富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

TOMINOSUKI / 富野愛好病
http://kaito2198.blog43.fc2.com/

プロフィール

kaito2198

Author:kaito2198
台湾人。
ただのファンです。

twitterは@kaito2198です。

仕事やブログ関係のご連絡は
kaito2198@hotmail.comまでお願いします。

給華文圈之富野由悠季愛好者的一些話
關於本站文章的轉載聲明

富野監督関連資料一覧

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

グーバーウォーク

一回休み

2011/04/28 21:48|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 一回休み
 今日は忙しいので、私のベストアニメオフオールザタイムを紹介します。富野小説の記事は土曜日でうpします。









 今見ても色褪せない面白さです。これこそ時代を越えて残るアニメです。ずる賢いスヌーピー、報われないチャーリーブラウンなど、キャラクターとストーリーを同時に備えている傑作です。

 ファンってほどじゃないですけど、実はスヌーピー大好きです。小学校の頃買ったぬいぐるみは未だに手元に置いてるくらいです。

富野情報更新する

2011/04/25 20:18|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:7
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野情報更新する
 気づいたら今年もすぐ3分の1が過ぎちゃうので、人生って本当に恐ろしいものだなぁと実感している今日の頃。最近忙しいので、なかなかブログを書く時間を割れません。『ガンダムの家族論』はようやく土曜日で手に入れたんだけど、まだ読破しておりません。

 さらに、生まれて始めて左手首が捻挫しちゃったので、皿を持つのにさえ痛くなるという超生活不便な状況が見舞われて、もう大変大変。

 まあ、いろいろとアレですが、とにかく富野由悠季監督の最近の情報を中心に更新しました。思ったより少ないですね。というか前年や去年と比べたら全然少ない。

4月15日 ガンダムの家族論
4月20日 NHKの出崎統監督逝去のニュースにインタビュー
4月26日 月刊ガンダムエース2011年6月号 教えてください。富野です VOL.97
5月5日 私とドラッカー#9
5月10日 月刊アニメージュ2011年6月号 富野に訊け!103回(予定)
5月25日 東京大学講義

 ところで最近ガンダムエースは8月に北爪のZ漫画連載を始めそうですが、その頃と言ったら複数の連載が終わって枠が空くのと、秋の新ガンダムにもそろそろ情報解禁した頃なので、やはりダムエーとしてはいろいろ仕掛けをせざるをえないのね。さらに、ニュータイプやガンダムエースのコラボによる新しい新作アニメ専門の雑誌も始まりそうですね。

 個人的として頑張っているのはいいですが、どうにか富野監督による小説か原作漫画を読めないのかな。オリジン終わったら目玉連載なくなるんだろう? 昔『ガイア・ギア』や『リーンの翼』だってあれほど売れたんじゃないですか。本当、もうやっちゃえよって感じ。別にガンダムの家族論一冊でトミノエッセンスが満たせるわけでもないですしね。見たいのはあくまで新作ですしな。


「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)
(2011/04/15)
富野 由悠季

商品詳細を見る

紹介:富野由悠季監督が原発についての発言まとめ

2011/04/23 00:26|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 紹介:富野由悠季監督が原発についての発言まとめ
 富野小説記事第3回はそろそろ書き終わりますし、最近「Reverberation in GUNDAM」について2回くらいの記事を書きたいですけど、その前にどうしてもこの記事を紹介しなければなりませんので、それらの記事はもう少し後で掲載します。

 で、今回紹介したい記事は、ひびのたわごとさんが今回掲載した「富野が原発について語ってきたこと」という記事です。富野監督の今まで原発に関する発言を7つほど紹介した記事です。

富野が原発について語ってきたこと│ひびのたわごと

3.11以来目の離せない深刻な事態が続いてる福島第一原発。

「クリーンエネルギー」ともてはやされてきた原子力発電が、
いかに危険と隣り合わせであったかを再認識させられる出来事である。
かといって原発を安易に停止してしまうと、今度は電力不足に陥る。
なんとも悩ましい事態である。

そこでふと思い出したのが、以前に富野が原子力発電について何か語っていた、ということ。
過去の富野の発言から原子力発電に関する部分をピックアップして、
そこに共通する考え方の傾向を調べてみれば、
富野の原子力発電に対する考え方が見えてくるのはないか。

そう考えて資料を渉猟してみたのだが、
資料は山ほどあるにも関わらず原発に関する発言は予想外に少ない。
思ったようには集まらなかったので当初の予定を変え、
時系列順に富野の発言を列挙することにしてみた。

1.リトルボーイ4号「危険な対談」(1988年11月)
2.情けない神の国の片隅で第3回「根本を考えない」(炎1996年11月号)
3.情けない神の国の片隅で 第10回「平和ボケ」(1997年7月号)
4.「戦争と平和」(2001年12月採録)
5.教えて下さい富野ですVol.68(ガンダムエース2009年1月号)
6.シンポジウム「『エコ+クリエイティブ』が起こすイノベーション」(2010年11月16日)
7.「ガンダム」の家族論(2011年3月発売)

 今回の日本原発事故を考える上の非常にいい素材ですので、皆さんは是非読んでください。


巨匠出崎統の告別式に参列の富野由悠季監督がNHKのインタビューに答える

2011/04/21 08:48|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 巨匠出崎統の告別式に参列の富野由悠季監督がNHKのインタビューに答える
 昨日NHKは10時55分くらいのニュースで、出崎統氏の告別式の話を流した。そのなか、富野由悠季監督も参列し、NHKのインタビューに答えました。

”あしたのジョー”演出手がけた 富野 由悠季さん

初めて日本のテレビアニメに天才がいることに気づかされた
(出崎さんの)色々なことを盗みたいと思っていた。(でも)天才のものは盗めない


 富野監督にしてみれば、当時先行き不安のまま、リミテッドアニメの可能性を見せられた感じかもしれません。そういう意味では、出崎監督に対しては高畑監督や長浜監督みたいに師とまで仰ぐところまで行かないまでも、やはり学ぶ対象だったんでしょうね。



 下のサイトには富野監督のキャプチャがありますが、どっかでそのニュースうPされないかな…富野監督は別にして、出崎監督のニュースを見たいですし。

出崎統監督の告別式に参列した富野由悠季監督がNHKのインタビューに答える│やらおん



 富野監督がこういう発言をしたところで、実績と作品を見れば、何も富野監督が出崎監督より格下(※別に私が富野監督と出崎監督を比較したいのではなく、ただよくネット上でこういう論調を見かけるので、こう言い足しました)にはならないのは自明のことですが、結局こういう客観かつ正確な評価をくれるのは、富野監督ですよね…。宮崎駿監督は告別式に行ってなかったらしいですし。

 しかし、富野監督は出崎監督のもとで『あしたのジョー』の絵コンテを16本くらい切りましたが、結局それ以外、両氏は(出崎氏の)終生あまり交点がないままでいました。遺憾千万。杉井ギサブロー監督と何度も対談したのにな…。



富野由悠季は15のペンネームを持っている

2011/04/19 17:37|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:8
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季は15のペンネームを持っている
 三年前このブログ立ち上げた間もなくすでに書いたネタですが、今月号のオトナファミは「誰かに話したくなる! インドアエンタメ 知られざる伝説55連発 LEGEND of ANIME」という特集のなか、「富野由悠季は10以上のペンネームを持っている」というトリビアを紹介しましたので、こっちも負けじと、同じ話題を立ち上げています(笑)。

 で、一応オトナファミに対する挑戦(笑)なので、そのお題はあえてオトナファミより断言する「富野由悠季は15のペンネームを持っている」と付けます。いや、ペンネームという言い方は厳密的いうとちょっと違うのですが、とにかく結果的に富野監督がアニメにおいては、15つの名義を使ったという意味として捉えれば幸いです。



 ご承知のとおり、富野由悠季監督はいろいろなペンネームを持っているアニメーション演出家です。本名の富野喜幸はもちろん、富野作品を見れば必ず見かける井荻麟斧谷稔もメジャーなペンネームです。しかし、富野監督の数十年にも及ぶアニメキャリアのなか、実際はそれ以外にもたくさんの名義を持っています。果たしてどれくらいあるのか、以下は富野監督が実際に使った時間順で順次に紹介します。



01、富野喜幸
 もう言う必要もないと思いますが、富野由悠季監督の本名なんです。今の若い子だと「由悠季」のほうが馴染みかもしれませんが…。
 「さすらいのコンテマン」の時代・脚本・演出、それから『海のトリトン』から『機動戦士ガンダム』、『伝説巨神イデオン』までの総監督のとき使っていた名義です。


02、新田修介
 富野喜幸が初めて演出・脚本を担当した『鉄腕アトム』の第96話「ロボット・ヒューチャーの巻」で使った名義です。富野青年がこれまでも『アトム』で演出助手を担当したことがありますが、初めてクレジットされたのはこのペンネームです。
 今でこそ富野由悠季の華々しいデビューと捉えていますが、当時の富野青年はテレビマンガの演出という気恥ずかしさもあって、この名義を使ったのですが、すぐにそれが無意味だと気づいたか、この後すべて実名を使ったのです。よって、
「新田修介」は一回きりのペンネームとなったのです。


03、小田良
 あまり知られていませんが、富野監督が結婚する前後、アニメだけでは食っていけないかと考えて、一時期マンガ家を目指してた頃もあったそうです。それが投稿するときに用いたペンネームです。元ネタは明かされていませんが、富野監督のペンネームの傾向から考えれば、たぶん出身地の「小田原」だと思われます。
 言うまでもなく、富野はこの後アニメに従事し続けていますので、マンガ道の挫折とともに、この名義も自然消滅しました。


04、阿佐南
 『ムーミン』のときに使っていたペンネームです。元ネタはいうまでもなく、当時この作品を制作する東京ムービーのスタジオにいる「南阿佐ヶ谷」です。この名義は意外にも一回っきりですが、ほかにもいろんな亜種が存在していた。


05、斧谷喜幸
 『さすらいの太陽』のコンテのみで見られるペンネームです。この名義使った間もなく、「斧谷稔」のほうに移行しました。「斧谷」というペンネームの由来は長年ファンの間の謎でしたが、実際は富野夫人「亜阿子さん」の旧姓で、鳥取ゆかりの苗字です。詳しくは富野ファミリーの人々 その1「亜阿子さん」を参照ください。


06、斧谷稔
 もっとも有名なペンネームの一つで、”テレビアニメ”の脚本・コンテ・演出をするときの名義です。『イデオン・ライナーノート』の頃までは謎のコンテマンだったらしいですが、記録全集などのコメントを今見るとバレバレ。
 ちなみに、富野監督は映画だと富野由悠季名義を使っていることが多いですが、唯一『Ring of Gundam』は例外で、短編映画でありながら「斧谷稔」を使ったのです。


07、阿佐みなみ
 『ど根性ガエル』と『ラ・ゼーヌの星』と『ダイモス』のコンテで使ったペンネームで、南阿佐ヶ谷関連の亜種のなか、いちばんよく使っていた名義です。


08、南阿佐
 『天才バカボン』の絵コンテのときに使ったペンネームです。ちなみに、この仕事は『富野由悠季全仕事』ではカウントされていません。キネマ旬報社さん、早く増補版を出してくださーい。


09、とみの喜幸
 なんかペンネームを使った気がしませんが、やはりペンネームの一つです。世界名作劇場や『未来少年コナン』などで使った名義です。『ラスカル』ではなぜか同時に「とみの喜幸」と「富野喜幸」を使いました。


10、富野幸喜
 これはペンネームではなく、「カルピスまんが劇場」の『山ねずみロッキーチャック』のときの誤植です。そのままオンエアでクレジットされましたので、ここではあえてカウントします。


11、井草明夫
 『無敵鋼人ダイターン3』のみで、コンテ・演出・作画監督として使ったペンネームです。『無敵超人ザンボット3』は作画監督を設けていなかったため、画がめちゃくちゃ回もまちまちという反省から、『ダイターン3』からは作画監督を設けましたが、それでも人手不足なので、富野監督も仕方なく作画監督を勤めたという始末です。
 あ、ちなみにここでウンチクさせていただきますと、富野監督は『ザンボット3』、『ダイターン3』、『ガンダム』、『イデオン』では原画を担当したことあります。また、『ザンボット3』のときは動画も一緒にやったという。あと、亜阿子さんも『ガンダム』で仕上げのバイトをやったらしい。
 元ネタはもちろん「上井草」か「下井草」です。


12、日本サンライズ企画室
 これは富野監督のペンネームじゃないですが、富野監督が作詞した「行け!ザンボット3」「カムヒア!ダイターン3」「トッポでタンゴ」はこの名義で発表されたものなので、ここでもカウントします。ちなみに、「宇宙の星よ永遠に」は富野作詞ではないらしい。


13、井荻麟
 もっとも有名なペンネームの一つです。『機動戦士ガンダム』以降作詞のとき使っている名義です。富野監督はこのこの名義で大量な作品を残っていて、詳しくは富野由悠季作詞一覧を参照ください。


14、富野由悠季
 『戦闘メカ ザブングル』以降、あらゆる活動で使ってる名義で、間違いなくもっとも有名なペンネームです。『ザブングル』以降の総監督、『ブレンパワード』のテレビアニメ脚本、映画/OVAの脚本・コンテのほか、小説・エッセイなどもこの名義で発表します。
 あと、誤解されるがちですが、富野監督本人は別に改名していません。本名はあくまで「富野喜幸」です。


15、下井草伊井乃弼
 サンライズ共同のペンネーム……らしい。『OVERMANキングゲイナー』のとき、さまざまの伝説を残した悪名高い邪神……というのは一般の評価ですが、作画監督が見つからないため(湖川説もあるが、不明)、富野監督が仕方なく作画監督というポジションをやったとも。
 元ネタはそのまんま「下井草」。



 以上は、富野由悠季監督が今まで使った名義の一覧です。オトナファミさんは今回のような企画をするのが、本当に素敵だと思いますが、まだまだ甘いですな(笑)。

巨匠出崎統の逝去を受けて

2011/04/18 21:37|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 巨匠出崎統の逝去を受けて
 私が愛してやまない富野由悠季監督に多大な影響を与えていた一人である、出崎統監督が2011年4月17日、肺がんのために逝去されました。今はショックで上手く記事を書けませんので、代りに失われた何かのohagiさんが書いたご記事を紹介させていただきます。

アニプレッション!! : 旅立った出崎統監督へ送る言葉(いち富野監督好きからのメッセージ)

 ほかの巨匠と出崎監督の関係、それから富野監督が出崎監督についての言及を紹介する形で、出崎監督を簡単ながら振り返る素晴らしい記事です。ぜひぜひ読んでください。

▽続きを読む▽

富野由悠季監督はまた東京大学に行くらしい

2011/04/16 23:15|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季監督はまた東京大学に行くらしい
 まだ公表されていないスケジュールですが、アニメーション監督・富野由悠季氏は来月東京大学大学院工学系研究科・工学部機械系の学生向けの科目「学部横断型教育プログラム--メディアコンテンツ--技術とコンテンツ」にて講義をするそうです。時間は5月25日水曜日の13:00―14:30です。東大でのトークは、2003年東大五月祭や2008年東京大学工学部の「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」以来の3回目となります。

ASCII.jp:東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう!


 東京大学は専門知識だけでなく、新たな学問的課題に取り組んで、幅広い分野を横断していくフレキシビリティを備える学生を育成するために、「学部横断型教育プログラム」を開設したんですが、そのうちの一つは今回の「メディアコンテンツ」です。この「メディアコンテンツ」というプログラムの目的は、一言でいえば「メディアのコンテンツを創造する人を作る」というものですが、今回富野監督が出る科目の一つである「技術とコンテンツ」も、その「メディアコンテンツ」の一環です。そのシラバスによりますと、こんなものなんです:

東京大学学部横断型教育プログラムメディアコンテンツ

デザイン、コンピュータ・グラフィックス、デジタル・ミュージック、建築設計など、理系文系を問わず技術と芸術の両方に何らかに関わりがある、さまざまな分野でご活躍の方々から、オムニバス形式でお話をうかがう。


 要するにいろんな分野から芸術や情報工学などに関わる人が出る授業なんですが、去年なんかアニメの分野からは『サマーウォーズ』の細田守監督が登場したんです。

東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻 設計工学研究室│技術とコンテンツ/Technology and Contents


 今まで富野監督の東京大学でのトークは公開イベントで、「テクノドリームI」の時みたいなで面白くて意味深い話を残してくれました。しかし今回は東京大学学生の授業なので、残念ながら一般人には受講することができないだろう。しかし、それでもかまいません。2000年以降、よく大学に行く富野監督は、今まですでに東京大学、京都精華大学、和光大学、日本大学、金沢大学などで講演または講義をしたんですが、今回はまた我々に何かを教えてくれるんでしょうか? 興味深いです。

6fd36b47137b4be08c55b5a9d3af527b_7.jpg


▽続きを読む▽

『ガンダムの家族論』(著:富野由悠季)を買わなければならない二つの理由

2011/04/15 21:42|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:4
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 『ガンダムの家族論』(著:富野由悠季)を買わなければならない二つの理由
 アニメーション監督・富野由悠季氏の新書『ガンダムの家族論』は、いよいよ今日発売されました。

 自作に関して多く語らない富野監督、この本は富野監督が「家族論」という視点から昔の作品を解説し、富野監督自身の家族論で展開されるものです。今までも数多く魅力的な本を上梓した富野監督ですが、今回のようにインタビューに通してではなく、自ら作品の解説役を担当するのは初めてです。そういう意味では、本作は今までのどの本ともまた一味違う様子です。

 また、『戦争と平和』『富野に訊け!』『教えてください。富野です』などの対談集やインタビュー集と違って、今回は富野監督本人が自分で書き出したものなので、2000年のエッセイ『∀の癒し』以降、11年ぶりの書き下ろしになります。

 以上の二点から見ても、今回の『ガンダムの家族論』はどうしても買わなければならない本である。



 具体的な内容に関しては皆さんご自分読んでからの楽しみにしておきますが、ここで4つの記事を紹介させていただきます。

富野由悠季の家族論│ひびのたわごと

富野作品における家族のありかた
富野作品には家族の物語がストーリーの軸となる作品が多い。
そのなかでも家族をメインに据えた作品と言えば、
「ザンボット3」「F91]「ブレンパワード」の3作品が挙げられるだろう。

富野自身の家族論
では、作り手である富野自身は、家族についてどう考えているのだろうか。
ここでは親子関係、それも実際の娘さん2人に対する富野の考えに限定し、
それが現れている資料をいくつか紹介したいと思う。


富野由悠季監督の最新テーマは家族 『「ガンダム」の家族論』発売│アニメ!アニメ!

 富野監督は、これまでにも小説だけでなく、エッセイ、実用書、対談集などを書いてきた。いずれも、読み応えのある書籍である。しかし、『「ガンダム」の家族論』は、そのどれとも異なった本だ。
 それだけに『「ガンダム」の家族論』は、『ガンダム』をはじめ多くの作品で日本アニメ史に大きな影響を与えた富野由悠季という大きな存在を知るうえで欠かせない書籍である。


bonzokuAD

子供は殴って育てろと書く御大、
見合い結婚を復活させろと説く御大、
スカイプで孫娘と話していると書く御大に萌える本です


富野由悠季著 「ガンダムの家族論」│アニメーションメモver.3.0

 富野監督の新著『「ガンダム」の家族論』ファンとしては待ちに待った新刊という事であわてて書店で買ってきた。(中略)肝心の内容はというと、ガンダムの家族論というタイトルとは裏腹にイデオン、ブレンパワードといった監督が手掛けた非ガンダムタイトルも含めた作品を家族論という視点で監督が見つめ直すという構成になっている。

 (前略)2時間程あれば読み終わる内容になっており、文章も監督の本の中では読みやすい部類に入ると思う。「ガンダムの家族論」というタイトルから内容がやや外れている気もしなくもない点は惜しいが(笑)、最近の監督の思想がコンパクトにまとまっていてかなりお得な内容だと思う。濃いファンでも楽しめるが、富野監督に興味はあるけれど、何から見ていいのか分からない、という富野初心者にこそ勧めたい本だ。


 最後は、本書の帯および表紙を紹介したいと思います。

帯の表:

大人になったアムロ・レイたち=「ガンダム」世代は、どう家族と向き合えばいいのか?

『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』『ガンダムF91』『ブレンパワード』『リーンの翼』……富野由悠季が自作に託して語る家族と社会のあるべき未来


帯の裏:

結婚、出産、育児……。偶然の出会いの産物である家族は、安らぎの場ではなく、修業の場所だ。


表紙裏の作者紹介:

富野由悠季(とみの・よしゆき)
1941年神奈川県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、64年虫プロダクション入社。『鉄腕アトム』の制作に携われ、67年虫プロ退社。72年『海のトリトン』で初監督。77年サンライズ初のアニメーション作品『無敵超人ザンボット3』の総監督を勤める。79年『機動戦士ガンダム』を総監督、以降多数のシリーズ作品を生む。80年『伝説巨神イデオン』。95年、初の『ガーゼィの翼』。98年『ブレンパワード』をWOWOW初のオリジナル有料アニメとして総監督。05年自身初のWEBアニメ『リーンの翼』を監督。06年AMDアワード功労賞、シカゴ国際映画祭アニメーション功労賞、09年ロカルノ国際映画祭名誉豹賞などを受賞。この間、金沢工業大学客員教授を務め、また多くの小説作品を刊行している。

 このプロフィールはなかなかよく書いた。誰が書いたものだろう。


「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)
(2011/04/15)
富野 由悠季

商品詳細を見る


 というわけで、今は全国の本屋やネットショップにて好評発売中なので、今すぐ買いましょう!

富野由悠季『ガンダムの家族論』、明日いよいよ発売!

2011/04/14 22:05|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季『ガンダムの家族論』、明日いよいよ発売!
 富野由悠季監督の最新著作、『ガンダムの家族論』はいよいよ明日で発売ですが、今頃すでに手にして読んでいる人もいるかもしれません。

 私は残念ながら台湾在住なので、読むのが早くても来週末になるのですが、ここで先日すでに紹介したレビューや記事のほか、さらに新たな感想を紹介します。同じく富野ファンであり、すでに本書を読んだアニメーションメモver.2のbonzokuさんのツィッターでの発言です。


bonzokuAD

子供は殴って育てろと書く御大、

 おおーーいつもの富野監督だ。

見合い結婚を復活させろと説く御大、

 おおおおーーーー絶好調だな富野監督は。

スカイプで孫娘と話していると書く御大に萌える本です

 な、なにぬーーーーーー!? こ、これは知らんぞ!?


 というわけで、これはいままでどこでも読めなかった富野本だと、富野ファンである私が断言できます。なので、明日は絶対に本屋に行って、ワニブックスplus新書のコーナーの前で、大声で「富野由悠季監督の新作『ガンダムの家族論』をください!」と言って下さいね。



「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)
(2011/04/15)
富野 由悠季

商品詳細を見る


富野由悠季監督新書『ガンダムの家族論』、4月15日発売!

祝!WOWOW「ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」、第52回科学技術映像祭【部門優秀賞】受賞!(再掲)

2011/04/13 18:16|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 祝!WOWOW「ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」、第52回科学技術映像祭【部門優秀賞】受賞!(再掲)
 これはすでに先月の話だったんですが、朝日新聞の記事掲載により再掲させていただきます。

asahi.com(朝日新聞社):ノンフィクションW 「富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」第52回科学技術映像祭 部門優秀賞受賞! - 企業リリース - ビジネス・経済

 WOWOWオリジナルドキュメンタリーシリーズ「ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」が、第52回科学技術映像祭で部門優秀賞〔科学技術教養部門〕を受賞しました。同賞の受賞は初となります。
 科学技術映像祭は、公益財団法人日本科学技術振興財団、公益社団法人映像文化製作者連盟、財団法人つくば科学万博記念財団の共催により、優れた科学技術に関する映像を選奨し、科学技術の普及と向上を図ることを目的とした賞です。「自然・くらし部門」「研究開発部門」「科学技術教養部門」の3部門に出品された67作品のうち、10作品が優秀作品に選定。その中で、同番組が「科学技術教養部門」の部門優秀賞を受賞しました。



 WOWOWが1月24日放送した「ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」は、財団法人日本科学技術振興財団が設立した第52回科学技術映像祭の部門優秀賞受賞をしました! WOWOWさん、富野由悠季監督、宇宙エレベーターを愛する先達たち、関係者の方々、富野ファンの皆さん、そして日本の科学技術に関心を寄せている∀(すべて)の人、おめでとうございます。


科学技術映像祭
科学技術映像祭│「第52回科学技術映像祭」入選作品の決定について

「第52回科学技術映像祭」入選作品の決定について

財団法人 日本科学技術振興財団
公益社団法人 映 像 文 化 製 作 者 連 盟
財団法人 つくば科学万博記念財

 第52回科学技術映像祭について
 科学技術映像祭は、優れた科学技術に関する映像を選奨し、科学技術の普及と向上を図ることを目的として、昭和 35 年から始められ、昨年の第51回より、目的に優れた科学技術映像の普及・活用による科学技術教養の向上を加えるとともに表彰部門を見直し3部門といたしました。「自然・くらし部門」「研究開発部門」「科学技術教養部門」の3部門に、製作者、企画者(スポンサー)、テレビ局、および学術研究機関、73 機関から、2010 年 2 月 1 日から 2011 年 1 月 31 日までに完成または放映された67作品が出品され、別紙のとおり10作品が優秀作品に選定されました。
 優秀作品の製作者ならびに企画者に内閣総理大臣賞(1 作品)、文部科学大臣賞(3作品)、部門優秀賞(6作品)および特別奨励賞(1作品)が贈呈されます。

【科学教養部門】
TV ノンフィクションW 44 企画 (株)WOWOW
富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢 製作 (株)ドキュメンタリー ジャパン


 惜しいことに、内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞では、それぞれ話題のクニマスとはやぶさに敗れてましたが、それでも何十作から勝ち抜け、部門優秀賞を受賞しました。WOWOWさんの番組制作能力を証明したほか、2007年制作された「クエスト~探求者たち~ 宇宙エレベーターで宇宙へ! 青木義男教授の挑戦」という同じく宇宙エレベーターを取り上げた作品も第40回科学放送高柳記念賞を受賞したのを見て、やはり宇宙エレベーターは注目集めている技術であることに違いません。いつもながら富野監督の慧眼に脱帽。サンライズさん、早く富野監督の新作アニメを作ってください。


科学技術映像祭│第52回科学技術映像祭入選作品

TV ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢
【宇宙エレベーター】を考えると人類の未来が見えてくる!
(企画 (株)WOWOW、 製作 (株)ドキュメンタリー ジャパン)44 分

富野由悠季さん

 先月公開された時は、「富野由悠希」に間違われてましたけど、今回はしっかりと「富野由悠季」に直されました。素敵ね。

▽続きを読む▽

富野由悠季監督新書『ガンダムの家族論』、4月15日発売!

2011/04/11 21:11|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季監督新書『ガンダムの家族論』、4月15日発売!
 富野由悠季監督久々の新書『ガンダムの家族論』はいよいよ発売まで一週を切りました! 今回のテーマは、なんと「家族論」です。

 ご承知のように、富野監督の作品においては、家族のしがらみは不可欠の要素で、『ガンダム』のアムロのような断絶もあれば、一方『ブレンパワード』みたいな互いに許すようになったのもあります。

 また、富野監督の自伝『だから僕は…』やエッセイ『∀の癒し』、それからNHK番組「私が子供だったころ」などを見ても、富野監督本人が家族についても複雑な情感をお持ちの様子。さらに、自分の妻に対して義務を果たしたと発言したものの、娘たちに対し反省とも取れる発言をしました。

 富野監督はかつてアニメにおいて『絵コンテ千本切り』とまで呼ばれた仕事人間だったので、仕方ない部分はあると思います。それでも「富野に訊け!」などで悩んでいる若者にたいして、厳しくも真っ当な原理原則を教えることから見れば、富野由悠季という人間はやはりいい親かもしれません。

 そんな富野監督ですが、実は今まで正面きって家族に関してたっぷり語ることは一度もなかったんです。そんなんだから、今回の『ガンダムの家族論』は久々の新著であると同時に、富野監督の家族論、それから作品にこめる家族に対する思いを知る上、もっとも貴重なる本です。

 それで、発売を記念にして、以下二つの記事を紹介します。一つはひびのたわごとさんによる、富野の過去の作品や発言から家族という部分をピックアップする記事で、もう一つはアニメアニメさんが書いた『ガンダムの家族論』の書評です。見てください!(シャクティ風)


富野由悠季の家族論│ひびのたわごと

富野作品における家族のありかた
富野作品には家族の物語がストーリーの軸となる作品が多い。
そのなかでも家族をメインに据えた作品と言えば、
「ザンボット3」「F91]「ブレンパワード」の3作品が挙げられるだろう。

富野自身の家族論
では、作り手である富野自身は、家族についてどう考えているのだろうか。
ここでは親子関係、それも実際の娘さん2人に対する富野の考えに限定し、
それが現れている資料をいくつか紹介したいと思う。


富野由悠季監督の最新テーマは家族 『「ガンダム」の家族論』発売│アニメ!アニメ!

 富野監督は、これまでにも小説だけでなく、エッセイ、実用書、対談集などを書いてきた。いずれも、読み応えのある書籍である。しかし、『「ガンダム」の家族論』は、そのどれとも異なった本だ。
 それだけに『「ガンダム」の家族論』は、『ガンダム』をはじめ多くの作品で日本アニメ史に大きな影響を与えた富野由悠季という大きな存在を知るうえで欠かせない書籍である。


 発売日は4月15日なので、まだ予約していない人はいますぐ予約しましょう!


「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)
(2011/04/15)
富野 由悠季

商品詳細を見る


富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その2 『「イデオン」ライナー・ノート―アニメの作り方教えます』『破嵐万丈シリーズ』『オーラバトラー戦記』『機動戦士ガンダム ハイストリーマー』『機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』篇

2011/04/10 01:37|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:8
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その2 『「イデオン」ライナー・ノート―アニメの作り方教えます』『破嵐万丈シリーズ』『オーラバトラー戦記』『機動戦士ガンダム ハイストリーマー』『機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』篇
 お待たせしました。第2回はようやく完成しました。今回の紹介作品は『「イデオン」ライナー・ノート―アニメの作り方教えます』、『破嵐万丈シリーズ』、『オーラバトラー戦記』、『機動戦士ガンダム ハイストリーマー』、『機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』。




「イデオン」ライナー・ノート―アニメの作り方教えます

「イデオン」ライナー・ノート アニメの作り方教えますsmall

あらすじ
 40代に入り、頭はだんだん禿げ気味のアニメ監督、富野喜幸。小さなアニメ制作会社サンライズで仕事する彼は、『機動戦士ガンダム』の後に、ある新作を監督することになっている。その作品の名前は『伝説巨神イデオン』。二つの種族が神秘の力「イデ」に巡って戦う話だ。主人公たちがピンチに会う時、いつも神秘の力でなんとか乗り越えたが、現実に生きてる富野はそうもいかず、いつも仕事と家族のことで四苦八苦。
 そんなある日、富野の奥さん「亜阿子さん」は妊娠する発覚。これをきっかけに、彼の周辺も動き始めたのだ。打ち切りにあった『イデオン』の行方は果たしてどうなるのか? そして富野喜幸と亜阿子さん、さらにスタッフたちの運命はどうなるのか?

作品解説
 『伝説巨神イデオン』放送の少し前から同『発動編』公開前まで、「月刊アニメージュ」にて連載された作品。原作・総監督の富野喜幸による『イデオン』制作現場に対するルポ調の文章としているが、実際はフィクションとノンフィクションを混じり入れたメタフィクション、いわば楽屋的な作りとなっている。
 『イデオン』の放送開始、悲劇の打ち切り、そして劇場版として復活を遂げた道程が物語風で整理され、当時の制作事情が非常によくわかる一冊。作者は後半で一部の内容はフィクションと告白したにも関わらず、一部の人物と出来事以外はすべて実名と実際に起きたことなので、当時富野とサンライズにまつわる人間関係やエピソードが伺える。また、富野による資料や湖川友謙によるイラストも大量に挿入されるため、『イデオン』を知るにも、富野を知るにも、サンライズの歴史の一ページを知るにも、まさに貴重な作品である。

アニメとの関連
 単行本化する際はサブタイトルの「アニメを作り方を教えます」を追加されたが、著者本人が認めたとおり、実際はノウハウ本とまったく関係ないものだった。とはいうものの、『イデオン』に関する富野監督本人によるライナー・ノートが大量挿入されて、実際のフィルムとの異同を比べてみるのも一興。また、『イデオン』と比べて比重は少ないが、『機動戦士ガンダム』や安彦良和氏などの言及もあり、イデオンファンはもとより、ガンダムファンも見逃せないポイントだ。

トミノ的必見ポイント!
 この本はあちこちでフィクションが挿入されるので、内容についていまいち信じられない人もいるだろう。しかし、自分の感覚でいえば、話を面白くするための虚構はあくまで富野夫人「亜阿子さん」の妊娠話に限定するもので、実在人物に関わる話で語られる心情は全部本物だと思っている。
 おちゃらけ口調で話をどんどん展開する一方、富野監督の師匠の一人とも呼べる長浜忠夫氏やサンライズ初代社長岸本吉㓛氏の死などを触れて、シリアスな一面もある。そういう点から見ても、なかなか一筋でいかない「作品」でもある。あ、ちなみに、連載開始の時点では斧谷稔さんと井荻麟さんの正体はまだ現してなかったので、富野と斧谷と井荻が談義する珍場面も見られる(笑)。

連載と各版本の比較
 連載分持っていないので、単行本と連載の差異はよく分からない。ご存知の方ならばご情報をくだされれば嬉しい。
 単行本化する際はサブタイトルの「アニメを作り方を教えます」を追加されたが、著者本人が認めたとおり、実際はちっとも教えてくれませんでした(笑)。連載中のコラム名は「"New Type"T.V.NOVEL」なので、ガンダム人気におんぶに抱っこされてる…といえなくも無いかも。

入手状況
 富野由悠季監督の自伝、最初の『だから僕は…』と同じく徳間書店より出版されたものだが、当然ながら絶版。復刊ドットコムで100票を越えたため、『イデオン』放送より30周年関連で再販されると期待されたが、別にそんなこともなかったぜ。あまり見つかりにくい本なので、古本屋で見かけたら速攻で買おう。

イチオシのセリフ

「あーら、失礼しちゃうわね。残るのは作品だけだっておっしゃっていたのはダレでしたかね?作品の誕生する事情なんか関係なく存在するのが作品でしょ?なら、いつどうなっても大丈夫な作品創りだってあるはずよ。それを創り出すのがプロではないでしょうかね?それともあなた、アマチュアなの?」





破嵐万丈シリーズ

破嵐万丈シリーズsmall(ソノラマ文庫版。獅子王ノベルズ版の画像求む!)

あらすじ
 あの破嵐万丈が帰ってきた! シン・ザ・シティで私立探偵をやってる破嵐万丈の事務所へ、ある日一通の電話がかけてきた。いざ会うと、依頼人はなんと金髪の美女だった。美人に弱い万丈は大喜びだが、どさくさに紛れて過激派自然保護団体クリーン・グリーンと武装組織ポルタ・ニグラの紛争に巻き込まれることになる。謎の超少女の協力を得て、なんとか乗り越えた万丈だが、彼の前に、さらに事件が次から次へと来る。
 しかし、万丈はそれを気にしない男。今日もスーパーマシン、ラピド・ポータを乗り、事件に出撃する! もちろん、ギャリソン時田も傍で見守っているよ!

作品解説
 朝日ソノラマのSF、ファンタジー小説誌「獅子王」にて連載されたもので、タイトルが示したとおり、『無敵鋼人ダイターン3』のスピンオフ、主人公であった破嵐万丈が再び主役を担当する作品である。通称「破嵐万丈シリーズ」。富野由悠季による他の小説作品と違って、この作品は固有のタイトルがおらず、第1巻「薔薇戦争」以外は連載の時「破嵐万丈」さえ付けていないため、『万丈シリーズ』はあくまで俗称で、公式名前ではない。
一般的にシリアスな問題提起や展開ばかりと思われる富野の作品と違って、軽快でユーモアなタッチで描かれた一作なので、誰でも気軽に読める一作に仕上げている。でも、1980年代で環境テロやレズビアンを書くなど、富野由悠季ならではの先見の明も健在。
 「薔薇戦争」「憂鬱ミュージアム」「ヒット・カップル」「愛はシベリアから」という4つのケースに構成されている。話自体は探偵や推理小説らしく、1巻ごと事件が完結する形なので、厳密にいえば終わった作品ではない。

アニメとの関連
 アニメに出てくるキャラは破嵐万丈とギャリソン時田のみで、ビューティフル・タチバナと三条レイカは登場していないが、代りにファン・ファン、ハノ・マコト、ミーシャ・マモーンなどの新しい美女助手が登場するなど、アニメと同じようなシャレた駆け合いは健在。
 また、アニメではないが、『ザ・ロンゲスト・ロード・イン 破嵐万丈・鈴置洋孝』のA面の「ストレンジャー・ロード 破嵐万丈」の世界観や雰囲気にも一部共通してる節が見えて、気になる方は「無敵超人ザンボット3/無敵鋼人ダイターン3 究極BGM集」を探すと良い。

トミノ的必見ポイント!
 私家探偵、アクション、爆破、推理、陰謀、暗殺、殺人予告、ドタバタ、恋の混戦模様……などなど、一見富野らしからぬこの作品だからこそ、富野ファンが読まなければならないものである。4作の雰囲気は全部異なるなので、面白さは多少バラつきあるものの、一作でいろいろな要素を読めるのも、このシリーズだけであろう。

連載と各版本の比較
 文庫収録される際、やはり連載より加筆修正されている。また、獅子王ノベルズとソノラマ文庫の両方から出版される1巻の内容はどちらもまったく同じらしい。

入手状況
 全巻は朝日ソノラマより文庫版が刊行された。また、単行本は1巻のみで獅子王ラベルとして出版される。残念ながら、今どちらも絶版している。文庫版は根気を出せば全巻見つかるのも可能だが、個人の感触ではやや高価。

イチオシのセリフ

 意識を正しく持たないと、身体が無意識のうちにハンダー・キムラの方へ流れていってしまう。そして、女神の全部をじっくりと鑑賞させてもらいたい衝動に駆られる。できることならば、身につけていらっしゃる衣装というものも取っていただいて、その女神の姿を崇めさせてもらいたい。
 そう、それは鑑賞ではない。拝むのだ! ひれ伏すのだ。そして、自分の醜さを、その裸身の前で謝る! そうすれば、女神様のその裸足(おみあし)で、『エエーイッ、醜い者奴』なんて言ってくれて、踏んづけて、モミモミしてもらっちゃえる!




オーラバトラー戦記

オーラバトラー戦記ALL1small(カドカワノベルズ版)

オーラバトラー戦記ALL2small(角川スニーカー版)


あらすじ
 城毅。通称ジョク。夏休みで軽飛行機の免許を取るためにロスに行った彼は、ある日バイクの事故で後輩の田村美井奈と一緒に異世界バイストン・ウェルに飛ばされる。アの国に拾われて、騎士となったジョクは、そこで姫アリサ・ルフトと惹かれあい、戦場で美井奈と敵として対面し、戦友のバーンやガラリアとともに、ショット・ウェポンが発明するオーラマシンを駆使し、国と世界を乱す悪のガロウ・ランと戦うになる。しかし、ジョクは戦いに通じて、だんだんこの世界が起きていることに違和感を覚えてゆく……。

作品解説
 『リーンの翼』に続いて、文芸誌「野生時代」に連載されたバイストン・ウェルシリーズの小説の二作目。『聖戦士ダンバイン』の一部のキャラクターや設定を借りながらも、前半はガロウ・ランとの闘争史を描き、後半はバイストン・ウェルに決着をつくなど、『ダンバイン』のそれとかけ離れている展開をされているため、リメイクの性質はあるものの、実質的に違う作品となっている。
 連載7年、全11巻の大作で、2010年『リーンの翼』新版が世に出るまで、長年一番ボリュームがあった富野由悠季の小説の座を占め続けた。

アニメとの関連
 この作品は一言でいえば『聖戦士ダンバイン』のリメイク作だが、前述のとおり、独自の要素が大量入っているため、結局大幅アレンジされた新作というほうがいいかもしれない。
 物語の前半はバイストン・ウェル物語においての悪を一身に担ぐ種族、ガロウ・ランが登場する。主人公のジョクたちはオーラマシンを操って、ガロウ・ランと彼らが操る強獣と戦う。また、物語の中盤からいよいよオーラバトラーが登場するが、オーラマシンにおいて新しい機械と違う開発系譜を示しており、ファンからして堪らないものだろう。
 それから、全富野作品に通じて唯一固有名詞を持っている武器「聖戦士の剣」が登場することもポイントが高い。

トミノ的必見ポイント!
 この作品がもっとも特筆すべきところは、まず何よりこの作品の連載の長さだろう。第1巻は1986年10月、最終巻は1992年9月で終わるもので、つまり『機動戦士ガンダムZZ』の途中から『機動戦士Vガンダム』開始の連載で、その間に実に6年もの時間が空いている。それゆえ、『ダンバイン』のリメイク作として始まるこの作品は、最終的は内容だけでなく、思想面においても『ダンバイン』のリメイクを越えて、『V』に繋ぐものとなっている。
 なので、作品としてはバイストン・ウェル物語に属してるが、思想面では、むしろ『Z』『ZZ』時期から『V』時期までの富野監督の作風の変遷が見られる。カテジナ・ルースは暴走? いいえ、予定調和です。信じないというのなら、この『オーラバトラー戦記』を読んでみてください。
 それから、『リーンの翼』の次に連載された作品ということを考えなければならない。文芸誌である「野生時代」でこれを打ち出すことは、つまり富野監督はこのテーマやストーリーは一般人にも通用できると考えたほかない。実際、この作品の中身は『ダンバイン』のアニメ色を排除したことで、すでにアニメノベライズ的なものとは言えず、むしろ純粋に現代文明に対して反省するファンタジー小説と見なすべきと言っていいだろう。

連載と各版本の比較
 単行本化される際には加筆修正がされているが、連載は読んだことないので、実際の差異はどこにあるのか、よく知らない。もしご情報ありましたらどうか教えてください。
 最初の版本はカドカワノベルズで、2000年では角川スニーカー文庫より大幅加筆修正版が発売され、現在入手できるのもこの版。文章の推敲や科学技術関連の描写などが今風に修正されたが、二つの版本の展開に大きな違いはないので、ご安心ください。

入手状況
 カドカワノベルズ版は絶版の上、そこそこ数があった割りに全巻揃うのが難しいため、新たに出版される角川スニーカー文庫のほうを探すのが無難。
 スニーカー版の紙本はそろそろ絶版するかもしれない気味なのだが、KINDLE版も発売されています→

イチオシのセリフ

『あ奴のチンポ……伸びて来た……危険だな……』




機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアALLsmall(アニメージュ文庫版)
機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマーsmall(徳間デュアル文庫版)

あらすじ
 地球連邦軍の英雄アムロ・レイは、部隊ロンド・ベルの一員として、難民対策用のスペースコロニー「スウィート・ウォーター」の調査に赴いた。パートナーのカニンガムと共にこの多くの住民が地球連邦政府に反感を抱くコロニーに入ったアムロは、反乱運動に加担する少女アリョーナと出会った直後、神秘な敵に襲われた。辛うじて敵を撃退できたアムロだが、その裏には、かつて敵であり戦友でもあり、そして今ネオ・ジオンを名乗り、再び戻ってきた宿命のライバルである男、シャア・アズナブルの存在があることを気づいた。

作品解説
 『逆襲のシャア』の公開に先立て、1987年から1988年にかけて月刊アニメージュで連載された作品。映画『逆シャア』の前日譚などが描かれている。映画版の制作と『ベルトーチカ・チルドレン』の書き下ろしと同じ時期で作成したもので、後半はほぼ映画版の流れに沿って忠実にノベライズ化されたものだが、作者の富野由悠季はもともと映画版とも異なる物語に作り上げたかったそうで、もし実現したら、作者である富野が同時に3つのパージョンの『逆シャア』を作ったという常人離れの力技をすることになる。

アニメとの関連
 もう一つの『逆シャア』小説と比べて、展開は映画に忠実という評価があるように、一部設定違うところはあったものの、全体的には概ね同じ物語となっている。映画でアムロがブライトに語った「この2年間、全部のコロニーを調査したんだぞ。なのに何故シャアが軍の準備をしているのがわからなかった」という話を、小説で語ったともいえる。
 また、ラー・ザイムのパイロット、カニンガム・ショーやレジスタンス少女アリョーナ・ペィジ、ジェガンのプロトタイプ機ジェダなど、この作品ならではの人物やメカ設定も満載。あと、いつもエキセントリックと評されているクェス・パラヤも、この作品では多くのページが分かれていたため、13才の少女らしい天真爛漫も見せている(…かな?)。

トミノ的必見ポイント!
 この作品一番面白いところは、なんといっても前半の『逆シャア』前史と主人公アムロの「女港」状態でしょう。映画にも出てくるチェーン・アギ以外、アムロはラー・ザイムのパイロット、カニンガム・ショーやレジスタンス少女アリョーナ・ペィジとも関係をもっている。そういう意味では、大人の恋を楽しむロマンスとして読んでもいい。
 余談だが、この作品は当時『機動戦士ガンダム逆襲のシャア ~ハイ・ストリーマーより~』というタイトルで連載されたものだが、当時富野の思惑を吟味すれば、このタイトルの転換は実に深い意味が秘めていると分かるはずだ。
 また、もう二つの『逆シャア』と比べて、この物語は徹底した「孤独」を書いた作品でもある。シャアはもちろん、上で言ったアムロの恋だって、女たちはいずれも本気であるのに対して、アムロは未だに過去に引きずっていて、寂しさを紛らすためにやっている感じ。ある意味、読んでで辛くなるかもしれない作品。

連載と各版本の比較
 当時の連載は途中までしか連載されず、第2巻の後半部分と第3巻は文庫版で始めて世に出る。また、中盤までの連載分も文庫に収録される際、大幅の加筆修正をされた。徳間デュアル版と最初のアニメージュ文庫版の内容は挿絵以外まったく同じだが、星野之宣メカのインパクトは絶大(いい意味でも悪い意味でも)。とはいえ、キャラクターは久織ちまきのほうは圧倒的に可愛いので、どちらもオススメ。

入手状況
 最初のアニメージュ文庫版は長年絶版だが、2009年にて復刊された(もちろん値段もアップ)。21世紀に入って新たに出版される徳間デュアル版は今でも流通していて、どちらから入手しても悪くない。

イチオシのセリフ

「彼女と食事したい」「駄目ですよ! 大尉は娘を裸にして、ゴーモンするんでしょ?」




機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレンsmall

あらすじ
 宇宙世紀0093。一度行方不明となったシャア・アズナブルはネオ・ジオンを名乗り、地球連邦政府に戦いを挑んできた。シャアの本意は隕石を地球に落とすことによって、人々を粛清すること。これに対し、ロンド・ベルのアムロ・レイが、パートナーのベルトーチカ・イルマと、シャアのネオ・ジオンに対して、最後の戦いを仕掛けた。

作品解説
 角川書店より出版され、富野由悠季初の書き下ろしガンダム小説。もともと『逆襲のシャア』劇場版の初稿シナリオとして書かれるもので、スポンサーの要請による一旦お蔵入りしたが、後で小説として復活を遂げた。映画版と小説『ハイ・ストリーマー』に比べて最大の違いはチェーンの代りに、『機動戦士Zガンダム』のベルトーチカ・イルマが主人公アムロの恋人として登場すること。それに合わせて、物語自体もオリジナルの展開を見せている。
 角川書店社長井上伸一郎氏によると、この作品はガンダムシリーズのなかでもっとも売れてる作品で、2006年の時点ではすでに70万冊以上の売り上げを記録したほどのベストセラー。

アニメとの関連
 映画『逆シャア』の初稿シナリオとして書かれるものためか、登場人物は違う名前が登場(たとえばナナイは「メスタ」でギュネイは「グラーブ」)する。上で書かれたように、一番違うところは、映画のアムロの彼女はチェーン・アギであるのに対し、この作品のアムロは『機動戦士Zガンダム』から続いたベルトーチカ・イルマと未だに付き合っている。エキセントリックに見られがちのベルトーチカだが、この作品で彼女は柔らかい一面を見せ、全作品に通じてアムロの一番よきパートナーにまで成長した姿が見られる。
 また、有名な「Hi-νガンダム」や「ナイチンゲール」もこの作品に登場されるもの。νガンダムのエネルギー・チューブでライ・カイラムの電源に直結し、発射する一瞬はラー・カイラム艦内の照明が切れる莫大なエネルギーを消費するハイパー・メガビーム・ランチャーは死ぬほどかっこいい。

トミノ的必見ポイント!
 『逆襲のシャア』は「母」をラストにもってきた作品とすれば、この作品は「父」を軸にした家族論で展開されるものという見方もある。そういう意味では、『Z』の小説版に繋がっている作品といえるかもしれない。のちの『閃光のハサウェイ』も合わせれば、小説での「Z→ベルチル→閃ハサ」という系譜が見えて、富野監督が「小説ガンダムワールド」という独立の系譜を展開したかった野望が隠然と浮かぶ(さらに後年の『密会』も入れば、ファーストからの系譜が完成した、というのは邪推?)。
 また、映画やもう一つの小説版に比べて、こちらのアムロは老成している。しかし、たとえそれはニュータイプとしてのセンスが衰えた(事実、この作品でアムロは何度もシャアに圧倒されかけていた)としても、大人として成熟することを意味する。アムロの恋に関しても、映画やもう一つの小説版のアムロはまるで傷を舐めあう道化芝居をしているようのに対して、こちらの付き合いは本気が感じられる。そういうことから見ても、富野監督が元々描きたかったガンダムの終わりはどうあるべきか、
 2010年『リーンの翼』が出版される前、長年唯一主人公が父親になる富野作品。家族を描くことに関して『F91』の「家族のあり方」はよくフォーカスされるが、実はこの作品がそれより早い段階の「家族ができたこと」を描いた。そういう意味では、元々『逆シャア』と『F91』は繋がっているテーマで展開されるはずだった。

連載と各版本の比較
 書き下ろしのため、版本の差異は無い。

入手状況
 この作品はガンダムシリーズのなかでもっとも売れてるのに加えて、井上社長が曰くガンダム小説は一冊も絶版してないとのことなので、当然一般の書店でも簡単に買える。

イチオシのセリフ

「万全の段取りを組んだし、赤ちゃんのためにも勝つ……違うな。シャアには、ベルトーチカのような女性との出会いはなかったし、子供も手に入れられなかった。しかし、ぼくは、ベルトーチカとお腹のなかの赤ちゃんがいる。この違いは、絶対的な力だ」





 次回はおそらく『ガイア・ギア』『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』『シーマ・シーマ』『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』になると思います。是非ご期待! あと、拍手やコメントもよろしくね~。

▽続きを読む▽

『ガンダムの家族論』の表紙公開 アニメーション作家・富野由悠季新著

2011/04/06 23:08|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 『ガンダムの家族論』の表紙公開 アニメーション作家・富野由悠季新著
 もはや新しい情報ともいえないのですが、富野由悠季監督の新書、来週発売の『ガンダムの家族論』の表紙は公開されました。デザイン自体はワニブックスPLUS新書のデザインに統一されてますが、やはりカバーとその上に載っている「富野由悠季」を見てると興奮しますね。


「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)
(2011/04/15)
富野 由悠季

商品詳細を見る

 しっかりと「アニメーション作家・富野由悠季」と書いてあるあたりはYESですね。

完成したーーーーー!

2011/04/05 23:02|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 完成したーーーーー!
 苦節1週間、ようやく富野由悠季監督の小説の表紙をすべてデータ化した。本当に疲れました。

 思えば、この1週間はおそらく人生のなか一番富野小説の表紙を見つめる7日だった。軽く計算してみましたが、この1週間処理した画像の枚数は以下のとおりです:

小説各巻の表紙画像...約100枚
小説各巻表紙の縮小画像...約100枚
各作の全巻集合画像(1作に2~3バージョン)...約50枚
各作全巻集合の縮小画像...約50枚
NT連載分のキングゲイナービジュアルストーリー...36枚
GA2010年12月号はじめたいキャピタルGの物語...8枚
リーンの翼巻末小冊子「作家・富野由悠季の世界」...34枚

 つまり、この1週間はスキャンと画像の処理だけで埋め尽くされて、その間で400弱枚の画像を生産したのです。我ながら驚きの数字だったのです。

 とにかく、これで以下タイトルの富野小説の集合画像を揃ったのです。でめたし、でめたし。以下50音順で、一部小説じゃないものもあるが、ついでにだから一緒にスキャンしました。

アベニールをさがして
「イデオン」ライナー・ノート アニメの作り方教えます
王の心
オーラバトラー戦記(カドカワノベルズ)
オーラバトラー戦記(スニーカー文庫)
ガーゼィの翼
ガイア・ギア※
機動戦士ガンダム(スニーカー文庫)
機動戦士ガンダム(ソノラマ文庫)
機動戦士ガンダムF91 クロスボーン・バンガード
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(徳間文庫)
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー
機動戦士Zガンダム (講談社)※
機動戦士Zガンダム(スニーカー文庫)
機動戦士Vガンダム
シーマ・シーマ
戦闘メカ ザブングル
ターンエーの癒し
だから僕は…
伝説巨神イデオン(ソノラマ文庫)
伝説巨神イデオン(角川文庫)※
富野に訊け
破嵐万丈シリーズ
ファウ・ファウ物語
ブレンパワード
密会(ミニ文庫)
密会(スニーカー文庫)
リーンの翼(カドカワノベルズ)
リーンの翼(角川文庫)
リーンの翼新版

 ここまで画像を整理して集めたのは世界広しといえども、やったのはおそらく私一人くらいだろうと自惚れしてみます。しかし、本当に疲れたな…。


 で、データを整理するのはあまりにもしんどかったので、ブログを更新する気力もなくなりました。続きも一応多少書きましたが、当面はしばらく画像のうpと旧記事のリライトに留まるかもしれません。

富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その1
対象作品:
『機動戦士ガンダム』
『伝説巨神イデオン』
『リーンの翼』
『機動戦士Zガンダム』
『ファウ・ファウ物語』


 以上のタイトルから逐次に表紙画像を紹介しますので、是非ご期待!

富野由悠季『「ガンダム」の家族論(仮)』、発売まで後2週!

2011/04/02 02:30|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季『「ガンダム」の家族論(仮)』、発売まで後2週!
 『戦争と平和』、『富野に訊け』、『教えてください。富野です』など数々の名作を経て、富野由悠季監督の話を収録したエッセイが、久しぶり出版されることが決めました! タイトルは『「ガンダム」の家族論(仮)』です。いつまでも(仮)なんですが、タイトルなんてどうしてもいい!

 そして、その内容はなんと……富野作品がもっとも注目されている「家族」という要素に関する話です。こりゃワクワクしないほうがおかしいです。詳細の紹介は以下のとおりです。

1980年代の「機動戦士ガンダム」に熱狂した通称「ガンダム」世代が結婚して親となった現在。

彼らが「家族」をどう支え、子供を育て、揺れ動く「社会」の変化にどう立ち向かうべきなのか。

アニメの巨匠・富野由悠季監督が、「ガンダム」「伝説巨神イデオン」「ブレンパワード」など自作に描いた親と子、父と子、母と子の姿から、共同社会の在り方、30年後から5,000年、1万年後の日本の進む道までを、ミクロとマクロの視点を縦横に駆使して語ります。

 タイトルにガンダムがついているものの、他の作品にもしっかりフォローしてある模様です。また、この本に関して、アニメライターの藤津亮太氏が以下の発言をしました:

fujitsuryota│twitter

【4月15日発売】『「ガンダム」の家族論』http://amzn.to/gibhTJ 富野監督が自作と自らの体験に基づいて語る、スケールの大きな家族論。結婚子育て老いを取り上げつつも、太古から十万年後の未来まで話題は広がります。藤津は構成を担当しました。気になる方は是非!

 どうやら歴史に強い、社会論に得意な富野監督の領分になる本らしいので、大いに期待してみようではないか。


「ガンダム」の家族論(仮) (ワニブックスPLUS新書)「ガンダム」の家族論(仮) (ワニブックスPLUS新書)
(2011/04/15)
富野 由悠季

商品詳細を見る

 発売は後2週ですので、今すぐ予約しましょう!

ブログ内検索

なんとなく富野商品

リンク

このブログをリンクに追加する

カテゴリー

まともに機能しなくてすみません。これからゆっくりペースで直します。

RSSフィード

FC2カウンター

富野監督作品一覧

  • 海のトリトン
  • しあわせの王子
  • 勇者ライディーン
  • ラ・セーヌの星
  • 無敵超人ザンボット3
  • 無敵鋼人ダイターン3
  • 機動戦士ガンダム
  • 伝説巨神イデオン
  • 機動戦士ガンダム(劇場版)
  • 機動戦士ガンダムⅡ 哀戦士編
  • 戦闘メカ ザブングル
  • 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
  • 伝説巨神イデオン・接触篇 -A CONTACT-
  • 伝説巨神イデオン・発動篇 -Be Invoked-
  • 聖戦士ダンバイン
  • ザブングル グラフィティ
  • 重戦機エルガイム
  • 機動戦士Zガンダム
  • 機動戦士ガンダムZZ
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
  • 機動戦士ガンダムF91
  • 機動戦士Vガンダム
  • 闇夜の時代劇 正体を見る
  • バイストンウェル物語 ガーゼィの翼
  • ブレンパワード
  • ∀ガンダム
  • 劇場版∀ガンダムⅠ 地球光
  • 劇場版∀ガンダムⅡ 月光蝶
  • OVERMAN キングゲイナー
  • 機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-
  • 機動戦士ΖガンダムⅡ A New Translation -恋人たち-
  • リーンの翼
  • 機動戦士ΖガンダムⅢ A New Translation -星の鼓動は愛-
  • RING OF GUNDAM
  • ガンダム Gのレコンギスタ
  • 富野参加作品一覧

  • 鉄腕アトム
  • 戦え!オスパー
  • リボンの騎士
  • 巨人の星
  • アニマル1
  • 夕やけ番長
  • 海底少年マリン
  • どろろ
  • 紅三四郎
  • 巨人の星対鉄腕アトム
  • おらぁグズラだど
  • 男一匹ガキ大将
  • ムーミン
  • シートン動物記
  • 赤き血のイレブン
  • アタックNo.1
  • あしたのジョー
  • 男ドアホウ!甲子園
  • 昆虫物語 みなしごハッチ
  • さすらいの太陽
  • 天才バカボン
  • ふしぎなメルモ
  • 新・オバケのQ太郎
  • 国松様のお通りだい
  • いなかっぺ大将
  • 正義を愛する者 月光仮面
  • アニメ・ドキュメント ミュンヘンのへの道
  • モンシェリCoCo
  • ハゼドン
  • ど根性ガエル
  • けろっこデメタン
  • ワンサくん
  • 山ねずみロッキーチャック
  • 侍ジャイアンツ
  • 新造人間キャシャーン
  • アルプスの少女ハイジ
  • ゼロテスター
  • 昆虫物語 新みなしごハッチ
  • 小さなバイキングビッケ
  • 宇宙戦艦ヤマト
  • 破裏拳ポリマー
  • フランダースの犬
  • 母をたずねて三千里
  • アンデス少年ペペロの冒険
  • 超電磁ロボ コン・バトラーV
  • ゴワッパー5 ゴーダム
  • ろぼっ子ビートン
  • あらいぐまラスカル
  • 合身戦隊メカンダーロボ
  • 超電磁マシーン ボルテスV
  • シートン動物記 くまの子ジャッキー
  • ヤッターマン
  • ペリーヌ物語
  • 闘将ダイモス
  • 未来少年コナン
  • とびだせ!マシーン飛竜
  • まんが日本昔ばなし
  • 宇宙魔神ダイケンゴー
  • 赤毛のアン
  • 科学忍者隊ガッチャマンⅡ
  • ザ・ウルトラマン
  • 宇宙大帝ゴッドシグマ
  • ルパン三世(TV第2シリーズ)
  • 新世紀GPXサイバーフォーミュラ
  • 銀河漂流バイファム
  • ママは小学4年生
  • GUNDAM EVOLVE 5
  •  |  富野作品感想 | 富野由悠季関連 | 井荻麟関連 | 富野情報 | 富野雑談 | レビュー | ブログ運営 | 日常話 | 未分類 | 給華文讀者 | Gのレコンギスタ | 
    Copyright(C) 2007All Rights Reserved. TOMINOSUKI / 富野愛好病
    Powered by FC2ブログ.
    template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.