富野由悠季監督とその作品をひたすら語るブログ

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あなたの知らない「ガンダム学」 ~歴代TVガンダムの公式サイトの掲載メカ数から学ぶ「ガンダムの秘密」

2015/06/05 19:26|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:1
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 「機動戦士ガンダム」は、アニメーション監督の富野由悠季が作った一連の作品のことです。1979年の最初の作品以来、富野監督が直に作ったものを含めて、36年も経った今、テレビシリーズだけではすでに15作以上になっています。その作品に魅了されて生まれたファンは数知れず、まさに世界中でもっとも有名なアニメの一つといっても過言ではありません。

 拡張するガンダムシリーズは、当然作品ごとに独自な公式サイトを持っています。それぞれ違う形で、とても賑やかで、眺めるだけでその面白さを感じられます。しかし、実はガンダムのTVシリーズ作品の公式サイトを概括的に見ると、一つ発見があります。

 ものすごく大雑把な計算ですが、1つの作品に関して、公式サイトに掲載されている総メカ数を、総話数で割ると、1話あたりに出てくる新メカの数字が得られますが、この数字をシリーズを跨いで比較してみると、いろいろ意外な発見ができます。

 つまり、以下のとおりです。

公式サイトに掲載されている総メカ数 / 総話数 = 1話あたりに出てくる新メカの数

 もちろん、バリエーション、オプション装備、1話のみの状態などなど、それぞれのシリーズの掲載方針が異なるため、一概には比べられない部分も多いと思います。それでも「公式による掲載数」≒「アピールしたいメカ」という大まかな方向性から考えると、やはり見えてくるものはあると思います。それでは見てみましょう。





歴代TVガンダムの公式サイトの
掲載メカ数から学ぶ「ガンダムの秘密」


 さて、以下の結果である。



1、機動戦士ガンダム(1979-1980)
38種類(うち艦艇が6種類)/43話=0.88

2、機動戦士Zガンダム(1985-1986)
39種類(うち艦艇が7種類)/50話=0.78

3、機動戦士ガンダムZZ(1986-1987)
31種類(※MSのみ掲載)/46話=0.67

4、機動戦士Vガンダム(1993-1994)
51種類(うち艦艇が12種類)/51話=1

5、機動武闘伝Gガンダム(1994-1995)
42種類(※MSのみ掲載)/49話=0.86

6、新機動戦記ガンダムW(1995-1996)
23種類(うち艦艇が2種類)/49話=0.47

7、機動新世紀ガンダムX(1996-1997)
69種類(うち艦艇が9種類)/39話=1.77

8、∀ガンダム(1999-2000)
27種類(うち艦艇が6種類)/50話=0.54

9、機動戦士ガンダムSEED(2002-2003)
47種類(うち艦艇が14種類)/50話=0.94

10、機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004-2005)
63種類(うち艦艇が18種類)/50話=1.26

11、機動戦士ガンダム00(2007-2008、2008-2009)
74種類(うち艦艇が2種類)/25+25話=1.48

12、機動戦士ガンダムAGE(2011-2012)
66種類(※MSのみ掲載)/49話=1.35

13、ガンダムビルドファイターズ(2013-2014)
23種類(※MSのみ)/25話=0.92

14、ガンダムビルドファイターズトライ(2014-2015)
33種類(※MSのみ)/25話=1.32


15、ガンダム Gのレコンギスタ(2014-2015)
52種類(うち艦艇が13種類)/26話=2

 それぞれの数字から考えると、以下のようにいくつかの事実が発見できます。


① 
 1stガンダム
に関して、ブラウ・ブロはともかくとして、なぜかエルメスもありません。しかしそういう誤差を無視するとして、1話ごとに0.88体の新機体が出るガンダムは、当時のロボットアニメとして標準的と言えます。


 Zガンダムはメカのバーゲンセールといわれていますが、1話あたりに0.78体の新機体が出るという計算なので、実はその機体数は1stよりもコンパクトされていますね


 ガンダムZZ登場機体数はZに比べて、さらに下がっています。公式サイトはなぜか艦艇類を記載しませんが、一部のMSが前作からの機体ということを考えれば、実質的にもっと少ない機体しかいません。


 キャラクターの人数も多いVガンダムは、平均的にきっちり1話1新機体という完璧に美しい結果を得られます。ゴッゾーラだのバイクだの、メカが乱発と見られがちですが、実は他のシリーズに比べれば、特にひどいわけでもありません


 ガンダムがバカ多いGガンダムはきっと多いと思われますが、やはり主人公のドモン以外が乗り換えしないためか、1話に0.86体の新機種しか出てきませんでした。


 メカが少ないと思われるターンエーガンダムなのですが、実は機体数に関していえば最下位ではありませんガンダムWのほうが1話あたり0.5新機体未満で、全シリーズのなかでも一番少ないなのですが、そう感じさせないのはある種の演出勝利とは言えるかもしれません。


 今回の統計ではもっとも番狂わせだったのは、なんといってもガンダムXである。バリエーションを除外すると、2000年以前のガンダムシリーズのなかでは、とりわけ機体が多いシリーズではないものの、公式サイトは愛が溢れすぎているため、記載が異常に充実です。今回の基準で見ると、なんと1話ごとに1.77体の新機種が出る結果を得られています。これがX衆か…としか言いようがありませんね。


 こりゃまた乱発のイメージが強いガンダムSEEDガンダムSEED DESTINYですが、単純に上の公式から計算すると、その機体数は実にごく標準的な範囲に留まっています

 あと、なんとなく戦艦をおろそかにしているイメージはありますが、実は艦艇の数のトップ2は何気にSEED-DとSEEDが占めています(3位はGレコ)。もちろん、描写そのものがお粗末なやつは多いですが…。


あらゆるバリエーションも単独記載するガンダム00ガンダムAGEは、その数字も大きく見える。ひょっとしたら、これが近年の掲載方針なのかもしれませんよね。


 ビルドファイターズも0.92という標準的な数字ではありますが、そのヒットを受けてか、トライの機体数はさらに10種類増えています。


 GレコはMS、MA、戦艦全部合わせて52種類が登場しましたが、話数を考えると、なんと1話ごとに2種類の新メカが出るという驚異的な結果で、密度でいえば全シリーズのなかでもダントツの1位になっています

 しかしながら、全シリーズのなかでも随一な密度を持ちながら、ただひたすら上から全部の機体を載せてるGレコの公式サイトは、全シリーズの公式サイトのなかでも一番雑で、多少厳しく言いますと、視聴者に分かりやすく伝えるための努力を放棄しているように見えます。


 以上を読めば、今まで漠然なイメージに縛られているため分からなかった事実を含めて、いろいろ意外なところもあると思います。上も言いましたが、これは精密な統計を経たものではありません。しかし、このような遊びから作品のこと、ビジネスのこと、そして作家のことをいろいろと考えられるのも、まさにガンダムシリーズならではの楽しみ方とは言えますよね。





『ガンダム Gのレコンギスタ』は感じるベルリ少年と、考える少女アイーダと、二人が補完し合っているための物語である

2015/03/26 21:55|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:0
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 富野由悠季監督の最新作テレビアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』はいよいよ今夜で最終回を迎えます。

 最終回直前というタイミングで、自分の今までの感想を残して、主人公ベルリ・ゼナムとヒロインのアイーダ・スルガンについて、総括的にまとめたいと思っております。

 簡単に言っちゃえば、『Gのレコンギスタ』は

今まで感じるばかりで考えたことなかったベルリ・ゼナム少年と、

今まで考えるばかりで感じたことなかったアイーダ・スルガン少女と、

二人が補完し合うための物語
です。

 それがおそらく、富野監督が書きたい物語であろう。



○感じるが、考えないベルリ

 ベルリは聡い子です。

 飛び級生という破格的なステータスが伊達ではなく、ベルリはあらゆる方面においてはすべて高い能力を示している。いつも周りをよく観察していて、他人の機敏をよく捕らえる。また体を鍛えているし、そのうえMSに操縦する腕も一級品。

 なにより、彼はいつも一番困難な局面に遭遇するが、その都度、自分がすべきかを直感的に分かっていて、すぐさま行動に移す。だから毎回生き延びられ、難局を打開することができる。

 いわば、いつも五感を全開している子だ。 そんなベルリにとって、自分がしているあらゆることは全部理屈抜きで、当たり前のことのように見える。



 しかし、時折それで間違いを起こったりもする。

 カーヒルを撃ったのは、アイーダを守るためではあるが、結果的にアイーダを傷つけ、彼女との長い間のわだかまりを作ることになった。また、デレンセンを撃ったのは、目の前の強敵を倒すためという単純な目的ではあるが、結果的に自分の恩師を殺めたことになる。

 楽天すぎる性格のためか、環境が安穏すぎるためか、ベルリは物事に対して大して考えていない。

 かの先人も言った。「考えるな。感じろ」、と。周りを感じとれることは本当に尊い。何事に対しても偏見のない彼だからこそ、遠い宇宙の彼方だって行けた。しかし、それでいて、感じるばかりだけでは何もできない。

 だから、ベルリは臨機応変に長けるが、大局に対しては本当の解決策を出せないでいる。大人のやり方に反感を覚えつつも、自分では何もできない。所詮マイクロな世界でしか対応できない。



○考えるが、感じないアイーダ

 一方、アイーダはベルリとまったく違う。

 アイーダはものすごく責任感が強い。何事に対しても悩んで、自分で解決しようとする。大きな局面に対しても、常に真剣に考えている。また人の言動を考えぬいて、その人なりを指摘することも多い。だからベルリから見れば「天才(笑)」でしかないクリムの最終目標をいち早く捉えることができたし、ノレドやラライヤに対してもちゃんと見つめていた。

 ベルリと異なるアプローチで、他人と物事を理解しようとしていて、まさにベルリと対になる性格をしている。弟に比べて不器用にも見えるが、本当の意味のマクロ的な目を持っている。

 しかし、彼女は本来爛漫な女性ではあるが、アメリアの高官の父、アメリカ軍人の恋人を持つために、考える立場が極めてアメリアサイドに傾いている。だから、他人の立場になって親身に感じることが苦手。そんなアイーダだから、旅の中ではよく頭でっかちのお姫様に揶揄される。



 そんな二人が出会って、旅に出ることによって、だんだん変わり始める。



○感じ始めるアイーダと、考え始めるベルリ

 「可愛い子には旅をさせよ」というが、ベルリとアイーダの場合はやっぱりそうだ。旅の道程中、二人はいろんな出身と立場と年齢の人にあって、今までの自分の世界に対する目を開いていく。

 また、二人は互いのまったく違う生き方を触れることができたのも、二人が変わることできた鍵というのは、いうまでもないことだ。



 今まで考えるばかりで感じたことなかったアイーダは、まるで感性の塊であるベルリに触れて、少しずつ感じることの大切さを知る。いままでアメリアの論理だけで世界を変えられると思ったが、さらに広い世界を知ると、もうそこに留まることができない。

 アイーダは生まれてから持った偏見を一つずつ捨てていく。そして、まるで魔法にかかったように、みるみるに変わっていく。

 一番顕著にそれを表しているのは、アイーダが大人の政治を見かねて、いきなり月へ行くと決意でしたときであろう。
そこには、まったく躊躇が見せずに、ただひたすら自信溢れるアイーダの姿がある。それがアイーダは考えることだけではなく、感じることも身に着けてはじめている、何よりの証拠である。その思慮に感性を加えたときに、アイーダとメガファウナはまさに無敵となる。

 そんな変わったアイーダがいるから、月だって金星だって行けた。そのうえ地球人を代表して、ムタチオンに対する覚悟を一身を受けた。その強さは、もはやアメリアのじゃじゃ馬娘の負けん気ではなく、本当にしなやかで芯が強いものとなっている。



 一方、ベルリもまたいろんなことを触れることができた。

 どこに行ってもやはりベルリスタイルを貫く彼は、地球にだって宇宙にだって月にだって金星にだって、一部の例外の時を除くと、快活のままである。そんな彼を一番影響を与えたのは、やはりアイーダなのだ。

 ベルリは彼女に対して好感を持っているが、それだけじゃない。彼は知らないうちに、自分の持てないものを持っているアイーダに惹かれたのだ。そして知らないうちに、自分が持っているものをアイーダに捧げたいと思い始める。

 この差は、二人の道を決定的に違うところへ導くことになった。

 特に、ベルリはアイーダのいきなりの月宣言を聞いて、その一見無謀としか言いようがない考えに驚きつつも、アイーダに引っ張られてどんどん前へ行く。それと同時に、アイーダが感性を伸ばし、それによってより確固ある考えを作って強くなることを自分の心からの喜びにしている。これはアイーダが憧れの人だろうと実の姉だろうと、実は関係ないことである。

 だから、ベルリは姉のアイーダに宇宙にある海の夢に見せたいし、ヘルメス財団の偉い人に会わせたい。その結果、彼は上手く出来た。自分の好きだった人は実は自分の姉ということで、ベルリはどこかで自分の成長を捨て、それを引き換えて、アイーダに成長を託した節がある。



○戦いが終わったあと

 最終話、すべての戦いが終わった後、アイーダはおそらく人の上に立つことを決意するんだろう。

 父を失った彼女だが、この大きい衝撃を受けていた世界に対しては、アイーダはきっとみんなと共に立ち上げるのだろう。まだまだ悩む癖を抜けられないようだが、すでに広大な世界を旅にしたその感性と経験は、これからも彼女が成長する糧になってくれるだろう。


 一方、アイーダの成長を望んだベルリは、きっとそんな姿の彼女を見て安心するだろう。

 そして、ベルリはきっと彼女の元から離れて、一人で旅に行くだろう。これから、自分が考える余裕を造るために、自分が成長するために、ひとりで、こっそりと、ゆっくりと…。

 今までGセルフに乗って空に舞うような自由自在な生き方しかしなかったベルリは、今度自分の足で大地に立って、自分の道を作っていくに違いない。



 なぜならば、『ガンダム Gのレコンギスタ』はそんな物語だからです。子供たちの自立を願っているのは、まさに富野監督の思いでもあるからです。

 最終話で、ベルリとアイーダ、そしてノレドたちは果たしてどんな旅の終わりを迎えるのだろう。それは自分の目で確かめるまでは誰もわからないことです。

星山博之はなぜ『機動戦士ガンダム』第1話「ガンダム大地に立つ!!」を嫌っていたのか?(大河内一楼論も兼ねて)

2013/09/12 00:08|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:2
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 機動戦士ガンダム。今でこそ35周年も続いた一大シリーズですが、35年前の1979年では、単なる毎年流れる新しいロボットアニメの一つに過ぎませんでした。

 それでも、『機動戦士ガンダム』は第1話からすでに非凡なオーラを出していた。

 壮大な宇宙戦争の物語。宇宙を背景に流れるザク。コロニーに潜入した兵士と、アムロ、フラウ・ボウなど避難する民間人。ザクの奇襲と、苦戦する連邦軍と、死亡する民間人。アムロが悲憤に駆られてガンダムに乗り、発動させ、ザクを撃退する。

 そして、最後は突然に出てくる謎のマスクマン神秘感溢れる謎の軍人が赤い軍服を着て、一言を呟いたことで結ぶ。「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」、と。

 富野喜幸が提示した世界観と洗練した演出、星山博之が書いた丁寧の脚本、安彦良和が描いた絶品の画面、そして他のスタッフが苦心の末に作り上げた第1話、「ガンダム大地に立つ!!」。その出来はエヴァの庵野秀明氏をして「何もかも敵わない、完璧の1話だった」とまで言わしめたもので、今なお日本テレビアニメの頂点の一つとして崇められています。

 しかし、意外にも、その『ガンダム』においてもっとも重要なスタッフの一人、メインライターの故・星山博之氏はこの第1話が嫌いだったという

 そして彼が嫌いと言ったのは、まさしくあの視聴者の我々に深い印象を与えた、シャアが第1話の最後で呟いた台詞でした。それだけが、星山氏の脚本に存在しなかった要素だったからです。

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 ここだけ読むと、「星山博之ってケツの穴が小さい人だなぁ」と思う人もいるかもしれません

 しかし事実は、まったく逆です。

 星山博之という人は、アニメ制作が分業されていなかった頃の旧虫プロ在籍だったためか、脚本がアニメ制作における役割を熟知し、「脚本が完成稿になっても、演出段階で直されても仕方ない」というスタンスの人間です。

 脚本は実際の画面構成をする前段階のものなので、絵コンテを画面作りの計画書とすれば、脚本がその計画書を作るための計画書です。大きな話の運びを作れても、作品もしくは現場の状況に合わして、実作業のなかで常に修正される必要があるものです。

 そうはいっても、一度完成したら、曲がりにも自分の「作品」になるわけですから、程度にもよるけど、自分の手によらない修正をされては、当然脚本家にとっては良い気分がありません。

 しかし、星山氏にとって、修正はまったく平気のようでした。彼は修正の必要性と必然性を認めつつも、なお「直されても直されても、1%くらい自分の匂いが残っていれば良い」という信念をもって脚本を書く、実にしなやかな足腰を持つお方なのでした。

(余談ですが、同じく脚本家の故・首藤剛志氏なんかは、富野の著書である『映像の原則』を絶賛しながらも、脚本の修正を非常に許せなかった人でした。首藤氏は富野と仕事したことがなかったが、ある意味星山氏と真逆なタイプの脚本家なので、ここで紹介させていただきました)

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 では、なぜ星山博之氏が脚本の修正に関して、非常に理解かつ寛容を示している脚本家であるにも関わらず、シャアの「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」というセリフに対して不快感を示したんでしょう

 その原因は、一点だけに尽きます。あのセリフは、「話の流れをぶつ切り」したものだからです。

 第1話「ガンダム大地に立つ!!」を振り返してみると、全体の流れは非常にスムーズです。また、大胆に飛ばした部分もあれば、非常に丁寧かつ細かい話の運びもあります。いいえ、むしろ壮大な話だからこそ、丁寧でなければなりません。「神は細部に宿る」という言葉であるように、嘘八百の物語を支えるにはリアリティが必要という考えもまた星山氏のモットーなんです。

 しかし、「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」は違います。これは第1話の展開と遊離していて、まったく関係ないものです。もっと言っちゃえば、単に第2話を繋ぐために、とってつけたようなものに見えなくもありません。

 なので、あのセリフに含まれているニュアンスが、星山脚本の段階ではどこにも存在していなかったのは当たり前です。全体の話とはまったく関係ない要素ですから。そのセリフはスムーズかつ丁寧な脚本に対して、突然その調和を破壊したように唐突に入れたものなんですから、例えるならば、「らあめん清流房」が作った上品のラーメンに胡椒を入れたようなものです(いきなりマニアックなネタですみません)。

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 では、シャアのあのセリフは間違いだったのかといわれれば、まったくそうではありません。

 むしろ、大正解といってもいい


 単に「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」を見れば、確かに唐突でわけが分かりません。劇中の何かを言っているわけでもないし、説明もされていない。しかし、そのような演出は逆に意外性を引き出し、視聴者の好奇心を釣り、第2話ひいては作品全体に対する期待感をかもし出すことができた。

 アムロという主人公は確かに今までとはちょっと違う。ガンダムとザクのデザインも素敵だ。宇宙世紀という舞台は説得力あるし、富野演出・安彦作画・星山展開も冴えている。しかし、それだけでは「よく出来ている丁寧な作品」に過ぎません。これらより一歩先に出て、尖っている要素が必要です。

 その尖っている要素はシャア・アズナブルという謎のマスクマン仮面を被っている敵だった。そしてシャアというキャラを一番象徴したセリフは、なんといってもそれだった。そのセリフがあるから、この作品には突出な要素が持つようになっている。そのセリフがあるから、他の要素はより一層光るように見えてくる

 言い換えると、「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」がシャア・アズナブルというキャラクター、『機動戦士ガンダム』という作品を作った、といっても過言ではありません。「らあめん清流房」の上品のラーメンに胡椒を入れることは確かに野暮なのかもしれません。しかし胡椒は全体の味に対する良いスパイスになり、繊細さを多少損なうことがあっても、全体の鮮烈さを引き出せる役割を達成できます。

 これによって、ガンダム第1話「ガンダム大地に立つ!!」の完成度は100%から120%になり、伝説的な一話となっているわけです。

 事実、星山氏も後年に振り返ると、「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを…」というセリフに違和感を覚えつつも、それがインパクトを出して、結果的に作品を成功に導いたと認めました

 「意外性を出す」という演出は、富野由悠季という作家が各方面において多用している技法なので、シャアのこのセリフも同様だと考えられますが、『機動戦士ガンダム』が後に後世に対する影響を考えれば、この第1話のラストで視聴者に意外性を与える演出は、おそらく一番成功だったんでしょう。

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 故・星山博之氏は確かに非常に素晴らしい脚本を書くお方なのでした。『ガンダム』だけ見ても、1話「ガンダム大地に立つ!!」、13話「再会、母よ……」、27話「女スパイ潜入」、34話「宿命の出会い」、43話「脱出」など素晴らしいエピソードを作ったことで、その脚本の力量を窺い知れます。

 とはいえ、我々が『ガンダム』で見かけているパッション溢れる話のニュアンスは、実は富野由悠季監督本人による部分が大きい比重を占めています。この第1話でもそうですし、名作の名作と言われている13話「再会、母よ……」で見せた、あの親子の悲しいほどのすれ違いは、実は富野が付き加えたテイストが多いです。そういうテイストは演出段階の修正によるものなので、必ずしも脚本家の意図と合致することに限りません。

 そうはいっても、シリーズの大きな流れは富野が提示したものだとしても、1話1話の話運び、その骨子を作り出したのも、間違いなく故・星山氏なのでした。そういう意味でも、富野由悠季という演出家も、星山博之という脚本家も、互いの力量を認めつつ、己の我(エゴ)を抑え、自分の役割を最大限に発揮してきた偉大なアニメクリエーターなのだ



 以上は今回記事の主旨でしたが、以下ではこの話を受けて、大河内一楼氏について少しだけ論じたいと思います。

▽続きを読む▽

富野ガンダムキャラ年齢脳内適正その② Zガンダム編

2012/08/22 21:57|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:6
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ガンダム作品登場人物の適正年齢(1)(ファーストガンダム)

 前回に引き続き、自分の脳内ガンダム人物年齢を語りたいと思います。本当はガンダムシリーズ以外の作品でもかまいませんけど、作品の間に繋がりがあるとして、ガンダムシリーズだけに絞った。


機動戦士Zガンダム:
 この作品の「年」を語るとき、『Z』の登場人物より、実際もっとやっかいなのは『ファースト』から経った時間は、いったいどれくらいに設定するほうがいいだろう、という作品の根源にかかわる問題です。つまり、前作のキャラに年をとらせようにしても、果たして前作から何年と設定すればいいだろうと、きっと当時の制作陣もさんざん悩んでたはずです。80年代アニメは70年代アニメほど子供っぽくないとはいえ、常にアニメキャラの年齢に敏感に反応するのはいつの時代のアニメファンでもそうですから、安易で決めてはいけない。

 で、『ファースト』は1979年だからUC0079に対して、『Z』は1985年にも関わらずUC0087と設定されてるのは、この7年(いわゆる一年戦争が終わった0080から7年)はそれだけ意味があるということです。その意味というのは、新しい主人公を旧主人公の時代から引き離すための最低限である時間。つまり、前世代に直接触れたことはない新世代と、前世代から昔のことを引きずってるままの旧世代を相対化するための年代設定。そういう意味では、どうしでも『Z』の年代を『ファースト』の7~10年後くらいまで設定しなければなりません。

 そして自分のなかでは、この二作の間の時間をおおよそ10年と決めます。

 なぜ10年というと。まずは原作者である富野もどうやらこの二作の年代差を大まか10年くらいに想定していた節はあったらしいです。また、前想定した『ファーストガンダム』のキャラの適正年齢と辻褄合うためです。さらに、『逆シャア』時代の登場人物の年齢とも整合性を取るためです。

 で、カミーユたちが経験した時間の長さは? 同じ一年放送モノだから、一年と感じてるのは正当ですが、『Z』のスケール感は微妙に『ファースト』に狭いから、やや短いと感じるかもしれない。ただ、劇中遭遇したいろんな事件やいろんな人物も非常に多いですので、やはり一年くらいというのは適当だろう。


カミーユ
設定年齢は16歳ですが、『ファースト』当時のアムロとだいたい同じ年な感じですが、ニュータイプが先端化ということで、やや年下の17歳。それに高校三年ともなれば、さすがにあの気性は無いですしね(笑)。

クワトロ・バジーナ大尉
実際設定年齢は20+7の27歳だが、ここでは一躍25+10の35歳となっていた。めっちゃおっさんじゃん!と思えば、監督の思うツボです。シャアが『Z』ではどうしても不甲斐ないと見られる一因は、まさに才能も能力もカリスマ性もあるくせに、若い世代の台頭で、自分が年をとったと思い込んだことだ。

ファ
設定年齢はカミーユと同じ年なので、17歳。一年戦争のフラウよりちょっと年上。

エマさん
設定年齢は24歳だが、ここでもうちょっと上の26歳。すでに新卒的気分から離れて、キャリアウーマンを目指したいも、自分の主張を大事にしたい年齢を想定。

レコアさん
設定年齢はなんとエマより年下の23歳だが、人生的にも恋愛的にも明らかにエマより経験積んでいるため、28歳。キャリアにも恋愛にもまだ理想を抱きつつも、結局どっちもつかず、キャリアにも恋愛にも疲れてきてるお年頃。でも、まだ十分女性でありたい。

ベルトーチカ
設定年齢は20歳前後らしいが、ここでは新卒一年目くらい溌剌の23歳と想定。自分はいけいけゴーゴーだし、男の先輩にもうるさい。これは新人じゃないと、とてもできないことだな(笑)。

カツ
実際年齢は7+8の15歳だが、前の妄想記事に則って5+10の15歳。カミーユを先輩として尊敬しつつも、生意気でせずにいられない中学生みたい。まあ、あのアホっぷりは別に年のせいでもないしね。

アムロ
設定年齢は15+8の23歳だが、ここでは18+10の28歳。長年の不遇を経て、肉体的なピークを過ぎたことも相まって、精神が不調な年齢だ。

ブライト
設定年齢は20+8の28歳。ここでは23+10歳の33歳。あの落ち着いてる振る舞いは30代じゃないとありえないもんね。

ヘンケン艦長
設定年齢は不明らしい。しかし前の大戦経験者ということを踏まえて、ここで38歳と想定。離婚経験ある上、女性不慣れなヘンケンだから、きっと20代結婚30前半離婚してから何年も女性と付き合わないまま年を食うだろうから。それに、エマさんよりだいぶ年上で、ヘンケンにしてみたらエマなんて小娘もいいとこな年なのに、あの純情ぶりなんだから、エマより10歳以上であるほうが面白い。

アストナージ
設定年齢不明。前の大戦にも経験したことと、現場主義っぽいところから見て、30歳くらいの年だろう。

ジェリド
設定年齢は24歳だけど、実は自分も24歳と想定。つまり新卒2年目のくせに、超大手企業に就職しているため、威張ってるエリート社員みたいなもの。

カクリコン
設定年齢はジェリドの同期で同じく24歳だけど、アメリアのような女性と付き合うくらいの度胸を持ってるくらいから、ここでは26歳と想定(エマより年下とも思えないしな)。

ライラ
設定年齢不明。ここではアムロと同じく28歳と想定。同じ年なのにバリバリやっているキャリアウーマンだからこそ、Z原案ではアムロを殺せるだろう。

マウアー
設定年齢は17歳らしい。ここではジェリドと同じ年の24歳に。同じ歳のくせに、自分よりできる女に反発しつつもだんだん惹かれて行く恋は、なんともジェリドらしいよね。

フォウ
設定年齢は16歳らしいけど、カミーユの好みを鑑みて(爆)、ここではちょっと年上の18歳不思議ちゃんと想定。

ロザミア
設定年齢は17歳だが、絶対ありえない。どう見ても20歳はある。年上の妹というかつてのない偉大な属性持ち(今もほとんど無い)なので、これは絶対譲れない。

サラ
設定年齢は15歳(小説はどうやら17歳)だけど、背伸びしたいお年頃だろうから、カツよりちょっとだけ年上でカミーユより一歳年下の16歳

ハマーン
設定年齢は20歳だが、これのせいでシャアがロリコンの汚名を被った。いやアレはどう見ても20歳じゃないから。夢見る少女な気分を抱きつつ、肉体関係ある付き合いをしたことから見れば、たぶん10年前は高校生くらいの年だろうから、27歳

ミネバ
設定年齢は8歳だけど、11歳くらいだろう。

シロッコ
設定年齢は高めの27歳。明らかにハマーンより年上、木星帰り、そしてアムロより年下とは思えないから、31歳と想定。大事なのは、振る舞いも考え方も老獪なくせに、自分をまだ若者と思っている点だと思う(爆)。芝居一つをやっても、心のなかで「くくく…オレってできる」と考えているのに違いない。

ヤザン
設定年齢は不明だが、前の大戦経験者なので、32歳。おそらく1年戦争のときも新鋭ながらも凄腕だろうから、こんな傲慢かつ大胆不敵な性格になっただろう。

バスク
設定年齢は37歳だが、どう見ても10歳くらいサバ読んでるので、47歳と想定。まあ、前の大戦経験者だしな。

ジャミトフ
67歳のアナハイム会長メラニーと同期ということから、設定年齢もおそらく67歳くらい。ギレンの思想に共感しつつも、その過激なやり方を反面教師にして、自ら穏健な手段で改革しようとするジャミトフ。あくまで自分の想像だが、おそらくギレンとほとんど同じ世代でちょっと年上の政治屋で、まだ変革する意欲を残っている年で、自分より若造のギレンの行いを見届けたという状況にいたからこそ、「(ギレンに)先取りされたけど、自分ならもっと上手くやれる」と、ギレンのやり方を参考にしつつ、もっと長期的な手段を取った感じがする。だから67歳はちょっと高すぎるが、耳順の年を越える気配なので、だいたい64歳くらい?


 こうして見ると、Zガンダム登場人物は全般的にファーストより高めです。ここらへんは作劇にも関係する設定ですが、やはり主人公たちがニュータイプで強制的に青少年以外、登場人物は「中途半端な歳」に置かれることが多いですね。そこもまさに「Zガンダム」が「Zガンダム」であるための特徴なんですが。

 合間に別の記事を書くかもしれませんが、次回は「ガンダムzz」を語りたいと思います。

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富野ガンダムキャラ年齢脳内適正その① ファーストガンダム編

2012/08/21 22:36|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:5
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 これはアニメではよく知られている現象なんですけど、アニメのなかの人物の年齢、つまりいわゆるアニメ年齢ってヤツは、よく人物の実際年齢より数歳若いと設定されています。実際、設定年齢は確かに一種のポーズとして機能しているため、一見いかにも劇中の話と乖離している年の設定でも、掴みとしてその効用を発揮していることも多いです。
 
とはいいものの、今回は一切難しい話がしません。自分の脳内ガンダム人物の年齢と時間を話してみたいです。


第1回 機動戦士ガンダム:
今となって、「1年戦争」はもうすっかり公式設定になってしまったが、ぶっちゃけそれがありえないな。機体開発云々抜きでも、ホワイトベースクルーたちが経ってた経験は体感として4ヶ月はどうしても無理があるため、自分のなかでは1年くらいとなっている。

アムロ
「青少年」というカテゴリのなかにいれば、はっきり言って設定年齢の15歳よりもっと上でもかまわないため、自分のなかでは18歳となっている。

シャア
設定年齢は20歳。士官学校卒業で、戦場で数々の戦績を挙げて、「赤い彗星」という異名をも獲得したピークにいる若手という感じなので、25歳

ブライト
設定年齢は19歳だが、新米士官ながらも突然艦長代理に任されて、いつも神経過敏になってるところから見れば、連邦とジオンの差を抜きにしても、シャアほど経験があるとは思えないから、大体23歳くらいかな。

ミライ
設定年齢は18歳。歳はブライトとたぶん近いから、22、3歳くらい。ミライやブライトみたいな年は現実でいえばまだまだ青いですが、「青少年」のアムロから見れば「青年」の彼らはもう十分「大人」だから、これくらいの年齢差はあってもいいと思う。

セイラさん
設定年齢は17歳。聡明で高貴な金髪さんは、アムロとミライの間にいる年くらいだから、20歳は適正。

カイ
設定年齢は実はアムロよりも2歳年上の17歳だが、アムロと同じでいいだろうから18歳

ハヤト
まあアムロと同じくらい18歳でいいよ。つかこいつはアムロの対照組だからな。

フラウ
彼女の半端じゃない無防備さはさすがにアムロと同歳と信じがたい。ある意味珍しく設定年齢と近いキャラ。だが15歳はさすがにちょっとアムロの18歳とかけ離れてるからギリギリ世間(男?)知らずでも許される16歳にしよう。

カツ・レツ・キッカ
全部5歳くらい。カツだけ年が下がったが、その成長する姿を見るとね…。

リュウ
ブライトよりもうちょっと新米だったから22歳

ララァ
設定年齢17歳。若い年で色々経って達観になっちゃってる彼女は、17、8歳だろうと言いたいけど、面倒くさいからアムロの18歳でもかまわない。

ランバ・ラル
この人の設定年齢は確か35歳かな?ありえないな。スタッフたちの理想的なオヤジタイプな人ですから、45歳くらいにしてもらわないと困るな。

ハモンさん
なんと設定年齢不明。成熟女性の色香が漂う彼女は、まったく同等ではなく、ラルを慕う感じもありますので、ちょっと年を離れてるほうが正解かもしれないので、35歳

ギレン・ザビ
設定年齢35歳。ヒトラーをモデルにしている彼は、まあ50歳でいいよな。政治家だし。

ドズル・ザビ
設定年齢28歳。たとえ設定年齢でどう言われようと、こいつは僕の脳内では40歳に決まっている。ガチガチの軍人だから晩婚もありえるが、それ以上遅くなったらさすがに困るので、40代の初頭にした。

キシリア・ザビ
設定年齢24歳!あの辣腕さから見ても、あの顔から見ても、20代…いや30代前半でも歴然とした年齢詐欺だから、30代後半…いや、37歳だろう。実際彼女はどこかシャアを気にしている節がありますが、個人の経験で一言言ってもらうと、あの年の女性でも十分ありえることですよ?

ガルマ・ザビ
設定年齢はシャアと同じ20歳なので、ここでは25歳にする。この年でも十分坊やだからさ。

デギン・ザビ
設定年齢62歳だが、政治においてまったく穏健派であることと、末子を溺愛するようなので、たぶん50代後半得た子に違いない。ゆえに、78歳(ギレンを生んだ歳も考慮すると)。

マチルダさん
設定年齢は不明。(青少年的な意味で)おばさんにならない29歳。これとても重要。


 あくまで自分のなかではあるが、こういう形にすると、あの話もかなり合理的になるんじゃないのか、と思っていますけどね。まあ、年齢に対する感度は時代性もありますから、一概とはいえませんが。

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ぶっちゃけ富野新作に旧作のアニメ化は無いよね

2011/08/25 23:11|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:12
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 正式な発表はまだですが、とりあえず富野由悠季監督の6年ぶりの新作が来るそうです。めでたし、めでたし。

 とはいえ、何故かあちこちで富野監督の小説や漫画原作といった旧作のアニメ化を見たい声が上っている。わたしもファンのはしくれなので、あの作品やその作品がアニメになって動く様子を想像したことくらいがあります。しかし、それでも完全なる新作より旧作のアニメ化を望む考えが分かりません。以下は自分の意見です。



『ベルトーチカ・チルドレン』や『ハイ・ストリーマー』:
 新訳『逆シャア』として見たい人はいるらしいですが、『逆シャア』はあれで完璧ですし、もともと富野監督が満足しているラストですから、わざわざ『Z』のように新訳することもなかろう。そもそも「映画」でいうならば、映画として最適化したのはまさに今の映画版なので、いまさらあのラストを変えるという無粋なことをしてて、誰が喜ぶのですか?



『閃光のハサウェイ』:
 シリアスなストーリーや衝撃なラストで多くの人の心を掴んだ一作。ノイタミナのプロデューサーでさえアニメ化したいと発言したこの作品ですが、そもそも富野監督が映像化しないという条件で書かれた一作です。それにこの話のラストは情緒がある素敵なものですが、今の明るい話を作りたがっている富野監督にとっては暗すぎます。こんな状態で作られたものが上手くなるはずがありません。
 それにお言葉ですが、日本のテレビはまだテロリストを主人公とする映像作品を素直に受け入れるほど成熟していないと思います。たとえアニメ化しても、今の状態だとまともに評価されそうもない。



『イデオン』:
 前のファミ通の発言を受けて、イデオンリメイクを望む人もいるらしいです。しかし、そもそも可能性がゼロに近い。なぜかというと、あの『発動篇』のラストはもうアニメ史上最高峰の一つだったからです。『明るいイデオン』を見れば話は別ですが、湖川キャラ、あの声優陣、作画・演出じゃないイデオンを見たいですか?



『クロスボーン』:
 F91の続編にあたるもので、富野監督の唯一の漫画原作なので、これも人気がなかなか高い。しかし一言でいうと「無理」。カトキをメカデザインに迎えたことから見れば、おそらくアニメ企画自体は存在しているはずですが、いまさら長谷川節でアニメを作っても良いものになるとは思えませんし、そもそもあの話じゃ2クールしか持たないので、ガンダム作品としてはありえないな。
 それに、富野監督以外にもやりたい人がいっぱいいますから、鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん。たとえば重田敦司さんは前からずっと監督をやりたいといってますから、そちらに任せるほうがいいと思います(あ、別に重田さんを見下すつもりではない。)



ほかの小説:
 無理。悲しいけど、そもそもビジネスになれません。悲しいけど。



 まあ、自分の意見はだいたいこういうものです。正直今の時点で憶測してもしょうもないので、こちらとしてもあまり書けるものがありません。しかし、強要するつもりではないですが、せっかくの新作ですから、やはりちゃんと新しいアニメが見たいものです。あ、でも自分としてはガンダムはアリですよ。一部の人が「ガンダムはもういいよ」と言っていますけど。

 ついでに言いますと、富野監督は去年から「宇宙エレベーター」に熱中しているので、今回の新作は「ひょっとしたら宇宙エレベーターを使う舞台なんじゃないのかな?」っていう声も出てきました。

 しかし、富野監督はそれと同時に「ガンダムじゃないガンダム的な作品」を作りたいとおっしゃいました。そして、それがとりあえず形になったのは、去年のガンダムエース2010年12月号で発表された『はじめたいキャピタルGの物語』です。あれはガンダムという言葉を一言も使ってないのに、れっきとしたガンダムと関わる世界観です。だから、宇宙エレベーターはガンダム的な作品である『はじめたいG』に任せて、富野監督にさらに新しい世界観を作ってもらいたい。

 なんなら高橋良輔監督がいうように、「ロボットが出ないアニメ作品」でもいいかな。正直可能性としては高くないですが、なんだかんだ富野監督の非ロボット作品も見たいですもんね。

「富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~」を書く前の前置き

2011/03/31 00:03|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:0
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 皆さんのご存知のとおり、私はいま富野由悠季監督の小説に関する記事を書いています。

 書くきっかけはいろいろありますが、やはり一言でいえば、富野監督の小説がすごいからということに尽きるでしょう。これは別に何もファンとして褒め言葉ではなく、全作品を読んだ上の本当の感想です。事実、欠点はあるものの、富野監督の小説はアニメにも劣らない魅力が秘めています。富野監督の作品に惹かれるものは大勢いますが、小説のなかに秘めている作劇と物語を力を知らずに過ごしたのは、あまりにも惜しいと感じます。

 ですから、その魅力をできるだけ一人だけでも多くの人に伝えたくて、今回の記事を始めた次第です。


 それから、むかし惑星開発委員会というところは「富野小説黒歴史」という記事がありました。富野小説をほぼ網羅してる上で、それらの内容を紹介、解説したものです。当時は富野小説をフォローする人はまだ少なかったので、あちこちで読まれて、長い間、私を含めて多くの人はそれに啓蒙されたと言っても過言ではありません。

 しかし、今振り返すと、ネタになる部分だけ取り上げる書き方のせいか、作者の性質のせいか、その記事のなかでは小説と富野監督を茶化す部分が多くあって、かえって富野小説に対する正確な理解を妨げる節さえありました。それを読んで富野小説を知った気になるのは、正直よくないと思います。

 それに、2011年の現在は、惑星開発委員会が「富野小説黒歴史」を作成した当時と比べて、いくつか新しい富野小説が発表されました。当然、これらの作品はまだ紹介されたことはない。いや、そもそも今「富野小説黒歴史」自体は消滅してて、もう読むことすらできなくしまいました。

 なので、「富野小説黒歴史」を取って代わりするわけじゃないですけど、ネット上に富野小説に対する全般的な紹介がないなら、いっそ自分がそれを書こう、というのが今回の「富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~」を始めたもう一つの理由です。


 今回の記事を書く際、私が常に「一般人向けの紹介&ガイド記事」という考えを念頭に置いています。書く内容は「その小説の存在すら知らない人」、「富野のアニメしか見たことない人」、「小説に興味がある人」というライトな人からディープな人まで幅広くカバーできるように工夫してあるつもりですが、このへんはまだ読者の皆さんのご意見ご指摘を聞かなければ分からないことです。もし何かご意見ありましたら、是非教えてください。

 一作一作についてはできるだけ丹念に書き上げたいですが、その代りに記事をアップするペースは少々遅れると思いますので、暖かく見守ってくだされれば嬉しいです。

 一応、以下は今回記事の予定ですが、変更の可能性もありますので、どうかご注意を。

富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その1
対象作品:
『機動戦士ガンダム』
『伝説巨神イデオン』
『リーンの翼』
『機動戦士Zガンダム』
『ファウ・ファウ物語』


■富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その2
対象作品:
『「イデオン」ライナー・ノート―アニメの作り方教えます』
『破嵐万丈シリーズ』
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』
『機動戦士ガンダムハイストリーマー』
『シーマ・シーマ』

■富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その3
『ガイア・ギア』
『オーラバトラー戦記』
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』
『機動戦士ガンダムF91 クロスボーンバンガード』
『機動戦士Vガンダム』

■富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その4
『アベニールをさがして』
『ガーゼィの翼』
『王の心』
『密会 アムロとララァ』

■富野小説の世界へようこそ ~富野由悠季全小説案内~ その5
『ブレンパワード』(③記憶への旅立ち)
『OVERMANキングゲイナー』
『リーンの翼』(新版)
『はじめたいキャピタルGの物語』

 すでに本文を書き終わった第1回の記事は、これから「本の画像」と「作品の代表的セリフ」を追加するつもりです。また、本文の一部も変更する可能性もありますので、まだ完成型ではありません。

 また、今回の記事は別に商売などのためにやるものではないので、アマゾンのリンクなどは一切置きません(元々アフィリエイトやってないし)。その代わりに、自分手持ちの富野小説の画像をうpします(版権元への配慮として画像をダウンサイズします)。本文のなかで入手方法に関する説明はありますが、あくまで個人のアドバイスですので、まったく無視してもかまいません。

 ほかに何かアドバイスがありましたら、コメント欄なりtwitterなりで教えて下れればありがたいです。

▽続きを読む▽

富野小説感想のためのメモ

2011/01/20 16:18|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:1
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富野小説感想メモ


 感想のためのメモ。これから作品を列挙して説明するつもりです。

(1)アイデアとコンセプト
 →『はじめたいキャピタルGの物語』:宇宙エレベーターを絵にする
 →『新版リーンの翼』:サコミズの70年を越える建国物語

(2)スピードある語り口
 →『アベニールをさがして』:第1巻の一気に宇宙に上がる展開
 →『リーンの翼』:サコミズの戦いぶり

(3)人の心性と社会性の描写
 →『閃光のハサウェイ』:自分の限界を知りつつなお頑張る(=無理する)ハサウェイ
 →『シーマ・シーマ』:頑張る娼婦少女セン・セート

(4)ストーリーの面白さ(一部限定)
 →『ガーゼィの翼』:現代っ子が部落で四苦八苦する奮闘壇
 →『万丈シリーズ』:ユーモアミステリ「憂鬱ミュージアム」

(5)短編での鋭さと詩心
 →『王の心』:「アカイアーの復讐」「アジャリ・ビィ」「乳首」など
 →『密会』:情熱の温度を感じさせる稀有作

(6)富野作品と系譜を読る
 →『オーラバトラー戦記』から見るカテジナの誕生
 →『ガイア・ギア』:富野中期の最重要作品

富野小説感想メモ

2011/01/08 13:33|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:3
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 これから富野小説を語る準備のため、2年前の「はてなハイク」から昔書いた富野由悠季監督の小説についての感想を発掘して、一部加筆する。あくまでメモレベルの話なので、反論したい人はどうか突っ込んでください。

 よく富野小説を読む人がマゾと聞くが、自分は本気で面白いと思うけどね。特にアイデアとコンセプトの半端ない出し方は、小説だとはっきり見えるので、このへんに関して素直に作家として尊敬できる自負があります。

 とりあえず箇条書きすると:

(1)アイデアとコンセプト
(2)スピードある語り口
(3)人の心性と社会性の描写
(4)ストーリーの面白さ(一部限定)
(5)短編での鋭さと詩心
(6)富野作品と系譜を読る

以上、まともな読み方。以下、まともじゃない読み方。

(7)エログロを楽しむ
(8)唐突な終わりにツッコミ
(9)ダメダメな富野にハアハアする

 ややマイナー系の富野小説から攻めたいが、最初は例として『リーンの翼』やガンダムシリーズなど一般読者にも馴染み深い作品から挙げようか。

バイストン・ウェル世界の変貌:≪オーラバトラー戦記8 マシン増殖≫

2010/10/19 22:16|富野作品感想TRACKBACK:0COMMENT:0
このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - バイストン・ウェル世界の変貌:≪オーラバトラー戦記8 マシン増殖≫
 今回は『オーラバトラー戦記8 マシン増殖』の感想です。前巻はこちらからです。


前巻のラストはジョクたちがオーラロードに通り抜けてバイストン・ウェルに帰還し、ガラリアさんの死で終わるものでしたが、この巻の序が再びオーラロードから描写なされたものです。
 こういう描写の仕方こそ『オーラバトラー戦記』が「バイストン・ウェル物語」にたる故なので、WIKIPEDHIAなどでは「7巻で一度死亡するが、8巻ではなぜか生存しており、オーラロードによって体を分解・拡散させられて2度死ぬ。」と書いてありますが、これはまったくこの作品を知らないから発する台詞です。

ジョクがウォ・ランドンのワーラーカーレンに召還されたれて、その主であるジャコバ・アオンの世界談義に突入する部分は3分の1くらいの分量を占めています。ずっとコモン人に聖戦士と崇められてきたジョクが、ここでようやく聖戦士の使命と世界との連動を知り、るジャコバから聖戦士の剣を受け取ったのです。
 しかし、バイストン・ウェルのもっとも知恵がある1人と話し合っただけでは、ジョクは簡単に悟るわけがありません。この後もジョクは迷い続ける。迷い続けるけれども、それでも使命を背負いながらも戦い続ける。これがジョクと『聖戦士ダンバイン』のショウ・ザマともっとも違うところでしょう

一方、バーンがサラーン・マッキをひと時の情事に交わることに。そして一夜を共にしたあと、サラーンはどこかで消えていく。このへんの話はこの物語においても奇妙な雰囲気を漂う部分なのですが、あとに大きな伏線になることは、この時点誰も知ることができませんでした。

もちろん、ジョク、バーンたちが地上に浮上した間に、バイストン・ウェルもただ彼らの帰還を待つのではない。オーラマシンが次から次へと増殖され、各国に新鋭なオーラバトラーが配置され、そしてついにオーラシップという究極的オーラマシンも建造されはじめた。
 それと同時に、ジョクたちの古株ベテランと違って、新世代パイロットもどんどん出てくる。アの国の激しい気性を持つなり上がりザナド・ポジョン、クの国の女傑トモヨ・アッシュなどと、このへんの世相や人物の描写によってもらされた「時代がどんどん加速していく」手法はもちろんわざとやってることですが、これはさらに物語の不確定性を増やすことになります。

それから、このへんからミの国(ピネガン・ハンム)とラウの国(フォイゾン・ゴウ)、それからアの国(ドレイク・ルフト)とクの国(ビショット・ハッタ)の間にあるそれぞれの思惑も絡み、物語においての第3の主線になります。もっとも3つ並行してるため、読んでる読者にとってはさらに混乱するものかもしれませんが、これこそ『オーラバトラー戦記』という世界・社会・個人という3つの部分を一緒に語ろうとする作品の特色でもあります。

ところが、前回も言いましたが、この「ジョク不在」という現象は、この巻のジョクとジャコバ・アオンとの対面を皮切りに、だんだん発現することになります。この巻でいえば、ジョクとジャコバの話の後に、バーンとサラーンの話だったりミィゼナーのクルーの話だったり、ミの国親子の話だったり新世代パイロットの話だったりに変わりますが、ジョクはすでに帰還したにも関わらず、まるで消えたようで終わりの3分の1までは一向出てきません。この空白の「間」は実に読んでで不思議でした。


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