富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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グーバーウォーク

昨日の話題に続いて+小田原

2008/09/30 18:30|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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昨日、ふざけて半分で

というわけで、
シャア専用ニュースさんはここを見れるかどうかは知りませんけど、
小田原講演やファブリカのアフタートークのレポを今でも待ってますよー^^
どうか頑張ってくださいよー^^
(ごめん!)

みたいなことを書いたら、なんとこんなにもご丁寧な返事を頂きました。
まさかシャア専用ニュースの管理人さんはあの劇場版Ζまとめ職人だなんて、本当に驚きました。
数年前からマメに情報を提供して続ける方にあんなことを言っちゃって恥ずかしいです。
本当にありがとうございます。
Randal Stevensさんやシャアブログさんひびのたわごとの子犬さんみたいな鑑がいるから、
僕はブログを立つのを決意しましたから、
これに関しては、本当にこの方たちに感謝しています。


さて、シャア専用ニュースさんから 

さて最後に、小田原箱根商工会議所青年部 富野由悠季講演「世界的クリエイターに学ぶものづくりの秘法」とFABRICA[11.0.1]「LOST GARDEN」アフタートーク 富野由悠季×本広克行のレポートのことなんですが、毎日のブログ更新の合間をぬって、少しづつ書いているので、かなり時間がかかってしまっています。お待たせしてしまって申し訳ないです。FABRICAの方が早くできそうで、あと1週間ぐらいでなんとかなりそうです。ただし、小田原の方は大苦戦しています。なぜかというと、音響設備が最悪の部屋で性能の悪いマイクで富野監督が話しているために、声が非常に聞き取りづらかったうえ、話に小田原市民じゃないとわからない地名や人名が多く出てくるので、それをいちいち調べないと話が理解できないという二重苦なんです(泣)。あんまり手こずるようなら、ガンダムについて話した部分だけに限って書くかもしれません。こちらは全然進んでないので、申し訳ないのですが、もうちょっと待っていてください。では長くなりましたが、これからもよろしくお願いします。

というご返事を頂きましたけれども、
実をいうと、今はちょうどここ数年の富野講演一覧みたいなものを作ってる最中ですから、
厚かましいにもあんな要求を言いました。今は反省しています。
もちろん、他人頼みばかりじゃ怠け者になるので、
自分もできる限りさがしてみた(探すといっても、ネットサーフィンだけどね)。
で、結果は以下の通り。

これはファブリカのトークショーについての部分。
どっちも短いですから、直接引用させてもらった。
これはファブリカ公演の演者さんの感想で、

今夜のゲストの富野監督は芝居はほとんどみないとおっしゃっていたけど、的確な感想をいただいた。

こっちは本広さん本人の感想

FABRICA[11.0.1]「LOST GARDEN」公演
スタンバイ中の舞台上
今日は富野監督とアフタートーク
開演前は尊敬してる人に観て貰えるのだから
役者へプレッシャーをかけまくる
細かなダメだしと小返し稽古して
ひとりひとりに芝居の細やかな指示をする
良い舞台になるように万全を期す
が、しかし
荒れた・・・
かなり不安定な舞台になってしまった
普段失敗しない役者が噛みまくった
何故だろう?
気合いを入れ過ぎると
うまくいかない

やはりというか、このトークショーのレポや感想を書いた人はほとんどいませんので、
やはりシャア専用ニュースさんのレポを待ちますが(ここで感謝の意を申し上げます)、
小田原講演について、Randal Stevensさんは苦戦してるようなので、
もう一つの富野小田原レポートを書いてくださった方の記事を置いていきます。
全体の流れと小田原ゆかりの物事について非常に詳しいため、
レポのご参考になるかもしれません。

鴇約苑 富野御大小田原講演

これはおそらく今ネット上唯一な小田原講演に関するものだと思います。
これだけでも十分充実だが、もちろんレポは多いに越したことはありませんから…。
またワガママを言っちゃって申し訳ございませんな。
では、これからもどうぞよろしくお願いします。

▽続きを読む▽

シャア専用ニュース

2008/09/29 15:00|未分類TRACKBACK:0COMMENT:1
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かつてシャア専用ポータルシャア専用ブログという
富野由悠季監督&ガンダム情報サイトがありました。
その膨大な情報量と更新の濃密度は、
たちまち富野&ガンダムファンに重宝されて、
一大発信源となってた。
残念ながら、両氏は仕事や個人の都合で、
更新休止をやるざるを得なかったが、
さいわい、シャア専用ポータルさんとシャア専用ブログさんに続いて、
2007年に新しい情報サイトが登場した。
それはシャア専用ニュースさんです。
こっちが言うまでも無く、管理人はとてもアクティブで、
熱心なファンなら毎日必チェックなサイトです。

で、最近となって、
このサイトの記事(主は富野資料だが)はぽちぽちと
シャア専用ニュースさんに取り上がられているようですが、
それに関して、本当にあり難いと思いますし、
もしこれを機に、より多くな人に富野監督と富野作品の良さを伝えられるのなら、
きっととても素晴らしいことなんだよな、と思わず妄想します。
そして、シャア専用ニュースさんから褒め言葉も頂いて、
真に恐縮千万です。

僕は何故かこのブログをはじめるかというと、
簡単に言ってしまえば
「富野由悠季とその作品をより多くな人に紹介したい」からです。
もちろん、最初のターゲットは日本語圏内じゃなくて、
中国語圏なんです(この場合、台湾、中国&香港といった意味です)。
だってネット初めて十年くらい経ってるのに、
「中文」で書かれてる富野専門サイトが未だに一つも見つからないです。
それが不満になって、
今年の富野監督の台湾講演のレポを機に、ついブログをはじめたのです。
しかし、一つ大きな問題があります。

元々FC2を選んだのは、そのデザインや機能が気に入れたからですが、
グーグルで中国語のページだけを絞って検索すると、
FC2の内容は日本語のページに見なされるため、
このブログは検索結果に出てこない。
つまり、日本語で書くであろうが、
初期の記事で見られるように、中国語で記事を書くであろうが、
一切見られません。
それで、気がつくと、
このブログも殆ど日本語だけで書くようになったのだ。
やや遺憾もするが、とにかく同好が見つけて、
本当によかったと思います。
台湾じゃどうしても「ガンダムオタクファン」のカテゴリに分類されるし。
僕は富野由悠季監督のファンです。
まあ、きっかけはどうであれ、今はこれでいいよ。


というわけで、
シャア専用ニュースさんはここを見れるかどうかは知りませんけど、
小田原講演やファブリカのアフタートークのレポを今でも待ってますよー^^
どうか頑張ってくださいよー^^
(ごめん!)


富野由悠季のオーラちから

2008/09/28 12:20|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季のオーラちから
富野監督が一番すごいなところは、その視野の広さ。
一つのものを見て、その表面にとらわれず、その内層を見つめる。
だから新しいものは受け入れるし、一見関係ないものでもリンクさせる。
だから富野由悠季という人が好き。

フィギュア王 NO.102
富野由悠季のオーラちからVOL.1

富野由悠季監督インタビュー〈前編〉
フィギュア界に危機感を抱いています。

 今回の『リーンの翼』をつくるにあたって、メカニックのデザインに関しては大変問題がありました。オーラバトラーに関しては手描きでは動かすことが出来ないので、CGワークに踏み込みましたが、二次元の図面上だけで見ていると形状が分からないのです。こうして図面を几帳面に追いかけて立体に起こしていただけると、手描きにしなくてよかったと確認できます。いわゆるモビルスーツ系のものとっは根本的に違うメカニックなんだということも分かって、安心もしました。
 『リーンの翼』では、アニメーターの手だけで作画している時代には許さなかったもの、20年前のオーラバトラーとは違う造形を、アニメとかフィギュアの世界があったお陰で獲得できました。この十数年、メカ物だけではなく生物的な造形というものを何とか形にしていきたいというアーティスティックな流れというものが顕在化してましたので、それを今回の『リーンの翼』で集大成として刈り取ることが出来たのです。
 さて、「フィギュア王」という雑誌が出来た頃から、ずっと考えていることがあります。まず、一人のクリエーターなり彫り師なりが自分たちの力量のみでここまで来られたと思って欲しくないということです。大げさに言えば、フィギュアの歴史の1ページの中にいるんだという認識を持って欲しいんです。その理解をしてくれないと、ビジネスレベルでフィギュア製品をつくってることだけで気がすんでしまいます。それだけ10年食えると思うなよ、ということです。今年までのフィギュア全般の状況について、バブルだと僕は思ってます。これ以上拡大するとは思えないのですが、どうやって生き残っていくのかという方法は、僕には分かりません。
 もうひとつ想定していたことがあります。こうして趣味としてのアートが出来上がったんだから、もう一歩先、アーティストとして仕事をする人間が出てきて欲しいのです。それなりのクオリティのものが大量生産できる時代になってきたのだから、彫り師だとか型師ではなくて、アーティストとして立つ人に出てきて欲しいんです。しかし、現代は海洋堂のレベルで終わっているので、商売でしかないということです。もちろん、企業体として成功したこと自体はうらやましいと言えるけど、「お前ら、いつまでも海洋堂に負け続けていいのかい?」と思います。去年あたり、フィギュア業界がドーンとマーケットを拡大して、その余波の中で新たな才能が出てこないということに僕は危機感を抱いています。みんなが一方向に流れてしまうのではなく、作家として立つ人間がそろそろアマチュアの中から出てきていいのです。
 僕は出来損ないのクリエーターかも知れないかれど、もし暇があるんだったら、そういう仕事をやるでしょう。やり得るかも知れないから、ここまで言うんですよ。ものを作るっていうのは、かなり厳しいもので、訓練だけでは乗り越えられないんです。「あなたも、これから勉強すれば作れるようになりますよ」なんて、僕は口が曲げっても言わない。ものを作るってことは、ものすごく過酷なんです。じゃあ、富野が言ってるようなことは、どうすれば実現できるんだ、と聞くのであれば「だから、それ考えるのはお前らじゃないか!」としか言えません。
 最近、手描きのアニメーションというのは、表現ツールとして不滅なんじゃないかと気がつきました。なぜなら、決して本物にはなれないからです。いくらリアルに描いても「表現」になる。その「表現」を使って何を物語るのか、という部分へポンと飛べるんです。さて、ここまでフィギュアがリアルになってきて、そこから先はどこへ行くのか。「ものを提示するには、リアル一辺倒では駄目らしい」と気がついて、みんな壁にぶりかりはじめているな……と感じますから、その突破を考えたいのです。(次号へつづく)



フィギュア王NO.103
富野由悠季のオーラちからVOL.2

富野由悠季監督インタビュー〈後編〉
「なんとなくつくる」のでなく、強烈なカウンターを!

 マンガの絵で物語をつくるというのは、小説や演劇とも違う作り込みの世界です。嘘八百を使ってリアリティを感じさせることが出来るのが、今のアニメです。では、フィギュアの場合の”リアル”はどこにあるんだろう、と考えていけば、次の方法論は見つかると思います。
 『キングゲイナー』を手伝わってくれた西村キヌさんの絵は、細部やデッサンは極めてリアルです。ただ、全体としてはギリギリのところでマンガ絵にスライドしています。キヌさんの描いた絵をそのままフィギュアにしたものがありましたが、あれは素敵でしたね。ただ、彫り師の中にキヌさんと同じレベルの人間が何人いるかな?とも考えてしまいます。キヌさんには、アーティストとしての衝動があります。その衝動が目指しているものが何なのかを、フィギュアをつくっている人たちも考えて欲しいのです。考えながら、1年、2年と手仕事を続けていれば、次のものが出てくるかも知れないのです。
 もうひとつ、僕は年寄りだからこそ出せるカウンターを出していきます。SM物のフィギュアを例にとりましょう。「出来のいいSMフィギュアが欲しいんだよね」と言われたとき「SMフィギュアなんて嫌だな」と思えば「SMフィギュアを潰すようなアイデアは何か」と考えます。つまり、「なんとなくつくる」のではなく、カウンターを出していくように考えるのです。強烈なカウンターを持ってこない限り、自分の嫌悪するものが世に出てきてしまうからです。「フィギュアはこうあるべき」といった程度の曖昧な理念ではなく、はっきりと具体的なカウンターを想定してください。そうすれば、頑張って戦っていけます。
 分かりやすい例を挙げると、僕は『ガンダム』をつくるときに明確に『ヤマト』を潰すと宣言しました。さっき言ったSMフィギュアを『ヤマト』に置き換えて考えてください。「SMフィギュアのような俗悪で低俗でやばいものを出されてしまっては、造形界、フィギュア界の恥だ」と思って欲しいのです。
 ここまで話してきて、僕は今の時代のカウンターが見えてきました。僕がフィギュアで商売するのだったら、アール・ヌーヴォーへ行くでしょう。クリムトを再現します。手わざの優れた彫り師がクリムトの代表作を30センチぐらいの立体でつくってくれるのだったら、僕は一点10万円でも買います、ということです。
 アーティスティックな行為というのは、かなり危険なものです。美は生け贄を要求します。つまり、どんなジャンルでも、優れたアートは作家の人生を食ってしまうのです。ですから、「SM画像の立体物なんか見たくもない」と言わせるほどのものを直視する勇気がなければ、アーティスティックな仕事ができません。そのためのモチベーションを持つことははっきりと覚悟していただきたいと思っています。
 また、視野にいれて欲しいマーケットがあります。それは宝石商です。貴金属というものがなぜ売れるのかを考えてください。お客さんに百万円を出させるクオリティを持っているからでしょう?ダイヤモンドのような輝くフィギュアをつくれば百万円で買ってもらえるかも知れません。もし、「いや、そんなことは今までやったことがない」と言うのであれば、そう思った瞬間にやめてしまいなさい。本気で信じられなくては出来ることではありませんから。
 さて、両親が死んだとき、僕は初めて仏壇を買いました。そのとき、また新しい発見をしました。仏壇に入れる仏様とフィギュアをリンクして考えたことがありますか?木彫りの仏像が安くても15~20万、高いものだと50万円から上、際限がありません。もし今のフィギュアの成形技術で仏像をつくって、ブロンズらしく塗ったものを2万円で出してごらんなさい。パーツと売れますよ。もちろん、商品をつくるときのコストと売値だけで考えていてはだめで、物流という大きな問題が控えていることを忘れてはいけませんけれどね。
 また、天野喜孝や安彦良和の絵を画商が扱う、という業態が10年ほど前から厳然とあります。彼らの絵がマーケットとして無視できないところまで来ているから商売になるのです。画商の世界の排他的なハードさも含めて、そうしたマーケットをフィギュア界の人たちも注意深く見ていただきたいのです。ようするに「フィギュアだけ見ていて、生き残れるわけないぞ!」ということです。
 どうすれば10年後、20年後に生き残っていけるのかは僕にも分かりませんから、せめてもの目標設定をするのです。

台風また来てるので、感想と意見は同じくまた明日。
明日は台風のため、休みになるかもしれないですからね。


富野 in 韓国再び

2008/09/27 14:58|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:6
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■富野 in 韓国

前は今回の韓国講演について書いていたが、
実際の内容は記者懇談会と基調講演二つに分かれてたので、
前回の記事を忘れてください。
今度こそ本当の決定版。

さて、先に調べた結果を話してるが、
今回のスケジュールはシュールで、
9/24の11:00~12:00が記者懇談会で、
基調講演は17:00~17:30という本末転倒なもの。
記者懇談会は監督に向けて開かれたものだがら、
ガンダムに対する質問が多かったが、とても穏やかだったが、
講演のほうはちょっとしたトラブルも起こったそうです。

というのは、前の講演者が15分ほどオーバーしたので、
富野監督が登板するとき、
なんと司会者は監督に30分の講演を15分に短縮してくれと要求した。
やや好ましくない表情で早速自己紹介をして講演を開始する監督。
話題はガンダム誕生するときの製作初期状況
当時社会の雰囲気がガンダム制作に及んだ影響
ガンダムの商品性と価値を維持する秘訣や、
時代と文化を導いたガンダムというコンテンツの話まで膨らんできたが、
なんと司会者はまた富野を督促し始めた。
しかも理由はなんと開幕式を始めなければならないという理由でした。
数百の聴衆と各国のプロが集めておいた講演より、開幕式を大事にするということ。
(これについて、韓国のファンたちでさえ恥かって、公務員の事なかれ主義を批判した。)
監督はもちろんかなり不快感を示したが、自分の30分はまだ済んでいないと強調し、
話題をさらにデジタルコンテンツは今3Dの開発によって、
視覚的になりすぎる多くのジャンルの内実

今までのコンテンツを表現した数多くの芸術的に価値のあるテクニックが、
デジタル化によって見送られるという恐れ

これらの変化をさりげなく見過ごす現在のコンテンツ産業構造に対する警戒心や、
既存のプロたちがもしいつまでも修養が乏しいままで過ごすと、
いずれデジタル技法専門家に代われる可能性もある
まで膨らませた。
ですから、デジタルと 3Dをしても、基本と修養を育つのを忘れないで


以上は講演の内容ですが、
下にあるのは、記者会の内容なんです。
内容は以外と深くて、国内ではなかなか言えない話もかなり含めています。
ちなみに、あくまで僕が翻訳したものですから、富野節など無い。
あると感じても、気のせいです。

Q:監督の作品『ガンダム』は長年ファンに愛され続けていて、今でも新作が着実に作られていますが、その理由は何だと思いますか?

A:原作者の立場から見ても、どうしてこんな人気を維持することができるのかのを正確説明するのが難しい。30年前、『ガンダム』を始めたに当たって、当時の人口を増やす続ける人類が、今後千年、2千年が生き延び逃れることができるだろうかという疑問を、子どもの目線で伝えようとする意図を持っていた。また、子どもの立場で、大人たちの行動は果たして正しいのかという疑問をも投げるつもりでした。そのようなメッセージを伝えようとするのに、ロボットアニメは便利な手段だった。しかし、『ガンダム』の人気がこんなに長く続けけることは、知らなかった。結果的は幸運だったといえます。


Q:『ガンダム』をハリウッドの『トランスフォーマー』や韓国の『テコンV』みたいに実写化する計画はないのですか?

A:事実、私はTVアニメの仕事をする前に、映画を作りたいと思った。それが、アニメ界に入っても実写映画を撮りたい欲求は当然あります。しかし、最近2、3年間、実写とアニメの境界が曖昧になってる今、あえて実写化にこだわる必要はないと考えるようになった。簡単に言ってしまえば、アニメは記号なんです。記号であるので、10年、20年ずつ長く行けることもありますが、実写映画は製作当時の流行や時代性に縛られているため、そう長く持てると思わないので、現時点での実写化に対して、あまり興味は持っていません。


Q:『ガンダム』は今のところ、いくつかの種類で多様に派生してきたが、その中でも一番があるのは、やはり監督が作った『ファーストガンダム』であり、これを背景とした新しい作品が、現在でも続いてます。原作者の立場として、もう一度『ファーストガンダム』の時代を新たに演出する意思はありますか?

A:無い。私にとって劇場版『逆襲のシャア』はすでに『ファーストガンダム』の終了であるから、もう一度繰り返すつもりはありません。


Q:『ファーストガンダム』は当時韓国でリアルタイムに輸入されていません。今の我々にとって、その理由を推測するのが難しいが、特に『Zガンダム』の場合は、ストーリーが当時の韓国の軍事クーデターを連想させる部分があります。ひょっとしたらその点が問題になったのではないでしょうか?

A:(笑いながら)私が考えた韓国ではリアルタイムに輸入されていない最大の理由は、『ガンダム』は当時のおもちゃ屋さんの宣伝プログラムの一環であるため、アニメーションのなかでもランクが低い作品だと見なされていたからだろう。従って、韓国の放送局も興味を持っていないだけの話です。特に『ファーストガンダム』の場合は、制作費が低かったため、作成当時でも制作環境が極めて劣悪なものだった。日本でも打ち切りになるほど人気が無いため、韓国の放送関係者にも商売になるはずがないだろうと思われるのだ。

 そして『Zガンダム』の場合は、韓国のクーデターを連想させるという話は始めて聞いた話で、びっくりしました。その作品は時代に対する普遍な見方が盛り込まれるので、偶然に一致した可能性もあります。当時の韓国の政治や権力闘争については良くわからなかったけど、戦争をする国を設定し、その中の政治家や軍人、組織の関係性を自然的に導き出した。私はただ作品の中で地球連邦軍とジオンを対立関係を搾り出しただけで、韓国の状況に対しては想像もしなかった。輸入する人々たちがそんな部分を危なく思ってたかもしれません。だって想像してほしい。おもちゃ屋さんの宣伝用アニメーションで、軍隊、軍人話が出たら、驚かない人は多分いないだろう(笑)?


Q:これまで作られた『ガンダム』シリーズには、ガンダムファンや制作会社などの関係が反映されてると聞いていますが、その内情を教えてください。

A:質問の意図がよくわからない。広く見ると、ファンが続編を希望する場合もあるし、事業主が続編の新企画を持ってくることもあった。そんな形で、シリーズが続けてきたものではないだろうかと思います。

 『ファーストガンダム』の制作者として、続編の『Zガンダム』の製作依頼が入ってきた時、製作会社はひたすらビジネス面だけで近づこうと思って話を作り出すのが、すごく大変だった。『ファーストガンダム』で人類の革新をテーマにしたが、それが商業的に利用されるのが不満だった。そのため、『Zガンダム』の終わりで主人公を狂わせってしまうような結末を考えました、私の中のガンダムはそんな『Zガンダム』のエンディングで終わりました。

 それでも、私に別のガンダムを作ろうと要求する破廉恥なビジネスマンたちが――別に特定な誰人を指すものではなく、シリーズ化を要求するすべての人々という意味――彼らは何故こうも私にまた作るのを言うのか、大人は何故こうも想像力が不足なのか、と思って、本当に驚愕しました。

 しかし、当時の私は50代前であったため、生活費を稼ぐために『Vガンダム』を監督するしかなかった。多分、ここにいる方はほとんど『Vガンダム』を知らないが、それほど良くない作品だった。それは物語を作る能力がない人が無理をしてスポンサーの要求どおりで作成したものであるからだ。『Vガンダム』を作った後、私は自分がアニメ監督として死んだと考えており、実際に病気が出たりもした。


Q:前の質問に関連するものですが、ガンダムシリーズに登場する『アナハイム』が、もしかしたらバンダイを象徴するものなのか、また『エゥーゴ』は、サンライズを象徴するものなのでしょうか?

A:(深刻な表情で)それは私が口が裂けても言えません。私が言ってるビジネスは何もバンダイだけではなく、TVアニメをビジネスのみで考えようとするすべての人々を意味する。


Q:監督の作品の中には、登場人物が死ぬ場合が多いですが、それがストーリーの構成において、いい影響を与えるや悪い影響を与える部分を挙がるとすれば?

A:『ファーストガンダム』から『Vガンダム』、それからその後新たに作れた『∀ガンダム』までは、すべて戦争を背景にしています。戦争を扱う物語だと判っているから、作家はキャラクターを簡単に延命させることができない。キャラクターの死が物語に影響を及ばす部分はありません。人が死ぬ時の悲しさや痛さ自体が一つのメッセージとして役目を果たすのだ。


Q:『ガンダム』はロボットアニメにリアリティを付与することによって、大きな変化をもたらしたが、監督自身がお考えする『ガンダム』の話題(?)は何でしょうか?

A:『マジンガーZ』など、以前のロボットアニメと『ガンダム』以降の作品に違いがあるとすれば、以前までは、おもちゃのプロモーションのためで製作されて、おもちゃの販売で終わったことが、『ガンダム』はその後にも繋がることができるリアルなストーリーを提供したことである。

 ただ、監督と同時に、原作者である立場では、『Vガンダム』を作って病気にかかったように、たかがアニメであるものにストーリーを絞り出しにすぎるほど深く考えすぎたのではないか、またそうするように無理な要求を受けすぎたのではないかとも思う。さっきも話したように『Zガンダム』が韓国に輸入されなかったこともそんな理由のためであるでしょうね。つもり現実との接点がとても緊密だったのだ。実をいうと、私は元々ロボットアニメを『スターウォーズ』に近くしたかっただけなのに、リアルで近未来な要素を絞り出すに当たって、自分の能力以上のものを自分に要求を受けた。

 これは私が作ったガンダムと他人が作ったガンダムの差の説明にもなります。私以後のガンダムは、皆「アニメーションの中のガンダム」として作られたから、リアルなガンダムというより、新しいガンダムだと考えられる。


Q:監督が作った人気キャラシャア・アズナブルが作品の中で死んだ時、実際葬式まで行われたと聞いておりますが。

A:そんな話は初耳だ。私が知る限り、そんなことは無い。多分インターネットでの作り話でしょう。


Q:監督が作ったガンダムと他人が作ったガンダムをひっくるめれば、一番愛着を持っている作品を数えるとすると?

A:作り手の立場では、愚問といわざるを得ない。おそらくそこに答える人はないと思う。あえて答えようとすれば…全部好きだ(笑)。


Q:ゲームと関わる話ですが、ガンダムを素材にした多くのゲームの中、一番印象が残るものはありますか?

A:私にはその質問を答える資格がありません。何故だか判る?ガンダムゲームを見たことがないからだ(笑)。実は2年前くらい、アーケード用の対戦ゲームを5分ほど見学したこともあったりしたが、私とまったく別な世界で、コンピューターのキーボードを打つより難しいと判って、諦めました。


Q:最近韓国ではコンテンツビジネスが次世代の成長動力として注目されいてますが、その中キャラクターとストーリーテリングの大切さが強調されています。原作者として、『ガンダム』のキャラクターを創造する時、一番力点を置いた部分はどこにあるでしょうか?そしてストーリーテリングにおいて原則を挙げるとしたら何なんでしょうか?

A:キャラクターというのは、作品での一番重要な要素なんです。キャラクターはシンボル、すなわち記号。俳優たちの場合は実際に生きている人物ながら時代性を持っているからシンボルのなることはできない。皆さんもわかるように、キャラクターを単純に漫画的だけで思う人が多いから粗っぽいキャラクターが乱立している。キャラクターのシンボル性をまともに理解する芸術的な才能を持つ人によって作られるものこそ、本当のキャラクターだと思う。

 ストーリーテリングは話の中に世界観を盛ることだと思います。いくらフィクションでも、一度作った世界は固有する。そういう固有性は、作家が自分が作ったものという理由で、勝手に変えられるものではないと思います。日本で『ガンダム』がこのように長年人気を呼んだ理由も、ファンを『ガンダム』の世界に引き入れることができたからである。固有するがまた決まったことがないというのが、『ガンダム』が人気を博す最大の秘訣だと考える。

 『ガンダム』のフィクションは、単なるフィクションだけではなく、一般人が思い出しそうなリアルな世界だ。だから過去韓国では危ない世界観と見なされて、放映になることができなかったが、20、30年の経った今は、皆さんがガンダムの世界を認識することもできるのだ。


Q:基本的な質問ですが、ガンダムシリーズは今まで何作も作られましたが、その中、監督が参加した作品はどのくらいなのでしょうか?また、ガンダムと関わるキャラクター商品販売などのコンテンツ売り上げはどのくらいにもなりでしょうか?

A:事実は、私もガンダムが何作が出たのか良くわかりません(笑)。ひたすら話を作るというところにだけ集中してみると、そんな部分に気を使うこともできなかった。ガンダム商品がいくら売れて儲けたのかは判らないが、今日の私にいられるようにしたガンダムビジネスに関しては、ありがたくと思います。巨大なビジネスコンテンツ事業において、一人のスタッフとして参加したことが意義があると思います。

 もう一つ申し上げたいのは、初めてのガンダムを作るとき、私はただスポンサー、放送局や製作会社によって、ロボットアニメを製作するという前提条件が揃った状況で呼ばれた一人のストーリーテラーだった。だから原作権や映像化権などの著作権は私に無い。番組を制作することが優先だったからだ。これは国際著作権法に違背されることではあるが、『ガンダム』シリーズに私の名前を表記する形で原作者として認定してくれるのは、一人のスタッフとしては悪い条件ではなかった。

 私がそういう立場だから、15年前始めガンダムのゲームが出て、当時のゲーム会社が私の原作者として認定されていないというとんでもないことが起こることもしました。それが今でも続いて来た結果、ゲーム会社とはとても敵対的な関係になって、ゲームに関与することもできなくなって、ゲームにも関心がなくなった。そうしたら私が数千億の損害をかぶったと言う人もいるが(笑)、ゲームとアニメーションは全然違った世界なと思う。

内容についての意見はまた明日。

▽続きを読む▽

ガンダムエース2008年11月号

2008/09/26 22:27|未分類TRACKBACK:0COMMENT:6
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僕も買ったよーー。
初めての日本版ダムエーだよーー。



……えっと、そんなにつまらん雑誌だっけ?
なんか想像してるのと大違い……。
「教えてください。富野です」以外は全滅なような気がする。
単行本に比べて鮮やかな色がついてる富野に惚れ惚れだが、
これだけで毎月雑誌を買うなんて、正直キツイな…。


それにしても、今月号のトミノの出来方はとてもよかった。
これぞ価値ある記事だ。
本当に言うと、
こんな貴重な資料はこんな雑誌こんな限定ジャンル誌じゃなくて、
もっと一般的な単行本で出すべきだが、
それでも発掘して載せてくれた英断をくださった編集長に拍手する。
来月も期待しますよー。


そういや、あの50周年Tシャツ、
鮎川麻弥さんとのツーショットでも出てるよな。


チェック漏れ

2008/09/26 13:56|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
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コレ↓
アニメ業界の巨匠、来校!富野監督講演

学校内部の行事とはいえ、7月10日のことだったのか…。
完全にチェック漏れしちゃった。

それにしても、ホワイトボードに書かれてたものに興味が沸いた。
東映の講演でもなんだか「心構え」についてしか語ってないから、
久々芸能論が聞けて、ちょっと嬉しかったな。

エンタメ
リアルタイムで観る=演劇的(ダンスも)機能=>ドラマ
   ↑          ╚=>ライブ          |
   └―――――――――――――――――┘



▽続きを読む▽

富野喜幸が通った学校

2008/09/26 12:59|未分類TRACKBACK:0COMMENT:6
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グーグル先生に頼って、
富野の中学から大学までの学校のマップを引き出した。


まずは中学の小田原市立白山中学校

大きな地図で見る
富野少年はここで風紀委員を務めていた。
あと、中学一年生の時、全校に向かって「宇宙旅行の仕方」をも発表した。
本人にとって恥だが、やはり偉いと思う。




次は高校の明徳学園相洋高等学校

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富野はここで、なんと柔道部を参加していた。
そのためか、アニメ作画における「死に体」に対する大嫌いな体質になっちゃった。
ま、それだけ重要なものなのね、受身は。

ちなみに、白山中学は右上にいるです。とても近いです。




最後は大学の日本大学芸術学部

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富野はここで芸術学部の自治会長、
学生自治会連合の執行部書記長、
私立大学連合会の副委員長などを勤めて、
まさに八面六臂の活躍をしていた。





おまけ。虫プロ

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日大芸術学部と同じく、西武池袋線にいる。
当時の虫プロは現在の何倍も大きかったそうですが、
本社は相変わらずの東京都練馬区富士見台二丁目30番5号。


斬られるように祈ってやるよ

2008/09/26 02:37|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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不愉快極まりだ。あの人。


富野 in 韓国

2008/09/25 22:36|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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翻訳ソフトの力を借りて、9/24の富野の韓国講演の要点を纏めてみた。

と、その前に、唯一日本語で書かれてるものを貼ってみる。
『機動戦士ガンダム』富野由悠季監督、「実写映画の制作に興味ない」

「今は実写を撮りたくない」と言ってるように見えるが、
実際の発言はどうやら「ガンダムの実写を撮りたくない」らしい。
その上、(SF?)実写が撮りたくない原因として、
実写は流行、時代性や技術に制約されてるため、長続きすることが難しいと挙がれる。




次は韓国サイトのレポからの要約。
武断や勘違いもきっとあると思うので、ご指摘をよろしくお願いします。

①2、3年前ガンダムの実写映画の可能性について打診することもあったが、
アニメみたいに10、20年も残りそうも無いので、断念した。
アニメは実写より記号化されている分、
実写より制約から開放されやすいという利点も持っている。

②ガンダムの成功は実際社会を反映した固有な世界を持って、普遍性を獲得したからである。
そして、その固有な世界観やストーリーがあるため、ファンがよりガンダム入り込める。
だから、虚構な世界といえども、一度ファンの手に譲ったら、もう勝手に変えることができない。

③Zの時はすでにガンダムを終わらせたかった。しかし、それもできなかった。
生活のために作品を作る自分は、作家としては一度死んでいた。
そしてスポンサーの要求を飲み込みすぎたVガンの出来は案の定、あまりよくない。

④キャラクターは時間を超越するシンボルになることである。
最近のキャラクターはただの記号化した粗製濫造なものばっかりだが、
本当のキャラクターを誕生するには、芸術的な才能が必要。


大体こんなもんかな?
なお、今度の写真のまとめのリンクは既に富野スレに貼ってあるし、
大富野アップローダーにもうpした済みなので、
富野の写真を保存したい方はそっちへ足を運んでくださいまし。


『キングゲイナー』とシリーズ構成

2008/09/24 20:36|未分類TRACKBACK:1COMMENT:2
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今度は『キングゲイナー』の大河内一楼について。

まずはコレ。
アニメージュ2008年9月号「この人に話を聞きたい」の大河内一楼回の文字起こし。
富野に関連する部分から抜粋。

(前略)

――話は前後するけど、大学時代は、普通に学生生活を送っていたのね。

大河内 そうですね。僕は田舎にいた時には、アニメファンだったんですよ。高校は男子校だったんですけど、東京の大学に来たら、女の子がいるじゃないですか。初めての一人暮らしだし。だからその頃は、大学生活が楽しくて、アニメを全く観てないんです。だけど、富士見でバイトを始めたら、そこにオタクな先輩が大勢いて、『(無敵超人)ザンボット3』とか、色んなものを観せてくれたんですよ。それですっかり影響を受けて、こっちの世界に戻ってきたんです。

(中略)

――脚本デビューは『∀ガンダム』だよね。脚本書くのが楽しくなったのは、いつくらいなの。

大河内 最初の『∀ガンダム』から楽しい事ばっかりでした。富野(由悠季)さんと会って話ができたことが嬉しかったし、富野さんに「お馬鹿!」と怒られるのも嬉しくって。富野さんが机を叩いて怒っている姿を観ても、どこかTV番組を観ているようでした。あの富野さんが生きてる、動いてるって。

――(笑)

大河内 ただ、最初に脚本を書いた時は、全然通らなくて、僕を呼んでくれた河口(佳高)プロデューサーに、悪いなって思ったんですよ。でも、河口さんは次の脚本も発注してくれて。ただ、その時の僕は『アキハバラ電脳組』の小説を書くことになっていたので、脚本は1ヶ月後に発注されることになっったんです。その1ヶ月の間、『アキハバラ』の小説を書きながら、脚本の勉強をしました。今までの人生で一番勉強したんじゃないかな。その後に書いた脚本はすんなり通って、それが「ミリシャ宇宙決戦」という馬鹿話なんです。

(中略)

――主体性をもって仕事をするようになったのは、いつぐらいから?

大河内 主体性をもって仕事をするようになったのは『(OVERMAN)キングゲイナー』かな。(中略)『キングゲイナー』はオリジナルだったので、自分で決めないと、何も始まらない。富野さん正面から喧嘩した事もあるし、鍛えられた部分もあります。だから、主体性をもって参加できるようになったのは、『キングゲイナー』からだと思います。僕が、毎回脚本の作り方を変えるようになるのも、『キングゲイナー』からですね。

――作り方を変える? それは具体的には。

大河内 『キングゲイナー』では、全員が自由に書くシステムなんですよ。で、『プラネテス』は1人で全部書いた。『コードギアス』では、新しく、副シリーズ構成という役職を置きました。

――脚本を作るシステムが違うわけだ。じゃあ『キングゲイナー』での、自分の狙いはどこなの?

大河内 『キングゲイナー』の最初の狙いは、富野さんと戦う事。

――富野さんのいいなりにならない?

大河内 そうです。たとえ負けるとしても、逆らってみる、戦う姿勢を見せるということです。無礼な若者でいいじゃないかと。僕は「ファーストガンダム」(『機動戦士ガンダム』)が凄く好きだったんですよ。だけど、次の『(機動戦士)Zガンダム』は微妙だと思ってたんですよね。それで、サンライズの関係者の方の昔話を聞くと、「ファーストガンダム」では、やはり富野さんと戦っている人がいたらしいです。それは星山(博之)さんであったり、安彦(良和)さんであったるするんだけど、戦っている人がいるせいで、バランスのいい作品になっていたんだと思うんです。だから、富野メモ通りに書いちゃダメだと思ったんですよ。最初にシリーズの内容に関する富野メモをもたったんですけど、それは一旦破棄して、僕に作らせてくださいと言ったんです。それは僕が書いた方がいいものになると思ったからじゃなくて、単にいいなりなはなりませんよって宣言してるだけなんだけど。それから、『キングゲイナー』から、黒田(洋介)さんの真似をしてスタジオに入って書いているんです。シリーズ構成を作って、プロットやって、週に1回脚本打ちをやるのが、普通のやり方らしいけれど、そうではないやり方はないのかな、と考え始めた頃でもある。

――内容的な狙いは?

大河内 大筋に関しては、富野さんのオーダーに沿っています。ただ、学園ものの要素を入れたいとか、観やすいものにしたいとか、幸せなものにしたいという意志はありました。あとは、脚本でいきなりオーバースキルって設定を入れてみたり。

――オーバースキルが無かったとすると、初期の構想では、単にオーバーマンがチャンバラするだけだったの。

大河内 そうですね。オーバーマンは不思議なロボットという事だったんですが、能力という形で現さないと、その不思議さは伝わらないんじゃないかと思って。相談しないで勝手に脚本に書いたので、富野さんがどう思ったかは分りませんけど。ただ
、物語のアクセントになったんじゃないかなとは思ってます。

――いやいや、それは作品のカラーを決めたくらいだと思うよ。

大河内 17話の「ウソのない世界」で、みんなの心が聞こえちゃうって話を結末を、ポジティブなかたちで付けられたのは、良かったなと思っているんですよ。心が聞こえるって、わりとネガティブに捉えられがちじゃないですか。あれは富野さんも喜んでくれて、その時は凄く嬉しかった。

――最終回については、どうなんですか。長い話の途中で終わっているような印象なんだけど。

大河内 僕は1回、ヤーパンに着いて終わるプロットを書いたんですよ。そうしたら富野さんが「それは違う。この物語はヤーパンに着かないんだよ」って言われてて。それで、25、26話をヤーパンに着かない話にしたんです。その時は驚きましたけど、今では納得しています。要するにヤーパンに着いて何かがあるわけじゃなくて、旅をする事自体に価値がある話だったんだなあと。

――当時、シンシアとか、26話とか話を終わらせるために出てきたような気がしていたんだけど。

大河内 いや、そういう事はないですね。話を終わらせるために作ったものって、オーバーデビルくらいで。24話までは、そういった意味でのシリーズ構成ってやっていないんですよ。毎週毎週を面白く作ろう。そのためには終わりを気にして伏線を張ったりするような事も、あんまり考えなくていい。どんな事になっても、25と26話の脚本でまとめてみせるから、と他の脚本家さんたちに大見得きったんです。それができる自信があったわけじゃなかったんですけど、後ろを気にして作ってもらいたくなかったから。

――結果的に上手くいったんですか。

大河内 脚本の作り方としては上手くいったと思います。個々の脚本で心残りはあるけれど、最後までライブ感を失わなかったと思っています。25、26話も、お祭りっぽくなってるとは思うので、そういう意味では狙い通りになっています。

――僕はゲインとゲイナーの関係性の物語だと思っていたんだけど、それについては中途半端に終わっていない?

大河内 分りやすい決着ではなかったけれど、僕は終わらせたつもりです。(中略)さっき小黒さんが、ゲインとゲイナーについて言ってましたけど、『キングゲイナー』では、毎週楽しく見られる事が最優先事項であって、ゲインとゲイナーの関係にどんなオチをつけるかといった事は、最優先ではなかったんです。

さきに言っときますが、僕は脚本家としての大河内をとっても嫌いので、
これから彼をボロクソ言います。苦手な人はどうか退避してくださいまし。








自分の心は狭いだからかもしれませんが、
僕にとって、『キングゲイナー』の失敗は、
ひとえシリーズ構成のせいだと思います。
もちろん、ほかの部分も欠点がないとは言いがたいですが、
一番目に見えるのは、やはり「物語のペース分配の失敗による失速感」、
「勢い任せだけの脚本」、「シリーズ構成になってない構成」の3点。
そして、この3点から導いた共通点は、ずばりシリーズ構成の失敗。
こんな思いは何年前からずっと抱いていたが、
このインタビューを読んだ後、なお一層確信を持ってるようになったのだ。


最近の彼が構成した某アニメもそうだが、
どうも彼は人をビックリするだけのモノこそ人を楽しませるものと思う節があるようだ。

彼の方法論は、一番簡単に書いてるのは、ここに書いてあるもの

現在の大河内氏は、シリーズ構成と脚本がメイン。脚本は割と多くの人が分かると思うのだが、シリーズ構成というのを簡単に説明して欲しいのだけど。

「アニメのシリーズ構成は、1話ずつの脚本とは違い、シリーズ全体の大きな流れを整える役割ですね。ここで親子の別れがあるならば、その前に一度会っておきましょうとか、ここで裏切りがあるならば、その前に恋人同士にしましょうとか。そういう、シリーズ全体の構成をやるんですね。だから、シリーズ構成って名前なんだと思います。あとは別の脚本家さんが書いてくれたシナリオを見て、キャラクターのセリフのチェックや、人物の気持ちの繋がりなどを微調整します。たとえば、恋愛モノなら、この話数では、まだそこまで相手のことを好きじゃないので、このセリフは抑えめに――とか。オリジナルの場合、世界観を作り上げるということもあると思います」

と、彼はこれをシリーズ構成という。
いかにもゲーム的なフラグ管理ですね。
通過点を作って、抑えて、それを沿った上で、
新しい段階を入る前に、一度話をひっくり返して、
物語やキャラを二転三転させる。
途中の整合性や合理性がなくてもかまわん、
とにかくその時その時のクライマックスが出てくれればいい。

冗談ではない。
シリーズ構成が一番大事すべきなのは整合性なのに、
彼はそれをおろそかする。
しかも無自覚のまま、今日まで引っ張ってた。
今のアレは監督との馬が合うせいもあるからまあ成功と言えますが、
これほど富野との相性が悪い脚本家も無いだろう。

彼の考え方は、完璧に富野の作品作りと違うものです。
監督自らコントロールしてない予定調和。
こんなの物語のカタルシスを出すどころが、物語の着陸でさえできない。
記号だけのキャラならできるかもしれませんが、
嫌でもかならず内面まで出す富野作品にとって、
彼のやり方はカタルシスを築くことができません。

ライブ感?祭り?
ふざけるな!そんなの富野からの受け売りだろう?
そもそも脚本階段でライブを出せるほどのスキルはあるのかね、君は。
(もっと技量が高い脚本家ならともかく)
あの微妙で繊細な感情のぶれる方は富野コンテから生み出してるものであって、
間違ってもおまえの脚本からのものではない。
この人を見て、僕のずっとのある定説はさらに自分の中に定着しつつである。
それは「富野(の作品作り)をマネしてる脚本家にロクな奴がいない。」ということです。

そして、ゲインとゲイナーの二人の主人公の執着は、
1話以来最重要な大命題と言っても過言ではない要素なのに、
その二人の扱いは彼の中にどうでもいい存在になっていた時は、
キングゲイナーの失敗を意味する。
ぶっちゃけ言おう、おまえの最優先事項は間違ってた。
ワイワイやるだけのものは、富野作品に似合いません。

結局、彼と富野の合作は、不調和音にしかならなかった。
ですから、キングゲイナーにおいて大河内のやり遂げた仕事について、
僕にとって評価できるのは結局オーバースキルのみだと思います。
(しかし、それですら作品作りにおいて一番重要なことではない)


それとね、富野と対抗する意味もわからない。
まさか自分を星山氏ややっさんみたいなレベルの人だと思っては無いでしょうね。
自分の能力を見極めるほうが自分のためだと思うし。
星山さんは∀の脚本の際、彼に「キミの脚本はナイーブでとてもいいね」と言ってたらしいが
星山さん、あなたも罪な人ですね、と思わず言いたくなる。


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新作が見たい病

2008/09/23 22:01|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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なんだか今とってもグラン王の気分をします。
ただただ世間の移り行きを傍観するだけ。
金魚もほかのモノもオレにとっては、ただ無意味を意味する。
意識は未だにあるけれども、やはり「生」とは程遠い。
まるで幽体みたいだね、と。


富野由悠季台湾訪問小ネタ

2008/09/22 20:28|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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今、頭が裂けるように痛いが、予告通りレポートします。
これはJo-Jo氏のレポート「天王級動畫導演富野由悠季1/25來台演講! 」をもとに、
自分なり整理して翻訳したもののため、
元レポートの内容や原作者のニュアンスが微妙に違ったりすることを、予めお断りします。
また、掲載許可を許した原作者のJo-Jo氏にも多大な感謝を申し上げます。



時は2008/1/23。富野夫婦が台湾に来た日。
デジタルコンテンツのオープニングセレモニーなどのイベントは翌日のため、
この日は監督にとって、自由活動の日となっている。
そのため、主催単位は通訳のほか、
台湾アニメ関連出版業界の有名人のJo-Jo氏とZERO氏を特別接待人として招聘していた。
ですので、この日は富野、亜阿子さん、通訳さんとその二人の5人が共に行動していた。
(以下、話してる出来事は、すべてJo-Jo氏の語りで進みます。)

登場人物
Jo-Jo:ガンダム世代のアニメオタク。今は某大学商学の講師を勤めている。
ZERO:同じくガンダム世代のアニメオタク。物理学博士。
通訳さん:台湾に住んでいる日本人。イケメンのナイスガイ。
御禿:言わずもなく我が御大将、富野由悠季。
亜阿子さん:通称「黒いララァ」、御禿の奥さん。


 富野監督が台湾に来た日の夜、ファンが監督を見つけ出して迷惑をかけるのを避けるため、主催単位はわざわざ台湾一番高い超高層ビルの台北101のレストランを予約してくれた。

 で、私たちの食事中、綺麗なウェイトレス長のお姉さんが突然ニコニコしながら私たちのテーブルに近づいていた。

 「あのう、申し訳ございませんが、この方はあの有名なアニメ監督なんでしょうか?ガンなんとかの…」

 私とZEROは思わず笑い出した。

 「ガンダム!でも何でキミがガンダムを知ってる?」

 それもそうだ。あの綺麗なお姉さんはどう見てもガンダムと無縁な人ですから。

 「あ、私じゃなくて、うちのウェイター君が言ってくれたんですよ。」

 依然に優雅に笑ってるウェイトレス長。

 「なるほど!」頷く私とZERO。

 通訳さんはこの会話を聞いて、監督に通訳すると、監督はもう大驚き!監督の奥さんも思わず驚い笑いをしました。

 この驚きには訳があります。何せ監督はつい少し前私たちが台湾には監督のファンがいっぱいいるという発言は信じがたいと言っていたが、まさかその話の少し後、ファンはすぐ目の前に現れましてくれたんだもん。

 「監督、これはヤラセじゃないですよ。」

 監督は私の言うことを聞いて、さらに大笑い出した。

 しばらく後、あのウェイター君もこっちに近づいた。私とZEROはすぐ彼の一番好きな作品を尋ねてた。

 ウェイター君は極上な笑顔で富野監督を見て、そしてとっても真剣な目でこう言いました。

 「ぼくはね……」

 「うんうん。」

 「ガンダムWが一番好きです。」
 
 ……W!?

 この答えを聞いて、ゾッとした私とZEROは、通訳さんがちょうどものを食べていて、まだ通訳できない状態にいる隙に見つけて、すぐウェイター君に誘導尋問を畳み掛けてた。

 「じゃあ、ファーストガンダムは?」

 「好き好き!」頭を縦に振るウェイター君。

 「どのキャラが好きなの?例えば誰?」ZEROはさらに聞きました。

 ウェイターくんはもう狂喜に陥った。

 「ぼくが一番好きなのは主人公。主人公のア………」

 しまった。どうやらウェイター君は名前を忘れてた。このままじゃヤバイので、私とZEROは一斉に言ってた。

 「アムロだよね。」ウェイター君また頭を縦に振る。

 私は通訳さんを一目を見て、通訳さんもどうやら私の考えを判るようで、その答えを一斉に富野監督に伝えていた。私はほっとしたが、しかしZEROは懲りずまたウェイター君に聞いた。

 「ほかにも好きなキャラがいる?」

 「いるいる!あの敵役のマスクをかぶってる…」

 「シャア!!!!」今度はウェイター君が言葉を詰まったのを待たずに、私とZEROは先手を打った。

 「そう、そう!」またしも頭を縦に振るウェイター君。

 一方、となりにいる富野監督はもう大喜び。まさか偶然に行ってたレストランにも自分のファンがいるなんて、監督は本当に思わなかった。すると、ZEROはウェイターくんに伝えた。

 「どうやら監督は本当にうれしかったよ。」

 「じゃあ、サインを願い出来ますかでしょうか?」

 通訳さんはこの純なボーイの願いを監督に伝えると、監督はとっさに応じてくれた。

 「もちろんオーケー!」

 ウェイター君は歓声を上げるほど喜んで、ノートを探しに行った。

 そして、富野監督の台湾の初めてのサイン、そして唯一のサインは、こうして85階にいるレストランのなかに生まれた。

 そして私とZEROというと、そのどさくさに紛れて、「じゃあ、私たちにも写真を…」を聞くけど、監督は何も言わずに、代わりにキラキラな目で答えてくれました。本当に素敵な夜でしたね!


▽続きを読む▽

ブラックキングゲイナーのブラジャー

2008/09/21 14:10|未分類TRACKBACK:0COMMENT:2
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ブラックキンゲの写真を見て、かっこいいーーー!
あまり周辺商品に燃えないタイプだが、12月はちょっと期待できるかな?

でも、あきまんのオ…お遊びなんかより、先にガチコを出せ!
ガチコだ!ガチコ!
ゴレームも!ラッシュロッドも!
あとできればパンサーとドゴッゾも。

「8歳と9歳と10歳と(ry」
「な、何を…」
「キンゲシリーズのリボルテックだろ!」

お~い、ガチコを出してくださいよ~。


富野の大学時代

2008/09/20 20:48|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
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富野の大学時代といえば、3つの注目すべきことがあります。
ひとつは虫プロ面接→入社のこと
もうひとつはコードネーム:チョキとのこと
そしてもうひとつは、大学時代の経歴
一応調べてみたものの、日本当時の背景や学生運動については
やはりまったく知らないし、口を出すのもおこがましいので、
まとめするだけ。


さて、今ざっと手持ちな資料を目を通したが、
今まで富野が自分の大学のその経歴を言及したのは以下である。

1、『富野由悠季全仕事』

――ところで、富野さんが日大に入られたのは、ちょうど60年安保の年ですが。

富野 これに関しては、全く僕は無縁でした。そういうことさえ知らないような無知文盲でした。僕が学部にいなかったっていうのは、1年の時には学部の自治会をやり初めて、2年目には学部での自治会長をやっていました。だから、まあ1年の間は学部にいたって言えるんですけど、2年になった時はもう、マンモス大学だから各学部の自治会が連合している日本大学学生自治会連合の執行部、俗に我々は中央執行委員会と呼んでいたんですが、そちらに出入りするようになっていた。そして、オール日大としての自治活動をどう考えるかみたいなところで安保云々というような話を聞かされて、初めてそれらのことが少しわかりました。オール日大でやる自治会は全学連的なものではない。反社会的なものはやらないということで、産学共同をテーゼに自治会活動をやっていくといっている執行部だったんです。つまり大学の御用自治会なわけですが、当時はそういう発想も思いつかず、そういったことをしゃべっている学生たちをただ見ているのが珍しかったというのもあって、入り浸りになりました。ところが2年の秋になって、ようやく中執が御用自治会なんだということが、うっすらとわかったんでしょうね。それで嫌になっちゃった頃、中執が加入している私立大学連合会の執行部が日大の中執事務所の隣にあったので、今度はそちらにスライドし、そこでしばらく過ごしたんですけど、3年の夏休みの私学連の中執総会で副委員長をやってくれと言われた時に、何で委員長じゃないのかというのと、やっぱり日芸といえども卒業しときゃなきゃまずいと思って、一方的に脱会しました。

――生まれて初めて体験された、政治性のある世界ですね。やはり何かゲーム的な面白さがあったのですが。

富野 ゲーム的以前です。主義主張なんか関係ないから、メッチャクチャ面白い。それと体制というものが、全学連レベルでは崩せないということを、僕は日大で教えられました。もう40年近くも前のことだから話してもいいでしょうけど、本当に一度だけ、息が飲むくらいびっくりしたことがあります。ある学生課の課長から動員がかかって、「何月何日お前ら本部に集まれ。それから赤坂に行け」と。で、そこに行くと、体育会系の連中がだーっと集まってる。体育会系といっても、中央が呼ぶんだからオール日大メンバーなんですよね。その連中と僕たち中執の連中が赤坂に集合させたれたわけ。何かというと、当時のケネディ政権下の司法長官、ケネディ大統領の弟のロバート・ケネディが始めて日本に来た時、日大の古田重二良会頭に会うということだったんです。60年安保の後、もう一度学生運動が盛り上がって日大闘争が起きるまで、日大には古田体制というのがあったんです。中執はその統制下に入っている自治会でした。で、当時赤坂には日大の迎賓館があって、そこの純和風の全部茶室みたいな、それはそれは立派な平屋の外に僕ら並ばされたわけです。司法長官と会頭の会談がおわってから、会頭が呼んでいるから中執の連中は全部集まれと茶室みたいな処に呼ばれて、「お前ら頑張ってくれ」と。その後生まれて初めてベンツに乗って帰っていいと、10人ぐらいの中執の連中を一台一台の外車のハイヤーに載せてくれたんです。僕はその日もう小田原に帰るつもりがなかったから、中執の仲間の家までベンツに乗ったんです。「日大というのは一体何なんだろう」と、僕はその時ホントもう真っ青になりました。

――そういう体験が、後のジオン公国とかザンスカール帝国みたいなもののモデルになっていたのでしょうか。

富野 それは映画版やっているときに、初めて気がついてたんです。『ガンダム』みたいな作品をやりながら、何でジオン公国みたなフィーリングをああいう風に描けたんだろうかという時に、ああいう光景を目撃させてくれたという日大には感謝してます。それは絶対無縁ではない。ああいう気分を知らないで書いている人とは違うと思います。僕はまさにノンポリ以前の学生だったから冗談じゃないと思いながら、やっぱりオール日大という傘にかかると、ここまで出来るんだと。赤坂の迎賓館も、ベンツももっともだと思ったし、古田会頭という人がかなり官界と癒着している人だということとか、その上でマンモス大学の有り様というのが、だからこうなんだということがわかった。

――一方では日大の時に『小石』というシナリオを書かれてますが、あれも富野さんのひとつの原点というか社会の見方、政治の見方という風になるわけですね。

富野 そうです。まさに田舎の学生で、ロクに勉強も出来なくて、それこそ大学に入った年に安保で揺れているというニュースをやっているにも関わらず、そんなこと考えもしなかった。だけども学生仲間の中は「昨日凄かったぜ、国会の前まで行ってさ」なんて奴がいて、一体何をしゃべっているのかわからないことも含めて、今度自分がハッと気がついたとき、言ってしまえば向こう側のお先棒さんをやっていた。なおかつ中執まで行ったおかげで、そういう景色まで見せていただけた。古田会頭という人の、それこそ一番末席ですよ。だけど僕は、その時既にこういう人間でしたから、あの日も会頭にじかに質問しちゃったんです。何を質問したかは覚えてないけど、その翌日、自治会室に呼びつけられて「お前は何様だ! 会頭にじかに質問をするとは」と、まーこっぴどく絞られました。これが体制かという印象でしたね。私学連の総会で次の執行部に推薦された時も、僕は席上で拒否したんです。それまではやっていいかなと思ってたんだけど、最後の土壇場で「いや、降りる」。その後当然。また袋だたきに会う寸前まで絞られました。「執行部1年やってくれたら、大学卒業させる」とまで言われましたが、それを聞いた瞬間「ますます受けられない!」。

――そういう委員長なり副委員長とか務めていた人は、普通に卒業出来るのですか。

富野 卒業して日大の学生課に就職します。全部が全部じゃないでしょうが、そういう体制はあった。日大闘争後は当然体制改善があったでしょうけど、なかったとも言えます。

――そうすると、もし虫プロの話がなければ、そっちへ行っちゃうという予感みたいなものも、おありだったのでしょうか。

富野 自分の中にはありました。けっして頑丈な人間、信念のある人間じゃありませんから、そちらに転んでたら、やっぱり学生課の職員に……。まだそういう連中が学部にいるんですよ。だから僕は日芸から講義とかって呼ばれない。体制に気に入られてないわけです。

これは一番詳しいヤツで、これをもってほかの発言に対照すれば、
色々面白いことが見えるのです。


2、『絶望に効くクスリ

山田 富野さんは学生運動には参加されたんですか?
富野 ……迂闊には答えられない。
山田 まさにあの動乱期を体感したからこその物語なのではないかと……
富野 …だからですよ。日芸の映画学科では何も教えてくれないとわかったんで、大学最初の2年間はほとんど学校に行かなかったからね。
山田 やっぱりそうでしたか!?ヘルメットかぶって…
富野 いや、その対極にいました。日大闘争の前の時代の日本大学自治会執行部です。本部の学学生課直轄でしたから、完全な右翼です。
山田 体制寄りだったんですか。どういう流れで?
富野 要は何も知らなかったんです。ちょうど学生運動も沈静化してた時期で、映画学科より、神田(執行部)のほうがおもしろかったんでね、実社会を体で知ることができたんだ。


子供に対して本気で現実を生きることを語る作家、富野由悠季。そんな彼は学生時代、5万人の学生がいる日本大学の中央執行委員会という巨大組織の書記長だったのだ。同時に「私学連」の副委員長まで勤め、あの激動の’60年代を闘ってきた人だったのだ(本人曰く、ただ呆然と見つめていた、という)。
そこで1か月も家に帰ることがないような生活をする。公費で東京・大阪を行き来し、いくつかの組織内のあり方を見てきた。

富野 僕はノンポリで何も知らなかったから便利だったんですよ。そこでまあ、ひとつわかったのが…「左」も「右」もどっちに寄ってもヤバイってこと。中にいるとそれがわからない。だから大学3年の秋、自治会の総会で執行部への推薦を断ったんだ。それから半年、組織の動きがわからなくなって、応援団などから、まあ目をつけられてたのね。
山田 例の内ゲバですか?
富野 まだその前だったから俺は手足がなくならないで済んだのよ。ノンポリの僕みたいなのは、鉄砲玉として使いやすいんだよね。

「絶望~」はこの1冊しか持ってないんですけど、
僕の見た限り、富野との対談はやはり一番面白かった。
著者山田玲司のいつものナルシストっぶりは御大に抑えられてるし、
やたら口を挟みたがってる山田も、この回だけは圧倒されてる気味でしている、
さらに、富野の口調まで記録していて、個人的はかなり満足だと思う。
あと、山田の読みもちょっと武断が入ってるが、結構好き。


3、『ワタシのターニングポイント

「むしろ、ガンダムという作品をアニメでやることができた自分、というのを考えると、ターニングポイントはこのことにつきます」と富野さんが断言したキーワードは、虫プロに入る以前の学生時代にあった。
当時の日本社会に吹き荒れた“学生運動”である。
大学に入学してまもなく、周囲の学生との力量差を痛感した富野さんは、日々の授業から逃れるように学生自治会の門を叩く。そこで見たものは、理想とかけ離れた現実だった。
「僕が入った当時(1960年代初頭)の日大は、全学連の安保闘争というのが全部叩きつぶされて、シーンとした3ヶ月後くらい。だから新聞で騒がれている(学生主導の)自治会活動とは全然違って、大学が言う自治会とはこういうものか、というのを見せられた。それでイヤになって、日大はマンモス大学だから学部の自治会があちこちにあって、本部というところに中央執行部があったので、そこへ行ったんです。最初は下っ端をやって、2年からは委員になった。そうやって周りを見てると、だんだんわかってくるんですよ」。
 学生、大学職員、大学上層部、さらにその上には国家。縦社会の組織にうごめく利害と人間関係。その生々しさが若い富野さんにはおもしろくもあり、同時に恐ろしくもあった。
「ガンダムが終わって10年くらい経つまで気がつかなかったの。なんで僕が、ジオン公国*を、親族政権の持っている構造を、ああも巧く描けたんだろうって。まさにあの2年間、理屈ではない権力構造の匂いというのを嗅いでいた。全学連レベルから見たら学生運動と呼べるものではなかったけど、あれがあったからガンダムができたと、今は言えますね」。



4、台湾でのインタビュー

Q:
 学生時代の勉強はアニメ制作に役に立ったんですか?
A:
 あまり役に立っていません。大学時代は実際制作のコース、つまり技術論に属してる範囲のコースはほとんどなかったので、 その部分は圧倒的に足りなかった。
 それでも、監督というのは、技術論だけではなりません。素質と才能と経験も必要です。
 僕の場合でいえば、60過ぎてからそれが気づいたのはツラいのですが(笑)、やはり学生自治執行部の書記長と副委員長をやった経験が、話作りにとても役に立ったと思います。
 監督論(演出論?)の部分なら、それはもう職場に入って、何十作も作ってから身に付けたものとしか言えません。

Q:
 学生自治部というのは?
A:
 ですから学生自治の執行部。政治をやってるのではなくて、ただの学生自治なんです。
 僕はその部門の中ではあまり仕事した覚えはないけど(笑)、やったのは大体学生の管理監督とか、学校との付き合いくらいかな。
 当時...といっても40年前なんですけど、産業と大学と学生をもっと連携してくれとか、大学は何をするべきとか、基本的には学生の自治権を得るために色々喚いたんですけど、実際には一切成果もありませんでした。
 でも、組織としての執行部にいたおかげで、運動部や文化部、あるいはサークルの色んなエリートたちに接触し、共に理想や目標を目指して、 一緒に努力していたことができて、ガンダムの時の軍隊や国家に対する思考もできたわけです。
 最初そんなにはっきり意識したことはないのですが、最近となって、やはり学生時代の経験は、作品に一番反応すると思います。 単にアニメを作ったり、映画を撮る技術があっても、話作りには役に立ちません。
 これは大学一番の経験です。

見苦しいところもありますが、今となって直す気もなくなるので、ご勘弁。


5、『∀の癒し

(前略)
 山本(晋也)監督の名前を出すのは、ぼくが日芸の応援団にとりかこまれて、叩き潰されるところを助けてくれたときの応援団長だからだ。
 理由はわすれたのだが、応援団がおこなっていた署名運動を拒否したために、後輩の応援団員四人に校舎の裏につれていかれ、腕の一本も折られるかもしれない局面で、ときの応援団長の山本監督に救われたのである。自治会運動をやっていた関係で、彼とは面識があったからでそれ以後の面識はないのだが…(中略)…映画学科そのものから、映画のことを学んだという記憶はあまりないのだが、それでも学科には映画好きがいたので、ぼくのような田舎者は、彼らの知識に殴られるような経験をした。それが原因で、ぼくは自治会屋になって、学部からにげたりもしたのだが、そのほうが後年の創作のためには役にたった。が、これは、わきの話……。



そのほかにもあると思いますが、今確認しきれないから、一応ここまで。
『Z Gundam Historica 11号』の富野インタにも発言という情報もあるが、持ってない。
★9/21追記:どうやらヒストリカ11号には無いらしいので、それに関する記述を削除しました。


予告

2008/09/19 22:07|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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明日か明後日は知らんけど、
もし時間があれば、
富野監督台湾訪問中のあるネタを紹介します。
だから今日は休み。

つか、もうネタ切れ気味だよ。
最近やたら資料の紹介が多かったのもこのせい。


暴露の快感

2008/09/18 17:08|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
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別件 最近、何故富野作品は繰り返し見てしまう、見ることが出来るのか?
単純に難しいとかではなく、麻薬的な何かがあるのではないか、それは何なのかと考えてしまいます。

いくら良くても宮崎作品は一度見れば・・・って感じで。

だから僕は...さんからコメントを頂いたので
以下の考えは纏まったわけじゃないが、とりあえず自分の意見を述べます。


富野作品は面白い。
その面白いな訳は色々あります。
百人に訊けば、おそらく百の理由が出てくる。
それだけ複雑な作りで出来ているから。誇張抜きで。

でも、「単純に」どこに「何かがあるのではないか」という質問に関しては、
簡単に答えるものではない。何せ富野作品の深さは札付きだ。
理屈抜きで語るのは易しいことではない。

それでも、あえて一つだけ挙げるといわれたら、
ぼくはおそらくコレを挙げます。
言葉の使い方」。
まあ、いわゆる富野節ってヤツ。
で、さらに限定すると、
それは「言葉の応酬」。
身も蓋もない言い方にすると、
口ケンカ」に言い換えてもいい。


富野が作ったセリフはよく赤裸々で内面を晒しだしてると言われているが、
そうです。確かそう。
しかし、それは富野だけの独占なのでしょうか?
なるほどアニメ界ではそうかもしれませんが、
世界レベルから見れば全然そうではありません。


ハリウッド映画を思い出してください。
ああいう売れるだけのためな売れるのに特化する映画は一つの特徴があります。
それは必ずほとんどと言って良いほどメロドラマが入ってること。
で、そのメロドラマのなか、一番人を惹きつける部分はどこにあるのかというと、
それはほかでもない恋人たちが口ケンカしてる部分にあります。
「あなたはまだあのビッチと会ったでしょう!」「そういうキミこそ別の男と寝たでしょう!」
「私は誰と寝るのは私の自由でしょう」「キミはオレの彼女だぞ」
「仕方ないよ。あなた構ってくれないから」「それは言い訳なるもんか!」
「いつも自分を反省してないから、次々と振られるよ」「昔のことを掘り出すな!バカ女!」
「何よ!セッ○ス下手のクセに!」「マ○ロのいうことか!」
……などなど、上の例えほど激しくないかもしれませんが、
映画でそれらしい会話を訊いたことありますよね?
「うわあ、ここまでいうか」と思いながら、ワクワクして見てるのが、
そういうメロドラマのクライマックスであり、真髄でもある。

しかも、一番凄いのは、
普段こんな会話を交わったら間違いなく破局するのに、
映画のなかのカップルは何故かハッピーエンドを迎えられる。
ま、所詮作りものですから。


あと、バラエティとかでもよくそういう番組が見れます。
ケンカ中、また破局寸前のカップルを招き、
それぞれがモノローグを語り、あるいは司会の質問を答えて進んでるバラエティ。
で、そのなかよく見かけたのは
カップルのどっちが分かれたくないのに、もう一人はもう無理だと言ってるというケース。
そういうすれ違う雰囲気が進んでるなか、
突然、一方がカップルの間でしか知らない秘め事を暴露。
で、もう一方もそれに応じてもっとイケナイことを言い出す。
二人はついに攻撃し合いはじめた。
家族事情からベッドでの情事まで言い出して、もう止まりようがない。
酷くなると、スタジオでケンカしはじめたというトラブルも。
…という番組もありますよね。日本はあるかどうか知りませんけど。

で、「所詮ヤラセじゃん」と思ってるのはご愛嬌。
演出効果ですから。


で、この二つの例えと富野節の関係はどこにあるかというと、
それはひとえ「暴露の快感」です。
その暴露の過程のなかで散らかした暴言、本音、言いがかり、嘘、怒り、悲しみなどなど、
人に精神の安定を与え、ストレスの発散になるのです。
人間というのはそういう普段が得られない猥雑さのなかで己のバランス感覚を調整して、
生理的な安心を求めてる生物ですから。

だから、富野作品は一体何故かそれほどの麻薬感を人に与えてくれるところも、
そこにあるだろうかと、勝手に推測する。
人は下世話や与太話が大好きです。
アニメ様こと小黒祐一郎もかつてアニメスタイルのコラムで言ってたが、
彼が気に入るセリフはギュネイはクェスに語った一言。
「大佐のララァ・スンって寝言を聞いた女はかなりいるんだ!」
何度見ても素晴らしいセリフです。
この一言だけでも色んな視点や語りが含まれているが、
色沙汰話の形で出ている。
「戦争中なのに、おまえらは何を言ってる!」
が、言う人の本音はそこにありますし、訊く人も快感を感じます。


さらに、アニメという媒体と、
こういう暴露感覚の相性の良さも、
その機能に拍車をかけます。
つまり、上の二つの例えと比較すると、
作りものでありながら、作りものじゃない特性。
演出するけれども、絶対にやらせの無い演出。
だから、映画とバラエティの機能をも含むアニメこそ、
むしろ一番”ライブ”に近いかもしれません。

それこそライブの真義。
おそらく富野監督自分も気づいてないが、
彼が目指すものはすでに自分の演出にあること。


▽続きを読む▽

富野と手塚先生

2008/09/18 00:41|未分類TRACKBACK:0COMMENT:4
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今、井荻とスポンサーの関係みたいな記事を書いてる最中ですが、
ここでも囚人022さんがこの記事でおっしゃった
「韜晦というかウソというかホラというかハッタリというか」というのと関連します。

あくまで個人見ですが、
富野の本音を割り出すのは不可能ではないのですが、
そのボーダーラインはどこにいるのを先に極めて見なければならないってのは
難しいところなんです。
作詞的でいえば、どこまではカモフラージュなのか、本音はどこに隠れているのか、
またオープニングならばどう言葉運用してるのか、
エンディングや挿入歌をどう扱うのか、
それらは富野という作家の作風であり、富野という人の個性でもある。

ですから、手塚先生の
「自身を大きく見せたり、逆に卑小に見せたり偽悪的に書いたり、
そんなことばっかり」あたりは、なるほどやはり富野も似てるような部分もありますが、
富野の場合は作品のなかでも似たような気分が出てますので、
大変曖昧で不明確な言い方を承知ですが、
富野を知りたいならまず作品を見れ!ということになるでしょうかね…?
この人の作品の思想や文脈はかなり明確なものですし。


手塚先生といえば、永遠に夢のなかに生きてる人というイメージが強かったんですね。
あの石原少年とのエピソードはまるっきりデッチ上げと知らされたとき、さすがにショックですよ。
でも、そのへんに含めて、やっぱり手塚先生らしいですね。現実まで創作だから(笑)。


MG∀ガンダム説明書より

2008/09/18 00:21|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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ワンハンドレッドの頂点
富野由悠季(ターンエーガンダム総監督)

 ファンがいてくださるからこそマーケットがあり、だからこそ、ガンダムのモデルは、自らがミニチュア・モデルの歴史の山をつくり、それをまた自らが乗り越えていく歴史を刻んできました。その結果、このマスターグレードモデルのラインナップに、ターンエーガンダムでもって区切りにしてくださったことに、関係各位とこれを手にしてくださった方々に、お礼と謝意を述べます。
 五十年以上前、アメリカから輸入されたプラスチックのモデルを見たときに、ぼくは愕然としたものです。
 それまでに、ぼくは自分の描いた自作自家用機という嘘八百の機体の三面図を描き、それにあわせて、風呂を沸かすときに使う薪から機体と翼を削りだし、セルロイド板を元型の木に貼りちけ、熱湯につけて型取りをしたキャノピーをつくり、銀色に塗ったソリッド・モデルを作ったものです。それでも、プロペラは削りだせませんでした。機体が嘘八百のものでも、ペラだけは本物でなければならないtp思ったのですが、その断面図が描けなかったのです。
 このあとでF-86に挑戦したのですが、実機の断面図を起こすことができずに挫折をしました。ペラとおなじで、実機のリアリズムの再現についての知識がなく、資料を集められなかった能力のなさを思い知らされたのです。
 日本のモデルがアメリカ製を越えるようになったころに、ぼくはアニメの仕事をするようになっていて、ロボット物というジャンル、すなわち嘘八百を素材にする作品をつくるようになっていましたから、このジャンルのモデルもあっていいのではないかと思うようになりました。ありもしない自家用機のモデルを作った記憶があったからです。
 しかし、現実には、超合金物と言われる範囲のものにとどまり、バンダイがガンダムをモデル化したのですが、玩具メーカーの風土がつくるモデルはちがうという時期もありました。それでも、フィクション上のモデルが簡単に組み立てられる商品になっていることには、心が躍ったものです。自作するよりは精度がよく、ミニチュア・モデルとしての有意性はあると感じたからです。
 それでも海外の出来のいい列車のモデルには勝てないという焦燥感もあったのですが、このギャップを自分が関与した作品のモデルが乗り越えていく歴史がつづいてくれたことは、幸せな体験になりました。
 そして、ガンダム・シリーズのなかに、ターンエーのモデルを持ち込んでいったのは、ぼくにあの中学一年生までの記憶があったからなのです。すべてがオリジナルのデザインでは不足、もうひとつリアルな感覚を持ち込む必要があると切実に感じるようになっていたからです。
 それがシド・ミード氏への発注になったのです。ぼくにとっては神様のような方がやってくださるのなら、氏が提案するものなら、なんでも受け入れようと覚悟をしたのです。しかし、その評価が芳しいものでなかったことは、残念ではありましたが、無駄な仕事ではなかったという感触は、今日現在までつづいています。
 工業デザインに求められる端正さというのは、使う目的によってその造形が決定される、という哲理を体現させているものです。その感覚がリアル、なのです。アンテナが髭になってしまったのは全体の表面積を小さくするためのものですし、コクピットは、パイロットという造形にとって異質なものの出入りを邪魔しないためにあの位置になったのです。確実に稼動するものは、構造はシンプルになります。ですから、ターンエーはシンプルなのですが、リアルに見えるのです。そのためにキャラクターになりきっていなかったのでしょう。
 そして、あれからまた、現実は、二本足歩行のロボットが本当に歩き出して、フィクションがリアルになっていく時代になってしまい、ターンエーの造形が復活する何かを持っていると予見させるようになりました。
 その造形的な主張をマスターグレードモデルの技術で再現していただいているわけですから、これはミニチュア・モデルの一時代の狼煙になりましょう。また、若い世代が、ターンエーをこのシリーズのマイルストーンの位置に押し上げてくださったのですから、今回の企画と商品化は、心底うれしいことと思っているのです。ありがとうございます。


○富野由悠季(とみの よしゆき) プロフィール
1941年生まれ。神奈川県小田原市出身。
日本大学芸術学部卒業後、虫プロダクションに入社、演出を担当。その後フリーとなり数多くの作品を手がける。1979年「機動戦士ガンダム」のTV放映後、1981年より劇場3部作を公開、一大ブームとなる。その後、1999年のTVシリーズ「∀ガンダム」の更なる世界の拡がりを目指した劇場映画『∀ガンダム(Ⅰ.地球光/Ⅱ.月光蝶)』(2002年)や、1985年のTVシリーズ「機動戦士ガンダム」の主人公カミーユ・ビダンのドラマを再構築し”新訳”をモチーフに劇場映画として『機動戦士Zガンダム A New Translation』(全3部作)を手がけた。著書には「機動戦士ガンダム」シリーズや「リーンの翼」などの小説のほか、「戦争と平和」「∀の癒し」「映像の原作」などがある。また、大学教授としての一面も持つ文化人である。

○主な監督作品
TV  「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」
    「機動戦士Vガンダム」「∀ガンダム」
劇場 「機動戦士ガンダムⅠ」「機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編」
    「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」
    「機動戦士ガンダムF91」「∀ガンダム Ⅰ.地球光/Ⅱ.月光蝶」
    「機動戦士Zガンダム-星を継ぐ者-」「機動戦士ZガンダムⅡ-恋人たち-」
    「機動戦士ZガンダムⅢ-星の鼓動は愛-」

どうでもいいが、バンダイの紹介記事の外道っぶりに呆れた。


井荻麟作詞一覧

2008/09/17 00:54|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:4
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 井荻麟こと、富野由悠季監督がこれまでに行った作詞活動の一覧をまとめました。



 まずは、富野監督が自作のために作った作詞リストです。以下は、作品順で紹介します。

無敵超人ザンボット3
※『行け!ザンボット3』
※1999年に出版された『富野由悠季全仕事』では井荻作詞とされていたものの、実際は他人による仕事の可能性が大きい。

無敵鋼人ダイターン3
1.『カムヒア! ダイターン3』
2.『トッポでタンゴ』

機動戦士ガンダム
3.『翔べ! ガンダム』
4.『永遠にアムロ』
5.『シャアが來る!!』
6.『きらめきのララァ』
7.『いまはおやすみ』

伝説巨神イデオン
8.『復活のイデオン』
9.『コスモスに君と』

機動戦士ガンダムⅠ
10.『スターチルドレン』

機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編
11.『哀 戦士』
12.『風にひとりで』

戦闘メカ ザブングル
13.『疾風ザブングル』
14.『乾いた大地』
15.『HEY YOU』
16.『わすれ草(そう)』

機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
17.『ビギニング』
18.『めぐりあい』

The IDEON A Contact 接觸編/Be Invoked 発動編
19.『セーリング フライ』
20.『海に陽に』

聖戦士ダンバイン
21.『ダンバインとぶ』
22.『みえるだろうバイストンウェル』

ザブングル グラフィティ
23.『COMING HEY YOU』

重戦機エルガイム
24.『スターライト・シャワー』
25.『傷ついたジェラシー』

機動戦士Zガンダム
26.『Ζ・刻をこえて』
27.『銀色ドレス』

機動戦士ガンダムZZ
28.『一千万年銀河』

機動戦士ガンダム逆襲のシャア
29.『我等が願い』
※いわゆる劇中で「ネオジオン国歌」と呼ばれている歌。サントラ未収録で劇中も明言してなかったが、JASRAC作曲検索システムにてタイトルを確認できる。

機動戦士ガンダムF91
30.『君を見つめて -The time I'm seeing you-』

機動戦士Vガンダム
31.『STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー』
32.『いつかまた生まれた時のために』
33.『ひなげしの旅のむこうに』
34.『いくつもの愛をかさねて』
35.『生まれてくるものへ』

ブレンパワード
36.『愛の輪郭(フィールド)』
37.『天神様の子守歌』

∀ガンダム
38.『ターンAターン』
39.『CENTURY COLOR』
40.『月の繭』
41.『宵越しの祭り』
42.『月下美人』/『お嬢さん、内緒話です』
43.『月の魂』
※『月下美人』と『お嬢さん、内緒話です』は同じ曲。前者はシングルCD収録のフルサイズで、後者はサントラ収録のTVサイズ。

OVERMAN キングゲイナー
44.『キングゲイナー・オーバー!』
45.『本当かい!』
46.『ミイヤの祭り』
47.『デビルズ・アイシング』
48.『氷の上のおやすみなさい』

リーンの翼
49.『はじめてのおっぱい』

2014年末追加:
ガンダム Gのレコンギスタ
50.『Gの閃光』
51.『ハイフン・スタッカート』

 ここまでは51曲は、富野監督がアニメ作品のために作った詞です。



 次は、富野監督が歌手のアルバムのために作った作詞リストです。以下は、発表順で紹介します。

ザ・ロンゲスト ロード イン 破嵐万丈・鈴置洋孝(1980年)
52.『Banjoe』
53.『眠りの前に』
54.『ハッシャバイ』
55.『Beyond The Gun Sight』
56.『薔薇色の女たちよ』
57.『都会すきま風』
58.『暖簾くぐって』
59.『女万華鏡』
60.『蜃気樓』
61.『哀故郷』
62.『漁火まいり』

LOVE PROFILE(1983年)
63.『コスモスは忘れて』
64.『藍は朱鷺』
65.『ブロンド・ブリリアン』
66.『三時のベッド』
67.『船出』
68.『ブルーソングはもう…』
69.『もうやめませんか』
70.『百年恋慕』
71.『LAG・TIME・LOVE』
72.『マイン・ボゥイ・エイジ』

STARLIGHT SHOWER(1984年)
73.『阿母麗』
74.『Good-bye Tokyo』

REVERBRATION IN GUNDAM(1999年)
75.『プロローグ』
76.『シャア ロンリーソルジャー』
77.『セイラ ネイキッドナイフ』
78.『マチルダ 伝言』
79.『アムロ リフレイン』

HEROES ~to my treasure~(2008年)
80.『眠ったままでは』
81.『ララの夜想曲-nocturne-』

 よって、現時点井荻麟作詞は全部81曲です。以上のデータはご参考になれれば幸いです。



おまけ

ダンシングザブングル
WHAT A MAGICAL NIGHT(なんてすてきな夜)
LOVE SICK(あなたのとりこ)

 以上の2曲は井荻麟がクレジットされていましたが、それぞれ「HEY YOU」「COMING HEY YOU」のディスコ・ミュージック・バージョンなので、実際に新たに作詞を行ったわけではありません。

▽続きを読む▽

ブレンパワードフィルムブック4座談会文字起し

2008/09/16 19:41|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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関連記事
■ブレンパワードフィルムブック3座談会文字起し


昨日富野資料のまとめを済んで、子犬さんのひびのたわごとを開けたら、
もう超ビックリ。
まさか子犬さんと同日同じ富野資料のまとめをしたとは、
本当に予想外でした。
こういう偶然があるから、
人生は楽しいものだよな。

制作者座談会 PART 2

出席者

脚本 面出明美
脚本 淺川美也
脚本・文芸 高橋哲子
設定デスク 河口佳高
設定制作 安川浩司
プロデューサー 富岡秀行
(1998年8月3日収録)



オリジナル作品の難しさとおもしろさ

――やはり最初は手探り状態だったと思いますが……。
河口 いや、むしろ後半が手探り状態でした(笑)。説明不足かなという気はしますけど……。話がポンポン飛んでっちゃったとか。でも、それは意図してやってることですけどね。
面出 後半はキャラクターが固まったから書きやすかったんじゃないですか。
高橋 カナンとか、最初は設定しかないからわからないですもの。
面出 カナンとかラッセとか、けっこう私、かってにつくっちゃった(笑)。
――キャラクターの性格は途中で変ってきたりしてますよね。
河口 みんなバカになってる(笑)。
面出 コモドとナンガがくっつくのは最初はなかったんですよね。
高橋 あれは第7話(「拒否反応」)をつくってからですよね
淺川 富野さんが言ったんですよ。
高橋 あの回のナンガはケガして泳いでるんですよね。不思議だな~(笑)。
安川 あとで松葉杖もついてたけど、足悪そうにも見えないし、どこケガしてるんだろうな(笑)。
河口 最初からカップルになるって決まってたのは比瑪とユウだけでしたよね。
面出 ナンガとカナンとラッセは三角関係だったんです、企画書では。でもナンガはコモドとくっていちゃったから。
淺川 落ち着いてしまった(笑)。コモドはもっといろいろやるはずだったのに。
河口 あんたら相手見つけたらそれでいいんかい(笑)。戦いの場はお見合いか、コンパか、って(笑)。
――キャラクターを書くときは、感情移入したりするのですか?
高橋 私は意外と感情移入しないですね。この人はこういうこと言う”らしい”とか、こういう動きをする”らしい”とか、”らしい”で書いて、私はその中に入って行くっていうのはほとんどなかったです。それはやらない方がいいと思ったんで。
河口 面出さんは感情移入するでしょう。
面出 私はセリフを書いてるとそのキャラクターになってるんですよ、頭の中身が。だから気がつくと「このセリフはヤバいだろう」って思い止まったりするんです。言いすぎちゃダメかなって。
高橋 でも、そこで寸止めにすると、監督が全部入れるんですよね(笑)。
面出 「せっかく寸止めにしたのに全部入っちゃってる~」って、画面見ながら(笑)。
――面出さんがいちばん入り込んだキャラは?
面出 主役のユウは格別で、絶対的に中心にして書いてましたね。でないと周りのキャラクターに食われちゃうんで、そこは気をつけてました(笑)。あと、クインシィですね。最初は怒ってばっかりというのがすごく気になってて。だから「姉と弟」(第11話)のときに笑った顔を入れて、あれでキャラができたんです。それまでは、この人は何を考えているんだろうって感じだった。そうやってクインシィのキャラをつくったから、最後はああなったんです。そうでなかったら、多分、あのままオルファンと行っちゃったんでしょうね。普通のロボットものだったら憎しみ合って、殺し合うっていう。でもそれだけはやめよう、救いがなくなるから、って。ほとんど全員救われる話にしよう、と。
――淺川さんはどうですか?
淺川 感情移入しやすいのは子供ですね。私自身、「ブレン」の世界観がわかりづらかったんで、世の中をまだ知らないチビッコのセリフがいちばん書きやすいんですよ。「あれ何?」とか(笑)。私がセリフを書くと短かったり、ひらがなが多かったりして、頭悪そうなセリフが多い(笑)。
――人気があるキャラは誰でしょう?
河口 カナンが人気あるって聞きましたけど。いちばんマトモそうだから(笑)。ジョナサンはよくそだってくれたって感じですよね。
面出 最初のころはどうしようって言ってたんですよ。ライバルって負けるのが運命だから、ずーっと負けつづけてて(笑)。でも第14話(「魂は孤独?」)で勝ち誇ってた(笑)。
河口 戦いで勝ったじゃなくて口で勝ったヤツ(笑)。卑怯な手段で勝ってるんだよね、あいつ(笑)。
面出 あれは自分でもすごいと思った。ジョナサンはユウのちゃんとしたライバルになったんです。あのへんはユウとジョナサンが表裏一体だから、ユウが落ち込むとジョナサンが高飛車になって、ジョナサンが落ち込むとその逆、っていうシーソーになってちょうどよかった。オルファンの中で権力握るってのはライバルとしては普通じゃないですか。それが動機が母親のことだったっていうのが、すごいな、と思った(笑)。こんなキャラ初めて、って。
河口 あんがいちっちゃいヤツだった(笑)。
面出 でもみんなそうなんですよね、今回は。全員、戦争とか軍隊のような大義名分じゃなくて個人的な理由で戦ってたから、わかりやすかった。
―-最終的に、人もほとんど死にませんしたでしたしね。
面出 最終回のプロットを立てながら、誰か忘れてないかなーと思ったら、「いかん! ナッキィ忘れてる」って(笑)。キャラが死なないってことは減らないってことだから。かってに増えてく(笑)。
河口 いっそのこと二番艦つくって、二軍はそっちに移せばよかったのかも(笑)。レイト艦長のところとかに。
高橋 そういえば、私は沈んでる(=目立たない)キャラを書くのが楽しかったですね。そういうのを浮かすのが(笑)。ほかのことはほかの方がやってくれるので、私は沈んでるキャラ担当だ、と。ヒギンズとかシラーとか、レイトとか(笑)。
――富野監督と仕事された感想は?
高橋 懐が深くなってるのかな、と。われわれがぶつかったとき、昔だったら弾き飛ばされてると思うんですけど、「しょうがなえなあ」って受けてくれる(笑)。
面出 怒鳴られてないもんね。先輩ライターにさんざん脅かされたんですけどね。「勝手なことしやがって」とは言いますけど(笑)。
河口 富野さんのストレスを一身に富岡さんが受けてくれたから(笑)。
――富岡さんはいかがでしたか。
富岡 すごい苦戦しましたよ。僕、大変なのばっかりやってるんですけど(笑)、オリジナルをつくるのも大変ですね……。

PART 1と同日収録ということは、結局これは富野去った後の部分ですな。
みんなはなんだかんだリラックスしてるし、富岡もつい苦労を口からもらしたし。
ま、確か富野自体は異常発熱体だし。

あと気づいたのは、やはりブレン成功の鍵はこの女たちの手の中にあるということ。
ガチガチな男どもたちと違って、すごく健やかで自然体で、
なるほど、ブレンパワードの緩やかな安穏はこの人たちが作ったものだな、と思わず納得。
女の感性はすごい!

それにしても、約1名はものすごくアホに見えったりするけど、気のせいかな…。


富野由悠季監督に関する記事のまとめ

2008/09/15 21:40|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季監督に関する記事のまとめ
この数月はちょっと少しずつ富野記事を書いているが、
そろそろ整理しないと自分も困るので、
一応まとめてみます。
2008年4月23日から9月15日までの部分。


富野発言
■富野由悠季VS押井守対談「時代がアニメに追いつく時」
 「月刊アニメージュ」1993年6月号、「すべての映画はアニメになる」に収録。
■『リーンの翼 解析設定資料集』富野インタビュー
 「リーンの翼 解析設定資料集」に収録。
■富野『犬ガンダム』寄稿
 「犬ガンダム宇宙編」に収録。
■ニュータイプ98年10月号『ブレンパワード』記事
 富野と脚本家たちとの座談会。「月刊ニュータイプ」98年10月号に収録。
■井荻麟強化週間(1)
 未完成。将来全編文字起こし予定。「機動戦士ガンダム記録全集3」に収録。
■井荻麟強化週間(3)
 未完成。将来全編文字起こし予定あるかも。「伝説巨神イデオン記録全集4」に収録。
■「FROM FIRST」とガンダムたち
 初立体作品の内容メモ。
■富野由悠季と大森望の対談 
 「月刊ニュータイプ」2000年6月号に収録。
■どろろんKAGUYA
 謎の「どろろんKAGUYA」。
■ガッカリ番組の紹介
 2008年7月13日ホンコンのテレビ台放送した番組「好友移城」の内容。
■機動戦士Vガンダム・SCOREⅠブックレット
 総監督富野由悠季と作曲千住明の寄稿。「機動戦士Vガンダム・SCOREⅠ」に収録。
■2008年富野由悠季監督台湾訪問レポート(2)
 富野監督台湾行1/24午後4:00~4:30の台湾角川記者会の内容。ショーック。
■ガーゼィの翼第1巻あとがき
 「ガーゼィの翼 1」に収録。
■ガーゼィの翼第5巻あとがき
 「ガーゼィの翼 5」に収録。
■ファウファウ物語あとがき
 「ファウファウ物語 下」に収録。
■スキンヘッドとガンヘッド
 ガンヘッドと実写の話。「林原めぐみのガンヘッド発表会 大潜入レポート」に収録。
■2008年富野由悠季監督台湾訪問レポート(3)
 富野監督台湾行1/24午後4:30~5:30の質問会の内容。「ブチ殺せ!」
■2008年富野由悠季監督台湾訪問レポート(5)
 富野監督台湾行1/25午前10:00~12:15の講演の内容前編。
■2008年富野由悠季監督台湾訪問レポート(6)
 富野監督台湾行1/25午前10:00~12:15の講演の内容後編。
■SYMPHONY“IDEON”――交響曲イデオンでの富野発言
 富野発言ほかにも、木村重雄氏による作曲者と作品解説と指揮小松一彦氏の寄稿。
■ザンボット3のメッセージ
 「無敵超人ザンボット3&無敵鋼人ダイターン3オリジナルサウンドトラック」に収録。
■ダイターン3のメッセージ
 「無敵超人ザンボット3&無敵鋼人ダイターン3オリジナルサウンドトラック」に収録。
■富野に訊け50回記念スペシャル
 「月刊アニメージュ」(何年何月号失念)に収録。
■ブレンパワードフィルムブック3座談会文字起し
 「ブレンパワード フィルムブック3」に収録。


富野関連記事
■大河内一楼と『キングゲイナー』人間地雷の真相
 「月刊ニュータイプ」2008年7月号に収録。
■辻真先と富野由悠季
 ガンダムや富野について少し言及。「TVアニメ青春記」に収録。
■富野と押井(3)-おそらく最終回だろう 
 アニメの未来について。「すべての映画はアニメになる」に収録。
■押井守の視点で語る富野イズム
 「月刊アニメージュ」91年4月号、「すべての映画はアニメになる」に収録。
■富野由悠季と逢坂浩司
 逢坂浩司が語る富野そのもの。「富野由悠季全仕事」に収録。
■井荻麟強化週間(2)
 未完成。将来全編文字起こし予定なし。「機動戦士ガンダム記録全集3」に収録。
■シャアの怒り
 「REVERBERATION in GUNDAM」プロローグ。シャアの本音。
■オーラバトラー戦記と11人のクリエイター
 スニーカー版「オーラバトラー戦記」の口絵を担当する作家によるBWワールドの感想。
■ブレンパワードこぼれ話
 「富野語録 富野由悠季発言集」に収録。
■ 映像の原則の目次
 富野演出論の集大成。
■レコード『未収録BGMコレクション*3 伝説巨神イデオン』
 目次。
■2008年富野由悠季監督台湾訪問レポート(1)
 富野監督台湾行1/24午前分。
■7/13『好友移城』での富野写真
 富野写真。
■機動戦士Vガンダム・SCOREⅡブックレット
 作曲千住明と音響監督浦上靖夫の寄稿。「機動戦士Vガンダム・SCOREⅡ」に収録。
■富野監督が音楽に関して分からないというデマを打ち破る
 富野と音楽。
■2008年富野由悠季監督台湾訪問レポート(4)
 富野監督台湾行1/25講演前のちょっとした出来事。
■レコード『未収録BGMコレクション*3 伝説巨神イデオン』②
 レコード解説やテレビ版BGM録音メニュー。
■レコード『未収録BGMコレクション*3 伝説巨神イデオン』③
 映画版BGM録音メニュー。


外部引用資料
■富野と『Wrong About Japan』と普遍性について
 富野VS外人親子。すれ違いのオンパレード。
■トミーさんと良ちゃん
 高橋良輔、ひたすら富野を褒める。
■富野由悠季全仕事
 富野研究の重要性を提起。
■真佐美ジュン氏による富野関連記事
 元・虫プロ所属真佐美ジュン氏の回顧。
■クマゾーくん
 天使になった熊三くんに関する話。
■総監督が必要する才能と総監督としての富野
 総監督論。
■いくつの富野関連情報
 第62回(07年)毎日コンクール アニメーション部門の情報。


自分用富野資料
■サンライズ社長、吉井孝幸→内田健二(五代目)
 現サンライズ社長内田健二の富野作品担当一覧。
■サンライズ歴代社長と富野由悠季
 元サンライズ社長たちの富野作品担当一覧。
■富野が行ったことある国(随時更新)
 タイトルのまんま。
■富野由悠季のペンネームと亜阿子さんの謎
 斧谷はどこから?
■富野病気三部作
 この時期の富野に興味。
■富野コンテについての小メモ(随時更新)
 参加作品の補足など。
■富野由悠季原作・監督作品の歌手一覧
 いつかレコード会社の押し売り歌手と富野みたいな記事を書きたいな。
■角川スニーカー文庫における富野小説のISBN番号
 角川。
■オフィスアイ(2)
 オフィスアイの商標出願・登録情報。
■王の心覚え書き(激しくネタバレある!)
 未完成。これからもちょくちょく書きます。
■破嵐万丈に関するメモ(随時更新)
 未完成。これからもちょくちょく書きます。


こうしてみると、結構の量がありますな。


リアルロボットアニメとスーパーロボットアニメ

2008/09/14 21:32|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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ガンダムはリアルロボットアニメ?それともスーパーロボットアニメ?
という富野ファンにとって非情に意味のない争論ですが、
個人の感覚でいえば、
テレビ版はスーパーロボットで、
映画版はリアルロボットだと思う。

同じ話だっていうのに、何故テレビ版と映画版は違う?
それは人に与える印象の違いによるもの。


一番判りやすい例えをしよう。
映画「めぐりあい宇宙」とテレビ版のその部分にあたる話を比べると、
その差は明確になるはず。
「めぐりあい宇宙」はいうまでもなく、
復活した安彦の神懸かった画力で
富野コンテを120%以上に発揮していたほど優れるもので、
その細部の一つ一つはとっても繊細で濃密。

一歩、テレビ版の時のガンダムは、
作画やスケジュールなど極めて限られた条件の下で作られたものなので、
トータルの水準を守るために、
演出やタイミングの調整などはどうしても
ハッタリをかけている必要があった。
「恐怖!機動ビグザム」や「光る宇宙」と映画版のそれにあたる部分を見ても、
映画版の滑らかな演技に対して、
テレビ版のほうが誇張で見得を切ってる感じ。

今見ると、どっちもいいのだが(総合レベルはもちろん映画版のほうが上だが)、
やはりテレビ版はやや誇張気味なので、
今までのスーパーロボットの雰囲気に近かった。


ですから、
テレビ版はスーパー系で、映画版はリアル系。


台風が大きい

2008/09/14 02:04|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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シューシューシューで窓の外はやたらうるさいけど、
何より一番厄介なのは大雨が降り注いでいること。
こっちのニュースによると、なんと3~4日も続くそうで、
その雨量は1300mmにも及ぶらしい。
もう2日間雨止んだことないぞ。


ということで、16日以降、
日本本土にも影響を与え始まるらしいので、
日本に住んでいる皆さんもどうかお気をつけてくださいね。


金魚さんとお仕事

2008/09/13 22:53|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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ここ数日、急に金魚とお付き合ってることになった僕だが、
正直いって、とっても不慣れです。
○ニョをはじめ、宮崎駿だの近藤勝也だの吉田昇だの保田道世だの、
どれも普通にこのブログを書くと、絶ーー対出てこない文字だらけで、
書いてるうちに、なんだか脳がやられてるような感じさえする。
助けてよー、マリア姉さんー。

しかし、パヤオ監督を書いてるだけでめまいをするって、
僕、どんだけひどいアレルギーかよ…。


ブレンパワードフィルムブック3座談会文字起し

2008/09/13 12:19|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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関連記事
■ニュータイプ98年10月号『ブレンパワード』記事


スパイラルブックほしいー。

●ブレンパワード」の謎を迫る!!
制作者座談会 PART 1

出席者

総監督 富野由悠季
脚本 面出明美
脚本 淺川美也
脚本・文芸 高橋哲子
設定デスク 河口佳高
設定制作 安川浩司
プロデューサー 富岡秀行
(1998年8月3日収録)



いま「ブレンパワード」を監督がつくった意味

――「ブレンパワード」をつくっていく上で、どんな点で苦労しましたか?
安川 いちばん困ったのが、3話(「勇の戦い」)の作画に入ってるのにチャクラ・フラッシュがどうなるかわからないっていう(笑)。
富野 それまでは誰もわかんなかったんですよ、本当に。だから僕自身も含めて、結局「ガンダムぼけ」に陥ってたんだって。
河口 監督が一番重症ですよ。
富野 そう。15年間新作やってなかったってことが見事に表われた。チャクラ・フラッシュのフォルムひとつにしても、うかつに決められない。その切り口みたいなものがまるでわかんないんだよね。どうしようかなって。考えてみればサンライズの第1スタジオ自体、ずっと「ガンダム」をつくっているから、誰もほかに頭の回る人がいなくて。実際にフィルムを見て「なんだ、これでいいんだ!」って気づくまで6、7話かかった。制作前に決めておかなくてはいけないことをやりながら納得してた(笑)。
河口 富野さんにとっては、ガンダム教から脱退するためのリハビリ作品ですよね(笑)。なにしろ教祖ですから(笑)。
富野 いわゆる還俗する作業だったことは事実です。ひとつだけエラそうなことを言わせてもらうと、この年齢で一度「ガンダム」以外の作品やらなくてはいけない。やらないと僕は死ぬんだよね。「ガンダム」漬けの中で。全部が封印されてしまうだろうと感じていた。やってみたらこんなにもスタッフに迷惑をかけてしまって申し訳ない。と同時にいま、若い人たちが助けてくれてありがたいなと思っています。

脚本家の言い分と監督の言い分

――脚本の方にうかがいますが、ご自分が手がけた中で印象にのこっている話数を教えてください。
高橋 書いていておもしろかったのは15話の「一点突破」ですね。絵コンテで監督に全部つぶされちましたけど。23話の「スィート・メモリーズ」は監督のプロットどおり書いたら、こんどは「俺の分身みたいな脚本だ」と却下されて。しょうがないからまったく違う話を書きました(笑)。この回はシナリオ前のプロットで3稿、シナリオで3稿まで行って計6稿、1か月半くらいはかかってるんですよ、実は。
河口 その前の20、21話(「ガバナーの野望」「幻視錯綜」)の脚本は隅沢(克之)さんががんばりましたよね(笑)。1、2週でポンポンとシナリオを上げて、1日で直しを上げて。
高橋 せっかく浮いたスケジュールを全部私が食べてしまって。すみません(笑)。
――淺川さんが印象深かったのは何話ですか?
淺川 一番最後に書いた22話「乾坤一擲」が好きで、16話「招かれざる客」は嫌いです(笑)。
面出 苦しんだから(笑)。
河口 ひどい打ち合わせだった、あれは。監督に突然「新キャラ出そう」って言われて(笑)。ナッキィはそこで生まれたっていう。
安川 生まれた理由も、土器手(司)さんが「アムロにはカイやハヤトみたいなライバルがいるけど、ユウにはいない」って話をしたら、富野監督「そうか」ってホントに出しちゃった(笑)。
河口 もとは淺川さんのつくった話があったのに、そこへ突然ナッキィが登場することになって、ナッキィの話になったんです。ひどいでしょう(笑)。
安川 登場するキャラクターの量が1年分なんだもん。あれだけキャラクターいたら1年かけて掘り下げられますよ。
高橋 だから隅沢さんはせっかく出てきてるんだからってカントとナッキィを21話でちゃんと活躍させる場面をつくったりしてて、苦労してるんだなあ(笑)って。
富野 ん~。そう考えるとホントにずっとリハビリしてたんだねえ。
安川 しみじみ言わなくても(笑)。
河口 気が済みました?(笑)
富野 いやあ、まだだなあ。こうやってワケがわかんないとこでつくるっていうのはすごくおもしろいってわかたんで。予定調和でつくっていくのはやっぱいやだなあ。
河口 もうちょっと構成があって、それに自由度がプラスされてるのがいいんじゃないですか。
富野 それができるとね。
河口 次の課題ですよね。
富野 しかし富岡さんは偉いよね。こうまで素人集めて、よくやってるよね。
富岡 (声にならないような声で)ありがとうございます(笑)。6話の「ダブル・リバイバル」以降、ドラマがはじまって。
富野 いまになってみると3話のなかごろから4、5話(「故郷の炎」「敵か味方か」)のもたつきってのは、なんだったんだろう、すごくくやしいねえ。
高橋 ユウっていうキャラを描くには、あれだけ時間が要るんじゃないですか?
河口 4、5話が好きって人も多いし。
富岡 一本につき何か所かポイントがあるんだよね、富野さんの作品って。3回目ぐらいに見るのがおもしろかったりする(笑)。何回も見られますよね。

面出さんがひとりで書いたキャラクター、ネリー・キム

――面出さんが自分で最も印象に残っているのは何話ですか?
面出 とりあえず8話の「寄航地で」は監督に衝撃を与えたようなので「いっかなー」と思ってるんですけど(笑)。
河口 本領発揮はネリーのときだな。
面出 そう、ネリーの話を前後編でやれた(17話「カーテンの向こうで」、18話「愛の淵」)のがおもしとかったですね。
河口 ネリーというキャラクターは面出さん以外の人は書いてないんですよね。
富野 だからあの話は、トミノ流にいうと、シナリオになったくさわってないもんね。それで気持ちが悪かったとか、こちらが我慢したってこともない。
河口 でも面出さん「17話でいいセリフきられらちゃった」って怒ってた(笑)。
富野 嘘でしょう?
面出 ネリーとユウがしゃべってるところがまるまるなかったから「おおっ!?アクションばっかり」って。「私が書きたかったのはここだったのに、ガーン」と、絵コンテ見ながら。
富野 これは言い訳になるんだろうけど、コンテの展開上で「この絵並びだったらこうでしょう」みたいな所為が入ることはあるな。それはコンテマンはコンテマンなりに考えたことがあるというのと、尺と枚数の関係もあって、チェックの段階でセリフ一辺倒では考えられなくて、セリフをつくっちゃうところがあるね。

反響が大きかった第9話「ジョナサンの刃」

富野 現場とは違う意見でおもしろかったのは「ジョナサンの刃」(9話)。見ててつらかった、あそこまで本当のことをいってもらっちゃ困る、って。その意見はかなり冷静な人なんです。つまりアニメであそこまでやってもらうとつらい、っていう意味があると思うよね。
高橋 自分が働いてる母親だったりしてね(笑)。「わかってるんだから、やらないでよ」って。
面出 だけどあれは救う話だから、あそこでやっとかないと、あとになって救えないんだよね。
安川 あの時間、親が働いてて子どもだけで見てたとなるとえらいことですよね。
河口 いつか殺してやろうと(笑)。
富野 だけどそう思ってくれていいんじゃないの? それが刷り込み意識にはならないと思っている。アニメの枠の中でそういうふうに思って、気になるからって次を見たら、こんどはお母さんがいなくなっちゃう。で、気が晴れるっていうのは、僕はあると思う。

サブキャラに関する意外な事実!?

高橋 アノーアが消えてアイリーンが艦長になるってのは監督は最初からきみてたんでしょうか。
安川 名前がキャリアーだから……(笑)。
河口 違う。艦長がいなくなったあろでどうするって。「誰かまだ何もやってないのは~」って(笑)。アイリーン、医者だけどいいのかって(笑)。
富野 だから劇中で「士官学校では優秀な生徒だった」って理論武装して(笑)。
高橋 キャリアもちにしたんですよね。
河口 ひどいよね~(笑)。でも、監督も新キャラを出すよりいまいるキャラの中で、って抑制があったから。そのあとすぐ忘れて「だめだ、新キャラだ!」ってナッキィ出して。それでみんなは「ヤバい、病気がはじまっちゃったぞ!」って(笑)。
面出 企画書よりキャラが増えてるんですよね。桑原さんとか。
高橋 それを言うならケイディ(笑)。
面出 名前つけた時点でレギュラーになるから「わあ、しまった」って。
――ケイディは4話に出てきたときに死んだかと思いましたが。
富野 みんなそう思いました(笑)。
――まだエッガひとりしか死んでないじゃないですか。
安川 ネリーの話を見ると、実は死んでないんじゃないかと思うんですけど(笑)。
河口 プレートを透かすと、中に見えるってのは……(笑)。
富野 それもいいかもしれない。
河口 それで「どうやったら出られるのかな?」って(笑)。
高橋 会心したら出てくるとか(笑)。
富野 それ、最終回に入れよ(笑)。
高橋 面出さんなら何でもやってくれると思ってませんか。
河口 安川が言ってたんですけど、オルファンの中には江戸時代から入ってた人がいて……。
富野 (爆笑)。
河口 「オルファン江戸村」とか「ウエスタン村」ができてるっていう(笑)。
安川 お侍が乗ってるんですよ、ブレンパワードに。妙な音がガサガサッとするんで見てみたら、畑があてお百姓さんがクワ持って耕してたりして。
河口 ナッキィとか、そういうキャラでもよかったかもしれない。
富野 ねえ、それ惜しかったよ。いま言うなよー(笑)。じゃあ、パート2はそこから入ろう。そういうところから行きたいなあ、ネクストは。
――みなさん、いつもこんな感じですか?
富野 まったくそうです。
河口 ひどいんですよ(笑)。
富野 だけど、かなり本気なんですね、こちらは。やっぱり、その方がおもしろいと思ってますからねえ。

上のニュータイプ98年10月号『ブレンパワード』記事の後半を見れば判ると思いますが、
この2つの座談会は実は同時収録なものなんです。
記事を纏める上、ダブる部分のニュアンスは微妙に(かなり?)違ったのは仕方ないとして、
やはり制作終わってたから見た色々な視点はおもしろい。

個人として、この記事が注目すべきところは:
1、富野、ガンダムからの脱却
 ここのリハビリがあるからこそ、∀とキンゲがあると断言できる。
 キンゲの明るくて楽しい雰囲気はもちろん、
 ∀におけるある意味一番の褒め言葉は「ガンダムらしくない」という点から見ても、
 やはりZ~Vのフィーリングをいつまでも引きずってないのは正解といわざるを得ない。
2、予定調和でない作り
 この点は後ほど∀、キンゲ、リーンにも影響を与えて、
 ∀は(バランスはやや欠けているとはいえ)円満に收まったけど、
 キンゲは最後で失速して、成功とは言えなかった。
 リーンも残念ながら、ペースの分配は巧いとは言いがたい。
 構成はやはり富野が一番苦手なところだな、と改めて思ってる。
3、富野、脚本についてまったく手がけないものもあった
 ∀にもキンゲにも見れるパターンで、富野曰く「若者の感性を受け入れる作業」という。
 その代わりに、手がけたコンテや脚本は必ず自分をクレジットするという改変、
 すごいと思う。きっと心が余裕を出来ちゃっているのね。
4、ジョナサンの刃の反響は大きかった
 見てて辛かったというのは、本当によかったと思う。それだけ反響があることだよな。
 アニメでもここまでやれる!という富野の理想でもある。
5、富野のブレンパワード+江戸時代から住んでいる侍と百姓を受け入れる感性
 うーん、見たいな。きっと作品のいいスパイスになるよ。エッガの件もそう。
 キンゲのヤッサバとザッキみたいに、最終話だけでもポンと出てきて、
 これだけ大団円の雰囲気が出てるのは、なんだかいいよね。
6、ナッキィ扱いのいい加減さ
 ま、あれだけ影が薄いと、そりゃ仕方ないよね。


発信

2008/09/13 00:21|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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関連記事
■激怒
■大激怒……じゃなくて、台湾のアニメ産業事情の偏見あり解説


プロフィールのところで書いてるとおり、
このサイトは元々中国語言圏(台湾のヤツであれ中国のヤツであれ)に
富野由悠季監督専門が無いため設立したブログですが、
FC2一連のサイトはグーグルで中国語限定で探すと見つからないため、
いつの間にかこのサイトもすっかり日本語で書かれてるブログになってしまった。
ちょっと困ったな、と思いながらも、
どうせアジア圏なんて富野ファンの絶対数は少なく、
多くの自称富野愛好者も所詮ガンダムファンだから、
日本語で書いてるほうがまだより多い人に読まれるだろう、と
やや諦めモードに入りつつである。


で、先日は少し台湾のアニメ事情について書いていましたが、
実をいうと、そういう内容ははっきりと台湾へと発信してるはずなのに、
結局こっちの都合で日本語で書いてしまって、
ものすごく限られている人たちにしか読まない(読めない)ものになったのを、
とても口惜しい思いをしています。

ぼくは一度も台湾のアニメ界を救いたいとか、
その業界に一石を投じるつもりは毛頭もありません。
ぼくにはそんな力も権威もありません。
だが、やはりその現状を見て、どうしても言いたくなるものが、いつもあります。
なので、これからも(ときどきだが)書くつもりです。
でも、本気で議論したいなら、
こっちで書くより、台湾のメディアやら何やらに向けて書くほうがいいのでは?
誰も意見を述べない、反論は一切返さないココで書く自体は、
もうすでに逃げなのではないでしょうか?と、いつも自分に問いかける。
台湾のアニメ評論や分析などなどというのは事実である。でも言い訳でもある。
本気というのはそれだけじゃないのものはずです。
少なく「絶対にできない」ことじゃない。
でも、今の自分も学校やら仕事やらに追われて迷い続けているので、
やはり自分のできる範囲内で少しずつやりたいと思います。
うん。そうしよう。


と、台風が迫りつつある秋の夜のふと思いでした。


金魚

2008/09/11 12:14|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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ううう……オレは魂を売った。
そんな絶望のなかで、何故かこんな言葉が浮かびました。

股の下の○ニョをいじってくれないか」。
そうです。北野たけし監督のブラックジョークです。
アザラシという例えもナイスです。

ああ、これはきっとぼくの精一杯な抵抗だな。


ガーゼィの翼を見ます

2008/09/11 12:09|未分類TRACKBACK:0COMMENT:2
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小説が大のお気に入りの関係もあるから、
なかなかOVAのガーゼィに手を伸ばすことが思わないが、
最近富野分がそろそろ乾いきったから、
買うのを決意しました。


しかし、ちょっと困うところがある。
『ガーゼィの翼』はマイナーのせいか、
商品の情報もいまいち掴みきれなかった。
よくわからんが、とにかくこれを買えばいいだよな?
バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼 コンプリート・コレクションバイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼 コンプリート・コレクション
(2000/11/24)
岩永哲哉岡本麻弥

商品詳細を見る

本編はもちろん、富野登場の映像特典も収録してるらしいから、
今の目標はとりあえずコレに定めたが、
気になるのは「画質が悪い」という情報……。
2000年のDVDだから仕方ないが、
やはり永久保存という視点から見ればね。
いや、でもLDもないし、
わざわざビデオを買うのもなんだかへんだし、
やっぱりDVDを買うべきか。


というわけで、誰かが購買のアドバイスを下さればありがたいのです。
たとえばガーゼィの達人の某氏とか。お願いします。


富野由悠季と森邦宏

2008/09/10 10:46|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季と森邦宏
昨日は何故かまた森監督の夢を見てしまった。もちろん富野とセットで。
しかし、御禿はまあともかく、何故やたら森監督を夢見してるんだろう?
と、ずっと不思議がってるけど、今突然気づいた。
それは、富野の弟子だから。
…というの無駄な前置きはおいといて、ちょっと二人の関係を整理。


①ブレンパワード以前:
Vの制作進行。
それと、いわゆる平成G三部作のとき、
サンライズのなかほぼ唯一富野にアドバイスを求める若手。

②ブレンパワード:
ブレンの特番「総監督:富野由悠季登場」のなか、
富野に「森ちゃん」と呼ばれる。コンテと演出担当。
コンテ:22
演出:16121722

③∀:
49話のコンテで
「まったく!マニュアルとおりにやっていますというのは、アホの言うことだ」を喰らった。
やはりコンテと演出担当。
なお、地球光と月光蝶の演出でもある。
コンテ:7、17、22、33
演出:2717222733384450

④キンゲ:
コンテと演出以外、オープニング演出も担当。
エクソダスガイドで富野とのコンテや演出の分業に言及。
ほかには富野に褒められて嬉しかったりとか。
コンテ:3、7、20
演出:37122026

⑤キンゲ以後:
残念ながら富野との絡みはあまり訊いたことがない。
ご存知の方教えてくださいー。

(演出の赤字はコンテも担当する回。黒字は富野と組む回。緑字はそれ以外。)

…と、以上の表を見れば判ると思いますが、
富野と組んだ話数は半端ない。てか自分がコンテを描く以外ほとんど。
何故かな?富野のお気に入りだからかな?自分が申し込んだのかな?
どのみち、森監督は『絢爛舞踏祭』『少年陰陽師』ともいい仕事をしてたし、
今ぼく富野以外一番注目してる若手監督ですから、
これからも頑張ってほしいですな。 

なお、調べる途中気づいたものですが、
この人、らいむいろ戦奇譚のコンテを描いたんだ。
ほかにザブングルの鈴木行など、
富野と割と縁がある人たちが参加してる作品だな。
これで、可能性は薄いのだが、
井上草二の野望も不可能じゃないかもしれないな。


富野由悠季と森邦宏の相性については、
また別の記事で。


大激怒……じゃなくて、台湾のアニメ産業事情の偏見あり解説

2008/09/09 12:14|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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■激怒

何故か↑にも拍手がありますので、もうちょっと詳しく書きます。
と、いっても、何も書けることがないのが事実ですから、
どう書くのか判らない。
何故ですか?それは台湾には商業アニメがありませんから。

え、わざわざ富野由悠季御大を日本から招聘してたのに、
商業アニメがないというのですか!?
そうです。無いです。
じ、じゃあ富野監督が台湾の講演で言ってた
デジタルコンテンツなんとかのコンテストは何なんですか?
それはね…フェイクなんです。

どういう意味?さっぱり判らないという人に対して、
僕はアニメ中心産業国の日本の思考から考えてはいけませんと言います。


台湾はもともとアニメのアも知らない国ですが、
東映の大塚康生(そうです。この御仁です)をはじめとする
日本のトップアニメーターたちが
60年代後半から70年代かけて台湾に来て指導をしてくれまして、
台湾のアニメ産業の興起に大いに助力をしてくれました。
もちろん、半分は下請けを培養するためでもありましたが。
そのため、台湾のアニメ産業はまず下請けから始めるものです。
詳しい歴史はまた書きますので、ここでちょっと飛ばして本題に戻る。

で、もう数十年も日本や米国のアニメの下請けをやり続けているから、
そろそろ国産のアニメを作ってもいいじゃないの?と、思ってるアニメ(下請け)産業は、
つい自作アニメに手を伸ばし始めました。
大体90年代後半のことなんです。
(もちろん、その前もぽちぽち台湾発アニメを作っていますが)

でも、いざ作ってみると、大変なことが起こったのです。
それは、やはりノウハウがまるで無かったことです。
ここ何十年の下請けのせいで、アニメはただ絵を描くもの、と彼が思い込んでるのです。
下請けの仕事をやりすぎて、その強迫概念に引きずられているのです。
こりゃどうしょう?アニメーターはゴロゴロしてるのに、
演出もコンテもシナリオも何もないんだから、
どうやってアニメを作るの?と悩んでいる彼らなんです。

でも、やはり創らなければ判らない。
だから、彼らはとにかく作ってみました。
結果、大変優れた作品なんです(初めにしてはね)。
マスコミ曰く、つい台湾にも自分でアニメを作る力が!うんたらなんたら。
あまり売れなかったが、まあスタートだから仕方ない。
これのまあまあの成功に激励されて、
ほかのアニメ会社もスポンサーも一緒に参入し始めた。
もっともっと台湾製アニメを作りたいため。
そして10年後。
数多くアニメが誕生しましたが、
いまだに採算が取れるアニメが見たことがないのです。
(嘘です。ごくわずかだがいます。でも一桁くらい。)

それは何故かというと、二つの問題があります。
一つ目は芸術志望。芸術のために死亡とも言いますが、ここで省略。いずれ書きます。
二つ目は人材不足。前の言ったとおり、アニメーターしかいないのが現状なんです。

それで?アニメーター以外の人がなければ、どうなるの?
それは…つまり…大変なことなんです。

まず、簡単に言っちゃうと、台湾にコンテが描ける人はいません
コンテ。
画面の設計図。
映像化のカギ。
富野監督が作品を作る際に一番力を入れてる部分。
なのに、描ける人がいません。


じゃあ、どうやってアニメを作るの?
そこで、シナリオライターの出番なのです。

ここで説明のため、星山氏の脚本を引き出そう。

■室内・居間
  「酒をもってこい」
  ブーツのままソファに寝転んだ酩酊の防衛軍将校が、部下に喚く。
  部下は部下で酒びんを手に抱き合い、チークダンスを踊っている。
  ドアを乱暴に開け、飛び込んできたアムロがいきなりレコードを止める。
  将校、兵士たちが、サッと一方を見る。
  睨み返すアムロ。
兵士A「なんだオマエは」
アムロ「ここは僕の家だ。君たちこそなんだ」
兵士A「何ッ」
  酒臭い息でからんでいく。
将校「やめろ」
兵士A「しかし、この野郎」
将校「どうだ、こっちへ来て一緒に飲まんか」
アムロ「酒は飲みません」
将校「そうか……無断で君の家に入ったことは謝る。誰も居なかったんでついな」
アムロ「誰もいない?」
兵士A「ずっと空き家になっているよ~~~ォ」
アムロ「…………」

そうです。ガンダム13話の「再会、母よ……」の脚本なんです。
実際のフィルムとはやや違うが、脚本だから。
どう?いい脚本でしょう?(引用が短すぎてよくわからないかもしれませんが…)
でも、台湾ではこういう脚本は失格です。こういう脚本家は無能と言われます。
何故ですか?それは詳しくないからです。

いいですか?詳しくないからですよ?
将校が部下に喚くって、どう喚くのよ。
威厳のある声なのか、だらしない声なのか、そんなの書いてないじゃないか。
チークダンスってどういうダンスなのか、
アニメーターがわかるわけがないから、一つ一つのステップを詳しく書いてなくちゃ。
睨み返すアムロって、目の動きしか書いてないじゃないか。
体は?震えているか?拳は?握っているか?
ただ「からんでいく」を書いて、サボるかよキミは。もっと詳しく書けよ。
それと、アムロと将校の会話は長すぎる。
その間の動きはよくわからないから、もっと詳しく書け!
……と、などなど。
手の振る角度、場面の転換…etc.まで一々詳しく書いてないと、コンテは書けない。
と、言ってるのが、台湾のコンテマンなんです。
理解できないのですか?もっと簡単なたとえをしますと、
藤原良二さんが星山博之さんに向かって、
「こんな脚本は使えません。コンテ書けないから」といいます。


さらに、将校と兵士の服の様式も書いていないじゃないか。
家の風景は?場面配置は?○○は?XXは?
と、すべてシナリオライターに要求するわけ。
つまり、日本のアニメのスタッフワークから言えば、
シナリオもコンテ(のような役割)も文芸も美術も、
皆シナリオライターが一人で背負わなければならない。
さらに、シナリオライターは脚本さえ書いて終わったら暇なので、ついでに進行もやれよ。
もうどんだけかと。


しかし、もっとも怖いのは、上のすべての文句はプロデューサーやスポンサーなど
物作り分野以外の人からのものではなく、
制作現場からのものなんです。
つまり、監督もアニメーター上がりなので、
同様コンテなど書けないので、名義通り、シナリオライターを「監督」するだけ。
あとは作画監督とカッティングを徹すればいい。


お分かりいただけますか?何故オレは怒るという理由は。
職務のダブるについては、人力資源の問題もあるから迂闊に批判はしませんが、
コンテなど明らかに演出放棄な部分は、どうしても許せません。
許すことなんてできません。
こういうスタッフワークが上手く機能するわけにはありません。
そうなんだから、台湾のアニメ産業はいつまでも立ち上がらないままなんです。
デジタルコンテンツうんたらなんたらについて、、また別の記事で。


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