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<title>TOMINOSUKI　／　富野愛好病</title>
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<description>富野由悠季監督とその作品について語るブログ</description>
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<title>さよなら絶望チヨス</title>
<description> 　さらば、千代大海。あなたのこと、きっと忘れないよ…。ただ、魁皇と比べて、いくらなんでもそれがないよー。惨めすぎて見てられないよ。　まあ、千代大海に限らず、今場所の大関陣は魁皇以外全部不甲斐なさ過ぎるから、これも仕方ないことだよな…。とにかく無気力すぎ。　とにかく朝青龍頑張れ。白鵬に勝ってください。
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<![CDATA[ 　さらば、千代大海。あなたのこと、きっと忘れないよ…。ただ、魁皇と比べて、いくらなんでもそれがないよー。惨めすぎて見てられないよ。<br /><br />　まあ、千代大海に限らず、今場所の大関陣は魁皇以外全部不甲斐なさ過ぎるから、これも仕方ないことだよな…。とにかく無気力すぎ。<br /><br />　とにかく朝青龍頑張れ。白鵬に勝ってください。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>日常話</dc:subject>
<dc:date>2009-11-24T19:40:03+09:00</dc:date>
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<title>劇場版『∀ガンダム』対談　富野由悠季　ｘ　菅野よう子（アニメージュ2002年3月号）　（2/2）</title>
<description> 関連記事■劇場版『∀ガンダム』対談　富野由悠季　ｘ　菅野よう子（アニメージュ2002年3月号）　（1/2）　前回に続いて、今回は後半です。ラストシーンをまとめきらない凄さ菅野　普通はサビでダーンと画面を宇宙へ持っていったりするじゃない。これはそういうアタッキーな付け方とかしてないのよね。あんな風にカットのコンテが切られているなんて思いもよならかった。いい意味でね。普通だとまとめちゃうんだけど、まとめ切ってい
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<![CDATA[ 関連記事<br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-619.html" target="_blank" title="劇場版『∀ガンダム』対談　富野由悠季　ｘ　菅野よう子（アニメージュ2002年3月号）　（1/2）">劇場版『∀ガンダム』対談　富野由悠季　ｘ　菅野よう子（アニメージュ2002年3月号）　（1/2）</a><br /><br />　前回に続いて、今回は後半です。<br /><br /><blockquote><p><strong>ラストシーンをまとめきらない凄さ</strong><br /><br /><strong>菅野</strong>　普通はサビでダーンと画面を宇宙へ持っていったりするじゃない。これはそういうアタッキーな付け方とかしてないのよね。あんな風にカットのコンテが切られているなんて思いもよならかった。いい意味でね。普通だとまとめちゃうんだけど、まとめ切っていないところがすごい……。<br /><br />富野　菅野ちゃんはコマ単位で音楽と絵を合わせたいと思うこともあるみたいだけれど、そればっかりだと画面がその人の才能の中でちいさくまとまっちゃうんだよね。<br /><br /><strong>菅野</strong>　それはよくわかる。<br /><br /><strong>富野</strong>　だからラストシーンも、まとめきると本当にそこで終わるからやばいと思ったんだよね。だから最後のコンテを切りながら、あと30秒で何かできないか、というのを必死に考えて……やっぱりメシにしようと（笑）。そこでスープという本質的な料理にしようっていうのも決まったわけ。<br /><br /><strong>菅野</strong>　その時はもう、最後に成人式の音楽の『宵越しの祭り』を使うつもりだった？<br /><br /><strong>富野</strong>　うん。つまりミリシャの人たちから含めて、飯食っているときというのは、みんなお祭りなんだということを考えていたわけ。『地球光』にも残したセリフの通りなんだけれど「この人たちは、人が集まると、みんなでパーティやるんです」というやつね。あれが結局、キーワードなんだから、最後の最後にロランとディアナ様が食事をするシーンがなかったら、それはおかしいだろう、と。基本的に人の日常というのは何で支えられているのが考えていったときに、だから『月光蝶』で底流に流れている一番ドラマチックなシーンていうのは、食事をしているシーン以外にないってことになるわけですね。<br /><br /><strong>『月光蝶』で絶対カットできなかったシーン</strong><br /><br /><strong>菅野</strong>　『月光蝶』だと新作のミリシャのお食事シーン、すごくいいと思ったけど。<br /><br /><strong>富野</strong>　だから、ああいうのが「富野らしからぬシーン」なわけ。けれど『地球光』が作れたおかげで、『月光蝶』でああいうシーンを思いつくことができたという意味では、本当に、この年齢でようやく一人前になったかなという感じがすごくあるの。<br /><br /><strong>菅野</strong>　そうなんだ。<br /><br /><strong>富野</strong>　今までああいうことが、ちゃんとはできなかったんだよね。食事シーンなんかは、絵コンテマンとしてやってた時から意識はしていたんだけれど、ものを食べているシーンって今までうまく演出できたことがないの。『機動戦士ガンダム』（79年）以降も意識して食事シーンを入れたつもりなんだけれど、とにかく上手くいかなかった、それが『∀ガンダム』ではごらんの通りです。小細工ではだめなんだとよくわかった。大きくお話の中心にああいうシーンを入れられないとうまくいかないですよ。<br /><br /><strong>菅野</strong>　だからなのかな。『∀』の食事シーンって、なんか香ってくるんだよね。ロボットものとい話の中から、パンとかコンビーフとかココアとかの匂いがこう、ブワっと。それがセル画なのになんか美味しそうで、だから3枚目のサントラのタイトルは『COCOA』にしたんだよね。ココアって、そんなに重要な存在じゃなかったけど、頭に残っていたんだよね。<br /><br /><strong>富野</strong>　だから『月光蝶』に関して言うと、確かに戦闘シーンも多いんだけれど、一番の見どころは、みんなのお食事シーン（笑）。それは言えます。ロランが月でみんなでお弁当を食べて「幸せだなぁ」って言うシーンは絶対に捨てられなかった。<br /><br /><strong>菅野</strong>　そうなんだー。今回の映画で思ったのは、たとえば普通は「みんなを泣かせるために誰かと誰かを恋愛させたり、死なせましょう」って段取りでお話をつくるじゃない。そうすると音楽もそのための音楽を書いてくださいってなっちゃうんだよね。でも今回みたいな作り方だと、そうはならない。キャラクターの背後にいろいろあるから、もっとふっくらとしている。<br /><br /><strong>富野</strong>　だからさっき言った「劇的」というのは、人のさまの変わり様のことじゃないか、と思うわけ。目の前に起こった出来事に対してキャラクターたちの反応を当たり前に描いていったら、キャラクターたちは当然変化していくし、それが「劇的」になった。今回はそういう当たり前のつくりかたがちゃんとできたのがうれしい。<br /><br /><strong>自信を持って次へ行けると思いたい</strong><br /><br /><strong>菅野</strong>　私、正直言って『ガンダム』が続いている意味ってよくわからなかったの。でも予算の問題とかすっとばして映画作品として作る意味のあるものをちゃんと作れてよかったと思った。特に『地球光』は、長い曲をそのままかけてもピッタリまるぐらい、映画と音楽の呼吸があっていたのはうれしかった。<br /><br /><strong>富野</strong>　それはおそらく『地球光』のほうが映画らしいまとまりをしているからでしょう。『月光蝶』は、ちょっと『地球光』に対する解説みたいになってしまった、という反省はあります。ただ、どうなのかな。そうは言うけど、「どうだ、文句は言わせないぞ」というのはあるけども（笑）。でも、『月光蝶』のゼロ号見た翌日は、ほとんど寝込んでいたの。なんだか作品を作る気がなくなってね。でも、あんなもので満足してちゃ駄目なんだよね。あのぐらいできたんだったら、富野由悠季さんって一流かもしれないんだから（笑）、落ち込むぐらいならもっと自分に自信を持ってもらえばもっといいものを作れるはずだから、頑張らなくちゃいけないと思うようになった（笑）。それが感想かな。</p></blockquote>　正直、自分は『∀ガンダム』劇場版をそれほど見入れたりしませんから、今となって『∀ガンダム』劇場版に対して『地球光』のラスト以外、ほとんど印象が残っていません。いや、もっと正確的いえば、大まかな流れとエピソードの選択は覚えているけど、どのへんが追加部分なのかはよく分かりません。なので、機会があれば、もう一回『地球光』と『月光蝶』を見直したいと思います。<br />　それで、もし『地球光』と『月光蝶』から「『∀ガンダム』を映画化（劇場版化、ではあらず）するための作り」以外の価値を見出せるのなら、きっととても素敵だと思います。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>富野由悠季関連</dc:subject>
<dc:date>2009-11-23T15:13:57+09:00</dc:date>
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<title>『リーンの翼』完全版、発売正式告知</title>
<description> 　この前報告した小説『リーンの翼』の新装版の新たな情報が入りました。正式名称は『リーンの翼　完全版』です。アニメ版の（実質）廉価版『リーンの翼 COMPLETE』と共に、今のところ来年の最新の富野アイテムとなっております。小説関連記事■富野由悠季小説『リーンの翼』、2010年新装版発売決定！■『リーンの翼』新装版は飛んでいけるのか？　前編　《新訳Zでは処理できない小説版リライトと、神事や能によって開放されたバイス
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<![CDATA[ 　この前報告した小説『リーンの翼』の新装版の新たな情報が入りました。正式名称は『リーンの翼　完全版』です。アニメ版の（実質）廉価版『リーンの翼 COMPLETE』と共に、今のところ来年の最新の富野アイテムとなっております。<br /><br />小説関連記事<br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-607.html" target="_blank" title="富野由悠季小説『リーンの翼』、2010年新装版発売決定！">富野由悠季小説『リーンの翼』、2010年新装版発売決定！</a><br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-609.html" target="_blank" title="『リーンの翼』新装版は飛んでいけるのか？　前編　《新訳Zでは処理できない小説版リライトと、神事や能によって開放されたバイストンウェル世界》">『リーンの翼』新装版は飛んでいけるのか？　前編　《新訳Zでは処理できない小説版リライトと、神事や能によって開放されたバイストンウェル世界》</a><br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-610.html" target="_blank" title="『リーンの翼』新装版は飛んでいけるのか？　後編　《小説リライトを可能とするもう一つの翼と、肉体と精神が再び整合を求めるサコミズ》">『リーンの翼』新装版は飛んでいけるのか？　後編　《小説リライトを可能とするもう一つの翼と、肉体と精神が再び整合を求めるサコミズ》</a><br /><br />アニメ関連記事<br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-584.html" target="_blank" title="『リーンの翼 COMPLETE』発売決定">『リーンの翼 COMPLETE』発売決定</a><br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-585.html" target="_blank" title="『リーンの翼 COMPLETE』応援記事その１　「時間から見る『リーンの翼』構造」">『リーンの翼 COMPLETE』応援記事その１　「時間から見る『リーンの翼』構造」</a><br />■<a href="http://kaito2198.blog43.fc2.com/blog-entry-586.html" target="_blank" title="『リーンの翼 COMPLETE』応援記事その２　「『リーンの翼』資料総まとめ」">『リーンの翼 COMPLETE』応援記事その２　「『リーンの翼』資料総まとめ」</a><br /><br />　以下は、おそらくガンダムエース2010年1月号に載ってる発売情報です。<br /><br /><blockquote><p><strong>小説家</strong><span style="font-size:large;"><strong>富野由悠季渾身の書き下ろし</strong></span><br /><br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>伝説のバイストン・ウェル物語が「完全版」となって甦る！</strong></span><br /><strong>「富野由悠季を知る上で必読の書」と言われる本作が、全面改訂+書き下ろしにより、全4000枚の「完全版」として刊行！　富野にしか描けない世界観に瞠目せよ！！</strong><br /><br /><span style="font-size:x-large;"><strong>リーンの翼</strong></span><strong>完全版！</strong><br /><span style="font-size:x-large;"><strong>全4巻</strong></span><span style="font-size:large;"><strong>同時刊行 ！</strong></span><br /><br />■四六判上製単行本<br />■<strong>定価：各巻2310円（税込5％）</strong><br /><br />著　<span style="font-size:large;"><strong>富野由悠季</strong></span><br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>3.24(WED) ON SALE!!</strong></span><br /><br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>全ての巻末に小冊子つき！</strong></span><br />4冊すべての巻末に各16ページの小冊子「作家・富野由悠季の世界１～４」が添附。幻の初期企画書、設定資料、語り下ろしインタビューなどファン垂涎の情報満載！<br /> <br /><span style="font-size:large;"><strong>限定1000セット　特典つき全4巻入りBOX</strong></span><br />「リーンの翼」（完全版）（全4巻セット）<br />定価：9240円（税込5%）<br />体裁/四六判化粧箱入り<br /><strong>予約〆切　2010年1月31日（書店必着） <br />特典：富野由悠季描き下ろし<br />『リーンの翼』カラーポストカード7枚セット </strong><br />富野由悠季が自ら「リーンの翼」オープニングビジュアルとして描いたイラスト7枚をポストカードに。このイラストを使用したコンテつき。<br />富野由悠季「これが、バイストン・ウェル物語の最終話かもしれません」</p></blockquote>　詳しい情報はガンダムエースをご覧ください、ということですが、噂によりますと、なんか後半の2巻は完全書き下ろしらしいですから、ある意味もうすっかり書き直し版とか、追加新装版を越えているものとなっていました。なので、興味ある方は是非チェックください。 ]]>
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<dc:subject>富野情報</dc:subject>
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<title>劇場版『∀ガンダム』対談　富野由悠季　ｘ　菅野よう子（アニメージュ2002年3月号）　（1/2）</title>
<description> 　昨日に引き続き、今日も∀の資料です。富野監督と菅野よう子氏の劇場版『∀』の頃の対談です。[原作・総監督]富野由悠季 Ｘ 菅野よう子[音楽]『∀ガンダム』劇場公開直前緊急対談『∀』の到達点月の繭という奇跡劇場版『∀ガンダム』は、富野総監督が目指してきた作品作りの一つの到達点だ。その象徴は音楽と映像が一体となったラストシーンにある。どうしてもあのラストシーンは生まれたのか。作品の完成を受け富野総監督と菅野よう
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<![CDATA[ <br />　昨日に引き続き、今日も∀の資料です。富野監督と菅野よう子氏の劇場版『∀』の頃の対談です。<br /><br /><blockquote><p><span style="font-size:large;"><strong>[原作・総監督]富野由悠季 Ｘ 菅野よう子[音楽]</strong></span><br /><strong>『∀ガンダム』劇場公開直前緊急対談</strong><br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>『∀』の到達点</strong></span><br /><span style="font-size:x-large;"><strong>月の繭という奇跡</strong></span><br />劇場版『∀ガンダム』は、富野総監督が目指してきた作品作りの一つの到達点だ。その象徴は音楽と映像が一体となったラストシーンにある。どうしてもあのラストシーンは生まれたのか。作品の完成を受け富野総監督と菅野よう子がラストシーンから全編を振り返る。<br /><br /><br /><br />　LIFE GOES ON（人生は続く）――。劇場版『∀ガンダム』は『地球光』と『月光蝶』の前後編。合計上映時間は約4時間20分となる堂々たる大作映画だ。だが映画はおわっても、ロランをはじめとする登場人物たちの日常は続く。エンディングに流れる菅野よう子作曲の『月の繭』（『Moon』）は登場人物のかけがえのない人生の一コマを彩っていく。そのエンディングから見える『∀』らしさとは……。<br /><br /><strong>富野作品らしくない『地球光』</strong><br /><br />――ゼロ号試写が行われたばかりの『月光蝶』なんですが、河口（佳高）プロデューサーから『月光蝶』について「富野監督のフィルムが好きな人なら絶対に楽しんでもらえる出来映え」と聞いたんですが……。<br /><br />菅野　『月光蝶』ってそういうものなの？<br /><br />富野　そういう意見は出て当然ですよ。<br /><br />菅野　ああいう作品が多かったの？<br /><br />富野　富野さんというのは、ああいう映画しかできない人だったの（苦笑）。だから、今回は『地球光』のほうが革新的なの。<br /><br />菅野　そうなんだ。むしろ『地球光』はファンからすると「富野さんらしくない」という感じなんだ？　でも『地球光』はすごくいいじゃない。正直言って、私自身、気持ちよく映画の仕事をしたなって思えたんだけれど。監督って『∀』を始める最初のころに、『キャンディ・キャンディ』がおもしろいって言っていたでしょ。グワーっと長い物語が紡がれていくところがいいって。私も読んだことなかったから、言われて読んですごくおもしろかった（笑）。そういうのと同じ匂いはしたんだけど。<br /><br />富野　だからね、そういう意味では『∀』を通じて、僕はすごく勉強しましたよ。僕は少女マンガは嫌悪していたほうだったんだけれど、そのビジュアルの見た目とかフィーリングじゃなくって、まさに「劇的」なところがおもしろかったわけ。だから、そのころもう一つ名作と呼ばれる少女マンガを読んでいて……それは『ベルサイユのばら』なんだけれど（笑）。２つ読んで思ったのは、劇を作るというのは、こういうことのほうが近くて、モビルスーツの性能がどうのなんていうのは関係ないっていうのが（笑）……よくわかった。<br /><br />菅野　富野さんっていつごろから映画っていうのを意識していたの。<br /><br />富野　それはもうテレビの作業中から。<br /><br />菅野　そうなの？<br /><br />富野　それはそうだよ。だからこそ菅野よう子なんだし。だから『月の繭』を聞いているときには、逆にものすごくむきになりもしたわけ。もし『月の繭』がちゃんと形にできれば、エンディングは作れるだろう、それなら確実に映画版にバージョンアップできる内容になるだろうと思ったから。だから、今回に関して言えば、菅野よう子の楽曲がなければ、映画バージョンには絶対に仕上がらなかったということはいえる。<br /><br />菅野　『月の繭』の元になった『Moon』って一番最初に作って渡した曲でしょ。こっちもイメージがまだ「竹取物語みたいな物語」とかそれぐらいしかない時の曲だったじゃない。<br /><br />富野　だけど『月の繭』がちゃんとできたじゃない。それで「これでエンディングはいける」と思いつつ、「曲としてはちょっと甘いよね」というのもありはしたわけ。<br /><br />菅野　うんうん。<br /><br />富野　でも、一番分からなかったのは、これに絵が物理にはめられるか、ということ。そこで実際にコンテの段階で曲にあわせたときにすごくびっくりしたわけ。あの曲を1小節ごとに秒数を測ると、1小節が7秒で出来ていることがわかったわけ。<br /><br /><strong>7秒で刻まれる音楽と映像</strong><br /><br />菅野　偶然だね！　実は最近、7秒説っていうのを歌えているんだけど（笑）。7秒ってけっこう意味があるような気がしているの。きのうCDをマスタリングしていて曲間7秒が気持ちよかった。前の音が終わって深く一呼吸で7秒。ちょっと前まではそういう間が、もっと短くて3秒ぐらいだったんだけれど、今は時代的に7秒になっているような気がしていたんだ。<br /><br />富野　うん。7秒というのはわかる。映画的な感覚でいうと1カットを止め絵だけで持たせようとすると3秒が限界なのだ。ただ3秒3秒でつないでいくと機械的になるから、最後にちょっとブレスを入れる。そうすると3秒十何コマなわけ。だから7秒でできている曲だと、止め絵をポッポッとならべていくことで成立できる。じゃあそこに、キャラクターの動きを入れたらこうなりますよというのが見えてきて、ピターッと予定できた。だから、僕にとっての本当の映画化の仕事というのは、テレビ版の最後のコンテを切ったときに完結しているの。あとはその土台の上でなんとか5時間以内でまとめあげるだけ。ここまで映像構成に食い込んでいる楽曲というのを手に入れることができたのは、幸せだな、と。作曲家本人を前にこんなことを言うのは、ちょっと問題があるけどね（笑）。<br /><br />菅野　（笑）。それで言うと実は、富野さんが、あの曲で力のある画面を作れるとは、正直言って、思ってなかったの。だって『月の繭』はすごい女性的で、ややもするとよくあるきれいなだけの絵が流れていくみたいになっちゃうのが普通だろうから。でも、監督がそういうものをやる人じゃあないのも知っていたから、だから無理とは思わないんだけれど、どうやって一定のところまで持ち込むんだろうと……。感性で曲にあてはめることはできないとすると、何か変なことをするのかな、なんて思っていたわけ。<br /><br />富野　（笑）……かなりなめられたな。</p></blockquote>　後半と感想は、明日でうｐします。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>富野由悠季関連</dc:subject>
<dc:date>2009-11-20T14:51:49+09:00</dc:date>
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<title>星山博之『∀ガンダム』インタビュー（アニメージュ1999年6月号より）</title>
<description> 　故アニメーション脚本家・星山博之氏の記事を書くための資料の下調べしてたら、昔のインタビューを読み返したら、ちょっと意外なところを発見しました。なので、今回はこの資料を文字起こしをしたいと思います。STAFF INTERVIEW 星山博之（脚本）　高橋哲子（文芸）ドラマティックに見える部分以外にもドラマはある’79年の「機動戦士ガンダム」をつとめた星山博之さんにとって、「∀」は、富野監督とは20年ぶりのタッグとなる。一
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<![CDATA[ 　故アニメーション脚本家・星山博之氏の記事を書くための資料の下調べしてたら、昔のインタビューを読み返したら、ちょっと意外なところを発見しました。なので、今回はこの資料を文字起こしをしたいと思います。<br /><br /><blockquote><p><strong>STAFF INTERVIEW 星山博之（脚本）　高橋哲子（文芸）</strong><br /><span style="font-size:large;"><strong>ドラマティックに見える部分以外にもドラマはある</strong></span><br /><br />’79年の「機動戦士ガンダム」をつとめた星山博之さんにとって、「∀」は、富野監督とは20年ぶりのタッグとなる。一方の高橋哲子さんは、サンライズ第一スタジオで、去年制作された「ブレンパワード」に参加。お二人に「∀」のみどころポイントについて伺った。<br /><br />――星山さんは20年ぶりのガンダムですね。<br /><br /><strong>星山</strong>　またミリタリー調で軍隊が出てくるなら代わり映えしないと思ったんです。でも、『小公女』なんかの名作もののように地に足のついた、普通の子供たちが出てきたどうだろう、と言われて。視聴者に違和感があるかもしれないけど、逆にそこから何かがでてくるんじゃないかと思いました。一見、よくあるドラマツルギーというのがあるかもしれないけど、そうじゃないところにもドラマはあるんだ、というのを見せてもらいたいですね。<br /><br />――今回のストーリーづくりはどのように？<br /><br /><strong>星山</strong>　3～6話分のワンブロックをどう面白くできるかな、ライターや文芸、設定の方と相談して、それを富野さんが整理して決めています。<br /><br />――ロランはどんな少年なんでしょうか？　女装のアイデアにも驚きましたが。<br /><br /><strong>高橋</strong>　実は、女装にはあんまりこだわっていないですね。むしろ、富野さんは、とてもロランが男のコだということをものすごく意識してますよね。たとえばアソコがつぶされて痛いとか……（笑）。<br /><br /><strong>星山</strong>　素直にアムロ（『初代ガンダム』の主人公）に戻してみようと思いました。彼も軍人ではなく、今度のロランも、敵側だけれど民間人です。ロランは石鹸のにおいがしそうタイプでしょ。でも、これから男らしいところがでてくるかもしれないね。これからだんだん戦争になるので、いろんな人と出会っていくんじゃないですか。そこで人を守ったりとか。僕が見て「富野さん、いいアイデアだ」と思ったのは金魚。これから多分最後に、カギを握ると思います。精神的に。このままどんどん戦火が拡大していけば、気がついた時には思えば遠くきたもんだ、と。多分そういう時に、地球におりたった時の金魚が……。<br /><br />――ロランの恋愛ドラマも登場する？<br /><br /><strong>星山</strong>　精神的な恋愛は、もうディアナさんともキエルさんともしてるから（笑）。ロランは月から来てるけど、地球を敵だと思わない。地球の素晴らしさを教えてくれたのがディアナ様だったんですよね。あるいは。相当月の文化が疲弊しているのかもしれない。ともかく、この先いろんな展開があって、おもしろいですねよ（笑）。<br /><br />――これまでのフィルムを見ると、生活を感じさせる芝居が多いと思いました。<br /><br /><strong>星山</strong>　今回の人間の営みのようなものをすごく大事にしています。だから人に「ありがとう」と言うにしても、気持ちがよくなるコミュニケーションの仕方を割りと丁寧に拾ってますね。<br /><br /><strong>高橋</strong>　やってますね。第１話でロランがスープを飲むシーンなんかいい味だしてますよね。絵のインパクトもすごいんですけど。<br /><br /><strong>星山</strong>　彼はスプーンなんかを映像でしかみていないんですよ。地球ではどういう暮らしをしているかという、バーチャル体験としてだけ知っている。それだけに、スプーンの冷たい感触とかを書いたら、（富野監督が）そういう部分を取り入れてくれて。溺れるのだって、彼らは月に住んでいるから重力が違うのですよ。それでふらふらしてるんです。バーチャルなコミュニケーションばかりになった時に、生で人と人が出会うというのはわずらわしいことですよね。でも、それも捨てたモンじゃないというのが描ければいいですね。</p></blockquote>　一見たいした話を含んでいないこのインタビューですが、これがわりと制作前期の話だということを意識のなかに置けば、色んなことが発見できます。<br />　このインタビューを読む限り、星山氏は制作前期ではまだ色んな部分にものすごく意欲だった。対してシリーズの終盤につれて、星山氏の代りに、若手ライターたちがだんだん活躍し、表舞台にも出てきた。それはおそらく『ブレンパワード』以来の監督とのチームワークのためだったんですが、星山氏が目指している方向性は必ずしも他の脚本家と一致していないこととも意味してるんです。<br /><br />　次に、星山氏はディアナさま派（当然、富野監督も）が多いと思われるスタッフ陣のなか、あくまでロランをこだわっていた。おそらく彼を主人公目線として設定しておいたんですから、彼の行動、彼の気持ちを最優先視することも当然なことだと思うのですが、それも実をいうと今の『∀ガンダム』が見せた作劇とちょっと違いました。<br /><br />　それから、星山氏は人情話がものすごく上手な脚本家ですから、当然、地球での数々ある名芝居も彼の手によるものです。それだけに、後半の急ぎ足による月の住民（ムーンレィス）の暮らしを書けなかったのにさぞ悔しかったんだろう。星山氏が『ガンダム者』などで口にしてた『∀ガンダム』への反省も、おそらくここらへんから生んできたものだと思われます。<br /><br />　だいたい以上の３点ですが、しかし別の資料と照らし合わせたら、もっとはっきりと全貌を見ることができるのです。 ]]>
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