富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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オフィス・アイの人たち

2008/06/29 13:05|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
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と言っても、構成員は現時点じゃ富野由悠季ともうひとりしか判明されていないけどね。
で、そのもう一人というのはこの人です:

●サウンドシアタースタッフ 原作 富野由悠季(角川文庫版)
企画 鵜之沢伸(バンダイビジュアル)
 高梨由美子(オフィスアイ)

明確にオフィスアイ所属と書かれてる。
なので、今回はこの高梨由美子さんについて書きたいと思います。


まず、いろいろ調査した結果はこれらの通りです。
なお、すべては同じ人という確信は無いので、自分の判断で書き込んだものです。

●ラジオ放送時のスタッフコール
制作 高梨由美子

これもガイア・ギアのスタッフ表です。
上の二つは共に正確な時間が分かりませんので、
ガイア・ギア達人のあの方によろしくお願いします(XXさん、分かりますよね^^)。

ドラゴンランス戦記 8 天空の金竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1991/12/25 発売元:富士見書房 製品番号:FC-015 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 7 深淵の海竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1991/10/30 発売元:富士見書房 製品番号:FC-014 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 6 聖域の銀竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1991/08/30 発売元:富士見書房 製品番号:FC-012 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 5 尖塔の青竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1991/06/25 発売元:富士見書房 製品番号:FC-008 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 4 氷壁の白竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1991/04/20 発売元:富士見書房 製品番号:FC-007 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 3 樹海の緑竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1991/02/20 発売元:富士見書房 製品番号:FC-006 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 2 城砦の赤竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1990/12/20 発売元:富士見書房 製品番号:FC-004 メモ:富士見カセットブック
ドラゴンランス戦記 1 廃都の黒竜 / マーガレット・ワイス/トレイシー・ヒックマン
発売日:1990/10/22 発売元:富士見書房 製品番号:FC-002 メモ:富士見カセットブック
企画 ・・・ 篠崎香江
プロデュース ・・・ 高梨由美子

富士見のもの。おそらくガイア・ギアより早い(だっけ?)。

クリスクロス/CDシネマ
企画/電撃大賞ラジオドラマ制作委員会
プロデュース/高梨由美子
原作/高畑京一郎
脚本/遠藤明範
演出/斯波重治
音楽/佐橋俊彦
歌/MIO、乾和代
1994年ビクターエンタテインメント

この「クリスクロス」はメディアワークス提供のラジオ番組「電撃大賞」の第一弾、
「電撃大賞クリス・クロス」として1994年10月から1995年3月まで続いた。

パラサイト・イヴ
ラジオドラマ版
1995年10月10日から12月8日(毎週月曜日~金曜日,24:00~24:10)にTBSラジオにて、10分の放送枠内に5~10分程のドラマが放送された。全44話。
放送後にホラーCDコレクション、パラサイト・イヴとして発売された。
上巻 平成8年4月25日発行 下巻 平成8年5月24日初版発行
発行者:角川歴彦
1995 瀬名秀明/角川書店・ポリスター
製作スタッフ
プロデューサー:高梨由美子/浅沼一郎/大川 裕

引用の仕方は下手なので分かりにくいですが、
ラジオドラマのスタッフとして参加。CDのほうは不明。

爆れつハンターWhip (I)-(V)
ラジオ文化放送系『あかほりさとる劇場 爆れつハンター』でオンエアされたラジオドラマ・ショートコントを収録。各巻にキャラクターヴォーカルによるデュエット曲や、メインキャストによるコメントコーナーなどが添付されている。
爆れつハンターII ザ・マンスリー・コレクション(1st)-(5th)season
ラジオ文化放送系でオンエアされたラジオドラマを収録。原作者・あかほりさとる本人も出演。1st 1月~3月、2nd 4月、3rd 5月~8月、4th 10月~11月、5th 12月に分け、それぞれの季節にちなんだエピソ-ドを展開。
CDメインスタッフ
企画 角川歴彦 制作 高梨由美子

これらはすべて1994~1995年の出版品なんです。

エメラルドドラゴンドラマ・シリーズ VOL.1~5(1995/6/25~1995/10/25)
STAFF
原作 飯淳
脚本 寺田憲史
演出 鈴木久尋
音楽 福田裕彦
プロデューサー 高梨由美子/浅沼一郎
ディレクター 岩田潤一郎

また、文化放送で放送された同名番組も担当。
そのほかにも『勇者王への道』(1997.4.~1997.10. 文化放送他)などをプロデュース。


ここまで見ればもう分かると思いますが、『ガイア・ギア』を含めて、
その担当はほぼ全部「角川」「文化放送」「CD化」と関係あるもの。
つまり、高梨由美子氏は角川書店側の人間だと考えてもいいと思います。
それで、『ガイア・ギア』のためにオフィスアイに送り込んだものだと思ったが、
どうやらそうでもないらしい。

『ロードス島戦記』(1990年6月30日~1991年11月20日)
スタッフ
製作総指揮/角川歴彦
企画/田宮武
原作/安田均、水野良(角川書店刊 角川文庫)
プロデューサー/池田憲章、丸山正雄
コーディネーター/高梨由美子(office eye)
プロデューサー補/鈴木徹
総監督/永丘昭典
製作/角川書店、丸紅、東京放送、角川メディア・オフィス

ここでははっきりと「office eye」と書かれてます。
これも角川絡みの仕事ですが、気になるのは「オフィスアイ」として参加すること。
おそらく『ガイア・ギア』のラジオドラマとCDの間にいるから、
仕方なくオフィスアイ所属として参加してたと思ったら、また違う記述が出てきます:

ウィークエンドドラマ【幻想ミッドナイト ILLUSION IN THE MIDNIGHT】
 プランニング/飯田譲治
 企画協力/角川書店、高梨由美子(office eye)
 プロデュース/五十嵐文郎(テレビ朝日)、中曽根千治、加藤和夫、角田朝雄
        遠田孝一(1~4,6)、須藤泰司(5,7~11)
テレビ朝日系 97.10/4~12/20 土曜夜24:40-25:10

これはテレビ仕事とはいえ、やっぱり角川とつながりはあったが、
なぜ高梨氏は97年の時点でもオフィスアイとして参加してたのか、謎である。


いろいろ書いてるけど、やはり何も解明してないような気がする。
そもそもオフィス・アイの業務は何なんのか、高梨氏と富野はどういう関係なのか、
これらはすべて分からないため、全部が全部推測に過ぎませんけどな…。
あ、少なくとも今回分かったのは、『オフィスアイ』はやはり『office eye』であること。
…………ちょっと虚しいかな(笑)。


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元マリーガルたちの人

2008/06/29 00:47|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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僕みたいゲーム業界に疎い人だからよく知らんが、
マリーガルという会社は2000年前後ではかなり活躍してたらしい。
リクルートと任天堂が共同出資して設立した会社で、
主にゲーム相関のエージェント契約を担当してる。
が、香山哲というキーマンがセガに転移したため、2003年でついに解散。


で、そのマリーガルの人たちは、一時期にも富野由悠季監督と関わってた。
それは『∀の癒し』に登場してる香山哲と山本祐子、杉本敦司の三人。
1996~1998年当時はともにマリーガル所属、富野ともゲームの企画をしてたらしい。
実際ネットでググると、当時富野との係わり合いはそれなり注目されてたらしいし、
任天堂(セガ?)で何かやろうという噂もあったほどだった。
実際は、富野は『∀の癒し』のなかで、今までないほどゲームの話をしてるし、
ゲーム業界にかなり期待を抱いてるのも文面から伺える。
当時カプコン所属のあきまんとのパイプも、おそらく彼らからのものと思われる。
結局このゲーム企画もいつの間にか消えたが、
そのゲームは末に『連邦vsジオン』になったという説もあるが、真相は不明。


香山哲は言うまでも無く、マリーガルから離れたあと、
セガに入って、一時期社長にもなったが、今は行方不明フリーな人となっている。

一歩、もともと任天堂との繋がりが強かったためか、
杉本敦司は有限会社エムジーエムファンドの社長と猿楽庁の監査役を経て、
今は歩毛門の子会社のポケモンラーニングで代表取締役社長を勤めている。


最後は山本祐子。富野によると、一時期付け人として、かなり付き合ってたらしい。
この方は、角川春樹氏にも付き合っていて、その証明はここここ
で、角川氏によると、有限会社「ジェームズワークス」の代表取締役となってる。
ジェームズワークスとは何ぞ?と思って検索してもなかなか出てこないだが、
ネットでやはりそれらしき記述を発見。

■株式会社BCCKS
2007年7月設立/本社所在地:東京都品川区/代表取締役:山本祐子
コンセプトプランニングおよびアートディレクションを手掛けるデザイナー松本弦人を中心に、伊藤ガビン、竹中直純ら各業界を牽引してきたユニークなリーダーのほか、リクルート出身のジャムズワークス、開発力に定評があるディジティミニミの主要メンバーなど、インターネット業界にとどまらない、さまざまな経歴や経験、人脈を持ったメンバーが集まり、新たに会社を設立。「編集」「デザイン」を切り口に新たなwebの可能性を追求、「BCCKS」を中心としたwebサービスを展開していきます。

ピンポン!これですよね。
この会社のコンセプトは「カンタンにwebの「本」が作れる新CGMサービス」ということで、
僕もちょっとだけ覗いてみましたが、それなり面白いと思います。
別に宣伝になってほしくないから、リンクは張らないが、
ご興味があれば、一度行っても損はないかも。


で、結局ゲーム界とすれ違った富野監督だが、
野心を持って、また富野と接触をする胆力がいる人が居ればいいのにな。


分類に困る

2008/06/28 19:10|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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このサイトのカテゴリ分類には、
「未分類」と「富野由悠季」しかありません。

それは設立当初から決まったことで、ほかのネタはなるべく書かないで、
富野監督縛りで行こうと思ったからです。
まあ、いずれはネタ切れだと思いますが…。

しかし、困ったことに、僕が書いてる記事は感想やら資料やらもいれば、
井荻専門や周辺なことなどに注目するヤツもいるから、
全部「富野由悠季」というカテゴリに詰め込むのもなんだか分類してるようには見えない。

う~ん、どうしようかな~
タグの使い方なども未だによく分からんし…。
いいアイデアがいればな…


クマゾーくん

2008/06/27 21:06|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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どうも、二日ほどサイトを放置しちゃったkaito2198です。
今回はクマゾーくんについて話したいと思います。



さて、クマゾーといえば我が富野由悠季監督の飼い犬で、
ブレンパワードにも(名前だけ)出演した名犬ですが、
漢字は次女さんによると、「熊三」と書くらしいです。
で、このクマゾーくんはいったいどういう犬なのか、ここでちょっと検証したいと思います。


1.子犬さんによるありがたいスクリーンショット
僕は犬のことに疎むので、クマゾーくんはどんな犬種だか知りませんが、
この写真見る限り、かなり綺麗なお目目をしてるし、ちょっと駄犬みたいな愛嬌も堪りません。
なお、この写真は今日までクマゾーくん唯一の写真でもある。


2.次は1998年出版の『富野語録』。

小牧 そういえば、クマゾーくんなんですが、 モデルがいらっしゃるそうなんですが。
富野 クマゾー可愛いでしょ。 うちで飼ってる犬の「クマゾー」も、やはり3年目に入ってますけど、 不思議ですよ。段々わかる様になってくるんです。 犬語だけど理解できるんです。実を言うと、ブレンパワードの目であれが表現したいと思っていた時期もありますよ。 うちのクマゾーってよく喋るんですよ。ほんと、目付きだけで何かを訴えます。

どう見ても親バカです。本当にありがとうございました。
ここでの「3年目」というのは、つまり対談当時の1998年のことで、
もし監督はクマゾーを0歳から飼ってることとすれば、
クマゾーくんは大体1995年、つまりお禿が一番欝なときに富野家に来てたことになる。
あくまで想像ですが、クマゾーの存在はきっと監督の精神安定に大きく働いたんだろう。
まさにクマゾーの癒し。

逆にいえば1998年のときクマゾーくんは3歳とすれば、今は13歳となる。
つまり、もうかなりの老犬の齢に入ってきます。


3.次は2004年、あきまんのアシスタントの人の記述

帰宅時には、ブレンパワードにも出演(?)している犬のクマゾーくんを撫でて別れを惜しんできました。かわいかった!!

うんうん。クマゾーくんは知らない人にも懐いてるらしい。


4.次は、監督とマブダチと噂されるT口こと、サンライズの谷口廣次朗さんが、
あの2006年富野祭り発生源の一つ、「裏トミノブログ」でお書きになった記述:

どうも、現場のT口です。
最近、クマゾーという犬を散歩させていると、会社の人や知り合いのクリエイターさんに、
「あれ?谷口くんの犬?」
と、会うたんびに聞かれるのですが、面倒くさくて「はい、そうです。」と答えています。
実はカントクん家のワンコなんですけどね。


どうも、現場のT口です。
ちなみに、クマゾーは肉球が濡れるのを極端に嫌うので、雨の日は勿論、雨上がりで地面が濡れていても散歩に行きたがりません。


どうも、現場のT口です。
ちなみに、『ブレンパワード』に登場しているクマゾーは、カントクん家のクマゾーから名前をとってるんですね。

どうやら、クマゾーとかなり親密らしい。
散歩もしょっちゅうしてるようですし、肉球の癖まで知ってるなんて、さすがですな。
今でも一緒に散歩してるかどうかは知りませんが、人に可愛がれるのはいいですな。
それにしても、変なクセ…。


5.次は監督の次女さんのブログの記述です。これはかなり重いです。

実家到着。
うちのわんこ、熊三くんは、まだ生きている。
こいつにまた会えるとは、思わなかった。奇跡。
去年、死にそうだった熊三は、奇跡的に生還した。この子は、ガンなんです。のどのガン。
去年、クマちゃんの様態は上がったり下がったりで、様子が急変したクマちゃんをひとりにしておくことができず、本番直前の劇場入りを遅らせたこともあったくらいだった。
あの、マイわんこ熊三が、まだ生きている。すばらしい。
正直、かなりのおバカさんで、まさに私の弟といったところだが、医者に言わせると、クマは、とても強い子らしい。
注射で泣いたことなどなく、食が完全に細くなって、もうダメだろうと思った最後の瞬間に、この子は、完全に曲がったあごの痛さにもめげずに、また頑張って食べはじめた。死にそうなときも死ななかったのは、この子の強さらしい。
そして今、散歩に出れば、小走りするくらいの勢いだ。あごは相変わらず曲がっているが、食欲もある。バカだが、ほんと、愛しのわんこなのです。医者も、奇跡だと言っている。

正直、僕もガンで亡くなった家族がおりますので、
クマゾーのガンのことを知ったとき、とても悲しかったです。
しかし、弟だと言われてるクマゾーくんは、とても幸せだと思います。
いっぱい愛されているからです。
監督もきっとクマゾーを自分の息子と見なしてるから、『ブレン』の三人組の一人として、
登場させたんだろう。あの不器用、でもとてもしっかりしてる子。
こういう家族の繋がりがあるから、クマゾーは病魔に倒されず、
今でもがんばって生きてる、と、僕は信じてやまないのです。
ちなみに、次女さんの今月の日記によると、未だに”わんこの看病”とのこと。
つまり、今でも戦ってるよ。尊敬に値するクマゾーが。


…………今回の記事はちと重かったのか?
でも、どうしでも一度はクマゾーのことを書きたいし、
一人でも多くの人に、富野家の一員としてのクマゾーのことを伝えたいのです。
一度に会いたいな、クマゾーくん。


オフィス・アイ(3)

2008/06/25 01:34|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:5
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引き続きオフィス・アイの話題ですが、どうやらもうネタ切れのようです。
が、今日はG_Robotismさんのサイトでかがみあきら氏に関する記事を拝読させて頂きまして、
またしもオフィス・アイの記述を発見しました。

(四月三日 オフィス・アイにて)

この本自体は1985年が出たものですが、本文のなかに、さらにこんな記述がありました。

「バイファム」っていう作品を御存知ですか?あの作品の企画のときと、同じ時期だったような気がするんですけれど、そのときに、何か新しい番組用の、メカを作れないかということで、半年ぐらいですけれど、僕の事務所に来てもらったことがあるんです。…(中略)…結局ダンバインでが忙しくなっちゃって、しばらく小終止しようかということになったのです。

ここで注目したのは『バイファム』と『ダンバイン』です。


ちょっと『ダンバイン』の放映時期を調べてみると、
1983年(昭和58年)2月5日から1984年(昭和59年)1月21日とのことです。
一歩、故・星山博之さんの遺作である星山博之のアニメシナリオ教室に収録する写真によると、
『バイファム』の企画は1983年2月11日から発したものだから、
かがみ氏が富野の事務所に行ってた時期は確信こそないものの、
おそらく1982年後半~1983年前半なのではないかと思われます。
このあたりはかがみ氏の連載状況やらを調べれば明らかになると思いますが、
それはまたいずれ。


少なくとも今判明したのは、
オフィス・アイという富野個人?の事務所は遅くても1983年から存在すること。
あと、従業員などはまったく分かりませんが、
ガイア・ギアに参加してたスタッフもいるらしいので(前の記事に参照)、
これからはこっちの方向から攻めたいと思います。


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オフィス・アイ
オフィス・アイ(2)

▽続きを読む▽

オフィスアイ(2)

2008/06/24 02:40|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:0
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昨日の発見から、またちょっと調べました。


で、特許庁で商標出願・登録情報のところに「株式会社オフィスアイ」で検索。
すると、23項の登録も出てきます。
「バイストンウェル物語」3項
「オーラバトラー」3項
「モビルスーツ」2項
「モビルゼフォン」3項
「モビルスーツターンエー」「ターンエーモビルスーツ」「§A\ターンエー」
「ターンエーA」「ターンA」「§A∞GUNDAM」は各1項で、合わせて6項
それから「機動戦士」「ゲイング」「オーバーマン」「ひみこやまと\卑弥呼大和」各1項
最後は「レコンキスタ」と「ガンダムレコンキスタ」

見事に富野由悠季個人関連な項目ばっかり。
富野の部分は「オフィスアイ」名義で抑えるのは、どうやら本当のことらしい。
でも、そのなかのいくつもの項目に注目したい。


最初にちょっと面白いのは「モビルゼフォン」。
これはどう見てもモビルスーツの兄弟だし、出願は1997年なので、
もしかしたら∀と関係あるかもしれない。
でも、今日までどこもこの名詞が見られないので、
たぶん使わないままで置いたかもしれません。
実際ゼフォンという天使もあるが、今じゃ一番有名なのはブチの『ラーゼフォン』だもんな。


次は「∀」。
どうやら富野は「∀」に相当拘ってるらしい。6項もある。
しかも内容はかなり被るので、やはり「∀」は富野にとって格別だよな。


次は「ひみこやまと\卑弥呼大和」。
これは角川春樹氏と共に推進した企画だが、ご存知のとおりいつの間にか消えて、
富野の「21世紀リーンの翼」になったが、まさかこんな所でこの名が見れるなんて。


最後は「ガンダムレコンキスタ」。
……ひょっとしたら新企画なんじゃないの?
富野と関係あるガンダムとすれば、監督が富野以外にはどうも考えられない。
実際、内容を見ると:

【商標登録番号】 第5109717号
【登録日】 平成20年(2008)2月8日
【登録公報発行日】 平成20年(2008)3月11日
【公開日】 平成19年(2007)6月7日
【出願番号】 商標出願2007-47109
【出願日】 平成19年(2007)5月11日
【先願権発生日】 平成19年(2007)5月11日
【更新登録日】
【存続期間満了日】 平成30年(2018)2月8日
【分納満了日】
【拒絶査定発送日】
【最終処分日】
【最終処分種別】  
【出願種別】

--------------------------------------------------------------------------------
【商標(検索用)】 レコンキスタ
【標準文字商標】
【称呼】 レコンキスタ
【ウィーン図形分類】

--------------------------------------------------------------------------------
【権利者】
【氏名又は名称】 株式会社オフイスアイ
【住所又は居所】 XXXXXXXXXXXXXXXX


【出願番号】 商標出願2007-47107
【出願日】 平成19年(2007)5月11日
【先願権発生日】 平成19年(2007)5月11日
【公開日】 平成19年(2007)6月7日
【拒絶査定発送日】 平成20年(2008)3月21日
【最終処分日】
【最終処分種別】  
【出願種別】

--------------------------------------------------------------------------------
【商標(検索用)】 ガンダムレコンキスタ
【標準文字商標】
【称呼】 ガンダムレコンキスタ,ガンダム,レコンキスタ
【ウィーン図形分類】

--------------------------------------------------------------------------------
【出願人】
【氏名又は名称】 株式会社オフイスアイ
【住所又は居所】 XXXXXXXXXXXXXXXX
【代理人】
【氏名又は名称】 鴇田 將
【氏名又は名称】 杉本 和之

どうも今年入ってから始動するものなので、ひょっとしたら……ね。
ただ、この「ガンダムレコンキスタ」の「拒絶査定」はとても気になるので、
これからもこれについて調べたいと思います。
なお、オフイスアイの住所又は居所のところは関係者のために伏せてますが、
ご興味ある方は自力で検索してください。一発で出てきます。


一歩、これはどうも記憶のどこかにいると覚えるので、ちょっとググッたら、
やはり去年00放送前に出回った風説でした。
2chのスレタイとはこういうものです。
「次のガンダムはカトリック教徒!? 新シリーズのタイトルは『レコンキスタ』の模様」

1 名前:00はガセでしたw [2007/06/26(火) 18:05:40 ID:Gw68xDvN]
うんこしながら特許庁の電子図書館で調べてたら、つい先月申請&今月のはじめに登録されてた。
他のサイトとかでは話題になっていないので、たぶんここが最速のリークと思われ。
ちなみに「レコンキスタ」はキリスト教国による侵略活動の総称で、スペイン語でいう「征服」な。


【ソース】特許庁電子図書館
http://www2.ipdl.inpit.go.jp/beginner_tm/TM_DETAIL_FRAME.cgi?85&1&1182845606797993


13 名前:メディアみっくす☆名無しさん mailto:sage [2007/06/27(水) 12:21:05 ID:???]
まぁ、創通はガンダムに限っては基本的にシリーズ化するタイトルでしか
商標登録を申請しないから、結構可能性としては高いとは思うな。
MSの名前とかを申請するのはバンダイだから。XXXみたいな自社で権利
とる為に節操ない申請する糞企業もあるけど。

なるほど、この話題はもうとっくに出たのか、と思ったら、なんかおかしい。
というのは、上のレスは自演扱いされた。
それもそうだ、一番最初にリークした上、ひとつ大きいな間違いをした。
それは創通は「レコンキスタ」を登録してないから、創通で検索すれば、普通はヒットしないはず。
何せ「レコンキスタ」はオフィスアイのものだから。
で、なぜ関係者はこういう自演(と思われる)行動を行ったのか、いまいちわかりませんが、
少なくとも去年はまだ生きてる企画らしい。


ちょっと『00』と比べると、
『レコンキスタ』と『ガンダムレコンキスタ』は共に平成19年5月11日で、
『ガンダム00』は平成19年6月6日。
『レコンキスタ』は登録済みで、『ガンダムレコンキスタ』拒絶査定された。
あと『ガンダム00』は審査中っぽい。
なお、出願はだいたい放送前数ヶ月前商標を抑えるので、
『レコンキスタ』は一体何を意味するのか、皆さんにたずねます。


富野監督の夢を見ました

2008/06/23 20:44|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野監督の夢を見ました
午前2時。何故か富野由悠季監督の家に行く。
監督の家は赤レンガで立った一戸建てで、とても立派な建物でした。
で、その門前では何故か富野監督と森邦宏監督がいて、
森さんは監督に「森ちゃんコンテご苦労様」と言われて、監督の家のなかに入って就寝する。
で、僕は富野監督と二人きり。
記憶のなかでは、僕は嬉しいあまり、ずっと口を開けたままで富野監督と話してる。
そして監督もとてもやさしくて、いろいろな資料を出して、僕に見せてくれた。
『ファーストガンダム』ときのパンフレットもいれば、サンライズの社内資料もいる。
しかも未公開な井荻作詞がいる!未公開なペンネームもいる!
僕はますますこの新発見に興奮して、思わず大声を出した。
そうしたらアア子さんは「喜幸、まだ寝ないですか」と二階から降りてきた。
富野監督は申し訳そうな僕を読書間に連れて、あるものを見せた。
「本当はね、今はオープニングを作ってる最中なのにね…」と監督。
「新作ですか!?」僕はもう嬉しくて倒れそうに尋ねた。
富野監督は話を言いながら(内容は忘れた)、書類を僕に渡した。
まさしく新作だった。しかも子供向けの原作付き。
キャラを見ると、なんだか妙と思えたら、Wiiのゲームとの連動でした。
「こんなキャラを使いますか」と、僕。
あまりにも富野監督の作風とかけ離れたキャラデザだったので。
富野さんは黙ってゲームデモのビデオをテレビに入れた。
なるほど、大変可能性が感じるまったく新感覚なゲームでした。
こりゃ監督が興味を持つのも無理でした。
案の定、富野監督はこのゲームとアニメのコラボの意味を説明してくれた。
途中はアニメの話をしつつ、ゲーム経験の話になると、
僕は「富野さんもゲームをやった経験があると伺いましたが…」
そうしたら富野監督は「うん。パズルバブルというのね…」うんたらなんたら。
僕は「パズルバブルですね。ご存じます」と言ったら、監督は「あとライオンキングをね…」
ライオンキング!?しかもスーファミのですよ!?
監督はさらにいくつものゲームを言及したが、それらはすべてディズニーのゲームだった。
さらに、監督は「本当はね、今でも時々ゲームを遊んでるの。たとえば先週…」
時間があっという間に過ぎてた。別れの時が来た。
何故か一杯な人が僕を迎えに来たので、しかたなく富野監督の家から離れてる。
で、僕は監督の家から出すと、監督は突然家から出して、僕に言いました。
「連絡の方法は忘れたんじゃない」と、メモ用箋で自分のメールアドレス(!)を書いて、
また颯爽なる姿で家に帰ってた。夢のような一夜でした。
それもそうだ。本当に夢だから。

夢 それは夢 夢




……なんだかね、いま僕がやってることと思ってることをすべて詰め込んだような夢でした。
森ちゃん(笑)といい、井荻作詞といい。ペンネームといい、新作といい。
今回はなんか今までやってた夢のなかでは一番鮮明なヤツですし。
しかし、どれだけ重症だろう、オレ……。


オフィス・アイ

2008/06/23 01:40|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:0
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「富野由悠季 オフィスアイ所属」

し、知らなかったーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
信、信者失格……。
てか、さっそくググッたら、いろいろなものが出てきて驚いた。


closeworldさんの千年の風に吹かれてには:

特許庁に登録済みの商標を検索できるサイトが存在する。
以前から商標「∀」をどこが登録しているのか興味があったので
調べてみたら意外な結果が出た(検索キーワードは「ターンエー」)。
てっきりバンダイやサンライズが登録済みと予想していたら
まったくガンダムとは関係ない企業が2社登録していた。

1.【商標番号】第4311951号 【権利者】株式会社オフィス・アイ
2.【商標番号】第4446366号 【権利者】株式会社ブルボン

なお、検索キーワード「ガンダム」で検索してみたところ、
サンライズ、バンダイ、創通エージェンシーの3社ともに
∀ガンダムはおろか過去の歴代ガンダムシリーズの一部しか
商標登録していなかった。
理由は何だろう?

∀ガンダムには、たまに意外な風が吹く。

Alt_ZederBerg Web Pageには:

■変なの
 仕事中、変な登録商標を発見。
 登録第4311925号「モビルスーツターンエー」、登録第4311926号「ターンエーモビルスーツ」、登録第4311951号「∀/ターンエー」。モビルスーツ且つターンエーとくれば、アレしかないわな。ところが商標権者はサンライズやその親会社たるバンダイではなく、「オフィスアイ」という新潟の会社。指定商品の分野は、電子玩具や文房具、玩具類で、これまたこういうアニメ関連商品分野をもろにターゲットにしている。
  ちょっと調べてみると、この会社、他に「バイストンウェル物語」「オーラバトラー」「モビルスーツ」等の商標を登録している。登録/出願しているのはそんなのばかりだ。サンライズ 若しくは バンダイの版権管理会社かと最初は思ったが、「バイストンウェル物語」なんかからすると、富野氏個人との関連の可能性が濃厚か。

2chにも:

41 名前: >38,39 投稿日: 2000/02/26(土) 20:00
トミノはオフィスアイという会社の社長っす。
バンダイの下請けサンライズのさらに下請けの社長っす(TT


635 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 02/06/24 20:16 ID:???
サンライズが駄目ならオフィス・アイに就職するってのはどう?


91 名前: 名無しさん 投稿日: 01/09/24 06:27 ID:lbcpfOZ.
矢立さんといえば
オフィスアイが石泉ビルにあったころに
あの細い階段ころげおちて入り口のドアに激突したのに
無事だった伝説があるよ。

さらに、ここでも:

ザテレビジョン別冊・重戦機エルガイム‐1
(角川書店発行・昭和59年12月5日発行)より

(中略)

昭和59年7月18日(水曜日)
上井草/オフィス・アイにて

ガイア・ギアのスタッフ表にも:

●サウンドシアタースタッフ 原作 富野由悠季(角川文庫版)
企画 鵜之沢伸(バンダイビジュアル)
 高梨由美子(オフィスアイ)

さらに、中国デザイン専門学校にも:

オフィス・アイ 代表 目黒やすし
集英社の少年ジャンプ新人賞に入賞し、プロのマンガ家としてデビュー。今年でマンガ家生活26周年。月10本の連載を持つほか、マンガ家志望者の作品指導も行う。

ますます謎だが、調査は明日でやることにした。


富野由悠季はもう千本切りになったのか

2008/06/23 00:43|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季はもう千本切りになったのか
富野由悠季全仕事の補足として、ちょっと僕の意見を書きます。


586。これは原口正宏氏が調査した『∀』10話までの富野コンテの数字。
ネットはまだ普及してない99年であれほど大変な調査をしてたのは、本当に尊敬してます。
この調査のあとで出る角川版『だから僕は…』のコンテに関する記述も大幅書き直され、
ほとんど氏の調べた数字に直されたから、その功績はとても大きいと言えます。

それでも、この記事(富野コンテについての小メモ(随時更新))で示した通り、
記載漏れはあったり、疑惑のペンネームについて調べなかったところもやはり見えます。
この部分については改めて記事を書きたいと思いますから、
今回は原口氏の調べた範囲に留まります。


その本を持ってる方ならすでにご存知かもしれませんが、
この586という数字は実をいうと本当の数字ではありません。
確定した498本と推定の88本と足した数字です。

これら推定部分の作品の内実はこういうものです:

作品名/全話数/富野が記憶してる担当本数/原口氏がカウントした本数

少年シャダー/全156話/数本/5
巨人の星/全181話/7、8本/8
海底少年マリン・キッド/全78話/2、3本/3
夕やけ番長/全156話/十数本/15
男一匹ガキ大将/全156話/二クール/26
シートン動物記/不明/全話/13
アタック№1/全104話/十数本/15
男どアホウ甲子園/全156話/1本?/1
月光仮面/全39話/2本/2

つまり、88という数字は5+8+3+15+26+13+15+1+2が得たものです。
そのうち、『シャダー』『巨人の星』『マリンキッド』『夕やけ番長』『アタック№1』
『男どアホウ甲子園』『月光仮面』の数え方は仕方ないとして、
『男一匹ガキ大将』『シートン動物記』のほうがいささか疑問を感じずを得ません。


まず、『男一匹ガキ大将』は2クール、つまり半年もやってた。
しかしこの156話にも及ぶ作品は、実は10分の帯番組なので、月~土まで放送してた。
そして156を6で割ると、26という数字が出てきます。
つまり、2クール分もやってたというのは、全話を担当したと意味する!
これはすごい!
でも、原口氏の調査によると、ほかにも何名がコンテを参加してたらしいので、
やはり全話担当ではないらしかった。残念。
まあ、実際物理的にはほとんど不可能に近いですけど、
富野の話を信じれば、普通に26話から156話まで膨らんでたが、
26本としてカウントするのは寂しかったが、まあ納得する話だと思います。


次はやや面倒な『シートン動物記』。
これも月から土の帯番組で、1話5分という形をとってた。
でも、この作品のデータは極度に欠けていて、総話数でさえ不明でした。
ただ、この1年以上も放送し続けた作品は、もし本数と換算したら、
間違いなく500本以上をも超える!しかも全話が富野一人が担当!
あっと言う間にコンテ500本切りに達成!……と言いたいのですが、
それじゃさすがにちょっと大げさなので、僕も言い切る勇気がありません。
ただ、全話担当のはほぼ間違いないので、
実際富野はとっくにコンテ千本切りを達成したのかもしれません。



おまけ:
原口氏が上げた本数586は『∀』の第10話までの数字なので、
試しにそれ以降の数字も足してみた。

∀:(5)+16
キンゲ:15
劇場∀:2
新訳Z:3
リーン:6

トータル42本。586に足すと628。つまり公式としての宣告は628本。
もし富野コンテについての小メモ(随時更新)の9本(以上)も足したら637本。
ご意見がある方、ぜひコメントを寄せてください。


獣になって

2008/06/22 01:50|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 獣になって
ガンダム世界の戦闘メカ(ザブングルではあらず)は大きく二つに分かれる。
「モビルスーツ」と「モビルアーマー」。

モビルスーツは言うまでもなく、人型ロボットの呼称として使われる。
つまり、鉄人28号みたいな「ロボット」じゃなくて、あくまで人が乗る(着る)ものだから、
モビルスーツと呼ばれてる。

一歩、モビルアーマーは実に曖昧な呼称。
後つけ設定などを無視すると、このアーマーという名前の付け方は本当に興味深いもの。
ファーストの劇中から見ても、ビグロだったりザクレロだったりフラウプロだったり、
どこがアーマーなのか、全然見えないじゃないと思わず突っ込みしたくなる。
強いていえば、スーツより強いものだからアーマーという使い方なのかもしれない。


でも、考えてみれば、このモビルアーマーの根源は実にいうと、
巨大ロボットアニメのなかにおける機械獣といったとにかく異形な敵役かもしれない。
確かにそうかもしれないが、モビルアーマーはなぜ機械獣にならないのかというと、
ひとえ富野が提示したリアルな世界観のおかげです。
つまり、兵士と兵士が戦ってる戦場に、異形な存在が入り込むという構図ができたからこそ、
モビルアーマーを機械獣以上なものにしたのではないか。
考えてみると、モビルアーマーは多く怪獣みたいな外形にしている。
口とか爪とか触手とか、それらはガンダムとザクに馴染んだ視聴者たちにとって、
まさしく戦場に潜む獣そのものだった。
そしてそれらの対比は、おそらく現実の兵士と戦車、戦闘機より遥かに大きかったはず。
だからどういうことが言いたいというと、つまりモビルアーマーは特異だということ。

つまり、さっきはモビルスーツとモビルスーツの対戦を兵士対兵士としてるが、
ガンダム世界(つまり富野)におかるモビルスーツは、実をいうと戦闘機(と戦車)の延長。
そして、もしモビルスーツは現実における戦闘機と戦車であれば、
モビルスーツ以上異様なモビルアーマーは何なんのか?というのが、今回の記事です。


実際、モビルスーツは人型の原因はどうであれ(ぶっちゃけビジネスの事情だが)、
富野にとって、ああいうものを人型にするのは、すでにある意味の傲慢が垣見えます。
それは富野由悠季の考え方だけじゃなく、ガンダム世界にも潜む潜在意識でもある。
そういう世界だからこそ、
人の傲慢の象徴であるモビルスーツよりさらに進むモビルアーマーだからこそ、
ああいう巨大、凶暴、獣みたいな姿になったからではないか。
こういう言い方をすると、ビグザムは撃沈されたときに、
ドズルの執念によって生む悪意な影を思い出した方もいるかもしれませんが、
僕が浮かびつくのは、もう一つのモビルアーマーともう一人の男です。


カロッゾ・ロナ。鉄仮面。
日本アニメ史上でも稀に見た強烈なキャラクター性を持つキャラ。
彼もいわゆる富野アニメの「情けないキャラ」だが、
あそこまでしたキャラは、やはり富野作品の中でも極めて少ない。
みずから顔を隠し、自分を強化人間にし、バグによる無差別殺戮行為をする。
この人間に捨て、自ら機械になるのを選んだ男がかぶる恥とエゴの交錯に象徴するような鉄仮面は、まさしく彼のマスクであり、本当の顔でもある。
そして、彼が操る巨大モビルアーマー「ラフレシア」もマスクと同じく、彼の分身であった。
機械と直接繋がってる彼は人の形を捨て、触手を生やすその姿は、相手に凶暴で恐ろしい印象を与える同時に、ものすごく歪んでる屈折も放出してるかもしれません。
だから、シーブックがラフレシアを目撃したときは、こういうセリフを言ったのだ。
「感じられる。あれは、人の劣等意識の固まりじゃないのか」
父として、人としては、あそこまで自分の心をああいう痛々しい姿にするのは一体どういうことなのか、おそらくシーブックだけでなく、我々も考えさせるべきことではないだろうか。
誰もが心のなかに一匹の魔物が住んでいる。我々はモビルアーマーを持っていませんが、別の形で自分のエゴを放出するのかもしれません。


▽続きを読む▽

凄すぎるからゆえの斜め読みすぎ?

2008/06/20 01:51|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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タイトルはとても間違い日本語ですが(←これも間違い)、どうか気になさらないでください。


『平気で嘘をつく人たち』という本は、僕も読んだことあります。
で、僕が富野の発言を読んだとき、
その感想はまさに囚人022さんとこののりのりさんと同じように
「あの本(「平気で嘘をつく人たち」)を読んでああいう認識にいたるの!???」という反応でした。
というのもあの本はまったく「人間というのはすべてを、個だけではなく組織自体が忘却するという心理的な側面をもっているというのがわかった」のようなことは一、切、な、か、っ、た。
どう読めばそうなるのが思わず突っ込みたいですが、
人の普遍性な概念から見れば、決して過ぎた結論ではありません。
個人から人類全体の発想は極めて論理的だとですし、
∀の物語にも作用してるから、極めて面白い視点だと思います。
でも、やはりちょっと飛躍し過ぎたと思いますよ…。確かに無自覚な悪意というのはあったが
(ちなみに、この本の台湾版タイトルは「邪悪心理学-嘘の本質に直面する」だと思います)


それと、囚人022さんが仰った「人間の認識力の限界に絶望するべきではないと」という話については、僕も賛成します。
つまり、人間の認識力の限界に絶望するのはあくまで自分の脳内に起こったことだけで、
現実に、それに悩ませて動けなくなる人は、ほとんどいません。
(とても繊細で多感な方もいらっしゃていますが…)
それは囚人022さんが提起した人の強かさというものですし、人の生きるための真理だと思います。


それと、メタファーのあれは……自分もよくわかりません。
僕はただ漠然と岡田斗司夫のいうことを白富野にリンクしただけで、
関係はあるかもしれませんし、無いかもしれません。
ただし、富野の作風というか、いわゆる関心するものもここ数年でちょっと変わってたから、
ひょっとしたら関連性はあるのではないのかな、と思っただけです。
しかし、どうも岡田も黒富野好き寄りな人のような気がしますな。


どろろんKAGUYA

2008/06/18 22:54|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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前は富野小説に関する記事を書いたが、今日はネット上の旧記事を読み直したら、
ちょっと新しい発見。


第21回アニメ現行学「情けない神の国の片隅で」>(文 富野 由悠季/『炎』1998年6月号)

・・・「ブレンパワード」も同じ状況で、今月にも放映に穴があくかもしれないのだが、ぼく自身、この制作に突入したおかげで、ある出版社の原稿が書けなくなり、その担当編集者から「信義の不履行」という強烈な言葉で責められている。
 が、そのような表現ができる30歳の彼女に心酔しているので、右往左往しながらも、なんとかしたいと思う。

ここで言った「ある出版社の原稿」ってのは、まさに『どろろんKAGUYA』のことではないか。
『∀の癒し』で言及した部分と比較すると:

 1996年12月11日と1997年6月8日のことである。
 ぼくの針師にかかりながら『ガーゼィの翼』のビデオをやり、『ブレンパワード』の構成をかきはじめ、角川春樹事務所の依頼のノベルズ『どろろんKAGUYA』がまた頓挫する前で、ひどい耳鳴りに悩まされていたことのことである。

つまり、『どろろんKAGUYA』が消えたのは、1997年6月8日~凡そ1998年6月号のことですね。


だからどうということもないのですが…


パヤオ?パヤオって何よ!?

2008/06/18 22:38|未分類TRACKBACK:0COMMENT:7
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言うまでも無く、パヤオとは宮崎駿監督のことです。
が、なんでミヤザキハヤオはパヤオと呼ばれてるの?
そもそも、パヤオって何?
これはここ数年以来ずっと抱いてる疑問です。
誰かその原因か由来を教えてくれませんか。

▽続きを読む▽

映像の原則

2008/06/18 00:42|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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富野信者なら必ず一度口に出す原理原則なので、ここでちょっとだけ。


え~実を言うと僕も未だに研究してるが、
簡単に言っちゃうと左と右から与える視覚印象は違う、ということでしょう。
この強度はどこまで保つかおそらく定めはないが、
ここで富野代表作の『ガンダム』と『イデオン』の第1話に嵌ったら、
何故かちょっと面白いことが発見。
すなわち、ガンダムとイデオンほど映像の原則に徹するアニメは無い!、と。


ガンダムの第1話はアニメ史上の大傑作だってこと今じゃ公認するもの。
富野演出+安彦作画&レイアウトでキャラもメカも大炸裂だが、
ここにガンダムの演出だけに注目したい。
で、今となって、
おそらく皆さんのファーストインプレッションはもうすでに遠い彼方に行っちゃったが、
あのガンダム発動のインパクトは鮮明に覚えていたはず。
つまり、この第1話こそ”ガンダム”のキャラ付けの要で、
「ガンダムは強い」という印象を徹底的に視聴者たちに叩き込んだ心憎し演出なんです。
考えてみれば、ガンダムというモビルスーツは劇中で散々やられるし、
破損もしょっちゅうしてるのに、何故か最後まで我々を強いと思わせるのかというと、
まさにその第1話のインパクトによるものではないだろうか?
そこに映像の原則に当てはまると、ガンダムは右からグイグイ左に迫ってくる。
その凄さはきっとジオン軍だけでなく、我々視聴者も確実に受け取った。
ここだけを見ても、映像の原則は決して曖昧なものではなかったはずし、
演出家はおおむね知ってる技法だけど、正式に使いこなせた理論も必要べきかと。


対して、『イデオン』はまた『ガンダム』と全く逆と言っていいほど映像の原則に忠実する。
画面から見ると、イデオンは常に下位にいる。
地から這い上がるや左から立ち上がった演出から分かるとおりと思うが、
これもまた意図的に”苦戦”という印象付けを視聴者に伝える。
そして、驚くほどに、イデオンはやはりシリーズに通して常に押えられる。
これもまた映像の原則に則った第1話が与えてた感じによるものではないか。


もちろん、『ガンダム』も『イデオン』もあとの一連のフォローがあったこその印象だが、
まさか第1話だけであれほど方向性を示すとは、思わなかった。
「富野作品の第1話がすごい」という話が、ここでまた一つの証明を挙げたのだ。


眠ったままでは…

2008/06/17 01:09|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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いつも良質な富野関連記事を書いていらっしゃるツネヒコさんが、
ガンダムエース2008年7月号の富野対談のことを書いてくれましたので、ちょっと感想を。

この対談は実は核問題やらドキュメンタリー映画についての話題はメインですが、
ファンとしてはやはり注目するのはガンダムの実写やプロデュースのことです。
正直いって、2年近く新作もない現状は、ファンにとって、実に耐え難いですが、
業界面から見れば、もっぱらプロデュース不在のせいだと思います。
つまり、富野をどう使うのを知る人なんていないのです。
ものすごく厳しい言い方をしますが、サンライズのプロデューサーなんて、
はっきり言って、全部失格です。全部サラリーマンです(あたりまえなことですが…)。
ツネヒコさんとこのコメント欄にも書いたが、
アニメのビジネス面にとっても、クリエイター面にとっても、
まだまだ価値がある富野由悠季をこんな扱いしかできないアニメ業界なんて、
まさにナンセンスです。これは別に信者贔屓でもなんでもない。
作家面を期待しなくても、職人面の能力まで無視するのは理解できません。
神山監督とIGや磯監督とマッドみたいな長期関係がある監督であれば別だが、
多くの監督はフリーランスで、プロデューサーに引っ張られて仕事をしてきたものです。
つまり、富野問題は実はプロデューサーの問題なんです。
人材育成やアニメ界のためまでアンビシャスにいかなくても、
富野の血を吸い尽くす野心を持つプロデューサーがいないから、
この2年近くは本当にどうしょうもない状態になるのです。
富野の価値を搾り出すことができるヤツならどこからでもいいから、とにかく出て来い!!
誰かこの馴れ合い現状を打ち破れ!あの人を今の殻から引っ張り出せ!
眠ったままで死ねると思うな!
キミの萌えアニメはどこに行った!キミの男装の麗人はどうした!
仕事がないと溺れちゃうサメじゃなかったのか、キミは!


……今回はかなり乱暴な言い方をなってしまって、申し訳ございません。
なるべくネガティブなことを言わないつもりですが、
今の現状じゃどうしでも悪口になりますから、あのお方の現状を理解しつつも、
やはり言い続けます。本当に申し訳ないのです。


過去記事の小更新

2008/06/15 12:41|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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以下両記事の更新。
富野コンテについての小メモ(随時更新)
富野が行ったことある国(随時更新)


またしも所感

2008/06/15 10:09|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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昨日の岩手・宮城内陸地震は激しかったが、日本の皆さんは大丈夫でしょうか?
新聞やニュースでも見たんですが、土砂崩れだけじゃなく、
かなり広い範囲の地滑りも発生したから、とても心配です。
何もできないのですが、せめて亡くなった方のご冥福をお祈りさせて頂きます。










.......政治話じゃないですが、わが国は一体どうなってんだ...
政治屋もメディアもあの船長も揃ってバカをやってるんだから、状況は悪くなる一歩だ。
こういう政治ショーのためで、長年もわたって両方の無数の人々の尽力によって、
せっかく築いてる信頼関係を崩すのは、どうしでも忍べません。
本当にとても悲しいことです。



白富野の真意

2008/06/14 20:46|富野由悠季関連TRACKBACK:2COMMENT:0
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あまり纏めた感想ではないのですが、一応昨日の記事に対する小感。


大森氏の言うとおり、『∀』はいろいろ余裕が出てる作品だと思う。
”自然体”と形容してもいいが、”正義”と”悪”という概念がないと言ってるいいが、
とにかく『ブレン』以降の富野作品では、『V』以前と違う雰囲気が漂ってる。
で、僕は大森氏の話を聞いて、なるほどなと思ったのは、
「そっか、正義と悪を感じさせないという自然体こそ白富野の作風だったんだ。」ということ。
考えてみれば、富野作品のなかでは、正義と悪こそ曖昧なものの、
やはり主義とか理想とかという形で劇中に出てきます。
そういう衝突は人の本音や本能を加えれば、富野節の出来上がりですし、
富野作品のカタルシスの所在だと思います。
でも、白富野にそれらはほとんど存在しません。あるのは人の都合だけ。
それこそ白富野の真意で、人死ぬか死なないかの問題ではありません。
富野のプロットやらシナリオやらを見ても、人は元々バンバン死ぬ予定だったし、
いわゆる”黒い展開”てんこ盛りだから、それらは黒と白の分けるところとは言えない。
じゃあ、どこにあるのかと聞かれたら、僕は人の都合だと言います。
『∀』を例えにすると、それはディアナの都合、グエンの都合であり、
御大将の都合、アグリッパの都合でもある。
つまり、人そのものを相手に反応するのではなくて、
人そのものを含めて自分の周りにいる環境に反応する。
つまり、人はそういう強固さを持つ同時に、そんなに利口でもないから、
そう簡単にひとつの行動原理で支配されるわけがない。
どういうことが言いたいというと、とにかく人は平気でうそをつく。
人はそんな便利な生き方をするから、そう簡単に死ぬわけがない、ということです。
だから、『∀』はもちろん、『ブレン』も『キンゲ』も設定こそご大層なものだけど、
実際描きたいのはありのままの姿の人たちであって、
世界の壁とぶつかってるヤツはほとんどいません。だからみんなイキイキしてる。
勝手に黒化することもない。


そういや、岡田は昔『ブレン』を受け付けなかったのひとつの理由として、
「コクピットは元々子宮のメタファーなのに、富野さんのはモロ子宮じゃん」を挙げた。
言われてみるとそうだが、それはたぶん富野の関心はもうそこにはないから、
あえてそういったメタファーを予め排除するのではないか、と邪推する。
いや、そもそもそういうメタファーはホントにそんなに重要するかどうかは知らんけど…。
でも、おXんこコクピットは確か揃って『ブレン』『∀』『キンゲ』『リーン』といった白富野作品で登場するから、ひょっとしたらなんらかの関連性はあると見なしてもいいじゃないかな?


あー、やっぱり纏まらないなー、話が。


関連記事
■富野由悠季と大森望の対談


富野由悠季と大森望の対談

2008/06/14 03:27|富野由悠季関連TRACKBACK:1COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 富野由悠季と大森望の対談
ニュータイプ2000年6月号より。
疲れたので、感想はまた明日で書くにします。

富野由悠季総監督×SF評論家大森望
この対談は、「∀ガンダム」最終話「黄金の秋」をお2人に視聴していただいた後に始められた。「∀ガンダム」総監督として1年を走り抜けた富野由悠季、各マスコミ媒体で「∀ガンダム」の評論を寄稿するだけでなく、いちファンとしても接してきた大森望。“送り手”と“受け手”――相まみえた2人が何を送り出し、何を受け取ったのだろうか?


“ロボットもの”でも文芸ができるものでは、と(富野) 
∀のアニメファンは口元がゆるんでるんです(大森)



ビジュアル媒体としての使命

大森望(以下・大森)「∀」は1年間、毎週楽しみに見させていただきました。第1話が放映されたときは、すごく驚いたんですよ。これは全然ガンダムじゃない! 富野さんじゃない! みたいな感じで。そしたら第3話で、キエルお嬢さんが、「おヒゲのホワイトドール?」とか言ってクスッと笑うシーンがあるじゃないですか。アニメファンの反応を逆手にとるというか、あれでさらに仰天して、こんどのガンダムは全然違うぞ、と。

富野由悠季(以下・富野)ヒゲに関してはいろんな場所でお話してることですが、シド・ミードさんのデザインを見た時点から覚悟はありました。ヒゲガンダムと言われて困ったなというのは、レトリックとして言っていただけで。そう言わないとあまりにもかわいくないだろうから言っている、という部分もありまして(笑)。基本的に“∀”ということばをフィックスした時点から腹をくくっていました。
 で、アニメとかロボットものだからということを基本的に考えないでこの1年やってきて、自分なりの“映画”っていうのはこういうものでないのか、というのが少しはできたのではと思っています。

大森 監督が言われる“映画”というのはどういう意味ですか?

富野 好きなものをつくるということと、自分勝手なものをつくることとは違うとは違うということ。たとえば、大森さんはリュック・ベッソン監督の映画「フィフス・エレメント」の批評を書いてもらっしゃったけれど、あの作品は(監督も含めた)作り手、製作者が直接勘違いして“SFはこんなもんか”みたいに思ってつくった、とても身勝手な映画だと思う。みんなが見てわかるような映画をつくればいいじゃないか、という根本的なところを踏み外している。オープン・エンターティンメントとしての機能を絶対なめてはいけないんです。

大森 それは、誰か見てもおもしろいという意味で……。

富野 たとえばSF作品であっても、SFがわからない人が見てもおもしろかったよねって言わせるのがビジュアル媒体だと、僕は基本的に思ってる。で、僕の場合というか、僕らの世代はそれをずっと映画的なものというふうに考えていたわけです。映画一般なんです。SFであろうがポルノだろうが、文芸映画だろうがいっさい関係ない。みんなで見て「よかったよね、おもしろかったよね」というのが映画であるハズなんです。ところが、それを一生懸命区別をつけようとしている人が、たとえばアニメというものを、とても幅の狭い媒体におとしこめているということです。

大森 ボク自身は、特殊な観客層に向けてつくる、おたく指向のアニメも好きだし、「∀」にもそういうサービスがあると思うんですが、まかりまちがうと非常に自閉的な作品になってしまう……。

富野 そういう指向性があるから、とりあえず最低限赤字にならなければいいというふうな発想に陥りすぎて、一見創作活動をやっているように見えるんだけれども、もう創作活動っていうところから足を踏み外しているのではないか……。ガンダムもそうです。

大森 過去のガンダムの歴史の上にまたガンダムがつくられる。

富野 それを止めさせたいと思ったということです。「∀」の基本的なコンセプトのひとつとして。実をいうと、最初に打診を受けたときには断ってるんですよね。でも、半年ぐらいして、やっぱりやるしかないとなって……。

善悪の概念を超えたところにあるもの

富野 そして「平気でうそをつく人たち」(編注)という本を読んで、人間というのはすべてを、個だけではなく組織自体が忘却するという心理的な側面をもっているというのがわかった。これまでのガンダムを全部事実だというふうに肯定してもいい。肯定したことも含めてすでにウソかもしれない。肯定するということ自体、それをする人にとって過去は、本当にあったのか、なかったのかということも全部疑問符をつけていいもんなんだってわかった瞬間、「∀」のというより、ロランやディアナ、キエルの物語をつくり出せたんです。
 そこで、こっちのファンは好きになるけれども、別のファンは嫌いになるだろう、というのも見えました。だから映画に戻った。正面切って僕の思っている映画的なものに落とすしかないなと。アニメだ、メカものだ、ガンダムものだというではなく。うっすらと“ガンダム記憶”をもっている人たちが、「うん、これでいいんだよね」と思える作品っていうのは、映画的な総論で見せるしかないと覚悟を決めていました。

大森 過去の「ガンダム」をすべて否定し、かつ肯定するということですよね。確かに「∀」はすごく懐が深い感じがします。「初代ガンダム」から見てる人たちにとって、「∀」というのは、いままでずっと「ガンダム」を見てきたごほうびみたいなところもありますね。それこそガンダム・ハンマーからシャイニング・フィンガーまで(笑)。でもその一歩で、世界名作劇場を思わせる風景とか、アニメファンのツッコミをギャグにする余裕とか、全編に漂うほのぼの感とか、これまでの「富野ガンダム」とは明らかに違うものがたくさんある。たとえばロラン・セアックにしても、およそガンダム的なキャラクターじゃないですよね。すごく素直で、屈折がない。悩まないし、悲壮感も全然ない。自然体の感じが、いまの時代にすごく合ってる気がしました。それと、「初代ガンダム」って、「正義と悪は相対的なものだ」という見方を始めて明確に打ち出したTVアニメだと思うんですけど、「∀」になると、そもそも正義とか悪とかという概念自体がないんですよね。

富野 そうです。それぞれの都合の問題が出てくるだけです。ただ、逆に言えばオープン・エンターテインメントをめざしたんだと言いながらも、「∀」のネックになっている。つまり、ミーハーが見ておもしろいっていうのは善悪の識別をきちんとつけておいてほしいんですよ。その部分を踏み外しているという意味では本当にいまも課題になっています。

大森 でも、ハリウッドのアクション大作は別にして、普通の映画だと、善と悪の対立がなくても十分にドラマは成立するじゃないですか。「∀」の魅力は、ガンダムでそれをやってみせたことだと思うんですよ。特に前半、小競り合いだけで、なかなか本格的な戦闘が起きないのに、人間関係のドラマだけでスリリングに楽しめる。あのあたりの見せ方がすごく新鮮でした。

富野 そういうふうに楽しまれるのは、大森さんがインテリだからです(笑)。本来、ミーハーの大衆というところに落としていって、わーい!と楽しんでもらえるものをつくりきれないというあたりでは、メジャー狙いをしようと思って一生懸命背伸びをしている人間としては、なんだかんだ言いながら映画屋になり切れない自分を自覚するだけで、困ったなと本当に思うんですよ、これは。

大森 いや、観客は素直に楽しんでたと思いますよ。実際、「∀」の話になると場がなこむというか、みんあにこにこしてる感じで。たとえば、サイトの掲示板とかで、濃いアニメファンの人たちが番組について議論してると、話がイヤな方向に行きがちなんですよね。ところが、「∀」に関しては、設定とかにツッコミを入れつつも、なんとなく口元がゆるんでる雰囲気で。すごく愛されてますよ。

富野 ありがとうございます。そう言っていただけるとすれば、間違ってなかったんだろうと思うし、僕としては、「∀」を通じて、“ロボットもの”でも文芸ができるんじゃないの、ということが手に入れられたらしいような気がしています。


●とみの・よしゆき/´41年生まれ。神奈川県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。虫プロダクションを経て、フリーに。´72年の「海のトリトン」で監督デビューを果たす。´79年「機動戦士ガンダム」で一躍脚光を浴びる。20周年記念作品「∀ガンダム」を終えて現在は休養中(編注:監督が本文中で語っていた本は「平気でうそをつく人たち 虚像と邪悪の心理学」。著=M. スコット・ペック、訳=森英明。草思社)

●おおもり・のぞみ/´51年生まれ。高知県出身。京都大学文学部アメリカ文学科卒業。SF、ミステリーに造詣が深く、翻訳家・評論家として活躍。翻訳のかたわら、「SFマガジン」など新聞・雑誌で著筆活動も行なう。訳書にハインライン「ラモックス」、ディック「ザップ・ガン」、ベイリー「時間衝突」、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト完全調書」(編著=D・A・スターン、発売=角川書店)ほか。最新刊は、グレップ・ペア「ダーヴィンの使者」(ソニー・マガジンズ刊)



富野は伊達男?

2008/06/14 03:01|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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そういえば、こんな話もあった。


大学に在籍するとき、柔道部の活動ほか、アニメサークルにも居た。
うちでは「動漫部」(アニメとマンガね)と言います。
当然ながら、アニメを見たりゲームをしたりダラダラなサークルですが、
時々授業もあったりします。
で、何の授業と言ったら、マンガの技法とかMADのつくり方とかを教えたり、
アニメの見方(笑)を指導したり。
まあ、ごく普通のオタクグループですね。
でも、グループと言っても、みんなの好みなんてそれこそ十人十色ですし、
普通の人なぞ、富野アニメを見るわけもない(失礼)から、
ガンダムを語っても、スパロボかSEEDが初体験の後輩たちに対して、
普段はごくたまにしか富野作品の良さを語ってないのでした。


で、新学年で新しい入った部員に何気なく富野作品を進めたら、
なんと一人の女の子が『ガンダム』に興味を持ってるらしい。
「どうせ種だろう...」と思ったら、なんか違うらしい。
で、その子に聞いてみたら、なんと『1st(劇)』、『∀』と『キンゲ』が好きな子だった。
「これはすごい」と思って、ためしに監督や演出といったちょっと深い話題に進んだら、
さらにトンでもないことを聞かされた。




「私、富野監督が好きよ。」


え?富野監督って?


「だから、富野由悠季監督ですよ。」


それって、富野が監督する作品が好きっていう意味じゃ...


「いいえ、富野監督が好きですよ。」


......んんん、なんと恐ろしい子なんでしょう(笑)。


で、どんなところが好きと聞いたら「キャラが生き生きしてる(特に男キャラ)」とか、
「話つくりは特殊(媚びれない意味)」とか「格好も含めて言動が可愛い」とか(笑)。
......なんや、とことんの富野信者じゃないか!
いや、なんかちょっと違った気もするが、よく分かりません。
女性の富野信者なんて始めて見たし。ずっと都市伝説かと思ったよ。
正直、かなりちょっと彼女のセンスを心配もするが、
僕よりずっとまじめでできる子だから。




最後、彼女に「どんなに富野監督を好き?」聞いたら、
「お嫁さんをしてもいいかまわない好き」という(あくまでアニメ監督のなかでいう意味だが)。
......ああ、富野に代わってお嫁さんにして貰いたい(笑)。
結局、大して仲良くならないまま終わったが。



▽続きを読む▽

富野が子どもだったころ

2008/06/12 01:32|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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今日音楽会に行った僕は見れなかった。いや、家に居ても見れないだが。
BShiなんてありえねーー!
NHKワールドは放送しないかな……


というわけで、最近某ニコを監視する。もしかしたら神は降臨するかも。




▽続きを読む▽

シャア専用ポータルと2002~2004くらいの富野

2008/06/10 21:15|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:4
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今はなくなったが、2002~4年ではおそらく最大の富野由悠季総合情報サイトです。
その地位はのちにシャア専用ブログが継ぐ、そして今のシャア専用ニュースに至る。
でも、実を言うと、僕はシャア専用ポータルさんを利用したことは一度もなかった。
それもそうだ。
僕自身の日本語の程度もあって、富野資料をネットで収集するのは2005年頃からのことで、
そのときはすでにシャアブログさんの天下であった。
が、最近シャア専用ポータルのログをサルベージしたら、取り損なった画像の多さに驚いた。
特に『キンゲ』前後、微妙に露出度が高い頃の富野画像なんかは、全部保存してなかったよ。
トホホ。


そういえば、僕みたいな2000年以降入信したファンにとって、
富野由悠季はデフォルト”御禿”だよね。
その振る舞いやお喋りを想像しても、やはりスキンヘッドなのが当たり前だ。
だから、髪フサフサや禿かけてる頃の富野にちょっと違和感を未だに抱いてるよ。

真佐美ジュン氏による富野関連記事

2008/06/10 02:28|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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え~虫プロつながりということで、富野由悠季...いや、富野喜幸の話題を。
真佐美ジュン氏は長年手塚先生の傍にいらした方で、
定年退職した今でも、当時の制作状況や事情を貴重な証言として提供し続ける方です。
氏の日テレ版ドラえもんの解説
日本のテレビ漫画創世記から昭和40年代の漫画映画史
そして昭和40年代アニメ世界手塚治虫先生との思い出と http://mcsammy.fc2web.comの制作日誌の3つのサイトは共に多大な資料や証言を載っておりますので、ご機会あれば是非一度見ておきたいものです。


で、富野に関する話題なんですが、
当然ながら富野が虫プロに去ってからの作品に集中しています。
もっと具体的に言いますと、『ふしぎなメルモ』と『海のトリトン』(『アニマル1』も少し)。
ここで一気に

第5話「もえる無人島」
 演出が富野善幸さん、手塚先生との打ち合わせは、カセットテープで取って、富野さんにお渡しして絵コンテを描いて貰い、やはり池原成利さんに清書してもらった。
この話は「アポロの歌」でえがかれた、話が元になっている。

打ち合わせはテープで取るというのは一見珍しいかもしれませんが、
忙しい手塚先生にとって、決してありえない話ではありません。
(真佐美氏はこの時期を”仕事を減らした”というが、調べ見ると、
「火の鳥」、「鳥人大系 」 、「ママァちゃん 」、「きりひと讃歌」、「ライオンブックス」、
「青いトリトン」、「アラバスター」......)
が、ここでも富野がいう虫プロの性格が出てくる。つまり「手塚のスタジオ」という意識。

ところが、この『ふしぎなメルモ』はレイアウト・コンテというシステムを取ってある。
これについて、真佐美氏、つまり虫プロ側はこう言いました。

 先生からのアイディアのひとつで、絵コンテを大きくして、一コマを動画用紙の大きさにする、そうすれば作画の人が楽になるし、キャラクターの統一もできる、「一石二鳥のアイディアだろう」と言うのである。このメルモに関しては、手塚プロ社長の島方さんと、手塚先生が虫プロで、できなかったことをメルモでやらせてあげたい。たとえ赤字になっても、と言うとても幸せな約束をしていた。通しの絵コンテがなくなることで、作業の面では話の全体を見ることが、大変になり、当然制作サイドの仕事は増えるけど、その覚悟をした。

一歩、さすらいのコンテマンこと富野喜幸は:

 久しぶりの手塚先生の仕事。コンテ、演出を四本やった。
 手塚先生の企業家的発想から、いかに安くアニメを作るかという一手段として、レイアウト用紙にじかにコンテをきるという実験をやらされた。大きな用紙にレイアウトを想定したコンテを描くのでは、ストーリー全体の流れを読みきれないのだ。最後の一本はコンテ用紙をつかったはずだ。

やはりというか、内部と外部の読みはこうも違うのは興味深いなもんです。


ふしぎなメルモ 第14話 「身代(みが)わりにされちゃった!」

 手塚先生と富野さんとのストーリーの打ち合わせができたのが、12月21日深夜になってしまった。お正月用の話ということで、入れ換えることは出来ず、手の空いた制作は進行の井出君を助けることになった。

 富野さんが絵コンテに取り掛かり、雑誌の手空きを待って手塚先生の校閲を受ける。OKの出たものから、池原君がすぐに清書をして、待機してくれている、タマプロの作画班へと届ける。
なんとか富野さんが書上げても、手塚先生の校閲が終わらず、手の空くのをただ待っているだけの時間が過ぎて行った。

14話以降、テープで打ち合わせの方式は無くなって、代わりに直接になったのだ。
富野はほかにも16話のコンテを担当したが、言及なしのため省略。


次は22話:

演出は富野善幸さん原作からの脚本で、海のトリトンのチーフディレクターとなられるので、メルモ最後の作品担当でした。

ここまで『ふしぎなメルモ』の全話題でした。
一介のコンテマンですから、あまり話題がないのも仕方ないとして、
一番注目すべきなのは富野は自伝でも何度も言ったこと、
つまり虫プロと手塚プロはあらゆる面は手塚治虫という個人に収束する点。
これは危険極まり無いだってことは今となって自明の理に見えますが、
当時はこの体制に危険を感じつつも決行するスタッフたちは何故というと、
やはり手塚治虫という絶大なカリスマに魅せられたほかない。
富野だって自分の手塚ファンの体質を意識したこそ、
在籍時代は意地でも自分のとっての”手塚先生”を社長としか呼ばなかったし、
穴見薫という改革の星が無くなったあと、退社を決めた一因でもある。


で、次は『海のトリトン』ですが、この作品についてはややこしいことがあります。
それは一人の人物によるものなんです。西崎義展。
正直、真佐美ジュン氏が記事で仰ったことは全部真実であれば、
西崎義展はまさしく邪悪な権現ほかないですが、
ここであえてそれを避けて、富野に関する部分にピックアップ。
(西崎のこの件以外のやり方からも、そういう性格を微かに匂わせるんですが)

 申し入れを受けた。そして手塚先生が絶大な信頼を持っていた、富野善幸さんに、全演出を任せ、手塚先生は富野さんに演出はお任せして、余り口出ししないようにするということであった。

 手塚プロとしてはその申し入れを受けることにした。アニメーションスタッフルーム側のプロデューサーは、私の恩師、W3で制作を教えてくれた 黒川慶二郎さんであった。
練馬の喫茶店で、富野善幸さんを交え、黒川大先輩と3人で今後の作品作りの相談をした。 富野さんの哲学的な話しぶりにには、昔から難解で、学のない私には、理解することが出来ない無い様であったが、その哲学的な話を聞くのは嫌いではなかった、いやむしろ好きであった。

 私は、出来るだけ、富野さんと手塚先生の、演出の意向に協力し、制作としては、予算やスケジュールの面で、演出に協力する形をとりたいと申し出た。

ここでちょっと意外というか、富野個人の見方と違うのは、
手塚先生は意外にも(失礼!)富野監督に信頼していたこと。
となると、手塚先生はそのあと決して『海のトリトン』を自作と見ようとしないのは、
テレビアニメ『海のトリトン』実質オリジナル作品や最後の結末の変更だけでなく、
実は西崎との一件からのトラウマこそ主因なんじゃないのかな、という勝手に推測する。



▽続きを読む▽

戯曲への親和性と政治家M監督

2008/06/08 23:21|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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上原マリ男さん新設のブログに上げた話題ですが、
おそらく子犬さんのコメントへのご返答なので、トラックバックさせていただきました。

M監督についてのシンキングですが、”情報戦”と”政治”の視点から考えれば、
今まで薄々としか考えなかったものが、なんだか一気に鮮明になりますな。
これについては色々語りたいものですが、
M監督の手塚先生評は今までまったくの暴論としか捉えなかった僕が、
これ以上論じるても、おそらく悪口にしかならないので、しばらく考えさせていただきます。
そして、戯曲への親和性に関しては、上原マリ男さんに譲りますが、
少なくとも僕が言えるのは、富野由悠季という演出家は未だに進化し続けるということ。


ときめくの1句(1)

2008/06/07 02:59|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:2
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前も言いましたが、井荻麟は劇世界を作る人なんです。
そのため、彼の作詞はあるいはその世界の入口だったり、物語の象徴だったり、登場人物の代弁だったり……など多岐にわたる。だから、彼は一般という作詞家のような売れる詞の変わりに、色んな詞ができるものなんです。
思えば、単純さも優しさも滑稽さも悲しさも美しさも泥臭さも健やかさも儚さも悲壮さも、愛も恋もバイオレンスも人の意志も未来に対する望みも……これ以上書いても言葉の羅列にしかならないからやめておくが、こんなにたくさんの要素を書ける人なんて、客観的から見ても、そうそういないと思います。
で、それらの点を含めて、井荻作詞は一番優れるのは”ざっと心を触れさせる言葉”だと思います。つまり、1曲の詞のなかで、必ずほとんどと言っていいほど人を触れる1句が潜んでいる。そして、このピンポイントの能力こそ井荻作詞の最大特色であり、誰も代わることできない能力なんです(もちろん、全体としての詞の完成度も高いですが、一番井荻色が出るのはやはりそこにあると思います)。

で、井荻作詞のバリエーションの多さと同じように、この”ざっと心を触れさせる言葉”も「作品の真のテーマ」「富野由悠季という人の本音」「作品の裏に潜む毒」「第0話」…など、いろんな形で出てきます。以下は『ザンボット3』~『イデオン』の詞を例として挙げますが、これはあくまで私見ですから、ご意見あれば是非一緒に語ってください。



まずは『無敵鋼人ダイターン3』の『カムヒア!ダイターン3』:

撃てよ 砕けよ 地獄の底に落ちるとも

この曲だけ、おそらく僕と同じ意見を持ってる人も多いと思います。すなわち正統派で熱血な詞のなかで、この1句だけ主人公の万丈の影のところを書いてた。こういうまるでそれまで書き重ねた明るさを全部引返すようなドス黒さを作る手法は、劇中でも覗けます。それもそうだ。何せ井荻と富野は同じ人ですから。

それと、井荻作詞を論ずるとき、やはり作品や映像と分けきれません。詞の価値は独立と考えるべきだけど、井荻作詞の手法や富野と井荻の関係から見ても、どうしでも簡単に分けきれないものなんです。これについて僕も未だに考えていますが、少なくともアニメ作品の補強やオープニングとの連動の部分は、詞を考える上のサブテキストと見なしても適切だと思います。


次は『機動戦士ガンダム』の『永遠にアムロ』:

男は涙を 見せぬもの 見せぬもの
ただ あしたへと あしたへと 永遠に……

これはゾッとしないものの、まるで少年の成長を促すような詞は、間違いなく『ガンダム』の一大命題である。そして、この男と成長のテーマは、後ほどの1stガンダム関連曲でも見られます。


それから『機動戦士ガンダム』の『シャアが来る』:

一人で死ぬかよ 奴も奴も呼ぶ
狙いさだめる シャアがターゲット

この詞は何故ここを上げたというと、それは”敵対の瞬間を意識した瞬間”なんです。つまり、敵を道連れにしようという意識を芽生る瞬間の色んな思いが、この1句のなかに秘めている。


次は『機動戦士ガンダム』の『いまはおやすみ』:

あした二人は血みどろで
風に 風に 風に 舞う

これはまだしも天と地をひっくり返したような1句なんです。それまで詞で書かれた未来への謳歌、若者への祝福を突然血と死の暗喩に片付けて、そのまま曲を終わる(不思議なのは、それすら美しさと感じること)。なお、『富野由悠季全仕事』で井荻関連記事を書いた鶴岡法斉氏でも、この1句に印象深いだという。


次は『機動戦士ガンダムⅠ』の『スターチルドレン』:

顫えたくない 顫えたくない
強い男と 讃えられたい

このまるで演歌のような泥臭さは井荻作詞の一大特色であり、そして、この曲もやはり前と言った通り、男の成長を提起した。ところが、この曲が提筆すべきなのはその作詞自体にいません。見てたとおり、この曲も宇宙を言及した曲なんです。しかし、『めぐりあい宇宙』の2曲の描き方と比べれば、あまりにも泥臭すぎて、あまり宇宙と意識させることはできなかった。もちろん、宇宙は必ず美しいと描かなければならないとは限らないが、「スターチルドレン」といういかにもな曖昧な描写から見ても分かると思いますが、宇宙とか戦争とかはあくまでも『ガンダム』という作品の武装理論であり、本当のテーマはやはり「男の成長」にいます。


次は『機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編』の『哀戦士』:

疾風(はやて)のごとき 死神の列
あらがう術(すべ)は わが手にはない

この曲は一番優れるのが、なんといっても「哀」の使い方。それは単に富野由悠季が『宇宙戦艦ヤマト』にたいする反発だけでなく、実際「愛」と「哀」の間のギャップや倒錯的なアンバランスによって、戦場の生と死を描けた傑作である。で、その戦場に直面した者たちは自分のベストを尽きたものの、「抗う術は我が手には無い」と、またしもアンバランスの情景を人々に伝えたのである。


次は『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』の『めぐりあい』:

誰もひとりでは 生きられない

これは詞から見ても映像から見ても『1stガンダム』の終わりですから、集大成という意味で、結束としての1句なんです。さらに映像と相まって、『ザンボット3』の最終話と同じように、涙を流さずにいられません。つまり、悲しみも寂しさも愛しさも、愛も恋も涙も経って、最終的は人は過去やこれからのすべてを含めて、誰かと支え合わなければなりません。そうなると、この簡単すぎる結論こそ、「めぐり合い」の真意である。


次は『伝説巨神イデオン』の『復活のイデオン』:

必殺の 技が撃つのは 我が身なのかと

ほかの曲と比べて、この曲ちょっと異なるのは、作品の回を重ねて、この1句の重さがだんだん増えてます。そして、「正義のあかしか」の「か」の使い方は、またしも心憎いもので、富野の毒がにじり出したものである。


最後は『伝説巨神イデオン』の『コスモスに君と』:

傷をなめあう 道化しばい

この1句は『イデオン』を知る人なれば、もうこれ以上説明をいらないものかもしれませんが、この情けなさこそ『イデオン』という作品の愛らしさところであり、一番魅力的なところでもある。

マンガチックなドラマ

2008/06/06 00:23|未分類TRACKBACK:0COMMENT:2
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正直言って、囚人022さんとこのコメント欄は恐ろしい。
何故かというと、あそこには常に色んな凄い人たちが僕ごときが付けそうも無い論述をバンバン出してるからです。
だから、僕にとって、あそこは梁山泊みたいなところなんですよ(笑)。
でも、今回はちょうど「台湾」と「ドラマ」というキーワードに目を留まったから、ちょっとだけ。


日本における台湾ドラマの知名度はいまいち知りませんが、一番有名なのはおそらく『花より男子』なんじゃないかなと勝手に予想しました。
この『流星花園』と呼ばれてるこのドラマこそ、台湾ドラマ界におけるマンガチック手法の元祖とされています。実際、このドラマの大成功以来、マンガっぽい表現はどんどん増えて、今じゃ国産青春偶像連続劇のスタンダードになるほど普及した。

国産青春偶像連続劇とは何ぞ?
青春はつまり少年少女向けの意味で、偶像はすなわちアイドル(男も含む)。
まあ簡単に言っちゃうと台湾製若者向けアイドルてんこ盛りドラマのことです(笑)。
大根役者アイドルの起用や主題歌のタイアップなどについてはコメントする気はないですが、
これらのドラマにはひとつ大きな特徴があります。それはマンガチックなところです。
どアップ!効果音!キザなセリフ!カメラ目線で話す!さらにハーモニー(笑。でも本当)!
……いや、アニメチックとでもいうべきか?とにかくいっぱい広義的なマンガチックの手法。

最近の例を挙げますと、『翻滾吧!蛋炒飯』という今放送中のドラマがあります。
直訳すると『廻れ!卵チャーハン』。
で、その内容なんですが、主人公は貧乏なチャーハン達人の青年で、ライバルは14歳の若さで米国クッキング皇学院卒業した超天才エリート料理人。彼らは盲眼のヒロインをめぐって、色んな料理コンテストに挑みながら、競争し合って……うんん、まるで一昔のマンガのノリのようですな。でも、こういうのが人気です。

で、話題を最初に戻すと、これらの演出や設定の仕方は明らかにマンガから取ったものだと思われます。それはマンガに汚染しすぎたからとか、引き出しのなかにそれしかないという疑問も浮かびますが、どうやらそうでもありません。
というのも、一昔の台湾ドラマはすべからく嫁と姑の確執、兄弟にめぐる三角関係などの”家庭愛憎劇”が主流ですが、『流星花園』以降の急速転移は、実はスタッフの世代交替に伴ってないのです。つまり、臭い(いや、ベタというべきか)”家庭愛憎劇”と”マンガチックなドラマ”は実は同じような人たちが撮ったものなんです。だから、マンガ的な表現は台湾のスタッフにとって、むしろ新発見の演出手法と見なすべきかもしませんね。まあ、マンネリしたドラマ界に活水を注ぐのはいいけど、リアリティを放棄しすぎのは、どうもですな(だからといってリアリティとは何だ、リアリティは本当に必要なのかについては、まったく知りません)。


まあ、面白いけりゃいいんですけどね。
あと、囚人022さんとこにコメントを残したのりのりさんの意見については、
完全賛同ですよ。つまり視聴者の水準が……あ!それ以上いけない。


▽続きを読む▽

シェアという心

2008/06/05 02:21|未分類TRACKBACK:0COMMENT:2
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分かち合うとか、共有と言ってもいいが、とにかくそういうものです。
ちょうどタイムリーの話題なので、今日はこれについて話します。
つまり、富野信者をやってると、とにかく色々複雑な思いが出てきます。


というのも、ここ数年富野資料を収集してる際に、
かなりありがたいと思うのは、色々な方は富野スレや自分のサイトなどで富野の発言、画像、動画...などなどを出し惜なく提供しているお陰で、自分のフォルダも心もかなり満たされています。
これに関しては本当に富野ファンたちの熱意を感じていますし、常に感謝と思っています。
だから、特定な対象に対するものでは無いけれど、いつか僕も恩返ししたいなー、という思いこそ、僕が今年頭の富野台湾講演のレポートやインタビューを書いた一番の動機なんです
(まあ、実際はそれほど大したものでもないし、聴力や富野力の訓練にしてはちょうどいいから、かなり楽しくやってたよ)。

でも、時々それと逆に、「独り占めにしたい!」というエゴも出てきます。
「お、いい画像だ!」とか、「外国(日本語以外という意味)のサイトにこんな記述があるなんて!」という嬉しさが獲得した同時に、しばしば「これは独占をしたい!」「ほかの誰にも知られたくない!」という欲にも取り付かされます。
「これでオレはファンのなかでも格別になれますよ」「へへえー、お前らが知らない監督をオレが知ってるぜ」といったバカバカしい優越感?に浸すことは、正直いって、か、な、り、楽しい感覚です。

普通に考えれば、自分が撮った写真とか書いたモノでもないのに、独り占めもクソもないというのが道理ですし、みんなが共有し合うのこそ筋ってもんですが、不思議に自分のエゴはそう簡単に納得しません、というのも自覚してる。
ちっぽけな人だなーと思いながらも、そういう自分をどこかで納得する。まあ、それしか自分の価値を見出さない人間ですから。
でも、それについては自分でも良くないと思いますから、絶対直さなければいけないという自覚もあります。それは富野ファンをやってる場合もそうですし、ほかの色々なことについても言えてるから、せめて大富野教という決して広くないコミュニティのなかで、シェアという理想を実現したいなー。

というわけで、大富野教信者の会・新集会所が転移をなさってた同時、【大富野アップローダ】も新たに設置された今、時々画像や資料などを投下するかも。まあ、実際トミノ的でいえば、漢字圏(台湾や中国、香港)や韓国語、英語などで探せる資料なんてたかが知れてるから、ほとんど他人のモノを頂いてるばっかりという状態です。





とか言ってるけど、やはり(ごくわずかだが)秘蔵な情報を持ってる僕。いやらしい人ですね。
これもオタクの腐れ根性ゆえの歪んだ価値観?あ、コレクター気分とでもいうべきか。


ビバ東大

2008/06/04 02:20|未分類TRACKBACK:1COMMENT:0
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6/14の富野監督と東大工学部教授のディスカッションは受付終了のようです。
直接現場に行けるはずもないから、ファン方たちのレポートに期待するしかないが、
なんか東大TVでの配信も進んでるらしい!さすが日本の第1学府。
唯一困るのは、なんか講義実施から公開までものすごく時間かかってるらしいが…
まあ、外国IPを遮断してないだけでもありがたいよな。ビバ東大。日本万歳。

そういえば、6月11日NHK BShiの「わたしが子どもだったころ」も富野回を放送するが、
こればかりはどうしょうもないから、某サイトに頼るしかないか…。


気づいたら、トミノがいっぱい

2008/06/03 01:56|富野由悠季関連TRACKBACK:0COMMENT:0
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ここ数年ちょくちょくネットで富野画像を集めていたら、
なぜか富野フォルダのなかに2千枚以上の画像もいる。
そのほかにも富野動画、音声、ウェブページ、テキスト、自分が整理した資料などなど...
ちょっと計算してみたら、なんと万に近いファイルもいるようだ。頭痛い...
で、これらをどう整理して、データベースするのが、最近の課題なんです。
でも、ちょっと前ためしにやってたキーワードの編集も思ったとおり進まないから、
夢の富野データベースはどうやらしばらく夢のままのようだ。
ハア...自分の不甲斐なさに嘆く。


オーラバトラー戦記と11人のクリエイター

2008/06/02 01:22|未分類TRACKBACK:0COMMENT:0
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ヤバイ!ヤバイ!なんだかネタ切れ気味なので、
新版オーラバトラー戦記を引っ張っ出してみた。

で、この新版についてですが、
大幅加筆を謳歌してるわりに、なんだか有難みが薄いというか、
正直細かいところなどどうでもいいという気もするのは正直なところなんです。
さらに、旧版の挿絵もオミットされて、内文しかいない味気ない仕様になってた。
1~3巻のブチはともかく(いや、結構好きだけど)、
4~11巻のファンタジー系挿絵の大家の加藤洋之&後藤啓介コンビのまで消えられて、
ファンにとって残念の限りです。
(角川ノベルズ版と角川スニーカー版両方持ってるキチの僕にとってそれほど痛くもないが)
でも、その代わりに各巻ごとにまったく違う作家によっての口絵が追加され、
その人選もその当時各界で活躍してる人たちで、相当たるメンツが伺えます。
まあ、2008年の今から見ると、なんか微妙に旬が過ぎた人もいますが、
どのみち出版の2001年時点では、みんな生き生きしてる中堅か若手(たぶん)。


だから、今日はその人たちの口絵とともに寄せたコメントの起こし。

1巻.アの国の恋
バイストン・ウェル、
なんと甘美なる響きであろうか。
人の精神が作り出したとされる、
肉感的でいながらどこまでも透明な世界。
その世界の描き手として召還された光栄を
至福と感じています。

結城信輝


2巻.戦士・美井奈
何しろワタシは、
ロボットもクリーチャーもどちらも大好きなので、
その両方の要素を備えたオーラバトラーという存在は、
昔からとても好ましい物なのでした。
今回、その感動を絵にする機会にあずかり、
せっかくなので、世界観に沿った形で、
オリジナルのオーラバトラーを描くことにしました。
(なお、氏のサイトではこのオリジナルオーラバトラー以外、
かなりアレンジを施したダンバインとビルバインのイラストもあります。)

中北晃二


3巻.ガロウ・ラン・サイン
ぼくにとって、オーラバトラーというのは、
甲虫をモチーフにした人型戦闘兵器なのです。
今回は、そのイメージの上に、
現在自分の描きたい、様々の要素を盛り込んでみました。
こんな素晴らしい機会を与えてくれた
富野先生に感謝しています。

佐野浩敏


4巻.ギィ撃穣
実は僕はリアルタイムにテレビを見ていないのです。
しかし、今回の仕事に当たってバイストン・ウェルを知るにつけ、
そのファンタジックさに驚きました。
いわゆるロボットアニメと思っていたので。
この作品の最大の特徴はオーラバトラーなのでしょうが、
僕はやはり、人間やフェラリオに惹かれます。
この、人々のなんと生々しく、魅力的なことか。

NOCCHI


5巻.離反
とにかく楽しく描かせていただきました。
「聖戦士ダンバイン」がTV放送をしていたのは
僕が小学生か中学生のときだと思うのですが
その頃に戻った気分でした。
こんな楽しい機会をあたえてくださって
どうも有り難うございました。

緒方剛志


6巻.軟著陸
オリジナルオーラバトラーを、
ショット・ウェポンになったつもりで
組み立ててみました。
3Dだったので
平面デザインと違って
立体感が体感できて楽しかったです。

北爪宏幸


7巻.東京上空
オーラバトラーの世界は、
ダンバインから知りました。
フェラリオの後ろのお兄さんは、
乗り込むのではなく、
オーラバトラーをまとって一体化した騎士
というイメージでしょうか。

THORES柴木


8巻.マシン増殖
海と陸の間。
混迷と秩序の間。
バイストン・ウェルの物語を覚えていない私は不幸である。
――バイストン・ウェルに憧れて

鶴田謙二


9巻.オーラ壊亂
今回、昔憧れていた作品の仕事ができるとは
思いもしませんでした。
折角なので、是非描いてみたかった
フェラリオとオーラバトラーを描かせて頂きました。
そして僕は、再びバイストン・ウェルの世界に
身を投じてみようと思います。

田中久仁彦


10巻.重層の刻
くだびれない。電池が切れない・
たとえ後ろ向き(ネガティブ)であっても、ダウナーにはならない。
いつでも全開ノンストップ。
己の欲と自意識(プライド)が蠢きあう肉の葛藤。
ひたすらパワフルであり続ける物語。
それがバイストン・ウェルなのだ。

松本嵩春


11巻.ハイパー・ホリゾン
「ダンバイン」の世界ともつきあいが古くなりました。
もう1、2年もすれば20年近くになります。
自分のなかでは転換期になった作品だと思います。
こんなに長くなるとは思いませんでしたが、
つきあいが長い分だけ、こだわりがあります。
柔軟性のあるモチーフなんで、
その時代、時代のアプローチの可能性を秘めた作品だと思います。

出渕裕


おまけ:最終巻.ハイパー・ホリゾン
明滅する魂
この現世の、なんとあやふやで不確かなことか
みずからを照らす一条の、震える光

彷徨う魂
月の道が私たちをいざなう
もうひとつの鏡の世界でと

海と陸のあいだ
ひとの魂が生まれるところ
ひとの想いこそが、魂の国を統べるちから

もういちど、この、うつし世をのぞいてごらん
この、十一の窓をひらいて

草琢仁



なお、最終巻の巻末には富野のあとがきがいるが、また別の機会で。
それにしても、草琢仁の表紙はすごかったな~~。

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