292005年10月号土屋アンナ女優・モデル親になることをリスクと考える人が多い現代において、キャリア絶頂期に母となった土屋アンナ氏。その心のうちを富野監督が問う。
302005年11月号小菅正夫、坂東元旭川市旭山動物園園長、旭川市旭山動物園副園長・獣医師デジタル化、組織化が進む世の中で冬の時代に突入した動物園で、新しい試みで成果を収める旭山動物園。その挑戦の日々を垣間見た。
312006年1月号日野晃武道家ゲーム、パソコン、携帯等が娯楽の主流となり、体を動かす感覚が喪失した現代人。その感覚の大切さを武道家日野氏に問うた。
322006年2月号石川正俊東京大学理事長・工学博士特化したひとつの分野で進歩するのではなく、複数の特化した分野が融合して科学は進歩する。そこから見えた未来の日本の姿とは?


 これは今回第1巻の対談者の一覧ですが、ここでどうしても伝えておきたいのは、2005年12月号で対談された文京学園の島田子理事長の対談は収録されていませんでした。つまり、この『ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集』はすべての対談を収録されるわけではありません。対談がタメになるのは変わりないのですが、それでも「教えてください。富野です」をコンプリートする仕様とは言えません。

レビュー:『ガンダム世代への提言Ⅰ 富野由悠季対談集』

 さて、この第1巻に収録されている対談の相手はどっちかいうと文系的な人間が多かったんですが、第2巻以降は理系の人間も増えてますので、そういうのに興味ある方はぜひ続きも購入してください。

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「富野由悠季與XXX」募集中!

2011/08/12 11:03|給華文讀者TRACKBACK:0COMMENT:8
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  前幾天所寫的「富野由悠季與押井守」看來似乎迴響不錯,真是非常感謝。目前本站正在逐漸加中文內容,若各位朋友有任何意見,請不吝提供。

  話說回來,我本來預計針對台灣所稱的動畫四大天王,也就是富野、押井、宮崎駿、庵野秀明四人的關係做一整理,在之後再寫「富野與宮崎」、「富野與庵野」。不過,昨天有朋友提到想要了解「富野與福井晴敏」,這就讓我想到,富野在近50年的動畫生涯與無數人士相識,或許還會有其它朋友對富野與他人之間的關係有興趣。而倘若那又是在我個人知識所及的範圍之內的話,或許我也可以嘗試寫出去。

  因此,在這裡我想要募集各位讀者朋友有興趣的人士與話題,如果想要了解某位人士與富野監督的關係,請不要客氣盡管在回覆欄提及,在我能力所及範圍內,我都會盡力將其寫出,例如「富野由悠季與高畑勳」、「富野由悠季與高橋良輔」等(註:目前沒有預計寫這兩個人的部分)。





  另外,原則上我不會寫富野與聲優之間關係的文章。這並不是我個人有什麼堅持,而是因為富野對聲優的提及一般不多,再者,有些聲優頂多就參與那麼一作,想要成一篇文章,在份量上或有所不足,因此請恕我在「原則上」是不會寫聲優文的。不過,若是再囊括性一點的文章,例如「富野的聲優觀」時,或許我就會舉出部份特定的聲優來作為文章的說明、佐證。

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富野由悠季與押井守

2011/08/10 23:35|給華文讀者TRACKBACK:0COMMENT:6
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  和宮崎駿、庵野秀明相比,押井守是動畫四大天王之中,與富野由悠季導演關係最淺的人。以動畫資歷來說,押井可說比富野、宮崎等人晚了一個世代,當他開始在龍之子製作公司擔任演出時,富野已經在日本日昇動畫(Sunrise)逐漸獲得安定的地位,演出外部動畫的次數也開始減少。而後,押井很快地於80年代初期展露頭角,開始擔任起導演,而當時也是富野創作的全盛期,以毫不中斷的節奏,每年都推出一部電視動畫。這兩人,無論在動畫業界或是創作之上,都有自己明確的定位,這也是為何兩人曾未在工作上有所交集的原因。

  那麼,談到富野與押井兩人直接的接觸,目前在公開場合所能得知的,就只有在1993年4月於ANIMAGE的對談而已。這個時期,富野正在擔任《V GUNDAM》導演,至於押井則是正在拍《機動警察MOVIE2》。對談的話題從兩人的作品、冷戰之後的世界情勢,談到彼此的電影觀、動畫觀。從這場交談可以看出,兩人關注的議題以及作家類型雖然有相似之處,但彼此的志向以及劇作方法,卻是有相當大的差別。
  事實上,仔細閱讀就可以發現,曾經提到「GUNDAM與自己八字不太合的原因,其中一部份便是因為探討的內涵類似,但是追求的方向卻不同」的押井,在上面的對談之中,表面上對富野認同,但其實並未做出任何贊賞之言。不只如此,在《逆襲的夏亞之友會》的對談中,押井還曾經與庵野兩人對富野的演出手法與鏡頭運用大吐苦水。和押、庵兩人不同的是,富野幾乎未曾獲得能夠滿足其演出水準的作畫資源,所以並不能一概論之,然而從這些部份中,我們還是可以看出一點端倪:兩人在動畫上截然不同的哲學與方法論,或許才是造成富野與押井之間不會產生交集的絕對性因素。

  但話說回來,押井並非不尊重富野,相反的,他曾經多次提到:「現今動畫的主流是由富野導演所開拓的,無論是宮崎先生或是我都只能算是旁流罷了」、「富野導演可說是動畫的創始者之一。」這些話聽在現今動畫迷耳中或許訝異,但以動畫從一開始的「電動漫畫」走到今日地步的歷程來看,富野扮演的角色絕對是份量最重的。觀察眼光一向銳利的押井,其評語可說是十分中肯。
  不只如此,押井還是一個不折不扣的《逆襲的夏亞》之超級影迷。從《逆夏》一推出,押井便表達出強烈的興趣,不僅在雜誌上發表支持感想,而且還參與了《逆夏》同人誌。《機動警察MOVIE2》受到《逆夏》的影響已是眾所周知,甚至一直到前幾年,他還可以一邊嘲笑《00》,一邊稱讚《逆夏》。和庵野不同,押井會顯現出如此影迷般的狂熱,可說是非常少見的事,畢竟這個人是出了名的毒舌,連宮崎駿也逃不過他的批評啊……。

  相較於上述押井多次在公開場合表達對富野的尊敬,押井迷可能會反過來好奇富野對押井的看法如何。不過這些人可能要失望了,因為或許也是沒什麼機會被問及,總之富野除了上面的對談之外,對同業者的押井可說並沒有表達過特殊的感想。
  不過,富野曾經在前幾年的演講時說到:「電影不是想拍什麼就拍什麼!知道了沒,押井!」富野當然是半開玩笑的說這一句話,不過從這兒看來,至少在富野的認知中,押井還算是一個他會去注意的電影導演。作為一個原創企畫者來說,即便赤字連連但依然能每年拍作品的押井,可說是一個非常成功的例子,就這點來說,或許富野在某個角度也是很羨慕押井的吧。



  本文為上次預告中提到,對於動畫四大天王之間的關係。由於本篇篇幅算是最少,因此自此篇先行刊登。關於庵野與宮崎部份日後再行刊登。以下三篇為押井談及富野的一部份內容,包含上述的對談,看得懂日文的朋友請點擊吧。

富野由悠季VS押井守対談「時代がアニメに追いつく時」
押井守「シャアは富野作品の究極の悪役」
アニメは終わりの季節を迎えたのか

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キネマ旬報社『映像の原則 改訂版』 1890円に値下げ発表

2011/08/09 10:31|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
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 8月29日発売の『映像の原則 改訂版』(著:富野由悠季)について、キネマ旬報社はこっそり値下げ発表をしました。発表当初の1995円から1890円(税込)になりました。2000円の旧版と比べれば、実に110円のプライスダウン。また内容も修訂、ページ数も9ページ増であることを考えれば、今回はかなりお得仕様であることは言うまでもなかろう。




 しかし、キネマ旬報社さん、せっかく『映像の原則』の改訂版出るんだから、ここでひとつ、キネマ旬報に富野監督のインタビュー企画を組んでどうでしょうか。

預告:富野由悠季與宮崎駿、押井守、庵野秀明的關係

2011/08/09 10:10|給華文讀者TRACKBACK:0COMMENT:8
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  突然心血來潮,目前正在寫關於所謂的動畫四大天王,也就是富野由悠季、宮崎駿、押井守、庵野秀明這四個人之間的互動與關係。當然,本部落格是富野專門站,所以不會探討後三者的互動,況且那一類的文章也已經太多了。

  總之,預計會寫成三篇,分別是「富野由悠季與宮崎駿」、「富野由悠季與庵野秀明」、「富野由悠季與押井守」。內容大概都會濃縮成在10分鐘內可閱讀完的份量。和日本一樣,動畫愛好者的華文圈裡雖然對於這幾個人不時有比較或論及,但似乎沒有較有系統的整理,因此這次的文章除了簡單整理他們之間的互動外,也對兩人關係進行一些闡述。盡請期待。




  富野導演最新的著作,翻成中文的話應該會變成《影像的原則》。中文似乎是不太容易出這一類的書,不過以個人對動畫的了解,以及曾經參與過的經驗,這一本書無論是對於想要從事影像相關工作者,或是純粹的動畫愛好者來說,都是非常受用的。前者不用說,這本書會教導你基本的影像原則,還有在面對各個程序時應該有的處理方法,再加上富野本人的心得,可說是職業動畫演出必備之書。

  如果你只是個純粹欣賞動畫的人,那麼你更應該買這本書,因為這本書可以加你對影像的敏銳度,不僅能在觀看動畫或電影時更添趣味,同時也能夠培養出更好的審美觀與評價眼,自然分辨出好的作品與壞的作品。也因此,身在華文圈的朋友們,倘若你懂一點日文的話,不要遲疑馬上就買下去吧,這一本好書是不需要你猶豫的。

レビュー:『ガンダム世代への提言Ⅰ 富野由悠季対談集』

2011/08/07 01:02|レビューTRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - レビュー:『ガンダム世代への提言Ⅰ 富野由悠季対談集』
 今日『ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集 I』を入手し、さっそく読破しましたので、ここで簡単なレビューをしたいと思います。これから購入しようとする方への指南になってくれればありがたいです。



 この本はご周知のとおり、月刊ガンダムエースにて好評連載中の対談企画「教えてください。富野です」(初期:「富野さんこんにちわ」)の単行本化したものです。7月は1巻、8月は2巻、9月は3巻といった具合で三ヶ月連続刊行とのことで、収録分は2003年5月から今年の5月号まで網羅する仕様です。6年前も一度単行本がありましたが、今回は版型を変えて新たな単行本なので、それに合わせて変わった部分もいろいろあります。

 まず、1~3巻共通の変更点を以下で説明します。

1.版型の変更により、ページや収録数も変わる。雑誌の8ページから新単行本の12ページになり、収録回数も旧単行本の24回から今回の32回に大幅増加。1巻と2巻のページ数はそれぞれお399ページと400ページで、かなり厚くてお買い特仕様。

2.その代わりに、紙質がそれほど良くない。いわゆる「わら半紙」ってやつに印刷されている。ほぼ文字だけの本だから、ただ読むだけでは支障が出ないが、長く持ちたいという点から見ればややマイナスか。

3.本書の注意書きによると、年齢、肩書き、数値などのデータは基本的に対談当時のものに基づくが、一部2011年7月時点のものに修正されたものもあるらしい。また、この本は2003年~2006年の対談を収録されるもののため、一部の話題が今読むといささか古く感じるかもしれない。

4.対談始めの前振りは大半省略された。例をいうと、対談のはじめに、富野監督はよく「僕は~~を見て、~~と感じました。それで~~さんに感心してますが、まず~について教えてください」みたいな前振りを言っているが、これらは今回の単行本ではカットされた部分も多い。

5.文章自体はかなりの編集が入っているが、それで内容的に損なった部分はほぼ無い。しかし編集が入っているため、ユーモラスな部分、富野監督の素直な反応や、逆に対談者が富野監督の鋭い指摘に感心する掛け合いも無くなった。個人にとってはかなり惜しい部分。

6.写真や図解などはほぼ削除された。写真自体に拘らない方にとって別になんともないが、写真で対談の雰囲気を伝ったり、図解で対談の内容の理解への促進したりする機能も無くなってた分、読んでであまり飲み込めない話もあるかもしれない。

7.また、対談終えての富野監督の感想やオススメ著書も収録されていない。対談集とはいえ、富野監督個人の魅力に負う部分は否めないので、そういう結論代りの感想は残ってほしかった。

 以上は今回の対談集を購入する際、ぜひ参考してもらいたい部分です。以下は、この第1巻について簡単なレビューをします。



 まず、これは本書の対談者の一覧です。

『富野由悠季対談集』7月26日発売! 第1~32回対談者紹介

森津純子  ホスピス医
中村好寿  軍事アナリスト
山本すず  (旧姓千葉)水泳インストラクター
坂村 健  東京大学教授/YRP ユビキタス・ネットワーキング研究所所長
上妻宏光  津軽三味線奏者
かづきれいこ フェイシャルセラピスト/医学博士
出口恭子  Johnson and Johnson, Global Leadership Associate
松井 誠  役者
斎藤 孝  明治大学文学部教授
加藤陽子  東京大学大学院人文社会系研究科教授
米濱和英  リンガーハット代表取締役会長兼社長
水谷 修  『夜回り先生』著者
石崎晴己  青山学院大学文学部教授
野口聡一  宇宙飛行士
赤星栄志  バイオマス(生物物資)研究開発
沖 大幹  東京大学生産技術研究所教授
山崖俊子  津田塾大学教授(臨床心理士)
藤井あけみ チャイルド・ライフ・スペシャリスト
大月隆寛  民俗学者
GEN CORPORATION 一人乗りヘリコプター開発会社
三沢直子  臨床心理士
大和ミュージアム  呉市海事歴史科学館
セーラ・マリ・カミングス  枡一市村酒造場代表取締役/唎酒師
山折哲雄    国際日本文化研究センター所長(現名誉教授)
伊藤比呂美   詩人
川勝平太    国際日本文化研究センター副所長(現静岡県知事)
宮坂宥洪    岡谷市照光寺住職
山崎バニラ   活弁士(活動写真弁士)
土屋アンナ   モデル・アーティスト
小菅正夫・坂東元  旭川市旭川動物園園長・副園長
日野晃  武道家
石川正俊  工学博士/東京大学教授


 簡単に分けてみますと、収録されている対談には以下の種類があります。

1.「今」の人:
 対談当時、富野監督が着目した人。対談相手は大抵一つの特定した領域で活躍していた人。それらの対談者は大抵生半可ではない道を歩いてきて、鮮やかな人生を過ごした人だが、対談時期は時期なので、こういう種類の対談は相手によっては今読むと話題が古くなったり、対談者が当時ほど活躍しなくなったりするので、全体でいえば鮮度が一番落ちやすい種類の対談。
 この1巻でいえば誰かは明言しないけど、シンカーとかスポーツマンとか賞味期限が短い職業の人はこれに当る。

2.「今」の物事や事物:
 対談当時、富野監督が着目したあらゆる物事。物流のシステムだったり薬物問題だったり珍しい会社だったりする。これも対談の内容によっては古くなったりする。でも、だからといって、その物事から学べないことはないので、単に「人」に着目した対談よりはタメになる気がする。
 この1巻でいえば、一人乗りヘリコプター、ユビキタス、リンガーハットや旭川動物園などがこれにあたる。

3.目立たない特定の領域:
 ある分野で確実に必要されている、もしくはもっと重視されるすべき職業や領域で頑張っている人に対しては、富野監督は賞賛を惜しまないし、対談を借りて世間の注目を喚起する。実際、富野監督が注目しているこれらの領域は10年近く経った今でも、十分な発展や理解を得たとはいえず、こういう方面から見ても、これから我々はもっと重視しなければならないと言える。
 この1巻でいえば、フェイシャルセラピストやチャイルド・ライフの話などはこれにあたる。

4.科学技術や工学などテクノロジー的なもの:
 ある意味上の「2」とダブる部分もあるが、富野監督は感性的な人である一方、科学や実学について興味を持つ同時に、日本の理系軽視にカウンターを置く意味でも、それらの知識をとても重視する。こういったものはたかが10年間で否定されるわけがないので、今読んでも感心させられる対談は多い。
 この巻でいえば、バイオマスがこれにあたる。1巻はどっちかいうと理論や思想的な対談は多いが、2、3巻に収録される部分はさらに理学的なので、こういう話題好きな人はぜひ。

5.ある特定領域が提起する普遍的テーマ:
 富野監督は何がすごいと問われたら、たぶんこの特定した領域から「普遍的なもの」を探ろうとする心が一番すごいでしょう。歴史的なもの、あるいは人自身から何か「普遍的なテーマ」を見つけようとするこの種類の対談は、10年近く経った今読んでも、全然古く感じさせない。だって普遍的なものには鮮度という概念さえない。人の心性、社会の問題、国家の在り様、世界の未来。これらをきちんと見つめている対談こそは、ある意味この富野監督による対談の真骨頂。
 この1巻でいえば、森津純子氏の人の生死の話、宮坂宥洪氏の仏教と般若心経の話、伊藤比呂美氏の詩とファンタジーの力の話などはこれにあたる。

 全部の対談を分類したわけじゃないが、大抵以上の4種類に分けていると考えれば、だいたい掴めると思う。



 最後、本書の最後にガンダムエース2008年11月号に掲載された「トミノの出来方」が収録されてるが、当時掲載されていない新しい写真も収録されている。もっとも、この「トミノの出来方」は第1回こそお宝写真満載だったものの、その2とその3はものすごくショボイ記憶がするのだが。

 大好評発売中の『『ガンダム世代への提言 I 富野由悠季対談集』。1400円で32種類の知識や新しい話を獲得できる。まだ買っていないなら是非試しに読んでください。



 それから、ここでブログを呼んでくださっている皆さんに頼みたいのですが、本書には読者アンケートハガキがついていますが、もしアンケートを送る余裕がございましたら、どうかガンダムエース編集部や富野由悠季監督に「『はじめたいキャピタルGの物語』なり新しい小説を読みたい」というご意志を伝えて欲しい。アニメ企画はなかなか先が見えない今だからこそ、富野監督のガンダムエースまたは角川書店での新作が見たいです。そう思いませんか?

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ブログ右端に商品リスト追加

2011/08/04 22:03|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ブログ右端に商品リスト追加
 前ブログでも言いましたが、とりあえずブログの右端に商品リストを試験的に投入しました。今まで富野関連商品をレビューすることはほとんどなかったのですが、この機を借りてリストで紹介する商品について簡単なレビューを書きたいと思います。

 また、富野由悠季監督の関連商品でいえばいろいろありますが、初期はしばらく富野監督に関連の書籍をメインに更新したいと思います。今は最近の本しか載っていませんでしたが、これからも随時追加したいと思います。よろしくお願い致します。

『映像の原則 改訂版』表紙、内容紹介公開

2011/08/02 22:00|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 『映像の原則 改訂版』表紙、内容紹介公開
 キネマ旬報社から8月29日より発売される、富野由悠季監督の『映像の原則 改訂版』は、カバーデザインと内容紹介が公開されました。今回の新刊は、以下のようになります。


映像の原則 改訂版映像の原則 改訂版
(2011/08/29)
富野由悠季

商品詳細を見る


映像の原則 改訂版 | キネマ旬報社

2002年の初版発行以降、ロングセラーを続けていた富野由悠季の書き下ろしによる映像演出技術書を、現状にあわせて約10年ぶりに全面的な加筆・修正を行った改訂版。

定価 1,995円(税込)
刊行 2011年8月下旬
判型 A5判
ページ数 336
発行元 キネマ旬報社
ISBN 978-4-87376-736-9

「映像は感性だけでは撮れない。映像には原則がある!」
「機動戦士ガンダム」などの作品で、50年近くにわたって映像業界の第一線で活躍してきた アニメーション監督・富野由悠季が、映画、TV、CM、MV、CG…etc、そして、実写・アニメーションにかかわらず、すべての映像における演出の原則 は同じであるという観点から、映像作品を撮るために必要な基礎知識、心構え、応用法を全12章で詳細に解説。
全ジャンルの映像作家志望者に向けた、現場感覚に基づく実践的な映像演出技術書。
2002年の初版発行以降、ロングセラーを続けていた富野由悠季の書き下ろしによる映像演出技術書を、現状にあわせて約10年ぶりに全面的な加筆・修正を行った改訂版。

 今回のページ数は336で、前と比べてはわずか7ページ増ですが、気になるのは何より表紙に書かれている「デジタル技術にも対応! より読みやすく、より分かりやすくなった改訂版!!」であろう。前の本は内容はもちろんいいですが、いかんせん書き方はいささか読みにくいので、今回の改訂によって読みやすくなってくれたら、もう大歓迎です。

 それから、「デジタル技術にも対応」とのことですが、前の2002年バージョンと比べれば、この10年の間で富野監督が取り掛かった作品でいえば『OVERMAN キングゲイナー』、『機動戦士Ζガンダム A New Translation』三部作、『リーンの翼』、『RING OF GUNDAM』ですが、確かにキンゲ以降の作品は全部デジタル制作になっています(ちなみに∀はサンライズ最後のセルアニメらしい)。なので、このへんの制作をきっちり経験した富野監督から、きっとまた何か新しい話を聞けるだろうと期待していいかもしれませんね。

▽続きを読む▽

自分用リスト(3)

2011/08/02 12:15|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 自分用リスト(3)
 ここんとこ担当した、あるいは担当することになった本のなかから、特に印象深いのをここで張ります。


聖地巡礼NAVI―アニメ&コミック聖地巡礼NAVI―アニメ&コミック
(2010/05)
ドリルプロジェクト

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 最初は流行(でもない?)に乗るだけの本かと思ったら、意外にも本格的でちょっと驚きました。台湾ではあまりこういう本がないため、絶対数は少ないものの、買ってくれる人は意外にもいるかも。


ブラック・ジャック創作秘話~手?治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)ブラック・ジャック創作秘話~手?治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)
(2011/07/08)
宮崎 克(原作)、吉本浩二(漫画) 他

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 日本のみなさんはご存知じゃないかもしれませんが、手塚治虫先生は台湾でもものすごく知名度があって、その関連書籍の売れ行きも今や日本とほとんど同じで、「爆発的な売り上げはないけど、継続的に売れ続けている」という状態。この本にしても、この「愛すべきキチガイ」(失礼)を愛するための本。こういう側面から手塚治虫を見るのは、なんだかいいね。機会あれば、富野由悠季監督の手塚先生に対する発言も整理してみたいね。


今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
(2010/08/12)
モリ タイシ

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 モリタイシ先生に失礼かもしれませんが、この本以前『いでじゅう』しか読んだことない自分はこの作品に対して、大して期待もしなかったが、これは間違いである。この短編は面白い! 生き生きとしてる主人公の女の子は誰も好かれてる。かといって媚びることもない。なかなか理想的な女の子の書き方である。自分の脳内彼女を想像するとき、せめてこのレベルじゃないと話はなりません。これは断言してもいい。また、同じくモリタイシ先生の『まねこい』も面白いので、機会があれば見るべし。


ジ・アート・オブ コクリコ坂から(ジ・アート)ジ・アート・オブ コクリコ坂から(ジ・アート)
(2011/07/27)
スタジオジブリ

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 去年スケジュール調整の問題でアリエッティを逃したけど、今年こそリベンジする。千尋もポニョもわたしでしたが、出版社的にはいずれは昔のジブリ作品のアート集も全部出すつもりかもしれませんので、将来は旧作を担当することもあるかもしれない。


 以下は機会があれば担当したい本。主は最近に読んだ本。


男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE)
(2010/02/22)
山内 泰延

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 このバカっぽさが売りの本


夏の前日 1 (アフタヌーンKC)夏の前日 1 (アフタヌーンKC)
(2010/02/05)
吉田 基已

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 『恋風』もそうだが、吉田先生の恋愛の書き方には本当に脱帽するしかない。特にこの作品に登場するヒロインは、本当に「可愛さ」と「美しさ」を一身に備える女性なので、読むばかりに感嘆するばかり。本当に魅力的な女性を見たい人は是非読むべし。


ライアー×ライアー (1)(デザートKC)ライアー×ライアー (1)(デザートKC)
(2010/11/25)
金田一 蓮十郎

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 金田一蓮十郎さん近年の代表作『ニコイチ』の逆バージョンでいえば分かりやすいのだが、それにしても面白い。金田一先生はほとんどハズレがないと思うが、この本もその証の一つといえる。


夕焼けロケットペンシル 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)夕焼けロケットペンシル 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2010/09/22)
あさの ゆきこ

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 まだ2冊しか出てないが、もう隠され名作といっていいくらい良い作品。小学校4年生の女の子が文具屋をやるというシンプルな話だが、ハートフルな話で展開される同時に、現実の厳しさもきちんと描いてる、非常に丁寧かつ繊細な漫画。とりあえず読めば間違いないと思う。

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