富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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鳥取在住、もしくは明日静岡ガンダムに行ける方を探します

2010/12/29 23:09|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:5
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 10月23日、富野監督が夫人亜阿子さんの故郷である鳥取県でワークショップを開きました。この「富野由悠季ワークショップin鳥取」を記念するために、鳥取の方々は記念フリーペーパーを作り出した。その特集の内容は、『西町文庫だよりvol.2』に収録されています。表紙は以下の模様です。

212109981.jpg

 また、内容は以下のとおり。

212111298.jpg
(以上の画像は、すべて角田治氏のTWITTERより転載したものです。何か不備がある場合、ご一報くだされればありがたいです)


 この『西町文庫だより』は鳥取県鳥取市の「綜合印刷出版株式会社」さんが鳥取の文化のために創刊したフリーペーパーで、鳥取市のいろんな店の店頭で無料配布されるものです。なので、鳥取市在住の富野ファンがいらっしゃったら、ぜひこの本を取ってください。
 それから、角田治氏のTWITTERによりますと、明日に静岡ガンダムの前でゲリラ配布する予定もあります。近く住んでいる方は絶対この好機を逃さないように!

twinoda

【犯行予告】明日、静岡ガンダムにて「富野由悠季フリーペーパー」をゲリラ配布する予定。詳しくは明朝ご案内します。#tomino
about 2 hours ago Echofonから


 当然、海外に住んでいる私にとって手に入れることはなかなか難しいことです。一応海外にも配布できないかと問い合わせしますけど、正直望みは薄いと思います(綜合印刷出版株式会社さんにも迷惑かけたくないし)。なので、ちょっと贅沢な願望を言うと、もし私の代わりに確保できる方はいたらなー、と思います。もしものことですが、もし本当にそのような方がいらしたら、もう感謝するしかないですね。うーん、やはり贅沢すぎるかな。


西町文庫だよりvol.2、只今発送作業中│西町文庫 Blog 本のおはなしアレコレ

今回は、「物語を紡ぐひと」特集で、丸ごと!富野由悠季特集なのです!
ガンダムの!
えー!なんで?


しばらくブログを封印する

2010/12/27 17:13|ブログ運営TRACKBACK:0COMMENT:17
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 最近実生活に追われて首を吊ってもおかしくない状態ですので、しばらくブログを封印したいと思います。また、来年からは富野監督の新しい動向(アニメ企画なり小説なり関連商品)がない限り、更新縮小したいと思います。

 富野由悠季とその作品に飽きたか!? と言われたら、そうではありません。一応書きたいネタはありますし、これからも情報を追い続けたいですが、何年も待たせた身としては、さすがにちょっと疲れたと言わざるを得ません。

 なので、一度実生活を整理してから本格的なブログ更新をしたいと思います。それまでは、たぶん情報提供みたいな小粒的な更新にとどまるかもしれません。あと簡単な感想文も書くかもしれません。次はとりあえずオーラバトラー戦記9の感想を取り掛かりたいです。

 あと、富野監督の小説『はじめたいキャピタルGの物語』も継続に応援するつもりです。私本人はとりあえず毎月ガンダムエース編集部にアンケートを送りますが、いつもこのブログを読んでくださっている方々にお願いします。もしガンダムエースを購読していらっしゃったら、どうかアンケートハガキの「ガンダムエースへのご意見」欄に『はじめたいキャピタルGの物語』の連載希望をご記入ください。お願いいたします。

新作はないと言い張る富野

2010/12/24 14:05|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:4
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 博多のトークショーでもオトナファミのインタビューでもはっきりと企画(=新作アニメ)はまだ決まっていないと言い続ける富野由悠季監督ですが、WOWOWの来月番組紹介にこんなものがありました。




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 はっきり”日本アニメ界の巨匠による最新作の構想に迫る”と書かれています。ちなみに富野監督によると、これも自分の企画論まったく無関係らしい。信じられるかーーー。

 これはWOWOWがあるある詐欺をしたいか、富野監督が嘘をついているか、はたまた大人の都合ってやつなのか。どっちにしても、来年まで待たなければいけませんよね。45分の番組なので、宇宙エレベーターの紹介だけで半分以上の時間をかかっちゃう予感ですが。

ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢
「機動戦士ガンダム」の富野由悠季氏が挑む最新作の構想、それは“宇宙エレベーター”だった。その裏にある熱き思いとは。

 「機動戦士ガンダム」の生みの親でもある日本アニメ界の巨匠、富野由悠季氏。富野氏は今、新作の構想を練っているという。「幼少の頃から宇宙旅行に憧れていた」という彼が、新作の世界観を創り出すにあたって重要視しているのが、なんと“宇宙エレベーター(=Space Elevator/以下SE)”だというのだ。
 SEは、「ライト兄弟初飛行」や「アポロ月面着陸」を凌ぐ、人類の歴史が大きく変わる夢の技術システムと言われ、現在その開発にあたっては、多方面から注目を集めている。自身の新作を「ガンダム」と同様に宇宙をベースとした作品にしたいと語る富野氏はまさに今、大学教授や学生、専門家たちと議論を交わしながら、SE競技会や日本宇宙エレベーター会議などにも参加し、SEが持つ可能性や夢、あるいは課題や問題も含め、リアルな姿に迫っている。
 しかし富野氏は、以前はSEに対しては否定的な考えを持っていたという。番組では、富野氏の新企画成立に向けた活動に密着。SEに対する考え方の変化の裏には何があったのか?そして、果たして彼は、どんな物語を描こうとしているのか?「人類が10万年後までも生き延びることを願う」という彼の熱き気持ちや夢の過程に迫る必見プログラム。


富野由悠季異世界三部作『ダンバイン』『エルガイム』EMOTION the Best化

2010/12/22 10:10|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
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 バンダイビジュアルが「選りすぐりの名作をスペシャルプライスで販売する」という名の廉価版DVDシリーズ「EMOTION the Best」のラインナップに、富野由悠季監督1983年・1984年の名作アニメ『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』を追加しました。

「ファム&イーリー」や「ダンバイン」が低価格DVD化 -AV Watch
発売日タイトル仕様音声品番価格
2011年4月22日EMOTION the Best 
聖戦士ダンバイン DVD-BOX1
片面2層×5枚
615分
4:3
ドルビーデジタルモノラルBCBA-406615,750円
2011年5月27日EMOTION the Best 
聖戦士ダンバイン DVD-BOX2<最終巻>
片面2層×5枚
597分
4:3
ドルビーデジタルモノラルBCBA-406715,750円
2011年6月24日EMOTION the Best 
重戦機エルガイム DVD-BOX1
片面2層×5枚
740分
4:3
ドルビーデジタルモノラルBCBA-406815,750円
2011年7月22日EMOTION the Best 
重戦機エルガイム DVD-BOX2
片面2層×5枚
770分
4:3
ドルビーデジタルモノラルBCBA-406915,750円

■ 聖戦士ダンバイン
 海と大地の間にある異世界“バイストン・ウェル”。野望渦巻く戦場を舞台に、異形の生体マシン“オーラ・バトラー”がバトルを繰り広げる。

■ 重戦機エルガイム
 総監督・富野由悠季のもと、アニメーションディレクターに湖川友謙、キャラクターデザインに永野護など、豪華なスタッフが集結。辺境の惑星コアムを舞台に、青年ダバ・マイロードが、反乱軍を率いてペンタゴナ・ワールドの支配者オルドナ・ポセイダルに立ち向かう。

 これで『イデオン』と『Zガンダム』の間の異世界三部作は『ザブングル』だけが残りましたが、タキ倒産以降、果たして版権はどこに行っちゃったんだろう。まさか『イデオン』のとおりFLYING-DOGに行ったんじゃないだろうね。イデオンDVDみたいな「10年前のバージョンを完全復刻」ってのはさすがにちょっとな。


EMOTION the Best 聖戦士ダンバイン DVD-BOX1EMOTION the Best 聖戦士ダンバイン DVD-BOX1
(2011/04/22)
中原茂、土井美加 他

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EMOTION the Best 聖戦士ダンバイン DVD-BOX2<最終巻>EMOTION the Best 聖戦士ダンバイン DVD-BOX2<最終巻>
(2011/05/27)
中原茂、土井美加 他

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EMOTION the Best 重戦機エルガイム DVD-BOX1EMOTION the Best 重戦機エルガイム DVD-BOX1
(2011/06/24)
平松広和、大塚芳忠 他

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EMOTION the Best 重戦機エルガイム DVD-BOX2<最終巻>EMOTION the Best 重戦機エルガイム DVD-BOX2<最終巻>
(2011/07/22)
平松広和、大塚芳忠 他

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富野おじいちゃんのオトナファミでの発言を解明する

2010/12/20 22:20|未分類TRACKBACK:0COMMENT:4
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 前回、オトナファミ2011年2月号の富野由悠季監督インタビューについて大きく嘆いていましたが、さっそく多くの返事をいただきました。「ごく真っ当な話だよ?」「そんなに落胆することもないだろう」といった内容なものでした。

 実は、私が再び読み直すと、確かにそんな悲観しなくてもいい内容でした。確かに一見何もかも否定するような内容でしたが、よく富野監督の言葉を咀嚼したところ、非常に用心深く必要のない探りを避けるための発言だと分かりました。なので、今日はそんな捻くれた富野おじいちゃんの言葉を解明したいと思います。
 ただ、こんな記事を書く身として、ファンの勘ぐりとか過大解釈と言われるかもしれないことも覚悟しています。別に無理矢理富野監督を擁護するつもりはありません。能天気でなんでも楽観視するつもりもありません。ここ数年アニメ企画は成立しにくいことは承知しますし、富野監督の「長年売れるような作品を作る実績」は確かなものの、今の企業論では評価されにくいという事実も分かっています。
 ですが、一つだけわかって欲しいのは、富野監督の小心さといったものです。本決まり前、決して無闇に煽らないその性格は、今まで我々が見てきたものです。なので、今回の発言もその用心深さによるものだと見ているのも、決してファンゆえの勘ぐりではないと言いたい。なにより富野監督ご本人はまだ新作アニメを作る意欲満々ですので、我々も期待し続けるのです。
 
 まあ、いつまでもこんな話をしてもしょうがないので、さっそくひねくれ富野おじいちゃんの言葉を解析してみよう。もちろんあくまで私の解読なので、まんまと信じるのも困りますが、それでも富野監督の本心と当たらずとも遠からずという自信は少しありますので、ぜひともよろしくお願いしますね。




――月刊ガンダムエース2010年12月号にて、小説「はじめたいキャピタルGの物語」が掲載されました。

富野:ガンダムエースからの依頼で寄稿したものです。“未完”としてありますが、これから「書くぞ」とも言っていません。

 これは一見「続きを書かない」といっていますが、後ろとあわせて読めば、「あくまで未定」ということになります。言い換えると、「反響があれば書いてもいいぞ」というメッセージです。

――小説では、宇宙エレベーターが題材に取り上げられていました。2011年1月に放送予定のテレビ番組「ノンフィクションW」も、宇宙エレベーターに関する内容とのことですが、関連はあるのでしょうか?

富野:そのように情報が曲解されたり、繋がって考えられてしまう状況になっていますが、番組はWOWOW独自のもので、僕の企画論とは一切、関係ありません。

  これは一見「WOWOWの番組も企画もクソもねーよ」という残酷な話ですが、実際よく見ると、「富野は新作あるからWOWOWが番組で取り上げるのではなく、WOWOWが宇宙エレベーターの番組を作った上に、富野の企画をついでに取り上げる」ことですね。さらに、「僕は企画論を持ってるが、WOWOWのがそれと無関係」という話ですよね。

ガンダムエースの小説も100号記念として、スタッフの立場で書いたもので、僕の創作論のサンプルといったものです。

 これも「あれはただの即興創作みたいなもんだよーん」というように見えますが、サンプルがあるからこそ「僕に創作論がある」と言わんばかりの意味も無視できません。

――それぞれが個別のプロジェクトということですね。ちなみに小説は、読者からの反応はいかがでしたか?

富野:編集部から個人的な意見だけは聞いていますが、それが例えば正式に営業に繋がっていくほどのボリュームがある反響だったのか、ということに関してはわかりません。というのも、今後10年、20年後に作品が生き残るためには、30代の読者ではなく、若いファン層がついてきてくれなければ駄目だからです。(中略)

 これもあくまでごく当たり前の事実ですよね。個人は微力ながら2ヶ月連続アンケートを出しましたが、全体としてどれほどの反響はあったかどうか、さすがに分かりませんね。編集部が何かリアクションがあるまで、ずっとアンケートを送り続けたいのですが。

――では、10年、20年後に残る作品として、監督自身の次の一手は?

富野:子供たちが新しいモノの見方ができるような、子供たちを病気に誘導しないような作品をつくろうとすることです。現在制作されている大人が観るアニメでは、みんな鬱々としてしまう。会社は決算でプラスマイナスゼロか、黒字に転化することを考えて、その時だけ売れればいいと思っている。作品のことを考えていません。それは本来、どんなビジネスでもやってはいけないことなのです。(中略)今言ったことは、やらないようにする、ということです。

 これを昨日と一昨日の話をあわせて読むと、「ロボット物」の企画はあるということらしいです。ですので、富野監督の話を聞いて悲観するつもりはまあたくありませんでした! イェーーー!


 もっとも、ファンとしてはなるべく早いところで新作アニメを見たいわけですから、テレビでも映画でもいいですから、スポンサーさんは出資していただけませんか? 別に32億を出さなくてもいいです(笑)。富野監督のアニメを成立するハードルは高いだけれども、やはり今の大半のアニメより売れるかつ残せる作品を作れますよ。(今回のものはすべてシャア専用ニュースさんが起したテキストです。ありがとうございます!)

▽続きを読む▽

ガンダムエースに富野由悠季監督の新ガンダム小説を連載する提案【修正再掲】

2010/12/18 12:41|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:2
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 この記事は一度掲載しましたが、富野由悠季監督がガンダムエース2010年12月号にて『はじめたいキャピタルGの物語』を緊急発表したことを受けて、修正して再掲することにしました。もしご意見ご感想があれば、どうぞ気軽にコメントしてください。




 今年3月、角川書店から5000枚を越える大ボリュームを誇る『リーンの翼』新装小説版が発売されました。また今年10月で、富野監督がガンダムエース2010年12月号にて『はじめたいキャピタルGの物語』を緊急発表しました。わずか8ページの作品ですが、宇宙世紀の千年後の時代を舞台に、宇宙エレベーターを使った構想で、ファンに驚かしただけでなく、宇宙エレベーターの専門家たちにも一石を投じたすばらしいコンセプトだったのです。
 アニメ監督として有名な富野監督ですが、21作・70冊の成果を上梓した小説家でもあります。今年の『リーンの翼』や『はじめたいG』の発表をきっかけに、世間に再び富野監督のクリエーターぶりを知らせてくれれば、ファンとしても非常に嬉しいことです。

 そこで、小説『リーンの翼』の発売と『はじめたいG』の発表をうけて、「ガンダムエースにて富野監督により新ガンダム小説の連載」を提案したいと思います。前回の記事を書いた時点では、まだ『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』の連載は始まってもいないのですが、『ガンダムW』の連載が実現され、単行本としても出版される今、この提案の具体的なイメージも以前よりグッと鮮明なはずです。新ガンダムと言われてもいまいちピンとこない方もいるでしょうから、ここでは富野監督がつい2ヶ月前に発表した『はじめたいキャピタルGの物語』で例えましょう。




 衆知のとおり、『はじめたいキャピタルGの物語』は8ページしかないプロローグみたいな小説で、富野監督本人も今のところ正式に営業(=連載)に繋がるかどうかはわからないといいましたが、逆にいえば、人気があれば連載になれるかもしれない意味です。ガンダム新作を待ち続けているファンから見れば、是非実現してほしいものです。
 しかし、原作者の考えとは別に、『はじめたいキャピタルGの物語』をガンダムエースにて月刊連載させるメリットは5つにあります。以下は順次に紹介しましょう。


1.ガンダム小説はロングセラーになりうる

 ご存知のとおり、『ガンダム』シリーズの小説はもともと売れる部類なものです。第1作『機動戦士ガンダム』で例えすると、世に出て32年目(スニーカー文庫なら24年目)にも関わらず、未だに売れ続けている超ロングセラーである。また、ほかのガンダム小説も一冊も絶版していないというくらい売れ筋な商品ですから、出れば売れるのが保障されるのも同然です。
 富野監督のガンダム小説でいえば、最低でも20刷、最高は60刷以上という実績が厳然に残っていますから、かなりリスクが少ない企画というか投資になれるはずです。

機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)機動戦士ガンダム〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
(1987/10)
富野 由悠季

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2.ガンダムエースにはすでに小説連載の先例がある

 角川書店の『ガンダムエース』は漫画雑誌ですけど、すでに『機動戦士ガンダムUC』『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』という小説連載の実例がありましたから、漫画雑誌で小説を連載しても読者に受け入れる証拠でもあります。実際、毎月30~60Pの連載量となれば、読者も読みやすいですし、書き手にも過度なプレッシャーを与えることがなく、雑誌連載と単行本という実に一粒で二度おいしい企画です。

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop 1 贖罪の輪舞 I カドカワコミックスAエース

著:隅沢 克之 原作:矢立 肇 原作:富野 由悠季

出版社名 角川書店
発売予定日 2011年2月25日
予約締切日 2011年2月8日
予定税込価格 819円

隅沢克之×あさぎ桜によるガンダムWの続編! 冷凍カプセルに眠るのはヒイロ・ユイ…!? 数十年後の月日を経て、ヒイロは再び「任務」に就くべく立ち上がる…!!シリーズ構成・脚本の隅沢克之が書き下ろす「ガンダムW」衝撃の続編!!



3.いつかアニメに転用できる企画として備える

 かつて、94~97年には『機動戦士クロスボーンガンダム』という漫画連載があります。テレビで「アナザーガンダム」が放映されるなか、宇宙世紀の家系を残すというか「いつかアニメ企画に転用できるものとして備える連載作品」という性質があったと思われます。『はじめたいキャピタルGの物語』もそうしたように、ただの記念号寄稿や富野監督の単なる構想としてとどまっていてはもったいないので、まず小説として世に出させるほうが、実現性が高いのです。
 その上、その人気を計りつつ、ストーリーを練り、スタッフを探し、アニメにできる可能性を模索するのもいいでしょう。ここ数年高橋良輔監督の『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』だってそうしてきたし、小説からアニメになるというケースもあったくらいですから、かなり地についてる企画と言えるはずです。

機動戦士クロスボーン・ガンダム (1) (角川コミックス・エース)機動戦士クロスボーン・ガンダム (1) (角川コミックス・エース)
(1995/02)
富野 由悠季長谷川 裕一

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4.「ガンダム欠」のサンライズと「連載欠」のガンダムエースの両方に利益がある

 ご存知のとおり、ガンダムシリーズはバンダイグループに莫大な利益をもたらすため、その子会社であるサンライズには常に「ガンダム」を作らばければいけないプレッシャーがかかっています。今年は『ガンダム00』劇場版とOVA『ガンダムUC』とテレビ『SDガンダム三国伝』があるとはいえ、やはり長期的見ればガンダム作品が欠けてるままです。
 一方、『ガンダムエース』もまた別の問題に直面しています。富野監督と並ぶカリスマ安彦良和氏の超ビッグタイトルであり、ガンダムエースの一番手連載でもある『ガンダム・オリジン』が長期連載の末、ついに「光る宇宙」に突入し、来年中にも終わる勢いで、『ユニコーン』小説連載も去年に終わった今、そろそろ次なる目玉連載を見つからなければいけない事態です。
 となると、富野監督にガンダム小説の連載をやらせるのは、一気にサンライズとガンダムエース両方の問題を解決できるのではないでしょうか。サンライズ側にとっては使えるかもしれない企画を手にできたことですし(さらに極端でいえば、富野さんの原作であるけれど、必ずしも富野さんに監督をやらせる必要がないです。たとえば『クロスボーンガンダム』と重田敦司氏という組み合わせも相性がいいです)、ガンダムエース側にとっても、原作者・もっもと多いガンダム作品を監督した富野監督がやる小説連載となれば、あとは脇のスタッフ(キャラデザインやメカデザインなど)を固めれば、反響もきっと少なくないでしょう。
 これはわりと手間かからないで両方に利益もたせる企画ですので、実現性も期待値も高いはずです。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20)  ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)機動戦士ガンダム THE ORIGIN (20) ソロモン編・後 (角川コミックス・エース 80-23)
(2010/01/22)
安彦 良和

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5.新しいガンダムシリーズを開く可能性

 上でも言いましたが、ガンダムは今や慢性的企画不足に陥っています。原因はいろいろありますが、そのうちのひとつは、宇宙世紀を背景としたガンダムシリーズはすでに袋小路に入ってることです。宇宙世紀作品がもっとも人気があるシリーズである反面、そのスペースコロニーを背景とした設定はもうすでに鮮度が落ちていた。ですので、今すぐ実現せよとは言いませんが、長期的いえば、シリーズの軸として新しい要素の導入も必要だろう。
 そこでこの『はじめたいキャピタルGの物語』です。周知のとおり、『はじめたいキャピタルGの物語』はスペースコロニーの代わりに、ここ数年実現性が検討され、まさに未来な可能性を秘めている宇宙エレベーターを導入した作品です。宇宙エレベーターは『ガンダム00』にも出てきたファンがお馴染みな要素ですので、スペースコロニーの代わりになるガンダム第二シリーズの軸になってもおかしくありません。
 そのうえに、『はじめたいキャピタルGの物語』は没実写企画案『リアルGガンダム』や30周年記念作『Ring of Gundam』にも繋がる内容ですので、これを成立させれば、新たなる一シリーズを開くことも可能であろう(これに関して、一番下の『はじめたいG』に関する記事を読んでください)。長期的いえば、「SEED→SEED-D→00」という方向性のほかに、もう一つのシリーズがあればいいのですが、宇宙世紀ものがなかなか作れない今、もう一つのシリーズを備えるほうがいいでしょう。それを作れる人は、今のところまず富野監督ほか考えられません。ですので、まず富野監督に作らせてもらうのがガンダムシリーズのためになるでしょう。




 以上の5つはガンダムエースにて富野監督による新ガンダム小説を連載するメリットです。この提案を読んだファンの方々はアンケートハガキを送り、そしてガンダムエースさんは真剣に検討していただけないでしょうか。

▽続きを読む▽

宇宙エレベーターものは新作じゃないかよ! おかしいですよ! 富野さん!

2010/12/18 08:40|未分類TRACKBACK:1COMMENT:7
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 シャア専用ニュースさんのところの速報を見て、今ものすごくショック……。

【速報】富野由悠季監督、宇宙エレベーターを題材にした新作ガンダムの噂を完全否定!

新作ガンダムなのか? 「はじめたいキャピタルGの物語」

――月刊ガンダムエース2010年12月号にて、小説「はじめたいキャピタルGの物語」が掲載されました。

富野:ガンダムエースからの依頼で寄稿したものです。“未完”としてありますが、これから「書くぞ」とも言っていません。

――小説では、宇宙エレベーターが題材に取り上げられていました。2011年1月に放送予定のテレビ番組「ノンフィクションW」も、宇宙エレベーターに関する内容とのことですが、関連はあるのでしょうか?

富野:そのように情報が曲解されたり、繋がって考えられてしまう状況になっていますが、番組はWOWOW独自のもので、僕の企画論とは一切、関係ありません。ガンダムエースの小説も100号記念として、スタッフの立場で書いたもので、僕の創作論のサンプルといったものです。

――それぞれが個別のプロジェクトということですね。ちなみに小説は、読者からの反応はいかがでしたか?

富野:編集部から個人的な意見だけは聞いていますが、それが例えば正式に営業に繋がっていくほどのボリュームがある反響だったのか、ということに関してはわかりません。というのも、今後10年、20年後に作品が生き残るためには、30代の読者ではなく、若いファン層がついてきてくれなければ駄目だからです。(中略)

――では、10年、20年後に残る作品として、監督自身の次の一手は?

富野:子供たちが新しいモノの見方ができるような、子供たちを病気に誘導しないような作品をつくろうとすることです。現在制作されている大人が観るアニメでは、みんな鬱々としてしまう。会社は決算でプラスマイナスゼロか、黒字に転化することを考えて、その時だけ売れればいいと思っている。作品のことを考えていません。それは本来、どんなビジネスでもやってはいけないことなのです。(中略)今言ったことは、やらないようにする、ということです。

 文中にどこにも「完全否定」を言ってなかったものの、わざわざ「ダムエーの話は違う」「WOWOWも違う」「影響に繋がるかどうかは分からない」と悉くファンの希望を打ち砕くあたりは、さすがに富野監督としか言いようがありません。

 正直、富野監督のこのはっきり過ぎたおしゃべりにちょっとムッとしました。しかし、発言そのものに怒りを感じるというより、このおじいさんの営業下手ぶりに呆れた感じが強いかな。なんでもすぐ否定否定って、お前アホか。適当にファンの期待を膨らませて、次なる創作活動(作品)に繋ぐのが常道ですよ! そんな利用される方なら、ファンも喜んで利用されますよ! 創作活動に頑張っても、営業活動に頑張る気がまったくゼロってのはなぜ? そっちの言い訳だろう! こんなだから、いつまでもロクなサポーターを見つからないのよ! 本当、せめて押井守監督から学べようよ。


勝つために戦え!〈監督篇〉勝つために戦え!〈監督篇〉
(2010/02/26)
押井守

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勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉
(2010/09/01)
押井守

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 それでも、富野由悠季監督を支持します。アニメでも小説でもいい。なんとか発表してください。ご自分の作品が人にくれる啓発と勇気を舐めないでいただきたい。ですから、老骨に鞭打つになるだろうが、富野監督もっと頑張ろうよ。あなたより年上の宮崎駿、高畑勲、杉井ギサブロー、石黒昇監督らはまだ頑張っていますし、あなただけが悠々自適な生活をしてどうする。

明日から富野監督の博多・梅田トークショー

2010/12/17 09:08|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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 いよいよ明日から「サンライズフェスティバル2010冬銀河」の富野由悠季監督の福岡博多・大阪梅田の二日連続トークショーが来ますが、ファンとしてはその内容が凄く期待したいところです。

スケジュール[シネ・リーブル博多駅] > 「富野由悠季+劇場作品」ブロック
12/18(SAT)
18:20開始
レジェンド オブ ガンダム(35分)
富野由悠季スペシャルトークショー
20:00終了

スケジュール[シネ・リーブル博多駅] > 「富野由悠季+アーリーサンライズ」ブロック
12/18(SAT)
21:00開始
富野由悠季スペシャルトークショー
サンライズヒストリー(69分)
23:09終了

スケジュール[テアトル梅田] > 「富野由悠季+劇場作品」ブロック
12/19(SUN)
16:20開始
レジェンド オブ ガンダム(35分)
富野由悠季スペシャルトークショー
18:00終了

スケジュール[テアトル梅田] > 「富野由悠季+アーリーサンライズ」ブロック
12/19(SUN)
18:30開始
富野由悠季スペシャルトークショー
サンライズヒストリー(69分)
20:39終了

 しかし、こんなぼったくり仕様(1回につき3000円)でも、チケットの売れ行きがかなり順調なようで、たとえ本命のトークショーが1時間しかなくても、富野監督は十分それに価するという証明なんですね。こんなイベントで金を取られ、期待の新作をいつまで経っても見れないと、ファンとしてはちょっと複雑ですけど、まあこれもいいとして、4回のトークショーの内容とレポートを大人しく待ちたいと思います。


 とりあえず緊急追加がない限り、明日と明後日のトークショーはおそらく富野監督の今年の最後のイベントになりそうなので、最近の動きについて話してくれればいいのですが。アニメとか小説とか。もっと具体的にいえば、宇宙エレベーター企画とか。まあ、とにかく明日からトークショーなので、御大のご尊顔を拝見しに行く方々、レポートや感想お願いいたしますよ。ありがとうございます。


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富野イデ情報まとめて放送

2010/12/15 10:09|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:2
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 最近のいくつかの富野情報をお送りします。


1.イデオンイベント&テレビ版DVD-BOX&劇場版ブルーレイ

 今年が『伝説巨神イデオン』の30周年ということで、テレビ版DVD-BOX化と劇場版ブルーレイ化、それからいろんなイベントが控えています。
 イベントには、今月19日の中野サンプラザには緊急イベントが開催され、テレビシリーズ7話の上映があります。それから、来年1月15日の新文芸坐での「『劇場版 伝説巨神イデオン』ブルーレイ発売記念!! サンライズ80's新春上映スペシャル!!」(別名:富野由悠季オールナイト)があります。


オールナイトスケジュール|新文芸坐オフィシャルサイト

1/15 「劇場版 伝説巨神イデオン」ブルーレイ発売記念!! サンライズ80's新春上映スペシャル!!
特別料金 当日2500円、前売・友の会2300円 22:00~
伝説巨神イデオン 接触篇(1982/サンライズ)総監督:富野由悠季 監督:滝沢敏文
伝説巨神イデオン 発動篇(1982/サンライズ)声:塩屋翼、田中秀幸、白石冬美
ザブングルグラフィティ(1983/サンライズ)監督:富野由悠季 声:小滝進、横尾まり
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988/松竹)監督:富野由悠季 声:古谷徹、池田秀一



「イデの集い」開催決定 TV「イデオン」30周年&DVD‐BOX発売記念|アニメアニメ

「伝説巨神イデオン」TV30周年&DVD-BOX発売記念“イデの集い”  

日時: 2010年 12月 19日(日) 13:00~
場所: 中野サンプラザ
[タイムスケジュール]
13:00(第1部)~
第1話「復活のイデオン」/第2話「ニューロピア炎上」/第3話「激震の大地」/第4話「ソロ星脱出せよ」
14:50(第2部)~
第37話「憎しみの植民星」/第38話「宇宙の逃亡者」/第39話「コスモスに君と」
チケット: 全席自由 500円
12月15日(水)10:00~チケット発売
プレイガイド  イープラス/ローソンチケット/チケットぴあ
問い合わせ先: ディスクガレージ:03-5436-9600




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塩屋翼、田中秀幸 他

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2011年03月23日発売
参考価格\20,790(税込)



2.オトナファミ恒例の富野インタビュー

 先週「今年オトナファミに富野インタビュー来ないかな」を言いましたが、さっそく情報が入りました。インタビューのタイトルは「オトナファミ2011年2月号 [新春恒例]富野由悠季3Dエンタメを叱る 」です。オトナファミの発売は22日なので、富野由悠季監督今年最後のインタビューになりそうです。情報を提供してくださったヒデヒコさん、ありがとうございます!

 しかし、3Dを語るのですね。確かに今のなんでも+3Dで売ろうという風潮にちょっと辟易しますね。 最近富野監督の3Dについての言及でいえば、「アリス・イン・ワンダーランド」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などがありますが、それとは別に、もし富野監督がご自分のこれからの動きに何かリークをすればいいのですがね。早く新作作れよオラァ。


3.講演内容紹介のご案内

 最後、秘密コメントさんのご好意を受け、富野監督の講演内容をご紹介させていただきます。2009年のS+FOR+SWEEP講演と先月のNHK文化センター大阪教室の講演の内容です。よかったら読んでください。特にS+FOR+SWEEPさんのところのレポートは当時からあまり見かけませんので、非常にありがたいです。

富野由悠季監督講座「這い上がるために」要旨
富野由悠季監督講演会「機動戦士ガンダム30周年 x S+FOR+SWEEP10周年 異種格闘技特別興行」要旨

富野由悠季進化論 番外編 〈フィクションとしての富野〉

2010/12/13 23:44|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:8
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 今年の春くらいでは、いろいろなメディアに掲載されていた富野由悠季監督の写真を使って、富野監督の幼年から現在までの姿を紹介しました。今回は番外編ということで、ちょっと趣旨を変えて、富野監督のカメオ出演ならびに他の作家たちの筆によって描かれた富野の姿を紹介したいと思います。

関連記事
富野由悠季進化論 その1 〈1941年―1981年〉
富野由悠季進化論 その2 〈1981年―1998年〉
富野由悠季進化論 その3 〈1998年―2010年〉



 まずは、出演作から紹介しよう。

Cameo1.jpg

 これは、2005年の映画『終戦のローレライ』のカメオ出演です。富野監督は存在感がありすぎることが仇になって、結局出番が削られたものの、そのキャラクターにもちゃんと名前があります。反乱軍として通信所を占拠する海軍の「間宮大尉」です。映画自体はものすごくつまらないものなので、富野監督の出演シーンだけが見所といっても過言ではありません。




Cameo2.jpg

 これは2006年の『日本沈没』です。今度の役割は「京都の高僧」です。その立派な姿から、一般ピープルのおばさんたちに本物の高僧に間違われたエピソードまで生んだのです。出番の尺は前作と比べてだいぶ長くなっています。ちなみに、監督は上と同じ人なので、やはりつまらないです。




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 2008年の『少林少女』です。今度の役割はコンフー達人である、主人公の桜沢凛の「祖父」(故人)です。というか写真だけの出演です。富野監督大好きな本広克行氏の映画なのに、上の2作よりさらにクソなものなので、富野監督の写真がすべての価値といっても過言ではありません。




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 これは、2010年NHKドラマの『日本のいちばん長い夏』です。いわゆる文士劇というもので、富野監督はラバウル方面軍の指揮官「今村均」を演じ、富野監督自身にとっても初めて台詞がある役割だったのです。でも、はっきり言って富野監督の役づくりは度が過ぎます。演じてるというわりに、いつもの富野監督にしか見えませんよね。




 それから、色々なメディアで描かれた富野監督を見ましょう。




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 『イデオン発動編』に出てくる富野喜幸です。ちゃんと「ヨシユキトミノ」として、ソロシップの一員に登録されています。激戦のなかでも絵コンテを切るとか、さすが監督です。




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 アニメージュ文庫版の『だから僕は…』のカバーです。今手元にいないので確認できませんが、確かに高荷義之氏が描いたものだと記憶しています。




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 『月刊アニメージュ』の名物連載「富野に訊け!」に出てくる富野イラストです。やまむらはじめ氏が描いたものです。とてもラブリーでキュートな姿で、商品化までされたのです。

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 著名な『ガンダム者』のカバーで、イラストはいうまでもなく、安彦良和氏によるものです。ギレンと融和させつつ、富野監督の特徴をいとも簡単に表しました。さすが天才安彦といったところです。

ガンダム者―ガンダムを創った男たちガンダム者―ガンダムを創った男たち
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 『OVERMANキングゲイナー』で演出・絵コンテを担当した宮地昌幸氏が描いた富野監督です。また別の記事で改めて紹介しますが、宮地氏が監督を勤めた『亡念のザムド』の小説版『新訳 亡念のザムド 上下巻』は12月24日発売になりますので、もし興味ある方は是非購入してください。


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()
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1202106770342.jpg

 山田玲司氏が描いた『絶望に効くクスリ』に出てくる富野監督です。はっきりいってスキンヘッド以外はあまり似てません。作者さんはちょっとナルシストが入ってますが、富野回はとても面白いですのでオススメ(ほかの対談も面白い)。

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山田 玲司

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1199447925911.jpg

 鶴田謙二氏が描いた『日本ふるさと沈没』のカバーです。何故か富野監督は登場。もちろん高僧とまったく関係ありません。ちなみに鶴田氏も『∀ガンダム』の小説のカバーを描いたのです。




images.jpg

 OKAMA氏が描いた『リーンの翼』バラ売りDVDボックス絵に出てくる神秘な生物。富野監督だけど。ポーズはもちろんあの本のカバーです。


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福山 潤、嶋村 侑 他

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教えてください。富野です教えてください。富野です
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090324-00-4.jpg

 最後は、大和田秀樹氏が『ムダヅモ無き改革』と同じく「嘘9分、本当1分」というコンセプトで作られた『ガンダム創世』に出てくる「富野ヨシユキ」です。ガンダムの時の富野監督のはずなのにスキンヘッド。




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 最後のおまけ。山本寛氏の『かんなぎ』に出てくる富野監督と思われる人。というかトミノとパヤオですね。




 以上は一通り富野監督のイメージを紹介しました。実在の富野監督と比べ合わせると面白いですね。

関連記事
富野由悠季進化論 その1 〈1941年―1981年〉
富野由悠季進化論 その2 〈1981年―1998年〉
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富野由悠季監督「宇宙エレベーターが切り開く未来」パネルディスカッションをトゥギャりました

2010/12/11 23:43|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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 簡単ながら、今日の第3回宇宙エレベーター学会の講演と富野監督が参加したパネルディスカッションについてのツィートをトゥギャりました。以下をご覧ください。


JpSEC2010 ; 第3回宇宙エレベーター学会 受付開始! | JSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会

2008年に開始された年に一度の宇宙エレベーターのカンファレンスを、今年度も来月12月11日と12日の2日間にわたり開催します。年を追うごとによりディープな内容を展開してきましたが、今年度もこの1年間に進んだ宇宙エレベーター関連の開発や研究などの最新事情をお届けします。なお、内容については専門の方でなくてもご理解いただけるよう、講師の方々に依頼しております。

1日目
・宇宙エレベーターが切り開く未来(パネルディスカッション):
 パネリスト:富野由悠季 アニメーション監督
        甲斐素直 日本大学法学部 教授
        石川憲二 「宇宙エレベーター-宇宙旅行を可能にする新技術」著者
        青木義男 日本大学理工学部 教授/JSEA
        大野修一 JSEA
 コーディネーター:久保田裕 朝日新聞社科学医療グループ 次長




第3回宇宙エレベーター学会1日目基調講演

2010年12月11日に開かれた「第3回宇宙エレベーター学会」の一日目の基調講演の部分です。
学会に参加したnanako氏が会場から直に伝えたツィートをまとめさせていただきました。
宇宙に上がるための新しい構想「宇宙エレベーター」に関する知識を教えてくれました。

富野由悠季監督も参加した後半のパネルディスカッションのまとめはこちらからです:
富野由悠季監督「宇宙エレベーターが切り開く未来」パネルディスカッション



富野由悠季監督「宇宙エレベーターが切り開く未来」パネルディスカッション

2010年12月11日に開かれた「第3回宇宙エレベーター学会」の一日目のパネルディスカッション部分です。
学会に参加したnanako氏が会場から直に伝えたツィートをまとめさせていただきました。
富野由悠季監督をはじめ、各界の専門家が宇宙エレベーターについて討論したほか、富野監督による新構想も披露されました。また、ガンダム00についての言及も少しだけあります。

予備知識として、あわせて読んでいただけると幸いです:
第3回宇宙エレベーター学会1日目講演部分
UCガンダムは宇宙エレベーターの夢を見るのか ~富野由悠季の新たなる挑戦~


愚痴を愚痴る

2010/12/09 22:22|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:6
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 あーーはじめたいキャピタルGの物語の続き読みたいわ。

 すみません。最近あまり大した話題じゃないので、ついに愚痴をしました。

 つか、なんか最近愚痴ばかりという気もするが、講演ばかりしてて新作の影どこにもないT監督を見れば、こうもなろう。

 思えば、今年は富野監督にとってかなり凄い一年に違いない。リーンの翼COMPLETEやリーンの翼新版の発売や、役者として出演するとか、ZAKUの夢を作るとか。

 また、ドリームカムトゥルーとラジオトークしたり冲方丁と対談したり、トルコや韓国や中国に講演を行ったり、何回もUST配信使っちゃったりとか。

 さらに、ちゃっかり新作の構想を見つけたりとか、宇宙エレベーターSFの専門家になったりとか、普通の人はもちろん、きっと富野的でも満足してるだろう。

 しかし、新作を見れない限り満足しないのがファンの欲だから、やはり見たいわけだ。アンケートハガキも2ヶ月連続送ったが、世間は表現規制とかAB蔵とかの話しかしない。本当にどうかしてる。

 一応来年のノンフィクションwにかなり新企画とか新構想とかいう新作を匂わせたものがあるんだから、こう厭世的にならなくてもいいじゃない?っていう人はいるかもしれない。だけど、ロボットものしか使ってもらえないS社のことだから、信用するのはまだ早い。

 いえ、というか最近のサンライズスタジオのスケジュールを見ると、なんか言い表すことのできない気持ちになっちゃったりして。もう新作は小説でもいいから、誰か連載させてあげて。プライドなんかはいいから、捨ててちまえな。

 でも、やはりダメか。くそーくそー。結局、今夜も夢でT監督を見るしかないか。

今月号のオトナファミに名物「富野監督インタビュー」はあるのかな

2010/12/08 12:18|未分類TRACKBACK:0COMMENT:6
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 毎年年末にくると、かならず期待される目玉の一つ、それがオトナファミ年末慣例の「富野由悠季監督インタビュー」です。以下は、今までの富野監督インタビューです:

2005Summer(2005年6月発売)
2007Winter(2006年12月発売)
2008February(2007年12月発売)
2009February(2008年12月発売)
2010February(2009年12月発売)

 このとおり、きっちり毎年富野監督インタビューを掲載してくれたオトナファミなのです。なので、今年の最終号である2011年2月号にインタビューがあると期待するのも、ごく正当なことだと思いませんか? まあ、もちろんオトナファミは富野インタビューがなくてもそこそこ読める雑誌なのですが、やはりインタビューの有無は大きいですからね~。


オトナファミ 2011年 02月号 [雑誌]オトナファミ 2011年 02月号 [雑誌]
(2010/12/20)
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 先月から月刊化したオトナファミですが、果たして今月には富野監督インタビューがあるかないか、期待しましょう!

関連記事
富野インタビューが来た! オトナファミは約束を守ってくれました!

UCガンダムは宇宙エレベーターの夢を見るのか ~富野由悠季の新たなる挑戦~

2010/12/07 00:29|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:2
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 12月11日の第3回宇宙エレベーター学会のパネルディスカッションと、来年1月24日のWOWOWノンフィクションw「富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」の放送を備えて、富野由悠季監督と宇宙エレベーターの全てをまとめました。以下の内容をご覧ください。




1、今年以前 99年『∀ガンダム』、08年『リアルGガンダム』、09年『Ring of Gundam』

 今まで、富野監督は宇宙エレベーター(または軌道エレベーター)に興味がありませんでした。監督ご自分の言葉を借りますと、監督は「ロケット派」なので、そのような地球に繋がるものから宇宙まで上る技術は「ロケットに対する冒涜」である、と。
 そうはいっても、富野監督はまったく宇宙エレベーターを知らないわけでもありません。99年の『∀ガンダム』で、一足早く宇宙エレベーターを神話の時代より残された「アデスの木」として登場させました(ちなみに、ザックトレーガーはアデスの枝と呼ばれるスカイフックだそうです)。また、08年作った企画案『リアルGガンダム』や09年制作の短編映画『Ring of Gundam』でも、きちんと宇宙エレベーターをその世界観が成立するにあたって必然の技術として設定しています。
 と、このように、本格的にその構想を取りかかる前でも、富野監督はすでに宇宙エレベーターをある程度知っていました。

『リアルG ガンダム』、それは戦乙女の物語 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その2
銀河旅行を目指す『Ring of Gundam』 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その3
ガンダムを「火の鳥」化する作品『∀ガンダム』 ~富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事その4



2、2010年初 青木義男教授と対談

 上で述べたように、富野監督が宇宙エレベーターに本格的な関心をもつようになったのは、去年末か今年初のことですが、この対談にあたっていろいろと勉強して、さらに青木教授のお考えを伺った末、富野監督の宇宙エレベーターに対する興味が一気にブレイクし、ついに新構想小説『はじめたいキャピタルGの物語』を書き上げ、来年のWOWOWドキュメンタリー「ノンフィクションW」に出るまでようになりました。70歳近い人がやることと思えば、驚異的である。
 青木義男氏は日本大学理工学部精密機械工学科の教授で、宇宙エレベーター協会の副会長を務めています。当然ながら、宇宙エレベーター分野において日本の第一人者で、WOWOWの「クエスト~探求者たち~ 宇宙エレベーターで宇宙へ!青木義男教授の挑戦」(科学放送高柳記念賞受賞)にも出たことあります。
 この対談はガンダムエース2010年6月号「教えてください。富野です」に掲載されるものですが、これをきっかけに、富野監督は宇宙エレベーターについて、さらなる深い探求を始めました。

クエスト~探求者たち~ 宇宙エレベーターで宇宙へ! 青木義男教授の挑戦|WOWOWドキュメンタリー
青木教授のドキュメンタリー番組に科学放送高柳記念賞が! | JSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会



3、2010年3月1日 日本大学第2回理工学研究所講演会 懇親会

 青木教授と対談して間もない、富野監督はさっそく宇宙エレベーターに関する懇親会に出ました。こうして本やテレビの知識をかじり付くだけでなく、実際の最先端な技術や構想の発表会にも参加するような熱心ぶりだからこそ、富野監督は宇宙世紀という確固たる世界観を確立できたんだろう。

平成21年度 第2回理工学研究所講演会「宇宙進出のための新奇システムの開発」 | JSEA
Togetter - 「宇宙エレベータ協会講演会「宇宙進出のための新奇システムの開発」なう。」

富野監督自身三ヶ月位前までは宇宙エレベーターを信じてなかったのだか、作れるかもしれないと思ったそうです。それで色々調べてたところ、最近青木先生と対談をすることになり、その縁で本日は来られたそうです。



4、2010年3月26日 『リーンの翼』刊行記念インタビュー

 宇宙エレベーターを知り、2、3ヶ月経って、富野監督はようやく宇宙エレベーターを新しい軸として、ガンダムワールドに組み込むのを決心しました。このインタビューでは、富野監督ははっきりと「宇宙移民のはじまりから宇宙エレベーターを考えてみよう」という構想を打ち出し、またサンライズに企画を出していることも、このインタビューで初めて言及しました。
後の『はじめたいキャピタルGの物語』を読めばわかると思いますが、思えば、ここで言った「書き直した企画」こそ、富野監督が再三言ってた「ガンダムそのものではないが、ガンダム的なもの」だろう。つまり、既存の延長線の上にあるでしかないガンダムを作るのではなく、新しいガンダムを作ることを目指します。
このような作品の成立は、すなわちガンダムシリーズの拡大を意味するもので、ガンダムシリーズそのものの継続を考えるとき、やはりこういう新しい土台になるような作品も不可欠だろうから、00が終わって、OVAのユニコーンも後2年かからないと終わらない今だからこそ、もう一度考える必要があるかもしれません。

ガンダムエース2010年5月号の『リーンの翼』刊行記念 富野由悠季インタビュー|シャア専用ブログ@アクシズ

富野 当面は次の仕事のマーケットリサーチと企画の書き直しですね。
(中略)
―― 富野さんは、もう次の企画を進めているんですよね。
富野 まだ企画が通ったわけではないので構想中ですが、先日、企画書を全部書き直しました。
―― 何があったんでしょう?
富野 昨年、アメリカのNASAが宇宙開発計画を縮小したことで、ロケット技術による宇宙開発が伸びないということが証明されてしまいました。50年前の僕はロケット技術に夢を抱いていたんだけれど、今の子どもたちにとっては夢ではなくなったえしまった。「夢の技術」と思えるものに何があるのかと探していたときに「宇宙エレベーター」しかないということに気づいたんです。先日、青木義男先生と対談したときに、そのことを知って、愕然としたわけです。でもおかげで「ガンダム」規模の数万人単位の宇宙移民は「宇宙エレベーター」が開発されていないと実現しないんじゃないかということもわかってきたし、宇宙エレベーターの先端からロケットを発射すれば、地球の自転の遠心力だけで、火星や木星まで到達できる推進力が得られることもわかりました。天体の運動という自然科学が、機械の性能や燃料の燃焼といった工学までも包括するというのは、まさしく21世紀の考え方だと思うし、そこまで考えないといけないのかと痛感したわけです。「機動戦士ガンダム00」でも「宇宙エレベーター」は設定として使われているけど、それとはちょっと違う扱いを考えるようになりました。もう一度、宇宙移民のはじまりから「宇宙エレベーター」で考えてみようと思っているんです。ただ、これはあくまでも技術論であって、お話はこれから。企画の大転換がはじまったばかりで、ようやく本編の設定に入れるところです。子どものためのアニメにする意識を持って取りかかるつもりでいます。「ゆとり教育」を受けてきた世代に向けても楽しめる作品にしたという野心があります。




5、2010年4月26日 「教えてください。富野です」青木義男教授との対談掲載

 4月26日、富野監督と青木義男教授の対談はようやくガンダムエース2010年6月号に掲載されました。富野監督今年に入ってからの全ての創作活動のはじまりともいえるべきこの対談は、今まで宇宙エレベーターに関する紹介のなかでも、現存の技術から将来の可能性まで非常にわかりやすく語り尽くされた周到な記事でした。宇宙エレベーターの初心者から、専門家までオススメな対談ですので、まだ読んでない方には是非読んでほしい。
 ちなみに、この対談が掲載された次の号では、富野監督は「JAXAはやぶさプロジェクト」のマネージャーである川口淳一郎氏と対談しました。富野監督が実際の宇宙開発に対する関心が伺えます。ちなみに、監督が今まで対談したことある宇宙分野の関係者には、宇宙飛行士の毛利衛氏と野口総一氏、それから小型衛星研究の川島レイ&中須賀真一の両氏などがあります。

ガンダムの富野監督と宇宙エレベーターを語る! | JSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会
雑魚兵士的Blog : GA'10 年6月号「教えて下さい。富野です」青木義男(日本大学教授)



6、2010年8月6-9日 JSETEC2010 第2回宇宙エレベーター技術競技会

 8月6日から9日にかけて、第2回宇宙エレベーター技術競技会が開かれました。これは宇宙エレベーターに関するいろんな技術を駆使して、競争し合うことによって互いの技術を高めようとする大会で、エントリーした8チームが争うなか、最後は神奈川大学の「神大江上研B」がめでたく栄冠を勝ち取りました。しかし、あまり知られていないのは、富野監督もこの競技会に参加したそうです。
 そうです。70歳近いおじいさんが大学・学院生と一緒に競技を参加しました。詳細は不明なものの、WOWOWの番組動画を見る限り、富野監督は日本大学の波多野研究室と一緒にやってきたそうです。このあたりの経緯なり経験なりは、来年の番組を見ればわかるでしょう。
 ちなみに、波多野研究室チームは今回総合優勝2位と制御部門を制したチームですが、青木教授のチームも参加するなか、あえて宇宙エレベーターにおいては自分の師ともいえる青木教授に挑む富野監督って、相当素敵な方といわざるを得ませんね。

第2回宇宙エレベーター技術競技会開催のお知らせ(2010年8月2日)(競技方法など)
JSETEC2010 第2回宇宙エレベーター技術競技会 | JSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会
ASCII.jp:宇宙エレベーター技術競技会「JSETEC2010」に密着!



7、2010年10月26日 『はじめたいキャピタルGの物語』発表

 10月26日、ガンダムエース記念100号(2010年12月号)が発売され、各界が祝辞を送るなか、ガンダムの生みの親である富野監督だけが何の祝い言葉も送られませんでした。その代わりに、なんと最新小説『はじめたいキャピタルGの物語』を発表しました。まさに掟破りの富野由悠季である。
 緊急執筆ということで、わずか8ページのプロローグでしかありませんが、富野監督が2年くらい暖めてきたコンセプト(アーレント的なもの)と1年近く考え続けてきたアイデア(宇宙エレベーター)は、ようやく富野監督自らの筆によって、初めて形になってきました。
 これまで過去に存在していた技術として設定された宇宙エレベーターは、ついに本格的な背景舞台になりました。『はじめたいキャピタルGの物語』はガンダムと宇宙エレベーターという新しい要素のめぐり合いで、ガンダムを宇宙世紀から新たな一歩を踏み出させるような新サーガになるものですので、富野監督のこの挑戦をぜひ見守りたいものです(『はじめたいキャピタルGの物語』と宇宙世紀や『∀ガンダム』などの作品についての関係は、以下の記事を参照)。

富野新小説『はじめたいキャピタルGの物語』応援記事



8、2010年11月30日 JpSECプレディスカッション

 これは来る12月11日のパネルディスカッションのプレ会でしたが、宇宙エレベーターという技術に関してる話のはずだったのですが、JpSECの告知を読む限り、技術面の話題を遥かに超えて、かなり期待できそうなパネルディスカッションになる模様です。当然のことながら、富野監督以外にも、青木教授など錚々たるメンツが出てきます。

JpSECパネルディスカッション向け プレディスカッション実施 | JSEA

・富野 由悠季 氏
 皆様ご存じの、アニメーション監督、演出家。昨年から宇宙エレベーターに興味をお持ちになり、一気にその意義を語るところまで緻密な検討を重ねていらっしゃいます。




9、2010年12月11-12日 第3回宇宙エレベーター学会

 これは今週末登場する第3回宇宙エレベーター学会のパネルディスカッションですが、富野監督が当然の如く、さも宇宙エレベーターの専門家として登場するのをはじめて見たとき、さすがにちょっと笑いました。でも、プレ会の紹介で話したとおり、宇宙エレベーターを単にある技術とか夢物語とかいう単一な視点に囚われず、世界に与える影響や地球の未来といったマクロな方面も語ってくれる人は果たしてどれくらいあるのだろうと思えば、富野監督はなぜパネリストとして招聘されるのがお分かりだろう。

JpSEC2010 ; 第3回宇宙エレベーター学会 受付開始! | JSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会

1日目
・宇宙エレベーターが切り開く未来(パネルディスカッション):
 パネリスト:富野由悠季 アニメーション監督
        甲斐素直 日本大学法学部 教授
        石川憲二 「宇宙エレベーター-宇宙旅行を可能にする新技術」著者
        青木義男 日本大学理工学部 教授/JSEA
        大野修一 JSEA
 コーディネーター:久保田裕 朝日新聞社科学医療グループ 次長




10、2011年1月24日 WOWOWノンフィクションW「富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」

 かつて『ブレンパワード』や『キングゲイナー』の放送プラットホームであるWOWOWには、「ノンフィクションw」というドキュメンタリー番組があります。毎回ある人物やテーマを取り上げて紹介する形ですが、来年1月24日には、富野監督が登場します。タイトルは「富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢」というものです。
 取材内容はおなじみのガンダム話から、富野監督がこの1年宇宙エレベーターを追いかけてきた心得と成果まで膨らんできたものになるそうですが、気になるのはやはり紹介文にある「新作」「新企画成立に向けた活動」という文章です。これは果たして額面とおり新作として捉えるかどうかは、正直未だに確信を持っていませんけれど、『はじめたいキャピタルGの物語』という小説にはサンライズが企画協力として参加していることから見ても、少なくまったく脈がないことでもないだろう。
 富野監督の構想では、おそらく「宇宙世紀→はじめたいG→リアルG→リング→∀」になっているでしょうけれども、今後彼の手によって、宇宙世紀と宇宙世紀のさらに後の時代は果たしてどんな発展を遂げるのか、そしてもし新作があれば、果たしてどのような新しいガンダムを見せてくれるのか、ファンとしてはとっても期待したいところです。

ノンフィクションW 富野由悠季 宇宙エレベーターが紡ぐ夢|WOWOWオンライン

「機動戦士ガンダム」の生みの親でもある日本アニメ界の巨匠、富野由悠季氏。富野氏は今、新作の構想を練っているという。「幼少の頃から宇宙旅行に憧れていた」という彼が、新作の世界観を創り出すにあたって重要視しているのが、なんと“宇宙エレベーター(=Space Elevator/以下SE)”だというのだ。

SEは、「ライト兄弟初飛行」や「アポロ月面着陸」を凌ぐ、人類の歴史が大きく変わる夢の技術システムと言われ、現在その開発にあたっては、多方面から注目を集めている。自身の新作を「ガンダム」と同様に宇宙をベースとした作品にしたいと語る富野氏はまさに今、大学教授や学生、専門家たちと議論を交わしながら、SE競技会や日本宇宙エレベーター会議などにも参加し、SEが持つ可能性や夢、あるいは課題や問題も含め、リアルな姿に迫っている。

しかし富野氏は、以前はSEに対しては否定的な考えを持っていたという。番組では、富野氏の新企画成立に向けた活動に密着。SEに対する考え方の変化の裏には何があったのか? そして、果たして彼は、どんな物語を描こうとしているのか? 「人類が10万年後までも生き延びることを願う」という彼の熱き気持ちや夢の過程に迫る必見プログラム。




 40年くらい前発表されたスペースコロニーという構想がかつて人々のロマンを吸い上げて、現実を支える「力」にまでなったように、今まさに実現可能に向かって発展しつつあるこの宇宙エレベーターもまた、人間の将来の可能性を示す「ロマン」になりえるかもしれません。かつて『機動戦士ガンダム』は我々を魅了したと同じに、今の時代だからこそ、新しい世代を魅了してくれる「新しい何か」がほしいです。そういう意味でも、まだまだ富野由悠季監督には頑張ってもらいたいです。



(下にはちょっとしたオマケ。「続きを読む」を押してください。)

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今月の富野記事プラン

2010/12/05 23:38|日常話TRACKBACK:0COMMENT:3
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 12月はもう5日も過ぎましたが、11月からの仕事がようやく終わって、今月記事を更新するペースをようやく上げるかもしれません。で、最近富野監督関連の話でいえば、以下のとおりです。


1.まずは、なんといっても来週の「サンフェス2010冬銀河」前々々々夜祭Ust配信ですね。それにしても、イデオンナイト、鳥取ワークショップ、坂本龍一氏との対談に続いて、もう4回目のUST配信ですよね。富野ブレイク!


2.次は、博多と梅田のトークショーですね。私は当然ながら生で聞けるわけがないので、他力本願でネットで拾うしかありません。1回1時間で3000円の信じられない値段ですが、今のところ順調に売れているらしいので、情報を集めるのもやすいだろう。まあ、その値段に見合うトークショーであると信じましょう。4回もありますから、今までのありきたりの話じゃなかったら、まさにオレ得ですね(みんな得?)。


3.それから、冲方氏との対談も完全版として出版されるかもしれませんので、それもあわせて読みたいですね。6回の対談+α+冲方的価値ですから、1800円くらいだったら買うかもしれません。


4.それから、来年1月24日のノンフィクションWはリアルタイムで見えないけど、一応目当てがついています。あとは、今月中になんとか富野監督と宇宙エレベーターとの記事を完成したいところです。


5.それから、ガンダムエースの『はじめたいキャピタルGの物語』についての連載嘆願アンケートハガキは今月も出します。みな様ももしガンダムエースを購読いらっしゃったら、どうか編集部に「『はじめたいキャピタルGの物語』を読みたい!」というハガキを送ってくださいね。なぜならば、これは今のところアニメなり小説なり富野監督の新作を見れるチャンスでありますから。ありがとうございます。

来春に新ガンダムはあるかもよ?

2010/12/03 23:23|未分類TRACKBACK:0COMMENT:2
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 いつものように富野スレに行くと、こんなものを見つけてしまった。


大河原邦男氏のTWITTER
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 本当に来春発表するかどうかはおいといて、実をいうとそんなに驚いていません。なぜならば00テレビが2009年3月に終わって以来1年半、最近バンライズの業績の悲惨さをいったら、もう新しいガンダムを出ないと、なかなかヤバイ領域を踏み込んじゃったといっても過言じゃない。劇場版とOVAはあるにしても、所詮一時のしのぎにしかなれないので、ビジネスを考えると、やはり本命はテレビ版。次のテレビガンダムは2012年予定という噂もありますから、来春発表で再来年放送ってのも、十分ありうる話。
 もっとも、別のところからS社が新ガンダムの監督に逃げられたという話もあるくらいですから、本当かどうかはやはり未知数だよね。

1204追記:考えてみたら、アストレイの続編もありえるかも。



 しかし、だからといって、テレビガンダムとなると……というか富野監督のガンダム作品じゃないとなると、やはり宇宙世紀と地続きしないアニメになるわけだから、ここでかつての『クロスボーンガンダム』のように、宇宙世紀の血脈というか宇宙世紀シリーズの賞味期限を伸ばすという意味で、富野監督の『はじめたいキャピタルGの物語』か『リング・オブ・ガンダム』か『リアルGガンダム』を小説なり漫画なりに連載させるのも、ガンダムシリーズ全体においては有意味な戦略だと思いますが、関係者の方々はいかがでしょうか?

▽続きを読む▽

「サンフェス2010冬銀河」前々々々夜祭Ust配信決定 富野由悠季監督も登場

2010/12/01 23:47|富野情報TRACKBACK:0COMMENT:0
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 福岡・大阪にて開かれ、富野由悠季監督もトークショーをする「サンライズフェスティバル2010冬銀河」は、なんと前々々々夜祭のUst配信が決定されました。公式twitterによりますと、司会は藤津亮太氏で、富野由悠季監督はゲストとして参加します! ユニバース! 「前々々々夜祭」と書きましたが、正確な時間は12月7日20時よりです。皆さん是非逃せない!

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12/7(火)20時より、「サンフェス2010冬銀河」前々々々夜祭Ust配信が決定いたしました!
司会はアニメ評論家の藤津亮太さん、そしてゲストに富野監督を迎え、ぶっちゃけトークが飛び出します。
大阪・梅田や福岡・博多に行ける人も、行けない人もぜひご覧ください。

 しかし、最近の富野USTイベント多いな。海外のファンから見ればものすごくありがたいですが。

関連記事
「サンフェス2010冬銀河」富野監督トークショーのチケットがぼったくりな件について




 それから、新文芸坐は来年1月15日(土)に「富野由悠季オールナイト」があって、上映するのは「イデオン接触編、発動編、逆襲のシャア、ザブングルグラフィティ」の4作です。
 また、3月5、6日にはさらに「機動戦士ガンダム上映会」があって、富野由悠季監督も舞台に上がる予定だそうです。皆さん期待しましょう。

ネタが無い

2010/12/01 01:55|日常話TRACKBACK:0COMMENT:0
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 最近、富野監督に関するネタあんまりないので、ブログに書くネタもあんまりない。一応宇宙エレベーター番組についての記事を控えているが、それ以外だとほぼ無い。このままじゃただの富野情報ブログになってしまう…。新作話もないしな。

 そうそう。今月のガンダムエースには残念ながら、富野監督の新小説『はじめたいキャピタルGの物語』に関する情報はないものの、よく考えてみれば、たった1ヶ月で「連載決定!」とか、続きを書けるわけがないので、あきらめるのはまだ早い。自分は先月に引き続き、今月も連載嘆願アンケートハガキを海外から日本へ送りますので、日本に住んでいる皆さんもどうか送ってくださいね。

 あと、とりあえず、ノンフィクションWのことをメモする。

宇宙エレベーター
青木教授と対談
去年の競技会
懇談会
12/11-12の第二回学会
ノンフィクションW
新構想?

 気力あれば、これらを一つの記事で紹介したい。気力があればの話だけど…。

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